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公認会計士も実刑・ライブドア事件で東京地裁判決 ライブドア事件で、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)罪に問われた港陽監査法人(解散)所属の公認会計士、久野太辰(42)、小林元(52)の両被告の判決公判が23日、東京地裁であった。小坂敏幸裁判長は「監査制度や会計士に対する社会的信用を失墜させた」などと指摘し、久野被告を懲役10月の実刑、小林被告を懲役1年、執行猶予4年(ともに求刑懲役1年6月)の有罪とした。 日本公認会計士協会によると同法違反罪で会計士が実刑判決を受けるのは初めてという。両被告は無罪を主張していたが、市場を欺いた犯罪に「企業会計の最後の安全弁」が加担したことに司法は厳しい姿勢を示した。(NIKKEI NET)担当会計士にも実刑判決が出されました。私もG.GOTOさんと同様に執行猶予付きだと思っていたので、意外に重いという印象を受けました。積極的に関与したわけではなくとも、公認会計士の社会的使命を果たしていないという点で重い刑になってしまったのでしょうか。ベンチャー企業を担当している会計士に陥りやすい傾向として、「いいサービスを提供して会社を育てる」という意識が、ついつい「会社寄りの思考」になってしまうことがあると思います。自分自身のことを振り返ってみても、その意識は否定できません。今回の判決を通じて、自分自身が会計士として思ったことは、「ならぬことはならぬ」と襟を正して言える姿勢が重要だと感じました。自信を持ってクライアントと向き合えるだけの知識、経験、メンタリティ。自分に欠けているものばかりだ。根幹はメンタリティなんだろうな、きっと。事件が再発しないためには、G.GOTOさんが言うように、業界全体が襟を正さないといけない問題なんだと思います。自分を含めて。
Mar 26, 2007
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ちょっとエントリーが遅れましたが、3月6日~9日に、ベトナムのハノイに行ってきました。仕事の合間に、同行してくれたクライアントの方にハノイを案内してもらい、写真を撮っていただきました。今回はatsusatoさんが撮ってくれた、【Good Picture編】を掲載したいと思います。次回は自分で撮影した【Bad Piture編】でいきます。ベトナムといえばアオザイ。1歳の娘が着れる子供用のアオザイを物色中。ちょっと大きいかもしれないけど、かわいいのが買えました。ハノイはきれいな雑貨屋さんがたくさんありました。また、街の中心街にはおしゃれなカフェなんかもあります。食事はやっぱりベトナム料理。ベトナム料理は、中華料理とタイ料理の中間といった感じで、辛くもなくしつこくもなく、とても日本人に合いやすい味でした。特に本場の生春巻きはとてもおいしかったです。それに揚げ春巻きはやみつきのおいしさでした!仕事前には、ホーチミン廟に行ってきました。そこには、ベトナムの英雄ホー・チ・ミンの冷凍された遺骸が奉られています。軍隊が警備する荘厳な雰囲気の中、建物の中を見学することができました。建物の中は、カメラ厳禁で、事前に預けなければならず、空港の手荷物検査のような保安検査もありました。ホーチミン廟は、ベトナムの人々にとって聖なる場所のようです。今回の写真だけ見ると、ハノイってすごいきれいな街のような印象を持たれるかもしれません。確かに中心街はきれいでした。しかし、ハノイを一言であらわすと、「喧騒の街」。次回は、自分が携帯電話のカメラで撮影したしょぼい写真で、その喧騒度合いをお伝えしようと思います。
Mar 20, 2007
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そういえばライブドアに強制捜査が入ったのが、昨年の1月のことでした。ホリエモンやら村上ファンドやら、ここ1年はお騒がせ続きの資本市場でした。新聞記事などでは、新興市場から東証1部銘柄へのシフトが進んでいるという記事をよく目にします。実際のチャートを確認してみました。【東証マザーズ指数】【JASDAQ指数】この2つの新興市場の指数を見ると、この1年でかなり下がっていることが明らかです。【TOPIX】TOPIXは堅調です。最近では、「新興市場=未成熟企業の集まり」というような風潮ができつつあるのかなと感じています。確かに新興市場には社歴の浅い会社も多いので、そういった会社もあると思いますし、ライブドア、メディアリンクス、アソシエントテクノロジーなど、実際に事件が多かったので、それは致し方ないと思います。ただ、そもそもの新興市場の意義は、将来有望な会社に資金提供の場を与えるという点にあると思うので、最近の新興市場に対する風当たりが本当に優良なベンチャーの足かせにならないでほしいと思います。結局株式投資に関しては自己責任で判断しなければいけないんでしょうが、その前提は、正しい企業情報がディスクローズされていることです。そういう意味では、有価証券報告書の記載内容はとても重要なんだと、改めて思いました。
Mar 19, 2007
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ホリエモンに、2年6ヶ月の実刑判決が出ました。経済界では、執行猶予がつくのではという見方が多かったようですが、執行猶予はつきませんでしたね。本人が無罪を主張したということで、裁判官の心象を害したとの見方もあります。私自信の感想としては、「見せしめ」的要因が働いたのではないかと思っています。22日には、側近の宮内亮治氏の判決が行われます。「実行犯」はどうなるんでしょう?宮内氏には横領(?)の疑いもありますしね。あとは担当した会計士の判決がとても気になるところです。
Mar 18, 2007
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日興株の上場維持を決定・東証「不正会計、組織的といえず」 東京証券取引所は12日、不正な利益水増しが発覚した日興コーディアルグループの株式上場を維持すると発表した。記者会見した西室泰三社長は「(不正会計が)組織的、意図的とまではいえない」と述べ、不正の影響が重大な場合に上場を認めない東証の上場廃止基準には該当しないと判断した。日興をTOB(株式公開買い付け)で子会社化することを決めた米金融大手のシティグループは上場維持でもTOBの方針を変えない考えで、日興はシティの支援で経営立て直しをめざす。NIKKEI NETよりこの記事を見た瞬間、「ホントかよ!」と思ってしまいました。日経新聞を読むと、理由として1.不正会計の発覚を受けた有価証券報告書の修正額が上場廃止が相当とされるほどではない2.訂正有価証券報告書に監査法人の無限定適正意見がついた3.不正会計に複数の人が関与したことは否定できないが、上場企業である日興として組織的に行ったとまでは確証が持てない4.グレーの部分があるが、証拠集めにも限界がある1.については、粉飾金額についても「重要性判断」が適用されることを示唆しています。同じ粉飾額でも、大企業と中小企業では影響が違います。日興と同じ粉飾額をしたら、債務超過になってしまう上場会社はたくさんあります。そう考えると、ただ単に日興が大企業だったから助かったようなもので、なんら説得力がありません。2.については、訂正しているんだから無限定適正意見は当然でしょう。理由にするのがおかしいと思います。3.については、組織的かどうかはあまり問題はなく、経営陣が関与している時点でダメだと思います。4.についてはコメントしにくいですが、何か大きな力が働いたんでしょうか。「華麗なる一族」の永田大蔵大臣(津川雅彦)と、万俵大介(北大路欣也)みたいな人がいたんでしょうかね?今回の措置は私にはよく理解できません。
Mar 13, 2007
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