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上京して間もないころ、「遠いところに来てしまった」と感じさせられたのは、どこまでも広がる「平野」な大地をまのあたりにしたときでした。 初めて首都高というものに乗り、高架の上から見下ろした東京の街は、無数の家やビルが押し合いへし合うようにして建てられ、それが、はるかかなたの地平線まで続いていたのです。 関東平野。これが教科書で習ったあの関東平野。 四方を山で囲まれた盆地で育った私は、「平野」というものをまったく理解していなかったことに、そのとき気づきました。 その後、首都高からはいろいろな東京の街の風景を見ることになりましたが、初めて「平野」というものを見た新鮮な驚きはいまも忘れることができません。 写真は、先日、新宿の野村ビルに仕事で行ったとき、50階のレストランでランチを食べたときに携帯でパシャリと撮ったものです。 窓際から見下ろした街の風景は、やっぱりはるか地平線まで続く平らな大地。もう、その風景になにも驚かない自分に、時間の流れを感じたのでした。 関東平野に並ぶ、関東の象徴といえば「関東ローム層」どこに行ったら見られるのかしら? しかし、もう桜も咲き始めたというのに、ここ数日寒いですね!今日も冬のような冷え込みですよ~。 先日、お昼にお蕎麦を食べ、二人分で合計1800円だったのですが、お金を払ったあともらったレシートを見ると、打たれた数字は1801円でした。いいかげんだなあ(笑)。私がバイトしていた店では、1円でも合わないと怒られましたが・・。そういえば、ニューヨーク育ちの人(日本人)が言っていたのですが、東京に帰ってきてショックを受けたのが、レジで数円のお金でも負けてくれないことだったそうです。アメリカでは、数円くらいは負けるのがあたりまえ。なので、その人は、1644円だったのを、「4円ないので、1640円でいいですか?」とふつうに聞いたところ、レジの人は真っ青になり、慌てて店長を呼びに行ったそうです。「あと4円払っていただかないと困ります」と、店長は真剣な顔。あはは。ところかわれば、なんとやら、ですね。
2010.03.28
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海外に行くと驚くことがあります。それは、海外で売られている商品あれこれ、そのほとんどが東京で手に入るということです。カナダに行ったとき、サンタクロースやスノーマンの形をしたキャンドルがかわいかったので、お土産に買ってきたら、その年のクリスマス、代官山の雑貨屋で売られているのを見ました。パリに行ったとき、きれいな缶に入ったチョコレートを買ってきたら、銀座の街角でそれと同じものを見ました。なんとまあ。アジアの東の端にある小さな島国に、これでもかというほど、世界中のあれこれが集まっているのです。とにかく、スーパーに行っても、小さな雑貨屋に行っても、北はロシアから、南はアルゼンチンまでのあらゆる国から来た物であふれています。だからといって、私は「日本人は金儲けが好きだからなんだ」とは思いません。「日本人はなんてマメなんだ」と思うだけであります。だいたい、最近「そこまで必要か?」と思うサービスに出くわすことも多いです。私はそんなとき、「放っておいてほしい」と、心のなかでそっとつぶやくことにしています。もちろん口に出しては言わないけれど。 話しは飛びましたが、どこの国に行っても(といっても、まだ両手の指におさまるほどの国にしか行ったことないんですが)、お土産を買うときはまず「東京にないものを」という視点で探すようになりました。 写真の手袋と木のコップは、フィンランドの北極圏の町、ロバニエミで買ってきたものであります。この木のコップは、そもそも森で働くきこりたちが作業の合間に飲み物を飲むために、そこらへんに転がっている木をちょこちょこっと彫って作ったものが、こんなかわいらしいお土産仕様になったものです。私は、真冬のロバニエミで「まあなんてフィンランドらしい。これはこの国にしかないものだわ」と思って、買ってきました。その季節、フィンランドは一面、真っ白な銀色の世界で、日中もほとんど日が昇りません。そんな北極圏の冬の厳しい空気のにおいをかぎながら、このお土産を選んだわけです。 なのに、つい最近、どこかのネットショップでこのコップが売られているのを見ました。がっかりであります。 世界中の物が集まっている、という点で思い出すのは、奈良の正倉院です。奈良県民だった時代も、その隣の京都に引っ越してからも、学校の社会見学で「正倉院展」によく行かされました。毎回、その年にしか出ない目玉品があるわけですが、「螺鈿紫檀の五弦琵琶」。これだけがいまも、忘れられません。(「らでんしたんのごげんびわ」と読みます) 奈良や京都にいた子供時代は、けっして子供にその価値はわからないだろうというものを、たくさん、これでもかと見させられました。だからといって、いま「価値がわかる大人」になったかというと、まったくそうでもないのが悲しいのであります。らでんしたんのごげんびわ。この言葉を、ソラで言える人間はそういないのではないか、とまったく役に立たない優越感にひたるくらいしか、あの町で育った成果は出ていません。
2010.03.21
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先週末、渋谷にある「塩とたばこの博物館」で開催中の岩合昭光さんの写真展に行ってきました。岩合さんは、北極から南極まで世界のあらゆる地域で、野生動物を撮り続けている写真家です。野生動物だけでなく、猫や犬など身近な動物もたくさん撮られていますよ。岩合さんの写真は、荒々しい大自然のなかで生きる動物であっても、どこか優しさを感じられる、心温まるものが多いんですよ。今回は、ホッキョクグマ、ペンギン、クジラ、ライオンなど、人気アニマルたちの写真120点が展示されていました私はなにを隠そう(隠さなくてもいいけど・・・)、大のホッキョクグマ好き。上に載せたホームページの親子もいい!今回は、夏の北極のピンクの花が咲き乱れる花畑でまどろむホッキョクグマの写真を見ることができました!白い氷の世界にいる彼らしか見たことがなかったので、とても新鮮に思えました。 いま温暖化で氷が解けてしまい、エサをなかなか捕まえられないと聞きます。何ヶ月前もナショジオのサイトで、究極にやせ細ったホッキョクグマの写真を見ました。ホッキョクグマはじめ、野生の動物がイキイキと暮らせる地球であり続けてほしいものですが・・・ ちなみに、これナショジオのサイト なのですが、写真を壁紙としてダウンロードできるんですよ。定期的に巡回して、お気に入りの写真を壁紙にしています!今回はこの真ん中にある親子ホッキョクグマをダウンロードしました!かわいいな~! でも近寄ったら、その大きな手でガッツリ、頭吹っ飛ばされるでしょうね(爆) ホッキョクといえば、関西人としては、つい、アイスキャンデー「北極」を思い浮かべてしまいます。そこで、いま「北極」のホームページを見てみたら、ペンギンがイメージキャラではないか!(昔からそうだったっけ?) 北極にペンギンはいない・・・ よい子のみんな、ペンギンが住んでるのは南極(&南半球)だよ~!
2010.03.15
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2日前くらいから、パソコンのキーボードの「。」とか「.」のあるボタンがスムーズに反応せず、(3秒くらい押し続けるか、ものすごく叩くかしないとダメ)ムキーーーー!!となってました(爆) おまけに昨日から風邪を引いてしまうし~~今日は一日仕事を休んで、寝ながらもテレビを観ておりましたが、前々から気になっていたことが明らかとなり、それが怒りに変わりました(笑)といっても超しょうもないことですが・・・ それは、グルメ番組で、レポーターが若い女の子の場合、食べ物を口に入れた瞬間、ちょっと上を向いて「んんん~んん!!!」と叫ぶ、あのリアクションです・・・そして、首を小刻みに横に振る・・・そして、まだ口に食べ物が入っているのに、「うんまーい」とか叫ぶ・・・ もう、あのリアクションを見るたびに、イライラするのです!!行儀悪いだろうが!?(という私は口が悪い)だいたい、私は、いまテレビに出ている多くの若い女の子のかん高く、うるさい声が大嫌いだ~~!多くのテレビ番組が嫌いなのは、だいたいにして、うるさいからだ~! おほほ風邪のストレスで、心がいきり立っていますわね怖いですわね、おほほ キーボードのボタンが1つ働かないだけで、修理に出すのはイヤだな~~ すみません、こんなブログで・・・
2010.03.09
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早く緑の季節にならないかなあ。あ、桜も楽しみですね 今日スーパーで、はっさくを買ったのですが、支払いのとき、レジのお姉さんが真顔で、「これは、なんでしたっけ?」と聞いてきました。私はいっしゅん、なにを聞かれたのかわからず、数秒、お姉さんの顔を凝視。そして、「は、は、はっさくです」と、なぜかうろたえながら、答えてしまったのでした。ちょっと不条理ではありませんかね、このやりとりは・・・。なぜ客の私が、商品名を教えてあげなければならないのか・・・。 みなさまは果物はお好きですか? 私は、柑橘系が大好きです。ちょっと、すっぱめのはっさくとか、いよかんとか、特に四国方面のみかん類が大好きです!いまは、きっとこれらは旬なのですね。スーパーで、とても安くで売ってますよ。今日も、はっさくと、いよかんで合わせて、150円でした! 冬の間は、あまり果物を食べません。口に入れたときに冷たいのがイヤです。が、春が近づくと紫外線が強くなるので、毎日、果物を取ると、だいぶ肌への影響が違うよ、と、先日、友人に教えられ、そういう健康ネタに、とっても弱い私は、さっそく実践を試みているのでした。 そういえば、以前、アンチエイジングの研究をしている先生に話を聞いたことがあるのですが、60兆個の細胞からできている人間が、たった1つのものを食べたからといって、それでものすごく健康になる、などありえない、と、おっしゃっていました。「人間の体は、そんなに単純じゃないんだ!」と(笑)。いま、研究の世界で、唯一、老化防止法で効果が認められているのが、ずばり、「小食」だそうです。それも、腹8分目どころではなく、腹6分目くらいがよいのだそう。常に腹をすかせているのが、よいのだそうです。でも、その先生、「おいしいものをガマンして長生きしたところで、それが幸せだとは思えませんがね」と、ふふん、と鼻で笑ってました。そのとおりだ~!! 以前撮った写真を見ていたら、果物の写真が2枚。 石垣島のホテルで撮ったマンゴーと、北海道出身の友人宅で出してもらった夕張メロンです。ザ・最南端VS最北端!どっちがお好き? 私は、まあどっちも好きです(笑) ちなみに北海道の友人は、「私たち北海道人はいっぺんに、夕張メロンを半分食べる」と言うのです。なので、「これくらいは食べなきゃダメ!」と、こんなにたっぷりの夕張メロンを出してくれました・・・。いっぺんに半分って。ほんとかなあ? スイカじゃないんだから(笑)
2010.03.04
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突然ですが・・・。最近、ものすごく、ひとりでウケている事柄がございまして・・・。 それはこれ↓ 童謡、「やぎさんゆうびん」の歌詞です!! 1 白やぎさんからお手紙ついた 黒やぎさんたら読まずに食べた しかたがないのでお手紙書いた さっきの手紙のご用事なあに 2 黒やぎさんからお手紙ついた 白やぎさんたら読まずに食べた しかたがないのでお手紙書いた さっきの手紙のご用事なあに あまりに有名なこの歌。だれもが幼稚園などで歌ったことがあるのでは?最近、とある人のエッセーでちょっと、この歌詞について触れられていまして、ネットで歌詞を調べて、よく読んでみたら、もうおかしくって、ひとりで笑いが止まらず、困ってます・・・。 だって、すごいですよね。 2番でいちおう終わっていますが、きっと黒ヤギさんと白ヤギさんの手紙の応酬は、無限に続くんですよ。 「さっきの手紙のご用事なあに」で、手紙を出しなおしても、黒ヤギさんも白ヤギさんも、絶対に読まずに食べてしまうのですから! 終わるとしたら、なにが理由かな?と、通勤途中にずっと考えてみたりして・・・。(どっちかが、満腹になって食べられなくなるか、見かねた郵便配達人が、どちらかに「食べる前に読んだほうがいい」とアドバイスする、ってのが、ふつうに考えられる終わり方でしょうか・・・。配達人は絶対に、ヤギではないですね。だったら、きっと手紙を食べてしまって、届かないということが起こるに違いありません) そんなこと、どうでもいいよ~!!と思ったあなた、それは正しい(爆)。 でも、この作詞をした人を調べてみたら、かの大詩人、まどみちおさんでした!「ぞうさん」もまどさんの作詞ですね。すごいなあ、天才だなあ!!と、久々に言葉の力に感動しました。難しい言葉を並べた大人の詩よりも、こういう子供の心のまま(?)のような物語を作るほうが、とっても難しいことだと思うんですよね。童謡って、改めてその歌詞を読み直すと、きっと奥の深い言葉の世界が広がりますね。 「ぞうさん、ぞうさん、お鼻が長いのね。そうよ、母さんも長いのよ」(まどみちお・作詞) だからなんやねん?と思ってしまえば、それだけですが、これは生命の普遍のテーマですよ。だって、ぞうさんの母さんの鼻が短いわけはないのですから!!!遺伝ですよ、遺伝! なんつって(笑)。そんな屁理屈はまあ、どうでもいいのですが、どうでもいいことばっかりを考えていると、いやなことを忘れられて、ストレス解消になるなあ、と思いました(笑) とりあえず、まどみちおさんの詩集がほしいなあ。 ちなみに、最近、このヨーグルトを毎日食べてまーす。先日、胃痛で悩まされて、固形物を食べるのがつらいときに、ヨーグルトなら大丈夫かな、と思って2、3日続けてこれを食べてみたら、すーっと治りました~!乳製品、とくにクリーミーなものが苦手なので、ヨーグルトは敬遠してましたが、やっぱり、体にはいいのかしらん。
2010.03.02
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