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2003.04.26
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カテゴリ: 雑感・雑学
 人はそれぞれ生い立ちが違っている上、先祖から貰った血脈も異なっている。本人の意思に関係なくこの世に生を授けられ今の時を迎えている。

一人っ子に生まれついた人、多兄弟の中で揉まれて成長した人、豊かな環境ですくすく育った人、清貧の中で富める人を羨望しその反面不屈の精神を鍛えられた人、争いごとの中でわが身を守りながら大きくなった人、正に性差万別である。

天に神在りと謂えど、生まれついた時から公平なことは在り得ないものである。いろんなハンディはあるのは否めない。一生経済的に豊かな人生を迎えられる保証もない。

ではあるけれど、物心ついてくれば、そこからは本人のスタンスの置き方によって、精神的な満足は自分の力で見つけ出す術(すべ)を自ら会得して行かざるを得ないと思うのである。

おりくの齢にもなると、自分よりも年下の人に仕事なり、生き方なりを教える立場に多々遭遇する。最近の若者は(当然、おりくもその若い未熟な年齢の時があったのだが)往々にして、基本よりも技術のみを優先して伝授して貰おうという姿勢が強いように感じる。

情報が錯乱し、技術を有料で教える機関が増えたことに起因するのであろうか。・・・戦後の日本は近代化の道を歩み、経済的には世界稀にみる発展を遂げた国である。

その一方で核家族が急増し、従来の年寄りから生きる諺(ことわざ)的なものを自然体で、日々の生活の中で受け継ぐ機会が無くなってしまった現在の家族構成には疑問が残る。

急成長の企業が或る日歯車が狂って斜陽化して消滅することに見られるように、本来進化というものは古いものが序々に改良されて行くべきものでなかろうか。新参の若者が新しい部門の実態を徹底的に解明分析もしないで、小手先で大改造をして間もなく失敗するのに似ている。

「古きを尋ねて新しきを知る」の格言は古い時代の言葉であるが、何の何の脈々と生きている「年齢を知らない」言葉であると思うのだ。





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Last updated  2004.06.21 11:55:30
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