おしゃれ手紙

2015.11.22
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カテゴリ: お出かけ
hiyosi■2015.11.21(土)
比叡山から坂本ケーブルで ■坂本に降りるともう日が暮れていた。

坂本にある■ 日吉大社 ■は滋賀県屈指のもみじの名所だとか・・・。
しかし、紅葉には遅かった。
その代わり、境内の中で 「大津絵展」 をやっていたので、見たがこれがよかった。
大津絵(おおつえ)とは、

滋賀県大津市で 江戸時代初期から名産としてきた民俗絵画で、さまざまな画題を扱っており、東海道を旅する旅人たちの間の土産物・護符として知られていた。
江戸時代には、
当時は 「東の浮世絵、西の大津絵」と二大民画と 流行しました。
現在は絶滅の危機に瀕しています。

松尾芭蕉の俳句「大津絵の筆のはじめは何佛」には、仏画が多かった初期の大津絵の特徴が表れている。
また、江戸時代初期のキリシタン弾圧に際して「自分は仏教徒である」という隠れ蓑的役割も有していたと言われる。

江戸時代を通じ、東海道大津宿の名物となった。
文化・文政期(1804- 1829年)には「大津絵十種」と呼ばれる代表的画題が確定し、一方で護符としての効能も唱えられるようになった(「藤娘」は良縁、「鬼の寒念仏」は子供の夜泣き、「雷公」は雷除けなど)。
画題は増え続け、幕末には最盛期を迎えたが、画題の簡略化に伴って減少し、現在では百余種とされる。
<鬼の念仏:夜泣き止め、魔除け>
神仏や人物、動物がユーモラスなタッチで描かれ、道歌が添えられている
多くの絵画・道歌には、人間関係や社会に関する教訓が風刺を込めて表されている。

その画題によって厄よけや無病安全など庶民の願いが込められ、 旅のみやげものとして持ち帰った大津絵はふすまや柱、障子に貼ったと云われています。


江戸庶民が、貧しいながら、旅の記念に買い、家に飾ったという話は、ほほえましい
hiyosi2

足元を照らすのは、
oni様々な大津絵の灯り。
今は、知る人も少ない大津絵。
なんとものびやかな筆の大津絵がこれからも、残ってほしいと思う。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
大津絵の画像
大津絵
藤娘:良縁を得る
鬼三味線:商売繁盛

鷹匠:五穀豊穣
槍持ち奴:
などいろいろな、願いやお守りの意味もある。

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Last updated  2015.11.24 10:38:11
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