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きれいすぎる ... これが見た直後の感想。 とても引きずる映画 ... ちょっと前に見て、ずっとモンモンモン ... 母子家庭の母親が子供たちを置いて出て行き、 14歳の長男が3人の兄弟をみながら暮らす姿を追ったものなのだが、 実際はいろんな意味で、こんなもんじゃあないだろうな、って 。。。 *** 悲惨な事なのにどこか しゃぼんだまの中の世界のように タンポポの綿毛のように ふわふわと ゆめうつつ。 こどもたちに演技ヤラサレテイル感は全くなくって、 ドキュメンタリーのような、素のままの表情のきらめき。 それを捕らえるカメラワークのあたたかさ。 ひとりひとりがほんとにいとおしい。 カンヌ最優秀男優賞を取った柳楽優弥くんのまなざし、含みある表情は、 噂にたがわず、ほんとにすてき ... 駿馬の瞳 ..。 母親のことが好きで、憎めず信じている子供たちがあまりにけなげ。 母親役のYOUの、ノーテンキなユル~イかんじがハマッテル。 誰も泣かず、わめかず、 淡々と、ただ淡々と、 日常を追うカメラ。 カップ麺の空き箱で育つ種たち ちっちゃくなった キュッキュッ サンダル イチゴ味のアポロチョコ 剥げちゃったマニュキュア 洋服ダンスの残り香 最小限のセリフ、最小限のBGM。 ゴンチチのギターが時々ポロポロと。 クライマックスさえ絵空事みたいに静か。 アリアのないオペラみたいに。 幕の降りないラスト。 *** オープニングに流れるテロップ。 「 これは実際に起きた事件にインスパイアされて 創ったものです 」 こうわざわざ記しているのだから、どんな事件だったのか当然気になる。 ググッテみたら、幾つか出てきた。 ネットなどない時代の古い事件 ( 1988・S63 ) なので、 あくまで個人の方が調査なさったものですが。 ( 「 巣鴨子供置き去り事件 」 でググルと出てきます。 ) 私はこの事件のこと、全く知らなかった。 やはり、思っていた以上に悲惨。 父親の違う6人の子達は、 一人は養子に出され、 一人は哺乳瓶を咥えたまま亡くなり、 火葬されないまま、母子の生活の場にあった。 母親が出て行った後、長男が面倒をみていたのは、 映画よりもずっと低年齢の 7歳の長女と、まだオムツをしていた3歳と2歳の子たち。 長男の友達による次女の死。 大家さんの通報により発見された時、 ガリガリの栄養失調状態だった子供たち。 etc 現実は厳しい。 二人の子が死んでいる。 発見が遅れれば、下の子供たちも餓死していたかもしれない。 親と共に生活していても、育児放棄され餓死する子のニュース、 この何年かに何度新聞で見たことか。 親がパチンコに興じている最中、炎天下の車の中で死んでいく子供。 これも、毎年懲りずに繰り返されるニュース。 実際の事件の概要を知ってしまうと余計チリチリ燻る。 すっきりしない、解せない 。。。 もちろんあくまでフィクションではあるのだけれど、 監督は何故、事件にインスパイアされたとわざわざ言っておきながら、 事実を和らげる描き方をしたのか 。。。 子供たちの綺麗な曇りのない瞳ばかりを映しだしたのか 。。。 *** 誤解を恐れず言ってしまうと、 この母親の気持ち、よくわかる。 育児は綺麗ごとではないから。 時に行きどころなくて、現実逃避したくなる気持ち。 すがれるものがあるのならすがりたい気持ち。 子供放って自己実現したい気持ち。 どんな母親の中にもほんの少しは住んでいる感情かも。 でも ... でもでもでも ...! 3歳くらいまでは、3分間眼を離しただけで、 どんな事故が起きるのかわからない緊張感がある。 守ってやれるのは親だけ、という緊張感。 トイレへ行く時でさえ、寝ている時でさえ、 その神経だけは24時間体制で張っていた気がする。 そうやってみんな子育てしている。 人間だけじゃなく、 たぶんいろんな動物も、もしかしたら人間以上に。 こんなちゃらんぽらんでどうしようもない私でさえ。 だから、これも、誤解を恐れず言ってしまうと、 この母親の気持ちはわかるけれど、 決してかばう気持ちにはなれない。 それをしてしまったら ...。 男たちの身勝手さ、救いようがない。 周りの人々の無関心、 社会の偏見や制度の片手落ち、 もちろんそういうものの要因もすごく大きいと思う。 それもわかったうえで、あえて ...。 *** 「 誰も知らない 」 この題名に込めた監督の真意は知らないけれど、 とても含みのある題名。 映画と同じく、とても引きずられる。 一歩タガが外れれば、ここまで行ってしまう可能性のあるのが日常。 だからこれは、知らない世界のできごとではなくって、 もしかしたら、自分達の中にも潜むものなのかも 。。。 実際の事件後の次女死の容疑の裁判で、 「 お母さんに頼まれた責任を果たせなかった 」 と泣いてしまったという長男。 インタビューで監督は、 善悪のシロクロつける分かりやすさではなく、 母親を紛叫するためではなく、 こどもたちのたくましさ、感情の豊かな揺らぎ、 生きようとする前向きな姿、 そして、この長男をしっかりと抱きしめるために作った、と。 「 抱きしめるために ... 」 この言葉で、なにかがストンと落ちた。 「 北風と太陽 」 でいう、 太陽でマントを脱がせることのできる方なのね、この監督は。 声高に正義を唱えることだけが善とは限らないよ、ってことかな 。。。 つい叫んじゃって、「 はいはい、あなたはいつも正しいです。 」 って言われるような失敗、何度繰り返していることか、自分 (^-^;;; 学習できません 。。。 おふとんにのこる おひさまのにほい 。。。 *** 公式HP 予告編 舞台挨拶 インタビュー
2006.03.28
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ふざけたネーミングといい、舟形容器( サーフボードらしい )といい、 なにこれ ?! っていうお豆腐。 セブンイレブンで見かけて買ってみたら、それがこれ、 マジ オイシイッス ~ w ! いえいえ、 ほんとに おいしいの。 ちょっとびっくり ! 「 プリンなんてそんな オンナコドモの食うようなもんが食えるか ! 」 「 豆腐の角にアタマぶつけて ○○○メエ ~ 」 みたいな、硬派なお方には向いてないかもしれないけれど、 ほとんどプリンとかババロアみたいな、ねっとりとした舌ざわり。 プリン系軟弱モン・大好き ~ な私には タマンナイ。 一瞬、豆乳プリンみたいに生クリームでも入っているのかと思って 思わず原材料を確認したけれど、 特別なものは入っていないので、なおさら不思議。 沖縄県糸満沖海水苦汁 & 北海道産丸大豆 & 凝固財( にがり ) のみ。 それでどうしてこんなふうになるのか 。。。 崩れやすいので、容器ごとスプーンですくって食べるのがいいかんじ。 料理なし、しょうゆや薬味なしの素のままでも、充分おいしい。 デザート感覚で、メープルシロップかけたりしても合いそう ! 写真出ているページないかな、って思ってググッテみたら、 HPもすっばらしくふざけすぎ ! かなり音がウルサイけど見る価値あるかも ^^ お、「 男前豆腐店 」 って (笑) 商品ラインナップのところで、 「 風に吹かれて豆腐屋ジョニー 」 にお眼にかかれます。 Are you ジョニる tonight ? ( 今夜もジョニるかい ? ) 抱かれたい豆腐 No.1 って ククッ 。。。 テーマソングまで (^-^;; しばらく、リピーターになっちゃいそう ^^
2006.03.26
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天邪鬼なもので、 世の中のベストセラーの基準というものを信じていない私は、 そういうものを買って読む、ということはほとんどなくって、 気になったものも大抵は、本屋でパラパラ立ち読みして事足りてしまう。 でもこれは、そんなちょっとひねたスジ(?)からも共感の声 熱く、 ちゃんと読んでみようかな、 という気になった。 *** 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン リリー・フランキー 著 著者については、 美大卒のイラストレーターという情報は知っていたものの、 エッセイやイラストも全く見たことがなくって、 リリー・フランキー ってナニモノ ? っていう状態で読み始めた。 なもので、最初のほうの幼少期の話はチョイまどろっこしい。 だって、知らない人の生い立ちって、なかなか興味がわかなくって(^-^;; でもそれ過ぎると、一気に読ませる。 幼少期の話も、読後、読み返すと味わい深い。 あくまで私小説に徹した、赤裸々 + チョイおかしな語り口。 時々ドキンな珠玉の言葉。 オカンに対する、読者に対する誠実さが ストレートに直球勝負で伝わってくる。 本当にオカンが好きで好きで、その死があまりに辛くって、 書かずにはいられなかったのだろうな、って。 ホンキのホンキ、真剣勝負で。 私も母をガンで亡くしているので、 ガンを患ってからのオカンとボクの話は、 読むのが辛すぎて、オメメ ハラシマシタ。 リリーさんと同じ立場に立って、 亡くなった母に思い馳せて、胸ギュウギュウ締め付けられながら。 一方で、オカンにも多分に感情移入、共感しまくりながら。 ( あんないいオカンじゃないけど ) 男の子って、口数が多くないけど、 もしかして、こんなところでこんなふうに感じているのかも、 って思ったりもしながら。 *** オカンの葬儀で、 ボクがオカンの骨に対して抱く気持ちとその時の行為。 ちょっとアブナイ行為のようでもあるけれど、 私にはその気持ちがわかりすぎるくらいわかって、痛く刺さった。 以前、それと同じ話を、 高倉健の 「 南極のペンギン 」というエッセイで読んだことがある。 役者は親の死に目に会えない、という話の通り、 葬儀に間に合わなかった健さんが、お母様の遺骨に対面して、 リリーさんと同じことをしてしまったことが書かれている。 「 あなたに褒められたくて 」という健さんのエッセイにも お母様のことが書かれていて、この 「 あなた 」 とはお母様のこと。 脱線しましたが、健さんのエッセイ、 ほろりほろりで とってもいいのよ ~ リリーさんのも健さんのも、どちらも正々堂々の大いなるオカン讃歌。 楽器ケーナは、愛しい人の死を悼んで、 その大腿の骨を笛にして吹いたのが始まりなのだとか 。。。 *** この東京タワー 著者ご本人による装丁もとてもいい。 つるんとした白地に朱色の表題。 上下に細い金の帯。 老舗の和菓子の包装のような、 つつましやかでありながら、 凛とした誇りの感じられる佇まい。 お行儀の悪い私は汚しちゃうのがイヤで、 カバーをはずして読むのだけれど、 本体も表題と同じ朱色。 日本の朱 ( あか ) だって感じた。 そして、見えない細部にも金色の心使い。 見返しには、リリーさん撮影の東京の風景。 どこか悲しくって せつなくなるよな 煙る街並み。 めくると、乳白色の半透明紙に透ける、すっごく不思議な書体で、 「 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 」 と縦一列に。 扉題字・中川○○ って、どうやらこれ、オトンによるものらしい。 読み終わってからこれを眺めると、 中に書いてあったオトン像が見事にくっきり形になってる。 だって だって ... ほんとに ヤクザな字 ~ (?!)^^ やっぱり、リリーさん、デザイナー。 見逃しちゃってザンネンだったな、トップランナー。 *** オカンの葬儀にも、こだわって御自分で発注なさったという白百合の花。 オカンの身体を包んだ白い花びら。 リリー というお名前。 リリーさんの百合への想い 知りたい 。。。
2006.03.17
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今、かなりハマッチャッテル、ボブ・ジェイムスの新作。 とってもすてきで魅せられてます。 上海の民族楽器とジャズとの東西コラボ。 *** ボブ・ジェイムス エンジェルズ・オブ・シャンハイ BOB JAMES ANGELS OF SHANGHAI ボブ・ジェームス (Pf,Syn) ジャック・リー (G) ネイザン・イースト (B) ハーヴィー・メイソン (Ds,Per) ルイス・プラガサム (Ds,Per) < The Angels > MA Jia Jun (二胡) Liu Zhen (二胡) Karen Han (二胡) Li Li (琵琶) Xie Tao (古筝) Zhao Qi (笛) Lu Cong (笛) *** 「 Endless Time 」 3曲目の唯一のボーカル曲で、 ネイザン・イーストが歌ってるんですけれど、 ( ボブ・ジェイムスの娘さんもデュエットで参加 ) も――w 最初の 「 Girl, ~ 」 でカキ――ン って ヤラレテしまいました。 すご―くすてきなバラード ! この曲だけでどれだけリフレインして聴いてるかわかりません。 「 A Quiet Place for Two 」 も ラフマニノフのヴォカリーズを想わせる、 アコピアノ&二胡デュオのとても美しい曲。 J.J.MA っていう方の二胡でしょうか 。。 すてきです。 これにもすっかり魅せられて 。。。 霧の中を彷徨う愁い 。。 「 The Invention of Love 」 の憂愁や、 エライコッチャ、エライコッチャ、ヨイヨイヨイヨイ ♪ が 何故か見事にリズムの上に乗っかってしまう (?!) 「 Dream With Me 」 とか、 いろんなタイプの曲が入っていてどれも魅力的。 個々の民族楽器の音が見事に生かされてる、 フュージョン・アレンジがすばらしいの ! 松本圭司さん(Pf)が去年、本田雅人 (Sax)バンドで バンコク・ジャズ・フェスティバルへ出演された時、 「 ボブ・ジェイムスがすばらしかった ! 」 って絶賛していらしたのは、このセッションのことだったんですね ~ 中国民族楽器のコラボも、 YOYO-MA のシルクロード・プロジェクト、 TOGI+BAO、 十二楽坊、ナントカ猫 etc いろいろあるけれど、皆それぞれの個性ですね 。。。 ゴールデンウィークに ブルーノートでエンジェルズ・オブ・シャンハイのライブ予定 どうしても行かなくっちゃ ! って思ってます ^^
2006.03.16
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IN 東京大丸ミュージアム 一番好きなモディリアニはなかったものの、 シャガール、ユトリロ、ローランサン、藤田嗣治など 20世紀初め、パリで活躍した画家たちの作品を、 多数の日本人画家も含めて展示してあって とても楽しめました ♪ *** たぶんそんな気がするだけなのだと思うのだけれど、 春めいた、ふわっと明るい色調の絵が多かった気がする。 マルケやユトリロの冬枯れの景色にも どこか待ちわびる春の光。 この展覧会のポスターにもなっているシャガールの 「 母と子 」 これ、聖母子像だったんですね。 神々しさよりも、どこにでもいる母子のような、 ほんわかとしたあたたかさ。 デュフィ 「 シャンデリアのあるアトリエ 」 明るいオレンジとブルーの対比が眼が覚めるようですてき。 ローランサンの 「 楽器を奏でる従者と女性 」 写真で見るよりもずっと透明度の高い色調の、とても美しい一枚。 ローランサンのグレイッシュでロマンチックな色使い、大好き ! この白のシルクシフォンの透け感のある布地を見てると、 まだ寒いけどさっさと冬服脱ぎ捨てて、春夏物着たくなります。 ポール・ギアマン 「 女と思い出 」 彩度高い色使いがすてき ! ファッション画のようでもありポエム。 藤田嗣治 「 裸婦 」 線の繊細さ。 無彩に近い中での陰影にノックアウト。 東郷青児 「 手術室 」 静寂感と不思議な色っぽさ。 シュール。 グレイッシュなブルーグリーンと黒が効いてる。 子供の頃、どこかの包装紙が東郷青児だったなあ ~ どこでしたっけ ? *** 東京大丸ミュージアム 3・14(火)まで。 開催期間が短いのはちょっとせわしないけれど、 長くっても逃しちゃう時は逃しちゃいますしね。 東京駅直結で夜8時までやっているというのもありがたい。 クレー、逃しちゃったけれどさ。 ( いつまでもぐちょぐちょ・笑 ) 多くの作家のいいものがギュッと詰まっていて、見がいがあります ! *** この展覧会のこと教えてくださった一村雨さん、ありがとうございます。 東京 2006・3・2 ~3・14 大丸ミュージアム東京 大阪 2006・3・21 ~4・3 大丸ミュージアム心斎橋 福岡 2006・4・7・ ~ 5・14 田川市美術館 京都 2006・5・24 ~ 6・5 大丸ミュージアムKYOTO 釧路 2006・7・8 ~9・6 釧路芸術館
2006.03.11
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彫刻家ロダンの片腕でもあり、愛人でもあった、 彫刻家 カミーユ・クローデル。 内妻と自分との間で優柔不断なロダンとの破局、 そして自分の芸術への葛藤に引き裂かれて精神を病み、 死ぬまでの30年間を病院に幽閉されたまま終えた女性。 その実話を基にした、イザベル・アジャーニ主演の映画 「 カミーユ・クローデル 」 気になりつつ未見だったものをレンタルしてきた。 「 イザベル・アジャーニの惑い ( アドルフ ) 」 も次いで見た。 話の筋書きは違っても、どちらも 狂気に近い愛。 破滅へ。 こういうのやらせたら、イザベル・アジャーニ ってすごい ! ブルブルきちゃうくらい凄まじい ~ 黙って立っていたら、 フランス人形みたいに可憐な、本当に美しい人だけれど。 哀しすぎて、見終わった後 気持ちが悪くなるくらい、 救いようのない暗さ。 映画のラストに映る1枚の実在の写真が重たい。 カミーユの彫刻写真を見ていたら、 そこにはあまりにもいたいけな魂があって涙がこぼれた。 母親がもっと彼女を理解していれば、 ロダンとさえ出逢わなければ、 ロダンが彼女だけを愛していれば、 彫刻などやらなければ、 彼女は狂わないでも済んだのでしょうか ? もしかしたら結末は同じだったのかも。 残酷だけれど。 あまりに真っ当すぎて 狂う以外に術のない魂 ってあるのかもしれない 。。。 カミーユの彫刻はロダン美術館の別室にあるそう。 実物を見てみたいな。 彼女に関する本も読んでみようと思う。 カミーユ・クローデル 彫刻写真の数々 クリックで見られます
2006.03.10
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先日、近くの喫茶店であった友達の土笛ライブなど聴きに行き、 帰りに、去年暮れにできた札幌のスープカレーのお店へ。 ここのスープカレーは初めてなので、 メニューはスタンダードな 「 骨つきチキン 」 にしてみた。 辛さを選べるので、辛いの大好き派の私はマニア向けの一番下31番に。 スパイシーでおいしかった ! 辛いの全くダメ派の友達はなんと0番 ^^ 味見させてもらったけれど、やっぱり物足りなかった (笑) ライスも、量や、白米or玄米を選べて嬉しい。 病気してからというもの、ウチでも玄米、雑穀米が多い私は玄米で。 店内も、スパイスを上手にディスプレイしていて、いいかんじ ~ 女性がひとりでも入れるお店、っていうのが、 お店作りのコンセプトらしいのだけれど、 いまだに 「 おひとりさま 」 のできない情けない私。 コンサートや美術館は一人でも行けちゃうのだけど、 食べ物はお蕎麦屋さんでさえダメ。 せいぜいスタバどまり。 なんでだろ 。。。 HP見てみたら、あちこちに出店しているみたい。 スープカレー 「 心 」
2006.03.09
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金曜の夜間開館にフラレタ東京都美術館を後にして 上野公園を歩いていると、西洋美術館が開いている。 企画展のない時期で常設展のみだったけれど、 ( これを書いている本日3月7日から、 「 ロダンとカリエール展 」 が始まりました。 ) せっかくだから見て行こう ~ と門をくぐる。 ここの常設展を見るのは、何年振りだろう。 都美術館のニューヨーク・バーク・コレクションと対照的にこちらは、 西洋画、西洋彫刻のみ。 コルビジェ建築の建物といい、 前庭のロダンといい、 博物館と並んで、美術館としての風格は日本ではダントツですよね。 *** 建物前庭の ロダン 「 地獄の門 」 夜間照明が当たっているものの、闇に紛れて細部までは見えないし、 夜にひとりで見るのは怖いので、そそくさと。 室内も入り口から、ロダンの彫刻が続いて、ロダン展が楽しみになる。 「 美しきかりしオーミエール 」 老婆像。 残酷すぎて、女性としては素直に直視できない 。。。 対して 「 接吻 」 や 「 漁師の少年 」 の溢れる生命力。 マリー=ガブリエル・カペ の 「 自画像 」 まさにはちきれんばかりの若さ。 こういう昔の絵画の、女性をモデルにした絵を見るといつも、 痩せ = 美 ではないとつくづく思う。 胸の大きく開いたタフタのロングドレスなんかは、 ちょっとボリュームがあるほうが素敵だったりしますもん。 モネの作品群。 アイリス、睡蓮など。 この睡蓮はモネ晩年のものだそう。 近くから、遠くから、そしてひとり椅子に座って、 しばし ぼーーっと。 やはり色彩のマジシャン。 ゴッホ展だなんだと企画展はいつも黒山の人だかりなのに、 モネの睡蓮の前には 私ひとり たゆたうひととき 。。。 これは決して嘆くべき問題ではない、ということにしておこう ~ ^^ モネの睡蓮とはなぜかこういう時間が持てる。 いつか bunkamuraで出逢った睡蓮とも、夜で人がいなく、 ひとり静かに向き合うことができた。 ここのお部屋のロダンもすてき ...! 「 永遠の青春 」 溶けてる 。。。 去年見逃したラトュールの静物画の気品。 コルネリス・ド・ヘームの果物籠 ここらへんのヴァニタス感じるオランダの静物画、とても好き。 シャヴァンヌ 「 貧しき農夫 」 不思議に心惹かれた静かで詩的な絵。 夕闇せまる船の上で祈る男、 眠る赤ん坊。 藤田嗣治 「 坐る女 」 金縛り 。。。 圧倒的気品。 藤田嗣治展も近代美術館で3月28日より始まるんですね。 ミロのおっきなまんまるな赤、ガーンと ! 国立西洋美術館 常設展 作品リストと種々作品写真がこちらから見られます *** 各階の展示室間に置かれた休憩用の白のダイアモンドチェア。 嬉しくって、ついつい座ってみる。 いつかテラスに置きたい憧れのチェアだから。 今はテラスなんてないのだけれど。 人はぽつりぽつり。 企画展のない時期の常設展は おすすめよ ! 特に金曜の夜はね ^^ 花金とか言って( フルスギ ) 呑んでるバヤイじゃない ーー たったの420円で、名画をひとりじめしてしまった夜 ^^ ロダン展も行きましょ~う !
2006.03.07
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週末、駆け込みで見てきました ~ でも ドジ (>-
2006.03.05
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脚本家・向田邦子との絶妙なコンビで、 数々の名作ドラマを創った演出家・久世光彦。 今朝の朝刊で急逝された旨、知りました。 作家でもいらしたのですね。 私は、作家として書かれた本は読んだことがなく、 久世さんといえば、私の憧れである向田邦子の、ドラマ演出家でした。 向田邦子亡き後、向田さんへの思い出を綴った追悼文やエッセイは、 向田関連の本で幾つも読ませていただきました。 どれも、痛いくらい、向田さんを失った思いが刺さってくる文でした。 *** なっつかし~い 「 寺内貫太郎一家 」 はお二人の傑作。 ちゃぶ台をひっくり返す小林阿星の父親の権威。 ポスターの前で「 ジュリー~~~ 」 と悶る樹木 希林のばあちゃん。 屋根の上で歌う西城秀樹 と浅田美代子などなど、 何故かこのドラマの場面は、とてもよく覚えてます。 向田邦子ドラマに付き物の食卓のシーンの原点もこのドラマ。 向田邦子はとても食にこだわった方でしたから、 ドラマには必ず食卓シーンが出てくるのでした。 たくわんを噛む音で人生を表現してしまえるのは、向田邦子ならでは。 *** 向田さん亡き後、毎年お正月に放送されていた、 向田邦子のエッセイを基にした久世光彦演出の2時間ドラマ。 これもホント大好きでした。 昭和初期を題材とした、今は失われてしまった家族風景。 その中に、ハンサムウーマンだった向田邦子の秘めたものも感じられて。 毎回、演出の久世さんはじめ、 女優の加藤治子 や ナレーターとしての黒柳徹子など、 向田さんの親友だった方々によって紡ぎだされたその作品は、 向田邦子の世界への愛情に溢れていました。 加藤治子 ( 他に類を見ない、幾つになられても艶っぽい素敵な方。 大好きな女優さんです。 この方のお話の仕方、声、しぐさ ... すてきすぎです ..! ) 小林薫 ( 眼と声がたまりません。 ) 田中裕子 ( 実は私の高校の先輩 ~^^ ジュリーをさらってしまったと聞いた時には驚きました。 だってジュリーはやっぱり大スターだったもの。 ) などなど、常連の俳優陣がみなさん、私の好きな俳優さんなのでした。 昭和初期のアンティークな雰囲気を醸し出す、 エンドロールも素敵でした。 骨董好きだった向田さんへの追悼も感じられて 。。。 *** 去年は、ある方のご好意で、 久世さん演出のものではありませんが、私が見逃していたものも含めて、 貴重な向田作品をいろいろ見ることができたのでした。 心からの感謝を ~ ありがとうございます ! 「 向田邦子×久世光彦 」 として、 この一連のドラマをまとめたDVDも出てるんですね。 先程検索していて初めて知りましたが、高くってとても手が出ない ~ 各TV局さま、 ぜひ、久世光彦・追悼特集として、 再放送してくださることを願っています。 お願いします !!! 久世光彦さまへ すてきな演出の数々、忘れません。 心よりお悔やみ申し上げます。 *** 向田邦子についての過去日記
2006.03.03
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一昨日、近くでの仕事帰りに、表参道ヒルズへ行ってきましたよ。 そろそろ空いている頃かなと思っていたけれど、平日の夜だったからか、 すっすっとすれ違うような、程よい混み具合でした。 時間とお財布に全く余裕がなかったので、 今回はお買い物なしで、さっと歩いてきただけ。 *** 私、やっぱり安藤忠雄( 表参道ヒルズを手掛けた建築家 )、好きです。 尊敬しています。 考え方も創るものも。 ボクサー上がりのストイックさや、 小沢征爾と同じく、身ひとつで世界行脚してしまう行動力。 学歴なしに独学で今や世界の安藤。 東大教授。 そんな逸話はともかく、 なんていうのでしょう ... とても優しい空間です、人に。 コンクリートなどの無機質な素材を使っていても、 モダンな削ぎ落とされたデザインであっても、 揺らぐ空気感があって、 人情味を感じます。 チョイいろいろありまして、 ウツウツ感に潰されそうになりながら、ひとり歩いていた私。 でも歩いていて救われるなにかを感じました。 六本木ヒルズもお台場も、 初めて行った時から全く得意ではなくって、 私にはとても違和感があるのだけれど、 ここはすとんと身体に馴染みます。 外のケヤキ並木の通り ( 大好きです ! ) の景観を壊さないよう、 高さも傾斜も合わせたという回廊になったスロープも、 風や鳥の声を意識したかすかなBGMも心地いい。 一番感激したのが、足元にちらちらと揺れる木漏れ日のような光。 やはり安藤忠雄は、光の教会に代表される、光と影の芸術家です。 最下の階段から見上げた天井の三角形がとても美しい。 回廊全体がゆるやかに見渡せるようになっていて、 らせん回廊を眼で辿っていくと、 建物が回転しているかのような錯覚におちいる不思議世界 。。。 *** テナントでは、 デザイン、着心地共に大好きなのに、 今まで日本に直営店のなかったお店がここに入ったのも楽しみでした。 もちろん私御用達 (?) ですので、高級ブランドではなくって、 GAP並のお値段のお店。 たまに帰りに立ち寄ると思います。 外のケヤキ並木の向かい側に並ぶ、 私なんかには手も足も出ない高級ブランドばかりじゃなくって、 こんなふうに割とリーズナブルでお洒落なお店もいくつか入ってました。 ステーショナリーのお店とか、インテリア・ショップも またゆっくり見たいな。 *** 元そこにあった同潤会アパートは、青山側の隅っこの一角だけに、 そのままの階段幅や間取りで再現してあります。 でも、材料は古材ではないのですが。 一部残す、ということだったので、 壁材などそのまんまの再現だと思っていたので、ちょっと意外でした。 ヒルズ全体との調和を考えてのことなのかも。 それでも階段をゆっくり降りていくと、 朽ち果てそうだったあの古い面影が蘇ります。 10年たったらいい感じの古びが出て、 懐かしいかんじになるかもしれません。 「 記憶の再生 」 を目指した安藤忠雄。 「 人々の記憶に残る風景くらいは残さないとあかんのです。 」 by 安藤忠雄 古い駅舎の保存問題に揺れている我が街。 ただやみくもに壊してしまっては、二度と元には戻らないもの。 どの駅で降りてもみんな同じ風景になどしてしまっては、 決していけないよね。 その人らしさがあるように、 その街らしさは最も大切なものだもの 。。。
2006.03.01
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