全2件 (2件中 1-2件目)
1
最近、ユーチューブの動画で日仏カップルや日本在住のフランス人たちによる興味深く面白い動画がたくさん出てくるようになりました。Le Japon fou fou fou, Ichiban Japon, le Japon365, le Japon noir et blanc, Tev -Ici Japon, Japamania, Le Pandaman, Lost in Japan...Tevさんが美しい富山県の相倉合掌造り集落や桜吹雪の菅沼を撮影した動画は圧巻です。富山県の刺し身をつつく場面はたまりません。Tev さんの「日本で誰もいかないあそこ」観光シーズンでもない時期に行かれたので、もう満喫されていますね。 Là où personne ne va au JaponTevさんは富山県のホタルイカ釣りに参加した動画を発信したり、立山の3月くらいの雪の壁も地元の特別許可を得てドローンを飛ばして見事な映像を公開しています。結構、貴重な映像だと思います。夫に立山の雪の壁の動画を見せたら、動画内でちょこっと説明をする除雪車のベテランドライバーの話しぶりを聞いて、日本語のわからない夫は、すごく驚いていました。話し方が落ち着いていて、なにかちゃんと説明をしている雰囲気が知的だ、と。自分には普通に思えたのですが、いや、フランスは違うのか、と聞いたら、フランスのドライバーだったら、もっとひどいもんだと思うよ、と言うのです。どうだろうか。心理学を大学で専攻して卒業したスイス人が自国に戻り、長距離トラックの運転手になったと聞いたこともあるし。ドライバーにもいろんな人がいると思います。Lost in Japan さんの動画では美しい東北の映像も見れます。Vivre au Japon mes raisons文法と熟語は一通りやってみたかも、という中級レベルの人にはおすすめです。でも、そうでなくても、別にいいんですけどね。フランス語を聞きながら、美しい日本の景色をあらためて感じてみるだけでも中々の価値があります。フランス語入門編の方に、あるいはフランス語の壁にぶちあたってかたまった頭を解凍する効果バツグンの動画は、何と言っても、Louis san というイケメン青年の動画です。特に大爆笑したのが、LA LANGUE FRANÇAISE (フランス語) vue par un JAPONAIS - Louis-Sanです。2:40でフランス人にハ行の早口言葉を言わせようと得意満面なルイ青年、まるで漫画からそのまま出てきた人のよう。ええ、実はフランス語の罵り言葉、罵詈雑言が出てきたりします。お願いです。そこだけ覚えるのはどうかお控えください。日本人で特におしとやかな女性がフランス語の壮絶な罵り言葉を直撃でくらったりでもしたら、その場で倒れて病院に運ばれてもおかしくはないものがありますが、ま、みんな言い合っている、気にするだけあほらしい、相手にせず素通りする、もしくは、ついに、言い返してやる、くらいの根性?!が要るかもしれませぬ!負けるな、日本女子。しかし、フランスの家庭では親が子供に悪い言葉は言っちゃだめ、と口うるさく教育はしています。が、その親も壁にぶち当たると、車の運転中などに、思わず発してしまうので、子供もやっぱり使ってしまうのでしょうか。学校で、それだけ習ってくるんでしょうか。と、いろいろ考えてしまうほど普及してます。そんな教育にうるさい親を前にして、そちらのご子息にある日本の歌を歌うと子供にはバカウケだが、親は硬直するものがあります。あの「ゆうきやあ、こんこん、あられやあ、こんこん」です。自分は夫に八つ当たりを不当に受けた時に思い切り歌ってうさを晴らしますが。コンはバカ、間抜け、という意味の罵り言葉だからです。あ~、わたしってなんかバカなんだ、と自虐する時にもフッと使います。フランスの哲学者で世の中に哲学を広めようとして小説も書いたサルトルも実は罵り言葉を使ったタイトルをつけてみたかったのですが、教養が邪魔をして、そこだけはテンテンテンとなっています。それから映画化されたある小説ですが、これも当時若かった小説家は日常で聞き慣れた罵詈雑言を臆面もなく活字にしたので、もの書きとして大先輩のミシェル・トゥルニエから辛辣な批判を受けました。他人に放った悪口はブーメランのように自分に戻ってくる、とどこかで信じる自分です。あまり使いたくないですね。
April 26, 2019
コメント(0)
フランス語で小銭は何と言うでしょう。いろいろありますが、小銭といえば、「一銭もないよ」 Je n'ai pas un sous みたいな表現はフランス人の口から半分冗談ぽく、実はかなり本当だったりして時々聞こえてくることもあります。まったく冒頭から、これだから。ほかにも「丸いもの」un rond も使いますね、この辺の感覚は日仏国境越えてますね。あはは。 ● la monnaie「小銭」「お釣り」の意味で日常的に使いますが、「貨幣、通貨」としての意味がもともとあります。「細かいお金を持ち合わせていない」別の似たような文章では「小銭を持ち合わせていない」これをフランス語で言うと、こうなります。Je n'ai pas de monnaie sur moi.● ポケットに少しお金があります。J'ai un peu de monnaie dans ma poche.● 店員さんが「お釣りですよ」と言う時、英語の Here's your change. をフランス語ではVoici votre monnaie.● 現金は l'argent liquide Je n'ai pas d'argent liquide sur moi. 現金を持ち合わせていません。pièce 貨幣、10円玉のようなコインを意味します。billet お札、紙幣 (ビエと発音し、最後のtの音は発音しません)billet d'avion 飛行機の切符、チケット (ビエダヴィヨン)● さて、sur moi に特別注目してほしいのです。sur moi の表現があるお陰で、「持ち合わせている」という意味合いが出ているからです。 sur moi は、「私の上に」という意味です。 mon chat dort sur moi. 猫は私に乗っかって眠る。sur moi は、「私について」という意味合いもあります。ce qu'on dit sur moi 私について人が言っていることsavoir un peu plus sur moi 自分のことをもう少し知る意外とこの sur という前置詞、うっかり別の前置詞を入れてしまうことがありますが、注意いたしましょう。
April 26, 2019
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1


