みきまるの優待バリュー株日誌

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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

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Aug 25, 2019
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カテゴリ: 優待株について

さて今日は久々に 2018~19主力株概況シリーズ です。





66位 7605 フジ・コーポレーション (東1、4月優待) ◎◎





 PF時価総額66位の上位銘柄は、宮城県地盤でタイヤ専門店「タイヤ&ホイール館フジ」を東北、関東中心に直営展開しているフジ・コーポレーションです。












 ここは2011年4位、2012年1位、2014年4位、2016年4位と、長年私のポートフォリオを支え続けてくれた偉大な銘柄でしたが、株価上昇により静かに勝負を終え、2017年には「母なる優待株いけす」に一旦は戻っていました。








 ただ、その後も ​ 月次推移  に素晴らしいものがあり、私は「うん、フジ・コーポは0ベースでフレッシュな3歳児の目で改めて見ても、やっぱりポートフォリオ最上位の一角で戦えるだけの十分な力がある。」と考え直し、久しぶりにPF上位に戻ってきました。仕込みの関係もあり今回ブログ登場はこの位置になりましたが、実際にはもう少し上の順位(本日現在の最新のランキングでPF25位)にまで再浮上してきています。






 ちなみにフジ・コーポは近藤真彦さんを広告塔として知名度アップに注力していますが、マッチさんはタレントとしての高い知名度の割には「意外とギャラが安い」との事で、 「バリュータレント」 だと思います。実にスマートな選択肢ですね。(笑)
















 現在の株価は2044円、時価総額214億円、PBR1.37、自己資本比率は61.7%、今期予想PER8.55、配当利回り1.7%(35~40円)、総合利回り4.2%(35+50=85円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」100株保有で5000円相当、1000株で10000円、5000株で20000円相当の三菱UFJニコスギフトカードです。






















 フジ・コーポは専門とするタイヤ・ホイール販売に関しては日本一の総合戦闘力を誇っています。社長さんも、

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 「勿論タイヤ・ホイールに関する品揃えは同業他社の追随を許さないでしょう。」  と絶対の自信を持っています。

 そしてこの戦闘力の源泉は、


1. フジ・コーポレーションは全店舗が直営であり、本部マージンが不要なこと、迅速な経営判断が出来ること、通信販売が可能等の点でフランチャイズの多いオートバックスやイエローハットなどのライバルに対して圧倒的な価格優位に立っていること。


2. タイヤ販売はブリジストンのタイヤ館などのメーカー直営店が圧倒的なシェアを握っている世界だが、それらの直営店はメーカーの都合のみで存在している存在であり、客の方を全く向いていないので品揃えが劣る。そのためほぼ全てのメーカーのタイヤを扱っていて「客の欲しい商品が何かを考えて仕入れている」フジ・コーポには敵わないこと。

 などですが、この10年間くらいの実際の業績推移が証明している通り、タイヤ販売業界においてはフジ・コーポに勝てる総合戦闘力を持ったライバルは存在しません。そしてフジ・コーポは利益率の高い美味しいビジネスであるタイヤ販売のみに特化しているという利点があるだけでなく、現在の店舗数は東日本中心に僅かに46に過ぎず、西日本には巨大な空白地帯が広がっており、これからまだいくらでも日本全国に出店余地があります。




 ただ、実際の店舗展開を見ると「西日本を埋める」というよりは、「東日本のまだ出店余地のある隙間を深耕する」感じで出店しているようです。寒い地域の方がタイヤが売れやすくてビジネスに有利なのでしょう。ま、いずれにせよまだまだいくらでも出店はできるだろうと思います。











 そのため、フジ・コーポは今の成長力を今後更に数年間は無理なく維持していける可能性が非常に高いと考えています。実際過去1年の既存店売上高を見てもずっと100%を超えています。






更に ​ 2019年7月期の既存店売上高は前年同月比で120%と驚異的 ​ なものとなっています。これは消費税増税前の駆け込み需要であることは明白ですが、 自動車用品店で国内最大手の 9832オートバックスセブンのタイヤ売り上げの2019年7月 既存店売上高は前年同月比で111.7%  であることを考えると、やはりこれはフジ・コーポの業界内での相対的な強さを示しているものと考えて良いと個人的には思っています。






(上記データは会社HPより引用)






​​ 
 また過去の業績推移を見ても、美しいくらいに力強いのが分かります。






(上記データはIRバンクより引用)

​​

 そしてクレヨンでお子様にも簡単に説明できる分かりやすい業態、タイヤ業界の構造的な歪みに乗じたまだ今後も数年間は続きそうな恒常的な成長力、業績をチェックしやすい親切で詳細な月次発表、「もしも、




ピーター・リンチ




 が今でも現役のファンドマネージャーだったらきっとこういう銘柄を買うんだろうな。」と感じる、「隣の綺麗なお姉さん」的なフジ・コーポの気さくでフレンドリーな魅力は未だに色褪せていないと考えています。







 そして実際、ピーター・リンチの後継者で愛弟子の、





​​ ジョエル・ティリングハスト





 が運営しているファンドが、ここの株式の6.7%を保有し第2位株主(BBH
フィデリティ・イントリンシック・オポチュニティズ) で現在登場してもいます。




(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用)







 以上を簡単にまとめると、







 フジ・コーポは、勝てる優待グロース株を発掘するための、オニール変法の魔法の公式である







YOU-CAN-SLIM法 ​​







 のほとんどを高レベルでクリアしている極上の銘柄に再び戻っている






 と判断して、今回再び買い増ししたということになります。








 これから再び、フジ・コーポをPF最上位の一角として楽しくホールドして応援していく予定です。





2018~19主力株概況シリーズ 免責事項




2018~19主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の「無重力のステージ」に連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちてはいないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い、オラオラの独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。






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Last updated  Aug 25, 2019 09:19:44 AM


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