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やすじ2004 @ Re:紫蘇ジュースクレオパトラに招かれてby星子(08/25) こんにちは!! 残暑の厳しさの中でも、朝…
2012.01.05
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このまま大きな事件など生まれず、平凡でゆったりとした時間の流れる年であって欲しいと願うばかりです。

 さて70数句詠んだ12月の拙句から、ほんの一部をメモ帳代わりに記しておきます。


 丹波路は四神の一つ冬夕焼


都の理想の場所は、東西南北四つに神が存在する地形が求められ、京都はそれに叶うので千二百年も栄えました。

北(玄武)に山=船岡山、東(青龍)に流れ=鴨川、南(朱雀)に巨椋池、そして西(白虎)に街道=丹波路という訳です。


 虎ふぐや豚姫めでし西郷どん


あの西郷さんはぽちゃり型の女性を好んでいたようです。


〇雲海や竹田城址の見え隠れ


12月の第1水曜日は”大山崎ふるさとガイドの会”恒例の研修旅行。天空の大地に連なる城郭跡は素晴らしい景色でした。


◎装幀の厚き大書や霜夜なる


立派な装丁のある書、紙面の縁に金箔を施し、ユニークなデザインの表紙など、明治・大正・昭和初期のものは立派です。


◎文旦やふうふ細身でありし頃


新婚時代はほっそりとした美男・美女似合いの夫婦も、共白髪となる頃にはぽっちゃり化。それも二人三脚の味。


〇うす苦のボンタン飴の遠さかな


〇片ごろも敷くと詠まれし霜夜かな


これは百人一首<きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに
      衣かたしきひとりかも寝む>を参考に詠みました。


〇もみづるはぎをん弥栄の一樹なる


紅葉の動詞としての”もみづ”。八坂神社前は三叉路。南西の場所には八坂の古い呼称・弥栄という名の中学校が残っています。

昔はおちょぼ・舞妓たちが勉学した学校でした。其処に生えている桜の古木も紅葉していました。


◎納骨の旅や冬涛間近くす


義弟のお骨を納めに”みさき公園”まで。南海電車は汀ちかくを走っています。


〇冬ざれのホームの端に佇つ漢(ヲトコ)


〇畏きを極む御衣櫃(ミゾビツ)冬灯


〇元左近てふ老樹にも冬芽かな


これは御所内にある宗像神社の左近の桜を詠んだものです。


 落ち積みの六寸がほど枯紅葉


まぁ、こんなところでしょうか。今年はまだ余り句作が進んでいません。

8日の例会から始まり、西院での”まほら句会”、地元長岡京での”たかんな句会”、

所属の”四温句会”、吟行、そして無派の”向陽俳句会”という流れです。






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Last updated  2012.01.05 11:33:58
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