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PCに向かって日記を書くのは久しぶりです。
最近、私にとってとても大きくてショックなことが
ありました。私の母のことです。
思い返すと悔やまれることばかり です。
自分の至らなさを強く感じています。
ブログをお休みしている間は何かと用事が重なって、
忙しい日を過ごしていました。
そんな中、9月から仕事を始めていたのですが、
10月下旬に母が 私の自宅の階段で転倒し、鎖骨を骨折しました。
私は仕事を辞めて、母を 整形外科に通院させ、実家の
家事を手伝っていました。
しかし・・・・
母が、今度は膝の関節痛を発症・・・・。
と同時に極度の食欲不振に陥り、短期間でみるみるうちに
やせ細っていき、 とうとう起き上がることも
ままならなくなってしまいました。
私は骨折よりも食欲不振が心配だったため、通院していた
整形外科の総合病院の内科を受診させました。
事情を説明し、入院を相談しましたが「急性期の病院なので」
という理由で拒否されました。
結局、別の病院を探し、11月中旬に療養型の
リハビリ病院に入院しました。
とりあえず、何とか病院に入院できたので、「これで一安心」
そんな風に安易に考えていました。
入院1週間目。
痴呆なのかな?と思ってしまったほど、 話が通じなかったり、
突然違う話をしたり、あるいは顔の表情が
全くなくなって、まるで能面みたいだったということが ありました。
それでも自分で話ができる状態でした。
気になっている食欲不振の原因はわからないまま・・・でした。
入院2週間目。
ほとんど朝から晩まで寝ているような状態が続きました。
こちらからの問いかけにはうなずくか、
首を振るくらいの 反応です。
相変わらず、食欲不振は続き、原因はわからないまま・・・。
結局、他病院の消化器科を受診して検査する
予約をしました。
入院3週目。
他病院の消化器科で血液検査、尿検査、便検査を
受診当日に終え、次回のCT、胃カメラの検査予約を
しました。血液検査の結果が非常に悪いこと、
腹水がかなりたまっていること、
悪性腫瘍(ガン)の疑いが強いことを告げられました。
ほとんど寝ているような状態は、
血液中のカルシウムの値が高いために起こる
意識障害だと知らされました・・・・・。
これも悪性腫瘍の病気の特徴なのだそうです。
それから4日後。
CT、胃カメラ検査当日。
母の状態の悪さから、検査は無理と判断され、
そのまま消化器科を受診していた病院に
転院となりました。
前回の受診の疲れからか、発熱し、呼吸が苦しそうな
ため酸素吸入をしている状態です。
救急車で運ばれ、緊急外来として受診しその後
CT検査の結果で入院する科を決めるということに
なりました。
診断を待つこと、3時間・・・。
CTの検査のみの診断ですが、胃の後ろ側に
10センチほどもある大きな腫瘍が見つかりました。
この腫瘍は大動脈やすい臓、肋骨にまで
広がっていて、もうどうすることもできないのです。
これが、母の体を蝕んでいた本当の病気でした。
大きさからして、何年も前からでしょうということでした。
治療することはできない、とはっきりと告げられて
私は目の前が真っ暗になりました・・・・・・・・・・。
悔やんでも、悔やんでも悔やみきれません・・・・。
もう、話をすることもできないのです。
なんてツライ現実なんでしょう・・・・・。
今、母は緩和ケアを受けています。痛みや苦しみを
少しでも軽減させるような治療や薬を
投与してもらっています。
幸い、私の自宅から近い病院なので
1日に2回ほど病院通いをしています。
母は30年ほど前に子宮がんの手術を受けています。
その後転移もなく、克服したかに思えた病気で
倒れるとは、きっと本人も想像できなかったでしょう。
近くにいた私はなぜ、気づいてあげられなかったのか・・・・。
何度も何度も自分に問いかけています。
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