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昨日は、偶然、友人二人のそれぞれの娘さんと、触れ合いがありました。(その1)朝の散歩のとき、「タモの花って知ってる?」 と聞かれたので、知らない、と言ったら、娘さんのお庭でちょうど花盛りだから、見に行こう、と言います。ちょっと待って、だって今日は休日だよ。まだ寝てるよ。大丈夫、あそこは早起きだから。口に出したら、即実行の友人の車で、十分ほどの娘さん宅へ。夢のように、幻のように、優しい花が、真っ白に咲いていました。 光線の具合で、よく写りませんでしたが、枝にいっぱい咲いていました。こんなに大きな木です。人気の花木トネリコの仲間だそうです。 「ごめんね、朝早くから」「全然平気です。白い花は、盛りのときに見てあげないと、すぐに汚くなるから」この母ありて、この娘ありですね(笑)お孫ちゃんも二人が走り出てきて、ご主人も出てきて、ニコニコ。ホント、平気そう!おいしいハープティを入れてくれました。 緑色の桜、ウコン桜も満開でした。 二本もあるんです。すごい! (その2)お昼ごろ、友人の娘さんから電話。母親(私の友人)の看病のアドバイスを求めてきたのです。ふだんは、電話をし合うような間柄ではないのに、電話してきた気持ちを思いました。私の、夫との介護生活の数々を、昔から友人に聞かされていたのでしょう。娘さんは、不安定な母親の言動に、怒ってしまうことを悩んでいました。長い時間、話しました。 でもね、妻が夫を介護するのと、子供が親を介護するのは違うよ、と言いました。私は、夫だけのことをしていれば良かったけれど、あなたには、夫がいて、子どもがいて、姑がいて、まず自分の生活を守りなさい、と言いました。そして、今懸命にやっていることは、絶対に将来心の糧になり、プラスになるからね、と。 最後に、元気になりました、やってみます、と言ってくれましたが、何とか心を軽くしてあげたくて、喋りすぎてしまった、踏み込みすぎてしまった、と反省。言うほど、うまくはいかないことはわかっているのに、熱弁をふるって、今、恥ずかしくて、落ち着かない気持です。 今日は、娘一家が来ますが、娘は「お母さん、また、やっちゃったのね」と言うでしょうね。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.30
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藤の花が満開です。房を手のひらでそっと握ると、しっとりと冷たくて、この感触が好きです。 友人二人が訪ねて来てくれました。この藤棚の下には、テーブルとイスがありますが、太陽の位置によって、朝は居心地の良かった場所が、まぶしくていられません。 訪ねてくれた午前10時半は、この狭い場所が木陰になっていました。カリンの木の下です。椅子を運び、ティータイム。風がそよそよと吹いて、とても気持ちがいい。藤の花の甘い香りが漂ってきます。 とっても居心地がいいよ、この場所を広げたらいいんじゃない。そんな、人のことだと思って、簡単に言わないで。などと、ぺちゃくちゃ、女三人の話はお昼過ぎまで続きましたとさ。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.29
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都会の方には、珍しいのではないでしょうか。あのゴツゴツした大きな果実、カリン、の花です。とっても可愛い! リンゴとか梨とか、果物の花は、本当に清楚で可愛い。 うちの庭で、一番の大木です。こんなにいっぱいの花がさいています。花は、やがて大きな実がなり、初冬には、ドスンドスン、と音立てて落ちてくるんです。去年のカリンの蜂蜜ジュースは、まだ飲んでいます。祈り。原発、地震が落ち着き、またジュースが造れることが幸せに繋がります。 ヨモギを摘んで作った草餅です。作ったといっても、私が作ったのではなく、友人が作りました。さっさと何でも作ってしまう地元の人を、尊敬してしまいます。出来立てのほやほや。まだ柔らかいのを、少しこんがり焼いて食べました。口の中に、野の香りが広がり、とても幸せ。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.28
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イチゴの花が、どんどん咲き出して、下のほうには、緑の実がぶら下がっています。毎年出てくる、ランナーと呼ばれるツルのようなものを、土に埋めて、別に防寒もせず、更新させるだけの、いい加減なやりかたなのですが、20株くらいはあるので、毎朝食べる分は、ちゃんと採れます。 今日は、乳癌手術後の定期検診に、病院へ行きました。もう、術後一年半が過ぎたので、三ヶ月に一回の診察になりました。 あれは、大震災の前だったから、三月の初めころでしょうか。担当の先生からお電話があって、転勤になったので、担当医を外れます、とご挨拶を頂きました。特に、親しいというわけではありませんが、手術もその後の診察も、ずっと担当していただいたので、「とても寂しいです」と申し上げました。 だから、今日の診察は、初めての先生なので、ちょっと緊張しました。女医さんで、とても気さくなしっかりした感じのかたで、ほっとしました。いつも混んではいますが、今日は殺人的な混みようで、病院を出たのが午後二時、一日が終わってしまった、という感じです。 スーちゃんが、乳癌で亡くなりました。「幸せな人生でした」というコメントが斎場に流れたときは、涙しました。精一杯、全力で走り抜けた人だからこそ言える科白です。別に私に言われても嬉しくないでしょうが、「偉かったね」と言ってあげたいです。 私も最後のとき、「幸せな人生でした」と言えるかな。今は、言える気がしています(笑い)とにかく、典型的なB型人間なので、嫌なことはすぐに忘れ、都合のいいことしか覚えていないものですから。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.27
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クリーピングタイム。和名は、洋種イブキジャコウソウです。ひとつかみを、友人から頂き、どんどん増えて、見た人は、みんな花が可愛いいと、気に入って、もう三人の方に分けてあげました。 クリーピングというのは、「這う」という意味です。そのとおり、匍匐性があり、垂れ下がる性質もあるし、いろいろに利用できます。シソ科なので、紫蘇の香りがします。肉料理に使えるそうですが、私はまだ利用したことはありません。 昨夜も十二時、ズン、と一回だけ家が揺れました。また目が覚めてしまって、テレビで地震速報をみたら、震源地は栃木県。もうどこでもあり、という感じですね。 ちょっと揺れても、また揺れた、とすぐに気分が重くなるのに、被災者の方は気持ちの限界を超え、本当に頑張っておられます。早く目標が定まり、次のステップに踏み出せればいいですね。そのための、ひとりひとりが追う負担があれば、がんばりますからね。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.26
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タンチョウソウです。花が咲いたあとから、葉っぱがでてきますが、その葉っぱが、丹頂鶴の羽。そして長い茎と白い花を、丹頂鶴に見立てた命名です。 庭から駆け込んで電話を取ると、入院している友人から。電話の向こうで、号泣している・・・・・・。泣いてぱっかりいるからな、ここでは有名やねん。また、あの人泣いてはる、頭おかしいんとちゃうか、言うて、あほ扱いされてんねん。 なに言うてんのん。昔から頭のいいあんたが、そんこと言われて、悔しいよ。どう過ごしても一日は一日やねんで。 もう泣き止み! 笑わなあかん!こてこての大阪弁の会話です。 彼女も分かっている。私も分かっている。どんなに言われても、心が納得しないと、笑えないってこと。かけている言葉が、空回りしているようで、切ない。それでも、それでも、昔の彼女のように、笑っていてほしい。 最後に、今度は笑って電話するわ~、と言ってくれましたが・・・。私だけでも、説教したり、励ましたりしないで、あなたの言うとおりだと、言ってあげれば良かったかな・・・、電話を切ったあと、私が泣きました。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.25
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雨が似合う花 小さな丸い水滴は とがった私を まるくする ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.24
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空を見上げたり、しゃがんで地面を見たり、花が次から次へと追いかけてきます。今日は、どの花を主役にしてあげましょうか。今日は、空組さん。 花蘇芳です。 枝に直接、蝶形の花がびっしりと付いています。これでも、豆科。 花が終わると、豆の鞘がいっぱいぶら下がるから納得します。 友人が、急に来てごめん、と言いながら、やってきました。車から降りるとき、アンリ(犬の名前)を抱いています。3月11日の、あの地震のとき、友人は、私の家にいました。少し落ち着いたとき、一人で留守番をしているアンリが心配になり、あの子、臆病だから、どうしているかしら、と話したものでした。 やはり、相当怖かったらしく、トラウマになっていて、ひとりで留守番をしなくなってしまったんですって。だから、どこへ行くのも一緒です。可愛い目をパチクリさせて、抱かれていると、幸せそうです。 しばらく花を見たり、お茶を飲んだり、いっぱいおしゃべりして、ありがとう、なんだか、気持ちが落ち着いたんよ~、と帰っていきました。お互いさま。私も同じです。誰かと喋るのって、気分転換になりますもの。人も犬も、みんな、何となく不安な日々を送っています。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.23
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目が覚めるような綺麗な紫色。 オダマキの花です。 ここにも、こんなところにも、と全然離れた場所に顔を出しているのもいます。こぼれ種が飛んだとしか思えませんが、自分に合う場所を探したんだね。 ご近所の、本好きだったおばあちゃんが老人ホームに引っ越されるとき、ダンボールにいっぱい、何冊かの本を下さいました。その中にあった本を思い出して、昨夜読み直してみました。萩原葉子作 「朔太郎とおだまきの花」 朔太郎とは、詩人の萩原朔太郎のことです。55才で亡くなるその臨終のとき、「父は、頭を左右に振って、おだまきの花が見たい、と小さな声で言った」という一節があります。 封印していた父朔太郎のことを、これから書こうとしていた矢先の、葉子さんの急逝だったので、朔太郎が、おだまきの花をどれだけ好きだったのかは、分からずじまいですが、印象に残る場面です。でも、朔太郎のいうオダマキは、この園芸品種のではなくて、昔からの野生のオダマキかもしれないな、とそんな気がしました。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.22
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真っ青な空に、優しい細かな白い花が、点々と広がっています。ジューンベリーの花です。 六月には赤い実が、空に点々と浮かびます。 大木にならないし、丈夫だし、赤い実はジャムや果実酒になるし、紅葉は綺麗だし、といいこと尽くしで、人気があるのもうなづけます。 根元から、ひこばえ、というのでしょうか、何本かの枝が出てきますが、すっきり育てたい人は、それを切り取ってしまえばいいし、株立ちにしたい人は、それを五本くらい、残せばいいのです。私は、そのうちの一本を取り外して、別なところに植えてみたら、根付きました。それがこちらの木です。成長が早いので、三年ほどで、この大きさになりました。 大きくない庭に、同じ木が二本というのは、多いのですが、ジューンベリーは、背丈こそありますが、枝も葉も、細くしなやかなので大丈夫です。空からの白い花に包まれると、何はともあれ、幸せを感じます。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.21
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アスパラが、昨日の雨で、ぐんと伸びていました。食べごろ~! 今年、二回目の収穫です。 今日は、オリーブオイルにまぶしてから、焼いて食べてみました。タレは、味噌とオリーブオイルとだし汁を混ぜました。収穫してから、三十分経ってないんですもの、どんな食べ方でもおいしいです。 三つ葉の束を頂き、おうどんに入れたり、味噌汁に入れたり。食べた後は、土に埋めておくと、毎年採れるよ、と言われました。じつは、もう何年も前から、こぼれ種で、三つ葉は出ています。今年も、もうこんなに大きくなっています。 でも、頂いた三つ葉が、とても香りよくておいしかったので、こちらを増やしたほうがいいかな、と日陰の場所に、埋めてみました。アスパラも、もう何年目か忘れましたが、毎年顔を出してくれるのです。土って、有難いですね。何でも、育ててくれる土。人の口に入るものを育ててくれる土。大切な土を、もうこれ以上汚染しないで欲しい、と心からの祈りです。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.20
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お馴染みの雪柳です。満開のときがやや過ぎて、若い緑の葉が出てきました。 ユキヤナギがちらほらと散りだす、ほんの一足遅れに咲く花が、シジミバナです。変な名前ですが、花の形がシジミの中身に似ているから付いた名前です。同じバラ科で、遠めには、ユキヤナギそっくりです。近くで花の形をみると、こんなに違うのですが。 あちこちに植えるのが好きな私は、ユキヤナギもあちこちに植えていますが、その隣には、双子のように、必ずこのシジミバナを植えています。ユキヤナギが新緑に覆われるまでの、花の残骸がこびりついた汚さを、このシジミバナが、横でカバーしてくれているんです。 明日、夫が出張で、ズボンのウエストを明日までに直してくれますか、と電話。もっと早く言いなさいよ、とは思いません。なんでも引き受けるんです、私。今年の冬に気持ちよく着れるように、とコートのすそ丈詰めを置いていく人。看病している母親のパジャマの前に、マジックテープを付けて欲しい人。なんでも引き受けるんです、私。 日常を普通に暮らしたい。出張する人、今年の冬を思う人、病人を楽に着替えさせたい人。みんな普通に暮らしている人たちに、私も普通に暮らそう、と力を貰うのです。お仕事を下さる皆さん、ありがとう、そんな気持ちです。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.19
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庭と畑の境に、一本だけ植えてある梨の花です。毎年、私がミツバチの代わりに、筆で花粉を交配しています。 立派な実に育つまでに、落果したりして、満足に食べれたことはありません。ただただ、この美しい花が見れることだけが嬉しくて・・・。果物の花って、どうしてこんなに繊細で美しいのでしょう! 大震災の影響で、屋根の瓦が落ちた家が、ご近所でも結構ありました。地域の瓦屋さんでは、200件からの依頼があり、友人宅でも、何ヶ月先になるか分からない、と言われたそうです。 そこで、被害の無かった別の地域から、瓦屋さんを連れてきた人がいます。車で、一時間半かかって、やってくるんだそうです。とても丁寧に見積もってくれ、落ちた瓦の中から、使えるものは再利用してくれて、無口だけれど、誠実、親切、と評判になり、次々に紹介されて、友人宅の屋根も修理が終わりました。 100万くらいかかるかも、と恐れていましたが、30万くらいだったって。節約して暮らして、あっという間にウン十万、嫌んなるよね~、アハハ、笑うしかありません。みんな、最後に決まって言うんです。東北の人に比べたら、文句いえないよね~って。 そうですね、がんばろう。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.18
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誰の心にも 小さなトゲ と 美しい花 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.17
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名づけてスミレの小道。 両側にびっしりとスミレが、顔を出してくれていますよ。 最初の写真の、真ん中の白い棒を上へ辿ると、こんな看板が。Alley of Violets気取って「スミレの小道」なんて書いてありますよ。 下手な字ですね。 山路を行けば、そこここに普通に咲いている自生のスミレです。このひっそりとした地味な色が、山でははっと目を惹きますね。赤城山で頂いてきたものが、こんなに増えてくれて、小道を作っています。今年も、去年に変わらずスミレに会えた。ありがとう、という気持ちです。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.16
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昨日に続いて、また桜見物ができました。 群馬県伊勢崎市にある波志江沼、というところです。沼の周りの桜が見事に咲き誇っていました。穏やかな青い空を映した水面に、逆さに映る桜も、またきれい! 波志江沼と桜と私、な~んて(笑)、小さく遠目に。ご心配ありがとう、元気です! 周辺の民家も、紫の花大根と、黄色の菜の花と、ピンクの桃、白いアンズ、とまさに春爛漫です。一時間かけて、沼を散策した終わりころ、涼しく優しい風が吹き始めて、次から次へと、花びらが舞い落ちてきました。満開もよし、桜吹雪もよし、水面に浮かぶ花筏もよし。日本は素晴らしい国ですね。 未来の子どもたちのために、日本を守りたい。各家庭で、アンペアを一段階下げる工夫をすれば、相当量の電力の節約になるそうです。今が、考え直すときだよね、とそんな話をしながら、歩いていました。今日は、平日でほとんど人がいませんでしたが、明日明後日は賑わうことでしょう。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.15
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昨夜は余震にも悩まされず、ぐっすり眠れました。穏やかな青空は広がっているし、暖かだし、絶好の散歩日和です。線路際の桜も満開だろうな、とカメラを持ってぶらりと出かけました。もし、都合が良ければ、通り道の友人を誘おうかな、と思いながら。 二人連れが向こうから歩いてきます。桜散歩をしないかな、と誘いにきてくれるところでした。ちゃんと、お茶とお菓子を用意してくれています。 三人でぶらりぶらり。これは、公園の一本桜です。 一本桜の周りには、枝垂れ桜が。 枝垂れ桜の足元には、タンポポが乱れ咲いています。この素敵なしだれ桜、下のほうを綺麗にそろえて、おかっぱ頭のように切ってあります。枝垂れ桜は、自然に地面に付くくらいに枝垂れているのがいいのにね、とおばさんたちは、かしましく、批評しています(笑)今から、このお堀の向こう側のお宅へお邪魔します。 素敵な京風の庭を作っておられる方の、玄関の枝垂れ桜です。はっきりした声で、鶯が盛んに鳴いています。ご夫婦で出て来られて、あそこの桜もいいよ、とまた次のお宅へ。三人が五人になりました。 ここもお堀に面しているお宅で、庭の借景がお堀です。柵のあるこちら側がすべてここの敷地です。ブログをしているということは、誰にも言ってませんが、写真が趣味と、思ってくれているので、ここからの眺めがいいよ、とかこの棒が汚いよね、とわざわざ棒を抜いてくれたり、美しい場所を教えてくれます。いつもいつも思うのですが、本当に優しい方なんですよ。紫の木蓮、緋桜、桜、こぶし、連翹、ありとあらゆる花が咲いています。 みんなでお茶を頂いていると、 「あ、テン!」 「え? あれ、テン?」何か明るい茶色のリスのようなものが走り抜けました。お堀の鯉も、こちらめがけて泳いできます。 また鶯が鳴きます。 なんて、いい日でしょう。 と、総勢六人で、言い合いました。こうして集まっておしゃべりしていると、心が明るくなるよね、と。赤城山の千本桜も開花し始めた、ということです。明日は、みんなで、車で三十分のところにある沼へ桜見物にいきます。萎縮していても、否応なく過ぎていく日々、例年のように、普通に桜見物できる有難さを心に刻み、できるだけ、普通に暮らしていきたい、とみんなで願いました。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.14
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ヒトリシズカが、白い花穂を伸ばしてきました。一人静と書きます。義経の恋人、静御前の舞姿を連想させるところからきた名前です。 ヒトリシズカのまわりは、このスミレで埋め尽くされていますよ。 石楠花の木の下、こんな少し暗い場所がお気に入りのようですね。 小川洋子作 「人質の朗読会」 を読みました。8人の人質が、かわるがわるに語る話で構成されています。その中で、印象に残った「ハキリアリ」の話を聞いてください。 ハキリアリーーーーー頭とあごを使って、体より大きな葉っぱを巣に運び込み、 それを細かく砕き、床にして、キノコを育て、食料とする。 農耕生活をするアリ。 「もっと驚くのはね、行進の途中で雨が降ってきた時だ。 彼らは、濡れた葉っぱを惜しげもなく捨てる。 濡れた葉っぱは、腐って巣を台無しにしてしまうからだよ。 もうすぐそこに巣、というところまで来ているのに、 彼らはちっとも文句を言わず、ふて腐れるものもいなければ、 ズルをするのもいない。 スコールを通り過ぎるのを待って、また最初からやり直す。 ただひたすら、黙々とね。」 小川洋子さんの文章と、ハキリアリの暮らしに、とっても感銘を受けてしまいました。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.13
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ヒマラヤユキノシタ、といいます。 うちわのような、大きな葉っぱが特徴です。右端に、太いゴツゴツした茎が見えていますが、こんな風になると、見苦しいので、適当なところでスッパリ切ると、また、そこから芽が出て、形が再生されますよ。 震災から一ヶ月。夢であったら・・・、とおっしゃった被災された方の言葉が切ないです。昨日の夕方から、今朝まで、群馬でも数え切れないほどの余震がありました。震源地では、もっともっと大きな揺れが襲い、津波の心配もして、もうイヤ、と叫びたくなるのではないかしら。どうぞ、どうぞ、長い夜だけれど、きっといつか明ける、と信じて、お体大切に。 朝の揺れは、震源地は長野県と千葉県でした。長野県の高原で、スキー宿を経営している友人のメールでは、あの大震災以来、スキー客はすべてキャンセルになった、と書かれていました。山菜取りに行かせてもらった時の、長野県の美しい景色が思い出されます。日本中の不安が、なんとか早く沈静しますように。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.12
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美しい空色ですね~ 。 こぼれ種から毎年顔を見せてくれる勿忘草です。 ピンク色の勿忘草もあったのに、見当たりません。 午前中、友人が来ていて、あれこれとお花談義をしていました。去年、うちから持っていった勿忘草が、全部消えてしまった、といいます。また、分けてあげました。 来年は、広がるといいね~。 どんな場所が、適しているのかな、と聞かれても、よく分かりません。こんなところに、というような、色んな場所に、顔を出しているんですもの。二人で、ここにもあそこにも、と見回りながら、友人が言いました。自分の居心地のいい場所を探して、芽を出すんだね、って。そうそう、そうなんです~ その言葉、私も、いつも思っているよ。植物って、自分で生きていける一番いい場所を、上手に探すんだよね。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.11
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不思議の地球に 生かされて まずは 今日を生きよう ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.10
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つつじの中で、一番早く咲くので「春一番」という名前が付けられています。何にも庭に彩りのないときに、鮮やかに咲くのが例年のことなのですが、今年は、とっても咲くのが遅くて、他の花たちといっしょになってしまいました。 雪柳との競演が、とても鮮やかです。 昨日は、Yさんの希望で、ご一緒に施設のS子さんを訪ねました。Yさんが、お得意の太巻きを作ってくれて、お昼に間に合うように出かけました。他の方にも、少しずつ試食できるように、五合のご飯で、八本の太巻きを作ったそうです。 私も、太巻きの味を損なわないようなものをと考えて、副菜を作っていきました。お得意の煮卵、こんにゃくのキンピラ、ポテトサラダ、漬物、など。何回も、「何て、幸せ!」 と言いながら、とっても喜んでくれました。 91才のお二人は、またね、と廊下を手を取り合って歩いています。 私の夜の分として、別口で、太巻きを頂きました。かくして、私の夕食は、昼食と同じメニューですが、でもやっぱりおいしかったよ。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.09
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植えっぱなしのムスカリが、今年もぴょこぴょこと顔を出しています。 お邪魔虫の花にらですが、こうやって競演しているのを見ると、綺麗ですね。 昨夜も長い地震がありましたね。 結構揺れていました。怖いのは怖いながらも、震源地がひどくないように、と祈っていました。せっかく、やっと、復興のきざしが出てきたのに、心が折れはしないか心配です。 今日は、十分ほどで大急ぎのブログ更新です。老人施設のS子さんを、近所のY先生といっしょにお訪ねする約束です。昔、お料理の先生だったYさんが、お得意の巻き寿司を作り、それをS子さんのお部屋で、お昼として、いっしょに食べよう、という計画です。あら、うれしい! 施設のお昼を断らなくては、と大喜びのS子さんでした。もう、十一時なので、出かけますね。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.08
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朝は、花びらを閉じていて、太陽の光とともに、開いていくチューリップです。結んで・・・。 開いて・・・。 また、結んで・・・。 また開いて・・・。 太陽の光り、温かさは、有難いなあ。太陽や月と、絶妙な位置にあり、水は満々、緑したたる地球。奇跡の星、地球。 テレビで見る、それぞれの被災者の方のドラマに涙しながら、神さまは、何ゆえに、人々の命と日常を奪われたのかと、疑問もわきます。当たり前の日常を感謝しながら、復興の長いみちのり、少しずつの力を集めて、自分なりの応援をしていきたいです。忘れません。 昨夜も二回、地震がありました。地震速報の震度3に、入ってなかったから、震度2くらいなのでしょう。それでも、寝ていると、何だか、体が揺れている気がして、起きたりしていました。震源に近い方たちの、体調が思われます。いつか、美しい緑が戻りますように。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.07
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紫のヒヤシンスに少し遅れて、ピンクのヒヤシンスが開花しました。目が覚めるような綺麗なピンク、とっても美しい! ヒヤシンスの前にも、後ろにも、白やピンクのクリスマスローズが咲いているので、あまり目立たない、写真の撮りにくい場所にあります。来年は、場所を移してあげたいな、と思います。 膝のお皿の下あたりを骨折した友人が、お庭に来てくれました。まだギブスはしていますが、松葉杖がはずせたので、リハビリの散歩です。春になると、お互いの庭を毎日のように行き来してきたガーデニング仲間です。膝の部分が、大きく腫れていて、もう正座は出来ないし、庭仕事も、しゃがんですることは出来ないと思う、と言います。 アイアンのトレリスも、大きな鉢も、私にくれる、と言います。ちょっ、ちょっと待って。 どうしてそんなに早く結論を出すの。リハビリはこれからじゃない、と励ましました。 今回の震災で、彼女の家は、けっこう屋根の瓦が落ちて、青いビニールシートがかかっています。花を見ると、癒されはするけれど、屋根を見上げると、また気が重くなって・・、と。彼女もご主人を亡くされていて、一人暮らし。家の修繕など、お金のかかることも、自分で決断しなければならないし、屋根となると、否応なしですから、他人ごとでなく、よく分かります。 落ち込んで、落ち込んで、でも人は、じわりじわりと、立ち上がるのですよね。がんばろうね。 きっとまた花が楽しめる日が来るよ。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.06
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こぼれ種からの、三色スミレがわんさかと庭中に芽を出し、開花を始めました。 そのままにしておくと、大株に育ち、他の花の生育をおびやかすので、決めた一箇所だけを残し、あとは、小さいうちに抜くようにしています。せっかく芽を出したのに、かわいそうだけれど、整理も大切です。 お客さんが、魚のフライを届けて下さいました。息子さんが、川でいっぱい釣ってきたそうです。自分で三枚におろし、切り身にしてフライにしてくれたとか。本当は調理師になりたかったとかで、綺麗に揚げてありました。なんと、千切りキャベツも添えてありました。 と、そこまでは、食べる気まんまんだったんです(笑)いざ、食べようとして、魚の名前を聞かなかったことに気付きました。川魚の釣りのことは、何も知らないので、魚の名前も思い浮かびません。切り身でこの大きさなら、全体ではもっと大きい筈、何!? フライの衣をめくってみたら、魚の皮は、鱒のような赤みを帯びています。鱒? いろいろしているうちに、どんどん怖くなって、食べれなくなりました(笑)困った人ですね~ ごめんなさい、まだ、話は続きます。捨てるのは申し訳なく、台所に、何となくそのままに・・・。日曜日、次男がやって来ました。その魚のフライを見て、何? 名前が分からず、気味悪くなってしまって・・・、と説明しました。「その人が、信頼できるかどうかの問題でしょ」 と息子。「ちゃんとした信頼できる人だよ・・・」 と私は、もごもご。 急ぎの仕事が入っていて、手が離せない私を見て、次男が、お昼は自分が作るよ、と台所でごそごそ。出来たよ、と言われ、食卓についたら、チャーハンが出来ていました。そして、その横に、一口大に切って、衣をカリッと焼きなおした例のフライが・・・。カリッ、アツッ、 うん、おいしいね~こうして、せっかくの好意を無駄にしないですみました。やれやれです(笑)長い話をありがとうございました。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.05
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秋植えの小さな球根花、チオノドクサです。 薄~い紫色です。雪解けのころ咲くので、ユキゲユリ(雪解百合)などという可愛い日本名があります。 丈は15センチくらいで、毎年少しずつ増えていきます。球根は小さくて乾燥に弱いので、堀り上げずに植えっぱなしでいいんですよ。球根と宿根の多い、手間を省いた私の庭には、ぴったり。この可憐さが何とも言えず、お気にいりです。 別な場所に、ピンクのチオノドクサも芽を出していますが、まだピンクの花がチラッと見える程度です。場所が違うと、こんなに成長が違うの? とびっくりします。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.04
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思いを伝えたくて 生まれた言葉 だから 言葉で ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.03
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あ~、嬉しい! と大声で喜びました。友人と、その孫のジョウ君が、ミモザの花束を届けてくれました。花束、といっても、小三のジョウ君の背丈をゆうに超すほど、たけ高く切ってあります。私は、毎年、これをドライフラワーにして、一年中楽しんでいます。 イタリアでは、男性から女性に感謝を込めて、ミモザの花を贈る習慣があるそうです。三月に入ると、即席屋台の花屋さんが出来、店先に、ミモザの花束が溢れます。男性は、大切な人のために、それを買っていく。対象は、母親でも、恋人でも、同僚でも、感謝したい人に贈るんですって。女性は花束を貰うのってすごく嬉しいですよね。 素敵な習慣! 私は、女性から貰ったけれど、とっても嬉しい。あっ、いいえ、ジョウ君は男の子でしたね~ありがとう! ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.02
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ご無沙汰しました。まずは元気の出る黄色の花、ラッパ水仙とともに、ブログを再開しました。やっと、写真を撮ろう、という気持ちが戻ってきました。 復活! これからも、どうぞよろしくお願いします。 萎縮していた日常が、少しずつ遠慮がちながら、戻ってきています。花たちは、自然の摂理のままに咲き続け、沈み込んだ人の心の隙間に、暖かな灯りをつけてくれています。 あの日、2011年 3月11日、友人たちと楽しく食事会をしていました。停電のあと、翌日のテレビで見た光景は、あまりにも昨日とのギャップがあって、本当にショックでした。 被災者の皆さんにもあった、日常の当たり前の食事風景が消えて・・・。 多くの亡くなられた皆様に、申し訳ないというか、何ともいえない気持ちでした。 でも、どん底にありながら、優しく、穏やかで、そして力強い笑顔と言葉。それらに逆に励まされながら、私なりの応援をしていきたい、と思います。これからの長い復興の道のりに、貧者の一灯をともし続けていきたいです。 ブログランキングに参加しています応援のクリックをよろしくお願いします。
2011.04.01
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