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このブログは上海浦東で日本人向けに太極拳教室をしている私、通称:暗黒寺のブログです。今日の内容も、9年前に陳氏太極拳に出会った、洛陽でのお話の続きです。・・・・・・・・・・@練習でキツイと思う事の一つが、説明が長いっ!!!!! ・・・・・まあ、理由は私の質問のせいでもあるのですが。師父曰く「太極拳は学問である。文化だ。聞いた内容を頭で理解し、身体を動かし、修練しなければならない。一つの動作が自分で納得できて、そして師の導きでその動きを次の段階に昇華させなければならない。単に、動作の順番を覚えただけでは意味はなく、また理論のみを知っていても意味が無い。」「武徳と言うものがあって、それを学ぶ能力と学ぶだけの人となり」「本当であれば5~6歳で練習を始めた方が良い。だが、何歳であろうと練習を始める事が出来る。年を取った分、理論の理解がある。理解した分、理論に沿って練習をすればよい」と、言う事ですので、徹底的に考え方・理論を教授されました。太極拳と言うのは、通背拳と言う武術に、当時の名門各派の技術を加え、更に黄庭教と言う健康方法や孫子十三編等を合わせて出来た健康法であり武術です。このへんの内容はいつか書こうと思ってます。そんなわけですので、理解し、憶え、実践しなくてはなりません。理解できているどうか、「明白了ま?」(解った?)「明白了!」(解りました!)「真的明白、假的明白!」(ホントに解ったのか?嘘の解ったか?)と言う問答があり、その後、実践が始まります。練習中の説明でさっぱり理解できない上、師父の説明に熱が入って、冬の夕方寒風の中1時間もシャツ一枚で突っ立っていた事もあります。「師父、寒いっすよ」「おお、服を着なさい。風邪をひかないように気をつけるんだ!」ある意味、スパルタなんでしょうか??・・・・・・・・・・@兄弟ブログ浦東太極拳教室より別のアプローチで太極拳全般と言うか、太極拳に興味が出始めた人向けに書いてます。練習の時の気持のありようなど、参考になればと思います。
2010.01.30
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このブログは上海浦東で日本人向けに太極拳教室をしている私、通称:暗黒寺のブログです。今日の内容も、9年前に陳氏太極拳に出会った、洛陽でのお話の続きです。・・・・・・・・・・@さて、太極拳を練習すると、「気の力がみなぎってきて、気分爽快、頭もすっきり」・・・ってことは初心者レベルでは無いですし、上級者でもその時の練習の目的によってはそうなりません。ナゼナラ・太極拳は運動です。身体を動かせば疲れるのは当然。・太極拳は意念と言う、意識と動作を一致させると言う 絶対の要求があります。これは相当神経使いますので 真面目に練習したらグッタリです。・武術です、疲れて当然です。うちの師娘は疲れなかったら其れは練習になって無いと。・普通、15分ラジオ体操していればそれは疲れますし、 当時の練習は大体2時間強が一区切りで、一日3回位。 12~15分で老架一套一度分。と、言うわけですので、練習していれば汗だくです。練習中は身体が温まっていますが、クールダウンすると急激に手足が重くなり、眠くなってきます。・・・・ですが、ここで、5分でも仮眠を取ると、ガゼン力が戻ってきます。ここが、太極拳の修養・養生の力の初歩的なところです。練習・休憩・そして食事も大切です。師父は何時も私達に「おなかがすいたら遠慮なく直ぐに何か食べなさい。 ただし、カップ麺やお菓子は駄目だよ」と。と言うわけで、私も兄弟子たちも軽食として、焼きパン等を持ち込んだり、練習途中で買いに行ったりしていました。・・・・と言う風に私が間食を取れるようになったのは練習始まって1年くらいしてです。それまでは、手術後の後遺症で、お茶碗一杯のご飯を食べると3回に一度は手足がマヒします。その為、私の場合、休憩しても摂取するエネルギー量が足りず、よく腰を痛めたりしていました。ですので、現在の私の教室では、「ダイエット禁止、そして、おなかがすいたら遠慮なく食べる」を実践しています。・・・・・・・・・・@兄弟ブログ浦東太極拳倶楽部より別のアプローチで太極拳全般と言うか、太極拳に興味が出始めた人向けに書いてます。練習の時の気持のありようなど、参考になればと思います。
2010.01.28
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このブログは上海浦東で日本人向けに太極拳の指導をしている私、通称:暗黒寺のブログです。教室名は浦東太極拳教室です。名前にひねりがないですが・・・・しばらく、太極拳を習い始めた頃の事を書いていましたが、ちょっと休憩して、太極拳の靴について紹介します。服装も大切ですが、靴の重要さも見落とせません。靴は、そこが薄くて、軽く、足首の動きを妨げない。これが基本になります。残りは、外で練習するか、室内か、で選択肢が出来ます。日本で有名どころの太極拳靴だと、フェイユエと言うブランドの様ですが、私の教室ではあまりお勧めできません。理由は靴底が彎曲していて、自然な動きと言うより、フェイユエ用のバランスを求められるからです。いわゆる、カンフーシューズは履きやすいですが、室内向きです。外では直ぐに傷んでしまうでしょう。室内で練習する場合いわゆる、体育館履とか、布製の靴とかがお勧めです。屋外で練習する場合地下足袋系の靴がお勧めです。靴底が平らで、尚且つ、層をなしていない、単純なものがいいです。と、言うのも、陳氏太極拳の歩方法からすると、靴の摩耗はとても早いです。室内練習でしたらそれ程影響はありませんが、外で練習していると、普通のスポーツシューズでは踵や爪先の方がドンドン摩耗していきますし、靴ぞこが二重・三重で作られている機能性のある靴だと、靴底が剥がれてしまいます。ただし、靴底があまりに薄くてペナペナだと、陳氏太極拳の特徴である動作 振脚 の時に足が痛いですので・・・私のお勧めは、回力社製の卓球シューズです。厚みも程良く、底が一直線で一枚で作っています。ちなみに、それでも、私が練習開始した当初は2週間で一足のペースで靴を買い替えていました。参考生徒さんNoさんの靴。上海の雑貨屋さんで30元くらいで買ったらしい靴。そこの厚みもちょうど良く、これなら室内でも室外でもいけそう。生徒さんNiさんの靴。ジョギングシューズの様です。軽くて履き心地はよさそうです。が、外では直ぐに傷んでしまいます。それと、靴底が少し丸みを持っているので、歩法の感覚がつかみにくいかもしれません。私と、その他生徒さん2名の靴。布の靴です。その辺の雑貨屋さんで買いました。当然ながら、外での練習には向きません。室内では、意外と踏ん張れるうえ、踵を滑らす動作がしやすいです。兄弟ブログ浦東太極拳倶楽部より別のアプローチで太極拳全般と言うか、太極拳に興味が出始めた人向けに書いてます。練習の時の気持のありようなど、参考になればと思います。
2010.01.25
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このブログは上海浦東で日本人向けに太極拳の指導をしている私、通称:暗黒寺のブログです。今日の内容も、9年前に陳氏太極拳に出会った、洛陽でのお話の続きです。・・・・・・・・・・@当時から私はある程度の中国語がしゃべる事ができたのですが、問題がありました。1、 河南省の方言はサッパリわからん。2、 師父は標準語をしゃべるが、説明が古文体。3、 太極拳の用語自体、難解。・・・・・・先ず、1の河南方言と言うのは、中国の標準語普通話と言うのが話せたとしても、カナリ厳しいでしょう。理由は、中国語には四声と言う発音上の抑揚があるのですが、河南方言はこれが普通話とは基準が違うのです。しかも、河南・洛陽は古都なので、皆自分の文化に誇りがあって無理に普通話を使う必要なし! と考えている人もいるらしいのです。従いまして、その他の人が師父に河南方言で質問していると、もう、さっぱりわかりません。ちなみに、上海と北京の友人は河南方言はカナリ解りにくい!と、話しています。・・・・ですので、そう言う河南で、なお且つ閉鎖的な世界で昔の人が数日間で太極拳の極意を身につけたと言うのはナカナカ難しい話と感じます。また、日本の人がここで短期間の間に太極拳を身につけるのも大分大変です。 文化差異だけでなく、ホントに言葉がサッパリ。数日いただけとか、逆に数日間招いて詳しい内容を身につけると言うのは難易度高いかと思います・・・・もう、地道しかないです。地元の人と一緒で、地道に練習して、指導を受けていくしかないと思います。長くいれば、仲良くなれるし、時間と共に色々交流できますし。2の師父の文語調の説明・・・・・太極拳の太極拳っぽい古文調と言う理由だけでなく、何だか説明する言葉が日常用語と違うのです。当時、師父は45歳。そんなに年行ってないし、結構気さくな人なんですが・・・・3の太極拳の用語ですが、これも中国人でも分かりにくい言葉いわゆる文化用語の連携がありますので、ある程度の文化の素養が無いとかなりきついです。私と師父がこれらの問題(?)を克服した方法は・・・・・1、説明で単語が分からない度に説明中断。漢字を幾つか書いて もらい、その中から分かった単語で再度説明開始。 全部説明が終わった後、内容を再度確認して、本来使われて いる漢字で再説明。その後、動作実践。2、私自身にたまたま、孫子、漢方の知識があったので理解が出来た。3、中国武術の知識が少なかったので、意外と素直に話が聞けた。 ついでに孫子、漢方とかある程度の知識が有った。です。もっとも、説明が終了し、練習が終わった帰り道、一緒に練習を始めた人に聞いてみると、「実はサッパリ言っている意味がわかんねぇよ」との事で・・・・・・・・・・・・・・・・・・まあ、逆に言うと、私の場合、直ぐに理解が出来ない分、頑張って質問するので、理解度も進度も良かったような気がします・・・・説明を受けた後、練習して身体が理解するまでまた時間が掛かります。その辺、少しめんどくさい所ですが、理解した事と動きが一致し始めるとそれはそれは嬉しいです。兄弟ブログ浦東太極拳倶楽部より別のアプローチで太極拳全般と言うか、太極拳に興味が出始めた人向けに書いてます。練習の時の気持のありようなど、参考になればと思います。
2010.01.19
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このブログは上海浦東で日本人向けに太極拳の指導をしている私、通称:暗黒寺のブログです。今日の内容も、9年前に陳氏太極拳に出会った、洛陽でのお話の続きです。・・・・・・・・・・@たしか、2001年の12月に鄭先生が洛陽に帰ってきたと記憶しています。後に、私が師父と呼ぶ、パッと見、すごく優しい温和そうな鄭旭東師父。陳氏太極拳第20代傳人・鄭旭東。ちなみに、太極拳の名鑑に私も乗ってます。本名知っている人だと検索できたりします。実際、すごく優しいです。普段は。練習の時も、やさしいです。ホントです。人当たり良いし、何しろ威張らない。私、怒鳴られた事無いです。動いている映像はこんな感じ。初めて会った時、師父は、「おー、お前が暗黒寺か。練習してるかい?そうかい。 太極拳はどう使うか、大体聞いているかな?」なんて感じのやり取りでした。 春節後02年の3月だった思います、師父から「一度、太極拳の使い方、威力無しで体感してみなさい。 解らないと、一生理解できないからねー」と、言われて、家の裏で、15分ほどぶっ飛ばされまくりました。逃げるに逃げられず、レンガの壁に何度も打ちつけられました。師父はちゃんと怪我しない角度で私の立ち位置を後ろに向けて変えてるだけなのですが、まあ、ぶっ飛びます。素人の私にとって、もう、恐怖です。何が何だか分かんないうちにあっちゃこっちゃにブッ飛んで行く自分。ぶっ飛ぶタイミングが全然解りません。何となく、これはある種の技術、体術で、決して気で飛ばしていると言う事では無いのだなあ・・・・と直感。勿論、気の操作が無いと術は発動しませんが、それは後で解った話。何しろその時はドキドキしてました。ボロ雑巾になって、「これが、爆破力を使わないでお前の力を移動させただけの使い方だよ。これに、爆破力や関節技とかそういうのが合わさると大変だね」・・・・うう、たいへんでしたと言う素直な感想。身体の痛みは暫く取れませんでしたが、翌日即効練習復帰しました。大和魂であります。兄弟ブログ浦東太極拳倶楽部より別のアプローチで太極拳全般と言うか、太極拳に興味が出始めた人向けに書いてます。練習の時の気持のありようなど、参考になればと思います。
2010.01.18
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このブログは上海浦東で日本人向けに太極拳の指導をしている私、通称:暗黒寺のブログです。今日の内容も、9年前に陳氏太極拳に出会った、洛陽でのお話の続きです。・・・・・・・・・・@私が習ったのは老架一式 とか 老架一套 とか呼ばれる空手で言う型にあたる、練習のワンセット。そして、授業開始して最初の3カ月は延々と金剛搗捶 と言う動きのみ。最初に動きを教わって、1時間動き続けたら動きの修正、2時間くらいの練習して動けなくなったら終了・・・・・・へとへと~です。んでもって、練習中の師娘は、動作を教えてくれるのと動きの修正以外はテレビにクギヅケっ!!ちなみに、韓国ドラマが多かったです。(・・・・後でわかったのは、チラチラこっちを 見ていたのですが・・・・・・)当時、同時期に授業を始めた女の子がどんどん新しい動きを習う横で、私は一人ずーっと同じ動作。・・・・・・と、言う状況でしたが、私は全然苦には感じませんでした。せいぜい、「俺も新しい動きを教えてほしいなあ」程度です。その時、一緒に始めた人があと2人いましたが、結局、いなくなってしまいました。その動きを3カ月、先生の家で、自分の家で、毎日毎日練習でした。兄弟ブログ浦東太極拳倶楽部より別のアプローチで太極拳全般と言うか、太極拳に興味が出始めた人向けに書いてます。練習の時の気持のありようなど、参考になればと思います。
2010.01.15
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このブログは上海浦東で日本人向けに太極拳の指導をしている私、通称:暗黒寺のブログです。今日の内容も、9年前に陳氏太極拳に出会った、洛陽でのお話の続きです。・・・・・・・・・・@なんだか良くわかんねぇ、自分で月謝決めろだって??ところがまあ、これが伝統文化世界にいる人達にとって当然の「直接教える時の対応」で、支払う側も、受け取る側も、その金額で覚悟を決めて授業を進めると言うものだと、後で知りました。当時の給料から出せるだけの月謝と、誠意でもって、何とか授業を受けさせてもらえる事に。後で聞くところによると、月謝の金額はどうでもよく、実は「見るからに死にそうなアンタを見て、これは太極拳士としてはほっておけないし、訪ねてきたのも何かの縁。まあ、嘘つきにも見えなかったし。ついでに、あたしは医者だ」と、言う理由で最初は月謝無しで始まるところでした。勿論、習うからにはと、出せるだけの月謝を毎回払う事に納得してもらい、ついに、陳式太極拳練習開始です。そして、この出会いと、このやり取りで、私はだんだん、先生と奥様が当時貧乏でどこの馬の骨ともわからん外国人にとても良く、してくれた事に感謝です。
2010.01.14
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このブログは上海浦東で日本人向けに太極拳の指導をしている私、通称:暗黒寺のブログです。今日の内容も、9年前に陳氏太極拳に出会った、洛陽でのお話の続きです。・・・・・・・・・・@それから少し雑談をしているうちに、ご主人、太極拳の名家、鄭老子の映像を見せてもらう事になりました。「これは1994年の洛陽武術大会で表演を頼まれた時の映像なのよ」・・・・・・長い。見た感想はひたすら長く、退屈。さっぱり意味わかんねぇ。所々拍手が起こっているけど、これなら以前やっていた空手の型の方が強そう。ふらふら手を動かして、なんか踊ってるだけな感じ。なんだか、日本で習った陳式と違うなあ。動作で近いところはあるけれど、雰囲気が違うし。それに、ずっと柔らかく動いているぞ・・・・・陳式って、確か豪快なんじゃなかったか?と、ど素人丸出しな感想を持ちました。15分ほど我慢をしたのち、また雑談。で、私も日本で陳式を少し練習した話をすると、「見せてみて」と、言う事になり・・・・・・開始動作から10秒もしないうちに「もういい、わかった」と、止められてしまいました。一応、習っているときは毎日1時間くらい練習していたのですが・・・・・・「だいぶ形が変わっているねぇ。まあ、私のを見せてあげるから見てて」(え?オバちゃんもできんのかよ!!)・・・・今思えば無礼千万です。さっきまで、雑種犬を撫でながら話をしていたオバちゃんが、立ち上がって、ふっと構えた瞬間、それまでのイメージがぶっ飛びました。「あー、この人の技は人を倒す為のモノなんだ」と、言うのと、小さなオバちゃんの体が何かオバちゃんの手や足がどこまでも届くような感じがして部屋の空気も変わった感じがしました。(やべぇ、オレって、全然わかってなかった??)そこで、恐る恐る、「あのー、いろいろ質問して申し訳ないのですが、 是非、太極拳、教えて頂けませんでしょうか??」「構わないけど、どういう風なレベルになりたいの?」「世界最強とは言いませんが、強くなりたいです。」「あんた、死にそうなのに、武術の力をつけるのは難しくないかい? 健康のみでやった方がいいよ」「オレ、男なんで」私の発した言葉が今思うと馬鹿すぎます。「じゃあ、自分でなりたい金額に見合った月謝を自分で決めて、明日また来なさい」????自分で決めるってどういう事よ???
2010.01.12
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現在、上海で少人数制の教室を開いています。勿論陳氏しか教えてません。教え方のスタイル、一発目のそれは、師娘の教授方法からだった様な・・・・師娘と書くと、先生のお嬢様の様なイメージを持つと思いますが、娘と書いて中国ではお母さんの意味です。師娘とは先生の奥さんと言う意味。授業も終わって夕方、紹介状と住所を持って、遥々2時間かけて、太極拳の名家の住まいを訪ねました。そこは、洛陽王城公園の裏手にあるマンション群の一角です。正直、全く期待していなくて、紹介状を持って、扉を開けて出てきたオバちゃんを見て更に、 まー、適当に話して帰ろう。と、思っていました。そのオバちゃん、沈師娘はどこから見ても普通のちょっとチャキチャキした感じのオバちゃんで、威張る感じも神秘な雰囲気も出してません。そして、太極拳の名家は広州へ授業の為出張中。で、私、さっそく陳正雷さんを紹介してください。と、切り出しました。無礼千万です。すると、 いいよと、あっさり答えられました。その後、雑談をしているうちに、陳正雷さんはこの辺りに住んでいるわけではない、と言う事が分かりました。何で陳正雷さんかと尋ねられて 「日本で本が出ているし、洛陽の友人が彼の弟子だって」「本ねぇ・・・・。で、その友達の名前は?」「○○○さんです」「誰それ? 勝手に弟子を名乗っているだけで 単に教室の生徒でしょう」・・・当時は意味が分からなかったのですが、どうもそういう勘違いは多いようです。日本と中国では 弟子 の意味は違うのです。「まあ、直接習うんなら、相当月謝を取られるよ。 彼の武術教室とかに入った方がいいんじゃないの? でも、紹介は出来るから安心なさい」と、軽く言われました。
2010.01.11
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上海で太極拳教室をやっていますが、今では、ここ上海沢山の情報誌があるので好きな教室や趣味の関係、レストラン、探すのは楽チンです。でも、当時の地方都市ではそんな便利さはありません。なかば、漫画の世界はないんだなあ、と陳式太極拳の事が頭から外れ始めたころ、体育の先生に呼ばれました。何でも、彼女の友人が武術学校に所属していて、去年の楊式太極拳全国大会チャンピオンで、その学校の顧問をしている人が洛陽で実力がある陳式太極拳の名人だそうで。なるほど、そうとなれば、あってみたいなあと、軽く思いました。と、言うのも、これまで見た太極拳がどれも、日本で見た印象とあまり変わらず・・・・・ですので、日本で本などを出版していた陳正雷と言う人を訪ねてみようかと思っていたのです。今考えると無謀な話で、結局、その人の開いている武術教室か武術学校で、その学校の先生に習えるのが堰の山だったのです。ちなみに、陳小旺陳正雷朱天才王西安の4人を日本では太極拳四天王とか4傑と表現します。なぜ、この4人の人が有名になったかは後で知りました。そして、同じく、凄い人が他にもたくさんいる事をしりました。紹介状をその人づてで書いてもらって、数日後、その名人の自宅を訪ねてみる事になったのですが・・・・場所はだいたいこんな感じ
2010.01.10
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上海の太極拳教室のブログだぞー・・・と、再開したもののやはり、普段の生活の方も書いて見ます。一昨日から寧波出張中です。初めて中国を訪れたのが21の時、あれから何年でしょう?そろそろ17年になります。22で最初の短期留学、当時は国際電話を掛けに自転車で近くのホテルまで15分ほど。帰りに、寮の近くの売店でお菓子を買って帰る・・・・・・それが今じゃ、出張先で楽勝、メール打ったりしてます。午前中は普通にホテルで仕事の処理が出来て、今はブログの更新準備です。何だか、道具で便利・デジタルが先行しています。でも、また芸事や職人芸や経験が必要なアナログも重要な時代がやって来ると思います。ちなみに、ホテルの金額は一泊70元(2400円)のビジネスホテル。、3星以上じゃないと外人は駄目とかあったり、5年位前の安い宿だと、勿論インターネットはつながりません。ちなみに、この宿も、日本のビジネスホテル6~7000円と対して変わらないです。で、寧波。寧波料理と言うのが実は和食に近いのではないか?と思ってます。まあ、海鮮が多いからそう言う印象なのかもしれません。昨日、午前中にのんきに処理を終わらせてから、ホテルの隣のファーストフードと言うか、定食屋さんで食事をしました。食券を先に買って、食べたいお惣菜を選びます。スゴイ人だかりです。俺は、海鮮砂鍋(鍋焼きうどんの鍋の様)と沢蟹のニラ炒め。24元(340円)です。一人で食べるには少し贅沢メニュー。お腹一杯です。その日の夜はマイナス6度でした。ところで、寧って 穏やかと言う意味らしいですよ。
2010.01.08
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陳式クエストです。洛陽で生活を始めて、2月ほどたってからの事。まあ、病気の療養にもあまり24式は期待できないと思っていました。理由は、単に手足全身を一致させて柔らかく動く事は自律神経の復活を促すだろうけれど・・・・・何か足りない感じがしていました。一番の理由は、24式だけでは練習が足らず、八段錦やら、その他の太極拳もしないと練習にならないし、レベルも上がらないと言う事だったからです。単純に他の48式を練習しても動作が多くなるだけでなんだか別にやっている中身は同じに思えて、やっぱり、陳式が良いのではなかろうか??と、単純に感じたのです。そこで、学校の先生に付き添ってもらって、朝の公園を沢山うろついてみましたが・・・・・・結局、目にするのは御年輩の24・48式系党です。それもそのはず、24式や48式は中国政府が作った太極拳を元にした国民体操で、誰でも手軽に練習できるモノだったのです。当然ながらそんな知識は無いのですが、太極拳をしている横で、ダンス教室やバトミントン等が快活に行われている風景を見て、とても衝撃を受けました。これまでも別の地方の公園で見てきた朝の光景も凄かったですが洛陽のドデカイ公園で、ズラーッとお年寄りから若者までレクリエイョンしている光景はちょっと壮観で騒がしくもにぎやかでした。日本だと、なんだか、24式も厳かに行っているのですが、そこでは明らかに、健康保持の楽しいレクリエーションの一環と言う事を改めて認識しました。まあ、公園での陳式クエストは完ぺきに失敗に終わりました。ちなみに、どうも中国でも最近 陳式 が見直されてきて所々の公園で散見します。洛陽では、朝の公園より、武術学校や夕方とかが多かったのかも知れません。上海でも、魯迅公園、中山公園とかで太極拳が盛んです。陳式も他の太極拳や武術を混ぜながらの指導のようです。浦東太極拳倶楽部は浦東でひっそりと陳氏太極拳のみを指導しています。ひっそり。
2010.01.07
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そんな形のサルサと太極拳を続けるうち、突然、旧友との再会がありました。彼は私が学生の頃北京で知り合った中国人。その彼の誘いで、一度リハビリを兼ねて中国を北京―上海―紹興(お酒の為)と動いてみようと言う事になりまして。北京滞在中は近所のお婆ちゃんに太極剣を教えてもらい一気に42式を覚え、改めて物足りなく・・・・そして、北京から日本へ戻る頃、ある河南人と出会いました。その河南人の誘いで、その年の9月から河南省洛陽市で日本語教師として働く事になったのです。この日本語教師の仕事、そして、紹介してくれたその河南人にはいろいろと問題がありました。それでも、その後の様々な出会いを考えれば、それも運命だったのだと思います。河南省・洛陽市 太極拳の生まれた陳家溝と車で2時間弱、少林寺からも直ぐ近くだと言うのは、ついてから1年以上掛かって気がつくほど、まるで興味の対象外だったと言えます。いまでは、上海浦東で太極拳教室をしながら、タマに当時の事を思い出します。
2010.01.06
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当時の太極拳の先生に、ちらっと聞いてみました。陳式って出来ますか?出来ますよ。と言われて、別の時間に教えてもらう事になりました。その先生、とても年季の入ったおじいさんで、何でも太極拳を日本に伝えた有名な女性にずっと習っていたそうです。教え方も丁寧で、沢山教室を持っていました。でも、陳氏太極拳については何だか今思えば、ずいぶん違う内容だったと思います。真中に重心を置いて、手をぐるぐる回す練習が基本と言われて上手くできなかったりしつつ。素直に思ったのが、これを突き詰めて行くと、それなりになるのかなあと、言うくらいで、まあ、運動の域を出なかったです。なんで陳式太極拳だったかと言うと、私の学生時代漫画で、拳児と言うのがあって、陳式が全ての太極拳の源流である!!というくだりがって、興味があったのです。ついでに、漫画上では実践拳法と書かれていて、もの足りなくなってきた24式より良いと単純に考えたのです。おもえば、とても人柄の良い先生で、快く教えてくれました。今でも、感謝です。
2010.01.05
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そこで、私は前向きに今の自分と向き合う事にしました。今更元に戻れないなら、今の身体で一番の力を引き出せるように努力しよう!です。で、何をしたかと言うと、毎週木曜日に昼間は公民館で太極拳、夜は横浜でサルサ教室に通う事にしました。公民館の太極拳は、近所でお手軽だったからです。そこの先生はお爺ちゃんですが、日本に太極拳を広めた女性のもとで長く練習した人です。練習内容は24式と八段錦、48式とか色々。24式はさらっと覚えてしまいました。毎日一人で練習したので、多分、一月掛からなかったはずです。ただ、正直言って、「24式は体操なんだな・・・・・」と、感じてしまいました。理由は、単純に、こう払ってこう受けると言うのは実際には無理だろう、空手やらボクシング、柔道には実際には掛からない。理由は相手も動いているし、24式の技の説明から最終的な技の解釈自体が体重とスピードに頼るモノだと感じたからです。対他人でそうなら体重とスピード、そして、同じ動作なら、体格と力とスピード勝負だなと。ですが、意識して全身を調和させて動くと言うのはカルチャーショックで、尚且つ、健康には良いと感じました。理想の形と動きを意識して全身を操作すると言うのは、とても大変な作業です。そして、意識してゆっくり動くと今まで動かしていなかった部位にも運動が伝わります。ついで、自分の動きに対してごまかしがききません。自律神経の向上とか、(低い姿勢にならなければ)負荷を掛けず適度な運動になる事は弱った私にとっては地元でできた最善の運動のひとつだったかと思います。結構楽しかったですし。肩ひじ張らずに運動できたのも良かったです。でも同時期に運動的にはサルサの方にはまっていったりして・・・・・・・・
2010.01.04
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そもそも、私は太極拳、と言う性分ではなかったようです。飽きっぽくは無いですが、ゆっくり体を動かすなんて、なんともはや、眠くなると言うか・・・・・・私は地元の空手道場に時間があるときは通って稽古を続けていました。元々、身体が小さく、弱いと言うのもありましたが男ですから強さを求めます。だからといって、喧嘩したりと言う事はキライでした。28の夏、学生のころからの夢、中国の市場で戦いたい (いちばではなく経済市場)と言う夢が捨てきれず、会社を退職したのですが、辞表提出後に、重い病気にかかっている事が発覚してしまいました。即効で手術となり・・・・・・・・まあ、死なないとは思っていましたが、全ての予定がくるってしまいました。ついでに、鍛え続けた身体の力がまるで無くなっていました。“以前と同じ鍛え方は出来ないだろうし、元には戻らない”と言う予感がしました。案の定ご飯がお茶碗一杯も食べられないし、63キロあった体重が半年で40台まで落っこちてみるみるスリムになりました。 ダイエット成功だぜ―と、ほくそ笑んでもなんだか悲しい思い出です。最終的には、この事が原因で太極拳を始めて、以前の自分よりも健康な体になったので、まあ、いいか・・・と、思っています。
2010.01.03
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・・・・気が付いたら、教室を始めて2年になっています。自分で教室用の部屋を借りて、生徒さんもようやく5人になって、何となく一息です。昨年晩秋、生徒さんの仕事場で、コーヒーを頂いていると、「先生はなんで太極拳を始めたんですか?」なんて感じで聞かれまして、あー、そういえば、俺って太極拳やってもう10年くらいになるのかなあ。と、シミジミ。もともと、性格的に合わないはずの太極拳をバリバリ練習し、傳人になって、先生になって、教室も持つようになった経緯は意外と長かったと思って、少し、思い出しながらまとめてみたいと思いました。話していて気がついたのは意外と、太極拳の事って日本の人に知られている様で誤解や伝わりきっていない知識があるようです。また、私の教室やブログに興味を持ってくれた人も、中国武術や中国文化と言うイメージも、ジャッキー○○、三国志、と言う感じの人がほとんどと言うのが現実の様です。思えば、私自身も、中国で陳氏太極拳に本格的に触れるまでは、それ程の知識もなかったですし・・・・。みなさんそれぞれ、太極拳を始めたきっかけや中国の何かに興味を持って始めた事、これから始めようとする事があると思います。これから暫く、あまり深く突き進まない程度で、私と太極拳の事、教室の事、陳氏太極拳の事を書いていきます。
2010.01.02
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