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ルンバが発熱した。昨晩寝ているあいだから体が熱く、これは怪しいなと思っていたら案の定。昨日は夜まで元気に駆け回っていたけれど、子どもが熱を出すのはいつも本当に突然だ。 朝になって「あたまがいたいよ~」と泣き出すルンバの声に起こされた。「くびもいたいの」とヒンヒン泣いている。熱をはかると38.6度。もっと高いかと思ったので正直ホッとした。なにせこのごろ保育園ではインフルエンザが発生していたので、予防接種をしたとはいえ感染したんじゃないかと気が気じゃなかったのだ。 さらに「おなかもいたいの」というルンバ。 「今日は風邪引いてお熱でちゃったから、寝てようね」と言い聞かせると、しくしくと泣き出した。 「ぼく、ひとりでぼーき(病気)でさびしいよぅ。さびしいよぅ」と泣くのである。体調が悪くて心細いのだろう。膝に抱っこしてやると落ち着いたようで、ようやく涙が止まった。 夕方には熱は39度台にまで上がった。目を充血させ、ぼーっとした顔で元気のないルンバを見ながら、やっぱりインフルエンザなんじゃないかと心配でたまらない。しかし月曜朝には37度まで下がっていてほっとした。恐らく、これならインフルエンザじゃないだろう。早く良くなればよいのだが。(ルンバ4歳4カ月/パルタ1歳3カ月)
2005年01月30日
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いつもは水曜日に行われているルンバのサッカー練習だが、本日、振替練習日。 家族4人そろってグラウンドに繰り出した。 ルンバは今日のサッカーを格別楽しみにしていた。というのも、保育園の仲良しKくんが見学に来るというのだ。年賀状でルンバのユニホーム姿を見たKくん、「サッカーやりたい」と言い出したそうで、実際に通うのは難しいかもしれないけれど見学だけでも…と土曜日の今日、来ることになったのである。 グラウンドでKくんの姿を見つけてうれしそうに駆け寄るルンバ。しかしちょっと人見知りなKくんは、知らない子ばかりの雰囲気に臆して練習に混ざろうとしない。ルンバはKくんとやりたくてしょうがなくて、隅っこに座りこんでいるKくんのもとに行って「おいで~!」と服を引っ張り、無理矢理にでも連れて行こうとする。けれどもKくんは頑なに拒むのだ。 とうとうルンバは怒ってしまい、シュート練習で自分の番が来ても「もうヤダ!」とかんしゃくを起こしてやろうとしない。年末までルンバたちを受け持っていた前のコーチがたまたま遊びに来ていたので、そんなルンバを見てなだめに行ってくれた。ルンバの話をしっかり聞いてくれて、再びやる気になるところまで説得してくれて、ただただありがたかった。 さて一方のKくんは、水飲み休憩の間にコーチがうまく声をかけてシュート練習などをやっているうちやる気になったようで、最後の試合ではみんなに混ざって楽しそうに参加することができて、こちらもホッ。いつも感心してしまうのだが、このクラブのコーチたちは子どもたちとの接し方がつくづくうまい。幼い子どもたちが1時間の練習を途中で飽きることなく最後まで楽しくやり続けられるというのは、本当にスゴイことなんである。 練習のシメは特別メニュー、子どもたち全員チーム対パパチームの試合。パパと一緒にサッカーができて、子どもたちは実に楽しそうだった。 練習の途中で近所に住む保育園のAくんもやって来て、友情をあたためていたルンバたちは、無事に練習を終えると隣接している児童公園でぞんぶんに遊んだ。 気がつけばパルタもお砂場で遊んでいる見知らぬ子のところに行き、一緒に遊んでいた。そんな風に子ども同士で関われるようになってきたのだなあ。ボールを蹴ったり、あちこちよじのぼったり、実によく遊んでいた。そうして帰りの自転車に乗った瞬間、コトンと寝てしまったパルタであった。(ルンバ4歳4カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年01月29日
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保育園の帰り道、図書館に寄り、絵本を借りてきた。そのなかで『おばけパーティ』という絵本がすっかり気に入ったルンバ。4、5回連続で「よんで、もういっかいよんで!」と繰り返した後、今度は絵本のおばけになりきってパーティーごっこを始めた。 絵本では主人公のおばけ・アンリが友だちをお屋敷に招いてパーティーを開く。趣向を凝らした料理を次々に運び、みんながそれを口に運ぶと、あれあれ…? おばけたちの体にとある変化が起きるのだ。その繰り返しが楽しい。 さて、ルンバのパーティーごっこである。アンリになりきった彼は絵本をお皿に見立て、紙とかセロテープとかクレヨンとかハサミとかを駆使してせっせとアヤシゲなごちそうを作っては、「おりょうりもってきました~」とわたしのところに運んでくる。 「いたい!」どうやら料理の途中で指を切ってしまったようだ(お芝居である)。指にセロテープを巻いてクレヨンで赤く塗り、「ゆびをきっちゃいました~」とやるなど、なかなか芸が細かい。 みるみるうちにテーブルは絵本のお皿で埋め尽くされ、ごちそうの数々が並んだ。そこでルンバが一言。「ねぇ、おかあさま?」 …どちらのご子息で? いつのまにか「セレブな言葉づかい」がインプットされていたようである。(ルンバ4歳4カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年01月28日
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朝食の支度をしていたら、珍しくルンバが起こされる前に自分で起きてきた。昨晩、寝たのが遅くなってしまった割には、すっきり目が覚めている様子。トコトコ…と台所に立つわたしのもとにやってくると、突然叫んだ。「あーっ! おしっこしてない! ヤッタヤッターー!!!!」 どれどれ…と確認すると、本当にオムツが出ていない。「すごい! 偉いねえ、かっこいいねえ!!」 頭をくしゃくしゃなでてやると、とてもうれしそうにしている。朝起きてオムツが濡れていなかったのは、何カ月ぶりだろう? そういえば昨晩寝る前に5分おきくらいで何度もトイレに駆け込み、用を足していたのだった。 よほどうれしかったのだろう、「連絡ノートにルンバくんがおしっこしなかったことちゃんと書いておいたからね」と伝えると、「せんせい、なんていうかなあ。すごい、っていってくれるかなあ」と、とても楽しみにしている様子。 夕方お迎えに行くと、園でもすごくうれしそうに先生に報告していたそうだ。しかもすべてのことにやる気満々で、オニのお面の色塗りをクラスメートがしていたら「ぼくもやる!」と自分でクレヨンを持って来て塗り始め、塗り終えた後も「もっとつくるんだー♪」と言って、別の紙にずーっとオニの絵を描いていたらしい。 今朝は朝食が大好きなフレンチトーストだったこともあって、ガミガミ言われなくてもスムーズに食事を済ませ、とても気分よく登園していったのだ。やはり一日の始まりがこんな風に楽しい気持ちだと、子どもだってやる気がわいてくるんだなあ。 ところでルンバの描いたオニは「これは、やさしいおにで、おともだちがとってもだいすきなんだよ」なんだそうだ。以前読んだ『泣いたあかおに』を覚えていたんだろうか。先生が2種類用意してくれたオニの顔のうち、恐いほうじゃなくて可愛いほうを選んで、色とりどりに塗っていたルンバだった。(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年01月25日
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長男ルンバは絵本が大好きだ。毎晩寝る前には絵本をたくさん枕元に持ってきて、「よんで!」とせがむ。絵本を読まないと寝られないと言う。だから旅行や帰省の時にも絵本が必需品になってしまった。絵本がないと「それじゃ、こまるよ~」と泣いてしまうのだから仕方がない。 さて一方のパルタ@1歳4カ月。彼は読み聞かせに一向に興味を示さなかった。毎晩ルンバに絵本を読んでいても、パルタはその傍らでページを勝手にめくろうと邪魔しにきたり、一人別の絵本を開いてはひたすらページをめくることに夢中になっているだけだった(ひどい時には破いてしまうので目が離せない!)。 まあ、でも、おそらくそれは0~1歳の赤ちゃんの標準的な姿だろう。 ルンバだって絵本が好きになったのは2歳頃になってからのことだった。今にして思えば、言葉を覚え始めたのと時期が一致する。だからパルタが絵本を楽しめるようになるのも、まだ半年は先の話なんだろうなと思っていたのだ。そんな矢先。 パルタが『はらぺこあおむし』を手にわたしのところにやってきた。そうしておもむろにわたしに本を手渡した。このごろ物の受け渡しを延々繰り返す…という遊びに凝っていたパルタなので、またその遊びかと思い、受け取ってすぐに返すと、「んー!!!」と怒るではないか。 もしかして…? 半信半疑ながらタイトルを読み上げたら、うれしそうに顔を輝かせてわたしの膝に座り込んできた。読んでほしいらしい。パルタが生まれて初めて絵本を一冊通して読んだ瞬間だった。 最後まで読み終えて「おしまい」と本を閉じると、再び表紙を上にして「んー、んー!」と差し出してきた。そう、もう一度読めというのだ。驚きながら、もう一回。「おしまい」「んー!」、もう一回。そんなこんなでエンドレスに何度も何度も「読んで!」攻撃が繰り返された。 驚いた。周囲には0歳台から絵本を楽しむ赤ちゃんもいたが、わが家の子どもに限っては、こういうことに目覚めるのはのんびりだと思っていたのだ。どうやらこれからは、ルンバとパルタ2人の「よんで!」攻撃に遭うことになりそうである。* * * * * さて、今日はルンバのサッカークラブの日であった。 子どもたちが二手に分かれ、先生がそれぞれに投げたボールを2人の子どもがトラップ、そのままゴール前までドリブルをしてシュート…という練習をしていた時のこと。ルンバの相方は一つ年上の男の子。たまたまルンバはうまくいき、スムーズにシュートまで持っていくことができたのだが、相方の子はシュートを外してしまった。再びドリブルをしてシュートをするが、なかなか決まらない。 シュートを決めると見ている子どもたちが声を合わせて「ナイスシュート!」と言ってくれるはずなのだが、2人とも決めないことには声がかからない。ルンバは自分がシュートを決めた直後に声がかかるものと期待して振り返り、ガッツポーズをしかかったのだが、何も言われないことに気がついて「あれれ?」という顔。「もしかして見てなかったのかな」と思ったのか、ゴールに入ったボールを出して、再びシュート。振り返る。ガッツポーズしかかる…が、声がかからない。「なんで~?」という顔をしながら3回目のシュートを決めた時、相方の子もようやくシュートが入り、念願の「ナイスシュート!」の声がかかってうれしそうにガッツポーズをしたのであった。 その後、ルンバがおなかが空いたと騒ぐので、近くのファミレスで食事。食事を終えると居残り練習をやっている子たちの姿がまだグラウンドにあった。するとルンバ、「ぼくもサッカーしてく!」と走っていってしまう。結局、最後まで残って練習したり遊んだり。 実はクラブの先生は年明けから変わったのだが、会うのが2回目にしてもう完全になじんでいる。なにせ先生、子どもの相手が上手なのだ。ルンバは新しい先生のこともすっかり大好きで、それもあっていつまでも帰りたがらない。やっとのことで「さようなら」をして帰ろうとしたら、再び「せんせいに、さよならしてくるー!」と走って行ってしまった。 ところが先生は車を取りに行った後。荷物は残っているが、姿がない。「もういちど、さよならしたかったのに~!」 ルンバがポロポロ涙を流して泣くので、仕方なく先生が戻ってくるのを待つ。ほどなく車に乗った先生の姿。ああよかった。改めてさようならをして、ようやく帰途についたのであった。(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳3カ月)
2005年01月19日
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実はずっと気になっていたことがあった。 ルンバはいまだによく保育園のお昼寝でおねしょしてしまう。園ではもう紙オムツを完全にやめているので、そのたびにシーツはびしょぬれ、お持ち帰りでお洗濯…という日々だった。 おねしょをしてしまった日にはどこかきまり悪そうにしているルンバに、「お昼寝の途中でおしっこしたくなったら、トイレに行くんだよ」 と言うと、しばらく前からいつも決まってこう答えるのだ。「だってトイレにいくと、せんせいにおこられちゃうんだもん」 そんなはずはない。寝ている途中でトイレに行きたくなったものを怒るなんて理不尽なことがあるわけがないではないか。多分なにか勘違いしているんだろうと思って「大丈夫、先生怒らないよ」と言うのだけれど、彼はかたくなに「おこられちゃうから」と首を振るのだった。 昨日もおねしょをしてしまったルンバ、週末に洗濯したシーツに月曜日におねしょをされると、こちらもショックが大きい。また「トイレに行っていいんだよ」と言い聞かせると、「だっておこられちゃうもん」と言うので、連絡ノートに書いたんである。こういう会話を交わしているのですが、実際はどうなんでしょうかと。 夕方お迎えに行くと、担任の先生の一人R先生がやってきた。「実は、お昼寝の時には教室でトイレを済ませてから(昼寝場所の)ホールに行くというお約束になっているんですが、以前お部屋でトイレを済ませず、ホールに行ってからトイレに行くということがあったので、ホールに来る前に1回教室でトイレに行こうねと話したことがあったんです。ルンバくん、それを気にしてしまっていたみたいで」 そうだったのか! どうやらルンバ、その話を誤解して、「ホールに行ってからはトイレに行ってはいけない」と言われたのだと思っていたらしい。だから途中で行きたくなっても、布団のなかでひたすらガマンをしていたようなのだ。「今日、ルンバくんに、トイレに行きたくなったらがまんしないで先生に言っていいんだよとお話をして、ルンバくんもわかってくれましたので」 そうかあ~。するともしかして、ルンバがおねしょをしてしまう原因はここにあったんだろうか? ちゃんと途中でトイレに行けば、おねしょをしなくなるのかもしれない。* * * * * …とまあこんなことがあり、問題が解決したような晴れ晴れした気分でいたのだが、結局その2日後、ルンバはまたおねしょをした。途中でトイレに行かないようにしていたことだけがおねしょの原因というわけではなかったようだ。とほほほほ。(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳3カ月)
2005年01月18日
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ふと見ると、ソファーがもっこり膨らんでいた。そのなかで息をひそめている小動物が1匹。「あれー? パルタ、どこー? どこに言ったのかなあ」 声をかけてやると、膨らみはにわかに動き出す。真ん中から端へ端へ…。そうしてガバッとソファカバーの端がめくれ、下からパルタが「ままー!」とうれしそうに顔を出すのだ。 困ったことにここ数日で、こうやってソファカバーの中に入って隠れることを覚えてしまったパルタ。 息をひそめてわたしが気づくまでジーッと待っているところとか、声をかけた途端にモゾモゾ動き出すところとか、わたしを呼びながら出てくるところとか、とにかくめちゃくちゃカワイイ。可愛いんだけど……。ますます部屋が荒れる日々なんであった。(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳3カ月)
2005年01月17日
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あいにくの悪天候で終わってしまった週末。近所のとあるお祭りをのぞきに行こうと計画していたのに、この天候で行くことができず。仕方がないので昨日は一日家で過ごしたら、子どもたちの暴れっぷりが凄まじい。このままじゃ家も壊されかねん!ということで、明日こそは絶対に絶対に外出しようと決意した昨晩。 さて本日。雨はしとしと降り続けていたが、そんなわけで意地で出かける。目指すは某所の展望台。ルンバが昨年からずーっと行きたがっていた場所で、実を言うと年末に一度来たのだが、運悪くお休みだったため展望階にのぼることができなかったのだ。休憩できるフリースペースがあるので、そこで子どもたちを放牧し、ヤツらの体力を消耗させて、夜はぐっすり眠ってもらおうというもくろみである。 案の定、展望階で子どもたちは遊ぶ遊ぶ。ルンバが見知らぬ子とお友だちになるのはいつものことだが、パルタも同じくらいの子がせっせか歩くのを見て同じようにせっせか歩き、2人して同じ場所を延々往復し続けていた。 暗くなった頃に帰宅すると、それまで20分くらいしか昼寝していなかった次男がすぐさま撃沈。そのまま2時間強ほど眠り続けた。ハンパな時間に寝てしまったため、目を覚ました後はいつまで経ってもハイテンション。ようやく眠りに就いたのは、午前4時前の出来事。もう朝だよ…。 月曜日は早めに出勤したいと夫に言われていたので、そのまま起きているか迷ったが、ものすごい睡魔に襲われてやっぱり寝た。起きられないんじゃないかとコワかったが、なんとか起きた。しかし、眠い…。次男の夜遊びには、つくづく悩まされる。(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳2カ月)
2005年01月16日
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最近、ルンバの破壊活動がものすごい。部屋中のいろいろなものを次々と壊してまわるのだ。カーテンレールを折ってしまったり、ビデオにハンガー突っ込んで壊したり(復活したが)、柱を穴だらけにしてみたり、パルタのエプロンをハサミで切り刻んでみたり、その他イロイロ…。 わけもわからずいたずらしていた赤ちゃん時代とは、もう違う。ルンバは「これをやったらいけない、叱られる」とわかっているにも関わらず、「でもやってみたい…」という衝動にあらがえずに破壊活動に出ている。それがわかるだけに、こちらも「どうしてそういうことするのっ?!」と声を荒げて怒ってしまうのだ。年明けから夫の仕事が忙しく、休日もほとんど出勤しているため、母子家庭状態が続いているのも効いて、トゲトゲした精神状態の日々が続いていた。 なにせ、怒ってばかりというのは疲れるのだ。こちらだって本当は怒りたくない。けれども長男はいたずらをやめない。夫がいてくれれば、片方が怒る時には片方が慰めるという風にうまく役割分担ができて、相方が子どもを慰めている間にこちらも気分転換を図ることができるのだが、一人っきりで子どもたちと向き合っていると怒りをうまく解消できないんである。完全に煮詰まっていた。 昨日、パルタが久々に早く寝たため、長男と2人きりの時間があった。すると長男が酒井駒子さんの『ぼく おかあさんのこと…』という絵本を「よんで!」と言って持ってきた。 「ぼく おかあさんのこと… キライ!」という出だしで始まるこの絵本、実は「キライ」と言っている一番の理由は「ぼくとは ケッコン できないっていう」からという、男の子ママにはなんともたまらない内容。 膝の上に長男を抱っこしてこの絵本を読んでいたら、自然に彼を抱きしめてしまって…、彼のやわらかなモチ肌にすっかり癒されてしまった。溜め込んでいたストレスが、すーっと消えていくのが、自分でもよくわかった。そういえばこのごろ、長男をゆっくり抱きしめてあげることがなかったかもしれない。イライラした時は、子どもを抱きしめるに限る。 (ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳2カ月)
2005年01月14日
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先日、ルンバに『こびとのピコ』という寺村輝夫さんの童話を読んであげた。絵は和歌山静子さん。主人公のオムくんが、なんでもいうことを聞く素敵なこびと・ピコが出てくる不思議なボールペンを拾うお話だ。 絵本ではなく文字中心の本なので、ルンバに読んであげるのは2年くらい後だと思ったのだが、古本屋さんで見つけて欲しくなり、しばらくとっておけばいいか…と買ってきたのだった。けれども目ざとく本を見つけたルンバが「これ、よんで」と持ってきた。一応中身を見せて、「絵本じゃないよ。字ばっかりだけど、いい?」と確認すると「いいよ、よんで!」と言う。 それではと読み始めると、ルンバは夢中になって最後まで聞いていた。そして読み終えたあとに再び表紙の絵を見て一言。「ふしぎな ぶたさんのおはなし だったねぇ」 ……それは鼻の穴じゃない、目だよ(泣) * * * * * 身体測定がありました。ルンバ4歳3カ月。 身長:100.6cm 体重:17.3kg(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳2カ月)
2005年01月13日
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今日は鏡開き。サト○の丸餅が中に入っているタイプの鏡餅を飾ってあったので、それを開いて中の丸餅でお雑煮ときなこもちを作り、夕飯に食べた。 残った鏡餅の外側をルンバが持って行ったかと思ったら、油性マジックを取り出して何やらモゾモゾしている。やがてそれをわたしのところに持ってきた。「ママー、ルンバくん、わらびもち(かがみもちと発音できなくて、なぜかこうなる)に、おかおかいたの~。ここにルンバくんのおなまえかいてー」 見てみると、なるほど顔らしきものが書いてある。後ろ側にルンバの名を書いてやるとにっこり笑って、「これ、かざっておいてね」。 おかげで鏡開きしたというのに、わが家にはまだ鏡餅が飾られている。(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳2カ月)
2005年01月11日
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せっかくの3連休も夫が全出勤とあっては苦行に過ぎない。体力あり余る子どもたちと家にこもりっきりではイタズラは絶えないわ片付けても片付けても散らかされるわでお互いにストレスがたまって仕方がないので、2人を連れて近所に繰り出しては放牧を続ける休日も今日で3日目。1日目は図書館と児童館、2日目もルンバリクエストで別の児童館に行くも休みでその近くの公園で過ごし、さあ今日はどこに行こう?と頭を抱える。 いや、実は夫に「一緒に出かけない?」と誘われはしたのだ。今日は高校サッカーの決勝が国立競技場で行われる日。夫はどうしてもそれが見たかったようで、「一緒に行って試合見て、その後キミだけ子どもたちを連れて帰るというのはどうだろう。オレはそのまま仕事行くから」との提案を受けたけど、即断った。だってアナタ、真冬の競技場ってのは体の底から冷えるのだ。しかもルンバはともかく、いまのパルタがおとなしく試合を見ていられるわけがない。途中でぐずりだせば、どこかで遊ばせてやるしかなく、どう考えてもわたしは試合などゆっくり見られぬうちに終わり、ぐったり疲れて帰途について、帰途でさらに疲労を重ねることになるだろう。 そんなわけで、やっぱり今日も母子3人。最寄りの公園に繰り出して、子どもたちを放牧放牧。ルンバはいつものように知らない子と友だちになり遊びだす。年長さんというその子はどう見ても小学生に見えるほど体が大きく、2人は落ち葉積もる砂場でたたかいごっこを始めた。結構激しく取っ組み合いをしているんだが、本人たちにきちんと「ごっこ」の意識があって、手加減しているのがわかったので、とりあえず放っておいた。 その間パルタは歩く歩く歩く歩く。動き回ることが楽しくて仕方ない時期なので、 公園の端から端までひたすら歩き回ってゴキゲンだ。そういえば昨日行った公園には低くて囲いのしっかりした滑り台があって、パルタはハイハイでずんずん階段を上っては一人で滑り降りて超ゴキゲンであった。この時期って一番恐い者知らずの時期だよなあ、とそんな彼を見て思い出す。いまの彼は恐怖心より好奇心のほうが常に上回っているんである。 けれども今日行った公園の滑り台は一人では上り下りできない高さなんで、そこはガマンしてもらう。 さんざん遊ばせているうちにルンバが「おなかすいた~」と言い出したので、おやつを仕入れて帰宅。その後は家でまったりと過ごした。あー、やっと明日から子どもらの保育園生活が本格的に始まる。長かった……。(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳3カ月)
2005年01月10日
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過去日記アップしています。▼2005/01/03 パルタ目覚める▼2005/01/04 きのこ博士館は面白い!▼2005/01/05 安いなあ、西松屋
2005年01月08日
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本日、ルンバ新年初登園。「新年顔合わせ会」で行われる餅つきを楽しみに、嬉々として出かけて行った。会にはお獅子がやって来て、子どもたちの頭をカプカプとかんでくれたそうだ。「でもね、こわくなかったよ!」 迎えに行くと、嬉しそうに報告してくれたルンバ。 しかしやはり久々の登園で疲れたのか、夜、ソファに転がったまま、いつの間にやら眠ってしまった。するとパルタがフリースのブランケットをトコトコと運んできてルンバの顔から肩にかけ、手のひらでポンポンポンポンと頭から肩からおしりからを叩きまくっていた。どうやら、「イイコ、イイコねー」してあげているつもりらしい。 一体どっちが兄なんだか。(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳3カ月)
2005年01月07日
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4泊5日の実家生活もあっという間に過ぎ去り、本日は自宅に戻る日。昨日のうちに荷物は大方まとめ、今日は朝食を食べて身支度を整えればすぐに出られるぞ~!という状態にして準備は万全。…だったはずなのに。なんでこんなに支度に時間がかかるのだ…。 わたし自身は7時過ぎに起きてお雑煮で朝ご飯を済ませ、順調な1日の滑り出しだったのだが、敗因は子どもら、特にパルタの朝食。 ちょうどわたしが食べ終えた頃にパルタが「ママーー! ウワァァァン!」と泣いて起きだしてきて、なだめながらあわてて支度。パルタにはそば、ルンバにはいくら海苔巻き。あと、2人にイチゴの牛乳かけ。ごはんができたところで眠そうなルンバを起こして食事を始めさせた。ルンバは割とスムーズだった。一方のパルタ、これが時間のかかること。自分でフォークを握りしめ、 懸命にそばを口に運ぶものの、命中率はきわめて低い。合間にわたしがそばを口に入れてやるのだが、完全に食べさせてあげていた時の2倍以上の時間がかかる。 そんなわけで食事を終えたらもう9時過ぎ。2時間も経ってるじゃないか! おまけになぜだかパルタがぐずぐず言いながらわたしを追いかけ回して、片付けも身支度も進まないのなんのって。 ようやく出かける支度が整ったのは10時過ぎ。早めに出発できるように荷造りを済ませておいたのに、ちっとも早い出発とはならなかった。がっくり。 さて、帰りは父が車で送ってくれることになっている。荷物を積み、子どもたちをチャイルドシートに乗せて、いざ出発!…した瞬間に、パルタ撃沈。大好きなドリオ(木製ガラガラ)の玉を一つしっかりと握りしめたまま、すやすやと寝息をたてている。眠くてぐずっていたのか~。それにしても、なんという瞬間技。 ほどなくルンバも撃沈。朝、無理矢理起こしたからだろうか。思ったより早く子どもらが寝て驚いた。それじゃあノンストップで…と行きたいところだが、そうもいかない。後半はトイレに寄ることができないので、最後のインターでトイレに行っておかなければならないのだ。特にルンバ。 ってなわけで子どもらがスヤスヤ寝ているのでヒジョーにもったいなかったが、インターに停車。すると空気を読んだか(?)ルンバがパッと目を開けた。続いてパルタも。なんだい、しっかり起きるんだねキミたち。トイレ休憩を無事に終え、再び出発。 すると今度は子どもらが食欲の権化に。ぐずり対策に買っておいたカステラを、2人してものすごい勢いで食べる。巣の中で母さん鳥の帰りを待つひな鳥のようにパカーンと口を開け「もっと、もっと」と食べ続けて、あっという間に平らげてしまった。もっとゆっくり食べろよ~。「まだおなかすいた~」などと言うので、次は手で持って食べられるイチゴチーズケーキなるものをあげると、またすごい勢いで食べる子どもたち。オイオイきみたち、おなかこわすよ…。 途中で「ウンチ~!」と騒がれてももう困る場所だったので、恐くて途中で給餌を終了。すると不満をブーブーもらすルンパル兄弟。特にパルタの機嫌がアヤシイ。最後の最後、自宅まであと少し…というところで大泣きが始まりそうな気配になったが、なんとか到着して事なきを得た。 帰宅するなり、パルタ再び撃沈。眠いなら車で寝ておくれよ。ルンバはといえば、1歳下の近所のお友達の所に遊びに行くと言って聞かず、仕方がないので連れて行って1時間半ほど遊ばせてもらう。その間、わたしは家に戻り、洗濯したり、片付けたり。あっという間に日が暮れた。 さて、わが家もようやく明日から通常営業(夫はとっくに通常営業だったが)。明日はルンバ、保育園でもちつき大会である。* * * * * そんなわけで長らく更新が滞っており、すみません。空白期間の分は、アップするつどお知らせしていきます。今度こそ空白が空白のまま終わらぬようにがんばります…(←10月に前科アリ)。(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳3カ月)
2005年01月06日
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実家滞在最終日となった今日は、買い出しに行く。ルンバの服が軒並み“つんつるてん”になってしまったのだ。子どもら2人を連れて買い物に行くのがおっくうで(なにせ車がないし)、保育園ではどうせ汚してくるんだし、しばらくは新しいの買わなくていいかあと思っていたら、とうとう保育園の先生に言われてしまった。「お母さん、ルンバくんの服が小さくて、着替えがしづらそうなんですが…」 あわわわわ、すみません! そしてごめんよ、ルンバ。 そんなわけで今回は大きめサイズのものを…とトップスは120cmをメインに購入。120ってデカイよなあ。でも、110cmがジャストサイズだから、大きめをと思ったら120でいいんだよね。ルンバも大きくなったもんだ。まったく驚いてしまう。 そして今回、もう一つ忘れずに買わなければならないものがあった。保育園のお昼寝布団に使用する「おねしょシート(防水シート)」である。 お昼寝を布パンツでするようになって以来、今までもずっとおねしょシートは使用していたのだけれど、これがあまり効果がないシロモノで、下につけている布団カバーはもちろんのこと、布団までびしょぬれになってしまう。 調子が悪いとルンバは週に数回おねしょをするので、そのたびに布団以外の一式を持ち帰って洗濯し、翌朝までに乾かさなければならない。せめて布団カバーが無事なら、わが家も保育園も負担がかなり軽くなるはずなのだった。「この冬休みに、ぜひ、もっと強力なおねしょシートを探してきてください!」 担任の先生にそう頼まれていたのである。 そこで売り場を物色。一体どんな強力なタイプならば、ルンバのおねしょから布団をガードしてくれるのだろう? 迷いに迷って分厚い「汗とり+防水」タイプのシーツに決めた。しかしこれは洗濯するとなかなか乾かなそうだ…と、もう1枚予備を買うことに。 ルンバのトレーナーを4枚、長袖Tシャツを3枚、おねしょシートを2枚、靴を1足、薄手カーディガンを1枚、厚手ジャケットを1枚、ズボンを1枚、パルタのトレーナーを1枚、ズボンを2枚、ベビーカー用フックを4組、赤ちゃんせんべいを1袋、赤ちゃん食器(吸盤つきのもの。ピップベビー フードタイム ベンリッシュ)を1セット、これだけ買って、しめて1万6000円。安いなあ、西松屋。 さて、おねしょシートの効果やいかに。願わくば、布団カバーの洗濯回数が減りますように…。▲買ったのは多分このタイプ。▲食器はこれ。一人食べを始めたパルタ用。吸盤がテーブルにぴったりくっつくので、食器を引っくり返されなくてイイ感じ。(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳3カ月)
2005年01月05日
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午前中、明日から仕事始めの夫が先に自宅へ帰っていった。駅まで見送りに出たら、ルンバが「遊びに行きたい!」と騒ぎだした。見送り自体ついてくるつもりのなかったわたしはコートを着ていないだけでなくサンダル履きである。パルタのコートだって持って来ていない。「はやくいこうよ~!」 大騒ぎするルンバを説得しつつ、一旦実家に戻ってあわてて身支度。すぐに終えて、再び外へ。「でんしゃみたい~!」 このごろは虫に夢中だったルンバ、電車への興味はもはや薄れてしまったのかと思いきや、そんなことはなかったもよう。まずは駅の近くにある倉庫へ電車を見に行く。あるある、特急電車も普通電車もたくさん停まっている。わたしの実家に来たときには、ここに電車を見に来るのが、いつの間にやら恒例となっているのだ。 しかしルンバ、車を降りたと思ったらその瞬間に気が済んだようで、今度はさっさと車に乗り込もうとする。「つぎはべつのところにいこー!」 ……勝手なヤツだ。チャイルドシートがあるために、キミら子どもを乗り降りさせるのはとっても面倒なんだぞコノヤロ。 そそくさとまたもや車に乗り込み、次なる場所へ。…って、どこに行くの?「この前、パルくんが行けなかったところに行こう」 と父。11月にルンバの七五三で帰省した際、発熱したパルタがわたしと留守番している間に、父と弟がルンバを遊びに連れて行ってくれた場所を目指しているらしい。「あっ、フクロウのところ? ママ、いけなかったから、つれていってあげるね! きのこはくぶつかんもあるんだよ! おしえてあげるね!」 途端にルンバが顔を輝かせる。 そういえば前回帰宅した後も、フクロウがどうの、キノコがどうのと楽しげに話してくれたっけ。 てなことで、目的地に向かう。そこは自然観察施設がいくつか集まったところだった。駐車場横の池には白鳥や黒鳥、鴨が泳いでいる。みな人馴れしていて、人間がそばにいても意に介している様子がない。 次に向かうは鳥獣センター。屋外にいくつもの鳥小屋が並び、トビやフクロウなど、さまざまな鳥がいた。なかでもルンバはフクロウに夢中で、「ほらね、フクロウがいたでしょう~」とうれしそうにしている。 そのまま歩いて行くと、とある木造の建物に到着。森のカルチャーセンターという施設で、木の良さの普及啓発と、木造建築物の普及促進を図るために建設されたものらしい。足を踏み入れてすぐのスペースは木材について学ぶ学習コーナーだったが、奥に行って驚いた。木で作られたシーソーやすべり台、積み木や三輪車などのおもちゃが展示されていて、自由に遊べるスペースになっているのだ。これには子どもたち大喜び。特にパルタはすべり台が気に入って、何度も自分でよじのぼってはすべり降りてご満悦。うまく滑り出せなくて時折頭からすべっちゃったりしていたが、ごく小さなすべり台なのでケラケラ笑っていた。 外には日当たりのよい広々としたウッドデッキがあり、ベンチやブランコが置かれている。雲ひとつない青空、きれいな空気、あたたかな日差しの下でぬくぬく座っていると、とても気持ちがよい。特に今日はあたたかく、建物の中よりもこのウッドデッキのほうがあたたかいくらいだった。 1時間以上ここで遊び倒したが、うれしいことにまったく無料。なんてスグレモノの施設なんだ…。 ルンバが飽きてきたようだったので、最後の目的地「きのこ博士館」に移動。実はわたし、この施設をなめてかかっていた。きのこのパネルなんかが展示されている、ショボショボの施設を想像していたのだ。だから一歩足を踏み入れてびっくりした。ものすごく凝っていたのである。 ここは「きのこ博士の研究室」という設定。展示室に入る前に導入空間として「博士の書斎」を通り抜けるのだが、まるで本当に誰かがそこを使っているかのようなこの書斎のリアリティにまず驚かされ、期待感が一気にアップ。 そしてメイン展示室。中央には巨木が立っていて、よく見ると幹にはカブトムシやクワガタ、セミなどが留まり、枝にはりすの姿がある。根元にはさまざまなきのこが生え、地中にはカエルやモグラの姿も見られる。ここで30分おきぐらいに「森の営み」のようなプログラムが上映される。巨木の背後にずらりと並ぶモニター、その右上部に配置された虫眼鏡型のスクリーン、そして巨木そのものが連動したプログラムで、四季の移ろいにともなって巨木は葉の色を変え、スクリーンにカブトムシとクワガタの決闘が流れれば、巨木に留まった虫たちも角を動かす。あまりの凝ったプログラムに、子どもたちのみならず、わたしまで魂を吸い込まれたように見入ってしまった。動きたい盛りの次男ですら、身じろぎ一つせず見つめていた。昆虫好きの長男が夢中なのは言うまでもない。道理で前回ここから帰ってきたルンバが、目をキラキラ輝かせていたはずだ。 そのほかの小展示室も凝っていた。きのこの生態を展示する「博士のきのこ研究室」、特用林産物と生活の関わりを食・毒・薬のテーマで取り上げ、レストラン形式で紹介する「森のレストラン」などなど。展示のエンディングである「博士のガレージ」には、博士に宛てられたさまざまな手紙が貼られていた。もちろん手書き、筆跡も全部違っていて、博士が本当にいるんだというリアリティが演出されていてうれしくなってしまった。 これだけの展示が無料だというのだから驚きだ。自治体の施設というだけでなめてかかっていたが、すっかり脱帽。実家の所在するこの自治体を、たいそう見直すことになった施設であった。 さて、帰宅すると、夜に弟夫婦がやってくると言う。それを聞いてルンバのテンションはまたもやヒートアップ。いまかいまかと待ち続け、彼らがやってきたら飛びついて「あそぼう!」。特にルンバは弟のお嫁さんが大好きなのだ。今回も彼女を居間の隣の和室に連れて行って戸を閉め切り、独占して遊んでいた。しかし彼女、年末風邪を引いてしまったそうで病み上がり。体力を消耗するルンバの相手をそうそうしてはおられず、ルンバの不満そうなこと。キミは本当に彼女が大好きなんだねぇ。 そんなこんなで夜も更けて、弟夫婦はぐったり疲れて帰って行った。いつもどうもありがとう。ルンバはと言えばまだまだ興奮覚めやらず、絵本を何冊も読んで、23時過ぎにようやく眠りに就いたのであった。今日も1日長かった…。(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳3カ月)
2005年01月04日
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それは昨日の夕食時のことだった。食いしん坊で、食べてさえいればゴキゲンなパルタが、食事中に怒りだした。食べ物を口に入れてもお茶を渡しても怒る。もしかして…とスプーンを渡してみたら、大喜びで食べ始めた。どうやら自分で食べたくなったらしい。 これまでほとんど一人食べをさせてこなかったが、周囲を観察していたのか、スプーンの使い方はちゃんとわかっている様子。うまくすくうところまでは行くのだけれど、手首を返せないので、口に入れるのが難しい。ほんの1、2粒のご飯しか口に入らないというのに、エライうれしそうに食べているではないか。 これが戦争の始まりであった。 以来、すっかり自分で食べる楽しさに目覚めてしまったパルタ。もう「食べさせてもらう」なんて耐えられないらしく、スプーンを手渡さないことには食事が始まらない。口の周りからイスから周囲の床から汚しまくり、ものすごい時間をかけて、歓喜の雄叫びを「ウォー!」と上げながらうれしそうに食事をする。その割に量は食べられないから、すぐにおなかが空いたとぐずる。あー、頭が痛い…。 ただでさえわが家の食卓は戦争であったのだ。なにせルンバはいまだに食事に時間がかかる。1時間はザラ、ひどい時には2時間。テレビなどつけていないのに、このサマだ。なんでそんなに時間がかかるのかというと、しゃべっているんである。「おなかすいた~!」 と食事を始めるわりに、ふと気がつくと、しゃべりまくっている。「ルンバ、ごはん食べなさい!」 怒られた瞬間は食事を口に運ぶが、気がつくとまたしゃべっている。 ……誰か彼を黙らせてください。 そんなわけでいつまで経っても片付かない食卓であったが、一方でパルタは食べさせてやりさえすればサッサと食事が終わることが唯一の救いであった。 それが、これからは2人とも時間がかかるというワケですか。ああ…。 練習なしには一人食べできるようにならない。避けては通れない道だということはわかっている。しかしやっぱり頭が痛いこれからだ。* * * * * ところで、いまのパルタにはコワイモノがない。そして動くものには興味津々。そんなわけで、実家の愛猫ももたは毎日パルタに追いかけ回されている。ただ追いかけるだけならいいのだが、パルタ、手を出すんである。触りたいのはわかるんだが、手加減がわからないんで乱暴なのだ。しかも蹴る。なぜ蹴る? いくらデブ猫だからって、ももたはボールじゃないぞ…。 そして、ももた受難の日は続く。猫用ベッドが気に入ってしまったパルタ、空いているのを見るとすぐさま駆け寄り中にすっぽりはまってご満悦。何度どけても攻め込んでくる。寝る場所を奪われたももたは、あわれ安住の地を求めてウロウロ…。毎回ごめんよ、ももた。(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳3カ月)
2005年01月03日
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今年のお正月は、いつもと違っていた。結婚以来初めて自宅で迎えたのだ。 お正月には毎年、夫の実家に帰っていたのだが、今年は来月に帰省する用事があるので、両親が気をつかって「大変だから帰ってこなくてもいいよ」と電話をくれたのである。それではと、そんなわけで、4人家族だけで初めて迎えた元日の今日は、なんだか慌ただしい1日であった。 まず朝、お雑煮を作る。いつも帰省していたため、実はお雑煮を自分で作るのは初めてのこと。これまで実家で食べてきたお雑煮を思い出しながら作ってみた。だしはかつおで、酒、塩、しょうゆで味つけ。鶏肉、大根、人参、しめじを一緒に煮込む。別に塩ゆでした水菜を用意、角もちは焼いておく。椀にもちと水菜を入れておいて熱々のおだしを注ぎ、ゆず皮と三つ葉をトッピングして出来上がり。はじめだし汁だけ作った時点では「あれれ? これでいいのかな?」と疑問符が頭に浮かんだが、トッピングまで終えて味わってみると、なじみ深い実家の味になっていた。ただし具は実家とちょっと違う。実家のお雑煮の具は鶏肉、きのこ(しいたけ、しめじなど)、なるとで、トッピングにゆず皮と三つ葉。つまり今回わたしが作ったお雑煮はやたらと具だくさん。子どもたちに食べさせることを考えると、ついつい野菜を多く入れたくなってしまったのであった。 ちなみに夫実家のお雑煮は、さんまなどの魚でだしを取る。さっぱりしていて、これもとてもおいしい。お雑煮って大好きなのだ。 おせちはルンバが好きそうな伊達巻きと黒豆、栗きんとんだけを昨日買ってきてしまった。なにせ明日からわたしの実家に帰省するので、あまりいろいろ作り置きしても食べきれないんである。もう少し野菜が取りたかったのでサラダも作っていると家族のお目覚め。「あけましておめでとうございます」のあいさつとともに、少し遅めの朝食。ルンバとパルタが黒豆の虜となる。 食べ終えたら、近所の神社に初詣へ。本当は昨晩行こうと思っていたのだが、大雪だったこと、子どもたちが早く寝てしまったことから断念したのだ。外に出ると雪はまだ残っていて、とても寒い。お参りを済ませるとわたしたちが甘酒をもらっている間に境内に2つだけ出ていた露店の一つ、たこやき屋にルンバが走っていった。「たこやき、おいしそう~!」ルンバが叫ぶと、露店の前に置かれたイスに腰かけていた見知らぬおじさんがたこやきを1パックおごってくれたらしい。 自宅までまたトコトコと歩いて帰ると、今度はお汁粉を作成。みんなでおやつに食べた。去年まではおもちがそれほど好きではなかったルンバ、今年はそのおいしさに目覚めたようで、お雑煮にしてもお汁粉にしても大喜びだ。ペロリ平らげて台所の片付けをしたり、子どもらと遊んだりしていたら、ほどなくパルタ撃沈。すわ、いまだ!とばかりにわたし一人、パソコンをキャリーバッグに入れて出かける支度を始めた。 実は年明け早々が〆切の仕事が一つあるのだ。明日からの帰省前に終わらせておきたいと思っていたのだが、家にいたのでは家事やら子どもたちの世話やらで、ちっとも仕事にかかれやしない。子どもらを夫に任せて外でやるしかない!やるなら今日だ!と、機会を狙っていたんである。 出かける旨を伝えると、めずらしくルンバが「ママひとりでいっちゃやだ~!」と泣き出して狼狽した。しかしこれも、明日からの実家ライフをルンバたちとのんびり過ごすため。「がんばってお仕事したら、すぐに帰ってくるからね」と言い聞かせたら、ルンバは健気にも涙をにじませながら手を振って見送ってくれた。胸が痛む。なにがなんでも早く終わらせて帰ろう! 向かうはファミレス。コーヒーを頼んでノートパソコンを開き、あらかじめ終えていたテープ起こしのメモや資料に目を通すと、がむしゃらに原稿作成に取りかかった。2時間ほどして荒原稿アップ。とにかく書きなぐったので大いに推敲が必要だが、ここまでくればあとは早朝にでもやればなんとかなるだろう。子どもたちはどうしているかなあと思いを馳せながら帰途を急いだ。 帰宅してみたら、夫がお雑煮の余ったおつゆで雑炊を作ってくれていた。夕食はその雑炊と、昨日からわたしが煮込んでおいたブリ大根で済ませたらしい。ありがたく、わたしもいただく。入れ替わりで今度は夫が寝てしまったので、子どもたち2人とお風呂に入って寝かしつけているうちに、一緒に眠ってしまった。 振り返れば、作っては食べ、作っては食べの元日。これからの一年を暗示しているようである(うーむ)。 2日は少し早起きして2時間弱かけて推敲・原稿を仕上げてメール。さあ、晴れて高飛びだー!と思った途端に猛烈な眠気が襲ってきて子どもたちが目を覚ますまで一緒に眠ってしまい、起きだしてからあわてて荷造り。首を長くして両親たちが待つ実家に到着したのは夕方のことであった。* * * * *あけましておめでとうございます。更新が何週間も滞ったり、かと思えば怒濤の連続アップをしたり…。不定期更新も甚だしいこの日記に、昨年も足を運んでくださって、どうもありがとうございました。みなさまのコメントに励まされたり、子育ての新たなヒントをいただいた一年でした。今年もやっぱり不定期更新になってしまうと思いますが(実際12月下旬から滞ってるし。汗)、どうぞ呆れず見捨てず、おつきあいいただければと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。ここを見に来てくださるすべての方々にとって、本年が素晴らしい一年となりますように…。(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳3カ月)
2005年01月01日
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