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サンパウロ日本人学校に咲く花々(その2) 古株にならないと花が咲かない暖地でないと花が咲かないなどの理由から、日本では戸外ではほぼ見かけることの無いアロエの花サンパウロウの日本人学校の校庭にはこんなに立派に美しい花が咲いていました キダチアロエの花 (学名:Aloe ユリ科の多年生多肉植物。アフリカ東部・南部に特産し、約180種ある)アロエはアラビア語のAlloch(アロッホ)に由来し、古くから下剤として利用されていた。古代ギリシャでは重要な輸入品。古代インドでも葉汁を乾燥させて、黒色の固い塊にして商品としていた。紀元前からエジプト・ギリシャ・ローマでは栽培され、民間薬として広く利用されていた。ユッカのようなロゼット状の葉っぱの真ん中から象の鼻のような花茎伸ばす リュウゼツラン(龍舌蘭) (学名:Yucca elephantipes Hort. リュウゼツラン科(Agavaceae)ユッカ属。単子葉植物で葉は厚く繊維質。多年草でアメリカメキシコの乾燥地や熱帯の森林に生える。狭義のリュウゼツランはアオノリュウゼツラン(A.americana L.var.narginata Trel.)のことで、アガベ属に属し子房が上位にあり、10年以上経ると開花に至り、開花後株は枯死、花茎は5~8mに達する。写真のリュウゼツランは、このアガベ属とは少し異なるユッカ属に属している)学名がYucaca elephantipesとあるように、花茎がまさに象の鼻のよう。どんどん天空に向かって伸び、弓なりになって空から垂れ下がる。花茎は7~8mにもなる。その後、写真(下)のような花を咲かせ実をつける。 サンパウロ日本人学校のHPの植物図鑑から借用したリュウゼツランの花と実 リュウゼツランの花 天高く伸びた像の鼻のような茎に花を咲かせているその花茎の壮大さは平屋の屋根をはるかに越え天に伸びて垂れ下がる (右の写真)天空から垂れてなる実まさに象の鼻 いかにも南国らしいダイナミックさ リュウゼツランの仲間の植物は、熱帯地方では、先史時代から、その花は食用にされたと言う。強い繊維質を持つ茎は糸にして布に、葉先の鋭い棘は針にと、リュウゼツラン類は、原産地では人間の衣食に深く結びついて、長い歳月を生きて今にある。 黄金のキャンドルのような苞パキスタキスルテア (学名:Pachystachys lutea キツネノゴマ科パキスタキス属の常緑低木又は草本。原産地メキシコからペルー、熱帯アメリカに5種分布する。和名;ウコンサンゴバナ、英名;Golden Candle) 学名のPachystachysはギリシャ語でPachy(パキ)は厚いstachys(スタキス)は穂の意味で茎の頂に長さ8~12cmの穂状花序の苞の姿を表している。 黄色いロウソクのようなものは花ではなく苞 幾重にも黄色の苞が重なり苞から白い舌のような花を咲かせる。花は短命だが苞は長期間美しい。まろやか味、ブラジルコーヒーそのコーヒーの原料となる木コーヒーノキ (学名:Cffea アカネ科コヒア属 の常緑樹。エチオピア原産。北緯25度から南緯25度までの熱帯で、年間降水量1500mm以上の地域で栽培される。収穫は開花後8~9ヶ月後にするが、通常は5年後から始め、20年ぐらいで更新する。) 飲み物コーヒーの歴史は古い。原産地エチオピアに始まり、アラビアに伝播、9世紀にはペルシアからイラク、シリアに栽培が広まっている。ヨーロッパのコーヒー嗜好の歴史は浅く、300年余りという。 ブラジルのコーヒーは、ベルギー人の僧モークによってもたらされ、ブラジル北部マラニョン州からリオ・デ・ジャネイロの寺院に植えられ、信者の組織を通じて栽培が拡大されたという。18世紀末には、プランテーションによる本格的商業生産が行なわれ、今日では、世界最大の生産量を誇っている。 コーヒーの花白い芳香のある花を密につける。熱帯では年中、温帯では晩夏から秋に咲く コーヒーの実 赤く色づき始めたコーヒーの実この実の中に2個の種子が入っており、実を乾燥させて、果肉を取り除いた種子がコーヒー豆である 日本人学校の庭には、日本の果物・ミカン園まである亜熱帯の気候のなかでも日本のみかんはこんなにたわわに実っていました そして、日本のツツジの花までも咲いていました サンパウロでは、今、夏から秋へ向かう気候であるのにツツジが咲いていますその土地に順応してたくましく生きている日本のツツジです。(日本でも私の地方では、近年秋でもツツジが咲いているの見かけます。異常気温のせいかも) 熱帯、亜熱帯地方ではお馴染みのハイビスカス (学名:Hibiscus アオイ科フヨウ属の総称。世界の熱帯、亜熱帯、温帯に広く分布。約200種。食用、織物用、観賞用などと栽培されている) 夏の盛りには、もっとにぎやかに盛りと咲き競っていたことでしょう。 マカオの1月にもマカオの街のあちこちに盛りと咲いていた頷き姫芙蓉 日本人学校の庭にも、明るい秋の陽に照り映えて咲いていました。日本では温室の観葉植物として見る花々が、野に生きる姿で見るとダイナミックで力強いエネルギーに満ちていますね。
2010.05.27
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ちーちゃん満三歳のお誕生日おめでとう (ずんぐりむっくりの体系で保育園では小柄です。でも体は丈夫、あまり病気しません。姉にくらべると、病気でお休みすること余り無く、ママは助かっています) ちーちゃんが生まれた2007年5月26日は昼間の温度が30度を超え、若葉のみどりがまぶしい真夏日であった 2010年の5月26日は小雨模様で気温も低い小寒い日 ちーちゃんのお家の庭は今、バラが咲き乱れている (ばあばの描いた誕生カード。人物画に挑戦している絵手紙2年目」の作品です。ちょっぴりお姉さんのちーちゃんを描きたかったのですが。なかなうまくは描けませんね) ちーちゃんが生まれた年に引越ししたお家 ちーちゃんの成長とともに変貌して行くお庭 何事も熱狂しだすと止める事の出来ない馬車馬のようなちーちゃんのママがバラ作りを始めて2年経過した庭(ちーちゃんのパパがこのまま放っておくと、家中がバラまるけになると心配している) ちーちゃんが3歳の今年の5月に見事にバラが咲き始めた ちーちゃんのママが始めて植えたバラフェンスに這わせようと植えたバラナニワイバラと言うそうだ 雨に濡れ、真っ白な白をさらに白くして震えているその透き通る白さなんという清々しさ 雨の日の白バラいまにも壊れそう (バラが咲き始めて、雨の日、しかも暴風雨の嵐の日多く、バラたちは、その美しい姿を無残な姿で地面に叩きつけられています。ここで撮影したバラも、その日の夜半から、車が運転出来ないほどの激しい雨風に遭遇しました。) 雨の日のピンクのバラ花びらのピンクがしっとりと濃いみどりに映えて来るべきメイストリームの前の束の間の美しさ 長い時間をかけて今日の日を準備してきた花たち咲ききろうとしているいのちその黙して語らぬ静かな空間にひたひたといのちのエネルギー満ちて咲くバラ アンネのばらもこんなに見事に咲いたよ 少女アンネの哀しみを花びらのひとひらひとひらに溶かし込んでいるかのように燃えている このバラがちーちゃんとともに大きくなって見事な花をさかせること願っているよ 保育園では毎日毎日お外で、まっ黒に日焼けしてお友達とぶつかり合いながら遊んでいますもくもく遊ぶことが得意なちーちゃんです こんなに可愛らしい足ですままだまだ土踏まずも出来ておらず赤ちゃんの足ですどんどんお外で自分の足を使って歩きまわり、走り、遊び大地をしつかり踏みつけて人間が歩く足を作っていってくださいよ(おじいちゃんとふざけっこして遊んでいるちーちゃん。働くママの助っ人として活躍しているのはバアバではなく、ジイジです。週1回金曜日は姉のことちゃんをスイミングに連れて行き、ちーちゃんの保育園のお迎えもしています。ばあばは、その日ちーちゃんたちの夕食のお弁当を作っていますが。そんなジイジはちーちゃんとは馬が合い、遊び上手。体ごとぶつかって遊ぶのが得意のジイジです。)ちーちゃんのこの1年間のことばの記録 ちーちゃんの言葉の発達の仕方は姉のことちゃんとはかなり異なり興味深いものがあります。世間では、ちーちゃんのようなタイプの子どもを言葉が遅いといいますが、ほんとうにそうなのでしょうか。 2歳半ごろからちーちゃんの言葉の発し方は、かなり複雑な文章でロジックを組み立てて話すようになっています。例えば、保育園で:保母さんにちー:「ちーちゃん、赤ちゃんだからひとりでくつはけない。」 保母:「あかちゃんはそんなこと言えないよ」ちー納得して自分で靴を履く。ジイジとちーの会話じいじ「ちょっと、おねえちゃんになったね」ちー「ちょっとじゃなくて、全部おねちゃんでしょ。」ジイジが靴を買ってやった時ちー「いつも、おじいちゃんが買ってくれるね」 「ちょっと」とか「全部」とか「いつも」という副詞をほぼ正確につかっているのはすごい。 ちー:「川はどこに行く?」じいじ:「うみかなぁ」ちー:「うみにいく」自分に興味関心のある事柄にたいしては、とても深い質問をする。川というものがちーには具体的にかなり生活の中で認識されている。ちーちゃんが膨らました風船がわれた時の会話 じいじ:「風船わったな」ちー:「ふうせんわったじゃなくてふうせんがわれたでしょ」「割った」と「割れた」を区別して使いこなす言葉のレベルはかなり高度だと私には思える。が、しかし、 、自分に興味のないことは全く認識できていない。言葉として発すること出来ない。例えば図鑑や絵本で「ペンギン」を指さして、「これなに?」ときくと「とり」と答える。色の識別にいたっては、赤色をさして「これ何色?」と聞くと「あかいぼうし」「あかいふく」とかいうふうに答える。「あか」とだけ色を抽象して、未だに認識できていないのである。これには、周りの大人たちがショックを受けた。先日もジイジが「ちーちゃん、もう三歳なんだから、色の名前覚えね」と言うと、「あか、だけ覚えた」と答えたそうな。だけど「あか」が何を意味しているか余り分かっていない。 先日、木下大サーカスを見に行ったときのこと「どうだった、楽しかった」と聞かれると「ライオンを棒でたたいた」とだけ答え、サーカスはほとんど見ていなかった、ライオンが棒で叩かれたことにかなり衝撃を受けたらしく、「おじさんがライオンを叩いた」=「サーカス」という認識が頭に深く定着してしまった。 考えてみれば、草原を疾走する百獣の王ライオンを人間の都合で、飼いならし狭い檻に入れて、日本中を移動して見世物にして、火の輪をくぐらせるなど、どう考えても異常なこと。ちーちゃんに指摘され、サーカスを子どもがみたら楽しいだろうなという柔軟性のない大人の認識こそ間違いと気付かされたが。 このように、ちーちゃんの言葉の習得の道すじは、とても個性的である。図鑑でものの名前覚え、暗記的に記憶することは苦手である。不得意である。それに比べ、自分が生活の中で体験したことを表わす言葉はかなり高度に獲得している。確実にわが血肉にしている。このタイプの弱点は、言葉の獲得数が少なくなるということである。ボキャブラリーが少ない子どもなのである。でも、このようなタイプは時間がかかるが、一度身につければ、かなりハイレベルな言語活動ができる。時間をかけ、じゅっくりと成長させること必要な子がちーちゃんだ。忍耐強く成長を「待つ」ことが、とりわけ必要な子どもだ。このことをちーちゃんのママやパパが心に命じてちーちゃんと接してくれること願っている。 チサの誕生についての日記です。2007/05/28 小さな《いのち》チサの誕生2007/06/15 葉っぱのフレディ(生と死)アンネのバラの素敵な詩です2007/07/21 アンネのバラ 興味のある方は併せてこれらの日記をご一読下さい。
2010.05.26
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サンパウロ日本人学校に咲いていた花々(その1の1)サンパウロ日本人学校は郊外の標高730mの丘に約12万平方メートルという広大な敷地のなかにある。その校内には、熱帯、亜熱帯の植物から日本の植物まで多様な植栽がなされ管理されている。、この広大な学内に咲いていた花や実っていた実、4月の初めの学校の庭に(ブラジルでは気候は冬へと向かう秋)咲いていた花々はカエンボク、ハナキリン、ハイビスカス、頷き姫芙蓉、パキスタキスルテア、アロエ、リュウゼツラン、ツツジ、コーヒーの実、柿の実、ミカンの実など。ここではこれらの草木を2回に分けて紹介します。 「火焔樹」燃える ヤシの木、生い茂る校庭。赤い実を実らせた こんな校庭に実を啄ばみに来た鳥たち 左から順に、 オオハシ(?)かな、オウム、ハチドリ、チョウ(左下の褐色の鳥はキーウィではないかな?)壁画のなかの動物たちは校庭の自然と全く違和観なくとけあっている。これは、この学校の子供たちが描いた壁画(子供たちの絵は楽しく素晴らしい)ハチドリは花の蜜もとめて今にも飛び出そうとしている。多くのハチドリの大切な吸蜜源でもある花焔のように赤く燃える花を咲かせるカエンボク(火焔木)が咲いていた(スバトデァ:学名Spathodea campanlata ノウゼンカズラ科スパトデァ属。西アフリカ原産。和名・火焔木。高さ12~25mの常緑高木。7~8cmのオレンジ色の釣鐘形の花を枝先に多数咲かせる。英名:African tulip tree和名:カエンボクジャカラダ・ホウオウボクとこのカエンボクは世界三大花木である。)天に向かって赤く燃える花乾いた熱い太陽をあびて赤く燃える火焔木作家・大岡昇平は一兵卒としてフィリッピンに上陸し、火焔樹の花燃える光景を目の当たりにしてその強烈ないのちの氾濫に深く感動している。大岡昇平は「俘虜記」のなかで、「死」と毎日直面し、自らも「死」の観念とたえず格闘しながら「・・・フィリッピンの原色の朝焼け夕焼け、ヤシや火焔樹は私を狂気させた。至る所に死の影を見ながら、私はこの植物が動物を圧倒している熱帯の風物を目でむさぼった。私は死の前にこうした生の氾濫を見せてくれる運命に感謝した。...」と、火焔樹の風景を書いている。さまざまな思いが花に託される。強烈な個性の花火焔樹花への思い入れは現代も変わらない。華やかな花(花はやや上向きに咲くため、花の内部に雨や露が溜まりそこに多くの鳥やコウモリが引き寄せられ花粉を媒介。受粉後にはサヤを形成し、中から種子がこぼれ、風を受けて散布される。繁殖力旺盛で強靭に生育する多産な植物。写真の茶色のはサヤ) アップするとこんな花日本のじりじり照りつける真夏の陽の下で咲くノウゼンカズラにも似た花熱帯に咲く花だけあって日本のノウゼンカズラよりさらに花びらはダイナミックで色は鮮やか。 いのち氾濫する熱帯を代表する生命力旺盛な強靭な樹木カエンボク原産地では種子を食用、木材を製紙、樹皮、花、葉は薬用にと利用され、人々の暮らしのなか深くいり込んで長い年月をいのち繋いできた。しかし現代では、世界の熱帯域に街路樹や庭木、観賞目的と広く多様に利用されている。そのグローバル化はその土地固有の種を侵略し、生態系を乱すとして、世界の侵略的外来種ワースト100のひとつになっているという。日本でも沖縄や小笠原諸島で庭木として植栽されているが、野生化を警戒して、外来生物法の要注意外来生物リストに掲載されているという。乾燥した大地からひゅるひゅると伸びて咲くハナキリン (学名:Euphorbia milii 灯台草科の低木多肉植物。マダガスカル島原産。葉の基部に托葉の変形した一対のトゲはあり、葉は古くなると落葉。写真のように背骨のように伸びている茎は葉が古くなり落葉した後の形)学名のEuphorbiaは、ローマ時代のアフリカのモーリタニア王の侍医Euphorbusがこの植物の乳液を始めて薬に使ったことに由来。この学名の由来からもわかるように数千年前から、人々の暮らしの中で生き続けてきた植物なのである自生しているハナキリンはなんと伸びやかなんと力強いことか冬や乾期の休眠期には、完全に葉は落葉するが、活動期には写真に見られような楕円形の葉を茂らせる。その葉の腋から紅色の複合散形花序が出ている。1個の花のように見えるが、一つの花序で花弁ではなく花弁状にみえるのは包葉。春から秋にかけてこのような紅いろの花を咲かせる。 柿の実なる日本人学校 校庭にはなんと日本の柿の木が生い茂っている 日本の柿の木に比べると葉が盛んに生育している。ジャングル状に葉っぱが茂っている。 そして柿の実はもうこんなに赤く熟している 新学期の始まる4月に柿実るサンパロウどんな味の柿かな甘いかな渋いかな 日本の子供たちは今では柿の木に実る柿をみたことがない子が多い中地球の真反対の地・サンパウロでは柿実る校庭があるとは素晴らしいうらやましい
2010.05.18
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ゴールデンウィークは久ぶりの晴天続き爽やかな5月の風が渡る1週間となった。その好天に誘われて、花々や若葉が一斉にいのち燃え風光る初夏となった (シイの花とニセアカシアの花が新緑の若葉に映える森林公園)私の散歩道も若葉がまぶしいばかりに光り燃えている シイの花が強い香りをあたり一面にまき散らし蜂がぶんぶんうなって飛交う 朝の陽光を浴びて燃えるスタジイ(すだ椎)の花金色に輝く スタジイの花アップするとこんな花(左の写真)スタジイの実は秋に熟し、生で食べられる ツブラジイ(コジイ)の花(下の写真)スタジイに比べ白っぽい果実もスタジイに比べ小さく丸い 一般に「シイ」という時スタジイとツブラジイを指す。これらは暖温帯の常緑広葉樹林・照葉樹林を代表する樹木・ これらの樹木の覆う新緑の林は、葉っぱが明るく金色に輝く。遠目からの眺めは息をのむようにダイナミックに若緑が波打つている森 (ツブラジイの花満開) しかしその樹木のなかにわけいると、ほの暗い。 光りを通しにくい涼やかな陰となる でも下草の植物には厳しい環境 欝蒼と覆いかぶさる森のこもれ日のもとで明るい黄色が点々散らばるヘビイチゴの花 (バラ科:日本各地の田んぼの畦道や湿地に生える多年草。花期4~6月。花後花托がふくらみ薄紅色の光沢のない果実となる。無毒だが食べてもおいしくない。) もうすでに淡い紅色づいたイチゴの実もあったよ 幼い日、田んぼの畦道に咲いていた蛇イチゴ名前が恐くって、花を見つけると走ってみんなと逃げ散った遠い日の光景今は、もうない子供たちの光景今は、ない田んぼの風景 林の陽だまりの原っぱに広がった風景 若草萌える原っぱにどこまでも広がる淡いピンク模様 近づけばムラサキサギゴケ (ゴマノハグサ科:本州、四国、九州に分布する多年草。湿った畦道に多い。近縁種に白花のサギゴケがある。まさに鷺が舞い降りたよう。) 濃い紫色のヒメスミレも所々にアクセントとなって咲いている。もっと近づけばほら、こんなに美しい可憐な花紫サギゴケ (ムラサキサギゴケにタンポポの綿毛も飛んで来た。) そして新緑で暗い林の木立のあいだに点々と雪が舞い散ったように咲いている花ツクバネウツギ(衝羽根空木) 新緑のみどりをいっそう引き立てる白涼やかな白 近づけば羽子板の羽根にそっくりのツクバネウツギ (衝羽根空木) (ツクバネウツギ:スイカズラ科ツクバネウツギ属の低木。ウツギと名がつくのは、枝の中が空洞だから。東北地方南部から九州にかけて雑木林や山地に点々とはえる。花期5月) 花弁の内側のオレンジ色の網目模様も美しい。この私の散歩道にはさらに嬉しい発見があった。 人家に近いところでは、ほぼセイヨウタンポポに占領されているのが昨今の事情と思っていたが、 ありました、ニホンタンポポがしかもトウカイタンポポと言うのだそうです。 セイヨウタンポポは外側の総苞がめくれて下に垂れている。セイヨウタンポポは花の造りから、繁殖力旺盛でほぼ1年中咲き続けているため、ニホンタンポポはセイヨウタンポポに占領され絶滅の危機にあると聞いたことがある。 が、しかし私の散歩道にはニホンタンポポがいっぱい咲いています 森のなかの明るい空き空間にニホンタンポポが盛りとさいています。 昨年の春、急に見かけるようになった「マツバウンラン」北米海岸からやって来た帰化植物まだ新しい新参モノ。今年の春は、更に面積を広げて至る所にに盛りと咲いている。益々勢いまして勢力拡大しているマツバウンラン(松葉海蘭) 可愛らしい花人家の周りの道に公園に土手に群生して咲いている 森林深くにはまだほぼマツバウンランは侵入していないが散歩途上、その森林近くまで、すでにマツバウンランはかなり勢力を伸ばしている。来年はどうなるのだろう。 異常に繁殖するということは。森全体の植物の生態系を大きくくずし、古来からの植物の種を追いやるのではと心配だ。 人々の暮らしがどんどん森の中に侵入してただでさえ息絶え絶えの植物たちこの森は守れるか私の新しい散歩道のひとつに広大な敷地の「森林公園」がある。この公園は愛知県が管理しているもので、園内には「植物園」がある。この「植物園」は、ものめずらしいものを見せる植物園ではなく、尾張丘陵地方にある森を再現し、保存するものであり、日々失われつつあるこの地方の丘陵地帯の樹木や野草を保存し守ろことを目的として管理されたものである。「森を学ぶ学校」としての「森林公園」である。あまりに身近にありすぎて、よく観察していなかったが、ユメちゃんが亡くなってから、散歩コースを拡大したことでこの「森林公園」も散歩するようになり、色々学んでいる。折りしも、この秋名古屋で生物多様性に関する世界会議「cop10]があります。
2010.05.13
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Mr&Mrs Danjoseの南米の旅サンパウロは今・秋 (ブラジルを代表する農業・コーヒー園。今、秋のブラジルではコーヒーの実が熟しはじめています。)Danjose夫妻は2010年4月9日~5月1日、ほぼ1ヶ月間ブラジルからアルゼンチン、ニューヨークへの旅を楽しみました。この旅行期間にMr.Danjoseが撮影した写真を「Danjoseの南米の旅」と題して順次アップして行きます。どんなハプニングが起きるかお楽しみに。 葵ちゃん1年生になる 日本とは対蹠地にあるブラジル・サンパウロウにパパのお仕事のため生活している葵ちゃん。Mr.Danjoseのお孫さん・葵ちゃん1年生になりました。サンパウロ日本人学校の入学式に列席したDanjose夫妻わが子とは又別のうれしさ一杯の旅の始まりです。Danjose夫妻自身も、ご自身のお子たちを海外の日本人学校で育ててきましたので、そのお孫さんが、再び海外で1年生となりその入学式に参加できる喜び・感慨は深いものあります。葵ちゃん1年生おめでとう (ピカピカのランドセル背負って1年生) サンパロウ日本人学校は標高730mの小高い丘に12万平方メートル広大な敷地の中にある 入学式が終わり教室に移動するのにもヤシの木々が生い茂るなか明るい太陽さんさんと降り注ぎ、草丈も高い秋の校庭をお友達やパパ、ママ たちがてくてく歩いて移動しています 1年生の教室です。やっと到着さすが広い敷地平屋建ての校舎というのがいい。 平屋建ては大地と直につながり開放感溢れています ママやパパたちはお庭から教室を覗き込んでいます。子どの父母との距離感が素敵な教室ですね これから1年間一緒に勉強し生活をともにする1年生の担任の先生とご対面ちょっぴり緊張した1年生たちよろしくね その教室の側には低学年の子どもたちが遊ぶ校庭があります。 のびのびと元気いっぱいに放課にはこどもたちの声が飛交うことでしょう。 (目元がおじいちゃんに似ているのかな。教室の自分の席に着いた葵ちゃん) 葵ちゃんが学ぶ学校は広大な敷地に充実した施設をそなえた恵まれた環境です。 今年は22名が入学しました。少人数で個人のレベルを尊重しつつ全体での力をさらに高度にしてゆくにちょどよい人数の学級でうらやましい限り。カリキュラムはほぼ日本の学校と同じですが1年生からブラジルの母語・ポルトガル語の授業があり、英会話の時間もありで、学年が進むにつれてブラジルの歴史や文化についても学ぶことができる。さらに3年生からは「総合学習の時間」が設定されており生きた学習、生きる力を身につけることを教育目標として今なお掲げていることは素晴らしい。国語(日本語)の時間数を1年生は他の学年より多く設けているのもいい。 葵ちゃんはこんなに恵まれた環境で1年生になりました。きっと今日も元気一杯楽しくお勉強していることでしょう。きっと新しいお友達も一杯できたことでしょう。 サンパウロ日本人学校の広大な敷地には、コーヒー園・バナナ園・クリ、ミカン、アボカド、カキなどの果樹、樹木、花など熱帯・亜熱帯植物や日本の植物まで、多様な植物が豊富に植栽されています。小ジャングルもあり、豊かな自然体験を子供たちは校庭のなかですることができます。 このような豊かな自然の校庭に咲く秋の花々や果実を次回には紹介します。
2010.05.06
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