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チーム(LAA)が勝利し松井秀喜が活躍した時だけこのブログを書くことにしているが、その2条件を最後に満たしたのは6月27日。下手をすると1ヶ月経ちそうだがそれだけチームの勢いが無く松井も精彩を欠いていた。そしてやっと今日久々に野球ネタを取り上げることが出来た。SEAとの4連戦はSWEEP可能だったのに最後に実にアグリーな敗戦を喫し、強豪NYY相手では苦戦必至だと思われたが大勝した。松井も超久々のHRをかっとばした。1死1,3塁、1死満塁の絶好のチャンスでは最低限の仕事も出来ずにRBI Guyを名乗るには物足りなさもある。ただHRを打てそうな感じが全く感じられない日々が続いていたから素直に感激したのも事実だ。それにしてもやはりヤンキースタジアムはどこか‘我が家’の感覚を与えてくれる。4月のリング・セレモニーでの感動的なオベーションに続き今日の試合でも松井が打席に入る時のファンの大きな声援には愛を感じる。LAAの先発メンバーには3人の元ヤンキーがいたが全然扱いが違う。個人的にはYES(my9)の実況を聴くと‘我が家’に戻ってきた感じになる。とにかく情報量の豊富さ取り上げる話題の多様さで群を抜いている。今日のメンツはマイケル・ケイ、ケン・シングルトン、ポール・オニールといった3強が揃った。松井のHR実況でマイケルの‘セイヤッ!’を耳にできたが、それが微妙にテンションの低い‘敵ヴァージョン’なのも一興だ。彼等は松井に関してだけでもどれだけのことを話しただろうか。LAAのFSWよりはるかに松井のことを把握している。オニールが真っ先に話題にしたのは、試合前にヤンキースの元チームメイトに挨拶に来た松井の英語力の完璧さだった。そうなのだ、松井にとってもヤンキースはまさに‘我が家’感覚なのだろう。極自然に友人に会いたい気持ちが素直な行動になる。どっかの日本人選手とのぎこちなさとは真逆だ。さてNYYがLAAを苦手にしているのは今年の対照的なチーム状態でも有効。明日今季の‘最終戦’をものにして5勝3敗にしたいものだ。最終戦?松井にとって再び‘我が家’に戻るためにはポスト・シーズン進出が必要だが、なかなか負けないTEXに苦労している。このシリーズの後の直接対決で叩くしかないが、ゲレーロとの対比においても松井がキーになることは間違いない。要するに私が毎日ブログ更新しなければならない羽目に陥って悲鳴を上げる展開になればいいってことだね・・・(^。^)
2010.07.21
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林美雄の命日で1年の月日の長さを知るようになって何年目だろう。彼との関わり合いについては既に過去に書き尽くしたので残念ながら新しいネタは無い。最初に訃報を聞いた時に比べれば故人に対する思いが薄れているのも認めざるを得ない。それでもこうして年に1回は書きたくなるのは何故か。ネット上に存在するミドリブタ信者の多くが当時(中学生)、高校生、大学生としてリスナーだった人達だ。いわゆる青春真っ只中にこの男に遭ったのだ。既成の価値観に囚われずに独自のテーストで新しいものを発掘してくる彼に魅了され大いに感化された。それがその後の個々の人生にどう影響を与えたかは様々だろうが、林美雄に心酔していたあの時代が懐かしくて堪らないことは共通しているのではないか。私は映画やドラマは節操無く新しいものを観るが、音楽に関しては自分が愛するお気に入りを繰り返し聴く。その中にシャルル・アズナヴールの‘Yesterday When I Was Young’というのがある。フランス語では‘Hier Encore’ 邦題は‘帰り来ぬ青春’だ。長い時間が経過しているのに‘yesterday’と言うのがなかなか素敵だ。日本語でも遠い昔のことなのに‘昨日のことのように’と言うのと同じ感覚なのだろうか。アズナヴールが40歳の時にリリースしたらしいが、奇しくも私が林美雄氏と一緒に飲む機会に恵まれた年齢とほぼ同じだ。他にも色々な歌手が歌っていてYouTubeだけでも相当ヒットするが、個人的には素直にアズナヴールの英語ヴァージョンが劇的で最も好きだ。もう何十年も何度となく聴いているが、飽きるどころか寧ろ自分の人生の中で熟成している感じだ。帰り来ぬ青春への憧憬は歳を重ねるとともに深まる。私の場合は特に病気によって貧弱な現在しかないからなおさらなのかもしれない。どこかであの頃の自分のアイデンティティを求めている。林美雄の価値が維持されているのもこうした要因があると思われる。しかも青春と同様に彼自身が‘帰らぬ存在’になったことで更に強烈になった。青春に関しては誰もが後になって気付くことが多い。ここは素直に先人の英知に学ぼう。まあ、これは今の素直な感情。ああ!青春・・・ 人は一生に一時しかそれを所有しない。 残りの年月はただそれを思い出すだけだ。(A・ジイド)少し斜めから分析するとこれか。「青春が楽しい」というのは迷想である。 青春を失った人達の迷想である。(サマセット・モーム)青春の特権といえば、一言も以ってすれば無知の特権であろう。(三島由紀夫)同い年の連中と飲みながら話すと懐かしさとは別にこういう感覚もある。私も青春のことを懐かしみ、若い人を羨むことがあるが、しかし、もう一度若くなって世の中を渡ってこなければならぬと思うと、 何よりも先に煩わしい思いがする。(正宗白鳥)青春の時期は、いつの時代でも恥多く悩ましいものだ。 もう一度やれと言われてもお断りしたい。(吉行淳之介)今年から東京で学生生活を始めた息子に言うとしたらこれ。青春は短い。宝石の如くにしてそれを惜しめ。(倉田百三)そしてその昔卒業したら何になりたいかと訊かれると‘詩人’と嘯いて周りを煙に巻いていた自分を嘲笑うような至言はこれだ。二十歳のときに詩人であるものは、詩人ではなく、ただの人間にすぎない。二十歳を過ぎて詩人であれば、そのときかれは詩人である。(ペギー)林美雄を忘れない~あの夏の光と影は何処へ逝ってしまったの♪~続・林美雄を忘れない~愛はいつも束の間、今夜遠く旅立つ♪~続々・林美雄を忘れない~それは小林千絵ちゃんのお陰だった~又・林美雄を忘れない~あれから5年、命日には線香一本、花一輪~又々・林美雄を忘れない~年に一度はミドリブタの美声と懐かしさに酔う~まだ・林美雄を忘れない~元気なミドリブタに会える映画2本「太陽を盗んだ男」「ザ・レイプ」~
2010.07.13
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前回は人気の具入りラー油がセブンネットで購入できたことを書いたが、問題は購入する価値があるかどうかということだ。我が家ではYESだが、ラー油について友人や知り合いと話すとそもそも辛いものが苦手、ラー油も餃子ぐらいにしか使わないという人が結構いて驚いた。加齢に伴い食の志向は穏やかなものに変わって行くのが普通だ。脂っこいものを避け、肉より魚を好むようになり、昔は殆んど食べなかった山菜に思わぬ満足感を感じたりする。我々夫婦も例外ではないがひとつだけ過激になったものがある。それが辛さだ。昼飯で通う店の中には、我々が現れると注文も取らずに自動的に辛み増量の特別ヴァージョンの料理を提供する店が2店舗ある。ひとつは麻婆豆腐であり、ひとつは担々麺だ。家でもハバネロやバーズアイは常備、シンガポール在住時代に馴れ親しんだグリーンチリの酢漬けも自家製のものが常に冷蔵庫にある。ラー油に関しても後で紹介する中国産の大瓶を利用している。武田一浩の野球解説みたいに自分語りになってしまったが、私の場合これだけ辛みへの興味も耐性もあるという前提を知ってもらいたかった。そういう人間にとっては今ブームになっている桃屋やSBの具入りラー油は、辛くないことを謳っている時点でアウトか?実際に食すると確かに辛くない分物足りない。ただその物足りなさを活かす食べ方があるのだ。辛くない具入りラー油はラー油に合いそうにないものと合わせると新しい世界が開ける。辛いラー油だと根こそぎ破壊してしまいそうな相手を探すと良い。ネットで検索すると色々な‘実験’をした人達の報告が簡単に見つかるが、一番人気はそうめんかもしれない。実際かなりイケる。他で個人的に気に入ったのは目玉焼きごはん、温泉たまごでもいい。あとは焼きビーフン、(冷凍)チャーハン。納豆は試したいがワーファリンを服用しているので無理。冷奴も悪くはないが物足りない。何故かというと我が家ではこの具入りラー油ブームが訪れる随分前から具入りラー油を愛用していたのだ。それは李錦記の潮州辣椒油だ。リキンキと読むが中華食材メーカーとしてはメジャーだ。業務用の大瓶で335g入り、いきつけの中華料理屋ではこれがデフォのラー油で初対面で気に入ってしまった。それ以来、店から900円で分けてもらっていた。個人的には値段相応だと思っていたが今回の騒動で実売は600円程度だとわかった・・・(-_-;)こっちの方はちゃんと辛いラー油だ。餃子等の点心もの、あんかけ料理、ぽっぽっ屋の油めんのような骨太ラーメン、中華風冷奴、ザー菜と鶏肉白髪葱添えなどには抜群の存在感を示す。ラー油は本来辛くなければ意味が無いという点で語れば具入りラー油の王道は李錦記ということになる。(エスビーが輸入している小瓶85gもあるが内容が同じかどうかはわからない。)但し辛いラー油が苦手な人で今回のブームでやっとラー油好きに転じた人もいるのは確か。何が王道か正しいか等という拘りを棄てて、色々なものにチャレンジして楽しむ心が大事だ。世の中には見境なくマヨネーズやタバスコをかけて食べる連中が居る。ラー油に関しても同様の現象が起こっているかもしれないが何でもやり過ぎは問題。気になるカロリーだが一瓶(110グラム)で700~800だから、調子に乗らなければ十分にコントロール可能だ。従来の卓上のラー油(120円程度)は1年経っても使い切らない家庭が結構ありそうだが、この具入りは3倍近い単価なのに10日ぐらいで空けてしまう可能性がある。そういう意味では企業収益の観点からもヒット作と言えるかも・・・。個人的には桃屋よりSBの方が食感と香りの点で好みだがこれぞひとそれぞれだ。ここぞとばかりにこの大手以外にも色々な便乗品も出ているがそこまで手は回らない。まあ、今日は具入りラー油に興味を持ったが辛さが足りないとお悩みのみなさんに我が家御用達の李錦記の潮州辣椒油を紹介したかったのが本音かな・・・。【中華食材】 李錦記 潮州辣椒油(チョウシュウラーユ) 335g ●価格:572円(税込、送料別)リキンキより食べるラー油うま味がたっぷり、香りが違う!唐辛子とニンニクが入った究極の具入...価格:630円(税込、送料別)辛そうで辛くないなんてこれが一番お勧め食べる辛いラー油李錦記 潮州辣椒油リキンキ【潮州具...価格:650円(税込、送料別)≪関連記事≫桃屋とSBの具入りラー油が楽勝で買えた~真夜中のセブンネットショッピング~
2010.07.05
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桃屋に始まりSBの追従で一挙にブームになった具入りラー油。春先の超過熱感は流石になくなったが、それでも未だにスーパーの棚ではポッカリとその部分だけが空いていることが多い。品薄になれば自ずと価格形成に歪みが出て、余りよろしくない輩が跋扈する。個人オークションでは当たり前だが、楽天の中にも尋常とは思えない商売をしている‘悪徳’ショップが散見される。そんな中セブン&アイ・ホールディングスグループが運営する家族みんなのセブンネットショッピングは定期的に供給していた。個数制限等はあったものの1500円以上で送料無料になるのは使い勝手が良い。最近も日中不定期に販売を実施しているが短命で終了する。しかし、狙いは真夜中。販売予告も何も表示されないが‘カートに入れる’という真っ赤な状態になっていればOKだ。おまけに個数制限も設定されていない。さっき2時過ぎに桃屋もSBも買えたが5時過ぎになってもまだ買える状態なので慌てて記事にしてみた。いつまでこの僥倖が続くかわからないが、少なくとも未だに歪んだ価格形成に乗じてイージーな‘オイル・マネー’を貪る連中を慌てさせる‘冷やし玉’になれば世のためになるかも・・・。《関連記事》辛くない桃屋、SBの具入りラー油は合いそうにないものがベストマッチ~王道はちゃんと辛い李錦記の潮州辣椒油~
2010.07.04
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