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さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズ第34位
新 賢明なる投資家(ベンジャミン・グレアム&ジェイソン・ツバイク著、パンローリング社)
の第2弾です。



安全域(margin of safety)という考え方は本当に素晴らしい と思います。 私が現在の「優待バリュー株」投資法に行きついたのも、それが非常に安全域の大きいやり方だから です。

高PBRの銘柄には手を出すな! という原則もこの本から学びました。

投資に当っては「少なくとも過去10年かそれ以上」の業績を精査しなければならない 私は投資する全銘柄について「四季報オンラインプレミアム」で過去10年間の業績推移に必ず目を通す ようにしています。

マーケットタイミングを計る投資法は誤りである と言う明白なメッセージもこの本から得ました。それにしても 「株の基本的価値よりも値動きを第一に考えるというこうしたやり方を繰り返す知的な人々の勢力は、長年のうちに自ら無力化し、失敗に繋がる傾向にある」 というグレアムの指摘は、ツイッター全盛で多くの投資家が目の前の株価の値動きに血眼になって反応し続けている現代の株式市場ではまさに「時を越える金言」なのではないか?と思います。

ミスター・マーケットという有名な比喩表現にも「時を超える力」がある と感じています。
ま、総合的に見て、この本がバリュー系の投資家としては必ず一読しておかなくてはならない本であることには間違いありません。次回からは上巻を圧倒的に凌駕する珠玉の出来である「下巻」から私が学んだことを概説していきましょう。ここからがこのシリーズの本当のスタートになります。(続く)
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