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このブログは上海・東京・藤沢等で太極拳を指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。中国と関わってしまったのは25年前。そして、中国で仕事を始めたのは16年前。まだ、日本のインターネットが電話回線だった時代。中国がまだ、ポケベルが主流でまだ固定電話主流。携帯の普及が始まった頃。ネットの情報より、現地情報は紙媒体を探し、かつ、大手の書店でも中国語のテキストコーナーがその他外国語枠に数冊しかなかった頃。まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。****************************11月5日 疲れた。もう、な~んにもする気が起きない。今日は朝6時半から校長への報告書作り。絶対譲れない打ち合わせの為、完全な意思伝達が必要なのだ。10時に報告書があがって、提出。今日は午後の授業の合間に他校の中国人日本語教師とミーティングがあるのだ。議題は僕の学校の日本語授業の進め方について。 僕の学校はマッタク、日本語の授業の予定を立てていない。ましてや、教科書も選んでいない。僕が選択した教科書も、『日本人が選んだものは信用できないなぁ・・・』ってスタンス。今日の打ち合わせは今後の僕の中国での生活と、生徒の人生が掛かる。正確な意見の交換が必要なのだ。 午前の授業が終わると、学生が部屋に相談に来た。日本語で大学受験を受けるか、それとも英語で行くか?彼はその選択に悩んでいるらしい。と、いうより、初めて自分で人生の選択をしなくちゃいけないので真剣に悩んでいるのだろう。俺、こういうヤツが大好きなので、『明日はどうなるか解んないんだから。迷ってるんなら、自分が今一番興味があって楽しめる事を選ぶといいよ。冒険冒険!』ってアドバイス。その後、数人の中国人の社会人になった友人に電話して彼にアドバイスをしてもらった。 そのまま、学生4人と部屋でプロレスのDVDを見ながら餃子で昼食。今日は『お化けの日』。夜はウロウロしてはいけない日。そして、餃子を必ず食べる日。僕は疲れがダイブたまっているのでユックリ食べる。彼らはサッサと食べるとプロレスに集中。 『先生!なんでブッタリ蹴ったり、なんでもありなんだ?』 『プロレスだから・・・・』 『おもしれ~』だと・・・・・・・。 午後、授業がフタこま。既に日本語を勉強したい学生と、そうでない学生の格差が出ている。勉強したくないんだったらオトナシクシテロ!って言ってるんだけど、中国の学生は自己管理が出来ない。疲れるね。クラス分けを急がなくては。 授業の合間に校長室で他校の先生と会議。他校の先生はこの学校における日本語教育の計画性のなさと、外国人教師の負担の大きさに驚く。彼女に、『校長に一刻も早く教科書を決めるように言ってくれ』ってお願いする。僕の口から言うより、他校の中国人教師の口から出た意見の方が重たく感じそうだしね。*****************************私、この時点で、「中国の仕事の進め方」を学びつつ、はまってます。当時の中国では「責任を他の組織に上手い具合に押し付ける」手法をとり、「果実を確実に回収」する。ノウハウについて、伸びていく組織は着実に吸収と言うか、実務者・技術者から簒奪していきます。当然ながら、市場にも、ジワジワと侵食していく。奇跡的な事に、私の場合、この時点辺りでこの危険性に気が付いて、自分の仕事やら周囲との連携についてトラップや外堀の準備を始めています。それでも、中国人リーダー特有の「スピードで勝負する」「資金や力を借りてくる」の威力は大変なモノです。現在は金融パワーで個人の勢いは世界最強なモノです。うかうかと会話をすると、日本の未経験な人や組織は根こそぎやられるでしょう。軋轢や議論を恐れず、対話をしっかりし、互いのメリットデメリットを確認して真の信頼関係、馴れ合いではない・・・・を作るには時間と労力が不可欠です。こればかりは、どんなに資本力や技術を準備してもダメ。飛び越える事は出来ないのです。が、多くの人が「自分達の優位性」「可能性」「直近に見える気持ちよさ」で将来のビジョンがあるべき姿と決定してしまう。逆のパワーをコントロールするから中国人なのであって・・・・・・と言うか、三国志とか史記とか読もうよ!武士・侍文化とは違うのだ。で、現在、そのパワーが史上空前で、当然ながらスピード感もトリッキーな力も、様々に最高なところにいると思います。中国。ただ、それが他の国・地域の文化圏に受け入れられると言うわけでも無く、今度は相手に合わせるという・・・・・? 合わせた後にまた堂々巡りか ?日本は完璧に整合性のある数値を算出して動く 相手にわかりやすく中国はある程度と「プラスかマイナス」を爆弾として隠して動く 相手を事ある時は翻弄するどちらが正しいか、は別として、正道と奇道の二つを併せ持ってするのが戦略としては正しい(孫子)ちなみに、孫子は太極拳の戦略概念の基になってます。******************************太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。養芯会と私の太極拳の映像です。太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。
2018.01.30
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このブログは上海・東京・藤沢等で太極拳を指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。いまさら、昔々の話を書く理由は?と養芯会(私が指導している伝統文化・陳氏太極拳の団体)の幹部に質問を受けましたが・・・・近年、日中関係のごちゃごちゃは別として、民間での交流は史上空前の層の厚みを見せ、良くも悪くも日本の各地に様々な階層の中国人が生活し、インターネットやケーブルテレビをはじめ、様々なメディアを通して中国の情報・中国武術について等も気軽に”目にする”事が出来るようになりました。ですが、現在も中国の伝統派で地道に練習をする職人タイプの古い先生やその一門の多くを探したり、教わったりするのは当時と変わらないと言う思いが私にはあるのです。また、文化を学ぶという事はその地域の生活や考え方等を学ぶ前に、現在の生活の中で地域の文化やマナーを学んでいると異文化と接する時に大変役に立つという云々・・・・さて!中国と関わってしまったのは25年前。そして、中国で仕事を始めたのは16年前。まだ、日本のインターネットが電話回線だった時代。中国がまだ、ポケベルが主流でまだ固定電話主流。携帯の普及が始まった頃。ネットの情報より、現地情報は紙媒体を探し、かつ、大手の書店でも中国語のテキストコーナーがその他外国語枠に数冊しかなかった頃。まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。****************************10月24日 今日は太極拳の体験レッスンの日。一つ一つの指導が徹底的に細かい。一つの技を説明しきるのに既に1時間。そして、その説明どおりには簡単に動けない。『塚本、コンフーだ!(日々精進する事)』10月28日 風邪曳いた。参った。疲れた。太極拳はお休み。授業が終わって、さぁ帰ろう、って思ったが、何時も通り質問攻めに会う。そして、恋愛相談。『先生、彼女が僕の方を見てくれなくなっちゃった。苦しくて御飯も食べれないよ!』『鍛えまくって男を磨け!』って、答えた。う~ 家に帰ってクラクラです・・・・・・・11月1日日記によると、先月末にヒドイ風邪をひき、前日の夜は同僚の仕事上の悩みを聞き、当日は学生の悩みを聞いていた模様。帰るはずが。。。中国の高校は国定教科書が各科目で一種類。で、一冊ではない。超詰め込み式。かつ、経済力の弱い省には大学が少ない。学校も父兄も子供たちにはプレッシャーをかけるのですが、具体的な方法が無い。従って、落ちこぼれる子供は当然出てくる。一方、素行が悪くなければお客さんなのでほったらかし。詰め込み教育は早朝7時の補講に始まり、通常授業は夕方まで、その後は夜9時まで自習。まあ、簡単言うと、生徒の資質に掛かっているわけですね。先生達にはたっぷり休憩時間があるわけで。まあ、そんな話を聞いていて、これって、何とかできるんじゃないか?と、当時の私はスイッチが入ってしまったようなのです。年末には帰るはずが、何だか一生懸命太極拳もやっているし、近所にも溶け込み、職場の同僚の悩みとか聞いてしまっている。・・・・・ハマったのがこの辺りという事でしょうか。その日の夕方、沈先生のマンションへ行って授業を受けた。以下は当時の日記の文章。*****************夜は太極拳の練習。新しい形、“ランザーイー”を練習。大変難しいのです。部屋から先生の家まで自転車で1時間。部屋に戻る帰り道、星が見えた。暫く気が付かなかった。空には星があるんだね、って。俺、アホみたい・・・・*****************風邪を引いた原因は突然の寒さと、黄砂に喉をやられたから。何しろ、空気が悪い。だから、洛陽には星が見えないと勘違いしていたし、そう言う風に否定的に見ていたのでしょう。この辺りから、洛陽をキチンと眺める気持ちがでてきたのでしょう。たぶん。3つ目の型を教えてもらったのが、授業開始後約一週間目。私の記憶では3か月ずっと金剛搗碓だった様な気がするのですが・・・・・今思えば3か月延々とするのは 師父 が来てからの指導だった様な。いずれにしても、このころもズット金剛搗碓が中心であったと思います。後で本部王雁武館と交流した時も感じたのですが、王雁洛陽派はどうやら、そんな感じでした。******************************太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。養芯会と私の太極拳の映像です。太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。
2018.01.28
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このブログは上海・東京・藤沢等で太極拳を指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。いまさら、昔々の話を書く理由は?と養芯会(私が指導している伝統文化・陳氏太極拳の団体)の幹部に質問を受けましたが・・・・近年、日中関係のごちゃごちゃは別として、民間での交流は史上空前の層の厚みを見せ、良くも悪くも日本の各地に様々な階層の中国人が生活し、インターネットやケーブルテレビをはじめ、様々なメディアを通して中国の情報・中国武術について等も気軽に”目にする”事が出来るようになりました。ですが、現在も中国の伝統派で地道に練習をする職人タイプの古い先生やその一門の多くを探したり、教わったりするのは当時と変わらないと言う思いが私にはあるのです。また、文化を学ぶという事はその地域の生活や考え方等を学ぶ前に、現在の生活の中で地域の文化やマナーを学んでいると異文化と接する時に大変役に立つという云々・・・・さて!中国と関わってしまったのは25年前。そして、中国で仕事を始めたのは16年前。まだ、日本のインターネットが電話回線だった時代。中国がまだ、ポケベルが主流でまだ固定電話主流。携帯の普及が始まった頃。ネットの情報より、現地情報は紙媒体を探し、かつ、大手の書店でも中国語のテキストコーナーがその他外国語枠に数冊しかなかった頃。まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。****************************先ずは当時の記録から10月24日 今日は太極拳の体験レッスンの日。一つ一つの指導が徹底的に細かい。一つの技を説明しきるのに既に1時間。そして、その説明どおりには簡単に動けない。『塚本!、コンフーだ!(日々精進する事)』って言われつつ、頑張る。何しろ、太極拳は無意識に体が動くまで練習するのも大事だけど、全ての動作を意識して練習すると言う“矛盾”があるのだ。 途中で中国人の女の子とそのお兄さんが練習に来た。彼女は内弟子らしい。で、この子(11歳)の演武が凄い。後日、しつこく『太極拳のセンセイになってあげる』と言ってきたオッサンよりこの子の実力の方が凄い。風格がある。なんでも半年でココまで到達したのだそうな。やっぱこのオバチャン、もとい!先生はすげぇ!・・・・正確には 内弟子 ではなく、外の教室ではなく、家で直接指導しているという事。中国の弟子と日本の弟子は意味合いが全く違うのですが、当時の私は全く理解していない。******************************さてと!当時の記憶を紐解いていくと、先生のマンションまで1時間半、バスの乗り継ぎで通う事になります。途中であほらしくなって、自転車で通うようになり、一気に生活スタイルが変化したのはこの直後。洛陽市内を大冒険でしたが、それはまた書いていきます。先生のマンションにつくと、すぐに練習開始。準備運動はありません。そもそも、陳氏太極拳は「健康体操」の側面があり、昔の中国には準備運動やストレッチは無い。各派の練習の順序があるが、太極拳は太極拳で身体をアイドリングする。で、練習するのですが、マンションの居間で、先生はソファーでダラッとしながら犬達とテレビを見ている。私達はヒタスラ身体を動かす。私はそれから2週間、陳氏太極拳第一の型と第二の型 起勢 金剛搗碓の途中までをヒタスラ繰り返す。引くし姿勢になって身体を左右に振る。手を8の字に動かすそれこそ、2時間ずーっとです。他の生徒も同じような感じ。一切の口答えは許されない。で、先生はテレビに夢中。なのですが、突然声がかかります。体勢が高い!身体が反り返っている。手をもっと伸ばせ。動きが硬い。等等。やる気の無い指導ではなく、あまりにレベルの低い状態なのでガッチリ見る必要は無いと言う事。あのレベルでずっと見られていたら生徒は途中で倒れてしまいます。練習終了時には汗でダクダク。で、「朝晩練習するように」まじかーーーーー!!と思いましたが、仕方ない、言われた通り、朝晩とも2時間くらいの練習をする毎日がはじめりましたとさ。******************************太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。養芯会と私の太極拳の映像です。太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。
2018.01.25
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このブログは上海・東京・藤沢等で太極拳を指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。いまさら、昔々の話を書く理由は?と養芯会(私が指導している伝統文化・陳氏太極拳の団体)の幹部に質問を受けましたが・・・・近年、日中関係のごちゃごちゃは別として、民間での交流は史上空前の層の厚みを見せ、良くも悪くも日本の各地に様々な階層の中国人が生活し、インターネットやケーブルテレビをはじめ、様々なメディアを通して中国の情報・中国武術について等も気軽に”目にする”事が出来るようになりました。ですが、現在も中国の伝統派で地道に練習をする職人タイプの古い先生やその一門の多くを探したり、教わったりするのは当時と変わらないと言う思いが私にはあるのです。また、文化を学ぶという事はその地域の生活や考え方等を学ぶ前に、現在の生活の中で地域の文化やマナーを学んでいると異文化と接する時に大変役に立つという云々・・・・さて!中国と関わってしまったのは25年前。そして、中国で仕事を始めたのは16年前。まだ、日本のインターネットが電話回線だった時代。中国がまだ、ポケベルが主流でまだ固定電話主流。携帯の普及が始まった頃。ネットの情報より、現地情報は紙媒体を探し、かつ、大手の書店でも中国語のテキストコーナーがその他外国語枠に数冊しかなかった頃。まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。****************************「まあ、そこで同じことをするから見てなさい」と言われたのです。ああ、やっと終了に差し掛かったな。。。。と思ったのですが、構えた瞬間から、部屋の空気が一変しました。当然ゆっくり動きますし、バンバンとパンチキックを出すわけでもない。でも、ビリビリ来る殺気と言うか・・・・そう、このおばちゃん、もとい、先生のは武術で「殺ル」為に練習しているのだ!!と確信。これまで見学してきた太極拳はどれも 手術前の自分だったら全く怖くないなでした。今回、この人は違う。これは全く別物だ。と思いました。もう、◎○○先生はどうでもイイと。今目の前にある事が真実であると。「どうだい?だいぶん違うでしょう」「あのう、御月謝はいかほど」「自分が習いたい内容を考えて決めなさい。習うかどうかも含めてよく考えて。全てあんたが自分で考えるんだ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・まじか?さて、帰りしな、劉君は「あのオバちゃん、言う事大げさだよ。別の先生を探した方がイイな」「いや、俺はもう決めた。あの先生がイイ。月謝いくらくらいかな?」「えー?。。。。1000円(当時の)くらいじゃない?」「それはいくら何でも失礼でしょ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もうほんとに、穴があったら入りたい。そもそも、教えを請うなら真剣に頼むべきで、諦め半分なら時間を頂く事自体失礼。しかも、他の先生を紹介してくれとは・・・・・。今の私がその場にいたら、問答無用でドロップキックです。ただ、今考えても特別な事は、鄭夫人が初見の私に動きを見せてくれた事。普通、部外者に動きは見せない。映像に取ったりする事はたまにあっても、あまり見せたがらないのが普通です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・で、翌日、私は月初の御月謝を準備、金額にして当時の給料の2分の一強。更に、手製の咳止めシロップ(前日、鄭夫人は咳き込む事が多かった)を持参。昨日と同じ時間に呼び鈴を押し、インターフォンでその旨伝えると「え?もう決めたの?」「決めました。よろしくおねがいしまーす」・・・・・と言うのが、私が陳氏太極拳王雁洛陽派の門を叩いた最初のお話です。私の準備した御月謝、当時の洛陽人より少なく、後で鄭先生は夫人に相当注意を入れたそうです。 「外人だろ、日本人だろ、まったくもう!!」と、とは言えその後、鄭先生と私の関係は一門でも強固な師弟関係になったりと、いろいろな事が起きます。ここまでの文章で鄭先生・鄭夫人が鄭師父・沈師娘。私の育ての親になったという事。当時を振り返り、沈師娘曰く「ガリガリで猫背、肌の色が黄緑の目だけギラギラしていた。こいつはもう直ぐ死ぬだろうと思って少しの間は面倒を診てやろうと初めて来た日に思った」との事。縁って大事ですね!圧倒的な知識とわかりやすい指導。教えている時とオフの時の雰囲気が別人なのです。陳家伝統派の各位、各地の武術団体、文化団体、フランスの各位等等、多くのシンパを抱える沈師娘。 女侠(中国語の方、任侠じゃないです)と言う表現がピッタリです。2018年1月現在はフランスへ出張中。いまだに指導中、私にはとても厳しいです。はー。******************************太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。養芯会と私の太極拳の映像です。太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。
2018.01.24
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このブログは上海・東京・藤沢等で太極拳を指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。中国と関わってしまったのは25年前。そして、中国で仕事を始めたのは16年前。まだ、日本のインターネットが電話回線だった時代。中国がまだ、ポケベルが主流でまだ固定電話主流。携帯の普及が始まった頃。ネットの情報より、現地情報は紙媒体を探し、かつ、大手の書店でも中国語のテキストコーナーがその他外国語枠に数冊しかなかった頃。まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。****************************で、全くの手探り!同行した劉君、当然ながら現代っ子であり、文革後の生まれであれば、文化人との面会なんぞ分らない。手土産もなく、手ぶら(紹介状持参)。呼び鈴を押し、中に入ると子犬が二匹飛び出してきて、それをハエ打ちで追うおばちゃん。。。。。。鄭夫人(沈先生)見参。いや、これは帰りましょう。今までで武術だとして面会した多くの中で、一番普通の人です。 これは13年前の写真 これは去年の写真。年取んない。とはいえ、学校の寮から相当な距離(2時間弱!!)があって、来るだけでくたびれたので、まずは雑談でも・・・・と言うような流れの中、どこで太極拳を知ったのか?今までしたことは?他の武術は?なぜ太極拳を習いたいのか?等等を聞かれた。「胃癌で胃を切除してから、全然力が無くなった。以前は空手をやっていた。日本でちょっと太極拳をした。陳式太極拳も途中まで習った」「そうかい。太極拳の良さって、身体の状態を整える事。病弱な人にはそれなりの練習方法、壮健な人間にはより強くなるように鍛錬できるよ。ところで、あんたどの位の事を学びたいの?」「やるんだったら、天下無敵、世界一を目指したいです!」「?、あんた、今、なんて???」・・・・・・当時の私、そろそろ洛陽を離脱するかどうかと言うのに、素直に少年ジャンプな回答をしていました。つづいて、「今まで洛陽の公園、10数か所回ったけれど、どこもかしこも良い先生がいなかった。つきましては、◎○〇と言う先生御存知なら、紹介してくださいっ!!!!!!」「え?○○?構わないけど、ここから遠いし、ほとんど外地にいるから直接習う機会は少ないよ。。。。。」「え~・・・困りましたねぇ。知り合いが◎○○の弟子で凄いみたいなので、私もそこで習いたい!」「弟子????、ホントに?そいつの名前は?」「◎波と言うんですけど。」「聞いたことないね、教室で何度か習って自分で弟子を名乗ってるんでしょ」「?????」「あんた、◎○○には紹介状書いてあげる。でも、しばらくはうちで練習しな。あんた、相当身体悪いでしょう。とりあえず、体調をよくする方を考えた方が無難よ」っち、そんな悠長な事はどうも・・・・と思いつつ、その他雑談をして、鄭先生の映像を見る事に。 なんだか、女の人の踊りみたい。漫画で読んだイメージとは全然違うし、強そうには見えない。 5分ぐらいで飽きて、最後まで見るのはキツカッタその後、鄭夫人は私に、「あんたの習った太極拳、見せてみなさい」となって、私はちょっと披露する事になったのですが・・・・・動いて数秒で「もういいよ。それは●●●の系列だな」と止められ、「きみのは余り良くないな。本来の太極拳の動きはね、ちょっと見せてやる」と、鄭夫人は立ち上がり、 陳氏太極拳 老架一套の5つの動作を見せてくれたのです。初見の見ず知らずの私に!!!長いので続く!******************************太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。養芯会と私の太極拳の映像です。太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。
2018.01.23
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このブログは上海・東京・藤沢等で太極拳を指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。中国と関わってしまったのは25年前。そして、中国で仕事を始めたのは16年前。まだ、日本のインターネットが電話回線だった時代。中国がまだ、ポケベルが主流でまだ固定電話主流。携帯の普及が始まった頃。ネットの情報より、現地情報は紙媒体を探し、かつ、大手の書店でも中国語のテキストコーナーがその他外国語枠に数冊しかなかった頃。まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。****************************夜、劉君の同僚の体育教師の友人の紹介(複雑!)で、王城公園の太極拳の先生を訪ねる。僕が勉強したい太極拳は一般的な太極拳とは違うので、ナカナカ先生が見つからなかった。僕のいる河南省は中国北派拳法のメッカなので、キット見つかるって思ってたけど、ナカナカ難航したのだ。実はこの日の午前中、体育教師の友人に先生になってもらおうと思ってたんだけど、自分よりもっと上の先生がいるって紹介を受けたのだ。ただし、本職がお医者サンなので、その日は夜しか開いてないってことなのです。 夜、9時ごろお邪魔すると、どっからどう見ても普通のオバチャンが出てきた。ただし、瞳の奥に強い力がある。犬が二匹いて、キャンキャンまとわりついてくる。『あっち行きなさい!ほら、あっちいきな!』 って犬を追いつつ太極拳の説明が始まった。この人の旦那さんは太極拳発祥の地で、“最も武功のある人”の一人らしい。確かに、僕も聞いたことのある名前。ナンダカとんでもない人を紹介してもらっちゃったみたい。(後で発音聞き間違えで、別の人とわかりましたが、それが良い方に動いたのは、私の運です)。 僕自身はこの先生がいい!って思ったんだけど、授業料が高い・・・・・・ 時間単位でも、まともに講座を受けたら僕の一月の給料なんかじゃトテモ間に合わん。でも、どうしても習いたい。 困った・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ***************************** さて、当時の私はこの世界の掟について、全く理解していませんでした。 様は、公民館とか、カルチャースクールとか、若しくは学校に教えに来てくれる先生と同じ様な意識で文化の先生と話を直接していた事になります。 公民館やカルチャースクールがダメと言うわけではないです。そういう先生たちと直接個人が話すと言う事がどういう事なのか解っていなかった。 更に、そのある文化の先生で、地位があって尊敬を受けている人と話すだけの準備も素養も無かった。 覚悟が無かったという事 単に興味で訪ねてしまった事。 この日のやり取り、もう少し正確に次回書いてみます。相当に無礼な発言を連発して、あーもう、恥ずかしい!と言う、今では一門での笑い話になっているくだりです。******************************太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。養芯会と私の太極拳の映像です。太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。
2018.01.22
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このブログは上海・東京・藤沢等で太極拳を指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。中国と関わってしまったのは25年前。そして、中国で仕事を始めたのは16年前。まだ、日本のインターネットが電話回線だった時代。中国がまだ、ポケベルが主流でまだ固定電話主流。携帯の普及が始まった頃。ネットの情報より、現地情報は紙媒体を探し、かつ、大手の書店でも中国語のテキストコーナーがその他外国語枠に数冊しかなかった頃。まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。****************************私と太極拳の出会い。 まあ、太極拳について初めてピンと来たのは漫画で拳児と言う拳法漫画を読んだ時です・・・・が、既に空手の教室でガリガリやられていた身としては、そういう世界もあるんだなあ・・・・と、その世界観や冒険譚の方に興味をそそられていました。武術的にそれはフィクションだな!と思いつつ。当時は近代格闘技の技法が解りやすかったし、日本の伝統武術も思考の範疇外で、通っていた伝統派の稽古についていくのが精いっぱい。 胃カメラで検査中の図 それから、10年、癌になって、あらゆる運動が出来なくなり、ドンドン体力が落ちる中、学生の頃からの野望であった海外・中国で働くと言うのを実践すべく人の紹介で洛陽の高校に赴任・・・・・・ 赴任してから、今回のくだりに至るまで、私は学校とは以下の取り決めをしていました。 ・後任が決まり次第、解任。 ・12月末までに後任が決まらなくても解任 ・基本的な生活アメニティーが準備できなければ解任 ・上記都合は全て学校の責任によるが、引責は無い でまあ、帰るまでの間に、健康に良いと言う太極拳、特に漫画で読んだ太極拳の源流「陳式太極拳」を学ぼうと考えたのです。 中国でしょ、本場でしょ!! と思って、近辺の公園から、タクシーで30分かかる所まで、毎朝良い先生を探してみました。また、人伝に「外人が太極拳の先生を探している」と言う噂を聞きつけて売り込みに来た太極拳の人と会ったり・・・・・ で、当時の結論は「もういいや」です。どこを見ても、誰と会っても、私が学んできたものと比べて ・・・・・どうだろ、これは。です。型を取って動いているだけ。まったく、ニオイがしないのです。 ま、いっか♪ と、もうどうでも良くなったところ、同僚の体育教師から 「あたしの体育大時代の親友って武術の先生で、お父さんは結構有名な武術学校の経営者よ。そこの顧問が凄いらしいけど、どう?」 と、声をかけられて、躊躇していると、 「紹介状があれば会えるらしいから、行ってみたら!」 と、洛陽人特有の熱心さであっという間に段取りが組まれた。紹介状とは本格的だ!と感心しましたが、まあ、せっかくなので見に行ってみましょう!と言うおっとり刀です。******************************太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。養芯会と私の太極拳の映像です。太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。
2018.01.19
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このブログは上海・東京・藤沢等で指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。中国と関わってしまったのは25年前。そして、中国で仕事を始めたのは16年前。まだ、日本のインターネットが電話回線だった時代。中国がまだ、ポケベルが主流でまだ固定電話主流。携帯の普及が始まった頃。ネットの情報より、現地情報は紙媒体を探し、かつ、大手の書店でも中国語のテキストコーナーがその他外国語枠に数冊しかなかった頃。まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。当時の事情が分からないと今回のお話はさっぱり意味不明なので、前提を。。。・中国の内陸・気温の変化は一気に変わります。ゆるゆるではない。春っ夏っ秋っ冬っと言う感じです。この日記の時点では、それまで25度前後あった気温が、朝晩は5度前後、昼も15度くらいまでしか上がらなかった記憶があります。ついでに、日本の様な断熱材を使った壁ではなく、レンガ漆喰の壁なので、ジワジワと冷蔵庫です。・洛陽では外国人について欧米人と日本人では明らかに待遇の差があり、特に私のいた学校はひどかった。他の外人教師の部屋は絨毯敷き、エアコン完備、キッチン・風呂完備。私の部屋はベッド以外は洗濯機(給水・排水ホースなし)、トイレ便器なしの穴だけ、風呂(壊れた電熱器)、キッチン(小さなホーローの流しと脇に木の台+プロパンガスのコンロ更に最初はガスが入ってなかった)、テレビ(アンテナ線なし)、カーテンなし、エアコンは旧型のクーラー。いや~ん!と思いましたよ。・当時私が赴任した高校はだいぶん荒れた学校だったので、教師もあまりやる気がなく、授業時間以外については先生は休憩時間でカオス。何やってもOKでした。皆さん、卓球したり、トランプしたり、株やったり・・・・赴任当時の中国国内の日本語教育はまだ未整備。国定教科書一冊でしのぎを削ってきた英語と違い、国もどの様な方法で学生を育てるか模索中な感じでした。ついでに、やはり中国では「英語」に力を入れているので、日本語については 2軍・3軍扱い。落ちこぼれが勉強するか、かなり特殊な要求や市場に突っ込むタイプが勉強するかだったのですね。従って、教科書らしい教科書は 「○○日本語」と言う非常にボリュームがある割には使いにくい一冊がメジャーでした。・したがって、日本語を始めたばかりの高校生向けのテキストは自作するしかなかった。だいたい、学校側も当時は”日本語科”が出来たばかりで、年間スケジュールも教科書の準備もなかった。これって、かなり異常な状態だったのですが、彼らが”日本に留学斡旋する組織”の口車にのった結果だと知るのは後の事です。・一方、信じ難い事に、中国人の英語教師・一般教師は授業時間以外は会話の練習として外人教師を囲んで雑談OK、と言うか、ホントそこで勉強会をしていた。もう、何が何だか・・・・・途中で中国人教師がエアコンのリモコンを私に見せるくだりがあります。「エアコンのリモコン、これを見ろ。エアコンには暖房機能があるのだ!」と私に告げるのですが、私の部屋だけはエアコンは設置されていなかったのです。中国の組織ですので、一括注文した時に”浮いた予算分懐に”は当たり前なので、一部の部屋にはエアコンを入れなかったものと・・・・それが私の部屋になったんでしょうね。・中国の学生が気を使ってワンタンを持ってくると話していましたが、結局来なかった・・・・・と、当時は約束を破って!と思いましたが、そんなもんです。中国の子供ですからね。中国人は突然連絡してきたり、訪ねてきたり、約束を守らなかったり、居留守をつかったりは普通の事です。以前はイライラしましたが、今では日本人とは違うと完全に割り切ってます。あれから15年以上たって、だいぶん状況も変わりましたが・・・・********************************10月21日 もう、朝から寒い。この寒さはイイカゲンヤバイな、って思いながら、部屋で今週の教案を作る。正直事務所は煩くて仕事にならないのだ。でも、あんまり寒いし、教案要の資料が不足していたので事務所で続きを作る事にした。しかし・・・・・事務所にはすでにアメリカ人教師(発音担当)のパットが既に雑談を大きな声でくっちゃべってる。うるせぇ!って思いつつも集中して一気に教案を作る。一部中国語表現でワカランところが出てきたので、雑談に忙しい暇なオバチャン教師に『ここら辺で、若者が休日に街をぶらついたり、服を買ったり、ウインドウショッピングをするところは何処か?』って聞いてたら、パットが横から、『彼は、仕事の時間から服を買う場所を心配してるのかしら(モチロン英語)』だのと、中国人教師にオチャラケていってやがった。『(かち~ん)俺は教案作ってんだよ!実生活に即した文章の方が生徒も興味がわくだろーが!』って速攻言い返してやった(もちろん、英語です!)。白でも黒でも、色なんか関係ない。ねずみをたくさん捕る猫ちゃんが好い猫ちゃんなの!ヤカマシイババどもが出て行ってから一段楽したので、楊先生(外人教師渉外担当)に『僕の部屋には暖房がないので早く何とかしてもらいたいのですが・・・・』って要求したら、総務課の事務所へ同行する事になった。『塚本さんの部屋も他の外人教師の部屋と一緒に新しいエアコンをつけたはずだから大丈夫よ。』『はぁ?新しい?俺の部屋のは10年位前のダイヤル式のクーラーだぜ』他の事務員が、『そんなはず無いよ。ほら、見てみな、このリモコン。暖房切り替えが付いてるだろ』 もう、カチンと来た。僕の部屋はハッキリ他の外人教師の部屋とは差がある。他の部屋にあって僕の部屋に無いもの。僕が要求してもロクニ通らないもの、他の外人教師が要求すると直ぐ調整が入るのに、僕が要求してもナカナカ通らない事が多々ある。第一、冷暖房完備は来る前からの約束だったはずなのだ!この件についても、先ず僕の状況についてはシッカリ確認されていないのだ。 イイカゲンアッタマに来た!で、言ってあげました。『あ、付けてくれないなら構わないけどね。でも、今週中に設備整わなければ、俺日本に帰るぜ』 腹立つよ、マッタク。 昼、部屋に学生がワンタンを届けてくれるはずだったのにいくら待っても来ない。しょうがないからインスタントラーメンで食事。ラーメンを食べてると、別の学生たちが4人部屋を訪ねてきた。彼女たちは2年生。トテモ日本語が勉強したいらしい。今、全校で日本語授業があるのは1年生だけ。他の学年はソレがとてもウラヤマシイらしく、1年生から『日本語の授業はトテモ面白い』って評判らしい。俺、てっきり1年生のミンナはもう日本語勉強するのが面倒になったかと思ってたけど、まだまだやる気十分らしい。 学校の(洛陽政府の)“日本”に対する期待感の薄さ、先見の無さ、リサーチの無いところ、無能さに嫌気がさしてた。それに寒いし。でも、 なんか元気出てきた!******************************この記録を読んでいて、 なんで当時の自分はサッサと日本に帰らなかったのか?とあきれてしまいます。この流れに身をゆだねると、ギリギリでも何とかこなす中国生活が続くことになってしまいます。経験値を持った中年の現在であればリセットを考えるところです。・・・・実際、その後の16年はギリギリな日々となってしまった。踏みとどまった理由は、この前後から生徒・父兄から熱烈な支持と要望が毎日毎時間来ることになるのですね。ほんとです。それと、良い経験になれば♪と思って軽い気持ちで探していた(それでも毎朝洛陽のほうぼうの公園を訪ねていたが)太極拳の名士と出会い、私の天命のピースは一つ一つと繋がり始めるのであったー要約すると、ハマったと言う事です。次回から、やっと太極拳との出会いです!******************************太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。養芯会と私の太極拳の映像です。太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。
2018.01.17
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このブログは上海・東京・藤沢等で指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。中国と関わってしまったのは25年前。そして、中国で仕事を始めたのは16年前。まだ、日本のインターネットが電話回線だった時代。中国がまだ、ポケベルが主流でまだ固定電話主流。携帯の普及が始まった頃。ネットの情報より、現地情報は紙媒体を探し、かつ、大手の書店でも中国語のテキストコーナーがその他外国語枠に数冊しかなかった頃。まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。********************************10月18日 今日は学校は全校あげての運動会。そうとも知らず(っていうか忘れてた)、僕は授業の準備をして出勤するところだった。(注意:当時の私に貸し与えられていた部屋は学校の向かいにあるアパート、カーテンをしないと、生徒達から部屋が丸見えだったのです)普段の朝の体操は無く、8時から、カケッコやら砲丸投げやらで学生たちはヤンヤンと盛り上がってる。『加油!加油!(じゃぁよう!じゃぁよう!)』の黄色い声援。“加油”とは“頑張れ!”って事。クラスに分かれて椅子に座ってるけど、各人たいてい教科書を持ってきていて暇を見つけては勉強してる。弱肉強食か?? 僕が高飛を見ていると、先日メソメソ泣いてた女学生が『老師(中国では爺さんでなくても先生は老師って呼ぶ・・・・こっから後は先生に統一!)、今飛ぶのが私のお兄ちゃんよ。』『ん~??ゼンゼン似てないぞ?』『だって、~』『あ、“あの”お兄ちゃんね!』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・生意気なのである。おませさんな女子高生だ!(中国では、って意味)・・・・・・ 中国では“お兄ちゃん”“妹”“おねぇちゃん”“おとうと”の表現は“彼氏”“彼女”の意味になるので注意が必要なのです。チナミニ、僕の弟分妹分などの義兄弟系は“表弟”・“表妹”など、“表”が付くのが一般的。この子の“お兄ちゃん”は、なかなかスポーツマンタイプの程よくガッチリした、ソレでいてトロそうな(あかつかふじお系)3年生。中国の高校生は日本や韓国の学生よりも体が出来るのが遅いらしい。僕の学校には2000人以上の学生がいるけど、僕が学生のころのような“ごっついヤツ”はあんまり見ない。デブはいるけど。 僕は最近、どうも生徒に嫌われてきたのかな~って思ってたけど、どうやら勘違いだったらしく、彼らは確実に、且つ致命的なほど“ココロが”疲れて新しい事に取り組む意欲が無くなっていたらしい。 もう、そこらじゅう引き回されて大変だった。『先生!サンザシのお菓子(姫りんごみたいな実に砂糖をコーティングしたお菓子)食べて!・・・どう、オイシイ?もう一つ?・・・全部食べて♪』『ご馳走様♪』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『先生!あのこ食べさせたお菓子、虫が付いてたの、わざと食べさせたのよ!』『おい、まてコラ~~』捕まえて、後頭部に延髄チョップを叩き込んだり。『先生!今日暇?今日暇?今日暇?』『あぁ?まだわかんないよ。』『オイシイ雲呑屋さんを見つけたの。一緒に行こ!ね、いこ!』だの、『先生、バスケやろーぜ!バスケ!』『やだよ、俺、運動苦手だモン!』『大丈夫だよ、遊びだから』『もう帰してくれよ~』クビ引っつかまれて引きずられる俺『ダメだよ、3回ゴールしたら解放してあげる』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんか、人気あるって言うか、舐められ始めたんかにゃ~昼から突然突風が吹き始めた。それまで洛陽には存在しなかった感じの“寒さ”を連れて。まるで駆け足で冬が迫って来るかのように。そして、夜は繁華街にも人気がなく、道行く人も冬の訪れに備えて家路を急ぐかのよう・・・・・******************************このお話は以前連載していたホームページの日記をコピーしているのですが、なかなかに私は預言者な感覚でツラツラと書いています。超詰め込み教育の為、高校生は精神的余裕が余りなく、詰込みに慣れるまではどうにもならないという事。ガス抜きの為に運動会を強制的に行っている事。河南人は体格の成長が日本人よりも遅いが、ある時点から骨格や筋肉が再成長する事等等。秋風がある瞬間を境に突然冬に切り替わる事。洛陽こそが現代の中国だけではなく、アジア諸国全体に深い影響を与える事になった文化の発祥の地と、私が知るのはまだ後の事になります。中原文化、河洛文化 医学・芸術・陰陽・漢字・易学・音曲 等等。******************************太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。養芯会と私の太極拳の映像です。太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。
2018.01.11
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このブログは上海・東京・藤沢等で指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。中国と関わってしまったのは25年前。そして、中国で仕事を始めたのは16年前。まだ、日本のインターネットが電話回線だった時代。中国がまだ、ポケベルが主流でまだ固定電話主流。携帯の普及が始まった頃。ネットの情報より、現地情報は紙媒体を探し、かつ、大手の書店でも中国語のテキストコーナーがその他外国語枠に数冊しかなかった頃。まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。********************************9月28日 洛陽政府主催の国慶節パーティーに出席。中国国内の発展地域でODA援助・投資など、日本の協力がその発展に不可欠であるのに、洛陽では日本人はあまり重要ではないらしい。日本人はまとめて出口に一番近い席。だから洛陽ははってんしねーんだよ! ちなみに、前の席はミンナアメリカ人。アホだよね。アメリカは中国の発展は望んでいない。ソレよりいつまでも労働力の安い国でいて欲しいし、アメリカの脅威にはなって欲しくない。いずれはガンガン規制を掛けてくるのに。 ま、飯が旨かったから良しとしよう! 帰り、散歩の途中で校長から『塚本さんにはあと3年はいて欲しい。』だってさ、裏切んなよ~、それと待遇良くしろ~!!******************************俺は預言者か~~~~と言う程、バッチリな予想を立てています。当時の中国は何とか外資を引き入れようと外国企業の優遇政策、特に近場で金をジャブジャブ使う日本企業・地方政府・学校関係・財団等を誘致するため、様々な手を打つ動きがありました。上手くいった地域はずばり、現在の中国経済をけん引する各地方政府です。体感温度として当時強く感じたのは、やる気あんまりない欧米系の駐在員と、居場所を模索する日本人駐在員・・・・と言う構図です。あの頃はまだ新聞情報や「戦後教育」が私達の心を縛っていたので、頑張って「友好」を模索していたのですね。この時点で米中の対立構造を予測するとは!俺ってば、凄いぞ。自分自身にはあんまり役に立ってないけど。******************************太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。養芯会と私の太極拳の映像です。太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。
2018.01.03
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