ここらでちょっと途中下車

ここらでちょっと途中下車

2009.11.01
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カテゴリ: 生活



高校を卒業してから37年。
4年ぶりの同窓会だが、150人近い参加者があった。

学年同窓会は、17年前に始まって、その5年後に2回目があったけれど、
私は仕事でどちらも参加できなかった。
7年目の3回目のとき、地元にいるんだからと幹事を頼まれてから、
幹事の苦労がわかって、毎回参加するようになった。
先生たちも、年をとってきて、5年は長すぎると、間隔が短くなって、
4年前に4回目、そして今回が5回目。

同窓会は、9クラスの幹事が集まって、毎回何らかの趣向を凝らすが、
私が幹事をした7年前は、卒業30周記念と言うことで、
記念のお酒やCDを作り、当時を振り返る展示コーナーなどを作った。
私は、高校時代の3年間を振り返った、ニュースや学級写真、
新校舎ができた直後だったので、旧校舎から変わっていく途中の写真を学校に借りて、
当時流行ったフォークソングとともに、
展示コーナーでスライドショーができるパワーポイントを作った。
そのパワーポイントを、今回も使いたいというので、
ちょっと足に不安もあったけれど、参加することにした。

会場に着くと、ちょうど流れていたところ。
わ~、パワーポイントのバージョンが古くてあまり綺麗じゃないなあ。
作り直せば良かったなあと思ったけれど、
「そんなこと思うの、あんただけや」と言われた。

今回の同窓会は、5時から始まった一次会が、2年の時のクラスで。
2年の時のクラスは、卒業してから集まるのは初めてで、
顔を見ても、ほとんどの人の名前が思い出せない。
名簿を見ながら、ジ~と顔を眺めていると、
あ~あ~と思いだしてくるけれど、
ものすごく物忘れが激しくなっている気がするわ。
私は、体形はかなり変わったけれど、顔はあまり変わってないのか、
名前を言ってくれる人が多いのに、情けなくなってくる。

先生の参加者は、6人。
私たちの3年の時の担任も、今年亡くなったが、
同学年の中にも12人の物故者がいる。
黙祷をした後、会が始まった。

2年の時は修学旅行とかあって、楽しんだ年。
いろいろ話をしていると、昔のことが思い出されてくる。
私たちの高校のそばにはお城があって、
授業が休講になると、みんなでお城に行って、フォークソングをよく歌った。
ホットドッグの美味しいパン屋さんがあって、よく食べに行った。
私たちの高校は、割と有名な進学校だけど、
もともとは男子校だったからかバンカラな雰囲気が残っていて、
とても自由な校風だった。
夏休みに、クラスでお寺に泊まったり、
京都の嵐山に紅葉を見に行ったり、高2の時って割と楽しんでいたなあ。
一人の人が、私に帽子を編んで貰ったと言っていた。
そうか~、編み物にはまっていた時期もあったかも。
同じクラスの中には、千葉から来た人や岐阜から来た人も。
学年の中には、海外に住んでいて、同窓会のために帰ってきた人も何人かいる。

この人は誰でしょう。
と当時の写真と今を比べたり、クイズをしたり。
最後は、テーブルを真ん中に寄せて、フォークダンス。
オクラホマミキサだけ参加して、マイムマイムは足に不安があるので、
見学しながら、声だけで参加した。

そして、2次会は、3年生の時のクラスで。
3年の時のクラスは、このところ毎年クラス会をしているので、
顔も名前もよくわかる、気心の知れたメンバー。

またまた、この人は誰でしょう。
と現在の写真。いつまでたっても雰囲気の変わらない人、
まったく誰だか分らなくなっている人。
まだまだ30代ぐらいに見える人、老人に見える人。
二人が並ぶと、まるでおじいちゃんと孫。

クラス対抗歌合戦は、私たちのクラスは「岬めぐり」
ハチャメチャなクラスあり、いつ練習したの?
と振り付けまであるクラスあり。
審査員が点数をつけて、うちのクラスは3位。
お菓子の詰め合わせの賞品。
孫のいる人でと言うので、二人で分けてもらってきた。

最後は、生演奏でみんなでフォークソング大会。
「風」「さすらい人の子守唄」「想い出の渚」「真冬の帰り道」
「白いブランコ」「イムジン河」「悲しくてやりきれない」
「この広い野原いっぱい」「あの素晴らしい愛をもう一度」
「いちご白書をもう一度」「旅人よ」「白い色は恋人の色」
「花嫁」「白いサンゴ礁」「遠い世界に」「戦争は知らない」
「戦争を知らない子どもたち」

先日亡くなった加藤和彦さんの曲も多いけど、
あの頃、いつも歌が一緒にあった気がするなあ。
最後は、全員で集まって、大合唱。
そんな中で、お開きになった。


いつもお酒を飲んで、最後まで付き合う方なのに、
昨日の私はめちゃくちゃしらふ。
母親のところに寄ってから行ったので、病院の駐車場に車を置いていたから。
最初ビールを1・2杯飲んだけれど、その後はウーロン茶とコーヒー。
「3次会するよ~おいでや~」と言われたけれど、
同じ方向に帰る人たちがいたので、一緒に帰ることにした。

みんな降りて行って、病院へ行く方向との分岐点の駅で降りたら、
病院のある方面の電車が来ない。
だんだん寂しくなってくるし、駅員さんに聞いたら、もうないという。
病院の駐車場までタクシーに乗って、車で帰ってきた。
なんか、さびしい一日の終わり。
塾に来ている子どもたちの学校の校長をしている人がいたので、
話をしたいと思っていたのになあ。
あ~あ、こんなことなら、車は一晩置いておくことにして、
3次会に行って、みんなと一緒に帰ってきたらよかった。







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最終更新日  2009.11.02 01:07:52
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