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【前回までのあらすじ】 保育園でパルタをかばうルンバを見て、「頼れるアニキかも」と見直したYongであった。しかし……。----- ちょっぴり感動しつつ帰宅した夜。夕食のサラダをルンバがなかなか食べようとしない。「きゃべつ(でも本当はレタス)はすきだけど、そのほかはきらい」 アスパラとパプリカが嫌だというのだ。まったくルンバというやつは、小さな頃から現在に至るまで、食わず嫌いなやつである。一口食べてみれば食べられないことはなかったり、ものすごくおいしい!と思うことだってあるというのに、慣れるまでは食べようとしない。食べなきゃ慣れるわけがないじゃないか! パプリカはともかくアスパラはこれまで相当何度も出して来ているが、一度として自ら進んで食べたことがないのだ。「お野菜を全部食べない子は、いつまでもお食事を終われないよ」 そう言い渡して、わたしは食器を洗いに台所に立った。 以前はルンバが食べ終わるまで待っていたのだが、なにせ食事に時間がかかる彼である(主な原因はおしゃべりのしすぎ)。それをやるとイライラしてしまっていいことがない。だからある程度食べたところを見計らって、途中でも席を立ってしまうことにした。もちろん、時々「食べてる?」と声をかけることは忘れない(これをやらないと食事に2時間ぐらいかかりかねない)。 本日もいつもの通り台所から「食べてる~?」と声をかけつつ、食器を洗っていたのだが、どうもルンバが挙動不審だ。なにをしているんだろう?と台所から顔を出して見てみたら、苦手な野菜をパルタにこっそり食べさせているルンバの姿が。 パルタは何でも食べる大食らいクンなので、与えられれば与えられただけ、うれしそうに食べるんである。 「こらーーーっ!!!! 自分で食べなさーいっ!」 そう怒鳴るとペロリと舌を出して笑顔になるルンバ。気がつけばこんな悪知恵もきちんと身についている。苦手な食べ物を弟に食べてもらうなんて、それがアニキのやることか。「頼れるアニキ」?! 前言撤回であるっ。(ルンバ4歳6カ月/パルタ1歳5カ月)
2005年03月31日
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早いもので16年度最後の日。ルンバは明日から年中に進級、パルタも明日からルンバと同じ保育園に入園だ。しかしルンバ、パルタが同じ園に来るということに対して、いまいち反応が薄い。なんだかなあ、と思っていた、そんな本日のお迎えの時の出来事。 ルンバのお迎えには、パルタを連れて行くことが多い。今日もパルタは一緒だった。 「ルンバー!」子どもたちの集まっているホールの入り口で呼んでいると、楽しそうに遊んでいる子どもたちの姿に誘われて、ふらふらーっとパルタがホールに入っていった。すると、2歳児クラスの男の子が寄ってきて、パルタのヘルメットをパンパンと叩き始めたのだ。 ヘルメットだから、多少の衝撃はあったとしても、痛くはない。パルタは平気な顔をしていたのだが、その場面を目撃したルンバがすかさず駆け寄ってきて、「いじめないで!」 と男の子を止めたのである。 その後もパルタが誰かにちょっかいを出されると止めるルンバ。弟をかばう彼の姿を見たのは初めてだった。もしかして、結構頼れるアニキなのかもしれない。(ルンバ4歳6カ月/パルタ1歳5カ月)
2005年03月31日
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雨のなか、保育園からてくてく歩いた帰り道の出来事。 八百屋さんの前を通りかかったら、イチゴがたくさん並んでいた。大のイチゴ好きのルンバはふらふらふら~とそこに吸い寄せられていき、へばりついて離れない。狭い店内に雨に濡れたパルタのベビーカーを押しては入れないので、店頭でルンバに500円玉とイチゴを1パック手渡し、「ちゃんとおつりをもらってきてね」と言って精算してくるように頼んでみた。「うん、わかった! ぼく、ごほんよんだから、ちゃんとできるよ!」 筒井頼子さん作、林明子さん絵の『はじめてのおつかい』という絵本が大好きなルンバは、主人公のみぃちゃんのように一人でおつかいできる日を、かねてから夢見ていたんである。みぃちゃんは5歳、ルンバより一つ年上。ルンバくんはちょっと小さいから、おうちから一人でおつかいにでかけるんじゃなくて、お店の中で「はじめてのおつかい」ね。 店内だけのことだから大丈夫だろうと思いつつ、やっぱりちょっと不安で、店頭から中をうかがう。ルンバがレジにたどり着くと、一足先におばさんがレジに着いて、精算を始めた。まずはちゃんと順番が待てるかな…とドキドキ。よかった、ちゃんと並んで待っている。 さて、ルンバの番だ。どうやらイチゴとお金を手渡した様子。お店のおばさんがチラリとわたしのほうを見て、事情を察してくれた。おつりを落とさないようにとビニール袋に入れてくれている。 しばらくしてルンバが意気揚々と戻って来た。「ママ~、ぼく、ちゃんとかえたよ~! あしたのあさごはんにするの!」 すごいね、と褒めると得意気な顔をして、「だってぼく、ごほんよんだもん!」 と繰り返していた。 翌朝、「イチゴ食べるんでしょ?」と起こしに行くと、いつもは寝起きの悪いルンバがガバッと飛び起きてテーブルにつき、うれしそうにイチゴをほお張っていた。 また一つ、お兄ちゃんになったね。(ルンバ4歳6カ月/パルタ1歳5カ月)▼はじめてのおつかい ( 著者: 筒井頼子 / 林明子 | 出版社: 福音館書店 )ある日、ママが言いました。「みいちゃん、一人でおつかいできるかしら。赤ちゃんの牛乳が欲しいんだけど、ママちょっと忙しいの」「うん! みいちゃん、もう いつつだもん」みいちゃんは、ママに百円玉を二つもらって、手にしっかり握りしめ、牛乳を買うためにうちを出ました。目指すは近くの坂のてっぺんのお店です。無事に買い物をしてこられるかな……?▼詳しい書評はこちら。
2005年03月28日
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保育園からの帰り道、土砂降りのなか、ルンバとてくてく歩く。パルタはレインカバーをかけたベビーカーの中。 保育園を出る前は「あるいてかえるの、やだー!」と言っていたルンバだが、歩き始めたらスムーズだった。おしゃべりしながらのんびり歩く、こんなのも時には悪くない。雨さえもう少し弱ければ。 ふと、ルンバがこんなことを言い出した。「ぼく、Mちゃんだーいすき(お友達のお姉ちゃんのこと)」「Mちゃんは、ぼくよりおおきいよ」―そうだね、MちゃんはRくんのお姉ちゃんだから、ルンバくんより大きいね。「ぼくはパルくんの おにいちゃんだよ」 そうして切実な表情でわたしのことを見上げる。「ママ、ぼくね、おにいちゃんが ほしかったの」―でもね、今からお兄ちゃんは作れないんだよ。ルンバくんには、Nくん(はとこ)がいるじゃない。Nくんがルンバくんのお兄ちゃんみたいなものだよ。「ちがうの。Nくんじゃないの。パルくんなの。パルくんに、ぼくの おにいちゃんになってほしいの」 以前にもそんなこと言っていたよね、ルンバ。まだ諦めていなかったんだ。 その願いだけはママかなえてあげられないなあ。さて、どうしたものか。
2005年03月28日
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昨日に引き続き、うららかな春の一日。陽気に誘われて、家族みんなで公園に繰り出した。レジャーシートとお弁当(自作にあらず)を持って。 行く道すがら、あちこちで、見事に咲き誇る白木蓮を見かけて、春を実感。 公園では梅がきれいに咲いていた。梅の木の下にレジャーシートを敷き、お待ちかねお弁当タイム。「いただきまーす♪」 おいしそうにもぐもぐほお張るルンバと夫。さあわたしも食べよう…と思ったら、パルタが「(食べ物)くれっ、くれっ」と激しい催促を繰り返す。しかも彼は早いのだ。彼がうどんを1本もぐもぐやっている間に自分の分を食べよう…とするも、お弁当に手をかけた瞬間に次の催促をされてしまう。ダメだ、食べる暇なんかありゃしない。 食べたいよう~と思っている間に、わたしのカツカレーのカツが一切れ、また一切れと夫や長男の口に入って行く。しまいには次男までもが「カツ、くれっ!」と催促をし始めた。どうも視線がカツに釘付けだなと思いつつ、これ以上カツが減るのは…と気づかぬふりをしてうどんを口に入れようとしたら、激しく拒否された。仕方なく「これ?」とカツを差し出すと、「それだよ」と言わんばかりにガッシと握り、おいしそうに食べ始める。カツをほお張る1歳児って、どうなのよ。いいのかそれで。 でもって夫の牛とじ弁当、わたしのために残してくれていた分を食べようと思ったら、またもやパルタが「それ、くれっ」と催促してくる。卵をごはんにからめて入れてあげようとした瞬間、パルタの片足がお弁当の入れ物の上に思いっきり振り下ろされ…。わたしが一口も食べないうちにバラまかれることとなった。食いしん坊のわたしに対して、あんまりな仕打ち(泣)。 そんな悲しい出来事はあったものの、今日の公園はとても気持ちよかった。お弁当を食べた後は子どもたちとしばしボール遊びを楽しみ、その後、遊具のある児童公園に移動。エンドレスで滑り台を楽しむパルタに付き合い、延々のぼりおり。ルンバが保育園のクラスメートを見つけて仲良く遊んでいる間、パルタはずーっと滑り台。ゴキゲンだ。 ところが、にこにこ笑って登りきったある時、パルタが突然泣き崩れた。滑り台を滑らせようとしても、体をのけぞらせて嫌がる。仕方がないので抱っこして無理矢理下りた。眠くなったらしい。登りきる瞬間までゴキゲンだったのに…。どうして子どもが眠気を自覚するのって、こんなにも突然なんだろう。 まもなく暗くなる時間だったので、帰途についた。ベビーカーに乗せた瞬間、パルタが眠りに落ちたのは言うまでもない。 さあ、明日は月曜日。また日常が戻ってくる。 来週、かーなーり忙しいです。(ルンバ4歳6カ月/パルタ1歳5カ月)
2005年03月27日
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ついに今年から花粉症を発症してしまったYongですこんにちは。 以前から気になっていた商品、「花粉 鼻でブロック」を先週入手。早速使ってみています。軟膏状の薬で、鼻孔の入り口に綿棒で塗って、花粉やホコリが進入するのを防ぐというもの。これを塗ればマスクをしなくていい、眠くなることもない、妊娠・授乳中でも使用可能、無味無臭なので嗅覚、味覚に影響なし…と商品説明を読むと惹かれるコピーばかり。これは試してみなくては!と思うも、なかなか売っているのを見つけられなかったんです。どうやら気になるのはみんな同じらしく、売り切れちゃっていたのですね。 何軒目かでようやく見つけて即購入。ワクワクしながら外出前に塗布してみました。なるほど無臭で、つけた後はそのことを忘れてしまうくらいに、全然気になりません。そしてその日はずっとマスクをしていなかったにも関わらず、まったく鼻がグズグズしませんでした。 ただし、実はわたし、アレルギー科で処方された「アレグラ」という抗アレルギー薬を飲み始めて以来、花粉症の症状がかなり抑えられています。恐くてマスクなしでの外出はしていませんでしたが、もしかするとアレグラの効き目もあって、マスクなしでも平気だったのかもしれません。でも、とりあえずマスクなしで外出したい時には、「花粉 鼻でブロック」を塗るようにしています。仕事で取材に出る時なんかはできればマスクをしたくないのでありがたい。 このまま症状がひどくなることなく今年を無事終えられるといいなあ。▼「花粉 鼻でブロック」。売り切れの店多し。在庫ありはこちら。 外出時、マスクをかけたくない時によさそう。【050225応援セール】花粉 鼻でブロック花粉・鼻でブロック 6本セット『お行儀が悪いわけではありません』ドイツ生まれ!マスクのいらない花粉対策【フマキラー花粉...花粉 鼻でブロック【三連休03】
2005年03月26日
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ルンバの保育園では今日、年少~年長児で「お別れおたのしみ会」が催されたのだそうだ。玉入れ、障害物競走、つなひき、マツケンサンバなどを行ない、お昼にはホールでお弁当給食を食べたのだそう。 縦割りグループごとに分かれて輪になっていたなか、ルンバはなぜか一人、輪の中央に入り込んでごはんを食べていたらしい、 …文字通り、自己中心的なヤツである。(ルンバ4歳5カ月)
2005年03月23日
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子どもには、何かのセンサーがついているんじゃないかと思うことが、よくある。 例えば、今朝。深夜3時半に起きだしてリビングで一人仕事をしていたら、普段は一度寝たら朝まで起きないルンバが、突然「ママ~!」という悲鳴とともに起きだしてきた。「ママがいなくて、びっくりしたの。ママがおふとんにいないと、いやなの」 そう言いながら、べそをかく。仕方がないので膝枕をしていると、今度は「ヒイイイィィィィ!!!」という悲鳴とともに、パルタが起きだしてきた。こちらはいつも布団内の人口の変化に敏感。寝室に夫と2人きりになった空気の変化に即座に気づいて、起きだしてきたのだろう。 仕方がないので2人を布団に連れて行き、寝かしつけた。あたたかな布団に横たわり、子どもたちの背中をトントンしていると、わたしのまぶたも重くなる。けれどもここで寝るわけにはいかないのだ、今日は。 必死にまぶたをこじあげて、なんとかリビングに生還。布団に横たわりながらも寝てはいけないのって、拷問以外のなにものでもない。 それはさておき、「センサー」である。 同じく早朝に仕事をしていた先日。原稿を書くための資料を読み込もうとしたら、資料に目を落とすたびにパルタが泣き声を上げて中断させられた。もちろん仕事は進まない。わたしの眼球に何かのセンサーをつけましたかパルタくん。 そして、先ほどの出来事。 今日中に仕上げたい原稿を、パルタの昼寝中にせっせと書いていた。そう、今日はパルタ在宅デーなんである。書いて書いて、必死で荒原稿を書き上げて、プリントアウトし終わった途端、寝室から悲鳴が聞こえてきた。「ヒイイイィィィィ!!!!」 今回のセンサーは「仕事の一段落を察知するセンサー」だったらしい。それはなかなかいいセンサーだね。
2005年03月23日
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洗濯物を干していたら、パルタがとことこやってきた。わたしの動きをしばらくジーッと見ていたと思ったら、洗濯カゴからおもむろに靴下を片方取り出して、「あーい」とわたしに差し出してきた。 おっ?「ありがと」と受け取って干すと、にやーっと笑う。 かと思ったら次々と洗濯物を取り出しては「あーい」と差し出し始めた。わたしが受け取るそばから差し出す。こちらもスピードアップして干そうとしたが、とても追いつかない。「あーい」→干す→「あーい」→干す→「あーい」→干す→「あーい」→干す「あーい」→干す …って、わんこそばかいっ! けれども、一度ハマるとしつこいパルタ。干し終えるまで、わんこそばは続くのであった。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月17日
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実は今年から花粉症を発症してしまった。 2、3年前からアヤシイなとは思っていたのだ。けれども妊娠出産と身体が普通の状態ではなかったため、違うかも~と悪あがきしていたんである。なんとなく、認めるのがイヤで。 しかし先週後半ぐらいから、そんなことも言っていられない状態になった。鼻はグズグズ、目はショボショボ。絶えず鼻をかんでいるせいで頭がボーッとし、集中力がない。まぶたが重い。辛そうにしていたら、同じく発症が疑われる夫がマスクを1枚くれた。かけてみると、ずいぶんラクで驚いた。マスクって、すごいんですね。 でもって友達の助言に従って、月曜日には耳鼻咽喉科に併設のアレルギー科を受診してきた。本当は病院なんて面倒で行きたくなかったんだが、「なるべく早く受診したほうがいい」「薬を飲めば楽になる」と背中を押されたことと、鼻づまりで疲労が増したのかヒドイ頭痛に見舞われて月曜日半日寝込んでしまったことから、いつも病院に関して腰の重いわたしが珍しく素早く行動したのだった。 病院ではイスに座って鼻孔内を見るなり「花粉症ですね」とアッサリ言われた。ここ数年のわたしの悪あがきは、一瞬にして水泡に。ああ、そんなにアッサリ診断されちゃうものなんですね。 内服の抗アレルギー薬、点眼薬、点鼻薬を処方されて帰宅。早速飲み始めたら、翌日の火曜日にはかなり楽になっていた。医学の力、恐るべし。こんなに効き目があるのなら、悪あがきなどせずサッサと受診しておけば良かった。 そんなわけで、外出時にはメガネとマスクが手放せない身体になりました。人生初のアレルギー体験。そして先は長い。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)▼マスクだけでも、いろいろあるんですねぇ… ▼気になる商品、「花粉 鼻でブロック」。売り切れの店多し。在庫ありはこちら。 外出時、マスクをかけたくない時によさそう。【050225応援セール】花粉 鼻でブロック23日限定入荷即日発送!!ドイツ生まれの鼻腔塗布クリーム花粉・ダニ・ハウスダスト・ペットの...花粉・鼻でブロック 6本セット花粉鼻でブロック5g×2個ハウスダスト 鼻でブロック(5g 綿棒6本付)鼻に塗るだけ!花粉鼻でブロック 5g (綿棒6本付) [限定品]『お行儀が悪いわけではありません』ドイツ生まれ!マスクのいらない花粉対策【フマキラー花粉...3月18日150個入荷!鼻の入り口に塗るだけで花粉の吸入をブロック!フマキラー花粉鼻でブロック5...花粉 鼻でブロック【三連休03】
2005年03月17日
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さて、本日はルンバのサッカークラブの日であった。 なにしろしばらくいろんな病気をとっかえひっかえしていたおかげで、ずいぶんと久しぶりの出席である。これまで、ブランクがあくと気分が乗らなかったりしていたので、今日のやる気はいかほどか…と少々不安だった。 ところが、グラウンドに到着した時から明らかに様子が違う。 いつもはまずふらふら遊びに行ってしまうのだが、今日は着くなり「ボールちょうだい! ぼく、ボールであそぶの!」と言ってドリブルをしてヒューッといなくなってしまった。おお? 練習の前半はパルタが大好きなすべり台をうっほうっほとエンドレスで楽しんでいたので見ることができなかった。そろそろ試合かな…と暴れるパルタを小脇に抱えて見に行ってみると、1対1の練習をしているところ。ちょうどルンバの順番みたいだ。 ルンバの相手は年長さんの男の子。コーチが投げたボールを取り合って、どちらがシュートを決められるか対決するもの。だれもが年長さんの勝利を信じて見ていたら、なんとルンバ、ボールを奪ってシュートを決めた。ヘロヘロシュートだったけど、ゴールはゴール。思わず「ルンバ、やったー!」と叫んでしまった。 その後、試合に突入。ルンバは最初、ゴールキーパーだった。試合開始直後に1点決められてしまったのだが、その後の様子がいつもと違った。点を決めた子に対して、「もーう! ゆるさなーいっ!」と怒り、ゴールマウスの真ん中で両手を広げて仁王立ちをしたのだ。キッとフィールドをにらみつけて。これまでは試合中でもヘラヘラ笑ってばかりで、悔しがったことなどなかったルンバがである。 やがて、キーパー交代。フィールドプレーヤーになったルンバ、味方チームがゴール前まで攻め込んだその時、こう叫んだのだ。「ぼくにちょうだい!!」 パスを要求したのである。 しかしまだまだ「自分が、自分が」の幼稚園サッカー。パスは来ない。するとルンバ、怒る怒る。「ぼくがやるのに!」。 ようやくゴール前でボールを持つことができてシュートをしに行こうとするも、ボールを奪われてしまうと、また怒鳴る。「いま、ぼくがやってたんだよ! じゃましないで!」←いや、相手チームは邪魔しないといけませんから。そういうスポーツですから。 結局シュートを決めることのできないまま、試合は終了してしまったのだが、終わった後も「ぼくがせっかくやってたのに、じゃまされた~!」と怒っているルンバの姿に、成長を感じずにいられなかった。 悔しさは上達のバネになる。これからのルンバに、親バカながら、期待がふくらんだ。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月16日
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パルタは4月から晴れてルンバと同じ認可保育園に入園する。今日はその入園前面接があった。本当は1週間前に終わっているはずだったのだが、インフルエンザにかかってしまったために、延期していただいたのだ。 面接といっても試験ではない。あくまでも事前打ち合わせみたいなものだ。 朝、ルンバを送ったついでにそのまま面接という形にしてもらう。まずは主任先生がいらして、記入してきた児童票をもとに、健康状態や入園前までの生活習慣について確認。児童票には衣食住に関する習慣や発育についての記入欄があり、あらかじめ記入したものをその場で手渡す。 でもまあ、毎日ルンバのお迎えにパルタを連れて行っているんで、先生たちもわたしも「まあ、大体わかりますね」という感じだから気が楽だ。ただ、改めていろいろ質問されると、兄弟でもルンバとはまったくタイプが違うのが浮き彫りになって、先生も「全然違うんですねえ」とおもしろがっていた。 身長・体重・頭囲・胸囲を測定すると、今度は園長先生が登場。4月1日の入園説明会(入園式ではない)についての案内と、保育時間の確認などを行なった。 入園にあたって一番気がかりだったのは、慣らし保育のこと。ちょうど仕事が忙しい時期なのだが、どんな風に保育時間を延ばしていくのか見当がつかない状況ではスケジューリングができなくて困っていたのだ。聞くと、今はあまり慣らし保育を長くはやらないのだそうだ。「みなさんお忙しいですしね」と園長先生。 そんなわけで、最初の3日間くらいは早めにお迎えに行き、その後は通常の保育時間で見ていただくことになった。とりあえず予定がはっきりしてホッとする。 さて、この後、園医先生の病院に行って健康診断を受ける予定になっていたが、電話がつながらないという。今日はルンバが早迎えで、ちょうどその時間に園にいらっしゃるということなので、そこで診ていただくことになった。時間が空くので、一旦家に戻る。 ルンバのお迎え時間になり、再び園へ。すると、園医先生の到着が遅れているという。ルンバのサッカークラブの時間があったので、夕方、やっぱり園医先生の病院に行くという段取りに変更。しかも健康診断を受けた後、その足で保育園に書類を提出してほしいとのこと。 それではと子どもら2人を引き連れてサッカーに行き、半端な時間は遊んで過ごして、園医先生の病院へ。ようやく健康診断を受けられる運びとなった。結果は特に問題なしで、書類にサインをしていただき、それを持って三たび保育園へ。事務室に提出して、本日のノルマ、どうにか終了。行ったり来たり忙しい1日であった。仕事? もちろん今日はまったくできませんでした(泣)(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月16日
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今朝はパルタの入園前面接があったため、久々にわたしがルンバを保育園に送って行った。園庭でわたしの顔を見かけた途端、担任の先生が笑みを浮かべながらソソソソソ…とにじり寄ってきた。「実はわたし、お母さんにずっとお話したいことがあったんです」 ドキリ。な、なんですか?「実はね。ルンバくん、卒園式の時……」 卒園式の時?!「あんまりつまらなくて居眠りしてたんですよ~!」 え……。「ルンバくん、わたしのすぐ後ろに座っていたんですけど、ほかの先生にルンバくんが寝てるよって言われて見てみたら、目がもうほとんど閉じちゃってる状態で。『ルンバくん、おはようございます。まだ朝ですよ…』って言うと一瞬目を開けてにんまり笑うんですけど、またすぐ目を閉じちゃって…」 ……。「進級児童の名前が一人ひとり呼ばれる順番が来る直前まで寝てたんですよ」 ほほほ本当ですか?! 進級児童の名前が呼ばれる時、わたしと夫は保護者席からかなりドキドキしてルンバを見守っていたのだ。ちゃんと返事ができるだろうか、ふざけちゃうんじゃないのか、声が小さいんじゃないのか、と。ところが担任の先生に「○○ルンバくん!」と名前を呼ばれたルンバは、それはもう大きな声でハッキリと「ハイ!」と返事をして立ち上がり、その姿を見てあまりの成長ぶりに、目頭を熱くしたというのに……。 実はその直前まで居眠りしていたですって?!!!!!「先生たちみんな言ってましたよ~。3歳で居眠りする子なんて初めてだって。あはははは…」 先生はあっけらかんと笑っているが、もう恥ずかしいのなんの。「でもね、今年は大物ぞろいだったのか、もう一人寝ていた子がいましたから。ルンバくんは舟こいでなかったから後ろからみたらわからなかったかもしれないけど、もう一人の子は頭がガックンガックンしちゃって、もー、あからさまでしたから(笑)」 いやしかし。3歳にして卒園式で居眠りする男。詳しくは語らぬが、それはもしかして、わたしに似たせいかもしれない。呪われた血だ…。
2005年03月16日
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身体測定がありました。ルンバ4歳5カ月。身長:102.4cm 体重17.4kg
2005年03月15日
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子どもら2人を引き連れて、公園に遊びに行った時のこと。いつものごとくルンバは一人であちこちの知らない人のところに遊びに行き、あっという間にお友達になって帰ってこないので、マンツーマンでパルタにつきあう。 今日遊んだのは遊具のない広場だったのだが、歩き回るだけでもパルタは楽しいらしい。端から端まで石とか枝とかいろんなものを広いながら、楽しそうにトコトコ歩く。そうしてやがて、それを見つけた。「坂」だ。 広場が周囲より少し低い場所にあるので、入り口がちょっとした坂になっているのだ。登ってみると、平地と違う感覚が面白かったらしい。そして下ってみたら、なんか勢いがつく感じが、さらに面白かったらしい。うきゃうきゃと声を上げて喜びながら、延々のぼっては下り……を繰り返していた。 そういえばルンバも歩き始めたばかりの時、坂道にハマったことがあったっけ。 大人になってしまうと取るに足らないと思えるような些細なことが、赤ちゃんにとってはとてつもなく楽しい遊びだったりするんだな。なんかちょっと新鮮な気持ちになりました。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月12日
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散歩から帰宅し、おやつを食べてひと休みした午後。早起きして少し仕事をしたわたしは、猛烈な睡魔に襲われた。ちょうどパルタも寝たところだし、ひと眠りするか…と思っていたら、ルンバが本を手にやってきた。「これ、よんで~」 ほかの本にしてもらおうと思ったが、どうしてもそれがいいと言う。観念して読み始めた。『ももいろのきりん』中川李枝子・作/中川宗弥・絵 お母さんからもらった大きなももいろの紙で「るるこ」がキリンの「キリカ」を作った。世界一大きくて強いキリンだ。完成した途端、キリカは動き出した。るるこはキリカの背中に乗せてもらい、はるか遠くに見えるという、色とりどりのクレヨンがなる世界一きれいな木のところに連れて行ってもらうことにした――。 『ぐりとぐら』でおなじみ中川李枝子さんがお話を書いたこの絵童話、とてもおもしろくてルンバもすごく気に入ったみたいなんだけど、なにしろ長いのだ(ちなみに絵を描いたのはご主人)。文章主体で88ページである。読み終えるまでに数十分かかる長さだ。 覚悟して読み始めたものの、読みながら何度も意識が遠のいた。そのたびに「ママねないで!」と突っ込まれて、がんばって読み終えたんである。えらいぞ、わたし! ああ、それなのに。「じゃあ、つぎは…(次の絵本を探すルンバ)」――えっ、これ1冊読んだら寝てもいいよって言ってたじゃない!「もう1さつだけ! おねがい!」 けれども、今にも気を失いそうなほどに眠かったわたし、ルンバに懇願して布団に向かった。――ママ、もう眠くて耐えられないの。さっき1冊だけって約束したでしょ? 起きたらまた読んであげるから。 その背中に向かって叫ぶルンバ。「もう! ママなんか、だいすきじゃない! きらい! もう、ごほんよまなくてもいい!」 猛烈な睡魔と戦いながら88ページもの長編をがんばって読み終えたというのに、息子から向けられたのは「きらい」の言葉。まったくもって、納得いかない(泣)。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月12日
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【前回までのあらすじ】水疱瘡とインフルエンザで兄弟そろって月曜日から引きこもり生活を送っていたYong一家は、今朝一番で小児科を再受診し、見事外出許可をゲット!! さあ今日は思い切り遊ぶぞ~と意気込んでいたYong一家を襲ったのは、突然の雨だった……。* * * * * ということで、今日こそは思い切り外で遊ぼうと思っていた我々だったが、外はあいにくの雨。しかしこんなことに負ける我々ではない。なんとしても外出してやるのだ!という強い意志のもと、レインコートを着込み、いざ出陣! 目指すは図書館→児童館コースである。 まずは図書館へ行き、絵本をどっさりと借りる。動きたがりパルタがベビーカーにジッと座って待っていてくれるわけもなく、「おろせおろせ」と騒ぎだしたので下ろしてやると、あちこちの書棚にひそんでは本を引っ張りだすという悪事を働きだす。一方ルンバはじゅうたん敷きの子どもコーナーに遊びに来ている親子に話しかけ、おもちゃを引っ張りだし、紙芝居を出してきて「ママ~、呼んで~!」。ゆっくり絵本選びをするような状況ではないので、目についた絵本を片っ端からバッグに放り込んでサッサと貸し出し手続きを済ませ、子どもらの悪事の後始末をして逃げるように図書館を後にする。パルタのいたずらがおさまるまでは、図書館通いも大変だ……。 お次は児童館へ。ここでなら走ろうが何だろうが、好きなだけ暴れてくれていい。さあ~お行き、と子どもらを放牧すれば、遊ぶ遊ぶルンパル兄弟。暴走族さながらに乗用玩具を乗り回し、真剣におままごとに取り組み、中学生のお姉ちゃんに取り入って一緒に遊んでもらい……。あっという間にもう夕方。間もなく暗くなるだろう。「帰るよ~」 なごりおしそうにしている子どもたちを回収して、雨の中を再び歩く。 途中、ファミレスの看板が目に入った途端に、「あのおみせで、ランチしよう!」 とキラキラした目で提案してくるルンバ。彼は「外食」=「ランチ」だと間違えて覚えているのだ。今日はとことん自分を甘やかしたい気分になっていたわたしはルンバの悪魔の囁きにあらがうことができず、吸い込まれるようにお店に入ってしまった。 ルンバはお子様ランチを、わたしは魚料理のプレートを、そしてみんなで食べようとデザートをオーダー。お子様ランチが来た瞬間から、ルンバがものすごい勢いで食べ始めた。まだ熱いだろうに、まるで何かに追われているかのように次々と口に運び入れている。 危険な香りがする……と思っていたら案の定、途中からルンバのまぶたがおかしな動きを見せ始めた。一度下りるとなかなか開かない。視点が定まらない。ね、寝るなー!!!! 何度も話しかけたが、わたしの努力も空しく、やがてルンバはポテトをくわえたまま意識を失ってしまった。ルンバは普段、食事にとても時間がかかるのだが、そんな彼がものすごい勢いで食べる時、それは寝る直前でおなかが空いている時なんである。 ああ、悪い予感的中。そして実は、パルタはお店に入る前にすでに眠ってしまっていた。 後に残されたのは、大量の料理とデザートを一人ほお張る母・30代。 ……かなり恥ずかしい。 しかし、しばらく寝かせておかないことには、帰る時に歩けないだろう。さあてどうしよう……と思いながらルンバを見つめていたら、突然パッと、その大きな目を見開いた。ガバッと身を起こした彼は、再びまた何かに取り憑かれたように食べ始める。 おいおい、プリンを容器ごとかじるなよ。 開けてやると、ものすごい勢いでプリンを平らげ、残っていたごはんを食べるルンバ。しばらくしてハッと我に返ったようにプリンの空き容器を見つめ、「ルンバくんのプリンは……?」。 いま食べたじゃん!!! 寝ぼけながら食べたせいで、記憶に残っていないらしい。残念なことをしたね。 ともあれルンバが起きてくれたので、無事に再び歩いて帰ってくることができた。久々に暴れて疲れたのだろう、パルタは帰宅後もしばらく眠り続け、夜もいつもより早く寝て、翌朝まで12時間眠り続けたのだった。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月11日
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朝。バタバタと身支度を済ませ、子どもら2人を引き連れて小児科に急ぐ。ルンバの水疱瘡、そしてパルタのインフルエンザの再診察のため、診察開始10分前に来るようにいわれていたのだ。目的はもちろん「外出許可」のゲットである。 到着してみれば、隔離室には水疱瘡の患者さんが数組。流行っているらしい…。しかもみんな赤ちゃんだ。待つこと10分ほどで、わたしたちの順番が来た。診察室に入る。 まずはルンバの水疱瘡。カサブタ化どころか、すでに発疹はかなりの勢いで消えている。予防接種をしていたこと、そして抗ウイルス剤を服用した効果で、かなり軽く済んだようだ。一目見て、「もう大丈夫だね」との言葉をいただく。ヨシッ。 次はパルタ。月曜日から熱をグラフにつけていた。火曜日にはすでに解熱していたので、こちらも問題なし。「来週から保育園に行ってもいいよ」と、登園許可証を書いていただいた。 ヤッターーーーーー!!!!!!!!!! 子どもらとの引きこもり生活が延々続いていたおかげで、昨晩あたり、わたしのストレスは最高潮に達していた。鬱々とした気分で、ちょっとつつけば今にも泣き出しそうな気分だった。 けれども、晴れて外出許可をゲットしたのだ! あんまりうれしくて、病院の帰りに某ファーストフード店に寄り、子どもたちとちょっとのんびりお茶してから帰宅。病院までの往復の道のりで朝の清々しい空気を吸ったら、なんだかもう、それだけでずいぶんと元気が湧いてきた。 わたしは元来引きこもりな性格なので、一人で家にこもっている分には大して苦にならないのだが、子どもらと一緒の引きこもり生活はイコール、自分のペースが常に乱され続ける生活であるうえ、狭い家の中でどこにも逃げ場がない状態となる。これはおそろしくストレスがたまるもんなんだなあ……とつくづく痛感。 外に出られるってスバラシイ!!!! さあ~、今日は遊ぶぞお! ……張り切りながら一旦家に戻ったら、雨がしとしと降ってきた。つくづくツイてない我々なのである。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月11日
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夜、台所で片付けをしていたら、「バイバーイ」という声が聞こえてきた。 なんだろう?と思って見てみると、パルタがキティちゃんの顔型バッグを手に提げてリビングから玄関に向かって歩きながら、わたしに向かって手を振っているのであった。どこにお出かけですか? パルタももうそんなことをする月齢になったのだなあ。 そういや以前、友人の娘ちゃんが手提げと見れば腕を通して「バイバイ」とお出かけの真似をするのにハマったのだとか(そういう時期ってありますよね。現在のパルタ然り)。ある日、彼女が「バイバイ~♪」と言いながら腕から提げているものを見たら、ママのブラジャーだったらしい。「それでお出かけするのだけはヤメテー!!!」 悲鳴を上げながら、ママは娘ちゃんからそれを奪い取ったそうな。同じくらいの月齢のお子さんを持つ方々は注意されたし。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月09日
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そんなわけで菌持ち暴れん坊2名と過ごす、うららかな春の1日。あんまり退屈なので、午前中はクッキーを焼いてしのいだ。少し前からルンバが「クッキーつくりたい」としきりに言っていたのだ。保育園のクラスメートがお家で作ったという話を聞いて、うらやましかったらしい。「クッキー作ろうか」 そう呼びかけると、文字通り飛び上がって「ヤッター!」と喜び、台所に走ってやってきた。 …といっても今回はかなり手抜きレシピで、ホットケーキミックスを使う。相当カンタンだったので、思わず2種類作ってしまった。チョコチップクッキーとバナナビスケット。 まずはバナナビスケットのほうから。ボウルに熟したバナナ1本を入れて、ルンバにポテトマッシャーでつぶしてもらい、レモン汁少々をかけておく。そこに卵黄1個と溶かしバター50gを投入してまぜまぜ。次にホットケーキミックス200g(1袋)を入れて、粉っぽさがなくなるまで混ぜれば生地は出来上がり。オーブンシートを敷いた天板に生地をスプーンで一口サイズに落とし、170度のオーブンで20分焼く。 ルンバがどうしても卵を自分で割りたいというので、ボウルに割入れてもらう。「黄身だけ使うから、ぐしゃってならないように気をつけてね」と言ったら、あまりにそーっと割ろうとするのでなかなか割れない。けれどもなんとか成功! きれいに落ちてきた黄身を見て、ルンバはとてもうれしそう。いつも力を入れすぎて、黄身をつぶしちゃうんだよね。 バナナビスケットを焼いている間に、今度はチョコチップクッキーの生地を作る。こちらも材料をどんどん混ぜていくだけ。室温に戻したバター70gをボウルに入れて泡立て器で混ぜ、ホットケーキミックス150gとチョコチップ100gを入れて、さらにまぜまぜ。まとまってきたら牛乳70ccを入れて混ぜれば出来上がり。バナナビスケットと同様に、スプーンでポトンと一口大に生地を落として、170度のオーブンで20分焼けば出来上がり。 ホットケーキミックスを使用しているせいか、焼いている間に思った以上に生地が膨らんで、かなり巨大なクッキー陣になってしまった。かわいくないなー。なんともワタシらしい仕上がり←何を作らせても繊細さのかけらもない、ドカンとした男の料理風になる。全粒粉のホットケーキミックスを使ったのでそのザラザラ感が、見た目の田舎っぽさをさらに増幅させている。 食べてみると、どちらもソフトな食感。とりわけバナナのほうは、表面こそカリッとしているものの、なかはふわふわ。ケンタッキーフライドチキンのビスケットの、表面をカリッとさせたような食感を想像してもらえばかなり近い。甘みが少し足りなかったのでメープルシロップをかけてやったら、ルンバがハマるハマる。自分で作った喜びもあってことさらに美味しく感じたようで、とても幸せそうな笑みを浮かべ、うっとりとしながらバクバク食べていた。 もう一方のチョコチップクッキーはチョコレート効果でちようどよい甘み。うん、なかなかおいしい!と思ったら、ルンバのウケはなぜかいまいち。彼は前からチョコレートがあまり好きじゃないと言っていたんで、よくよく理由を聞いてみると、ほんのり感じるチョコレートの苦味がダメらしい。…って言ったって、全然ビターなチョコレートじゃないのだ。普通のスウィートなチョコレートだというのに…。まったく、お子ちゃまなヤツ←いや、実際お子ちゃまなんですが。 そういやルンバ、香辛料にも妙に敏感なのだ。どんなに甘口に作ったカレーでも、大人用のルウを使う限りは「からーい!」と言って嫌がるんである。その割に干物やたくあんが大好きという渋好みな一面も持っていて、よくわからん味覚だ……。 しかしこのままだとチョコチップクッキーはすべてわたしのお腹に落ちることになりそうで、極めて危険。ただでさえ引きこもり生活のストレス解消法がすべて「食べる」という行為に向かっているというのに。だけど、やめられないとまらない~。 (ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月09日
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噂には聞いていたが、抗インフルエンザ薬タミフルの効き目、おそるべし。 昨日は朝から39度、寝る前でも38度だったパルタの体温が、朝にはすっきり36.5度に下がっていた。普段は36.8度くらいだから、効き過ぎというくらいの効果。「ちょっと恐いぐらい」という声にもうなずける。 おかげで、いつもの暴れん坊くんが帰ってきた。昨日はむくんでいた顔がすっきりし、朝から元気に動き回っている。 ルンバもやはり暴れん坊だ。彼の水疱瘡は予防接種をしていたおかげかパルタよりもさらに軽く、発疹は身体に数カ所できた程度で、それもすでにカサブタ化に向かっている模様(発疹が全部カサブタ化すると他人に感染しなくなり、登園許可が出る)。 菌保持者でありながら元気いっぱいの暴れん坊2人、体力を持て余しているこの子らを1日家の中に閉じ込めておくのだから、それはもう大変な騒ぎだ。とにかく動き回りたくて仕方ないらしく、夜にはリビングの端から端までを狭いながらも何度も何度も2人でかけっこして往復し、汗だくになっていた。「家の中で走っちゃダメだよ」 とたしなめると、「だって、はしるのが たのしいの」 とルンバ。 ああ、早く外に遊びに行けるようになりたいね。広い野原で思う存分走り回らせてあげたいよ。そんでわたしも外の空気が吸いたいです。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月09日
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昨晩、パルタの寝かしつけをしていて気がついた。おや? 体が熱い? どうやら熱がある模様。そのせいかなかなか寝つけなくて、しばらくぐずっていた。 これは恐らく、明日は保育室には行けないに違いない。そこで午前3時過ぎに起きて、子どもたちが起きる前にある程度仕事を済ませておくことにする。 なんとか原稿を1本書き上げて迎えた朝。パルタの熱をはかると39度。昨日の夜になるまでは元気だったのに、突然の高熱。悪い予感がした。 ルンバは水疱瘡で外に出られないので、夫に遅刻してもらってルンバを頼み、朝イチでパルタを小児科に連れて行く。細ながーい綿棒を鼻の奥の奥の奥のほうまで入れて粘膜をこすり、鼻拭い液を取って検査キットへ。15分ほど待って再び診察室に呼ばれた。「インフルエンザA型ですね」 ……ビンゴ。思った通りである。「お兄ちゃんにうつさないようにしないとね」と先生が言うので Y「うつさないように…って、どうすれば? 加湿するとか?」 先「あと、近寄らせないことね」 Y「……」 先「まあ、ムリだよね」 Y「ムリです(キッパリ)」 ……ってことは、ルンバは水疱瘡が治ったらインフルエンザにかかること決定だろうか。それとも、予防接種をちゃんとしたパルタがかかってしまったのだから、予防接種をしていないわたしと夫がまずは標的とされてしまうのだろうか。 抗インフルエンザ薬のタミフルと咳の薬が処方され、金曜日、ルンバの再診察の際にパルタを一緒に診てもらうことにして、帰宅した。 実は明日、パルタは認可保育園入園にあたっての面接と健康診断を受ける予定になっていた。ルンバが水疱瘡ではどっちみち行けないなと思っていたのだが、これで完全に延期決定。いろんなものが病気によってどんどん先延ばしになっていく今日このごろ。今月下旬から来月にかけて地獄を見るような予感がビンビンにするのは、きっとわたしの気のせいだよね、ハハハハハ……。 帰宅後、パルタの熱は一度38.5度前後まで下がり、水疱瘡ながらも元気いっぱいのルンバと一緒に遊ぶ元気が出たものの、しばらくするとまたグッタリ。一人だと心細いらしく、布団に寝かせてもわたしがそばを離れると気配を察して途端に泣いてしまい、熟睡できない。身体をさすってやると少しの間泣き止むけれど、しばらくすると再び「イタイ、イタイ」と言いながら泣き出してしまう。いつの間にやら「痛い」と言えるようになっていた。 とにかく抱っこするか添い寝するかしていないと泣いてしまうので、ごはんを作ることもできない。仕方ないのでおんぶひもで背負ってやると安心したようで、ピタリと泣き止んだ。ちょっとでもたくさん眠って、早くよくおなり。 それにしても、いつまで続くか病のオンパレード。1月末のルンバの風邪に始まり、それが夫にうつったのが2月のはじめ。一度はそこで終わったかに思えたが、仕事が一段落した2月中旬、今度はわたしが嘔吐と下痢の風邪。それが今度はパルタにうつり、そうこうしているうちにパルタが水疱瘡発症し、外出禁止生活のスタート。パルタの水疱瘡が治ってやれやれ…と思った途端、ルンバが手足口病になり、引きこもり続行決定。それも治ってルンバは無事進級お祝い会に出ることができてよかった~と胸を撫で下ろしていたら、一昨日の晩になってルンバが水疱瘡発症。そして今日になってパルタがインフルエンザ……。なんとまあバラエティに富んだ病名の数々。入れ替わり立ち替わりの見事さ。一体どうなってしまったのか。どうしたらここから脱出できるのか……。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月08日
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この週末は久々に子どもたちと公園遊びを満喫し、「家族みんなが健康ってすばらしー!」としみじみ実感した2日間だった。1月末、ルンバの風邪から始まったわが家の「病スパイラル」も、長男の手足口病終了に伴って、ついに断ち切ることができたか…と感無量だったんである。 ところが。 昨晩、ルンバの体を見ると、腰とおなかにポツポツと赤い発疹が。手足口病の小さな発疹とは明らかに違う、大きな発疹。とっさにカレンダーを見、青ざめる。 そうして朝イチでルンバを連れて飛び込んだ小児科。診察の結果は予想の通り「水疱瘡」だった。パルタが水疱瘡を発症してから、ちょうど約2週間。教科書通りの潜伏期間である。 ルンバは1歳過ぎに水疱瘡の予防接種をしていたので、もしかしたら大丈夫かも…と淡い期待を抱いていたのだが、やはり甘かった。金曜日のお祝い会には出られたというだけでも、運が良かったのかもしれない。幸い熱はなく、パルタと同様、症状はごく軽そうだ。 抗ウイルス剤を今日明日の2日間、かゆみ止め(セルテクト)を4日間。塗り薬(カチリ)を発疹全部に塗るために処方された。 金曜日の朝イチで、登園可能かどうか判断してくれるという。…ということは自動的に、木曜日までの引きこもり生活が決定(泣)。病スパイラルは続くよどこまでも。仕事もパルタの入園準備も、何もかもがかなりテンパッてまいりました…。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月07日
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更新の遅れていた過去日記をアップしました。▼2005年2月13日(日)肉食▼2005年2月15日(火)体調不良の二次災害▼2005年2月17日(木)複雑な心境▼2005年2月18日(金)ルンバ身体測定▼2005年2月18日(金)パルタ、夜間救急へ
2005年03月06日
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天気のよい休日。しかし昨日休みを取った夫は、本日出勤となってしまった。家にこもっていてもつまらないので、ルンパルとともに近所の公園に繰り出した。 それにしても、パルタはずいぶんと公園遊びが楽しめるようになったものだ。今日だって遊ぶ遊ぶ延々3時間。「3時間もパルタは何してたの?」と後で夫に聞かれたけれど、もちろん、休む間もなく遊び続けていたんである。 まず、公園の端から端まで歩く歩く。普段はわたしの姿がちょっと見えないと「ママー、ママー」と泣いて探すくせに、外に出ると途端にわたしのことなんかお構いなしで、一人でズンズンどこまでも行こうとする。 トンネルをくぐる。ハトを追いかける。ボールを蹴って遊ぶ(結構ちゃんとわたしとパスしあって遊べる)。ルンバと一緒に枯葉が積もる林の中に入って、ダンゴムシを探す。ルンバのバケツの中にせっせと枯葉を拾っては入れる。 最近ハマッているのは、すべり台。もうすっかりお手のもので、一人で階段をのぼり、一人ですべりおりてくる。かなりスピードが出る、そのスリルがたまらないらしい。 それから、お砂場に置いてあったシャベルとカップを借りて、一人ままごとを延々。ちゃんと見てないと砂を本当に食べちゃうので要注意。 その間ルンバはあちこちで初対面の人と友達になりながら、走り回って遊んでいた。彼が友達を作るのは瞬間芸。いつもながらすごい。 そんなこんなであっという間に3時間が過ぎ、風が冷たくなってきたのでそろそろ帰るか…と思って「そろそろおうちに帰ろうね~。もうおしまいだよ」と言いながらパルタの手からシャベルとカップを取り、砂場に置いたら、途端にパルタがエビぞりになり、「ウギャーーーーーー!!!!」と激怒した。このごろのパルタは自分の思い通りにならないと、こんな風にそっくりかえって怒るんである。 おとなしいおとなしいと思っていたパルタだが、やっぱりルンバにそっくりだ、と思わずにはいられない、3年前にはよく見かけた光景なのだった。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月05日
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そういえば、保育園の卒園式で、在園児から卒園児に贈る歌というのがあった。しんみり聴いていると、「sing a song(シーンガ、ソーング)、わすれないー」という歌詞が出てきた。「保育園児が歌う歌詞に『sing a song』ってすごいな」 そうつぶやく夫の横で、わたしは別の意味で驚嘆していた。「ルンバ、その部分を家で『しーんでもー、わすれないー』って歌っていたよ…」「……」 ルンバが間違えて覚えた歌詞を大声で歌わなくてよかったと、そっと胸を撫で下ろしたわたしたち夫婦だった。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月04日
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天気予報で今日が雪ということは聞いていた。聞いていたのだ。 ……が。 ここまでの大雪とは思わなかった。いや、確かに「大雪」の予報ではあったのだけれど。 朝、降りしきる雪がまったくやむ気配がないのに頭を抱えた。ルンバの保育園はわが家から遠い。こんな時いつも、どうやって行こうかと悩むことが多い。仕事が立て込んでいなければ休ませることもある。けれども今日ばかりは休むわけにはいかなかった。 本日は、卒園式&進級お祝い会なのだ。 ただでさえ登園時間は普段より30分早いというのに、この雪だ。タクシーなど当然つかまるわけもない。電話はずっと話し中。バスのダイヤが乱れているのは目に見えているし、仮に乗れたとしても3区間くらいの話で、おりた後バス停から保育園まではまだ相当距離があると来ている。 仕方がないのでルンバは手押し用のバー付き自転車にまたがらせて夫が押し、パルタはベビーカーに乗せて、降りしきる雪の中をせっせと歩いた。到着すると、まだ登園している人は少ない。そりゃそうだ、この大雪だもの。 少し遅れて人が集まり、まずは第一部の進級お祝い会がスタート。0歳児クラスから順に歌や劇の出し物を披露していく。ルンバたち3歳児クラスの「はらぺこむしむし」。 ――お友達のカタツムリをマイマイカブリがさらっちゃった! みんなで助けるんだ!!…というお話。 ルンバはだんごむし役で、「だんごむしの、あかちゃんだよ」というセリフとともに登場。敵であるマイマイカブリに「こちょこちょ攻撃」をしかけていた。劇の最後の合唱ではちゃんと歌っていて、ルンバの成長を実感。子どもたちが一生懸命、劇をやったり歌ったりしている姿は、本当に愛しい。 しかしちょうどルンバたちの出番の時に、パルタがぐずりだしてしまった。来る時にもベビーカーの中で寝てきたのだけれど、どうやら眠りたりなかったらしい。仕方がないのでルンバたちの出しものが終わると同時にホールを出て、外でパルタをあやす。コトンと寝たのは第一部が終わるころのことだった。やれやれ。 休憩の後、第二部の卒園式スタート。毎年、卒園式では涙してしまう。園長先生から卒園証書を受け取った卒園児はまず会場の皆に向かって「大きくなったら○○になりたいです!」と言い、その正面に立っている親(多くはお母さん)のところに歩み寄って、例えば「いつもおいしいごはんを作ってくれて、ありがとう!」という風に感謝の言葉を述べる。今度はそれを受けて親のほうから、子どもへのメッセージを言うというのが一連の流れ。 これで泣けずに何で泣く?という内容じゃないか。 いまから泣けてしまうのだから、ルンバが卒園を迎えた時に正気でいられるのか、いまから不安でしょうがない。 それにしても今年、うちの保育園は行事のたびに見事に悪天候に見舞われました。 7月の夏祭りは40度近い猛暑。10月初旬の運動会は台風で一度中止になり、平日開催になってしまった。10月下旬のバス遠足は、台風のなか行き先を変更して決行。そして、卒園式がこの大雪だ。特に年長さんにとっては、とりわけ思い出深い一年になったに違いない。大変だったけどね。 会は12時で終了。同じクラスの人たちと近くのファミレスに行って食事をした後、すでにぐしょぐしょになった道を、のんびり歩いて帰ってきた。途中、公園を見るなり走って行って、雪と泥にまみれて遊ぶ子どもたち。びしょびしょのぐしゃぐしゃのどろどろになって、キャッキャと大喜び。パルタなんて水たまりにダイブする有様だ。はじめに泥んこになってしまったのでもう止める気も失せて、しばらく好きに遊ばせておいた。子どもは雪も泥も好きだもんなあ。 朝早く家を出たのに帰宅すれば夕方で、もうぐったり。そういえば今日は平日なんだっけ。すっかり土曜日気分のわが家であった。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月04日
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ごめんなさい、日付を間違えてアップしていました。お祝い会の日記は正しい日付に移動します。
2005年03月03日
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いつもルンバはパルタよりも食事に時間がかかる。夕食の時、早々に自分の分を食べ終えて、歩き回り始めたパルタ、ルンバのもとに歩み寄った。フォークを手に取るとごはんをすくい、「あー(ん)」。途端にルンバが甘えた表情になって、口をパカーンと開けると、パルタはフォークのごはんをルンバの口へ。しばらくそうやってパルタに食べさせてもらっていたルンバ。一体どっちが兄なんだか。 そういえば以前、ルンバがパルタにこんなことを言っていたことがあったのだった。「ぼくね、パルくんに、おにいちゃんになってほしいの。だからパルくん、ごはんいっぱいたべて、ぼくのおにいちゃんになってね」 パルタに世話を焼かれているルンバの様子を見ていると、あながち冗談とも言えないような気になった。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月02日
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手足口病にかかってしまったため、今日も保育園をお休みしたルンバ。しかしとにかく軽症なので、まったくもって元気いっぱい。わたしはといえばパルタが保育室に行っている間は確定申告の準備に追われていたので(まだ申告していない…、そして、このタイミングでやっておかないと、もう時間が取れない)、あまり相手 ができなかった。ルンバは家から出られず、わたしにも遊んでもらえずで、とても退屈そうだ。 夕方頃、ルンバが画用紙を出してきてガサゴソと何かしているな…と思ったら、トコトコわたしのもとにやってきて、こう言った。「ママ、ルンバくん、かみしばいつくったの。いまからよむから、きいててね」 そして画用紙に描いたモノクロの絵を見せながら、こんなお話を読んでくれた(以下はほとんどルンバがしゃべったまま起こしている)。(はじまり、はじまり)------------------------------------ある朝、ママが晩ごはんをたべていました。 外に出ました。 そして、おもちと、ふっくらしたカップケーキを食べました。 ママはおなかがいたくなりました。 ぼーいん(病院)にいきました。 あかちゃんがうまれるのです。 ほらほら、あかちゃんがうまれましたよ。 おなかのなかにいたのです。 まだパルくんはちいさいのです。 人間にふまれちゃうくらいちいさいのです。 それで、どんどんどんどん大きくなっていくのです。 それでたしかに、映像をみると、でっかくなっていました。 映像をみたら、でっかくなっていました。 それでぱかっとパルくんがうまれました! おわり。じゃないよ。 それで、こんな赤ちゃんでした。 こんなちっちゃくって、ママのごはんをほしがっていました。 それでママは「しょうがない」っていって、 こどもが大好きなミルクと団子をあげました。(団子の絵) それで、パルくんは、ある日、いなくなっていました。 パパが保育園につれていったのでした。 そういうことで、ルンバくんはお兄ちゃんになったころ、 がまんしました。 がまんして、テレビみて、家の中でいっぱいあそびました。 (おわり)* * * * * 朝からいきなり晩ごはんを食べていたりするが、彼なりに「絵本らしい言葉遣い」を意識しているのが面白い。お話はめちゃくちゃだけど(食べてばっかりだし)、子どものこういう創作ってかわいいなあ。「どうだった?」と感想を求められたので、「とっても上手で、かわいかった」と褒めると、はにかんだような笑顔でうれしそうにしていたルンバだった。* * * * * 本日から保育室に復帰したパルタは絶好調。お友達とたくさん遊び、お散歩にも行けてゴキゲンだったそうだ。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月01日
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