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2024.07.17
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五代将軍:綱吉の生母である桂昌院は京都西陣
の生まれで、

父の宗正が武士ながら零落し、幼い彼女を荷台に
載せ野菜を売り歩く毎日だったようです。

彼女は6才から13才まで、京都西山にある金蔵
寺や善峰寺の小間使いや西陣の織り子をしていま
した。


父の先妻が関白二条家で乳母をしていたツテで二
条家に奉公しました。

これがきっかけで家光公の乳母:春日局に見出さ
れて江戸城に入りました。

生類憐みの悪法を出した将軍、また赤穂浪士討入
りを裁断した将軍の母として、評判を悪くした彼
女ですが、

八百屋時代の昔を忘れず、それを家紋(大根が重
なった紋)した一面や、春日局への恩義を忘れず、

生涯
弔い続けた桂昌院の一面も理解してあげたい
ものですね。


<参考図書・楠戸義昭著「家紋 秘められた歴史」
(毎日新聞社)>





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Last updated  2024.07.17 07:41:24
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