ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Nov 20, 2006
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 現在、所用でイギリスを訪問中です。

 この時期に訪英することは何ヶ月も前からわかっていて、ロンドンの友だちとも事前に連絡を取り合ってはいたのですが、ついに決断してバイオリンを持参、現地のとあるアマチュアオーケストラの本番にちゃっかり乗せていただけることになりました。昨年僕がロンドンに住んでいた頃に所属していたKフィルです。リハーサルには2回しか参加できそうにないのですが、ブラームスの交響曲の1番がメインとのことで、このうえない光栄な機会に恵まれました。

 今日は早速練習に参加してきました。懐かしい顔ぶれに囲まれながら、しかも名曲中の名曲を奏でられるなんて至福のひととき。

 指揮者もコンサートマスターも、みんな僕のことをよく覚えてくれてすごく嬉しかったし、そのぶん本番ではきちんと弾かなきゃと気が引き締まったのでありました。

 ただ、このオケに再び顔を出すうえで気がかりだったのは、ビオラの首席奏者ベン氏と間の過去の一件。彼とは去年、 座席を巡って ひと悶着 あったような記憶が。
 でも、その不安は杞憂に終わりました。やはりそこは英国紳士。決して内心をおもてには出さず、もの静かな笑みでもって僕の一時復帰を歓迎してくださいました。

 さすがに数では東京には負けるものの、ロンドンにも多くのアマチュアオケがあるようです。ほかのオケのことはわかりませんが、このKフィルは、バランスのとれた団体だとつくづく感じます。すごく雰囲気もいいし。
 ベンとも正式に和解?したことだし、あとは来週の本番で楽しく弾くのみです。





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最終更新日  Nov 28, 2006 11:05:11 AM
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