ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Mar 22, 2014
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「Strings attached」

 今日は久しぶりの室内楽ごっこの日。今回はピアノ五重奏。お仲間は、バイオリンはラムとカルバン、ビオラはぼく、チェロはボブ、ピアノはジェニファー。
 てゆーか、ビオラを触ったのは半年ぶりぐらいだったので、読譜力は劣ってるし音程も音色もぐちゃぐちゃ。ほかの四人にご迷惑かけっぱなし。

 それにしてもシューマンP5は名曲。なんとか全部の楽章を合わせられて、みんなご満悦。

 さて、シューマンって、交響曲とか弦楽四重奏曲とかも書いてるわりに、やっぱりピアノが入ってる曲ぢゃないとかっこがつかないというのは多くの人が言及してるところ。
 ぼくも素人なりにうすうすと感じてる。確かにこの人はピアノ弾きであって、弦楽パートの譜面の書きかたがプロっぽくない。弦の音域に関する対処法についてもそう。例えば、ピアノ四重奏曲でチェロに変則的な調弦をさせて強引にシのフラットを弾かせようとしてみたりするとことか。

 この曲でいえば、あくまで一例だけど、ぼくは以下の部分とかに、彼は弦に対して素っ気ないなぁーと思うわけで。バイオリンの最低音はソなので、最後のファを強引にオクターブ上げてる。仕方ないといえばそれまでだけれども、ほかの作曲家の室内楽曲ではこうゆう書法はあんまり見られないので、なおさら気になる。モーツァルト様とかはビミョーに転調してうまく回避なさるはず。

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最終更新日  Mar 29, 2014 09:04:08 AM
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