ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jan 25, 2008
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「ふぞろいな音符たち」

 今日はピアニスト(セスさん)とピアノ/バイオリンの二重奏の練習をした。
 まずは、 半年前にやりかけたままになってたエルガー の1楽章を。

 なかなか強烈な出だし。ピアノの下降音型は、ブラームスのバイオリンソナタ3番の冒頭を思わせる。
 あと、強引なまでに音が上下に跳ぶのがこの曲の特徴と言っていい。出だしだけでなく全編について言える。移弦がきちんとできないと雑音が入ったり音にムラができたり。

elgar.JPG

 移弦といえば、分散和音らしきものをうねうねと弾くとこもあってタイヘン。しかも音量指定はピアニッシモとかピアノなので、一音一音を均一に弾くのに苦労する。

elgar2.JPG

 もしかしてバイオリンパートよりもピアノのほうがずーっと面白く書かれてるのかもしれない。



 エルガー好きの僕としてはちょっとムッとしたものの、彼を説得できるほど当方も弾きこなせてるわけではないのが悔しい。
 いつの日かピアニスト氏を見返してやりたく、再度持ち帰って(猛)練習するゾと誓った次第。

 曲は短調で険しく語り続け、 ピカルディ終止 で半ば強引に幕を閉じる。





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最終更新日  Jan 28, 2008 08:28:59 PM
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