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2022.05.02
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​​​ 国鉄 EF60500番台(特急色) ​​


EF60型電気機関車は、先に誕生していた新性能機関車であるED60型を基に、6軸のF型としてEH10と同等の性能を発揮させるものとして、昭和35年に誕生しています。

F級新性能車の元祖として誕生したEF60は、10‰の勾配で1200tの貨物列車を引き出せる性能を備え、最高速85km/hを超える高速性能を備えました。

昭和38~39年にかけて、それまでEF58がメインで牽引してきた東海道ブルートレインの任務を負うべく登場したのが、ブルトレ仕様の500番台でした。500番代は、ブルトレの牽引を目的としていたものであるため、登場時からブルトレ塗装が施されました。

EF60500番台は20系客車との連結に対応するため、運転台に客車との連絡用電話を設置したほか、架線異常時にカニ22形のパンタグラフを降下させMGを停止するスイッチも搭載していました。

しかし、EF60は元々牽引力に重点を置いて設計されていたため、高速連続運転には不向きであったっようで、ブルトレ牽引にあたっては故障も続発したようです。そこで、牽引力+高速性能に優れたEF65が開発され、ブルトレ牽引機の代名詞ともなったEF65500番代に道を譲り、本来の得意分野である貨物機としての道を歩むこととなりました。そのため、ブルトレ牽引機としての活躍は、わずか4年程度しかなかったようです。もちろん、その時代の同車は見たことありません。







昭和60年3月30日 高崎第二機関区にて EF60501

高崎第二機関区で一般公開が行われました。私は既に国鉄に入社し、与野駅に勤務していた頃です。

私が注目したのは、復活前のEF551と、この特急塗装を施したEF60501でした。確か、この時点では既に車籍は外されていたと思ったのですが・・・。

それまで雑誌の記事でしか見たことの無い姿。それは驚きとともに感動でした。初期車の1つ目でありながら特急塗装という組み合わせ。今すぐにでも20系を牽かせてやりたいと思ったのは私だけではないでしょう。この時点でも二度と本線を走ることはない。そう思っていました。


しかし、そんな想いは見事に打ち砕かれることになります。なんと、12系の団臨を牽いて、上野まで走ってきたことがあったのです。もちろん、そんなことは夢にも思っていなかったので、情報も知りませんでしたし、撮ることも見ることも出来ませんでした。この事実を知ったときは悔しかったですね。



平成28年11月12日 碓氷峠鉄道文化むらにて EF60501

後に、EF60501は2度目の廃車を迎え、現在は碓氷峠鉄道文化むらに保存されています。






平成25年5月25日 おおみや鉄道ふれあいフェア2013にて EF60510

30年の歳月が経過し、新たなサプライズがありました。
平成24年度に実施された「おおみや鉄道ふれあいフェア2013」において、EF60510が特急色となって姿を現しました。
この車両が保存されていることをまったく知らなかったので、ただ驚くばかりでした。
保存機とは言え、イベント時にかつて牽引をしたブルトレのヘッドマークを掲げる姿は感動モノです。


しかし、同機も2016年に解体されてしまったようで、展示だけでも良かったのですが、また一つの夢が消えてしまいました。



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最終更新日  2022.05.02 05:36:41
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