おしゃれ手紙

2008.09.05
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カテゴリ: 昭和恋々

少年時代:あらすじ
太平洋戦争末期、主人公の風間進一は東京から富山へ疎開する。
そこで進一はタケシという少年と友達になるが、学校では権力の強いタケシは進一を冷たくあしらう。
やがてタケシと級友達との権力争いが始まると、進一はその争いに徐々に巻き込まれて行く。

「少年時代」は映画でも有名で、映画の中で歌った、井上陽水の「少年時代」もヒットした。

映画は見たことがあるが、漫画ははじめて。
藤子不二雄Aの作品ということもしらなかった。

作家柏原兵三の書いた「長い道」という原作を藤子不二雄Aが漫画にしたということも知らなかった。
脚本が山田太一ということも・・・。
藤子不二雄Aは、小説「長い道」を読んだ時、
「これは自分の物語だ」と思ったという。
藤子不二雄Aも戦時中、疎開していたのだ。


少年時代漫画の連載の依頼を受けた時、不意に
「あの疎開のドラマを描こう」と思ったという。
「長い道」を原作に自分の体験を交えて描いたのだが、連載を始める前に担当の編集者に言ったとう
「この漫画は、人気投票の枠外において欲しい。
どんなに、評判にならなくても、途中で切らないで欲しい。
一年で終わるから。」

連載中、読者の反響は、なかったが、
1年後、最終回を読んだ読者からの反響はすごかったのだという。
この漫画の中では、田舎の少年は実によく、体を動かしている。
貧しいけれど、勉強が出来、家の手伝いをよくする、タケシという少年など、その代表。
父親が体が弱いので小学生のタケシが農作業をする。

もちろん、殴り合いのケンカもする。
山に入って、ユリの根を採ったりする。

少年たちは、家の手伝いをするが、畑にスイカを盗みに行ったりと、いたずらもする。
そんな暮らしが東京育ちの主人公、進一には、新鮮だった。

少年の日の楽しさや、苦しさ。


人には皆、少年時代がある・・・そして、人は、皆、大人になっていく・・・。

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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★9月5日 *蝶になりたい・・・/「菊次郎とさき」:たらい * UP
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Last updated  2008.09.07 21:04:49 コメント(24) | コメントを書く


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天地 はるな @ Re[1]:小早川家の秋★午前十時の映画祭(06/27) maki5417さんへ 1950年代か60年代のはじ…
maki5417 @ Re:小早川家の秋★午前十時の映画祭(06/27) 東宝作品とは知りませんでした。 小津監…
maki5417 @ Re[2]:昔語り:親戚の集まり(06/26) 天地 はるなさんへ 表には出さないけれ…
天地 はるな @ Re[1]:昔語り:親戚の集まり(06/26) さんへ 当時は、大学に行くと縁談がなく…

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