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昼ごはんを食べに外出した帰り、公園に遊びに行った。 公園の入口で、ハトの群れに遭遇。どうしたのかと思ったら、小学生の女の子たちがどんぐりを割ってその中身をハトにやっているのだった。へえー、そうか、どんぐりの実ってハトの餌になるんだあ。 感心して見ていたら、ハトに餌をあげたくてウズウズしているルンバの様子を見て、女の子の一人が「あげてみる?」とどんぐりをわけてくれた。やり方を教えてもらい、割ってあげると、大喜びでハトにやり始めるルンバ。「たくさんわって!」と命ぜられ、ハイハイと次々にどんぐりを割ってやる。 ある瞬間に何かに驚いたハトたちは空に飛び去ってしまい、お開きになってしまった。自転車で帰って行く女の子たちに「どうもありがとう! またきてね、バイバーイ!」と手を振るルンバ。 さて、私たちも移動だ。遊具のある公園に着くと、公園中を走り回り、知らない子に話しかけては一緒に遊び始めるルンバ。いつもながら、あまりの人見知りしなさに感心してしまう。そして相変わらず、遊びに誘った相手を自分の思惑通りに動かそうとする彼なのだった。 ひとしきり遊び、肌寒くなってきたので帰ろうと思ったら、ふと近くに石焼きいも売りの車が停まっているのに気がついた。ルンバが「おいもたべたい!」と言うので、「じゃあ、買おうか」と言うと、「わーい!」と一人で駆けていくルンバ。 車の中で読書していたおじさんに向かって、大きな声で「くださいな!」。1本包んでもらっていたら、ルンバは急に「ルンバくん、3さい!」と求められてもいない芸を披露し始めた。するとおじさん、「トシまで言ってくれたんじゃあ、しょうがないな、サービスしよう!」と言って、小さなおいもを一切れルンバに手渡してくれた。「わあー、ルンバくん、良かったねえ!」と言う私の横で、手渡されたいもを見て、「わあ、ちっちゃい!」と叫ぶ彼。といっても別に不満をもらしているわけではなく、彼としては正直な感想を述べたまでなのだが、ストレートすぎるよ、ルンバ~。おじさん焦って「こっちの袋に入れたおいもは大きいからね~」とかフォローしてるじゃないか。おじさんすみません、余計な気を使わせてしまって。このチビ、そこまで考えてないんです。 おいもを片手に、さっきの公園に戻り、ベンチに座った。早速おいもを割ると、なんてきれいな黄金色! ねっとりとした仕上がりで、とってもおいしい焼きいもだ。「おいしいね~」と食べていたら、ルンバがものすごい勢いでパクつき始めた。割っても割ってもすぐになくなり、「もっと食べる?」と聞くと「うん!」と飛びつく。とうとう、大きないもの半分(といっても普通のいもの1本分くらい)をペロリと平らげてしまった。そりゃあおいしいおいもだったけど、そんなに食べるとは。 冬眠前のクマのごとく、昼寝前には食欲魔人と化すことが多いルンバなので、これは自宅に着くまでに自転車の上で寝るなと思いきや、お目めパッチリで、帰宅後ゆっくり休みたかった私たちを休ませてやくれない。結局夕方まで家でもはしゃいでいたルンバなのだった。 そして今日も外では死んだふりをしているかのように熟睡していたパルタ。おかげで日記になかなか登場できない彼は、相変わらず夜ルンバが寝静まると活動を始めるのだった。たのむから寝かせてくれ(泣)。(ルンバ3歳4カ月/パルタ3カ月)
2004年01月31日
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昨日も保育園から自宅まで1時間以上かけて歩いたルンバ。今朝、パパにほめてもらおうと、起きてきた夫に一生懸命話しかけた。「パパ、ルンバくん、ばんがった(がんばった)んだよ!」 ところが寝ぼけ眼の夫、ルンバの語りかけに返事をせぬままトイレに直行してしまった。 ほめてもらいたいのだろう、夫の背中に何度か「ばんがったんだよ!」と繰り返したルンバ。夫がトイレに入ってしまったところで「あーあ」とあきらめて、わたしのほうに向き直った。そして一言。「しょうがないね、パパ、おトイレにむちゅうだからね」 コーヒーを吹き出しそうになったわたしであった。
2004年01月29日
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保育園の帰り道、ルンバはあちこちで立ち止まる。たとえば、石を見つけたとき。たとえば、花びらや葉っぱが落ちているのを見つけたとき。そんなとき彼は決まってこう言うのだ。「あっ、パパにおみやげにしよう! パパ、きっとよろこぶよ」 そうしてそれらを自分のジャンパーや私の上着のポケットに入れ、大事そうに持ち帰るのである。 ただしそれを本当にパパにプレゼントしたことは、まだ一度もない。たいていはポケットに入れただけで満足してしまい、そのまま忘れてしまう。時々覚えていて玄関に飾っておくが、手渡す前に忘れてしまう。忘れたみたいだからいいかなと処分すると、ある朝急に思い出すのだ。「パパのおみやげは?」 拾った当日に渡しておくれ。でないと片づけちゃうよ。
2004年01月27日
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ルンバの「なんで?」期がついにやってきた。 最初に「これなに?」攻撃が始まったのは2歳6カ月のころ。それがしばらく続いたと思ったら、次に始まったのは「なにしゃべってるの?」攻撃だった。絵本を開き、あちこちを指差しては「なにしゃべってるの?」。道ばたで猫を見かけては、「ねこさん、なにしゃべってるの?」。弟の顔を見ては、「パルくん、なにしゃべってるの?」。特に絵本で聞かれるときは、描かれていないストーリーを自分で想像して答えなければならないことが多く、なかなか大変だった。 そして今日、「なんで?」攻撃をしかけられたのである。 保育園からの帰り道。お月さまが気になるルンバ、空を見上げながらトコトコ歩いた。歩いているとついてくるのに、立ち止まると動かなくなる月が、彼にとっては最近とても不思議なのだ。そしてふと、こんな会話が始まったのである。「あっ、おきさま(お月さま)みえなくなっちゃった」「雲に隠れちゃったんだね」「どうして くもにかくれちゃったの?」「雲が風で動いているからだよ」「どうして かぜがふくの?」 ……。えーと。 なるべくちゃんと答えてあげたいと思うけど、バカなわたしには、ちゃんと答えられることがあまりにも少ないと痛感する今日このごろなのだった。
2004年01月26日
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■絵本=お医者さん いまさらながら、絵本にはまっている。 ルンバが絵本をよく読むようになったのは、2歳過ぎてからだ。それまでも見てはいたけれど、最後までもたなかったり、読むよりはなめたりかじったり、時には破いたり(泣)するほうが好きだったりという感じだった。それが2歳を過ぎてから最後まで聞くことが少しずつ多くなり、ストーリーも楽しめるようになってきた。 そうなるとこちらも読むのが楽しくなる。けれども日々あわただしく過ぎていると、ついつい「絵本の読み聞かせ」という時間をおろそかにしがちだ。そんな自分に「できるだけ読み聞かせてあげよう」と課すために、つい先日絵本紹介サイト「OKI*IKU Note」を立ち上げてみたのだった。 まだほんの少ししかコンテンツがないけれど、絵本のレビューを書いていたら、これが面白い。素敵な絵本を読んで感じたことを書いていくことが、楽しくて仕方ないのである。それで絵本熱が燃え上がっているというわけだ。これもサイト開設の効用だなあ。 今日はわけあってルンバが保育園をお休みしたので、近所の図書館に足を運ぶことにした。わたしはどちらかというと「本は借りるより買う」派で、なるべく手元に置いておきたいと思うほうなのだけど、絵本でそれをやると場所を取ってしまうし(ただでさえわが家は、わたしも夫も本買い虫で本があふれている!)、「場所を取るから」と配慮していたら買う本が制限されてしまう。いろんな絵本と出合いたいならやはり図書館を利用して、子どもの反応や自分の印象を知ったうえで「どうしても手元に置きたい」という絵本を購入するのが賢いやり方だろう。 そんなわけで、これまたいまさらながら、図書館に行ってきたというわけである。わが家から最寄りの図書館までは、大人の足で徒歩15分ほど。スヤスヤ眠るパルタをベビーカーに乗せ、ルンバの手を引いて出かけた。「どこいくの?」と聞いてくるルンバに、「絵本がたくさんあるところに行くんだよ。図書館」と答えると、「うん、おいしゃさんにいこう!」と答えるルンバ。「今日はお医者さんじゃないよ、図書館だよ」と訂正しても、怪訝な顔をしている。 かかりつけの小児科には、待ち合い室に絵本がたくさん置いてある。ルンバはこれを読むのが楽しみで、病院に喜んで行くのだ。だから彼にとって「絵本がたくさんあるところ」=「お医者さん」なのである。 行きは調子よくズンズン歩いてくれるルンバ。さあ、図書館に到着だ。 ■ほんの一瞬、目を離したら 棚にずらりと並ぶ絵本に、目を輝かせるわたしたち親子。じゅうたん敷きの子ども用スペースに上がって、ルンバは早速絵本を開きだす。「あっ、ダッタラパーだ!」 喜んで、その「ダッタラパー」の絵本を手に取る彼。「ダッタラパー」。なんじゃそりゃ。バーバパパだろ。 あれこれ目移りし、「これよんで~」と催促するルンバに何冊かの絵本を読んでやりながら、とりあえず借りる本を選んだ。今回はカードを作らなかったが、図書館では0歳からカードを作ることができると知って驚いた。家族全員のカードを作っておけば、大量に借りることも可能なんだなあ。 子どもコーナーがあるとはいえ、そこは図書館、とても静かなので、貸し出し手続きを済ませるとすぐに退散。普段の会話からやたらとボリュームの大きいルンバがいては、迷惑をかけてしまう。 さて、図書館を出ると、なんだかちょっと不機嫌になってくるルンバ。通り過ぎたお店のことを指しながら「あのおみせにいきたい~」とかぐずりだした。「あっちはおうちと反対だから、帰れなくなっちゃうよ。ダメだよ」と言い聞かせると、「おうちにかえらなくてもいいもん!」とまたまた怒り泣きを始める彼。またかい~。最近本当に怒り泣きが多い。 ぐずるルンバの手を引きながら、がんばって歩く。途中でどうにもならなくなってきたので、通りかかったモスバーガーで休憩することにした。途端に機嫌を直すルンバ、おのれ現金なヤツめ。ストロベリーシェイクと照焼きバーガーを彼のために、わたしはかねてから興味津々だった「匠味」をオーダー。ルンバはすごい勢いで食べ始めた。 いろいろとおしゃべりしながらパクパク食べていて、ふと一瞬ルンバから目を離し、再び彼の顔を見たら…。 食べながら寝るルンバ。 えーーっ! 寝ちゃうのかい。時すでに遅し、「ねむいの~」と言いながらルンバは食べかけのハンバーガーをにぎりしめ、テーブルに突っ伏して寝てしまった。やれやれ…。 眠る時、子どもってどうしてこう瞬間的・直線的なんだろう。一瞬前まで目を大きく見開いて起きていたのに、ほんの一瞬でカクンと寝てしまうのだ。感情の動きも然り。「さっき泣いたカラスがもう笑っている」ことがよくあること。 仕方ないのでベビーカーで寝ていたパルタを携帯した抱っこひもで自分の身体にくくりつけ、デレーンと脱力状態のルンバをうんしょと抱えてベビーカーに乗せて店を出たのだった。 ■子どもの作品はアートに見える ルンバのブロックブームは相変わらず熱い。毎日いろいろな作品を生み出しては、家のあちこちに飾ったりする。子どもの作るものって、なんかすごくアーティスティックに見えるのはわたしだけだろうか。大人みたいに「うまく作ろう」とか「失敗したらどうしよう」とかいう邪念がないから、できあがるものが大胆だったり奇抜だったりするためか。 ルンバは最近シンメトリーに凝っていて、実にキレイに左右対称なものを作る。「これはロボット」「これはブラキオザウルス(恐竜)」と作る彼、本当にそんな感じに作り上げるから、大したもんだなあと感心してしまうのであった(←親バカ)。(ルンバ3歳3カ月/パルタ3カ月) ▲ルンバのブロック作品たち。一番左は私のノートPCの上に築かれてしまったビル。最近彼はシンメトリーに作ることに凝っていて、まん中や右の作品はキレイにシンメトリーとなっている。
2004年01月23日
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■夜はオレの天下 なんか最近パルタが勘違いしている。夜中1時前後におなかを空かせて起きることが多いのだが、おっぱいをたらふく飲んだ後、ぱっちりと目が覚める。そうして両のこぶしをチュパチュパしゃぶりながら、大きな声で「あー。あうあうあー」と延々おしゃべりし続けるのである。 こちらは眠くてフラフラしているというのに、隣で大声を立てられ、エッサエッサと布団をけられては寝るわけにもいかない。仕方がないのでリビングに行きつきあっていると、パルタときたら3時、ひどい時は4時ごろまでおしゃべりを続けるのだ。「楽しそうだからいいじゃん。これで苦しそうに泣き続けられたら、そりゃあツライけど」 夫は言う。そりゃね、泣かれないだけマシだけど、夜中に2~3時間起き続けられるというのは十分にツライぞ。4時に寝たってパルタは7時すぎにはまた目を覚ますわけだし、夫やルンバの支度があるからどのみち朝ゆっくり寝ているわけにはいかないし。 昨日も書いたが、どうもパルタは「夜中こそオレの天下!」と思っている気がしてならない。いつもはルンバが自分を中心に世界を回しているので、ルンバが寝静まった後にそう思うのはわからなくもないが、だったら昼間ルンバが保育園に行っている間にしてくれ~。はー、眠い。 ■また怒り泣き 今朝もルンバは怒り泣きしていたらしい。 なんでも、保育園に行くときに夫がいつもと違う道で曲がったのが気に入らなかったらしく、「やりなおして!」と要求したが、時間がないのでそのまま保育園まで突っ走ったら、怒り泣きが止らなくなってしまったようだ。 困った夫が電話で私にルンバをいさめてもらおうと携帯にかけたらしいのだが、あいにく家事に走り回っていた私は電話に気が付かなかった。携帯を持って一度は気を取り直したルンバ、「お留守番サービスです…」とのアナウンスが流れて「ママじゃない!」と再び怒り、さらに止らなくなってしまったのだとか。 夫が保育園を出た後しばらくしておさまったようだが、なんというか、自分なりの手順とかこだわりというのが相当強くあって、思い通りにならないと激しく怒る最近のルンバなのだった。 ■仕事始め 産後の仕事第一号が入った。実はこれとは別に12月のはじめ、面白そうな仕事のお話をいただいたのだが、まだ里帰りから自宅に戻って間もない時期だったのであきらめた。ぼちぼち少しずつ始動します。(ルンバ3歳3カ月/パルタ3カ月)
2004年01月22日
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早いものでパルタももう3カ月である。といっても実際は昨日から3カ月だったのだが、昨日はルンバのあまりの暴君ぶりに、パルタのことを書く余裕がなかった。すまぬパルタ。 パルタの健診は4カ月に入ってからなので正確な数値はわからないが、現在の体重は7000gちょっとくらいあるだろうか。身長も順調に伸びているようで、いまや70cmのカバーオールがちょうどいいのだから末恐ろしい。だって70cmといったら、6カ月児用のサイズではないか。そんなわけで最近は下手すると80cmの服も着ている3カ月児・パルタなのだった。 首は完全にすわった。腰骨に乗せるような感じで片手で抱っこしても安定しているので、抱き方が少しずつ楽になってきた。おしゃべりは日を追うごとに増えている。昨晩なんて深夜2時ごろに絶好調になってしまい、しばらくの間かなりのボリュームで「あー、あうー、あうう?」と両手のこぶしをしゃぶりながら叫び続けていた。機嫌が悪いのかと思ったらその反対で、実に楽しそうなパルタ。いつもうるさいルンバがぐっすり寝ている時間帯で、「わが天下!」とでも思ったのか。にしても、4時まで寝る気配が一向になかったので、かーちゃん疲れたよ。4時に寝たと思ったら6時半には起きちゃうし。 足の力がかなり強く、座って抱いているとしきりに膝を蹴って立とうとする。寝かせておいてもエッサエッサと布団に蹴りを入れるので、目が覚めているときはすぐに布団がはだけてしまう。 うつぶせはまだあまり得意ではないらしい。慣れていないからだろうか。時々うつぶせにしてやると、苦しそうにフギャフギャ言っている。ルンバはうつぶせの大好きな子だったんだが、違うもんだ。おかげでパルタ、後頭部が絶壁気味。いまのところ寝ハゲは見られない。 なんといってもうれしいのは、あやすとよく笑うこと。小さなえくぼをちょこんと浮かべながら笑う顔には、本当に癒される。大きくなったねえ。 ところで昨日、友人宅に行ったときに気が付いたのだが、2人目の子どもたちはみんな一人で食べるのがとても上手。1歳半の子でもちゃーんと一人でおとなしく食べているので驚いた。聞くと、3歳半になる上の子はいまでも食べさせてもらうのに、下の子は一人で食べるという家がちらほら。そうかー、上の子って下が生まれるまではずっとそうして手をかけてもらっていたから甘えるのに慣れているし、下の子は生まれたときから上がいるせいでかかりっきりになってもらえず、自分でやるようになるんだなあ。ルンバもまだまだ家だと食べさせてもらいたがる。3歳離れているからどうなるかわからないが、もしかするとうちもルンバが食べさせて攻撃を続ける一方でパルタが黙々と自分で食べる、なんてことになるのかもしれないなあ。 ■今日も今日とて さて、ルンバは今日も機嫌が悪かったようだ。帰宅後はいつも通りに戻っていたのだが、保育園での昼の出来事。トイレに行き、手洗いを済ませた子から、好きな席に座って食事という流れになっているのだが、遊びに夢中だったルンバはなかなか食事前の支度に気が向かず、いつまでもぐずぐずしていたらしい。そうしているうちに、ルンバが座りたいと思っていた席をお友だちに取られてしまった。怒りだすルンバに先生が「みんな座りたい席があるんだよ。早くお支度をしないと、好きな席には座れないんだよ」 と、思い通りにならないこともあるさと言い聞かせても、ルンバの怒りはおさまらない。仁王立ちになって「ダメダメー!」と怒り泣き。 今日は誕生会メニューだったということで、雪だるまをかたどった可愛いチャーハンが出されていた。「ほら、雪だるまだよ、食べようよ」。すると今度は「雪だるまなんかきらいっ!」と雪だるまに理不尽な怒りをぶつける。 どうにも気持ちがおさまらず、怒り泣きを続けたルンバは、疲れてしまって食べずに寝てしまったそうだ。 そして昼寝を終え、15時のおやつ。イチゴ命のルンバはさっさとイチゴを食べ終えると、「おかわり!」。けれど一緒に出されたほかのものに手をつけていなかったので、「全部食べないとおかわりできないんだよ」と先生に言われて、また怒りだす。そんなわけで、おやつを食べ終えるまで1時間ほどもかかったようで、16時に迎えに行ったら「いま食べ終わったところなんですよ~」と言われた。 おーいルンバ。なんでそんなに虫の居所が悪いんだい。 帰り道では普通だったもんなあ。まったく難しいお年頃である。
2004年01月21日
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わたしの住んでいる自治体では、1歳6カ月健診の後は2歳6カ月に歯科健診があるものの、総合的な健診は3歳までない。久々の健診となるわけだが、ルンバは9月生まれ。3歳健診に指定された日は10月初め、折しもパルタ出産のために里帰りしていた時だった。当然行けるわけはなく、「子育て質問票」を郵送しただけで、先送りになっていた。 自宅に戻りやっと落ち着いたこと、来月からはパルタの健診と予防接種ラッシュが始まるため、保育園をお休みして本日保健所に行くことにした。 健診は午後からだ。火曜日は児童館に近所の仲良しの子たちが集まっているので、せっかく保育園をお休みしたのだし、心配していた採尿(尿検査がある)も無事終えたからと午前中、ルンバを児童館に連れて行ってあげることにした。ところがいつまでも支度をぐずぐずするルンバ。「時間がなくなっちゃうから早く行こう」と言っているのに、イタズラに励んでいた彼は「ヤダ」と言ってなかなか行こうとしない。 「ママとパルタだけで出かけちゃうからね!」 そう言って玄関を出ようとすると、やっと慌てて玄関まで来たものの、相変わらず支度がはかどらない。思えばここでのつまずきが、今日1日を暗示していたのかもしれない。 どうにか家を出ることができたのは10時40分ごろ。パルタをベビーカーに乗せ、ルンバの手を引いて歩こうとすると、昨日はあんなにがんばって歩いたルンバが、今日は全然歩きたがらない。「ルンバくん、つかれちゃうよ~」を連発して、あわよくば抱っこしてもらおうとする。「近くだから歩こう」と励ますが、なかなか進まないこと。 「児童館に遊びに行くんだよ。NちゃんやGちゃんが来てるよ」 何度目かの説明でやっと理解してくれたのか、はたまた児童館が近付いてきたことに気づいたのか、やる気を出してくれたのは半分以上歩いてから。それまではベソかくルンバを引きずって歩いた。 それでも児童館では喜んで遊んでいたルンバ。最後に火曜日児童館に来たのは1年以上前だから、久々に会う職員さんに「大きくなったねえ~」と言われながら、次から次へと玩具を出してきてせっせと遊ぶ。 児童館は12時から昼休みなので、そのまま自宅に戻ろうと思っていたが、お友だちが家で一緒にごはんを食べようと誘ってくれたので行くことに。なにせルンバ、昨日もお友だちの名前を出して「またあそぼうね」と私に言っていたので、喜ぶだろうと思ったのだ。 そのお友だちの家には電車のおもちゃやたくさんのミニカー、トーマスのビデオなどがあり、ルンバは大喜びで遊んだ。あまりに楽しそうなので、そこで歯みがきも済ませ、ギリギリまでいることに。いざ帰らなければという時間になった時、ルンバが怒りだした。 楽しかったからまだ帰りたくないというのはわかる。それにしても、お友だちの家を出た瞬間から「つかれちゃう~、あるけない~」を連発してワンワン泣く。「お医者さんに診てもらわなくちゃいけないから、がんばって歩こう」と言っても途中で立ち止まってしまう。「じゃあ先に行っちゃうよ」と行くふりをして振り返ったら、ルンバが一人で元来た道を戻っている! いつまで経っても自宅に着きやしない。 泣きわめくルンバの手を引き、どうにかこうにか自宅に戻ったときには、もう受付終了時間まであと30分しかなかった。仕方ない、パルタも連れて行かなければいけないことだし、タクシーで行こう。タクシーを呼び、パルタをおんぶして、ルンバをトイレに誘ったが、泣き続けていた彼は「ぜったいやだ!」と言いながら玄関でジョー。時間がないっていうのに~。 あわててパンツとズボンを替えていたらタクシーが来た。乗り込むと、いつもはタクシー大好きなルンバ、機嫌が直らず「タクシーはバカ!バカバカ!乗らない!」とさらに泣きわめく。そうして泣き疲れ、眠ってしまった。 健診会場に着いても眠気の覚めないルンバは、順番を待っている間も眠り続けた。混んでいたので呼ばれるまで1時間ほどかかり、やっと順番が回ってきて予診の部屋に入ると、まだ機嫌の悪いルンバはグズグズしていて保健師さんの顔をまともに見ようとしない。せっかくの健診なのに…。 身長と体重を測るところでも「ヤダ~」と抵抗、無理矢理測ると「バカ~、バカ~」と「バカ」を連発。最近の彼は怒るとすぐに「バカ」と言うのだ。私にとって目下最大の悩みである。 内科健診のところでもグズグズ言っていたが、途中で急に機嫌が直った。名前と年齢を聞かれてなんとか答えることができてホッとする。あ~良かった、と最後に歯科健診の会場へ。するとせっかく機嫌を直したルンバ、仰向けになって口の中を見られるのをとても嫌がり、また機嫌ワルワルに。ちゃんと口を開けないので、先生たちと一緒に「ルンバ怪獣さん、口を開けてください~」とルンバを乗せ、その気になったルンバが「ガオ~」と怪獣になりきっている隙に診てもらったのだった。 ほうほうのていで健診終了。保健所を出る前にトイレに誘ったら、やっぱり機嫌の悪いルンバは「できないの、できないの」と泣きわめく。どうしちゃったんだよう~、今日に限って。 帰りも駅まで歩いてくれるような状態ではなく、またもやタクシーを呼んで帰宅。家に着いたらドッと疲れが出た。さんざんな1日。もうヤダ(泣)。 唯一の救いは、健診の間中、背中におぶったパルタが目を覚ますことなくおとなしく寝ていてくれたことだろうか。ああ…。明日はいい日でありますように。 ■ルンバ語録 久々に語録。このごろかなり日本語をしゃべるようになったルンバだが、まだ発音がアヤシイ単語は多々。「へぷこぷたー」:ヘリコプター「とうきょうぱわー」:東京タワー「とうもころし」:とうもろこし「ぱんぽぽ」:たんぽぽ「びどい」:ビデオ そんな感じなのに、たまにキレイな発音で「つかれてしまうよ」「○○してくださいよ」 とかしゃべったりする。面白い。(ルンバ3歳3カ月/パルタ3カ月)
2004年01月20日
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何度も書いているが、ルンバの通う保育園は遠い。大人の足でも20~30分かかる距離である。だからルンバは全部通して自分で歩けたことがなかった。 AB兼用ベビーカーを購入してから、ルンバのお迎えに行くときはまずパルタをベビーカーに乗せて行く。保育園を出るときにはルンバと手をつないで歩かせながら、パルタの乗ったベビーカーを押していく。全道程の半分くらいのところに公園があるのだが、大体その付近でルンバが「つかれちゃった~」と言いだすので、公園のベンチでパルタを抱っこひもにおさめ、ルンバをベビーカーに乗せて帰っていた。 ところが今日は様子が違った。 保育園を出たところから、アバレンジャーごっこをしてはしゃぎながら小走り。あちこちでお医者さんごっこが混ざったり、電車ごっこが混ざったりしながら、彼なりにサクサク歩く。公園が近付いてきても「つかれた」という言葉が出ない。 公園の前にさしかかると、ベンチを見て「ちょっときゅうけいしていこうよ~」と言われたので、「ここまでか…」と思ったものの、少し座って休憩したら、また歩き出すではないか。これはもしかすると、最後までいけるかも? 全体の4分の3ほどまで歩いたあたりで、「つかれちゃった…」と言いだした。そこで「もし全部歩けたら、ルンバくんの大好きなドーナツを1個買ってあげる」と言ってみた。すると「あるく!」と答えるルンバ。途中のお店で買ったドーナツを片手に最後までがんばった! 全部歩けるじゃないか! すご~~い! とにかく遊びながら歩くので、最後のほうは「ルンバー、もう早く帰ろうよ~」とイライラしそうになってしまったが、なんとかこらえた。保育園からわが家まで、本日の所要時間は1時間ちょっと。長いな~。しかしこの調子で、ルンバの歩ける距離が少しずつ伸びてくれることを切に願う私だ。(ルンバ3歳3カ月/パルタ2カ月)
2004年01月19日
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予定どおり、夫の会社の人たちをお招きして鍋パーティーをすることになった。メニューは水炊き。鶏ガラを煮て作った出汁に鶏肉、長ねぎ、白菜、白滝を入れ、しょうゆやゆずぽん、豆板醤、七味、大根おろしなどで各自お好みに味をつけていただくというものだ。夫が昨晩から鶏ガラをコトコト煮込んで出汁を作ってくれたので、私は材料を切って下ごしらえ。あらかた終わり、開始時間が近付いてきたので、2人で次々とテーブルに運び始めた。 するとルンバが駆け寄ってきて、「ルンバくんもおてつだいする!」。彼はいま、お手伝いをしたい盛りなのである。それじゃあお皿やおはしを運んでと頼むとご機嫌でそれらをテーブルに運ぶルンバ。 ふと、テーブルのほうから鼻歌まじりのルンバが「これ、いーい?」と言いながらパキパキと不穏な音をさせているのが聞こえてきた。台所から顔を出した夫が「あーっ!」と悲鳴を上げている。「どうしたの?」と私も顔を出すと、ルンバがテーブルに用意した割り箸を片っ端から割り、せっせと並べているのだった。「こらあ~~~~っ!」 本人は親切のつもりで割っていたのだが、それはいらぬ世話というもの。「割り箸は使う前に使う人が自分で割るんだよ」 夫と二人でルンバに言い聞かせたけれど、はたしてわかってくれたのやら。 よかれと思ってしたことで注意され、その後しばらく「もういいもん、お客さんなんかきらいだもん、ふーんだ」とすねていたルンバだったが、いざお客様がわが家に到着すると大はしゃぎ。次から次へとおもちゃを出してきては遊んでとアピールし、強引にお姉さんの膝の上に座って甘える甘える。得な性格というか、ちゃっかり者というか、図々しいというか。一体誰に似たんだろうか…?(ルンバ3歳3カ月/パルタ2カ月)
2004年01月18日
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明日は夫の会社の人たちがわが家に来る(かも知れない)というので、いざ掃除!と腰を上げた朝。見れば外には雪がチラホラ舞っている。と、携帯の着信音が鳴った。草サッカーの試合があるからと先ほど出かけていった夫からだ。「雪がひどくなるから、試合が中止になった。これから帰るよ~」 え。「今日はどう過ごそうか?」と聞いてくる夫に、「掃除しなきゃいけないから、キミが家にいると邪魔だなあ。というか、本当はルンバも邪魔なんだけど」と言うと、「そんなあ~」と夫。それではと、ルンバを近所の児童館に連れて行ってもらった。 さて、散らかし怪獣の2人がいなくなったところで改めて掃除だあ!と思ったら、パルタがオギャオギャ泣きわめく。おっぱいを飲ませてはオギャ、オムツを替えてはオギャで、なかなか寝てくれず、いつまで経っても掃除に取りかかれない。ほとほと困り果ててふと思いつき、メリー付きのベビージムを寝ているパルタの上に置いてみたら、光と音楽とともに左右に動くメリー部分をまず目で追い、ぶら下がっているおもちゃにパンチ攻撃をしかけながら遊び始めた。 おっ、ちゃんと遊べるじゃないか。 いつまでも何もできない新生児のころと同じつもりでいたけれど、よく考えてみればパルタも20日で3カ月。追視(動くものを目で追うこと)もできれば、手足もバタバタ動かせる、軽いものなら時々握るし、こぶししゃぶりもする。月齢に合ったものであれば、もうおもちゃで遊ぶこともできるくらいに成長しているのだ。 しばらくパルタの様子を見ていると、パンチ攻撃のほかにも片手で横のバーの部分を握ってみたり、メリー部分をつかもうとしてみたり。そのうち、こぶししゃぶりをしながらもう片方の手でジム遊びなんていう複合技もくり出していた。よしよし、その調子で遊んでいておくれ。 やっと掃除に取りかかれたと思ったら、すぐに追いかけてくるパルタの泣き声。やはり2カ月児、おもちゃで遊べるようになったとはいっても、その持続時間はきわめて短い。とほほほ、またご機嫌ナナメですか。 今日のパルタはどうにもこうにもなかなか寝てくれない。さてどうしようと思案していて、ふと思いつく。首がすわれば、おんぶできるはず。おんぶしてみたらどうだろう? パルタは生まれてすぐのころから首の力が強かったが、最近はかなりしっかりして、もう首もすわったかな?という感じだったのだ。出産前に購入してあった「おんぶひも」(かるがるキャリー)を引っ張りだして、装着してみた。 実は私、おんぶひもを使ってのおんぶは初体験である。ルンバの時は全然おんぶしなかったのだった。おんぶ専用ひもにしたせいか、装着が簡単で感心。パルタは初めての体勢に最初はとまどっていたみたいだけれど、すぐにぐずるのをやめた。よーし、今度こそ掃除だ~。 もうすぐ掃除も終わるというころ、パルタが再びぐずりだした。顔をしきりに私の背中にこすりつけ、左右に振っている。どうやら眠いのに眠れなくて苦しんでいるらしい。その場で軽くステップをふみながらユサユサ揺らしてあげると、ようやく眠りに落ちた。はー、やっとだよ。 そうして落ち着いたところで、夫から「もう帰ってもいい?」との電話。おみやげのアイスを片手にルンバと夫のご帰還だ。気がつけば、もう15時近く。おなかが空いた~とつぶやけば、夫とルンバは2人で回転寿司に行ってきたのだという。ず、ずる~い!! しかもルンバ、5皿でやめた夫の横で、7皿ものお寿司を平らげたのだそうだ。そんなに食べれるんだ、ルンバ。びっくりである。 私はといえば一人むなしくインスタントラーメン。明日の鍋(水炊き)のダシは夫が鶏ガラからとって作ってくれるそうなので、後はおまかせとしたのであった。(ルンバ3歳3カ月/パルタ2カ月)購入したおんぶひもはこちら。ニンナナンナの「かるがるキャリー」という、おんぶ専用のひもです。リュックのような感じで背負うので、装着が簡単。前はバッテンじゃないので外出時にもいいかなと。* * * * * 新コンテンツとして「お産入院のすべて2人目編」アップしています。ページ左側のメニューからどうぞ。
2004年01月17日
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相変わらずジブリブームの続いているルンバ。今日はテレビで「風の谷のナウシカ」が放映されたので、家族そろって見ることにした。ルンバはまだナウシカを見ていなかったのである。 ナウシカはルンバには話が難しいからどうかなと思っていたのだが、これがまあ真剣に見る見る。まばたきも忘れているんじゃないかというほど集中して画面を見つめ、CMが流れるたびに「まだおわりじゃない? またはじまる?」と私に確認して、「すぐに始まるよ」と言われると安堵するという感じ。そうやって最後まで集中を切らすことなく見続けて、私たちを驚かせた。3歳前までは、こんなに長い作品を飽きずに最後まで見ることなどなかったのに。 赤ちゃん王蟲が無事に群れに戻り「よかったねえ」とルンバも安心して、感動のうちにラストを迎えたその瞬間。ルンバがこう叫んだ。「もう1回!」 いや、これビデオじゃないから。テレビだから巻き戻せない、だからもう1回は見れないんだよと焦って説明する私と夫。うかつなことにビデオに録画していなかったのだ。ルンバがこんなにハマると思わなかったしなあ。おかげでこの日は寝るまで、翌朝も起きてしばらくの間、ル「きのう、なにがきたの?」私「王蟲のこと?」ル「おうむ、もう1回みたかったのに~!」 という会話を繰り返すことになってしまったのだった。(ルンバ3歳3カ月/パルタ2カ月)
2004年01月16日
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布団に横になっていたら、ガチャガチャという音が耳に入った。はて何ごとかと見てみたら、横に並んで寝ているパルタが、枕元に置いてあった私の携帯のストラップをつかみ、ブンブンと振り回しているのだった。 うわわわ~、やめろ~~。 あわててストラップをしっかり握ったパルタの指を、1本ずつはがす。 最近ますます手足の動きが盛んになったパルタ、腕を上下させていた時に何かの拍子でストラップをつかんでしまったのだろう。それにしても、携帯を振り回すなんて、ずいぶん力がついたものである。(ルンバ3歳3カ月/パルタ2カ月)
2004年01月15日
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ルンバはいま、ジブリのアニメにはまっている。 きっかけは年明けに風邪を引いたことだった。保育園をお休みしたルンバだが、体調が悪いのだからジッとしていればいいのに、いつもの調子で動き回るので、身体を休められやしない。そんなルンバが少しはジッとしているように、そして外に出られなくても飽きないようにと夫が「となりのトトロ」のビデオを借りてきたのである。一度見て、ルンバはすっかりトトロの虜になり、返却日か来るまで何度も繰り返し夢中になって見たのであった。 そんなに喜ぶならということで、次は「魔女の宅急便」、「天空の城ラピュタ」、「紅の豚」…と次々に借りてきたら、どれも見事にハマること。お気に入りのシーンを私にも役を割り当てつつ再現しては大喜びするルンバ。 あまりの喜びように、ついには今日、三鷹の森ジブリ美術館に行ってきてしまった我々一家なのだった。夫が珍しく平日休みを取れたので、平日にしか行けないところに行こうということで、休日チケットはすぐに売り切れてしまうジブリ美術館にしたのだ。 平日だから空いているんだろう、チケットも前日でも余裕で取れたしと思いながら三鷹駅に着き、バス乗り場に向かうと、そこには長蛇の列。そこで初めて自分たちの考えが甘かったことに気づく。平日でもかなり多くの人が訪れるのだ。向こうに着いたらすぐに昼食をとろうと思っていたが、ちょうど昼時、この様子では厳しいかもしれない…。 ジブリ美術館前のバス停をおりると、美術館屋上にラピュタに出てくるロボットが立っているのが見えた。見つけたルンバはもう、いてもたってもいられない。「ロボットのところにいく~!」と走り出した。受付には大きなトトロ。さわって大喜び。 さあ食事食事とカフェに向かおうとしたら、「やだ!ロボット!」とルンバが猛抗議。なだめすかしながらカフェ「麦わらぼうし」に行ってみたら、案の定満席で、順番待ちの列も長々。こりゃあダメだとすぐさまあきらめ、テイクアウトしてテラスで食べた。 簡単な食事を済ませると、ルンバ念願のロボットのもとへ。ロボットの足にまとわりつき、ぐるぐる周り、しばし眺めてうっとり。そのうち一度は気が済んで、その真下にあるネコバスのところへ。列に並んで順番を待つ。 時間がかかりそうだったので私はパルタと地下1階の休憩室に行き、授乳とオムツ替え。部屋は5人ほどでいっぱいになる感じ。込んでいるだけあって、次から次へと相席のママ&ベビーがやってきた。 ひととおり終わってネコバスのところに戻ると、ルンバと夫がいない。彼らはまたラピュタのロボットの所で遊んでいたのだ。合流してネコバスでの様子を聞くと、案の定ルンバはやわらかいネコバスの感触をばふばふ楽しみ、時間が来てスタッフさんに「交代だよ」と言われても一番最後まで粘り続けたのだとか。当然1回で気が済むわけもなく、2回並んだらしい。 今度は4人で地下1階の映画館へ。ロシアの映画「霧の中のハリネズミ」を見た。10分の作品。ルンバは「こわーい」とか言いながら真剣に見ていた。ロシア語の作品で、日本語は字幕のみだったので、ルンバには言葉はわからなかったが、画面を見ているだけで十分楽しんだようだ。 その後あらためて順路に従い、展示を見た。展示はルンバが退屈するかと思いきや、どこも夢中だ。一つひとつの部屋で足を止めていつまでも見ているので、なかなか次に進めない。 そうやって上に上がっていき、再びネコバスのところに着くと、また遊ぶと言いだすルンバ。それではと、私とパルタは再び授乳。最後にお土産としてルンバが選んだジジ(魔女の宅急便に出てくる黒猫)のぬいぐるみを買い、帰ることに。 ところがルンバ、相当ここが気に入ったらしい。帰るとわかってものすごくぐずり出した。「もう~、ばかばか~」と泣きわめくルンバを抱えてバス停につれていき、やっとの思いで帰った我々。帰りは眠くてグズグズのルンバだったが、楽しんでくれたようでなによりである。(ルンバ3歳3カ月/パルタ2カ月)
2004年01月14日
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ルンバのお気に入りの靴下は「わんちゃんのくつした」である。犬の絵が描いてあるというわけではなく、足の裏の部分に滑り止めで小さな犬の足跡の模様がたくさんついている靴下なのである。 ルンバがそれをはこうとすると、夫がふざけてよくこんなことを言う。「小さなわんちゃん、いっぱいを、お鍋に入れて、お醤油と砂糖を入れて、あまじょっぱーくコトコトと煮て、食べちゃうぞ~」 するとルンバは猛烈に怒りだし、決まってこう返すのだ。「おいしくないの、わんちゃんはおいしくないの!! 魚とタコがおいしいんだよ!」 魚とタコ。魚はともかく、タコなんてまともに食べたことないくせに、なんでだろう? おかしくてつい何度も同じちょっかいをかける夫。 この前またそうやってちょっかいをかけていたら、ルンバがこう言った。「わんちゃんはおいしくないの! 魚とタコとイカがおいしいんだよ!!」 イカが増えていた。(ルンバ3歳3カ月/パルタ2カ月)
2004年01月12日
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おっぱいを飲んでいたパルタの口の動きが急に止まった。顔をのぞくと、真剣な表情で一点を見据えている。やがて起きる、大きな音。 ブリッ、ブリリリリッ。 …ウンチである。 生後1カ月半くらいまで、パルタのウンチはかなりの頻回だった。オムツを開ければいつでもウンチがついているという感じだ。母乳の子のウンチはゆるいので、オナラをしたりするとすぐにウンチが出てしまう。オムツにちょっぴりウンチがつく、なんていうのも混合栄養だったルンバの時にはなかった、母乳の子ならではの現象だ。おかげでオムツ消費量の多いこと。 それが数週間前から、急にウンチの回数が減ってきた。いまは1日に3~4回くらいだろうか。その分、1回の量が増えた。回数は減ってもゆるいのは相変わらずなので、量が増えたことでウンチ漏れの惨劇が起きる頻度は高まった。特に背中から漏れるのだ、ゆるウンというやつは! 洗濯物が増えるったら…ブツブツ。 …話がすっかりそれて、ウンチで盛り上がってしまった。 「やったな」、そう思って一仕事終えたパルタの顔を見ると、にこにこ笑っていることが多い。おそらくはウンチが出ておなかがスッキリし、「なんか気持ちいい」とご機嫌になって笑顔を見せているのだろうけれど、どうも私には彼が「テヘヘ、ウンチしちゃった」と照れ笑いをしているように見えてしまう。その表情が可愛いものだから、ウンチのせいでオムツ替えの回数が増えても、そうイライラせずにいられるのかもしれないと思う今日このごろなのだった。* * * * * 今日は友人2人がわが家に遊びに来てくれた。子ども好きな2人、ルンバによくつきあって遊んでくれたので、ルンバはすっかり2人が気に入ってしまった様子。ちゃっかりと膝に座って絵本を読んでと催促したり、ブロックやボール、ミニカーで遊んだり、彼女たちに休む暇を与えず、かなりのハイテンションで楽しい一時を過ごした。夕方、彼女たちが帰ると、電池が切れたかのように眠ってしまったルンバだった。(ルンバ3歳3カ月/パルタ2カ月)
2004年01月10日
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ルンバがビデオケースで遊んでいた。突然、「あーーっ!」と悲しそうな叫び声が上がる。私のところに駆け寄ってきたルンバ、赤くなった右手の中指を見せながら、同じセリフを何度もくり返した。「ルンバくんの大事な指だったのに~!」 どうやらケースに指をはさんでしまったらしい。大丈夫、いくら痛くても、大事な指は無事だよ、ルンバ。
2004年01月09日
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「パルタはね、おにいちゃんがだいすきなの」 保育園からの帰り道、ルンバがこんなことを言いだした。ほほう。「ルンバくんはね、いいこ、いいこってしてあげたり、おもちゃであそんであげたりするの」 確かにルンバはパルタをいじめることはないし、時々というか、ごくたまに、気が向いた時には頭をナデナデしてくれる。 でも「おもちゃで遊んであげる」というのは、正確には「パルタをおもちゃにして遊んでいる」ということなんじゃないかと思うんだけど。 だってルンバくん、きみの「遊んであげる」って、パルタをミニカーのレースコースに使ったり、基地に使ったりすることでしょ? それでもまあ、兄弟仲良くしてくれるのはうれしいことである。何をされているのかよくわかっていないパルタは、ルンバの顔を見てニコニコしているのだから、遊んでもらっていることになっているのかもしれない、一応。 さて、パルタは今日、初めて小児科を受診した。昨日から咳が出るのである。ルンバが先週から引いていた風邪が移ってしまったらしい。やはり上の子が病気をすると、下の子はそれをもらいやすい。お互い隔離するわけにもいかないからなあ。それにしても2カ月で風邪を引かせてしまって、かわいそうなことをした。 症状は咳だけ、熱もなければ鼻水もなし、機嫌も良く母乳の飲みも良いので、いまのところ心配はないけれど、肺炎などになると怖いので気をつけなければと、抗生剤とせき止め薬をもらい、診察室で吸入を受けて帰った。ノドがゴロゴロ言っていてかわいそうだ。ニコニコ笑顔を見せてくれていることが救い。 ■ルンバ小ネタ集●この間サッカーを観ていたら、「ひこうき、って書いてある!」と言いだした。ハテ?と思ったら、エスパルスのユニホームの胸についているJALのロゴのことを言っていた。いつの間にJALが飛行機だと覚えたんだ。●「ぱっぽ、ぱっぽって、しってる?」と聞かれた。「知らない」と答えると、「ぱっぽはね、しんごうをわたっていいですよ、っていってるんだよ」。音の出る信号機のことを言っていたらしい。なるほど。* * * * * 右手のケガは思ったより浅く、だいぶ回復しました。出血が多かったので驚いたけれど、もう大丈夫です。ご心配をおかけしました。
2004年01月08日
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右手をザックリと切ってしまった。 夕飯の支度をしていた時のこと。チャーハンの具にポークを使おうと思い、缶詰を開けていた。よくコンビーフにある形の缶で、付属のカギで缶を横一線に細く巻き取り、上部をはずして中身を取りだすというものだ。別に難しいことは何もないのに、油断していたら巻き取り部分が途中で切れてしまった。 どうにかもう一度巻き取ろうとしたが、うまくいかない。缶の上部は4分の3くらいはずれた状態なので、手で取り外せないかと苦闘してみた。缶で手を切らないように注意しなければ…と思っていたはずなのに、フンッと力を入れて缶をねじろうとした瞬間に手がすべり、同時に激痛が走った。 やった! ポタポタッと血が落ちた。見ると、右手親指の付け根に4cmほどの切り傷ができていた。血があふれている。ドジな私は普段から生傷が絶えないほうなのだが、大きなケガはほとんどしたことがない。血がこんなに出るのを見ることも、めったにない。つい最近出産で出血を経験しているけど、目につく場所にできたキズから血が出るさまを見るのは話が違う。 うわー。 あわてふためいて傷口を見ていたら、クラクラ目まいがして、思わず座り込んでしまった。泣きそうである。 一人で遊んでいたルンバが私の様子がおかしいのに気づき、「ママどうしたの?」とやってきた。手を押さえているキッチンペーパーに血がついているのに気がつき、「いたくしちゃったの?」と聞いてくる。 「うん、いたい。血がいっぱい出ちゃった」 半べそをかきながら答えたら、ルンバが私にぴったりと寄りそって横に座り、頭をナデナデしながら、「だいじょうぶ、あとで、ばんそこはろうねえ」となぐさめてくれた。 ふと「ママ、おかおどうしたの?」と聞いてくるルンバ。顔? 顔には何もなっていないはずだけど。「何かついてる?」「うん、ちがが(血が、の意)ついてる」。どうやら何かの拍子に口元に血がついてしまったらしい。 「これはキズじゃないよ、血がついちゃっただけだよ」と説明したが、ルンバはキズだと思い込んだようで、さらに私をなぐさめだした。「ママ、かわいそうにねえ、ママかわいい子だったのにねえ」。どういうこと? 顔にキズがついたと思ったから? その後もルンバは繰り返し「ママ、かわいい子だったのにねえ」と心から残念そうに言い続けた。「かわいい」とか「子」とか「だった」とか、突っ込みどころ満載だが、必死になぐさめようとしてくれる姿には感激してしまった。ありがと、ルンバ。 血が止まってみればキズは思ったより浅く、右手がまったく使えないという事態には陥らずに済んだ。ああ、よかった。みなさまも缶の切り口にはご用心。って、新年早々こんなマヌケなことをするのは私くらいでしょーか。がっくり。
2004年01月07日
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パルタを抱っこしていたら、チュパッ、チュパパッという大きな音がして驚いた。見るとパルタが右手のこぶしを一心不乱にしゃぶっているのだった。パルタ、2カ月半にして自分の手の存在に初めて気がついたらしい。その感触を、口で確かめているのだ。 実はこの動き、おなかの中でもしているのだそうだ。ところがおなかの外に出た途端、赤ちゃんはこの動きをしなくなる。そうして2カ月ごろになると、再びこぶしをなめ始めるらしい。パルタ、教科書どおりの発達である。 手足の動きもますます盛んだ。まるでジャンケンでもしたいかのように手を上下にブンブン振ったり、しきりに足を持ち上げては伸ばしたり。キューッと縮まったかと思えば、ピーンと伸びをしたりしている。目が覚めている時はタオルケットをかけておいてもすぐに蹴飛ばしてしまう。 まだあまり目が見えていないはずなのに、じーっとこちらを見つめては、目が合うと満面の笑みを浮かべる。「あ? うう?」と懸命に話しかけてもくれる。赤ちゃんは見ていて飽きないものだけど、日に日に面白くなってくる。 一方で、まだまだツライ生活も続く。 昨夜パルタは明け方4時ごろから7時ごろまで寝なかった。ウトウトしてはすぐに泣く。夕方6、7時から午前1時くらいまでは熟睡で、目を覚ましてもおっぱいを飲むとすんなり寝てしまうので、どうも時間が前にずれているようだ。あともう少し後ろにずれてくれれば元に戻るのだが。目の下のクマが消えるほど眠れる日が待ち遠しい。
2004年01月05日
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夜が怖い。 パルタはすっかり夜寝ない子になってしまった。 昼寝は結構するのだ。それも、かなりぐっすりと。しかし夜になると、彼は豹変する。日が暮れるにつれて睡眠が浅くなり、こちらが寝床につくころには目がらんらんと輝いて、ご機嫌になっている。「あうー、あー」と盛んにおしゃべりをしながらニコニコしているかと思うとフギャフギャ泣き出し、おっぱいを飲んでも寝やしない。1時間も経たないうちにまたぐずりだして、眠りかけた私をたたき起こすのだ。 明け方までパルタの騒ぎは続く。ようやく空が白んじてくるころ、彼は落ち着いて眠りにつく。私も同時に気絶して、ぐっすり眠り…たいのだが、しばらくするとルンバが目を覚まし、「ママ、おーきーて!」と私の体をゆすぶりだすのである。はー。 今日は眠気と疲れがピークに達し、1日中ダラダラ過ごしてしまった。ルンバを夫とビデオに任せ、パルタが寝ている間に少しでも睡眠を確保。そうでもしなければ身が持たない。 年明けから少しずつ仕事を再開しようと思っているのに、こんな状態では先が思いやられる。パルタの昼夜逆転、いつまで続くんだろう? 「よく寝る子だ」と安心していた私が甘かった。まだまだ2カ月だもんなあ。仕方がないとはいえ、ちょっとダウン気味である。
2004年01月04日
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12月30日~今日まで、夫実家に帰省してきた。パルタ初めての電車での中距離移動である。といっても、利用する電車は授乳室と子ども室を備えた車両なので、さほど心配はしていなかった。 案の定、行きも帰りもパルタは電車の中ほとんどを寝て過ごし、授乳で目を覚ましたのは一度だけ。授乳室を利用したのでゆったりと授乳でき、快適な移動だった。ルンバはといえば子ども室に入り浸りで、入れ替わりやってくる子どもたちと遊んでは大はしゃぎ。昼寝も忘れて遊びまくっていたのだった。 行きの電車が実家の最寄り駅に着いたのは夕方。空はすでに暗く、月が光っていた。するとルンバがこう言った。「ルンバくんが、おつきさまを、つれてきてくれたんだよね」 どうやら、自宅付近で空を見上げた時にも白い月が見えていたので、月が自分と一緒に移動してきたと思ったらしいのだ。それで、自分が「つれてきてあげた」と。ルンバはまだ「くれる」「あげる」「もらう」の使い分けがうまくできないので、「つれてきてくれたんだよね」という言い回しになってしまう。それにしても、子どもの発想って可愛らしい。 半年ぶりに会うおじいちゃん、おばあちゃんにルンバはすぐに慣れ、べったり。絵本を読んでもらったり、お散歩に連れていってもらったり、おもちゃで遊んだり、一緒にお風呂に入ったり…。床屋にも連れていってもらった。とにかく甘えまくって過ごした4日間だった。 パルタは相変わらずのマイペースで、昼間はよく寝て過ごした。平和な年末年始…と思っていたら、異変が起きたのは帰省1日目の夜からだった。 1時間と続けて寝ないのである。 夜0、1時くらいから朝6、7時まで、おっぱいを飲んではウトウトし、寝たと思ったらすぐに泣き出す。1時間前後しか間隔があかないから、私も寝る暇がない。最後のほうはパルタと一緒に声を出して泣きたくなるくらいに辛かった。6、7時ごろになってようやく少しまとめて寝てくれて、私も気絶するかのように寝た。目が覚めたら9時とか10時とかである。いいのか嫁、そんなことで。 パルタの夜泣きは毎晩続いた。一体なにがいけないのだろう? すっかり夜が来るのが怖くなってしまった私であった。さて、今晩の運命やいかに。
2004年01月02日
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