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一昨日、家主が元居候のためにクリニックのアポを取り、月曜日は休みのようで本日火曜日に決まったのであるが、元居候はこちらに引き取られた時から、時々家主に向かって攻撃的で獰猛な態度を示すようで、特に元居候の剛毛テッケルは猪ハントのためにつくられた犬種でその歯をむき出しにして攻撃態勢にでる、家主も真っ青になり、大声でどなりつけると、元居候は我に帰ったようにおとなしくなるのである。それが昨日も家主がぐったりしている元居候の身体をさわるやいなや、獰猛に歯をむき出したようで、珍しく家主は怒り「安楽死を獣医に頼もうか」などと小生信じられないほど家主は平静さを失ったようであった。しかし家主はその後、どのようにクリニックに連れて行こうかと思案したようで、元居候は普段は小生のように従順であるのだが、とにかく目が見えないので、不意にどこか身体の痛い場所にさわられると、本能的に獰猛さを示すようである。小生には理解しがたいが、やはりこれも我が老母から受け継いだ性格の良さであろう。先ほど家主はクリニックから、小生の首輪をつけた元居候を連れて帰ってきたが、何と関節炎とのことで、昨日は炎症が身体全体に達し、痛みが最高であったのであろうとのこと。薬を飲まされ、静かに、普段と変わらずの状態になった元居候の一件。家主の機嫌も上々。