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プロのつぶやき1290「まだまだ続く、生豆高騰対策」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。12月に入りました・・・昼間はぽかぽかな千葉ですが、朝は冷え込んでいます。12月のピークの忙しさに、1月の移転の打合せも重なっていますので、体調崩さないように気をつけています。先週は達郎大宮にやっと行けるとご機嫌にしていたら・・・前日の夜達郎本人の風邪の咳で1月に延期とメールが来ました・・・仕方がありません。72歳の高齢者で3時間弱のライブツアーしてますから・・・以前より間隔開けたスケジュールでも疲れは溜まるでしょう。疲れれば免疫も落ちます・・・お互い様です。お正月は1/7(火)が恒例志の輔PARCOがあって・・・1/9,10が達郎大宮になりました。楽しみですが・・・自分の体調が心配です(笑)11/26(火)は焙煎機の移設の打合せで・・・焙煎機、ガス、煙突の担当者が集まりました・・・大きな問題無く、ひと安心です・・・特に煙突による排気によって焙煎に大きな影響があるので、その辺をしっかりと打合せしました。そんなこんなで・・・まだまだ続く、生豆高騰対策について書いてみます。ネットで「コーヒー豆の歴史的な高騰」とニュースになりました・・・11/27の日経新聞には「高級品種として知られるアラビカ種コーヒー豆の国際価格が13年半ぶりに最高値を更新した。インスタントコーヒー向け品種の価格高騰に加え、最大生産国のブラジルで天候不順による収穫減少の懸念が生じている。異例の高騰はコーヒー会社の原料コストを押し上げ、最終商品の値上げを招いている。」と記事になりました。この5年の生豆の高騰と円安で・・・毎月の支払いのの度、決算の度、に一瞬気絶するほどの高騰になっていますが・・・常連のみなさんにもご負担をお願いしてきました。この春に続いて、先月も新しいサンプルと見積もりが届きましたが・・・10年以上に渡る安定した買付けや生産者との関係作りで、かなり価格面でも協力してくださっています。協力してくださっていても、それでも、価格は上がっています。そこで、50年のキャリアのノウハウを全投入しています。因みに、大手コーヒー会社は在庫を減らしているようで、来年より高値になっても在庫無いなら高い価格で買わざるおえないようです。一方、多くの個人店も年間分手当していないと、その都度問屋から仕入れていますので、高値の影響をもろ受けてしまう店が多いようです。さかもとこーひーはこの25年間、各産地1年分を手当していますので、とりあえず慌てる必要はありません。当然のことながら、使う生豆を選び抜きますが・・・基本的なクオリティを厳しく守りながら・・・まず、オーバースペックにならないクオリティを見極め、クオリティとバランスの取れた価格の生豆を選びます。同じような価格でもクオリティに差がありますから、目利きが試されます。どのような生豆を使うか、カッピング、焙煎、ブレンドのスキルを生かし・・・常連さんのお好みに合った魅力、美味しさをお届けすることにフォーカスしています。「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」・・・最近さかもとこーひーの魅力として意識していることですが、これは、雑味のないクリーンな味わい、豆の完熟度の良い心地よい甘さや口当たりから生まれるものです。生豆を選ぶと、次には常連さんのお好みファーストでの豆のポテンシャルを生かす焙煎、ブレンドが大切です。様々な常連さんのお好みもありますし・・・卸先のカフェやレストランで求められるクオリティや味わいもあります。それらをイメージしながら、品揃えをしていきますが・・・同時に価格も意識します。高騰する仕入れに対して、そのまま価格転嫁はできません。さかもとこーひーは日常の暮らしの中のこーひーを大切にしていますから・・・クオリティが高いからと、価格が上がっても良いとはなりません。勿論、卸先のカフェやレストランに対しても同様です。そこで、重視しているのが・・・オーバースペックにならないシビアなカッピングと価格のバランスです。クオリティの何が必要で、何が必要でないかを見極めます。20年前ならそれまでのコーヒーにはなかったスペシャルティコーヒーの魅力を伝え・・・どう生かすかにエネルギーを使いましたが・・・流石に20年25年も経つと素材の見極めや常連さんに喜んでもらえる美味しさを問われます・・・毎日の暮らしに寄り添った価格がベースになっています。そして、それらをサポートしてくれるインポーターと生産者とのコミニケーション、関係が無くてはなりません。生産者から輸出業者、輸入業者、さかもとこーひー、ご常連のみなさん・・・この繋がりがスペシャルティコーヒーそのものだと思っています。流行りの言葉で言えば、SDGsとかフェアトレードになりますが・・・商いにとっては昔から当たり前の考え方ですね。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.12.01
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プロのつぶやき1289「おゆみ池本店への店舗移転の余談」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。火曜日から急に冷え込んできました、朝10℃切るようになると、焙煎の火力が変わりますので冬を感じます。その前に朝起きた時の寒さに震えました。冷え込んだ水曜日の夜、千葉市民会館で桂文珍師の芸歴55年独演会に行ってきました、自宅から近くだと行くのも帰るのも楽で良いです。お客さんは自分と同世代か先輩ばかりですが、女性が6割7割で多かったのには驚きました。50年くらい前TVの「ヤングおー!おー!」で人気になった時から知ってますし(師匠20代半ば?)・・・高座も数十年ぶりで、あー年取ったな~、自分も年取ってますから(笑)そうそう、30年くらい前でしたか、慶應義塾大学での講座を本にした「落語的学問のすすめ」を読んだのを思い出した。落語的な発想が新鮮でとっても興味深かったですね。今は落語家が本を書くようになりましたが・・・以前は談志師くらいだったんです。(談志師は弟子にも本を書くように勧めていました)余談ですが・・・談志師は実際に声を出して話し、そのまま文章にしていたのを観て、お手本にしてこのコラムを書いています。お客さんに話しながら、そのまま文章にすると素人でも結構書けるものです。その上こーひーレッスンは同じテーマで何百回としているので、話すのに慣れていますので。文珍師がぽつぽつと喋り出して・・・徐々にどっかんどっかん受けだすと、元気いっぱいエネルギーいっぱい・・・1000人の高齢者から笑いが波うって押し寄せ・・・往年の3代目圓歌師「中沢家~」を思い出しました。お二人とも絶妙な間で笑いが渦になっていきます。この日は昼夜2公演で6席喋ったそうで・・・先日の高田文夫センセーと同じ恐るべし76歳でした・・・それにしても涙流しながら笑った笑った(笑)そんなこんなで・・・来年1月のおゆみ池本店への店舗移転の余談です・・・。店で統合移転のお話ししたり、案内をお渡ししたりしていますが・・・少し不便になる方もいらっしゃるのに、温かい言葉を頂いて、とっても励みになります。店主坂本は来年で古希を迎えますので・・・数年前から事業承継を考えるようになりました。役所から事業承継の案内も届くようになりましたし・・・実際毎日の現場仕事は息子二人に任せることが年々増えています。キャリア数年や、全くお店の現場を経験しないでカフェとか自家焙煎を始める人が珍しくない業界で・・・二人ともに10年前後のキャリアを重ねています。この2年3年移転の店舗を探してきましたが・・・焙煎機の煙突を出せるかどうか、広さはどうか、駐車場はどうか等々、なかなか見つかりませんでした。そこへ、おゆみ池本店になるテナントに空きが出来て、問い合わせて、借りることになりました。喫茶業界に入って50年・・・紅茶専門店に勤め、スリランカ紅茶園に行かさせて頂き、紅茶の店テ・カーマリーで独立して10年・・・さかもとこーひー開店して32年目・・・今の本店に移転して17年目、おゆみ野店が7年目・・・なんとかかんとかコーヒー紅茶の仕事で食べてきました。幸運なことにスペシャルティコーヒーに出会って・・・それまでよりクオリティの高い素材で仕事を出来て・・・カッピング・焙煎・ブレンドと切磋琢磨できました。それよりなにより・・・畳とちゃぶ台、縁側の時代に育って・・・今は畳の無い家が当たり前、テーブルにソファの暮らしになって・・・欧米化する時代の変わっていく暮らしに寄り添ったこーひーを仕事にできたことが幸運でした。テ・カーマリーの時は紅茶の魅力を伝え・・・さかもとこーひーでは「ホームこーひー」を広めたくてやってきました。微力ながら、常連さんにこーひーや紅茶のある暮らしをお届けしてきて・・・親子4人がなんとか食べてこられて、後継もいて、幸運だったなぁーと思っています。さて、そうは言っても仕事は続きます・・・おゆみ池本店に統合して、スタッフが1店舗に集合、かなり仕事がスムースに運ぶでしょう。働く環境も休みも整えていけるでしょう。店主は少しずつ現場仕事を減らして・・・目指せセミリタイア(笑)・・・文珍師や高田文夫センセーのように元気な爺いが目標です。こーひーレッスンや公民館での高座(笑)講座、卸先のカフェへのサポート、自家焙煎ビーンズショップの仲間へのサポートのウェイトを増やしていくでしょう。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.11.24
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【ベラ・ノッテXマス】(200gパック)さかもとこーひーを代表する深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです。まろやかでダークな深煎りの味わいに、ハニーライクな華やかさが長く心地よい余韻まで漂います。まろやかさ、クリーミーさ、余韻の甘さ、きれいな後味が魅力的です。まろやか滑らかな口当たり・・・飲みやすく、ケーキやチョコレートにもピッタリ・・・24年目になる「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです・・・「ウガンダ・マウントエルゴン」をブレンドして・・・ウガンダ・マウントエルゴンの甘さを生かして、クリスマスの華やかさに、そのままでも、ケーキと一緒でも親しみやすい味わいに仕上げました。ブライトな深煎り・・・まろやかで華やかな深煎りです、後味のスッキリ感がダークでクリーンな魅力になっています。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、24年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。元々「ベラ・ノッテ」はXマスにはじまりXマスに終わるディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌ですから、ぴったりです。「ベラ・ノッテXマス」は…「深煎りグアテマラ」に「ウガンダ・マウントエルゴン」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです・・・まろやかで華やかな深煎りです。「ウガンダ・マウントエルゴン」を使うことで…「深煎りグアテマラ」のハニーライクな華やかさに心地よい口当たりと甘さの余韻を加え…「タンザニア・ムベヤ」もブレンドして…深煎りの華やかなXマスバージョンに仕上げました。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います、お楽しみください。「1993年の秋でしたから、そう、もう、28年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年デビューの「ベラ・ノッテ」も24年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。
2024.11.21
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【イルミネーションカフェ】(200gパック)ひと口目の繊細でシルキーな口当たりから、クリーミーさが追いかけて、華やかで豊かな余韻へと流れていきます。毎年ブレンドを変えて、その年その年の特別な魅力の「イルミネーションカフェ」をお届けしていますが・・・基本的には様々なグアテマラをベースにしています。(グアテマラのケーキやチョコレートとのマッチングの良さを活かしています。)今年は、ベースを変えたいなぁーと思って一からイメージして・・・出来上がったブレンドが「ブラジル・パッセイオ」「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」というなんとも贅沢なものになりました。質感がガラッと変わって、柔らかな口当たり、華やかな余韻で・・・ミルクチョコレート、ベリー系、赤ワインの香り・味わいが個性的でしょう。こーひーだけでもゆっくりと楽しめますし、ケーキやチョコレートにもぴったりです。高級なミルクチョコレートに合わせてみたいです。冷めるとなめらかさやまりやかさが際立って、次のひと口を誘います・・・長い長い穏やかながら華やかな余韻は「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」と「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の合わせ技ですね。チョコレートでも、生クリームでも、その味わいをやさしく受け止めて引き立て…後味を爽やかにして、次のひと口をさらに美味しくしてくれるでしょう。フルーツタルト等フルーツたっぷりのケーキでもご機嫌な相性の良さだと思います。この辺は毎日のように甘いものとこーひーでおやつしているさかもとこーひーならではですね、お楽しみください。
2024.11.20
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【ブラジル・イパネマ農園ラズベリー】(200gパック)とってもきれいでエレガント、ブライトな印象・・・そこへシルキークリーミーな質感の口当たり・・・シトリックさ、ラズベリー&フローラルと上品なミルクチョコレート感・・・紅茶やアールグレイな余韻と素晴らしいです。ブラジルの最高峰の魅力の一つでしょう。柔らかで上品な口当たり、味わい・・・1年ぶりの登場ですが、やはり素晴らしい、ブラジル伝統の魅力をベースにして、エレガントで柔らかな口当たりが際立っています。きれいで甘くやさしい味にラズベリー&フローラルと上品なミルクチョコレート感が追いかけてきます。エレガント&クリーンな印象から華やかでジューシーな甘さが長い余韻になっています。とってもきれいな酸からこのブラジル・イパネマ農園ラズベリーのクオリティの高さを感じますが・・・その酸味はほとんど感じることなく、上品な香りと味わいに包まれています。完全に冷めると、紅茶やアールグレイの感じも出てきて、余韻をさらに豊かにしてくれます・・・全体をまとめているのがとっても繊細で上質な質感です。まるで高級なラズベリーのショコラのような余韻でしょう。そして、飲み終わって20分30分経っても高級なブルゴーニュ赤ワインのような繊細な質感が漂って、ご機嫌になりました。焙煎していると、2ハゼのだいぶ前からフローラル&フルーティな上品な香りがしてきて・・・浅煎り好きな若い人だとロースティングポイントをだいぶ浅煎りにしてしまう感じでした。(そうすると酸が全面に出てしまうでしょう)そこからラズベリー&フローラルな香りに甘さがバランスよくなる瞬間をつかまえて煎り止めました。そうすることで、味わいも香りも多様な魅力がデベロップして、カッピング用語でコンプレックスと言われる複雑な味わいと香りが圧倒的になります。・・・この「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」はブラジルのスペシャルティコーヒー界の名門イパネマ農園の高品質マイクロロットプロジェクトで・・・1887年に開設され2008年にイパネマ農園に譲渡されたリオベルデ農園が生産性が高く、品質的にも優れていることがわかったことからスタートしました。それは、以前の農園主が鶏ふん肥料を惜しみなくこの地に与えてきたことで土壌を肥沃にしたことが大きいようです。地形的にも、険しい起伏の生産区画があり、高いところで標高1310m にも達する場所で整備された区画があることは非常に面白く、品種もイエロー系(ブルボン、カツアイ)に分類されていました。2014~2016 年にはリオベルデエリアに秘められた可能性を発掘するために、ウィスキーやワインからヒントを得、様々な試行錯誤が繰り返されます。・品種と標高から熟成曲線を分析し、理想的な収穫時期を見出し・・・各区画の最適値で収穫すると、高スコアの品質が実現した・・・最適な収穫期間は 20日間続き、それを過ぎると品質は徐々に劣化していった・・・最良の乾燥方法を探るため、2000 m2のアフリカンベッドと 800 m2の屋根付きパティオを設け、様々な技術と方法での自然天日乾燥が試された。さらに、2タイプのコロンビア製の巨大乾燥機によるテストを実施した。32 に分けられ管理された区画のそれぞれに適した品種、顧客の要望に沿った精選方法と乾燥方法を用い、他には真似できないこだわりの一品に仕上げることに挑戦。特に注目はオリーブ選別機を改良して作ったチェリーの選別機による熟度選別です。カッピングによりロット評価を行い、格付け、更に風味傾向により商品名を付けたユニークなものです。ワイン産業のような再現性のあるもので、スペシャルティコーヒーが一段高いレベルに来ています。コーヒー先進国ブラジルならではの取り組みと考えられます。・・・リオベルテ・Premier Cru Blue Edition ・区画: B68 /東斜面・標 高: 1142~1156m・面 積: 8.8ha・収穫時期: 2021/6/25【手収穫】・精製 :ナチュラル・乾燥 :アフリカンベッドで 437時間乾燥・栽培地: マンチケーラ山脈(先住民の言葉で『泣く』の意味、水が豊富であることから)・地 形: 『天に届く泣涕する山脈』と呼ばれる程、標高が高く、山々がうねり、水が豊富にある奇跡的な場所・品 種: イエローブルボン種
2024.11.19
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プロのつぶやき1988「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー、イルミネーションカフェ、ベラ・ノッテXマス」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。秋晴れが気持ち良い日々になっています・・・街にはXマスがやってきています、爺いは孫のXマスプレゼントを用意するくらいですね。1月の「おゆみ池本店」への移転をお知らせ始めました・・・様々な声を頂きまして、とっても励みになります。ご来店の常連さんからは駐車場を聞かれることが多いです。今の本店、おゆみ野店からはそれほど遠くありませんし・・・おゆみ池の交差点近くですので、地元のみなさんにはすぐ分かります。駐車場は店の裏に3台用意できましたし、店の裏なのでゆっくりと停められますから安心だと思います。徐々にお知らせしていきます。そんなこんなで・・・煌めくシーズン向けのこーひー3種類のお知らせです。今年もお届けする、口当たりの質感や余韻の香りが素晴らしい「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」・・・ブラジル・パッセイオをベースにして、昨年までとは違った魅力に仕上げた「イルミネーションカフェ」・・・いつものベラ・ノッテのXマスバージョン「ベラ・ノッテXマス」になります、お楽しみください。【ブラジル・イパネマ農園ラズベリー】(200gパック)とってもきれいでエレガント、ブライトな印象・・・そこへシルキークリーミーな質感の口当たり・・・シトリックさ、ラズベリー&フローラルと上品なミルクチョコレート感・・・紅茶やアールグレイな余韻と素晴らしいです。ブラジルの最高峰の魅力の一つでしょう。柔らかで上品な口当たり、味わい・・・1年ぶりの登場ですが、やはり素晴らしい、ブラジル伝統の魅力をベースにして、エレガントで柔らかな口当たりが際立っています。きれいで甘くやさしい味にラズベリー&フローラルと上品なミルクチョコレート感が追いかけてきます。エレガント&クリーンな印象から華やかでジューシーな甘さが長い余韻になっています。とってもきれいな酸からこのブラジル・イパネマ農園ラズベリーのクオリティの高さを感じますが・・・その酸味はほとんど感じることなく、上品な香りと味わいに包まれています。完全に冷めると、紅茶やアールグレイの感じも出てきて、余韻をさらに豊かにしてくれます・・・全体をまとめているのがとっても繊細で上質な質感です。まるで高級なラズベリーのショコラのような余韻でしょう。そして、飲み終わって20分30分経っても高級なブルゴーニュ赤ワインのような繊細な質感が漂って、ご機嫌になりました。焙煎していると、2ハゼのだいぶ前からフローラル&フルーティな上品な香りがしてきて・・・浅煎り好きな若い人だとロースティングポイントをだいぶ浅煎りにしてしまう感じでした。(そうすると酸が全面に出てしまうでしょう)そこからラズベリー&フローラルな香りに甘さがバランスよくなる瞬間をつかまえて煎り止めました。そうすることで、味わいも香りも多様な魅力がデベロップして、カッピング用語でコンプレックスと言われる複雑な味わいと香りが圧倒的になります。・・・この「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」はブラジルのスペシャルティコーヒー界の名門イパネマ農園の高品質マイクロロットプロジェクトで・・・1887年に開設され2008年にイパネマ農園に譲渡されたリオベルデ農園が生産性が高く、品質的にも優れていることがわかったことからスタートしました。それは、以前の農園主が鶏ふん肥料を惜しみなくこの地に与えてきたことで土壌を肥沃にしたことが大きいようです。地形的にも、険しい起伏の生産区画があり、高いところで標高1310m にも達する場所で整備された区画があることは非常に面白く、品種もイエロー系(ブルボン、カツアイ)に分類されていました。2014~2016 年にはリオベルデエリアに秘められた可能性を発掘するために、ウィスキーやワインからヒントを得、様々な試行錯誤が繰り返されます。・品種と標高から熟成曲線を分析し、理想的な収穫時期を見出し・・・各区画の最適値で収穫すると、高スコアの品質が実現した・・・最適な収穫期間は 20日間続き、それを過ぎると品質は徐々に劣化していった・・・最良の乾燥方法を探るため、2000 m2のアフリカンベッドと 800 m2の屋根付きパティオを設け、様々な技術と方法での自然天日乾燥が試された。さらに、2タイプのコロンビア製の巨大乾燥機によるテストを実施した。32 に分けられ管理された区画のそれぞれに適した品種、顧客の要望に沿った精選方法と乾燥方法を用い、他には真似できないこだわりの一品に仕上げることに挑戦。特に注目はオリーブ選別機を改良して作ったチェリーの選別機による熟度選別です。カッピングによりロット評価を行い、格付け、更に風味傾向により商品名を付けたユニークなものです。ワイン産業のような再現性のあるもので、スペシャルティコーヒーが一段高いレベルに来ています。コーヒー先進国ブラジルならではの取り組みと考えられます。・・・リオベルテ・Premier Cru Blue Edition ・区画: B68 /東斜面・標 高: 1142~1156m・面 積: 8.8ha・収穫時期: 2021/6/25【手収穫】・精製 :ナチュラル・乾燥 :アフリカンベッドで 437時間乾燥・栽培地: マンチケーラ山脈(先住民の言葉で『泣く』の意味、水が豊富であることから)・地 形: 『天に届く泣涕する山脈』と呼ばれる程、標高が高く、山々がうねり、水が豊富にある奇跡的な場所・品 種: イエローブルボン種2160円/200gパック(税込)【イルミネーションカフェ】(200gパック)ひと口目の繊細でシルキーな口当たりから、クリーミーさが追いかけて、華やかで豊かな余韻へと流れていきます。毎年ブレンドを変えて、その年その年の特別な魅力の「イルミネーションカフェ」をお届けしていますが・・・基本的には様々なグアテマラをベースにしています。(グアテマラのケーキやチョコレートとのマッチングの良さを活かしています。)今年は、ベースを変えたいなぁーと思って一からイメージして・・・出来上がったブレンドが「ブラジル・パッセイオ」「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」というなんとも贅沢なものになりました。質感がガラッと変わって、柔らかな口当たり、華やかな余韻で・・・ミルクチョコレート、ベリー系、赤ワインの香り・味わいが個性的でしょう。こーひーだけでもゆっくりと楽しめますし、ケーキやチョコレートにもぴったりです。高級なミルクチョコレートに合わせてみたいです。冷めるとなめらかさやまりやかさが際立って、次のひと口を誘います・・・長い長い穏やかながら華やかな余韻は「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」と「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の合わせ技ですね。チョコレートでも、生クリームでも、その味わいをやさしく受け止めて引き立て…後味を爽やかにして、次のひと口をさらに美味しくしてくれるでしょう。フルーツタルト等フルーツたっぷりのケーキでもご機嫌な相性の良さだと思います。この辺は毎日のように甘いものとこーひーでおやつしているさかもとこーひーならではですね、お楽しみください。1620円/200gパック(税込)【ベラ・ノッテXマス】(200gパック)さかもとこーひーを代表する深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです。まろやかでダークな深煎りの味わいに、ハニーライクな華やかさが長く心地よい余韻まで漂います。まろやかさ、クリーミーさ、余韻の甘さ、きれいな後味が魅力的です。まろやか滑らかな口当たり・・・飲みやすく、ケーキやチョコレートにもピッタリ・・・24年目になる「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです・・・「ウガンダ・マウントエルゴン」をブレンドして・・・ウガンダ・マウントエルゴンの甘さを生かして、クリスマスの華やかさに、そのままでも、ケーキと一緒でも親しみやすい味わいに仕上げました。ブライトな深煎り・・・まろやかで華やかな深煎りです、後味のスッキリ感がダークでクリーンな魅力になっています。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、24年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。元々「ベラ・ノッテ」はXマスにはじまりXマスに終わるディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌ですから、ぴったりです。「ベラ・ノッテXマス」は…「深煎りグアテマラ」に「ウガンダ・マウントエルゴン」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです・・・まろやかで華やかな深煎りです。「ウガンダ・マウントエルゴン」を使うことで…「深煎りグアテマラ」のハニーライクな華やかさに心地よい口当たりと甘さの余韻を加え…「タンザニア・ムベヤ」もブレンドして…深煎りの華やかなXマスバージョンに仕上げました。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います、お楽しみください。「1993年の秋でしたから、そう、もう、28年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年デビューの「ベラ・ノッテ」も24年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。1080円/200gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.11.17
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プロのつぶやき1287「おゆみ池本店移転開店のお知らせ」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。朝10℃を切るようになりました、秋を通り越して冬になってきました・・・毎朝の焙煎も冬の火力に移行して行きます。11/6(水)は立川談笑師独演会高田文夫センセーゲストに行ってきました。談笑師匠が落語家になろうと思ったのは高田センセーの立川藤志楼独演会(40年前)に出会ったそうで・・・弟子入りしようとしたら落語の弟子は取らないということで談志師に弟子入りしたそうです。なので、最初の「時そば」では、いつもとは違って緊張が伝わってきました・・・そして高田センセー登場、最初からドッカンドッカン、お茶目な76歳です。で、立川藤志楼独演会の頃は落語はほんとに人気がなかったと、そこへ古典落語に今の時代性やギャグを取り込んで、今は当たり前の落語のスタイルにつながっていて・・・まさにイノベーションだったと・・・坂本も高田文夫VS立川藤志楼のCDを毎回買ってゲラゲラ笑ってました、今聴き直してもドッカンドッカン笑います(笑)知っているエピソードでも間がいいからドッカン、知らなかったエピソードもいくつかあってドッカンドッカン・・・思い出になる会でした。思い出といえば・・・11/9(土)は中学校の同窓会でした。前回が還暦の時で、その後65歳での予定がコロナで延期になって69歳アラ古希での同窓会、70人くらいの参加でした。前回以来9年ぶり、さらに50年ぶりに会う人もいて、気分は10代でした・・・3次会まで盛り上がっても帰ったらまだ8時(笑)元気そうな幼馴染の顔を見て、何よりでした。「坂本くん」と呼ばれるのももう無いので新鮮でした(笑)そんなこんなで・・・さかもとこーひー「おゆみ池本店移転開店」のお知らせです。数年前から考えていたことですが、店主坂本リタイア世代になりまして、流石に若い頃とは同じようには働けなくなり、もう不死身ではないと自覚しています。おかげさまで息子二人がそれぞれ店長としてキャリアを重ね、現場の仕事はほとんど任せています。来年は古希を迎えますしセミリタイアを目指して・・・本店とおゆみ野店を統合し「おゆみ池本店」として移転開店いたします。-将来の事業承継に向けて、本店&おゆみ野店を統合し2025/01/22(水)おゆみ池本店として移転開店いたします。-今の本店から500m程坂を下ったおゆみ池の向かいです。-煙突、駐車場、広さの条件に合った場所が見つかりました。260-0813千葉市中央区生実町1736-4043-263-4703、0120-041751月火定休日、10時~18時、P3台-2025/01/22(水)おゆみ池本店開店予定-2025/01/13(月)~01/21(火)移転のため休業(通販・卸しも休みになります)-2024/12/30(月)~2025/01/03(金)お正月休み*年明け早々ご不便おかけしますが、よろしくお願いします。(地図は出来次第案内いたします)1店舗に統合することで、生産性を上げられます。通販が忙しければ、全員で通販の仕事をして、来店が忙しければ来店のお客さんの対応をできます。息子二人も家庭がありますし、休みを取りやすくなります。(初代店主のように休み無しでのフル稼働をしないで済みます。)相変わらずの微増の商売ですが・・・売上が増えても今のスタッフで対応できますし、店主は増えている卸先カフェのサポートにより時間を使えるようになります。さかもとこーひーがより生産性を上げて、こーひーを安定してお届けするための移転です、ご理解ください。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.11.10
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プロのつぶやき1286「菓子屋の舞台裏」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。11月になりました・・・今朝は14℃、秋晴れで気持ちいいです。初秋がなくていきなり晩秋になった気分ですが、朝10℃あれば快適です。明日11/4(月)は下の孫の七五三です・・・我が家初めての女の子なので、ときめいています。夏前に前撮りしたんですが、ドレスも着て、かわいいものです。毎日錦織選手の試合を観ています・・・夜中なので昔のようにオンタイムでは無くてオンデマンドです。20代のような若さや勢いはありませんが、テニス自体はより上手くなって、これから全盛期のように見えます、まぁフィジカルさえ万全ならばですが。昨晩のセミファイナルは、相手も強かったのですがフットワークが重く、体力が持ちませんでした。こういう試合を重ねながら試合のスタミナや感覚を掴んで行くのでしょう。そんなこんなで・・・「鍵善 京の菓子屋の舞台裏」鍵善良房15代目今西善也著が届いて、一気に読みました。3年前の「祇園 鍵善菓子がたり」では、季節のお菓子の「花霞」というきんとんからインスパイアされて、「花かすみ」という春のブレンドができました。お陰さまで、人気で定番化しています。紅茶の店テ・カーマリーをしていた時から季節感は意識していましたが・・・さかもとこーひー開店の時に、和菓子の材料は餡子、粉、砂糖、寒天、小豆等々シンプルなのに・・・季節ごとのお菓子があって、お客さんも当たり前のように季節のお菓子を楽しんでいます。元々餡子好き、和菓子好きで、そんな和菓子のある暮らしが羨ましかったので・・・こーひーでも日本の暮らしの季節感を活かしていきたいと思ってきました。昔のコーヒーは夏のアイスコーヒーがあるくらいで、スペシャルブレンドとかオリジナルブレンドといったように、季節感は感じなかったんです。コーヒーは、産地毎の違いやブレンドはありますが・・・和菓子以上にシンプルな素材しかありません。おかげさまで、さかもとこーひーの常連さんは、さかもとこーひーの季節のこーひーを楽しんでくださっています。ネーミングは勿論ですが・・・味わいも坂本なりの季節感に合わせています。それに、季節のお菓子にも合うようにしています。紅茶は専門店で働き、スリランカの茶園まで行かせてもらいましたが・・・コーヒーは修行も無く、師匠も無く独学ですが・・・元々は美味しいもの好き、不味いもの嫌いで・・・徒弟制度は嫌だけど、職人仕事に憧れていました。なので、裏方の本が好きで読んできました・・・映画なら脚本や照明、録音、撮影、美術、音楽・・・落語の楽屋ばなしや陶芸家の話し・・・宮大工の話し・・・ミュージシャンでも裏の話しを好んで探します。最近はYouTubeでマニアックな話しが上がってくるので、いい時代になりました(笑)腕のいい職人は細部にこだわりながら、大局も見失わず・・・無駄な仕事もしないものです。そこで、「鍵善 京の菓子屋の舞台裏」です。目次を見ると・・・この菓子の舞台裏にいる人たちでは、和三盆、葛、竹・・・手がかかる!うちの菓子づくりで職人さんの手仕事の話し・・・菓子屋に彩りを添える人と技では、意匠図案、調度品、菓子木型、お花・・・お菓子だけでは無く、菓子屋として素材からお客様に届けるまでの舞台裏が紹介されています。シンプルな材料のようでも、一つ一つ選び抜かれています。さかもとこーひーも産地・生産者のみなさん、インポーター、焙煎機等の機械メーカー、パッキングするスタッフさん、デザイン、ネットショップ等々たくさんの方にお世話になっていますので、膝ポンの話しが楽しいです。「あとがき」には、「菓子はたくさんの人の力でできている。鍵善を支える凄腕の職人たちをご紹介します。」「鍵善はいつまでも変わらないですね。」と言われると、なんだか気恥ずかしい。むっちゃ変えてます。変わらんように、変えている。そんなところも、この本から伝わればうれしいことです。そうなんですよねー、さかもとこーひーの変わらない味と思っていただけるように・・・色々と変わっていってます。しかし、さかもとこーひーらしさの基準は変えない。「このお菓子はね」から始まる豊かな時間をみなさんに楽しんでいただければ、菓子を作る者からしたらそんな幸せなことはないのです。・・・この一行が身に沁みます。さかもとこーひーはこーひーを売っているのでは無くて、こーひーのあるひととき、暮らしをお届けしたいと思ってきました。京都はお菓子屋たくさんありますが、鍵善と塩芳軒がお気に入りで買ったり、取り寄せたりしています。先日頂いた上野うさぎやのどら焼きはやっぱり最高に美味しかった、人形町清寿軒のどら焼きも最高です。こーひーにピッタリ合いますしね。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.11.03
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プロのつぶやき1285「自分の音、自分の味」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。10月も下旬なのに蒸し暑い日がありましたが、ようやく秋らしく涼しくなってきました・・・体調管理に気を使います。昨日おゆみ野店のご近所のマンションのみなさん33名のこーひーレッスンでした。同じく小学校の子どもルームのママさん向けも先日して・・・9月から続いた公民館も毎週のようにあって・・・秋のこーひーレッスンツアーはひと段落です。2時間の独演会のようなもので、昔は1日で午前・午後と2回したこともありましたが、さすがに今は1回でぐったりです(笑)昨日のマンションのみなさんは、20年30年住んでいる方が多く、さかもとこーひーが配達している頃に毎週配達していました。久々に車でマンションの敷地に入って行くと、配達していた頃が蘇ってきました、懐かしい。最後にはみなさん笑顔いっぱいになって、とっても嬉しかったです。そんなこんなで・・・YouTubeでナベサダ、渡辺貞夫さんのライブ映像が出てきました。91才の現役で、毎年60本のライブをしていて素晴らしいです。音は鍛えているから変化はないと言いきり・・・「音が命だから」・・・「音を聴けば貞夫の音だとわかってもらえる」それが生きがいでやってるそうです。ご自身で若い頃の演奏を聴いて・・・その時代その時代、精一杯のいい音だして、頑張っているなぁーと・・・パワーは衰えたが、音の感覚は磨かれていると自負していると仰っていました。91歳になっても自分の音を磨き続けるんだなぁーと・・・69歳の自分はまだまだだとエネルギーもらいました。自分の音にサインしたり落款押しているようなものなんでしょう。今週発売された竹内まりやのアルバムのDVDで「駅」のエンディングのサックスソロを宮里陽太君が吹いているライブ版があって・・・勿論素晴らしいソロなんですが・・・2000年の武道館での土岐英史さんの「駅」のソロが全部持っていってしまう魅力的なものなので、どうしても比較してしまいます。上手さってよりも、土岐さんだけのオンリーワンの艶っぽい音色の魅力がまさに土岐さんの音であり「サイン」があるんですね。ピアノで言えば・・・土岐さんの晩年コロナ禍での京都ラグで難波弘之さんが「MY Foolish Heart」をデュオして、翌日片倉真由子さんと同じ曲をデュオしたのがとってもよかったです。同じ曲をピアニストを替えてのデュオして・・・それぞれの個性が伝わってきました。思えば、さかもとこーひーも30年以上、自分の味・美味しさを磨いてきましたが・・・さかもとこーひーの商品全てにさかもとこーひーのサインをしてきたようなものでしょう。(こーひーだけで無く、紅茶もお茶もさかもとこーひーの好みが反映されてます)音でも味でも、結局は「何を良しとするか」で決まるし、サインをしていますから・・・・自分の聴覚なり、味覚なりを磨き続けることになります。自分の感覚以上、自分のレベル以上の音や味は出せないという現実を噛み締めます。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.10.27
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【ブラジル・パッセイオ】(200gパック)ブラジルのトップクオリティの農園の中でも、この「ブラジル・パッセイオ」はブラジルの伝統的な魅力をさらにスペシャルティコーヒーに引き上げた印象で、とってもお気に入りです。ラウンド、クリーミー、スイート、ジューシー、ミルクチョコレート、ベリー、アーモンドチョコレートの余韻が心地よく、これからの季節にぴったりだと思います。繊細で柔らかな質感に、華やかな甘さ・・・最初のひと口の印象です。少し経つとジューシーさと高級なミルクチョコのような余韻が漂ってきます。冷めてくると、甘さに包まれたフルーツ感が際立ってきて・・・やっぱり美味しいなぁーとうっとりしました。気持ちが落ち着きながら、少し元気ももらえる感じです。お気に入りの「ブラジル・パッセイオ農園」のブルボン種ナチュラル式です。クリーンで柔らかな口当たりと甘さが印象的で、余韻にジューシーなベリー感、ミルクチョコの質感からスパイシーさが魅力的です。ブルボン種&ナチュラル式の甘さや質感が嬉しいです。熟度、甘さ、余韻、質感と流石の素晴らしい農園です。パッセイオ農園の生き生きとした魅力・・・なめらかな口当たり・・・上質魅力的な甘さ・・・シルキーなミルクチョコレート感・・・冷めてほのかに感じるベリー感とスパイシーさ・・・さらに冷めるとまるい甘さに満たされます。ベリー感からより複雑な魅力を感じるのは、ピーチのキャラが裏に隠れているからかもしれません。この20年ブラジルの色々なスペシャルティコーヒーをお届けしてきましたが・・・20年の洗練さや成熟を感じる農園だと思います、素晴らしい農園です。農園名:パッセイオ農園主:アドルフォ エンリケ フェレイラエ リ ア:南ミナスプ ロ セ ス:ナチュラル品 種:ブルボン標 高:1,100m~1,200mパッセイオ農園は、南ミナス地区のコーヒー生産地帯のほぼ中心に位置するMonte Beloにあります。標高1100m~1200mの丘陵地帯に農園が広がっており、火山性ミネラルを含んだ肥沃な土壌に恵まれています。植付けのための土壌整備からコーヒーチェリーのピッキングまでの作業は、訓練され、技術を持った作業者によって成り立っています。当農園は、3世代にわたりコーヒーの生産を行なっており、そのつど生産技術の革新を行い、効率性の向上を求めています。自然環境に対する配慮も抜群で、75ヘクタールの自然林を残しており、農薬の使用量も減らしています。作業者の生活、教育環境の整備等社会問題の解決にも積極的に取り組んでいます。パッセイオ農園はCOEやLate Harvest Competitionの常連として、世界のスペシャルティコーヒーのロースターに知られています。COEの前身であるITCのグルメコーヒープロジェクトの農園として1997年に初めて水流によるチェリーの比重選別機とグリーンセパレータを導入したことも、パッセイオの品質に関するアドバンテージを維持する要素となっています。
2024.10.23
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【アフターダーク】(200gパック)秋たけなわになるとお届けする11年目の「アフターダーク」です。今年は「ムーンライトカフェ」のご好評にインスパイアーされて・・・さらにダークに、そして柔らかな口当たりや上質感を上積みしたいと思いました。メロウ、ラウンド、ブライト、クリーミー・・・そのイメージのために使ったのが「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」です。さかもとこーひーをベースで支える「バークレーロースト」に、上質さならこれでしょと「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をブレンド・・・勿論「パナマ・レリダ・パカマラ」で仕上げました、贅沢!やりすぎ(笑)元々のイメージは・・・After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉から・・・ダークな中に見える明るい魅力です、それを進化させました。アラ古希になって、スペシャルティコーヒーのブレンドの深み、厚み、艶かしい味わいをお届けします。なかなかの出来だと一人ニヤついた昨年よりも、さらに上質な味わいと香りに仕上がりました。ひと口目まろやかで艶っぽい口当たり・・・なめらかでクリーミーな味わいがそのままにフローラル&フルーティな余韻に流れていきます。ダークでメロウで上質なチョコレートの味わいをベースにして、アプリコットやシトリック、フローラル、ブルゴーニュ赤ワインとパカマラやグアテマラ・エルインヘルト・ブルボンがいい仕事して・・・コーヒーの魅力の可能性を広げてくれます。土岐さんのアルトサックスの艶っぽい音色をイメージしました。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください。(土岐さんが2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)
2024.10.22
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【パナマ・レリダ・パカマラ】(150gパック)秋が深まってくるとお届けしている特別な品種のパカマラ種です。一口目から華やかブライトさが印象的です・・・クリーンでまろやかな味わいから、フルーツやフローラル感が伝わってきて、冷めてくるとワイニーな魅力からこの「パナマ・レリダ・パカマラ」の素晴らしさが伝わってきます。少し冷めると・・・円やかな味わいにアプリコット、マスカット、フローラル、ジューシー、オレンジ、レモン・・・スパイシー、口当たりは柔らかくまろやかで、余韻の甘さが優しく、静かできれいな酸は甘さに包まれて一体となっています。冷め切った最後のひと口のシトリック系のブライトな余韻はまさにパカマラ種の際立つだった魅力だと思います。華やかでエレガント・・・優しく上品・妖艶で・・・長く魅力的な余韻・・・「パナマ・レリダ・パカマラ」の魅力をお楽しみください。品種: パカマラ種栽培地: ボケテ地域 北西部 ロスナランホ地区農園: レリダ農園(Finca)内のアメリア農園(Estate),フローラ農園(Estate)農園主: アモルソ一家収穫時期: 1月から3月生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥ゲイシャ種で最近話題のパナマですが、パナマのコーヒーはその甘い風味で日本の消費者に親しまれてきました。コスタリカ国境沿いのボケテ地域は、コーヒー生産で最も有名な地域です。花卉栽培が盛んな同地域は、気候が良く、近年欧米からの観光客が増加しており、レリダ農園など、コーヒー農園内にホテル(ロッジ)を併設しているところがあります。また最近同地域内では宅地化が進んでおり、コーヒー栽培が難しい環境にあります。元来生産量がコスタリカの一か月分といわれ、生産量が少なく、品種、処理方法、マイクロロットなど個性と品質で勝負というのが最近のパナマの傾向です。レリダ農園は、1929 年にパナマ産コーヒーを初めてドイツに輸出しました。これにより、パナマはヨーロッパで最高品質の希少なコーヒーの生産者として高い評価を受けるようになりました。また、同農園はパナマで最も標高の高い、素晴らしい生産環境に恵まれた農園の一つです。この農園で素晴らしいコーヒーが出来ないわけがないと関係者からいわれていた程です。2001 年のベストオブパナマ品評会で見事優勝、その後数回の入賞を経て、高品質コーヒーを産出する農園として認知されてきました。しかしながら 2000 年代後半、経営上の問題から品質が低下し、市場から姿を消しました。2011 年より新しいオーナーによる経営がスタートし、農業技師を招き、新しい生産体制が始まり、農園内のホテル、レストランもリニューアルオープンしました。農園内は特殊性気候や条件による違いのあるロットごとに分けられています。今日まで、レリダ農園は 100 年以上にわたりコーヒーを輸出しており、その品質は常に特筆すべきものであり、一貫性のある生産工程、素晴らしい精製、非常に丁寧な仕上げにより、パナマの最高のコーヒーのサプライヤーのひとつとなっています。レリダ農園は 5 つの農園から構成されています。所有順に。。。1 Esplendorosa Estate 1500~1600m、始まりの農園、バル山を一望できるエリア、ゲイシャ種2 Flora Estate 1500~1600m、8ha、青々とした植林、パカマラ種・カツアイ・SL343 AMELIA Estate 1500~1650m、32ha(他 10ha の保護林)、ゲイシャ、パカマラ(BOP で多数入賞)、ティピカ、カツアイ、曾祖母の名前から名付けられる4 Lerida Estate 1600~2050m、70ha(他 30ha の自然林)、水洗~乾燥工場もある中枢農園、ゲイシャ、ティピカ、カツアイ、オレンジブルボン、SL28,SL345 Michella Estate 1600m、35ha, ティピカ、カツアイ、パカマラ、SL34
2024.10.21
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プロのつぶやき1284「パナマ・レリダ・パカマラ、アフターダーク、ブラジル・パッセイオ」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。10月下旬になり、お陰さまで忙しくしています・・・しかし、まだ夏のような暑い日もあって、体調管理に気をつけています。くれぐれもご自愛ください。夏が終わって、公民館・子どもルームのママさん・近所のマンションの皆さんとこーひーレッスンが続いています。2時間の独演会のようで、終わるとクタクタになります、昔は午前・午後と1日で2回出来たんですけど(笑)西田敏行さんが亡くなりました・・・池中玄太、浜ちゃん、タイガー&ドラゴン、俺の家、学校、ナミヤ雑貨店、アウトレイジと映画、ドラマ、コントでも楽しませてくれました。大瀧さんつながりでプレスリーやジェームズブラウンも見事に歌ったものでした・・・金曜日のラジオビバリー昼ズでは高田センセーとのあれこれや、プライベートで可愛がってもらっていたという松村君のベスト5の名シーンを物真似して大笑いしながらジーンときました。アウトレイジの武と西田さん二人を一人で物真似で再現はお見事でした。そんなこんなで・・・秋向けの3種類のこーひーをお届けします。秋の深まりにお届けしている特別な品種「パナマ・レリダ・パカマラ」・・・パカマラを使ったすっかり定番人気になった「アフターダーク」・・・久しぶりのクリーミーなアーモンド&ミルクチョコレートのキャラが素晴らしい「ブラジル・パッセイオ」・・・お楽しみください。【パナマ・レリダ・パカマラ】(150gパック)秋が深まってくるとお届けしている特別な品種のパカマラ種です。一口目から華やかブライトさが印象的です・・・クリーンでまろやかな味わいから、フルーツやフローラル感が伝わってきて、冷めてくるとワイニーな魅力からこの「パナマ・レリダ・パカマラ」の素晴らしさが伝わってきます。少し冷めると・・・円やかな味わいにアプリコット、マスカット、フローラル、ジューシー、オレンジ、レモン・・・スパイシー、口当たりは柔らかくまろやかで、余韻の甘さが優しく、静かできれいな酸は甘さに包まれて一体となっています。冷め切った最後のひと口のシトリック系のブライトな余韻はまさにパカマラ種の際立つだった魅力だと思います。華やかでエレガント・・・優しく上品・妖艶で・・・長く魅力的な余韻・・・「パナマ・レリダ・パカマラ」の魅力をお楽しみください。品種: パカマラ種栽培地: ボケテ地域 北西部 ロスナランホ地区農園: レリダ農園(Finca)内のアメリア農園(Estate),フローラ農園(Estate)農園主: アモルソ一家収穫時期: 1月から3月生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥ゲイシャ種で最近話題のパナマですが、パナマのコーヒーはその甘い風味で日本の消費者に親しまれてきました。コスタリカ国境沿いのボケテ地域は、コーヒー生産で最も有名な地域です。花卉栽培が盛んな同地域は、気候が良く、近年欧米からの観光客が増加しており、レリダ農園など、コーヒー農園内にホテル(ロッジ)を併設しているところがあります。また最近同地域内では宅地化が進んでおり、コーヒー栽培が難しい環境にあります。元来生産量がコスタリカの一か月分といわれ、生産量が少なく、品種、処理方法、マイクロロットなど個性と品質で勝負というのが最近のパナマの傾向です。レリダ農園は、1929 年にパナマ産コーヒーを初めてドイツに輸出しました。これにより、パナマはヨーロッパで最高品質の希少なコーヒーの生産者として高い評価を受けるようになりました。また、同農園はパナマで最も標高の高い、素晴らしい生産環境に恵まれた農園の一つです。この農園で素晴らしいコーヒーが出来ないわけがないと関係者からいわれていた程です。2001 年のベストオブパナマ品評会で見事優勝、その後数回の入賞を経て、高品質コーヒーを産出する農園として認知されてきました。しかしながら 2000 年代後半、経営上の問題から品質が低下し、市場から姿を消しました。2011 年より新しいオーナーによる経営がスタートし、農業技師を招き、新しい生産体制が始まり、農園内のホテル、レストランもリニューアルオープンしました。農園内は特殊性気候や条件による違いのあるロットごとに分けられています。今日まで、レリダ農園は 100 年以上にわたりコーヒーを輸出しており、その品質は常に特筆すべきものであり、一貫性のある生産工程、素晴らしい精製、非常に丁寧な仕上げにより、パナマの最高のコーヒーのサプライヤーのひとつとなっています。レリダ農園は 5 つの農園から構成されています。所有順に。。。1 Esplendorosa Estate 1500~1600m、始まりの農園、バル山を一望できるエリア、ゲイシャ種2 Flora Estate 1500~1600m、8ha、青々とした植林、パカマラ種・カツアイ・SL343 AMELIA Estate 1500~1650m、32ha(他 10ha の保護林)、ゲイシャ、パカマラ(BOP で多数入賞)、ティピカ、カツアイ、曾祖母の名前から名付けられる4 Lerida Estate 1600~2050m、70ha(他 30ha の自然林)、水洗~乾燥工場もある中枢農園、ゲイシャ、ティピカ、カツアイ、オレンジブルボン、SL28,SL345 Michella Estate 1600m、35ha, ティピカ、カツアイ、パカマラ、SL342160円/150gパック(税込)【アフターダーク】(200gパック)秋たけなわになるとお届けする11年目の「アフターダーク」です。今年は「ムーンライトカフェ」のご好評にインスパイアーされて・・・さらにダークに、そして柔らかな口当たりや上質感を上積みしたいと思いました。メロウ、ラウンド、ブライト、クリーミー・・・そのイメージのために使ったのが「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」です。さかもとこーひーをベースで支える「バークレーロースト」に、上質さならこれでしょと「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をブレンド・・・勿論「パナマ・レリダ・パカマラ」で仕上げました、贅沢!やりすぎ(笑)元々のイメージは・・・After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉から・・・ダークな中に見える明るい魅力です、それを進化させました。アラ古希になって、スペシャルティコーヒーのブレンドの深み、厚み、艶かしい味わいをお届けします。なかなかの出来だと一人ニヤついた昨年よりも、さらに上質な味わいと香りに仕上がりました。ひと口目まろやかで艶っぽい口当たり・・・なめらかでクリーミーな味わいがそのままにフローラル&フルーティな余韻に流れていきます。ダークでメロウで上質なチョコレートの味わいをベースにして、アプリコットやシトリック、フローラル、ブルゴーニュ赤ワインとパカマラやグアテマラ・エルインヘルト・ブルボンがいい仕事して・・・コーヒーの魅力の可能性を広げてくれます。土岐さんのアルトサックスの艶っぽい音色をイメージしました。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください。(土岐さんが2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)1620円/200gパック(税込)【ブラジル・パッセイオ】(200gパック)ブラジルのトップクオリティの農園の中でも、この「ブラジル・パッセイオ」はブラジルの伝統的な魅力をさらにスペシャルティコーヒーに引き上げた印象で、とってもお気に入りです。ラウンド、クリーミー、スイート、ジューシー、ミルクチョコレート、ベリー、アーモンドチョコレートの余韻が心地よく、これからの季節にぴったりだと思います。繊細で柔らかな質感に、華やかな甘さ・・・最初のひと口の印象です。少し経つとジューシーさと高級なミルクチョコのような余韻が漂ってきます。冷めてくると、甘さに包まれたフルーツ感が際立ってきて・・・やっぱり美味しいなぁーとうっとりしました。気持ちが落ち着きながら、少し元気ももらえる感じです。お気に入りの「ブラジル・パッセイオ農園」のブルボン種ナチュラル式です。クリーンで柔らかな口当たりと甘さが印象的で、余韻にジューシーなベリー感、ミルクチョコの質感からスパイシーさが魅力的です。ブルボン種&ナチュラル式の甘さや質感が嬉しいです。熟度、甘さ、余韻、質感と流石の素晴らしい農園です。パッセイオ農園の生き生きとした魅力・・・なめらかな口当たり・・・上質魅力的な甘さ・・・シルキーなミルクチョコレート感・・・冷めてほのかに感じるベリー感とスパイシーさ・・・さらに冷めるとまるい甘さに満たされます。ベリー感からより複雑な魅力を感じるのは、ピーチのキャラが裏に隠れているからかもしれません。この20年ブラジルの色々なスペシャルティコーヒーをお届けしてきましたが・・・20年の洗練さや成熟を感じる農園だと思います、素晴らしい農園です。農園名:パッセイオ農園主:アドルフォ エンリケ フェレイラエ リ ア:南ミナスプ ロ セ ス:ナチュラル品 種:ブルボン標 高:1,100m~1,200mパッセイオ農園は、南ミナス地区のコーヒー生産地帯のほぼ中心に位置するMonte Beloにあります。標高1100m~1200mの丘陵地帯に農園が広がっており、火山性ミネラルを含んだ肥沃な土壌に恵まれています。植付けのための土壌整備からコーヒーチェリーのピッキングまでの作業は、訓練され、技術を持った作業者によって成り立っています。当農園は、3世代にわたりコーヒーの生産を行なっており、そのつど生産技術の革新を行い、効率性の向上を求めています。自然環境に対する配慮も抜群で、75ヘクタールの自然林を残しており、農薬の使用量も減らしています。作業者の生活、教育環境の整備等社会問題の解決にも積極的に取り組んでいます。パッセイオ農園はCOEやLate Harvest Competitionの常連として、世界のスペシャルティコーヒーのロースターに知られています。COEの前身であるITCのグルメコーヒープロジェクトの農園として1997年に初めて水流によるチェリーの比重選別機とグリーンセパレータを導入したことも、パッセイオの品質に関するアドバンテージを維持する要素となっています。1620円/200gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.10.20
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プロのつぶやき1283「カフェ経営が難しい、本当の原因」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。今週から急に肌寒くなって、いよいよ秋らしくなってきました。寒暖差に身体がついていけなくて、無理しないで体調整えるようにしています。だるかったり、頭が重かったりですが・・・スタッフさんも同じだと聞いて、自分だけじゃ無いんだとひと安心です。先日飲み会でのお店に焼酎の「六代目百合」があってお代わりしてしまいました・・・以前は買いやすかったので、毎晩晩酌で呑んでtんですが・・・なかなか手に入らなくなり、晩酌もしなくなったので、随分と久しぶりでした。それでもひと口二口呑むと、あーこれこれ!、って香りと味わいで、繊細でバランスいいんですが、きれいでもしっかりと上質ないも焼酎の魅力いっぱいでご機嫌でした。日本酒も知らない蔵でとっても魅力的なものが増えているので、いい時代です。そうそう、神田伯山対談集「訊く!」が届いて読んでます。まずは、高田文夫・矢野誠一との鼎談、中村勘九郎、寺島しのぶ、真島昌利と一気に読みました。伯山が聞きづらいことを、無礼になる手前で聞いて、ゲストも構わず答えて、とっても面白いです。本が届いてSNSに表紙をアップしたら、息子から読み終わったら貸してと・・・さらに講談を一緒に行く友人からも貸してと・・・楽しいです。矢野先生からは戦後の講談や落語界の話し・・・勘九郎からは坂本と同い年で早く亡くなった勘三郎、寺島しのぶは演技のディープな話し、マーシーの落語講談好きは知っていたけど、嬉しそうな会話がグルーブしまくり、ブルーハーツのライブのようです。やっぱりマーシーのギターがブルーハーツからクロマニヨンズのグルーブになってますね。そして、中井貴一ではなかなかに味わい深い内容で・・・時代劇は大きな嘘をついてもいいけど、小さなところでは嘘をつかないのが鉄則と・・・黒澤監督が神は細部に宿るで、リアルを重ねていって、事実ではないストーリーにリアリティを持たせると言ったようなことを書いていたのを思い出しました。そんなこんなで・・・Yahoo!ニュースで「飲食店の倒産、過去最多ペース、居酒屋、ラーメン店の競争がさらに激化」とか「カフェ経営が難しいと話す友人」のニュースが上がっていると友人からメールが届きました。軽い気持ちで商売舐めているような店は昔も今も続きませんが・・・こだわりを持って、懸命にしていても、それが仇になってお客が増えない店も多いです。(毎日カフェ開業のネット広告が出てきます・・・小資金、気楽に、楽しく・・・そういう動機が多いのでしょう。まぁ、自分もお金が無くて、自分の思うように、と独立しましたので似たようなものです)坂本が最初に独立した紅茶の店テ・カーマリーは42年前に千葉市で紅茶の専門店でポットサービスの紅茶、手作りのケーキ、12時に焼き上げたスコーン、手作りのジャムやマーマレード、ハムマリネのサラダ、それにサンドイッチと頑張りましたが・・・なかなか難しく、10年で閉めました、昨年秋からのこの1年、飲食店の倒産・閉店が目立っています・・・坂本の周りでも同じように閉めた店が月に1店、ふた月に1店とあります。元々、自営業の飲食店は資金が少ないので、それだけで不利で、昔から長く続く店は限られていました。それでも、この1年は閉店が目立っています。成長期でお客さんがいた時代は業界の成功例に倣って、気合い根性で働いたら結構続いた店がありましたが、今はそれも通じません。ニュースに出ている原因は様々とあって、どれもその通りなんですが、その根本にある原因が見当たりません。カフェを経営する上での表からは見えない厳しい現実と書いてみます。50年業界にいますが・・・業界誌でも、仲間、セミナーと聞いたことが無いことです。40年前に知っていたら、今違ったことをしているかもしれません。まず、カフェは一人当たりの粗利高が様々な業種の中でも最低なんです。(TKCのデータを20年以上見ています)黒字の会社の一人当たりの年間粗利高が400万円前後・・・ここから人件費や家賃他経費を支払いますから、人件費なかなか厳しいです。飲食店になると550-600万円、多少上がります。この数字を知った時、最初の独立が紅茶の店と喫茶店でもさらにお客さん少ない店をして自分の経営センスの無さに愕然としました。勿論、今になればそんなカフェでも長く続けられる方法を知っていますが、なかなか難しい。(居酒屋等は600万円以上に繁盛すると支店を考えることが多いですね)ちなみに街から減っているお茶の小売店は650-750万円くらいで、なかなかの生産性です・・・お茶の問屋さんはもっとありますね。(まぁ、街中の大型店や小さなお店は徐々に減ってきています・・・地元の繁盛老舗は残っていますね、お茶のクオリティ高く、お値打ちで、常連さんや卸が多いからのようです。)そしてもう一つの壁が、客待ち時間です。来店型の店でお客さんを待っている時間です・・・まぁ、暇な時間ですね。お客さん来ないと・・・家賃、光熱費、人件費、利息、返済等々支払う売上がありません。(テ・カーマリーをしているとき、暇だとバイトの人件費が気になったものです。)客単価が1万円くらいで、夫婦でやっていて、店主の名人芸で常連さんが来るようなお店は・・・大きくは儲からなくても、いい仕事して、家族が食べていけるでしょう。(そういう店何件も知っています)しかし、カフェは客単価が低いですから(500円1000円1500円)どうしても客数が必要です。立地や客席数にもよりますが・・・できれば300人/日以上、せめて100人/日は欲しいです。それを少ないスタッフで無理なく回せと良いです。店内でも、テイクアウトでもいいですが・・・そしてクイックサービス、素材や仕込みはこだわっても、提供時にはクイックサービス・・・勿論、コーヒーも。丁寧にハンドドリップなんて自己満足に思っています。丁寧なハンドドリップは、淹れる時間が楽しい人に家庭でしてもらえば良いのです。エスプレッソが広まった時、これはカフェのチャンスだと思いましたが・・・ラテアートにフォーカスしてしまいました、そしていつの間にかハンドドリップばかり。コーヒーメーカーでも美味しい豆を選べばいいだけなのに・・・業界は50年上手な淹れ方シンドロームになっています。あとは、カフェ併設自家焙煎店や豆売り専門の自家焙煎店(さかもとこーひーもそうです)の話しもありますが・・・今日はこの辺で。今ではSNSが広まりましたので・・・今日の売上に熱心なお店がとっても増えました。(上品な言葉使いでも、お客さんを操作しようとしたり、駆引きしようとするのが透けて見えて、気になります。)商売では「今日の売上、将来の売上」が大切だと言われますが・・・将来の売上の準備をしている店がとっても少ないです。それも、長続きしない原因の一つだと思っています・・・飲食業界には「ハウスリスト」の概念がないですしねー。若い人はこんな話し聞きたくないでしょうが・・・一人でもこの話しがきっかけで長く商売するようになったらいいなぁーと・・・40年前にまだ若くて、勢いだけだった自分に向けて書きました。年間一人当たりの粗利高を上げること、客待ち時間を減らすこと・・・キーワードです。(勿論、お客さんにとっては心地よいお店であることが大前提です。)どうしたら一人当たりの粗利高を上げられるのか?客待ち時間を減らせるのかの答えはありますが・・・また次の機会ということで・・・。ヒントとしては、さかもとこーひーはカフェを併設していません、そして通販の割合が多いです。みなさん、差別化、ブランディング大好きで、原価計算も大好きです。でも、差別化繰り返すとお客さん少なくなります・・・原価計算大切ですが、お客さんに価値を感じてもらうことのほうが大切です。(みなさん、コスパ大好きなのに、店を持つと急に原価計算に熱心になりますねー。)内容が素人なのにかっこいいブランディングしてもブランドにはなりません。そうそう、ロスにも敏感ですね・・・お客さんが多ければ。ロス対策になります。お客が少なくてロス対策で売り切れが多いとお客さんは不便です、縮小均衡に進むでしょう。それはチャンスロスをしているということです。なかなか書ききれませんでした・・・商売は何をしないかが大切です。よその店に行くと、そのお店は何をしていないかをみるようにしています。長く繁盛している老舗はその辺が見事です。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.10.13
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プロのつぶやき1282「50年かかった親しみやすい美味しさと鮮やかな美味しさ」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。10月に入りました・・・だいぶ涼しくなりましたが、日中は暑い日もあります。日が暮れるのはつるべ落としで早くなっていますので、その辺で秋を感じますね。9/30に山藤章二画伯が亡くなりました、合掌。ブラック・アングルは見ていましたし・・・談志師や志の輔師の本やCDのイラスト描いたり、身の回りに常に画伯の絵がありました。絵を描いて、文章書いて、プロデュースもして、世間を洒落のめして、昭和の戯作者と言えるでしょう。高田文夫センセーがまだ裏方だった頃に、TVで余興でやった落語からすぐに紀伊國屋ホールを抑えて、高田センセーの落語をたっぷり聴きたいと口説き、10年間にわたる独演会をプロデュースしたのが印象的でした。立川藤志楼の誕生で・・・まくらや古典に今を差し込んだスタイルは今の40代50代の落語家のスタイルにつながっています。その「高田文夫VS立川藤志楼」のCD聴いて・・・古典が現代に生き返り、ゲラゲラ大笑いしたものでした。(本職の落語家は古典落語の背景や言葉が時代とずれてきて、どうしたものか試行錯誤していた時代でした)その裏の立役者が山藤章二さんでした。和田誠さんはちょうど5年前に亡くなっていて・・・若い頃から本の装丁で常に身の回りにあった両画伯がいなくなってしまいました。談志師の楽屋の写真にお二人がいるのを見ると羨ましかったものです。イラストや文章で物事の本質を描き、楽しませていただきました。一方、錦織圭はジャパンオープンの後、中2日で上海マスターズ1回戦で勝利・・・最初は疲れからか反応もフットワークもよくありませんでしたが・・・気が付けばフルセットで勝ち切り、トッププレイヤーの諦めなさ、集中の凄さが復活してきました。2回戦のチチパス戦はさらにフットワークが使えませんでしたが・・・眼を見張るショットの連続で改めてその才能に驚きました。若い頃のスピードやパワーフル回転はありませんが、無駄のない鮮やかなショットは名人よりも達人の領域に入ったかと思います。そんなこんなで・・・公民館のこーひーレッスンが続いていますが、昨日はおゆみ野店の近所の小学校の子供ルームママさん向けのこーひーレッスンでした。公民館はリタイア世代が多く、昨日は子育て世代のみなさんです。公民館のリタイア世代のみなさんや子どもルームの子育て世代のみなさんと、こーひー淹れて一緒に飲んで・・・様々なご感想を伺っていると・・・美味しさの感じ方の違いを実感します。さかもとこーひーは25年くらい前にスペシャルティコーヒーと出会って・・・その農産物として優れた素材を使い・・・「クラフト」の精神で焙煎やブレンドをしてきました。そこで大切にしてきたことは・・・「美味しさはあるものでは無くて、感じるものなんだ」ということです。同じものを食べたり、飲んだりしても・・・感じ方はそれぞれです。そこでスペシャルティコーヒーの大切な考え方の「カスタマーオリエンテッド」で、様々なお好みのお客さんが、それぞれが感じる「美味しさ」をお届けしようという25年でした。さかもとこーひーは常連さんのリピートの注文がほとんどですので・・・常連さんたちはさかもとこーひーのスペシャルティコーヒーらしい「鮮やかな味わいや香り」を美味しいと感じてくれています。しかし、はじめてのお客さんや公民館ほかこーひーレッスンで出会うみなさんは、さかもとこーひーの味わいに慣れていません。さかもとこーひーに慣れていない方の感じ方に出会えるその時が坂本にとっては宝なんです。同じこーひー飲んでもご感想は様々で・・・どういう感じ方をされるのかを大切に受け止めています。子どもルームでのママさんには・・・「カフェボッサ」と「ムーンライトカフェ」を持って行きましたが・・・2つのこーひーの親しみやすさと、味わいの個性の違いを感じてくださって・・・ご機嫌でした。(お店の味わいを、これ美味しいでしょ!って伝えるのでは無くて、みなさんがどう感じているのかにフォーカスしています)そして、キャリア50年にして(50年もかかるのか(笑))できたのが「ムーンライトカフェ」です。勿論、今までも親しみやすい味わいのこーひーはいくつもお届けしてきました・・・「アトムの子」「カフェヴィータ」・・・「ブラジルクラシクス」「カフェボッサ」・・・「特上フレンチ」「バークレーロースト」等々。割と価格が安めのこーひーばかりです・・・さかもとこーひーの味わいに慣れていなくても、安くなくても・・・「親しみやすい美味しさ」で・・・「鮮やかな美味しさ」も楽しめる・・・そんなブレンドをしました。この味わいは卸先のカフェやレストランのお客さんにも喜んでもらえそうだと思っています。料理やワインがメインのレストランは勿論、食事やスイーツメインのカフェにも、それぞれのお店のお客さんに、すーっと親しんでいただけるかなと思っています。おかげさまで、お店での試飲を召し上がって「ムーンライトカフェ」を買われるお客さんが目立って多く、励みになっています。さかもとこーひーはホームこーひー、ホームタウンこーひーを大切にしてきましたので・・・コアーなお客さんにも、はじめてのお客さんにも「まろやかな美味しさ、ゆたかな香り」をお届けしていこうと思っています。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.10.06
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プロのつぶやき1281「ブルータス・コーヒー特集の勘違い」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。ようやく秋の気配を感じるようになりました・・・おかげさまで新作「ムーンライトカフェ」のご感想が来店のお客様やスタッフから届いています。特に20年以上さかもとこーひーを飲んでいるスタッフさんが「ムーンライトカフェ美味しい」と言ってくれました。(長年毎日自宅でこーひー飲んでいるので、普段はなかなかそういう感想は言ってくれません(笑)今までと違う印象を受けた時に、率直に伝えてくれます。)柔らかで親しみやすいでしょ?って言ったら・・・「そうそう!」と・・・余韻も豊かでしょ?って言ったら・・・「そうそう!」と・・・いつもの味わいはさかもとこーひーの常連さん向けなんだけど・・・「ムーンライトカフェ」はもう少し多くの人に親しみやすいテイストにしたんですが・・・伝わったようで嬉しいです。まぁ、美味しさの引き出しはいっぱいあるんですが・・・どの引き出しがお客さんにピッタリ合うのかが難しいです、自分の好みなら簡単なんですけどねー(笑)土曜の午後は近所の公民館でのこーひーレッスン12名・・・最初は硬い雰囲気でしたが・・・挽いた香りを嗅いで、ブラジルクラシクス、バークレー・ロースト、モカ・イルガチェフェ(ハマ)とカフェプレスで淹れて、召し上がっていただくと質問が相次ぎ、和やかに終わりました。見学にいらした他の公民館担当者も喜んでいただき、来年のリクエストをいただきました。そうそう、毎日テニスのジャパンオープン観てます・・・プロになったばかりの18歳坂本怜選手が錦織選手と組んでダブルスに出ました。圭のテクニックに釘付けになり、怜の躍動感がご機嫌でした。そして圭の1回戦は同じ世代で同じように怪我で苦しんでいるチリッチ・・・お互いここに来て、レベルが戻理、すごい内容の1回戦、最後は奎が勝ち切りました・・・ファンは会場でもSNS上でも大盛り上がりでした。そしたら、土曜午後の2回戦は29位のトンプソンが粘りのある素晴らしい内容なのに・・・落ち着いて受け止めて、圧倒しました。集中力も素晴らしく、円熟した強い圭に驚きました。圭本人も復活の手応えを感じたようです。29位を圧倒するなんて、トップ10のテニスです。そんなこんなで・・・「ブルータスのコーヒー特集」の波紋が広がっていますが、業界のコップの中の嵐、業界とマニア周辺での嵐になっています。SNSでジェンダー問題他色々と見聞きしましたが、まぁ、一般のお客さんには全くと言っていいほど伝わっていない一面もあります。アラ古希、業界50年の爺いから見ると、まず、本来業界誌向けの特集で内容だなぁーと思います。ブルータスも読者絞るといっても、もう少し広い層向けじゃないと難しいでしょう。(広告も少ないし)40年前50年前は「月刊喫茶店経営」やらその関連でのムック本やらがあって、業界情報はそこで取っていました、それこそ必死でした。その辺は今の若者たちがSNS等で新しい情報を得ているのと同じでしょう。しかし、50年前からコーヒー専門店が全国に増えて、コロラドチェーンが全国に増え、ポエムのチェーンも増えて、自家焙煎店も徐々に増えて、ドトールが増えて、炭火焙煎ブームもあったりして・・・その後スタバ、タリーズも増えて、スペシャルティコーヒーが日本に入ってきて20年25年経ちました。見事にスペシャルティコーヒーは一般には広まらず・・・広まったのはコンビニコーヒーという現実があります。先日も書いたように・・・米国コーヒー市場調査によると、1日のコーヒー消費量は過去20年以上で最高レベルに達しているそうです。自宅でのコーヒー消費量(常に最も人気がある)が過去最高を記録したということで・・・1日のスペシャルティコーヒーの消費量は大幅に増加していて、、2011年以降なんと80%増加しているんだと。さらに・・・アメリカ人にとって、お気に入りのコーヒーを楽しむ場所として、最も人気のあるのは自宅で・・・1日のコーヒー飲用者の83%が自宅でコーヒーを飲み、35%が自宅以外でコーヒーを飲んでいるとレポートされていました。その辺、ホームコーヒーへの視点がアメリカと日本で大きな違いを感じます・・・スペシャルティコーヒーが家庭に親しまれてきているのが伝わってきます。日本がサードウェイブだなんだと表面的な情報・ムーブメントにおどろされている間に・・・アメリカではスペシャルティコーヒーが暮らしに根付いて・・・10年くらい前から、アメリカではロースペシャルティコーヒーのグレードが増加しているというデータを聞いていました。せっかく良いクオリティの生豆を使えるようになったのに、日本ではスペックシンドロームで競い合うばかりです。普通のお客さんが素直に美味しいを思う素材とそれを生かした焙煎やブレンドは蔑ろにされて、良い素材が使えなかった50年前と同じハンドドリップアピールです。で、普通のコーヒー好きの皆さんは手挽きじゃないし、上手にドリップできないしの呪縛があって・・・コーヒーメーカーでは手抜きのイメージがいまだにあります。日本のスペシャルティコーヒー業界では、チャンピョンになったりでそれを使ったマーケティング推し・・・どこにもお客さんに暮らしが見えてきません。メディア露出頼みなんでしょう。畳で茶の間の50年以上前の時代には、たまにコーヒー手挽きして淹れるお父さんがいたものです。その後昭和50年代にペーパードリップが広まって、自家焙煎店も増えました。そして今は畳の無い家が普通になり、リビングにテーブルやソファ、普通にコーヒーが広まっています・・・暮らしは欧米化しているのに、スペシャルティコーヒーは畳時代のままです。(丁寧に淹れたコーヒーをゆっくりと味わってほしい、そんな思いのカフェがありますが・・・まさに畳時代のことでしょう。今は美味しいコーヒーを自宅リビングでゆっくりと味わってほしいです。)あぁそれなのに・・・業界は業界とマニア周辺にフォーカスしてしまっている現実・・・ムーブメントに乗りたいのか、目立って一発当てたいのか・・・それとも美味しいコーヒーをお客さんに届けたいのか?・・・美味しいと言っても、日常の美味しさ、非日常の美味しさと様々ですが、その辺の「美味しさ」からきちんと考えたほうが良いと思います。まぁ、さかもとこーひーはホームこーひーをテーマに31年間営業してきて、月に1kg2kg消費するヘビーユーザーの常連さんの多さを知っています。勿論、コーヒーに詳しい常連さんもいますが、詳しく無いけどコーヒー毎日飲む暮らしの常連さんの多さも実感しています。そういったヘビーユーザーのみなさんはそういう雑誌やカフェの情報から外れています。(ヘビーユーザーの方は量を飲むので安いコーヒーで良い人もいますが・・・安くなくても良いので、手頃な価格で、美味しいコーヒーを毎日飲みたいって人も今の日本には多いです。まぁ、店主がマニアだとそういったヘビーユーザーのお客さんのことはわからないでしょうね。)本来、カフェやビーンズショップは地域密着の商いで、マスメディアとは距離があるんです。ネット社会になって、SNSでの発信が当たり前になりましたが、多くのお店がSNSを集客ツールとしていますね。SNSをコミュニケーションツールとして使うと効果的だと思っていますが、そういうお店はあまり見かけません・・・かっこよくしていても、本音の集客しなきゃが見えてしまいます。そして、地域にお客さんが増えると遠くからのお客さんも増えるんですが、遠くからお客さんを呼ぼうとするとなかなか上手くいきません。まぁ、客単価の高い飲食店でしたら、年に1回2回とか、1回だけの来店でもやっていけますが、カフェのような客単価の低いお店は近所のお客さんに必要とされて、日常的にリピートしてもらわないとなかなか難しいんです。「ブルータスのコーヒー特集」の反響を見ていると、その辺勘違いしているように感じますね。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.09.29
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【つるべ糸】(200gパック)まろやかでダークな味わいを進化させました・・・6年目の「つるべ糸」です・・秋の日はつるべおとし、そんな季節のブレンドです。(もっとも最近は、つるべおとし死語になっているようです)・・・まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが季節にぴったりです。今年は最近のご常連のお好みをイメージして・・・「バークレーロースト」を使い「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」と「マンデリン・タノバタック」でより上質に、深まる秋むけに味わい深く仕上げました。冷めてからのきれいで明るい印象に上質さが出ていると思います。「バークレーロースト」のしっかりとしたダークな味わいをベースにして・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の素晴らしい質感と「マンデリン・タノバタック」のエキゾチックな魅力がまろやかでダークな味わい深さになっています。栗・チョコレート・ナッツをイメージして・・・季節柄おいもにも合いますね。おだやかでほっと落ち着くような味わいです。すっかり、さかもとこーひーの秋の定番こーひーになりました。ネーミングは矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。
2024.09.24
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【ムーンライトカフェ】(200gパック)さかもとこーひーが意識している「まろやかな美味しさ、ゆたかな香り」をイメージした、新しいブレンド「ムーンライトカフェ」です。まろやかで柔らかな口当たりとコク・・・バークレーロースト、エチオピア・モカナチュラル、マンデリンのゆたかな香り・・・心地よい余韻・・・ミルクをたっぷり入れて、パンやサンドイッチ、パスタとの食事に、色々なお菓子と一緒に・・・そんな暮らしの中のこーひーをイメージしました。そして・・・エスプレッソにもぴったりです・・・・ラテにするとゆたかな味わいがひと口目から飲み終わっても長く感じられると思います。「エスプレッソNo6」と共にお楽しみください。使った豆は、バークレーロースト、エチオピア・モカナチュラル、マンデリン、にスペシャルティコーヒーのロブスタです。このクオリティの高いロブスタが酸味を包み込み柔らかな味わいに仕上げていて、エスプレッソにもぴったりなブレンドになっています。ベーシックな人気定番こーひーは「ブラジルクラシクス」「カフェボッサ」・・・「特上フレンチ」「レディートラベラー」「バークレー・ロースト」「深煎りグアテマラ」・・・「アトムの子」「カフェヴィータ」・・・等々たくさんあります。この「ムーンライトカフェ」も同じように定番こーひーになるといいなぁーと思ってブレンドしました。
2024.09.23
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プロのつぶやき1280「ムーンライトカフェ、つるべ糸」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。まだまだ日中の残暑は厳しいのですが・・・日が暮れるのが早くなりました、十五夜お月さんもまん丸で綺麗でした。大谷選手が凄すぎて圧倒されますが・・・テニスファンは錦織選手の息を呑む鮮やかなプレイを堪能し、その後のコンデションを心配しています。いよいよ有明でのジャパンオープンが始まり、情報チェックやお目当ての試合追いかけるのが忙しくなります。そうそう、先日の日曜日に都内の隠れ家でお酒と麺の会がありました・・・7名だったので、次から次へとお酒とつまみや麺が出てきて、味わいのリズムよく最後まで楽しめました。一緒に参加した友人が店主を天才と評していましたが・・・料理にもお酒にも通底する質感が繊細でやわらかく、インパクト勝負でないところに感心しました。お気に入りの料理人が一人増えました。多くはないのですが・・・時々そういう素晴らしいお店にご縁があって楽しんでますが・・・30代40代50代と素晴らしい感覚の料理人がいるので・・・ひもじかった戦後から80年、飲食の成熟を楽しんでいます。(坂本自身は戦後10年経って生まれたので、ひもじさは知らない世代です)さかもとこーひーも美味しいもの好きな常連さんにより楽しんでいただけるよう少しずつ磨いています。そんなこんなで・・・秋に向けて「まろやかな美味しさ、ゆたかな香り」をイメージした2つのこーひーのご紹介です。さかもとこーひーの新しい定番の魅力を意識した新作「ムーンライトカフェ」・・・秋の人気定番こーひーに育った6年目の「つるべ糸」です、お楽しみください。【ムーンライトカフェ】(200gパック)さかもとこーひーが意識している「まろやかな美味しさ、ゆたかな香り」をイメージした、新しいブレンド「ムーンライトカフェ」です。まろやかで柔らかな口当たりとコク・・・バークレーロースト、エチオピア・モカナチュラル、マンデリンのゆたかな香り・・・心地よい余韻・・・ミルクをたっぷり入れて、パンやサンドイッチ、パスタとの食事に、色々なお菓子と一緒に・・・そんな暮らしの中のこーひーをイメージしました。そして・・・エスプレッソにもぴったりです・・・・ラテにするとゆたかな味わいがひと口目から飲み終わっても長く感じられると思います。「エスプレッソNo6」と共にお楽しみください。使った豆は、バークレーロースト、エチオピア・モカナチュラル、マンデリン、にスペシャルティコーヒーのロブスタです。このクオリティの高いロブスタが酸味を包み込み柔らかな味わいに仕上げていて、エスプレッソにもぴったりなブレンドになっています。ベーシックな人気定番こーひーは「ブラジルクラシクス」「カフェボッサ」・・・「特上フレンチ」「レディートラベラー」「バークレー・ロースト」「深煎りグアテマラ」・・・「アトムの子」「カフェヴィータ」・・・等々たくさんあります。この「ムーンライトカフェ」も同じように定番こーひーになるといいなぁーと思ってブレンドしました。1620円/200gパック(税込)【つるべ糸】(200gパック)まろやかでダークな味わいを進化させました・・・6年目の「つるべ糸」です・・秋の日はつるべおとし、そんな季節のブレンドです。(もっとも最近は、つるべおとし死語になっているようです)・・・まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが季節にぴったりです。今年は最近のご常連のお好みをイメージして・・・「バークレーロースト」を使い「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」と「マンデリン・タノバタック」でより上質に、深まる秋むけに味わい深く仕上げました。冷めてからのきれいで明るい印象に上質さが出ていると思います。「バークレーロースト」のしっかりとしたダークな味わいをベースにして・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の素晴らしい質感と「マンデリン・タノバタック」のエキゾチックな魅力がまろやかでダークな味わい深さになっています。栗・チョコレート・ナッツをイメージして・・・季節柄おいもにも合いますね。おだやかでほっと落ち着くような味わいです。すっかり、さかもとこーひーの秋の定番こーひーになりました。ネーミングは矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。1620円/200gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.09.22
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プロのつぶやき1279「おいしいコーヒーのガイドブック」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。まだまだ日中の陽射しの強さ、暑さがきついです、くれぐれもご自愛ください。大相撲九月場所が始まったので・・・TV観られる時はTVで観ますが、幕下以下を楽しみにしていますので・・・ネットで追いかけています。二十歳前後の若者が多いのですが、序二段・3段目・幕下と身体ができてくるのが分かります。大関貴乃花だった藤島親方が息子二人入門した頃・・・まず稽古を出来る身体作りが先だと言っていました。厳しい稽古ができる身体にならないと、強くなる稽古ができないですね。厳しい稽古しても怪我の無い身体が必要です。土日は有明でデビスカップ、コロンビア相手です・・・久々に錦織、西岡、ダニエルと日本のトップ3が揃いました。初日順調に2勝・・・西岡選手は流石の実力で危なげなく勝って・・・錦織選手はキレキレな攻撃的な時とは違いましたが、達人のような美しいプレイでお客を惹きつけ、見事な勝利でした。インタビューではデビスカップや久しぶりの有明センターコート、満員のお客で多少の緊張があったようですが・・・だいぶ本来のプレイに戻ってきたと本人も感じているようです。それにしても1本のショットで観客全員を魅了して、すごいです。そんなこんなで・・・業界で話題になっている「BRUTSUS おいしいコーヒーのガイドブック」を買ってみました。「ブルータスのコーヒー特集です。カフェやロースターが次々とオープンし、飲めるコーヒーはさらに多彩になりました。今回は、好みの一杯を見つけるための案内書です。」とのことです。さかもとこーひーは25年くらい業界誌にもガイドブックや雑誌等に出ていません。取材依頼も無いのですが、こちらから動くこともありませんし・・・協会活動からも距離を置いています。組織が苦手な性格もありますが・・・ネット社会になるまでは業界誌の取材もあったし、知り合いの編集者もいたし、投稿をしたこともありました。その時に気がついたのは編集者は雑誌を売るのが仕事で、業界のあれこれは必要無いんだということでした。(本質からズレていても、目先の受けが良い内容を優先する印象です。)まぁ、考えてみれば当たり前です・・・先輩達を見ていても、同じような名店が業界誌への露出の違いによって知名度が違っていました。業界誌で連載を持って、有名になり、その後グループ化して拡大した方が何人かいらっしゃいます。その仕組みに気づいた時、なるほどなぁー、大人だなぁーと感心しました。(さかもとこーひーはサポートしているお店が10店舗ほどありますが・・・焙煎や商いのサポートで、生豆の仕入れはさかもとこーひーを通さずインポーターさんと直接やってもらっています、勿論生豆のアドバイスはしています。)そこにインターネットが現れて・・・HPやブログ等自分のメディアが持てるようになったので・・・自分のメディアで常連さん向けの情報発信するようになり、もう25年になりました。雑誌や業界誌に出れば気分いいこともあるでしょうし・・・露出することで営業の役に立つこともあるでしょう。しかし、自店の商いに問題なければ、マスメディアへの露出は避けた方が良いこともあるので・・・避けています、おかげさまで地味に地味に31年間微増してきました。自家焙煎のビーンズショップにとって急成長はリスクがあるんです・・・素材の確保や焙煎等オペレーションが崩れます・・・クラフト・職人仕事なんで、コントロール出来ない仕事量になると安定したクオリティを維持できません。(マスメディアを避けても商売になれば、多くの小さな店もやっていけるでしょう)そこで「BRUTSUS おいしいコーヒーのガイドブック」です。まぁ、アラ古希の爺いが言うのもなんですが・・・世代交代が誌面に出てますね・・・若い人、と言っても30代40代ですが・・・スペシャルティコーヒーに参入した頃坂本は40代半ばでしたし・・・業界のお偉方は今思えば60代70代で、随分と年寄りに見えたものでした・・・今は自分がその年寄りですが(笑)「BRUTSUS おいしいコーヒーのガイドブック」の内容は、BRUTSUSという雑誌の宿命で・・・若い人向けで、トレンド発信・・・外で飲む場合はカフェで若い人が多いでしょうが・・・最近のアメリカの調査では、スペシャルティコーヒーは家庭で飲まれているとありました。アメリカの地方都市の家庭を舞台にしたホームドラマ観ていると・・・朝のキッチンでコーヒーメーカーやカフェプレスで一人一人マグカップに注いで、マフィンつまんで、わいわいお話ししたり、出勤していったりがよくあります。(朝は保温ポットのコーヒーメーカー、来客の時はプレスが印象的でした。20年くらい前のドラマだとガラスのサーバーですが、最近は保温ポットなのがリアルです。)そうそう・・・米国コーヒー市場調査によると、1日のコーヒー消費量は過去20年以上で最高レベルに達しているそうです。自宅でのコーヒー消費量(常に最も人気がある)が過去最高を記録したということで・・・1日のスペシャルティコーヒーの消費量は大幅に増加していて、、2011年以降なんと80%増加しているんだと。さらに・・・アメリカ人にとって、お気に入りのコーヒーを楽しむ場所として、最も人気のあるのは自宅で・・・1日のコーヒー飲用者の83%が自宅でコーヒーを飲み、35%が自宅以外でコーヒーを飲んでいるとレポートされていました。その辺、ホームコーヒーへの視点がアメリカと日本で大きな違いを感じます・・・スペシャルティコーヒーが家庭に親しまれてきているのが伝わってきます。日本に入ってくる情報はファッション性のあるカフェ情報が目立っています・・・日常の暮らしの情報では雑誌には地味ですね。POPEYEなら若者向けで、BRUTSUSは大人向けだったと思いますが・・・それも又昔の話しなんでしょうか? 大人向けだったら、成熟した大人の暮らしの中のスペシャルティコーヒーが記事になっていたら・・・ホームこーひーにフォーカスしてきたさかもとこーひーとしては膝ポンなんですけどね~~BRUTSUS創刊から44年、POPEYE創刊から48年です。最新、先端、スペック、情報やファンション、ムーブメントが溢れていて・・・スペシャルティコーヒーのある豊かな日常・暮らしはどんなに魅力的なのかが伝わってきません。「好みの一杯を見つけるための案内書」とあるのに・・・今のスペシャルティコーヒーにどのような多様な魅力があるのかが伝わってきません。好みの一杯のためには、多様な魅力が前提となるだろうと思うのですが・・・先端だったり、おしゃれだったり、世界を目指したり・・・カフェの紹介になってしまっています。美味しいパンもお菓子も料理も色々とあって、それらをさらに魅力的にできるスペシャルティコーヒーの可能性があるのに・・・カフェの話題ばかり。毎日の家庭でのコーヒー、職場でのコーヒー・・・お気に入りのカフェでのコーヒー、レストランでのコーヒー・・・それぞれのシーンに相応しい味わいがあるし・・・軽食やスイーツ、デザートをより引き立てる美味しさもあります。勿論、コーヒーだけでの多様な魅力があって・・・色々なお好みに合ったコーヒーがあります。女性誌ならば暮らしの中のコーヒー、そういう内容になりそうですが・・・女性誌ではコーヒー特集やらないでしょうね~・・・雑誌を売るのが仕事ですからねー。日本のドラマだと、こだわりのコーヒーを丁寧にドリップしたりして・・・相変わらずだなぁーといつも思っています。公民館に呼ばれる時は「コーヒーの上手な淹れ方教室」というタイトルがほとんどなんですが・・・必ずタイトルを変えてもらっています。コーヒーというと「上手な淹れ方」というイメージを変えたいからです。ですから、内容も農産物としてのコーヒー、焙煎という調理、そして3種類のコーヒーをプレスで淹れて、どれがお好みか、お菓子と一緒に楽しんでもらっています。おかげさまで、毎回定員オーバーでの抽選になり、毎年リピートしてくださる公民館が多く、励みになっています。残暑の9月ですが、今月は公民館が2回あり・・・秋冬へと向かいます。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.09.15
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プロのつぶやき1278「似たような焙煎のアドバイス」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。朝晩涼しくなりました・・・毎年書いていることですが、9月になるとあっという間にお正月です(笑)・・・今年残り4ヶ月を切りました。井上尚弥チャンプほか4試合素晴らしい内容のボクシング観て、フォローの情報を観て・・・錦織選手のイタリアチャレンジャーの試合観てたら1週間経ってしまいました。そして、パリパラリンピックの車いすテニスで今朝小田凱人選手が金メダル、昨日は上地結衣選手が シングルスとダブルスで金メダル日本女子史上初の2冠になりました、すごい!最近の車いすテニスは進化が早く、スピード・パワー・テクニックと惹きつけられてとっても面白いスポーツになっていますので、繰り返し観る楽しみがあります、おめでとうございます。勿論、仕事もしていて・・・色々と打合せしたり、卸先のオリジナルブレンド作ったりしてますが・・・サポートしている仲間3人の似たような焙煎のアドバイスが続きました。そうそう、その前に卸先のカフェで、若い人が焙煎した豆淹れてくれました。初心者にしては上手に焙けています。しかし水分抜きが甘く重い味わいが残り、デベロップも甘いので香りや余韻のキレも魅力も弱いのです・・・使っている豆は良いクオリティで仕入れは高そうです。淹れてくれたバリスタにその辺を説明して・・・でも、これ焙煎した人は自信満々でしょうと言ったら・・・なんで分かるんですかと(笑)焦げてもしないし、一見まろやかな味わいだからカッピングのレベルによってはこの焙煎の改善点がわからなかったり、素材の持っているそれ以上のポテンシャルのある魅力を理解できなかったりするのが、多くの初心者が陥るところだからなんです。(そして、こういう豆は湯温を下げたり、粗挽きにしたり、ドリップを工夫したりするわけです)しかも、仕入れ値が高そうだから販売価格も結構な値段になっていますので、そうは売れないでしょう。まぁ、味覚レベルの問題と言ってしまえばそれまでなんですけどね・・・。そんなこんなで・・・先程の3人ですが・・・きちんと焙煎できているんです。しかし、3人ともにそれで良いのか、もっと魅力的になるんじゃ無いかと疑問を持って豆を送ってきたんです。素晴らしい素材をきちんと焙煎すると一口目二口目は思ったほど印象が無い場合があります。まぁインパクトに欠けると言いますか。高いいい豆だから一口目からインパクトが欲しいんでしょう。その辺難しい問題で・・・料理でもお菓子でもワインやお酒でも、静かな美味しさがあります。ゆっくりと味わうとその静かな美味しさが身に染みてきて感動すると言いますか。インパクト勝負の美味しさもありますが、色々とあります。せっかくのそのような美味しさに不足を感じてあれこれいじりだすと台無しです。素材に無い魅力を求める場合もあります・・・グアテマラなのにケニアやモカ・イルガチェフェのような香りが欲しいとか、繊細でフローラルなブラジルなのに、チョコレート系の甘さが欲しいとか。その辺は自分が届けたい香りや味わいの素材を使うしか無いですね。まぁ、良い素材をきちんと焙煎できて上での次の課題です・・・一般的には焙煎の問題のある場合がほとんどでしょう。日本のスペシャルティコーヒー最初の頃から、美味しさとか香りとか色々と言っても、業界がプレゼン合戦のところがあって・・・最近の若い人はさらにファッション性が加わっているように感じています。スペシャルティコーヒーはクラフトであり、際立つ美味しさと習ったんですが・・・。写真は予約の取れない名人芸町中華の春巻きですが・・・食べる前からその見事な色合いに驚きました。完全に狙った色合いでしょう。よく焼けたフィナンシェのようで・・・ひと口食べると、よく出来たパイのように繊細な皮がほろほろとして、口いっぱいに快感が広がりました。焦がしてもダメ、揚げが弱くてもダメ・・・素晴らしい。勿論、皮だけではなくて、中身の餡も工夫されてご機嫌でした。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.09.08
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プロのつぶやき1278「閉店・倒産ニュースで感じました」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。9月に入りました・・・朝晩グッと涼しくなって、昼間の暑さもピークを過ぎて心安らぐほどですが、迷走台風で被害が出ています・・・くれぐれもご安全にしてください。しかし、アラ古希にとってこの夏の暑さはきついですね・・・具合悪くなる人が出るのもわかります。今週は、テニスのUSオープンと、錦織選手出場のイタリアでのチャレンジツアー大会を観ています。錦織選手はコンデション良くなって、流石のプレイで2試合勝ち進みましたが、3試合目は肩の痛みでリタイアでした。多少の痛みを我慢して勝ち進み、故障して長期離脱を過去にしていましたので・・・もう大きな故障はできないので、試合前の棄権のニュースを見て少し安心しました。一方、このところ同世代の活躍が伝わってきています。先週有楽町朝日ホールで見てきた「談春芸歴40周年」、談春師匠は年下ですが・・・若手から観ていて、もう60歳前で、名人への道を歩んでいます。志の輔師は43周年、同世代です。アルフィーが50周年でメディアでの露出が目立っています・・・高校時代知り合った3人がデビュー50周年、解散することも無く、全国ツアーを今だにまわっています。そういう意味ではスタレビやマーチン鈴木雅之も全国ツアーをいまだにやっています。達郎も同じですが・・・それぞれのファン層が微妙に違うのが面白いです。マーチンのファンは還暦になっても、昔はポニーテールのロックンロール少女だったという女性ファンがガンガン踊っていますし・・・達郎のファンは地味で頑固そうな爺いが多いです(自分も含めて(笑))・・・スタレビやアルフィーは明るく楽しそうなファンが多いですね。同じ立川流でも志の輔・談春・談笑とお客さんが違います。いずれにしても・・・全国ツアーをできるっていうのは、それだけのファン・常連さんがいるってことでして・・・・若い頃ヒットしたからその勢いでのツアーとは違います。まぁ、音楽好きの少年が50年経っても全国ツアーできてるってのは・・・戦後10年くらい経っての生まれで、なんとなくのんびり育った世代だからこそかなと、自分に重ねてしまいます。音楽業界なんて、のんびりした音楽好きは生き残れない世界で・・・人を押し除けても駆け上がる成り上がりのエネルギー勝負の要素が大きいでしょうが・・・飢えを知らない世代の成熟の一つかなと思います。(最も、戦後成長期の蓄積を寄ってたかって食い潰してしまった日本の今でもありますが)アラ古希になっても全国ツアーにまわっているのは凄いです・・・それぞれのファン・常連さんの多さですね。そんなこんなで・・・去年の秋冬から目立ってきた飲食店、カフェの閉店ですが・・・この春夏でも飲食店・カフェ・自家焙煎店の閉店や倒産が伝わってきています。中には知っているお店もあって・・・気がしずみますが、何年も前から危ないなぁーと感じていたお店が無くなることも多く・・・商売の厳しさなんでしょう。最近のお店に感じるのは・・・浮ついた感じや自己実現の手段になっている感じです。お店はお客さんに必要とされないと継続できません。勿論店主の個性は出そうと思わなくても出てしまうものですが・・・勢いやハッタリの商売では長続きしません。(学園祭レベルと揶揄してしまいます)ただでさえ、個人店は経営資源(人ものお金情報等)が少ないので最初から不利なんです、大手も老舗も新しい個人店も商売はハンデキャップ無しです。そしてネット情報はあっても・・・地道な商いの基本や原則から外れているお店があまりにも多いと思っています。カフェで言えば・・・客単価の低い業種ですから、ある程度客数が必要です。客席×営業時間が客数には大きく関係するのに・・・少ない客席で短い営業時間、週休2日とか・・・どうするの?って感じです。料理やスイーツに手間をかけますが・・・プロの料理人やケーキ屋パン屋のようには量を作れません。少ない客数ならばシェフや親方の個人技で客単価1万円前後(あるいは5000円以上)のスタイルでないと厳しい。予約の取れないお店に誘われて行く機会がありますが・・・メンバーは美味しいもの大好きな人ばかりで・・・どのお店も1万円前後で、美味しさも量もお酒も大満足なお店ばかり・・・焼き鳥・中華・焼肉・和食・フレンチ等々・・・しかもこじんまりとしたお店ばかり、しかもはったり無し・・・店主の気持ちと技が素晴らしい・・・そんな魅力的でお値打ちなお店は食べ歩き大好きなお客でいっぱいです。まさに個人技のお店ですね。カフェではそうはいきません・・・すぐテイクアウトしたいのにハンドドリップされてはミスマッチです。さかもとこーひーは「全盛期のない商い」を基本にして、毎年ほんの少しずつ常連さんが増えるようにしてきました。大きく儲かることも無いし、急拡大もできません。個人店に相応しいと思っています。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.09.01
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【ペーパームーン】17年目の秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」・・・爽やか軽やかな味わいに余韻のボリビアがいい仕事しています。まろやかさと豊かな口当たり、さらにボリビアのハーブやフローラルな魅力をイメージしました。親しみやすいまろやかでやさしい味わいと甘さが穏やかに落ち着いたひと時にぴったりでしょう・・・冷めると甘さにほのかな柑橘系のキャラが一体となって、爽やかさやキレの良さを引き立てています・・・クッキーやラスク、落雁なんか最高に合うでしょう。日が暮れるのがどんどん早くなってくる季節、夕方買い物にでた帰り、車から見上げるお月さんの奇麗な事、そんな季節に合わせました。1973年のテイタム・オニールとライアン・オニールが父娘共演した思い出の映画からネーミングしました。上品で華やかな香りと余韻、ベースは親しみやすい口当たりと優しい甘さで…爽やかで華やかな香りが魅力的だと思います。ブレンドはブラジルクラシクス、タンザニア・ムベヤ、ボリビア・アルベルトです・・・ブラジルクラシクスの親しみやすい味わいにタンザニア・ムベヤとボリビア・アルベルトが際立った香りと味わい、余韻にしてくれます。夜空の透明感から、秋の爽やかさをイメージする上品さや優しい味わいがより魅力的になったと思います。「ボリビア・アルベルト」のハーブやフローラルに、「タンザニア・ムベヤ」の柑橘系の魅力が一体となったなんともいえない香りがご機嫌な仕上がりになりました。その香りがいつまでも心地よく続きます、お楽しみください。
2024.08.29
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【ベラ・ノッテ】(200gパック)さかもとこーひーを代表する季節の深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」です。ベラ・ノッテは「美しい夜」、雑味エグ味の無いクリーンで美しい味わい・・・そしてダークな深煎りを美しい夜ベラ・ノッテに重ねました。空気が澄んできて、星空が光り輝くようになる秋向けの・・・ダークな深煎りの魅力に華やかな香りと余韻、ミルクやチョコレートとの相性の良いキレの良さ・・・冷めるとまろやかな口あたりが次のひと口を誘います・・・円やかでクリーミーな深煎りの魅力がどなたにも親しまれています。2001年にデビューしてさかもとこーひーを代表するブレンドになった24年目の「ベラ・ノッテ」…こーひーで常連のみなさんの暮らしに季節感を感じて頂きたいと思って作りましたが…「ベラ・ノッテ」で秋を感じるみなさんが増えました。最近、スペシャルティコーヒー業界の若い人が浅煎りだけでは無く、深煎りの魅力にも注目しているようですが・・・さかもとこーひーは20年以上前からスペシャルティコーヒーの深煎りの魅力をお届けしてきました。スペシャルティコーヒーらしい深煎りブレンドをイメージしました・・・ざらついた苦味や重い酸味ではなくて・・・きれいな味わい、後味のキレの良さ、深煎りのダーク感・・そしてミルクに合うように・・・ベラ・ノッテはきれいな夜という意味だそうで・・・深煎りを夜に、そして秋の夜に輝く星の美しさをイメージしました。深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、タンザニア・ムベヤのブレンドです。スペシャルティコーヒーの深煎りの焙煎は、より繊細なコントロールを求められます・・・焦がさずにダークな魅力に焙けると、素材の良さが生かされます。
2024.08.28
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「ケニア・ニエリ」常連さんや卸さきのカフェからケニアはいつ発売するのかリクエストされていました、お待たせしました。一口目から口いっぱいに広がるスイートシトリック・・・甘さに包まれた華やかさが「ケニア・ニエリ」らしい魅力です。柔らかな口当たり、なめらかで豊かな味わいと質感、そして長く続く余韻、ケニアのトップクオリティの魅力が伝わってきます。ケニアは酸味のボリュームがあるので、一般的にはお勧めに気を使うシングルオリジンなんですが・・・この「ケニア・ニエリ」はどなたにも安心してお勧め出来る柔らかな魅力です。シトリック系フローラルからベリー系の甘さの余韻をゆっくりと味わうとこれもコーヒーの個性の一つなんだと、スペシャルティコーヒーの可能性を感じます。少し冷めると繊細な質感からエレガントさを感じられ・・・オレンジのキャラと甘さが一体となり・・・ブルゴーニュの赤ワインを思わせるような余韻がご機嫌です。ケニアは昔から好きなコーヒーで・・・スペシャルティコーヒーに出会うまでは深煎りに仕上げていました。25年近く前にケニアのトップクオリティに出会ってからは、中煎りにして、その香りや味わいのボリューム感がお気に入りでした・・・さらにトップのケニアに出会ったら、より完熟度が高く、酸が甘さに包まれて、柔らかな口当たりで、どなたにもお勧めしやすくなりました。まろやかな口当たりの良さ、余韻まで心地よい香り、豊かなコクと素晴らしい豆です、お楽しみください。品 種: SL28、SL34栽培地: ニェリ地域 マシラ地区 カラティナ、 ケニア山の南麓 ギカンダ農協標 高: 1700~1800m土壌: 肥沃な赤色の沖積土 有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含むコーヒーの樹にとって良質な土壌。収穫時期: 11月~12月生産処理: 1 工場周辺の生産者が収穫したチェリーを工場に搬入2 赤い実のみを手選別 (右下写真)3 工場所有の水流比重選別方式でパルピング、発酵、ソーキング(きれいな水に浸ける。)、水洗4 アフリカンベッドで天日乾燥、脱穀工場でドライミリング後、精製ケニアは世界の中で最も優れたコーヒーを生産する国の一つとして知られています。 トップクラスのロットには、ワイン、フルーツ、スパイスの様な香り、良質な明るい酸味、ボディ、甘味があり、他国のコーヒーとの違いが明らかに分かります。 ケニアでは昔ながらの伝統的かつ丁寧な生産が行われております。村の中に水洗工場があり、そこに生産者がチェリーを搬入します。搬入前に写真右のようにチェリーの手選別をしなければなりません。その後、水流比重選別式パルパーによる皮むき、発酵工程、ソーキング(綺麗な水に一昼夜浸漬)、水路での水洗、アフリカンベッド(棚)でのパーチメントの天日乾燥、パーチメントの安定化(30~40日程度木製サイロで寝かせる工程。風味の安定の為実施。)を経て、脱穀精製されます。栽培、施肥、農薬など水洗工場から指導を受けているかどうか、実行しているかどうかが、品質に大きく影響します。また各農家は農地1ha以下、収量は生豆換算2-3袋程度で、更に支払いも半年以上先になるので、現在の価格レベルでも他の作物に比べて魅力が少ないという現状があります。なおケニアでは年2回の収穫期があり、大きな収穫であるメインクロップ(9月~12月)、サブのフライクロップ(5~7月)となっています。一般的にケニアの特徴が豊な品質の高いものは、メインクロップから出ることが多いようです。 ケニアのロット全てが良質な特徴を持つケニアコーヒーではありません。品質にはかなりの格差があり、品質マインドの高い生産者、栽培、施肥管理、収穫、生産処理、選別が大きく影響します。 良質なロットの選抜には多大な労力を要します。ンダロイニ水洗工場は、ケニアの中でも特に特徴のある味わいを生み出す、ニェリ地域マシラ地区に位置します。名前のンダロイニ(Ndaroini)とは、土地の言葉であるキクユ語で“沼地”を意味します。この周辺は以前から沼地に囲まれ、バナナやサツマイモなどの農産物の名産地でもあり、農業に適した環境が整っています。
2024.08.27
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【はじまりの秋】(200gパック)60代記念ブレンド「はじまりの秋」ですが・・・毎年リニューアルしてご好評いただいて、あっという間に9年経って、気がついたら「晩秋のはじまり」になってしまいました(笑)・・・なので「まろやかな味わいと華やかな香り、余韻の甘さ」をイメージしていた「はじまりの秋」ですが・・・いよいよ晩秋ということで「よりまるく円やかに、そして華やかさがゆっくりと余韻を魅力的にするよう」にブレンドしました。使ったこーひーは「バークレーロースト」「ケニア・ニエリ」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。一口目からよりやさしく丸くまろやかな口当たり・・・口いっぱいに広がる豊かな香り、きれいな余韻・・・フローラル、オレンジ、チェリー、ミルクチョコレート・・・まろやかな味わいが酸味や苦味を包み込んで、華やかさと甘さ心地よさが上手くバランス取れたと思います。スペシャルティコーヒーを25年ほど扱ってきて、自分自身も晩秋を意識するようになったから出来たブレンド「はじまりの秋」です。こーひーだけでゆっくりと味わうのもお勧めですし・・・少し高級なチョコレート、プラリネのチョコとかとゆっくり楽しむのもお勧めです。バニラの効いたスイーツもいいですね。ケニア・ニエリの魅力を生かして、なかなかお気に入りのブレンドになったと思います。以前、イッセー尾形さんが言っていた「人生は秋からが楽しい」を意識してイメージした味わいです。・・・・以下は9年前に「はじまりの秋」を新発売した時のご案内です、60代があっという間に過ぎていきました。(外山安樹子トリオも20年になろうとしています、ジャズのトリオはアルバム3枚出すと別れると聞きますが、外山安樹子トリオ素晴らしいです。)デビューの時からファンの外山安樹子トリオが10年を迎えるそうですが…その5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブでこの「はじまりの秋」を聴いていて浮かんだ新しいブレンドです。秋と言っても人生の秋…60代を人生の秋というそうですが…冬の前の秋というよりは、秋がはじまるといったエネルギーを感じさせるネーミングです。味の仕事に就いて43年…「はじまりの秋」のテーマは…オーソドックスに、バランスよく、さりげなくとんでもない…そんなイメージからスタートしました。まずブレンドしたのが…グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、ケニアの3つで…結局決まったのもこの3つでした、ブレンド比率も最初にカッピングしたもので決定、1分もかからずほとんど頭の中でできたものを確認しただけでした。(息子には比率を変えての検証カッピングをさせましたが…。)まず、華やかな印象がポイントです…フローラルやオレンジの印象…後味のキレが良くて…ひと口目から柔らかな口当たり…余韻は華やかな甘さからバランスの良さが次のひと口を誘います。どなたにも親しみやすくバランスの良いオーソドックスな魅力…超常連さんには味わえば味わう程味わい深い…お楽しみください。パウンドケーキや柑橘系、チョコレート系のケーキ…生クリーム系にも勿論合いますね。「外山安樹子トリオの5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブで…ピアノの恩師の還暦の会で「これから乗馬、英会話、介護の資格、海外旅行バンバンするの」と先生が仰ったそうで…そんなエネルギッシュな先生への感謝の気持ちから曲が出来て…還暦を過ぎると「人生の秋」と言われるそうですが先生にとっては「はじまりの秋」なんだなぁーとネーミングされたそうです。」先日イッセー尾形さんが「人生は秋からが楽しい」とインタビューで仰ってましたが…まぁ、そんなイメージです。
2024.08.26
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プロのつぶやき1277「はじまりの秋、ケニア・ニエリ、ベラ・ノッテ、ペーパームーン」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。8月も終わりですね、相変わらずの酷暑ですが、なんとか無事台風をやり過ごして・・・朝晩は夏の終わりを多少は感じるようになりました。水曜日にお誘い受けて武蔵小山まで焼肉食べに行ってきたんですが・・・お店に着く頃に雲行きが怪しきなって、食事中は目黒渋谷市ヶ谷と豪雨のニュースでした。ほんと熱帯のスコールですね・・・変える頃には雨が通り過ぎてなんとか濡れずに帰れてラッキーでした。このところ夏バテか?怠くてイマイチ調子が上がりませんでしたが・・・いつも水分補給は水なのでアクエリアスとか飲んだらスッキリして、焼肉食べたら元気になってきました(笑)土曜日はコレド室町テラスに開店したピエールマルコリーニさんに寄って、店内のマシンで作った「タービネ ミニュット」という出来立てを味わえるアイスクリーム(以前味わって感動しました)でのアフォガードを頂いてきました。タービネ ミニュットは、シルキーで軽やかなマウスフィールが今までに経験したことの無いもので、それをアフォガードにしたらどうなるのか?・・・アイスクリームもエスプレッソも初めての味わいになって、うっとり・・・デザートのさらなる可能性を感じました。その後は、有楽町で立川談春芸歴40周年独演会「へっつい幽霊」「ねずみ」の2席を堪能・・・これでさよなら夏の日です。そんなこんなで・・・爽やかな秋に向けてのこーひー4種類のご紹介です。9年目の人気ブレンド「はじまりの秋」・・・お待たせしました、リクエストの多かった「ケニア・ニエリ」・・・秋の定番深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」・・・秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」です、お楽しみください。【はじまりの秋】(200gパック)60代記念ブレンド「はじまりの秋」ですが・・・毎年リニューアルしてご好評いただいて、あっという間に9年経って、気がついたら「晩秋のはじまり」になってしまいました(笑)・・・なので「まろやかな味わいと華やかな香り、余韻の甘さ」をイメージしていた「はじまりの秋」ですが・・・いよいよ晩秋ということで「よりまるく円やかに、そして華やかさがゆっくりと余韻を魅力的にするよう」にブレンドしました。使ったこーひーは「バークレーロースト」「ケニア・ニエリ」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。一口目からよりやさしく丸くまろやかな口当たり・・・口いっぱいに広がる豊かな香り、きれいな余韻・・・フローラル、オレンジ、チェリー、ミルクチョコレート・・・まろやかな味わいが酸味や苦味を包み込んで、華やかさと甘さ心地よさが上手くバランス取れたと思います。スペシャルティコーヒーを25年ほど扱ってきて、自分自身も晩秋を意識するようになったから出来たブレンド「はじまりの秋」です。こーひーだけでゆっくりと味わうのもお勧めですし・・・少し高級なチョコレート、プラリネのチョコとかとゆっくり楽しむのもお勧めです。バニラの効いたスイーツもいいですね。ケニア・ニエリの魅力を生かして、なかなかお気に入りのブレンドになったと思います。以前、イッセー尾形さんが言っていた「人生は秋からが楽しい」を意識してイメージした味わいです。・・・・以下は9年前に「はじまりの秋」を新発売した時のご案内です、60代があっという間に過ぎていきました。(外山安樹子トリオも20年になろうとしています、ジャズのトリオはアルバム3枚出すと別れると聞きますが、外山安樹子トリオ素晴らしいです。)デビューの時からファンの外山安樹子トリオが10年を迎えるそうですが…その5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブでこの「はじまりの秋」を聴いていて浮かんだ新しいブレンドです。秋と言っても人生の秋…60代を人生の秋というそうですが…冬の前の秋というよりは、秋がはじまるといったエネルギーを感じさせるネーミングです。味の仕事に就いて43年…「はじまりの秋」のテーマは…オーソドックスに、バランスよく、さりげなくとんでもない…そんなイメージからスタートしました。まずブレンドしたのが…グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、ケニアの3つで…結局決まったのもこの3つでした、ブレンド比率も最初にカッピングしたもので決定、1分もかからずほとんど頭の中でできたものを確認しただけでした。(息子には比率を変えての検証カッピングをさせましたが…。)まず、華やかな印象がポイントです…フローラルやオレンジの印象…後味のキレが良くて…ひと口目から柔らかな口当たり…余韻は華やかな甘さからバランスの良さが次のひと口を誘います。どなたにも親しみやすくバランスの良いオーソドックスな魅力…超常連さんには味わえば味わう程味わい深い…お楽しみください。パウンドケーキや柑橘系、チョコレート系のケーキ…生クリーム系にも勿論合いますね。「外山安樹子トリオの5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブで…ピアノの恩師の還暦の会で「これから乗馬、英会話、介護の資格、海外旅行バンバンするの」と先生が仰ったそうで…そんなエネルギッシュな先生への感謝の気持ちから曲が出来て…還暦を過ぎると「人生の秋」と言われるそうですが先生にとっては「はじまりの秋」なんだなぁーとネーミングされたそうです。」先日イッセー尾形さんが「人生は秋からが楽しい」とインタビューで仰ってましたが…まぁ、そんなイメージです。1620円/200gパック(税込)【ケニア・ニエリ】(200gパック)常連さんや卸さきのカフェからケニアはいつ発売するのかリクエストされていました、お待たせしました。一口目から口いっぱいに広がるスイートシトリック・・・甘さに包まれた華やかさが「ケニア・ニエリ」らしい魅力です。柔らかな口当たり、なめらかで豊かな味わいと質感、そして長く続く余韻、ケニアのトップクオリティの魅力が伝わってきます。ケニアは酸味のボリュームがあるので、一般的にはお勧めに気を使うシングルオリジンなんですが・・・この「ケニア・ニエリ」はどなたにも安心してお勧め出来る柔らかな魅力です。シトリック系フローラルからベリー系の甘さの余韻をゆっくりと味わうとこれもコーヒーの個性の一つなんだと、スペシャルティコーヒーの可能性を感じます。少し冷めると繊細な質感からエレガントさを感じられ・・・オレンジのキャラと甘さが一体となり・・・ブルゴーニュの赤ワインを思わせるような余韻がご機嫌です。ケニアは昔から好きなコーヒーで・・・スペシャルティコーヒーに出会うまでは深煎りに仕上げていました。25年近く前にケニアのトップクオリティに出会ってからは、中煎りにして、その香りや味わいのボリューム感がお気に入りでした・・・さらにトップのケニアに出会ったら、より完熟度が高く、酸が甘さに包まれて、柔らかな口当たりで、どなたにもお勧めしやすくなりました。まろやかな口当たりの良さ、余韻まで心地よい香り、豊かなコクと素晴らしい豆です、お楽しみください。品 種: SL28、SL34栽培地: ニェリ地域 マシラ地区 カラティナ、 ケニア山の南麓 ギカンダ農協標 高: 1700~1800m土壌: 肥沃な赤色の沖積土 有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含むコーヒーの樹にとって良質な土壌。収穫時期: 11月~12月生産処理: 1 工場周辺の生産者が収穫したチェリーを工場に搬入2 赤い実のみを手選別 (右下写真)3 工場所有の水流比重選別方式でパルピング、発酵、ソーキング(きれいな水に浸ける。)、水洗4 アフリカンベッドで天日乾燥、脱穀工場でドライミリング後、精製ケニアは世界の中で最も優れたコーヒーを生産する国の一つとして知られています。 トップクラスのロットには、ワイン、フルーツ、スパイスの様な香り、良質な明るい酸味、ボディ、甘味があり、他国のコーヒーとの違いが明らかに分かります。 ケニアでは昔ながらの伝統的かつ丁寧な生産が行われております。村の中に水洗工場があり、そこに生産者がチェリーを搬入します。搬入前に写真右のようにチェリーの手選別をしなければなりません。その後、水流比重選別式パルパーによる皮むき、発酵工程、ソーキング(綺麗な水に一昼夜浸漬)、水路での水洗、アフリカンベッド(棚)でのパーチメントの天日乾燥、パーチメントの安定化(30~40日程度木製サイロで寝かせる工程。風味の安定の為実施。)を経て、脱穀精製されます。栽培、施肥、農薬など水洗工場から指導を受けているかどうか、実行しているかどうかが、品質に大きく影響します。また各農家は農地1ha以下、収量は生豆換算2-3袋程度で、更に支払いも半年以上先になるので、現在の価格レベルでも他の作物に比べて魅力が少ないという現状があります。なおケニアでは年2回の収穫期があり、大きな収穫であるメインクロップ(9月~12月)、サブのフライクロップ(5~7月)となっています。一般的にケニアの特徴が豊な品質の高いものは、メインクロップから出ることが多いようです。 ケニアのロット全てが良質な特徴を持つケニアコーヒーではありません。品質にはかなりの格差があり、品質マインドの高い生産者、栽培、施肥管理、収穫、生産処理、選別が大きく影響します。 良質なロットの選抜には多大な労力を要します。ンダロイニ水洗工場は、ケニアの中でも特に特徴のある味わいを生み出す、ニェリ地域マシラ地区に位置します。名前のンダロイニ(Ndaroini)とは、土地の言葉であるキクユ語で“沼地”を意味します。この周辺は以前から沼地に囲まれ、バナナやサツマイモなどの農産物の名産地でもあり、農業に適した環境が整っています。2160円/200gパック(税込)【ベラ・ノッテ】(200gパック)さかもとこーひーを代表する季節の深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」です。ベラ・ノッテは「美しい夜」、雑味エグ味の無いクリーンで美しい味わい・・・そしてダークな深煎りを美しい夜ベラ・ノッテに重ねました。空気が澄んできて、星空が光り輝くようになる秋向けの・・・ダークな深煎りの魅力に華やかな香りと余韻、ミルクやチョコレートとの相性の良いキレの良さ・・・冷めるとまろやかな口あたりが次のひと口を誘います・・・円やかでクリーミーな深煎りの魅力がどなたにも親しまれています。2001年にデビューしてさかもとこーひーを代表するブレンドになった24年目の「ベラ・ノッテ」…こーひーで常連のみなさんの暮らしに季節感を感じて頂きたいと思って作りましたが…「ベラ・ノッテ」で秋を感じるみなさんが増えました。最近、スペシャルティコーヒー業界の若い人が浅煎りだけでは無く、深煎りの魅力にも注目しているようですが・・・さかもとこーひーは20年以上前からスペシャルティコーヒーの深煎りの魅力をお届けしてきました。スペシャルティコーヒーらしい深煎りブレンドをイメージしました・・・ざらついた苦味や重い酸味ではなくて・・・きれいな味わい、後味のキレの良さ、深煎りのダーク感・・そしてミルクに合うように・・・ベラ・ノッテはきれいな夜という意味だそうで・・・深煎りを夜に、そして秋の夜に輝く星の美しさをイメージしました。深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、タンザニア・ムベヤのブレンドです。スペシャルティコーヒーの深煎りの焙煎は、より繊細なコントロールを求められます・・・焦がさずにダークな魅力に焙けると、素材の良さが生かされます。以下は最初の頃の「ベラ・ノッテ」ご紹介文です。・・・1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。その《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》がこの夏に20周年リマスターで発売されました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。「ベラ・ノッテ」は…深グアテマラ、深エルサルバドル、ケニアのブレンドで…最近深煎りのご注文が増えているので…少し深煎りの感じを強め、なおかつ円やか滑らかさのバランスに仕上げました。最近「深煎りグアテマラ」の仕上の火力を微妙に強めてダークな印象を強めましたので…「ベラ・ノッテ」の夜のイメージに合っているかなと思います。深煎りのグアテマラをメインにして、エルサルバドルを使い、そしてケニアで後味のキレの良さを出します。深く円やかな味わい、甘い苦味、キレの良い後味、香りはやさしく華やかさもあって…こんなイメージです。深煎りのブレンドですが、苦味よりも円やかさきれいさ味わいの深みの魅力をイメージしています。この「ベラ・ノッテ」を作った時…こんなタイプの深煎りブレンドは無いだろうと思いましたが…17年経っても見かけないですね…知らないところであるのかな?初秋から晩秋…初冬から厳冬…グアテマラ、ケニア、エルサルバドルを使って微妙にブレンドを変えていきます。季節の人気ブレンドになった「ベラ・ノッテ」をこれから約半年…お楽しみください。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います。1080円/200gパック(税込)【ペーパームーン】(200gパック)17年目の秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」・・・爽やか軽やかな味わいに余韻のボリビアがいい仕事しています。まろやかさと豊かな口当たり、さらにボリビアのハーブやフローラルな魅力をイメージしました。親しみやすいまろやかでやさしい味わいと甘さが穏やかに落ち着いたひと時にぴったりでしょう・・・冷めると甘さにほのかな柑橘系のキャラが一体となって、爽やかさやキレの良さを引き立てています・・・クッキーやラスク、落雁なんか最高に合うでしょう。日が暮れるのがどんどん早くなってくる季節、夕方買い物にでた帰り、車から見上げるお月さんの奇麗な事、そんな季節に合わせました。1973年のテイタム・オニールとライアン・オニールが父娘共演した思い出の映画からネーミングしました。上品で華やかな香りと余韻、ベースは親しみやすい口当たりと優しい甘さで…爽やかで華やかな香りが魅力的だと思います。ブレンドはブラジルクラシクス、タンザニア・ムベヤ、ボリビア・アルベルトです・・・ブラジルクラシクスの親しみやすい味わいにタンザニア・ムベヤとボリビア・アルベルトが際立った香りと味わい、余韻にしてくれます。夜空の透明感から、秋の爽やかさをイメージする上品さや優しい味わいがより魅力的になったと思います。「ボリビア・アルベルト」のハーブやフローラルに、「タンザニア・ムベヤ」の柑橘系の魅力が一体となったなんともいえない香りがご機嫌な仕上がりになりました。その香りがいつまでも心地よく続きます、お楽しみください。1080円/200gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.08.25
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プロのつぶやき1276「焙煎データやスペシャルティコーヒーについて」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。夏休みが終わったら台風が千葉に向ってきて・・・お昼過ぎまで急ぎの通販のパッキングして、早仕舞いしようと思っていたら、ヤマトさんがストップしてしまい、段取りだけして早仕舞いしました。本店おゆみ野店ともに何人かのお客さんがいらっしゃいましたので、お昼過ぎまで店を開けていて、無駄足にならず良かったです。幸い、雨も風も大したことなくすぎました。5年前の瞬間最大風速65mの台風の怖さや被害を思い出してしまいます。あの時は自宅や店近辺が台風の目の東側になったので、風がより強く被害になりました。今回は房総沖を通りましたから、台風の西側になるので少しは風が弱いかなと思っていましたが、メディアにはそんな話しませんでした。Yahooの時間ごとの予報でも、前日は大雨に横殴りの強風のマークになっていましたが、いつの間にか強風のマークが消えていて、それも聞こえてきませんでした、なんともはや。夏休みはお墓参りして、孫と遊んで、あとはのんびり・・・「落語の人 春風亭一之輔」読んでました。勢いある春風亭一之輔ですが、ラジオも聴くし YouTubeで何席も観たんですが いまいちしっくりこないんです。笑点が始まったのが小学校5年だったかな・・・司会が立川談志師で・・・大人の笑いの面白さに出会って、浪人の頃初めて寄席に行ったのが浅草演芸場で談志師が出ていました。それから談志志の輔談春談笑と立川流ばかり追いかけて楽しんできたのですが・・・どうも一之輔はしっくりこない。で、「落語の人 春風亭一之輔」読み終わってみると・・・一之輔は寄席が好きで今も寄席を大切にしているんだと。志の輔談春談笑は談志に憧れて弟子になり、立川流は寄席に出ないので、自分で話す場所とお客さんを作ってきたんです。ミュージシャンが小さなライブハウスからスタートするような感じでしょうか。自分の店を作って、常連さんを少しずつ増やしてきた身としては志の輔談春談笑に惹かれるんでしょう。そんなこんなで・・・50年のキャリアで感じていること2、焙煎データやスペシャルティコーヒーについてです。先日の焙煎機の定期点検の時の裏話しで・・・色々と多くの焙煎のデータを取れるようにしたいという人の多さを聞きました。さかもとこーひーも焙煎初期は勿論、スペシャルティコーヒーになってからも焙煎のデータのバージョンアップを繰り返してきました。ただ、豆温と火力や時間に排気等というシンプルなデータで・・・あとは、どこを計測したら再現性が上がるかの検証の繰り返しでした。昔から焙煎見学に来た人で排気スピードを計らせて欲しいという人は多かったんです・・・ずべて断りましたが。初心者でカッピングができていないのにデータばかり欲しがっても意味がないと思っているからです。カッピングでちょうど良い排気を見つけた結果なので、その排気にしたからといって上手く行くわけでは無いんです、まぁ目安くらいにはなりますが。焙煎データにはカッピングスキルの向上が必要だと思っています。特にスペシャルティコーヒーでは・・・・。味の世界は結局味覚で判断しますから・・・どんなにデータを取っても味覚レベルが低かったら、そのレベル以上にはならないと思っているからです。焙煎による味のブレをカッピングで分からなかったら意味がありません。データもどこからどこを基準にするか的確に判断できないと、いくら細かいデータを取っても意味がありません。研究所なら膨大なデータが必要でしょうが、自営レベルの店では無理なので、効果的なデータとカッピングが前提になります。(そもそも研究者ではお客がいませんから、自店のお客向けの際立つ魅力は作りようがありません。)50年間たくさんの飲食店や店主、シェフと出会ってきましたが・・・その店の味覚レベル以上の美味しさにはならないという厳しい現実があります。高級店でも大衆店でも同じだと思っています。それが、出会って25年になるスペシャルティコーヒーについても同じで・・・25年前、スペシャルティコーヒーの基本は「クラフト」と「カスタマーオリエンテッド」と習いました。そして「クラフト」と「カスタマーオリエンテッド」についてその通りと共感しました。スペシャルティコーヒーの美味しさを作るにはコモデティの工業製品ではなくて、クラフトであると・・・際立つ美味しさは一人一人のお好みの違いや感性によって感じ方が違いますから・・・不特定多数・消費者・コンシューマーの感じる美味しさでは無くて・・・自店の常連さん・カスタマーの感じる美味しさが大切だからカスタマーオリエンテッドだと。「クラフト」と「カスタマーオリエンテッド」この2つはいつの間にか業界から消えてしまったように感じています。素材のスコアが高かったり、品種や精選方法が変わっていたり、特別な香りがしたり、色々なタイトル取ったチャンピョンだったり・・・それらはスペシャルティコーヒーの一部でしかないと思っています。さかもとこーひーは「こーひーのある暮らし」を増やしたくて独立して・・・2000年頃にスペシャルティコーヒーとの出会いがあって・・・「クラフト」と「カスタマーオリエンテッド」を大切にしてきました。最近の結論は・・・様々なお好みの常連さんがいらっしゃいますが・・・「まろやかな美味しさ、ゆたかな香り」に集約されてきました。そこから多様な魅力を枝分かれさせていってます。そして、25年間スペシャルティコーヒーお届けしていると、お客さんのお好みって一定の幅に収まってきました。特に日常的に飲むこーひーになると、あまりにも変わった香りや味わいのものは必要とされないように思っています。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさとゆたかな香り」を大切にしています。
2024.08.18
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プロのつぶやき1275「50年のキャリアで感じていること」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。*8/12(月)~8/15(木)夏休みになります*8月も半ば・・・最近朝家を出る時は心地よい風を感じます、昼間は暑いですが・・・夕方も陽が暮れるのが少し早くなったように感じます。オリンピックも終盤・・・レスリングの須崎選手がなんと1回戦で敗退から敗者復活で銅メダル、東京オリンピック金メダリストでも負ける時は負けますね。これが競技の厳しさですし、面白さでもあります。その時に錦織選手はカナダ・モントリオールのマスターズ出場・・・オリンピックはシングルスとダブルスが1回戦、ミックスダブルスは2回戦で敗退し・・・即カナダで試合です。1回線は19歳で55位伸び盛りの若手に逆転でフルセット勝ち・・・3セット目は気持ちよく試合の主導権握っていました。そして、25歳11位のトッププレーヤーチチパスにストレート勝ち、X上の圭ファンが大盛り上がり、怪我前のようなポストが世界中で飛び交ってました、さらに今朝43位ボルジェスにストレート勝ち、マスターズというグランドスラムに次ぐ大きな大会でベスト8!驚きしかありません。一般人のファンの予想を軽々と超えてしまいます、これだから錦織ファンはやめられません(笑)(日本のプロでマスターズベスト8は錦織選手の他には3人、しかも3人ともに1回、錦織選手は23回)そんなこんなで・・・さかもとこーひーはこの8月で31周年になりました・・・何日の開店だったかは忘れてしまいました(笑)・・・開店前にポスティングした時の暑さだけ覚えています。いつもお引き立て、ありがとうございます。最初の独立の紅茶の店テ・カーマリーからは41周年・・・19歳で修行に入ってからは喫茶業界50年になりました。そこで、50年のキャリアで感じていることを書いてみたいと思います。おかげさまで・・・31年間焙煎してきて、焙煎機の大きな胡椒やトラブルはありませんでした・・・勿論小さな故障はありましたが、焙煎できなくてお客さまにコーヒーを届けられないようなことはありませんでした。(同時に身体の大きなトラブルもありませんでした、丈夫です(笑))個人店で焙煎機は一台ですから、焙煎機にトラブルがあるとお手上げです。何かトラブルあった時のために一日や二日分のストックはありますので、1日2日で修理すれば乗り切れます。で、先日の定期点検の時の裏話しで聞いたのは・・・12年使っているのにきれいで問題も無いとのことで・・・他の自家焙煎店だと掃除やグリスアップができていなくて汚れがひどく、それが故障にもつながっているようです。昔は(50年以上前)自家焙煎が少なかったので・・・メンテができる工場が前提で、その延長で自家焙煎店が増えたので・・・メーカーはメンテをアドバイスすることが無かったのが現実でした。まぁ、機械いじりが好きな人にとっては当たり前のメンテなんですけどね。機械いじりrが好きな自家焙煎店は多いのですが、そういう店は改造も好きですね。坂本は機械いじり苦手なので、基本的なメンテだけしています。その素人考えの改造にも問題があるようです。メーカーの人も故障があると大変なので、最近はメンテもアドバイスするようになっているようです。まぁ、実際のところ・・・焙煎したり、カフェしたり、フードやスイーツの仕込みしたり、通販したり、卸の対応したり、マルシェやイベントの準備や後片付けしたり・・・かなり忙しいらしいです、仕事に追われるって感じでしょうか。その点、さかもとこーひーは焙煎して、店で販売して、通販で送る・・・それだけですので、仕事がシンプルです。毎月の煙突掃除や焙煎機の掃除にグリスアップを続けています。カフェしようと思ったら・・・50年のキャリアがありますし、40年前には最近よく見かけるスコーンもビクトリアサンドイッチケーキもキッシュもやっていましたし、ジャムも手作りして、ハーブも自宅で育て、ケーキは毎日6台7台と焼いていましたので・・・まぁ30年早かったと言われますが(笑)・・・できるんです。でも、しません。なぜなら・・・そうすると生活できないからなんです。勿論、卸さきのカフェにはカフェに集中して、カフェで食べていくにはどうしたら良いかアドバイスしています。自家焙煎という製造販売業とカフェという飲食業は全く違う業種なんです・・・同じコーヒー扱っていますが・・・その違う業種を個人店で兼ねるというのはかなりの負担で、無理があると思っています。経営的にもなかなか生産性上がらず、利益性も上がらないのが現実でしょう。コーヒーで食べていきたい、コーヒー好きの若い皆さんにはそこに気がついて欲しいと思っています。来週は焙煎のデータや、出会って25年になるスペシャルティコーヒーの今について買いてみます。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさとゆたかな香り」を大切にしています。
2024.08.11
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プロのつぶやき1274「焙煎機メンテでの裏話し」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。*8/12(月)~8/15(木)夏休みになります*猛暑酷暑で夕方には雷雨・・・熱帯になってしまったようです・・・8月になり朝晩は少し暑さが和らいで」いますが、くれぐれもご自愛ください。世間はオリンピックで・・・錦織選手はシングルス、ダブルスと緒戦敗退・・・ミックスダブルスでは錦織・柴原ペアでベスト8に入りました。5回連続オリンピック出場、4回連続ベスト8は地味ですがなかなかのものだと思います。ぶっつけ本番で試合数こなせていないですから、まだまだ試合感が戻らないようですが・・・これでアメリカに戻って試合数こなせば徐々に上がっていくでしょう。(早くも、モントリオールでの練習動画が上がってました)オリンピック後半はレスリングで千葉県松戸市出身の須崎優衣選手の出番で楽しみにしています。東京オリンピックで金メダル取っていて2連覇目指しています・・・そして吉田選手伊調選手両レジェンドを追いかけています。パワー。スピード、タイミングと揃って抜群の強さです。それにしても、昨晩の早田選手は凄かった・・・あんなスピード・タイミングでの打合いとプレッシャー!・・・ラリーはテニスに通じるものと卓球ならではのものがあり、面白いです。インサイドアウトの逆クロスなど惚れ惚れします。初日の金メダルで角田夏実選手が有名になりましね。千葉県八千代市出身で巴投げと関節技で有名な選手ですが・・・学生時代に柔術に出会って今のスタイルになったそうです。そうは言っても・・・日本柔道の世界はきれいに投げての1本勝ちの価値観が根強くて・・・元々柔術も伝統にあるのに、投げにこだわっています。そんな同調圧力の中巴投げと関節技での金メダルまで上り詰めたことに驚きます、見事なパラダイムシフトです。組織に馴染めず、業界にも馴染めず・・・我が道をとぼとぼ歩いてきた坂本としてはとっても好感を持てる選手です。一二三選手の金メダルは素晴らしいですが・・・スポーツですので、そうは思うような結果は出ません、それがスポーツの良いところだと思います。商売も同じで、そうは思うようにはいきませんので、スポーツでの勝っても負けても興味深いです。そうそう、達郎が志の輔さんとご飯を食べたと言っていて・・・月曜の早朝ニッポン放送朝ぼらけで上柳アナウンサーが達郎NHKに行ってきて挨拶した話しをして・・・お昼ビバリー昼ズで高田センセーが下北で志の輔師の真夏の大忠臣蔵に行ったら・・・志の輔と達郎の話しになって、お互いもうライブは3時間を切ろうという話題になってました(笑)二人とも長いライブですから。志の輔師は3時間超え当たり前・・・達郎も昔は3時間半、去年でやっと3時間切って、今年は2時間40分になったようです。もう古希の爺いですからね。お客だって3時間はきついんです。3時間半なんて昔のいい思い出になりました。おっと、土曜日は談春40周年独演会でした・・・笑いのない2席「景清」と「妲己のお百」で、有楽町朝日ホール満員700人のお客が引き込まれ、見事でした、名人への道まっしぐらです。師匠が同じでも、志の輔、談春、談笑と全く芸風が違うのが面白いし、楽しませてもらっています。そんなこんなで・・・月曜日は焙煎機の定期点検をしてらいました。去年しなかったので、2年ぶりです。電気系統やモーター、グリスアップ等々チェックしてもらいながらの業界裏話しで盛り上がります。機械屋さんから見た業界と自家焙煎店から見た業界の印象の違いも面白く・・・ここだけの話しがいっぱい(笑)おかげさまで、問題なく、普段のメンテナンスもよくできているとのことでした・・・自家焙煎店はやることが多く、忙しくて、ついついメンテが後回しになり・・・汚れやトラブルが目立つと聞きました。さかもとこーひーはカフェはしないので、仕事がシンプルなんですが・・・多くの自家焙煎店は焙煎して、カフェして、ケーキ焼いたり、パン焼いたり、ランチしたり、エスプレッソもあったり、ネットショップもしていたり・・・忙しいんですね。さらに1kgの焙煎機が増えているとのことで・・・12kgのさかもとこーひーの焙煎機との違いもあります。1回で10kg焙けるのと、1kg焙けるのでは手間も生産性も違ってきます。焙煎機がどんどん高くなっているので、1kgの焙煎機なら手が届くとか、こまめに焙煎するとか、色々と理由はあるでしょうが・・・少量焙煎ではなかなか焙煎が安定しないと思うんです。それに熱の伝わり方も違って・・・5kgで焙煎していた店が、12kg焙煎機に替えたら生豆も焙煎スキルも一緒なのに美味しくなった店が何店もあります。この辺は比較する機会が無いと思うので、ベテランでも知らないと思います。長くなったので・・・50年のキャリアで感じていることを次回書いてみようと思います。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさとゆたかな香り」を大切にしています。
2024.08.04
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プロのつぶやき1273「日常から入って、日常へと抜けていく美味しさ」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。*8/12(月)~8/15(木)夏休みになります*猛暑の中忙しい週でした・・・卸先がカフェの新店出すのでサポートで都内出かけたり・・・コーヒー仲間との勉強会・・・千葉に戻って異業種店主の勉強会・・・それにしても都内はひどい暑さです。照り返しはきついし、風も熱いし・・・千葉は緑も多いですし、海は近いし、ありがたさを感じます。相撲の名古屋場所で序二段、3段目、幕下、十両の若手を毎日チェック・・・昔相撲好きは幕下以下を観るんだと聞きましたが、確かに面白いんです。二十歳前後の若者が多いんですが・・・場所毎に身体ができてきたり、勝ち上がると、その上の力士の壁にぶち当たったり、基本ができてきて強くなったり・・・今は情報多いし、ネットでも取組み観られるんで、ついついハマってしまいます。子供の頃はキャッチボールと相撲が男の子の遊びで、スポーツでしたから、理屈は分かっていますが、近い番付同士の取組みですから、そうは簡単に思うようにはいきません、それが良いです・・・シンプルな競技ですし、勝ち負けは結構合理的なんです。そうこうしているとオリンピックが始まりますが・・・女子柔道の角田夏美選手が千葉八千代出身で、関節技の鬼!・・・女子が関節ビシッと決めてすごいです・・・そして得意技の巴投げと腕ひしぎがビシビシ決まって、見事に金メダル、素晴らしい!テニスは錦織選手が5回連続出場でシングルス、ダブルス、混合ダブルスと出場・・・最近は怪我でなかなか大変でしたが、オリンピックでの元気なプレイが楽しみです。そんなこんなで・・・一年ぶりのコーヒー仲間との勉強会に行ってきました、独立開店してキャリア1年3年の店主から10年の店主、31年の店主(坂本です)と様々な店主が10数人集まってのカッピング、情報交換会です。新着豆のカッピング・評価、激変するコーヒー産地の情報交換、秋向けのブレンドのワークショップ・・・そして盛り上る打上げ(笑)は巣鴨ときわ食堂でした。昭和の料理上手なお母さんのおかずといったようなメニューと美味しさで大繁盛。子供連れ、年配、若い二人、単身赴任な一人客、ママ友・・・お客さんが様々である意味理想的なファミリーレストランと言いたいです、ビールやお酒も結構出ているし(笑)木曜日にはコンサートツアーが始まった山下達郎の会報誌TATSURO MANIA が届いていて・・・今回のツアーのインタビューの中で・・・「ライブは平常心がすべて。なるべく日常から外れないようにしたいと思っています。」とありました。「日常から入って、日常へと抜けていく」「ふわっと入って、ふわっと出ていくのが信条」・・・やっとチケット取れたファンにとっては非日常になるコンサートですが・・・伊東四朗さんが「舞台観終わって、面白かったねぇーと劇場でて、10分20分したら忘れてしまうのが理想的」と仰ってましたし・・・なんかそんな感じがいいなぁーと思うお年頃(笑)になりましたね。勿論、日常だからと言ってもクオリティは大切です。20数年前のスペシャルティコーヒーも、それまでに無かった際立つ魅力、香り、味わいが非日常的な体験になりましたが・・・最近はそのクオリティを生かして、気軽に日常的に味わう魅力やバランスを考えるようになっています。毎日美味しいとかも感じないで、仕事や家事の邪魔しない味わい・・・そして、ふと「あぁ!美味しい」と感じてもらえたら嬉しいです。食事と一緒でも、おやつスイーツと一緒でも、邪魔をしないでさりげなく引き立てる・・・レストランやカフェでも、そのひと時をさりげなく引き立てる。そのさりげなさのために、素材を選び、焙煎して、ブレンドして・・・様々なシーンに合うように仕上げています。ブレンドのワークショップは・・・3種類の内1種類だけを変えて、味わいがどうなるか比較したり・・・秋のスイーツ、栗やかぼちゃやおいもに合わせるブレンドから・・・それをチョコに合わせるにはどうブレンドするか・・・等々ひたすら比較していきました。料理やお菓子、ペアリングでも邪魔しないというのは結構ハードル高くて・・・コーヒーだけ飲むにも雑味や重い味わいだと、そのネガティブな味わいが邪魔してしまいますし、ペアリングでも何も気にならずにすっと美味しいのは、邪魔する味わいやバランスが無いってことです。(中には雑味エグ味が無いクリーンな味わいだと薄いとか味が弱いと感じる方もいらっしゃいますが・・・クリーンなコーヒーに慣れると、雑味エグ味のコーヒーは飲めなくなりますね。)勿論、お客さんは何も気にしないで「美味しい」と感じてくれたら嬉しいのですが・・・プロとしては、色々とクリアすることがあります。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.07.28
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【エスプレッソNo6 】(200gパック、500gパック)「エスプレッソNo6」になって4年半・・・ご家庭でのエスプレッソブレンドとしてすっかり定着しました。カフェ用のエスプレッソブレンドは各店用や季節ごとのエスプレッソブレンド作りも数多く・・・多分20とか30以上のエスプレッソブレンドを作ってきましたし・・・これからもバリスタさんのご要望やイメージに合わせて作っていくでしょう。「エスプレッソ」で多様な魅力をお届けできるようになりました。そして、さかもとこーひーの常連さんが家庭でエスプレッソを淹れている方が増えて・・・将来カフェの開店を目指していて、エスプレッソのトレーニングをしている方もいますし・・・では、家庭でもより淹れやすく、エスプレッソのまろやかでボリュームの豊かな魅力を味わいやすいブレンドを作りました・・・「エスプレッソNo6」になります。専門のバリスタが淹れるのなら話しは別なのですが・・・バリスタがいるわけでは無い・・・でも、エスプレッソやラテ、カプチーノを楽しみたい。その辺はブレンドで解決するのが一番だろうと思って来ました。深煎りブラジル、ブラジルクラシクス、マンデリン・タノバタック、インドのブレンドです。グアテマラとコロンビアを使わないでブレンドしました。家庭や小さなカフェやレストランでの抽出にもより対応できたと思います・・・家庭用のエスプレッソマシーン、レストランでよく使われている全自動のエスプレッソマシーンでも調整がしやすいと思います。さかもとこーひーのエスプレッソブレンドの基本の魅力・・・きれいで華やかな味わいといつまでも続く余韻・・・エスプレッソにお砂糖を加えると、チョコレート感とフルーツ感が浮き上がりクリーミーでまろやかな口当たりとともに極上のデザートにような魅力になります。イタリアスタイルでも、シアトルやサードウエイブでも無い魅力になりそうです・・・お楽しみください。レストランやカフェ用でお店専用に作ったエスプレッソブレンドがいくつも裏にありますので・・・カフェやレストランの方はご相談ください。季節によってエスプレッソブレンドを変えるバリスタさんが何名もいらっしゃいます。ご好評いただいている500gのお得パック「2592円/500gパック(税込)」をご用意いたしました。コーヒー仕入価格が高騰していますが、さかもとこーひーの常連のみなさんはヘビーユーザーで、日常の暮らしの中でこーひーを楽しんでいらっしゃいますので・・・500gパックで少しでも割安にお楽しみください。1296円/200gパック、2592円/500gパック(税込)
2024.07.24
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【ボリビア・アルベルト】(200gパック)爽やかな甘さが夏向きで、毎年この季節にお届けしている「ボリビア・アルベルト」です。クリーンで、爽やかさとしっかりとした味わいが魅力的で・・・ココア感、爽やかなフローラル感、ミントやハーブのキャラが他に無い魅力だと思います。やさしく爽やかな口あたりから、軽やかなココア感が続いて・・・今年も「ボリビア・アルベルト」の季節になったなぁーと感じます。蒸し暑い季節に「ボリビア・アルベルト」の爽やかで軽やかな味わいはぴったりです、ホットでもアイスでもお勧めします。柔らかな口当たりとやさしい甘さ、余韻のほのかなミントやハーブのキャラが爽やかさを引き立てて・・・冷めると柔らかくまるい味わいにジューシーさとやさしい甘さが寄り添います。軽やかなココア感があるので酸味は感じないです。勿論、そこに華やかな甘さが寄り添いますので、さりげなく個性が際立っています。チョコレートまでいかないココア的なコクが加わると、優しい口当たりだけでは無い満足感が高まってくると思います。さらに…ハーブのような、ミントのような爽やかな印象が寄り添っています。ほんとさりげないミントの印象なんですが…さりげなくても、このミントのキャラクターがあることで、グッとキャラが立ってきます。余韻には、オレンジのような柑橘系の魅力があって、華やかさを加えています。完全に冷めてから、たっぷりのミルクを加えるのが、僕の好きな飲み方です。(アイスこーひーにすると…コーヒーとは思えないきれいで爽やかな味わいを楽しめます。)透明できれいな味わいと、余韻のほのかなミントのキャラクターが夏にぴったりです…この「ボリビア・アルベルト」が人気になっている理由のひとつだと思います。農園名:カフェ アルベルト ポマ生産者:アルベルト ポマエリア:カラナビプロセス:フリーウォッシュド品種:カトゥアイ標高:1,700mカラナビ地方、ロア地区に居を構える農協、APROCAFEに所属する当農園の生産者は1970年からコーヒーの栽培に携わり、家族の協力を得ながら素晴らしい品質のコーヒーを生産しています。コーヒーの栽培は肥沃な土壌の恩恵を受け、それによって得られた収穫で彼らの生活が成り立っています。栽培に関わってから30年、農園は常に品質の向上に努めてきました。近年ラジオ放送によって知ることとなったカップオブエクセレンスにも精力的に参加しており、その品質には定評があります。
2024.07.23
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【アニバーサリー31】(200gパック)まろやかで豊かな味わいから爽やかな余韻・・・31周年記念の「アニバーサリー31」です・・・8月に開店したのでこの時期に毎年アニバーサリーブレンドをお届けしています。柔らかで甘さが心地よい口当たりからフローラル、ベリー、ミント、チョコレート、ハーブと様々なキャラが顔を出して、爽やかな余韻へと流れていく感じです・・・暑い夏の日にホットこーひーでも爽やかに過ごせるようイメージしました、アイスコーヒーにしてもキレ良く楽しめると思います。飲みやすさ、上質なこーひー感、キレよく心地よい余韻とアラ古希になった今アニバーサリーブレンドとしてお届けする魅力です。使った豆は・・・「バークレーロースト」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「ボリビア・アルベルト」です。昨年のアニバーサリー30は「バークレーロースト」「コスタリカ・シンリミテス」「ボリビア・アルベルト」でした・・・コスタリカ・シンリミテスがエルインヘルト・ブルボンと入れ替わっています。31年こーひー屋やってきて、アラ古希になっての味わいです・・・31年前ではこのような素材なかったし、焙煎もブレンドも未熟で、何よりも味わいのイマジネーションも無く、それを喜んでくれる常連さんもいませんでした。なんとかここまできたかーって感じです・・・これからも常連さんのお好みを感じながら・・・感性を磨いていきます・・・「アニバーサリー31」お楽しみください。
2024.07.22
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プロのつぶやき1272「アニバーサリー31、ボリビア・アルベルト、エスプレッソNo6」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。*8/12(月)~8/15(木)夏休みになります*今週は梅雨らしい曇り空で、猛暑からひと段落、少しは楽でしたが、木曜日に関東は梅雨明けとのことです。いよいよ真夏ですね、くれぐれもご自愛ください。月曜日は孫の七五三で写真前撮りに船橋まで行ってきました。子供は息子ふたり、初孫は男の子で、はじめての女の子の七五三・・・着物とドレス着て・・・三歳でも女の子は女子でにこにこ笑顔・・・かわいいものですね。次は七歳かな、そして爺いとしては成人式の晴れ着が気になってしまいます。自分の時は晴れ着への反発があった時代なのに(笑)・・・元気でいなきゃ。そして、木曜日は自宅近所の公民館でのこーひーレッスン、ちょうど1年ぶりでした。30年の間には千葉市内全域や市外からも呼ばれてこーひーレッスンしてきましたが・・・ご近所は去年が初めてでした。やっぱりご近所から声がかかると嬉しいものです。参加者が自分と同世代になってきたので、話しも噛み合い・・・質問がとっても多くて盛り上がりました。そんなこんなで・・・8月の31周年に向けて2種類のこーひー「アニバーサリー31」と「ボリビア・アルベルト」・・・少し値上げになる「エスプレッソNo6」のご紹介です。31周年のアニバーサリーブレンドは円やかな味わいで爽やかな余韻の「アニバーサリー31」・・・毎年夏向けにお届けしている「ボリビア・アルベルト」・・・そして、高騰が激しく、円安の影響も大きいのに、値上げを先延ばしにしてきた「エスプレッソNo6」を1296円/200gパック、2592円/500gパック(税込)とさせていただきます、よろしくご了承ください。【アニバーサリー31】(200gパック)まろやかで豊かな味わいから爽やかな余韻・・・31周年記念の「アニバーサリー31」です・・・8月に開店したのでこの時期に毎年アニバーサリーブレンドをお届けしています。柔らかで甘さが心地よい口当たりからフローラル、ベリー、ミント、チョコレート、ハーブと様々なキャラが顔を出して、爽やかな余韻へと流れていく感じです・・・暑い夏の日にホットこーひーでも爽やかに過ごせるようイメージしました、アイスコーヒーにしてもキレ良く楽しめると思います。飲みやすさ、上質なこーひー感、キレよく心地よい余韻とアラ古希になった今アニバーサリーブレンドとしてお届けする魅力です。使った豆は・・・「バークレーロースト」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「ボリビア・アルベルト」です。昨年のアニバーサリー30は「バークレーロースト」「コスタリカ・シンリミテス」「ボリビア・アルベルト」でした・・・コスタリカ・シンリミテスがエルインヘルト・ブルボンと入れ替わっています。31年こーひー屋やってきて、アラ古希になっての味わいです・・・31年前ではこのような素材なかったし、焙煎もブレンドも未熟で、何よりも味わいのイマジネーションも無く、それを喜んでくれる常連さんもいませんでした。なんとかここまできたかーって感じです・・・これからも常連さんのお好みを感じながら・・・感性を磨いていきます・・・「アニバーサリー31」お楽しみください。1620円/200gパック(税込)【ボリビア・アルベルト】(200gパック)爽やかな甘さが夏向きで、毎年この季節にお届けしている「ボリビア・アルベルト」です。クリーンで、爽やかさとしっかりとした味わいが魅力的で・・・ココア感、爽やかなフローラル感、ミントやハーブのキャラが他に無い魅力だと思います。やさしく爽やかな口あたりから、軽やかなココア感が続いて・・・今年も「ボリビア・アルベルト」の季節になったなぁーと感じます。蒸し暑い季節に「ボリビア・アルベルト」の爽やかで軽やかな味わいはぴったりです、ホットでもアイスでもお勧めします。柔らかな口当たりとやさしい甘さ、余韻のほのかなミントやハーブのキャラが爽やかさを引き立てて・・・冷めると柔らかくまるい味わいにジューシーさとやさしい甘さが寄り添います。軽やかなココア感があるので酸味は感じないです。勿論、そこに華やかな甘さが寄り添いますので、さりげなく個性が際立っています。チョコレートまでいかないココア的なコクが加わると、優しい口当たりだけでは無い満足感が高まってくると思います。さらに…ハーブのような、ミントのような爽やかな印象が寄り添っています。ほんとさりげないミントの印象なんですが…さりげなくても、このミントのキャラクターがあることで、グッとキャラが立ってきます。余韻には、オレンジのような柑橘系の魅力があって、華やかさを加えています。完全に冷めてから、たっぷりのミルクを加えるのが、僕の好きな飲み方です。(アイスこーひーにすると…コーヒーとは思えないきれいで爽やかな味わいを楽しめます。)透明できれいな味わいと、余韻のほのかなミントのキャラクターが夏にぴったりです…この「ボリビア・アルベルト」が人気になっている理由のひとつだと思います。農園名:カフェ アルベルト ポマ生産者:アルベルト ポマエリア:カラナビプロセス:フリーウォッシュド品種:カトゥアイ標高:1,700mカラナビ地方、ロア地区に居を構える農協、APROCAFEに所属する当農園の生産者は1970年からコーヒーの栽培に携わり、家族の協力を得ながら素晴らしい品質のコーヒーを生産しています。コーヒーの栽培は肥沃な土壌の恩恵を受け、それによって得られた収穫で彼らの生活が成り立っています。栽培に関わってから30年、農園は常に品質の向上に努めてきました。近年ラジオ放送によって知ることとなったカップオブエクセレンスにも精力的に参加しており、その品質には定評があります。1620円/200gパック(税込)【エスプレッソNo6 】(200gパック、500gパック)「エスプレッソNo6」になって4年半・・・ご家庭でのエスプレッソブレンドとしてすっかり定着しました。カフェ用のエスプレッソブレンドは各店用や季節ごとのエスプレッソブレンド作りも数多く・・・多分20とか30以上のエスプレッソブレンドを作ってきましたし・・・これからもバリスタさんのご要望やイメージに合わせて作っていくでしょう。「エスプレッソ」で多様な魅力をお届けできるようになりました。そして、さかもとこーひーの常連さんが家庭でエスプレッソを淹れている方が増えて・・・将来カフェの開店を目指していて、エスプレッソのトレーニングをしている方もいますし・・・では、家庭でもより淹れやすく、エスプレッソのまろやかでボリュームの豊かな魅力を味わいやすいブレンドを作りました・・・「エスプレッソNo6」になります。専門のバリスタが淹れるのなら話しは別なのですが・・・バリスタがいるわけでは無い・・・でも、エスプレッソやラテ、カプチーノを楽しみたい。その辺はブレンドで解決するのが一番だろうと思って来ました。深煎りブラジル、ブラジルクラシクス、マンデリン・タノバタック、インドのブレンドです。グアテマラとコロンビアを使わないでブレンドしました。家庭や小さなカフェやレストランでの抽出にもより対応できたと思います・・・家庭用のエスプレッソマシーン、レストランでよく使われている全自動のエスプレッソマシーンでも調整がしやすいと思います。さかもとこーひーのエスプレッソブレンドの基本の魅力・・・きれいで華やかな味わいといつまでも続く余韻・・・エスプレッソにお砂糖を加えると、チョコレート感とフルーツ感が浮き上がりクリーミーでまろやかな口当たりとともに極上のデザートにような魅力になります。イタリアスタイルでも、シアトルやサードウエイブでも無い魅力になりそうです・・・お楽しみください。レストランやカフェ用でお店専用に作ったエスプレッソブレンドがいくつも裏にありますので・・・カフェやレストランの方はご相談ください。季節によってエスプレッソブレンドを変えるバリスタさんが何名もいらっしゃいます。ご好評いただいている500gのお得パック「2592円/500gパック(税込)」をご用意いたしました。コーヒー仕入価格が高騰していますが、さかもとこーひーの常連のみなさんはヘビーユーザーで、日常の暮らしの中でこーひーを楽しんでいらっしゃいますので・・・500gパックで少しでも割安にお楽しみください。1296円/200gパック、2592円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.07.21
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プロのつぶやき1271「まろやかな美味しさ、ゆたかな香り」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。夏至を過ぎて、梅雨なのに猛暑酷暑・・・ここ数日は梅雨らしくなって暑さもひと段落ですが、寒暖差でだるくなって、なかなか厳しい夏になっています、くれぐれもご自愛ください。火曜日は、六本木EXシアター大貫妙子「ピーターと仲間たち 2024」千秋楽に行ってきました。強いビート、きれいなメロディにフェミニンな魅力も加わって、まさにOne&Onlyです。大ヒットなしで50年71歳で現役、ファンと一緒に生き生きして、懐メロにもならず、大したものです。とっても心地よく楽しいコンサートだったのですが、ター坊のファンとしては端っこにいた感じで、コアーなファンがぎっしりでしたから少し圧倒されました。50代60代の女性が多かったのですが、結構男性もいました。アンコールでも立ち上がらず落ち着いたコンサートで、ファンの想いはとっても熱くて・・・途中のMCでは、今年フジロックに出るそうで・・・「やっと大貫妙子はロックだとわかってもらった」と、拍手拍手です。普段グッズを作らないター坊が今回はTシャツと缶バッチを作って・・・それがとってもかわいいので、XL買おうと思ったら売り切れ!メタボなおっさんがみんな買ってしまったのか?そもそも数を作っていないのか?買えませんでした(笑)そんなこんなで・・・8月におかげさまでさかもとこーひー31周年になります。いつもお引き立てありがとうございます。現場仕事は息子二人に任せることが増えていますが、ペースダウンしながら元気に現役を続けようと思っています。(金曜の達郎三郷ツアー初日は2時間40分だったようです、昔は3時間半も珍しくなく、去年は3時間以内にコントロールしてましたが、ついに2時間40分、そりゃ71歳ですからねー。ター坊は1時間45分でしたから、それでも1時間近く長いです。)開店以来変わらずホームコーヒー、暮らしの中のこーひーをお届けしてきましたが・・・子供の頃から不味いものが嫌いなので、当然美味しいこーひーをお届けしようと思ってきました、美味しいって言っても色々なんですが。31年間さかもとこーひーの美味しさのベースは何も変わっていないんです・・・改めて、その美味しいこーひーってなんなんだろうと考えて、分かりやすく言葉にすると・・・「まろやかな美味しさ、ゆたかな香り」になるのかなぁーと思います・・・そして冷めても美味しい。さかもとこーひーの常連さんはヘビーユーザーの方が多いので、暮らしの中日常的にこーひーを飲んでいます・・・まぁ、そうは言ってもみなさん色々でしょうが・・・そういう方が美味しいと感じるテイストがベースになっています。ある意味、普段何にも感じないで飲めるいつもの美味しさと言いますか・・・いつもと違うネガティブな味、さわる味は気になってしまいますので・・・何にも気にならずに飲めて、ふと気がついた時に「美味しい」と感じてもらえたら嬉しいです。ただ、美味しさを言葉にする難しさをずーっと感じていまして、特にコーヒー・紅茶・お茶・お酒のような液体の美味しさはすっと喉を通り抜けてしない、咀嚼の時間もないので、さらに難しいと感じています、香りも同じですね。それをどう伝えようかとジタバタしているんですが・・・専門的なテイスティングの手法もありますが、コーヒーでもカッピングという手法がありますが・・・プロ同士では無くて、多くのお客さんに伝えるのには向きません。さかもとこーひーの常連さんにすっと腑に落ちるような言葉を探し続けているんです、それを分かりやすい言葉にすると「まろやかな美味しさ、ゆたかな香り」でしょうか。美味しい食べ物や飲み物は・・・素材があって、調理(焙煎)があって、それぞれがクオリティしっかりしていて出来上がります。2000年頃からスペシャルティコーヒーという農産物として素晴らしい素材を使えるようになり、その素材を生かせる焙煎を磨いて、常連さんが美味しいと感じるように仕上げてきました。初めてのお客さんから「普通のコーヒー」とか「苦くなくて、酸っぱくなくて、香りが良くて、美味しいコーヒー」とかリクエストされて、マニアでも無い、同業者でも無い、多くの普通のコーヒー好きの方が感じるコーヒーの美味しさを考えますし・・・「深煎りとか浅煎りとか」お好みを言われる方もいますし・・・「酸味、苦味、香り」や色々な産地や品種に精選方法を言われる方もいます。まぁ、そういうのをひっくるめて・・・みなさんに伝わるさかもとこーひーの美味しさは「まろやかな美味しさ、ゆたかな香り」かなと思うようになりました・・・そして冷めても美味しい。当然、シングルオリジンの多様な魅力とか、ブレンドによる違いとか、ペアリングの相性とか、踏み込めば目眩く多様な香りや味わいを楽しめますが・・・そこにフォーカスしすぎると、基本的な美味しさから遠ざかってしまうリスクもあります。まぁ、そういうのは発売の時に一つ一つ「プロのつぶやき」で書いてきていますので、参考にしてください。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.07.14
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プロのつぶやき1270「コーヒー屋は仕事では無くて生活だな」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。梅雨で蒸し暑かったり、木曜日からは朝から酷暑で真夏の厳しい暑さで・・・もう秋が待ち遠しいです。先週の「高田文夫のラジオビバリー昼ズ リスナー大感謝祭 そんなこんなで35周年」の余韻で、毎日「ラジオビバリー昼ズ」をradikoで復習・・・メンバーの裏話しが当日の盛り上がりをさらに楽しませてくれています。夜はテニスのウィンブルドンが始まって・・・錦織選手は日没サスペンデットで2日間かけての5セットフルセットで残念ながら負けてしまいました。足首捻った影響でハードな練習ができていない状態なのに、いきなり本番でも目の覚めるようなショットが美しい。しかし、やはりコンデション不足で最後はレベルを維持できませんでした。技術だけでは3セット5セット高いレベルを維持するのは難しいのでしょう・・・ハードなトレーニング、試合をこなすこと、キャリア等々厳しいものです。次はパリのオリンピック出場で錦織選手は北京・ロンドン・リオ・東京・パリと5回連続です・・・ロンドンと東京ではベスト8、リオでは銅メダルと活躍しました。オリンピックの初日には千葉県八千代市出身の角田夏実選手が柔道で出場します、関節技の名人で、巴投げからビシビシ関節決めまくり、爽快です。金メダル一号を期待してます。そんなこんなで・・・amazonprimeの「ジェレミークラークソン農家になる」シーズン3が出たので一気に観ました。イギリスの司会者・ジャーナリストのクラークソンが農家になってのドタバタが楽しいです。まず、個人の農家といっても農場の広さが日本の農家と違って大きい・・・さらにトラクター等の機械も大きい・・・広い農場を一人二人でこなしてしまう規模感が印象的でした。そして農業では採算が厳しいので、農産物の直売所作ったり、レストランやカフェ作ったりして行列ができてバタバタしたり、楽しいでのですが・・・法律に引っかかってしまったり・・・作業の大変なところをアイデアで乗り切ろうとしたら、かえって手間がかかったりと・・・素人が落ちてしまいそうな落とし穴が待っていて・・・農業の色々なハードルがわかりやすくなっています。天候の問題、動物の被害・・・さらにパンデミックまで困難が待ち受けています・・・それでも、徐々にチームもできてきて・・・涙あり笑いありで一年が過ぎていきます。シーズン3の最後にチームメンバーが集まって和気藹々とおしゃべりするんですが・・・「農家が愚痴を言うのは無理もない、苦労ばかりで稼ぎは少なく環境破壊だと批判される、なぜ農業で頑張り続ける?」と問題を投げかけます。そして「農家は生活だ」・・・ある意味仕事でも無くて「生活」なんだと・・・勿論ビジネスでも無い。「苦労ばかりで稼ぎは少なく環境破壊だと批判される」が、食物がなければ生きていけないのだから、それらを作る農業は生活であり暮らしで・・・ビジネスやイデオロギーに利用されることには違和感を感じます、勿論稼ぎは大切ですが・・・。自営レベルのコーヒー屋も似たようなもので・・・ビジネスとしてはあまりにも小さいし(だからか、大手が本気になってビーンズショップをしません)・・・朝起きて焙煎して、コーヒーをお客さんに届けての繰り返しで・・・世界中の産地や生産者情報をチェックし、生豆の目利き、毎日の焙煎のコントロール、ブレンド作り、常連さんや卸先とのコミュニケーション、小さな小さなマーケット相手のマーケティング、情報発信、発送や入金管理、焙煎機のメンテナンス、そうそう円相場・円安にも振り回されます・・・細々とした繰り返しで、まさに「生活」の一部なんだと共感しましたね。定休日でも働くし・・・若い頃は寝る前まで色々と調べたりしていたし・・・朝起きてから寝るまで働いて、ブラックそのものですが、別に辛くは無いし(大変は大変ですが辛くは無い(笑))・・・まぁ生活なんで仕事や労働とは違いますね。誰も給料くれないし(笑)好きなことしてますが趣味では無いし、稼いでいるけどビジネスとも言えないし。趣味でも無い、ビジネスでも無い、やっぱり「生活」なのかなぁ~、定年無いし(笑)美味しいもの食べても、飲んでも呑んでも・・・仕事の一部になっているし、色々なお店やライブいっても商いの参考になっているし・・・ビジネスとは言えないかな。趣味らしい趣味無いけど、楽しいこといっぱいあるし、仕事忘れたいとか思わないし・・・やはり生活の一部なんでしょう。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.07.07
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プロのつぶやき1269「TVには無い笑いで3時間半大笑い」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。6月も終わりですね・・・千葉は梅雨入りの雨の後は曇り空で蒸し暑かったり、涼しかったり、雨降ったり・・・我が家の2階は暑いのですが、1階は涼しくてエアコン無しでも心地よいのに、さすがに昼間はエアコン点ける日が出てきました、30℃設定ですが・・・。さかもとこーひー使ってくださっているカフェ、おゆみ野のグラフトンさんが6周年、津田沼のブラウンサウンドさんが9周年迎えました・・・おめでとうございます、あっという間ですね・・・さかもとこーひーは8月で31周年・・・もう何がなんだか分からなくなりました(笑)健康で商売できているのが何よりです。そんなこんなで・・・6/28(金)大雨の中、東京国際フォーラム ホールA「高田文夫のラジオビバリー昼ズ リスナー大感謝祭 そんなこんなで35周年」に仕事早上がりして馳せ参じてきました。ちょうどさかもとこーひー開店の準備で動きまくっている時に、移動のクルマで聴いていましたので、32年33年は聴いていますね。紳助以降の吉本のお笑いが苦手なのですが・・・TVはどんどん吉本一色になって、関東の笑いが少なくなる中、お昼のラジオでゲラゲラ笑ったり、落語や漫才情報得たりする番組です。5000人入る国際フォーラム ホールAが即完売だそうで・・・しかもみんなお昼のラジオ番組のリスナーばかり、さすがに20代は少ないですが、30代40代のワイシャツ着てる仕事抜け出してきたようなサラリーマンが開演ギリギリに駆け込んできたり・・・60代70代のヘビーリスナーは開場前から並んでいたり、まぁ自分も含まれますが(笑)・・・みんな同じラジオ番組聴いているのかと思うと可笑しくなりました。radikoのおかげで全国から来てたそうです、凄い・・・蘇我駅から京葉線で、そのまま東京駅地下の改札から濡れずに直接入場できるなんて恵まれてます。スタートは各曜日のメンバーが出てわちゃわちゃ騒いで笑って・・・・ナイツや松村君や清水のミッちゃんがネタやって、春風亭昇太師は軽くお客を転がし・・・徹子の部屋ならぬ「文夫の部屋」でゲストのサンドイッチマン、神田伯山、宮藤官九郎、爆笑問題とひっちゃかめっちゃか、純烈が歌って、そうそう松本明子も歌って・・・。TVには無い笑い、持ちネタをしたのはナイツや松村に清水ミチコくらいであとは世間話しのちゃかしあいで・・・つっこみが何人もいるので、一人ボケるとつっこみの速いこと速いこと、そこにかぶせるかぶせる・・・国際フォーラムを笑い声が波打って寄せては返し・・・気絶しました(笑)恐るべし76歳。3時間半5000人が大笑い、3時間半ライブって、達郎か!達郎だって最近は3時間に抑えてるのに。帰り道は誰の何が面白かったかも思い出せず、こざっぱりとした余韻で・・・これも気持ちのいいものでした。来週の「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」での裏話しが楽しみ・・・一年分笑いました。笑うのもライブが最高ですね・・・コンプライアンス無視するし・・・笑うのは本音も下世話もありますからね~、いいもの観ました。前日は新橋演舞場の「熱海五郎一座」で87歳の伊藤四郎さんが1ヶ月公演終えて、打上でお酒を3杯呑んでいたというし・・・76歳高田文夫センセーは5000人3時間半ライブで笑いの渦巻き起こすし・・・お二人が現役で舞台をしていて大ウケしてご機嫌です。美味いもの飲んだり、呑んだり、食べたり、にこにこ笑ったり、仕事したりで生きていきたいと思っているので・・・生きるお手本お二人が元気で活躍してますので、見習っていきます。最後鏡開きから写真撮影後の三本締めが格別でした。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.06.30
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【夏の月】(200gパック)6/22が今年のストロベリームーンでした・・・ストロベリームーンからインスパイアされて去年発売、ご好評いただいた「夏の月」をバージョンアップして今年もお届けします。(ストロベリームーンはアメリカ圏の6月の満月の呼び方だそうです、最小の満月とも言われるそうです。)昨年は「ブラジル・パッセイオ」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」を使い・・・軽やか爽やかな夏向けの味わいのブレンドでしたが・・・さらに「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」も使って・・・ストロベリームーンの夏の満月の輝きをイメージしました。爽やか滑らかな味わいに華やかさやブライトさが加わって魅力的になっていると思います。そして、エアコン効いた部屋で心静かに、落ち着いた心もちで、少し元気になるような浮き立つような余韻をお楽しみください。暑さを感じるようになって、ホットこーひーで涼やかな味わいのブレンドを作りたいと思いました。やさしい味わいで心地よい甘さと上品な香りの余韻です、季節にマッチした新しいブレンドができました。使った豆は「ブラジル・パッセイオ」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」です。ブラジル・パッセイオの柔らかな味わい、甘さに包まれたフルーツ感、モカ・イルガチェフェ(ハマ)の上品なフローラルやシトリックな香り・・・さらにグアテマラ・エルインヘルト・ブルボンの洗練され豊かな香りにマウスフィールや余韻をブレンドしました。
2024.06.25
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【ブラジル・パッセイオ】(200gパック)夏向けに・・・柔らかな口当たりと甘さ、そしてキレの良い爽やかな余韻の「ブラジル・パッセイオ」をお届けします。円やかで柔らかなひと口目から、トップクオリティのブラジルらしいクリーンでジューシーな味わいです。ブラジルのトップクオリティの農園の中でも、この「ブラジル・パッセイオ」はブラジルの伝統的な魅力をさらにスペシャルティコーヒーに引き上げた印象で、とってもお気に入りです。繊細で柔らかな質感に、華やかな甘さ・・・最初のひと口の印象です。少し経つとジューシーさと高級なミルクチョコのような余韻が漂ってきます。冷めてくると、甘さに包まれたフルーツ感が際立ってきて・・・やっぱり美味しいなぁーとうっとりしました。気持ちが落ち着きながら、少し元気ももらえる感じです。お気に入りの「ブラジル・パッセイオ農園」のブルボン種ナチュラル式です。クリーンで柔らかな口当たりと甘さが印象的で、余韻にジューシーなベリー感、ミルクチョコの質感からスパイシーさが魅力的です。ブルボン種&ナチュラル式の甘さや質感が嬉しいです。熟度、甘さ、余韻、質感と素晴らしい農園です。パッセイオ農園の生き生きとした魅力・・・なめらかな口当たり・・・上質魅力的な甘さ・・・シルキーなミルクチョコレート感・・・冷めてほのかに感じるベリー感とスパイシーさ・・・さらに冷めるとまるい甘さに満たされます。ベリー感からより複雑な魅力を感じるのは、ピーチのキャラが裏に隠れているからかもしれません。この20数年ブラジルの色々なスペシャルティコーヒーをお届けしてきましたが・・・20数年の洗練さや成熟を感じる農園だと思います、素晴らしい農園です。農園名:パッセイオ農園主:アドルフォ エンリケ フェレイラエ リ ア:南ミナスプ ロ セ ス:ナチュラル品 種:ブルボン標 高:1,100m~1,200mパッセイオ農園は、南ミナス地区のコーヒー生産地帯のほぼ中心に位置するMonte Beloにあります。標高1100m~1200mの丘陵地帯に農園が広がっており、火山性ミネラルを含んだ肥沃な土壌に恵まれています。植付けのための土壌整備からコーヒーチェリーのピッキングまでの作業は、訓練され、技術を持った作業者によって成り立っています。当農園は、3世代にわたりコーヒーの生産を行なっており、そのつど生産技術の革新を行い、効率性の向上を求めています。自然環境に対する配慮も抜群で、75ヘクタールの自然林を残しており、農薬の使用量も減らしています。作業者の生活、教育環境の整備等社会問題の解決にも積極的に取り組んでいます。パッセイオ農園はCOEやLate Harvest Competitionの常連として、世界のスペシャルティコーヒーのロースターに知られています。COEの前身であるITCのグルメコーヒープロジェクトの農園として1997年に初めて水流によるチェリーの比重選別機とグリーンセパレータを導入したことも、パッセイオの品質に関するアドバンテージを維持する要素となっています。
2024.06.24
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プロのつぶやき1268「ブラジル・パッセイオ、夏の月、レディートラベラー」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。6月下旬になりました、夏至を過ぎて、遅い梅雨入りして、6/22(土)はストロベリームーンだそうです。昨年ストロベリームーンから季節のブレンド「夏の月」を発売しました。今年はさらにバージョンアップしてお届けします。最近のさかもとこーひーは卸先のカフェや新規依頼のサポートしたり・・・中米のサンプルや見積りが届いてきて、これから1年間使う中米の生豆の確保をしています・・・裏のガチの世界です(笑)相変わらず生豆の高騰と円安で仕入れ値が上がっていますが・・・長年関係作りしている生産者の協力やキャラが立ち過ぎず、クリーンで完熟度の良い生豆を選ぶことで、仕入れの値上げを最低限にコントロールしています。(まぁ、円安の影響は如何ともし難いですが!)厳しい状況で、クオリティと魅力と価格のバランスをシビアに判断する情報とカッピングスキルがより求められるようになっています。さかもとこーひーの常連さんにとっての魅力やクオリティ、価値ファーストで・・・オーバークオリティにならないように気をつけています。20年前のスペシャルティコーヒーの導入期とは求められるスキルが違ってきていると感じています。スペシャルティコーヒーの原点・・・「クラフト」と「カスタマーオリエンテッド」を肝に銘じています。(業界では「クラフト」と「カスタマーオリエンテッド」は忘れ去れているようですが・・・。)そんなこんなで・・・梅雨から初夏に向けの2種類のこーひー「ブラジル・パッセイオ」「夏の月」と・・・少し値上げになる「レディートラベラー」のご紹介です。円やかな口当たりと爽やかな余韻が素晴らしい「ブラジル・パッセイオ」・・・去年発売してご好評いただきバージョンアップした「夏の月」・・・そして、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、エチオピア・モカナチュラルの高騰が激しく、値上げを先延ばしにしてきた、人気の「レディートラベラー」を1296円/200gパック、2592円/500gパック(税込)とさせていただきます、よろしくご了承ください。【ブラジル・パッセイオ】(200gパック)夏向けに・・・柔らかな口当たりと甘さ、そしてキレの良い爽やかな余韻の「ブラジル・パッセイオ」をお届けします。円やかで柔らかなひと口目から、トップクオリティのブラジルらしいクリーンでジューシーな味わいです。ブラジルのトップクオリティの農園の中でも、この「ブラジル・パッセイオ」はブラジルの伝統的な魅力をさらにスペシャルティコーヒーに引き上げた印象で、とってもお気に入りです。繊細で柔らかな質感に、華やかな甘さ・・・最初のひと口の印象です。少し経つとジューシーさと高級なミルクチョコのような余韻が漂ってきます。冷めてくると、甘さに包まれたフルーツ感が際立ってきて・・・やっぱり美味しいなぁーとうっとりしました。気持ちが落ち着きながら、少し元気ももらえる感じです。お気に入りの「ブラジル・パッセイオ農園」のブルボン種ナチュラル式です。クリーンで柔らかな口当たりと甘さが印象的で、余韻にジューシーなベリー感、ミルクチョコの質感からスパイシーさが魅力的です。ブルボン種&ナチュラル式の甘さや質感が嬉しいです。熟度、甘さ、余韻、質感と素晴らしい農園です。パッセイオ農園の生き生きとした魅力・・・なめらかな口当たり・・・上質魅力的な甘さ・・・シルキーなミルクチョコレート感・・・冷めてほのかに感じるベリー感とスパイシーさ・・・さらに冷めるとまるい甘さに満たされます。ベリー感からより複雑な魅力を感じるのは、ピーチのキャラが裏に隠れているからかもしれません。この20数年ブラジルの色々なスペシャルティコーヒーをお届けしてきましたが・・・20数年の洗練さや成熟を感じる農園だと思います、素晴らしい農園です。農園名:パッセイオ農園主:アドルフォ エンリケ フェレイラエ リ ア:南ミナスプ ロ セ ス:ナチュラル品 種:ブルボン標 高:1,100m~1,200mパッセイオ農園は、南ミナス地区のコーヒー生産地帯のほぼ中心に位置するMonte Beloにあります。標高1100m~1200mの丘陵地帯に農園が広がっており、火山性ミネラルを含んだ肥沃な土壌に恵まれています。植付けのための土壌整備からコーヒーチェリーのピッキングまでの作業は、訓練され、技術を持った作業者によって成り立っています。当農園は、3世代にわたりコーヒーの生産を行なっており、そのつど生産技術の革新を行い、効率性の向上を求めています。自然環境に対する配慮も抜群で、75ヘクタールの自然林を残しており、農薬の使用量も減らしています。作業者の生活、教育環境の整備等社会問題の解決にも積極的に取り組んでいます。パッセイオ農園はCOEやLate Harvest Competitionの常連として、世界のスペシャルティコーヒーのロースターに知られています。COEの前身であるITCのグルメコーヒープロジェクトの農園として1997年に初めて水流によるチェリーの比重選別機とグリーンセパレータを導入したことも、パッセイオの品質に関するアドバンテージを維持する要素となっています。1620円/200gパック(税込)【夏の月】(200gパック)6/22が今年のストロベリームーンでした・・・ストロベリームーンからインスパイアされて去年発売、ご好評いただいた「夏の月」をバージョンアップして今年もお届けします。(ストロベリームーンはアメリカ圏の6月の満月の呼び方だそうです、最小の満月とも言われるそうです。)昨年は「ブラジル・パッセイオ」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」を使い・・・軽やか爽やかな夏向けの味わいのブレンドでしたが・・・さらに「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」も使って・・・ストロベリームーンの夏の満月の輝きをイメージしました。爽やか滑らかな味わいに華やかさやブライトさが加わって魅力的になっていると思います。そして、エアコン効いた部屋で心静かに、落ち着いた心もちで、少し元気になるような浮き立つような余韻をお楽しみください。暑さを感じるようになって、ホットこーひーで涼やかな味わいのブレンドを作りたいと思いました。やさしい味わいで心地よい甘さと上品な香りの余韻です、季節にマッチした新しいブレンドができました。使った豆は「ブラジル・パッセイオ」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」です。ブラジル・パッセイオの柔らかな味わい、甘さに包まれたフルーツ感、モカ・イルガチェフェ(ハマ)の上品なフローラルやシトリックな香り・・・さらにグアテマラ・エルインヘルト・ブルボンの洗練され豊かな香りにマウスフィールや余韻をブレンドしました。1620円/200gパック(税込)【レディートラベラー】(200gパック、500gパック)2017年発売以来、リピートが多く、すっかり定番人気になった、2種類のモカ・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」を使ったブレンドです。今回、コーヒー相場と円安による仕入れ価格の高騰によって・・・1296円/200gパック(税込)、2592円/500gパック(税込)になります、よろしくご了承ください。(できるだけ値上げを先送りしてきましたが、2つのエチオピアの高騰が激しく、値上げになりました。)軽すぎず、濃すぎないまろやかな味わいから2種類のモカ香りのよさ・・・その香りが余韻に漂って、キレのよい後味のスッキリ感・・・しかも酸味は感じらない・・・飲みやすくて香りが良くて雑味のないバランスのよいスッキリとした味わい、その辺が人気になっているんでしょう。モカ・イルガチェフェ(ハマ)の上品なシトリック&フローラル感とエチオピア・モカナチュラルのワイニー、ベリー、チョコレートな感じが一体となって・・・どちらがどちらとも言えないような響き合った魅力がこの「レディートラベラー」の個性となっていると思います。全体的にはまろやかで香りが良くて飲みやすいこーひー・・・豊かで心地よい余韻が長く続いて、次のひと口を誘う・・・さかもとこーひーでお客さんからよく言われる「酸っぱくなくて、苦くなくて、香りが良くて、美味しいコーヒー」のひとつの答えになっているように思います。そして、冷めてくるとクリーミーさにスパイシーさが浮かび上がってきて、より魅力的な味わいになってきます。ブレンドに2種類のモカを使おうと思ったのは・・・ジャズのライブでサックスとフリューゲルホーンのハーモニーに感動して、その響きから2種類のモカのブレンドを思いつきました。モカ・イルガチェフェ(ハマ)が市原ひかりさんのフリューゲルホーン、エチオピア・モカナチュラルが土岐英史さんのアルトサックスって感じでしょうか。・・・以下は7年前の紹介文です、「レディートラベラー」は大好きでよく聴きにいった故・土岐英史さんの曲名です。先日、仕事終わってからお茶の水にひとっ飛び・・・ジャズのライブハウスナルに土岐英史4days最終日に行ってきました。お届けしている「アフターダーク」は土岐さんの曲からインスパイアされ・・・3年目、毎年ご好評頂いてさかもとこーひーを代表するブレンドになっています。で・・・「レディートラベラー」という曲を聴いていて・・・新しいブレンドが浮かんだんです。「レディ・トラベラー」は市原ひかりさんの中音域の音色がすごくいいのでその音が生きるように土岐さんが作った曲で…市原さんのフリューゲルホーンの柔らかできれいな音、土岐さんの深く艶っぽい音、それぞれのソロも素晴らしく、さらに重なった音の響きは涙ものだったんですが…ふっとブレンドイメージできたんです…フリューゲルホーンとアルトサックスのブレンドです。気品溢れるモカ・イルガチェフェ(ハマ)と艶っぽいエチオピア・モカナチュラルの重なった魅力にしたいなぁーと・・・その2つのモカを引き立てるのは・・・深煎りコロンビアと深煎りエルサルバドル・・・きれいで円やかなコーヒー感に支えられてモカ・イルガチェフェ(ハマ)の繊細な香り味わいとエチオピア・モカナチュラルの甘さとマウスフィール香りが響きあいました。余韻は・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)とエチオピア・モカナチュラルが一体となって・・・長く心地よく続きます・・・楽しい仕事がまたひとつ出来ました・・・さかもとこーひーの常連さんみなさんに味わって欲しいと思ってます。1296円/200gパック、2592円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.06.23
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プロのつぶやき1267「レストラン・ワインバーそれぞれのワイン選び」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。梅雨入りする前に夏日が続いています・・・まぁ、真夏日にならなければまだ大丈夫です、日向は避けますけど・・・。湿気が多いと朝だるいです、仕事前のストレッチを多めにしてスッキリさせてます。これから3ヶ月くらい暑いですが、くれぐれもご自愛ください。今週はインポーターの担当営業が来店して、産地や業界のあれこれ聞いたり・・・卸先のカフェで今使っているブレンドを変えたいとのことで・・・サイフォンとプレス、ペーパードリップの説明から、今使っているブレンドの特徴・・・そしてプレスで淹れて、次に新しいお勧めのブレンドをプレスで淹れて、サイフォンで淹れて・・・そのカフェのケーキと一緒に味わって・・・無事お勧めのブレンドに決まりました。ランチの料理やケーキが主役ですので、コーヒーは脇役としていい仕事をするように・・・ひと口ひと口コーヒーによってリフレッシュして、最後のひと口まで美味しさが伝わるようにとお話ししました・・・ご夫婦でされているお店なのでオペレーションも大切です。プレスですと粉っぽいという先入観を持たれていましたが・・・粉の挽き具合、お湯の温度、抽出の時間等基本通りに淹れると全く気にならなくなり・・・濃くしなくても、口当たりのまろやかさや余韻の心地よさを感じていただけました・・・ほっとしました。なんだかんだ、一緒に味わって説明するとさかもとこーひーが感じてもらいたい味が伝わりますが、多くの自家焙煎店やメディアが伝えていることと、さかもとこーひーのお勧めの淹れ方が違うので、厄介なところです。そんなこんなで・・・先日若いコーヒー仲間二人からサンクオピエに一緒に行ってくださいとリクエストがあって・・・それではと、初夏のメニューを予約してランチしてきました。前菜・スープ・魚・肉とひと皿ひと皿、声をあげて喜んでいて、アラ古希のじいさんでは出せない盛り上がり方でした(笑)デザートは、完熟マンゴーのソルベ、ヴァローナカラメリアのクレームブリュレ、グリオットのパウンドケーキでしたが、それに合わせたコーヒーはバークレーロースト、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、タンザニア・ムベヤの初夏のコース用ブレンドでした。カラメリアという牛乳をカラメリゼして、まろやかなカカオ感とクリーミーなキャラメル感が特徴的なチョコをクレームブリュレにし、表面のカラメルの上には微妙に塩を振ってあります。これだけならコーヒー合わせるのはシンプルなんですが、完熟マンゴーソルベのフルーツ感や芳醇な味わいに酸味もありますし、グリオットのキャラもパウンドケーキで生き生きとしています。それぞれになんの違和感も無く、デザートを引き上げ、次のひと口を誘う・・・コーヒーのプロで無いなら、無意識に美味しい美味しいで最後までぺろっと完食すれば幸せなんですが・・・二人ともにコーヒーを仕事としていますから・・・なぜそうなるか?通常あり得ないだろうと集中してました(笑)コーヒーからマンゴーが出てきたとか・・・クレームブリュレからミルキーな感じがすると・・・流石なかなかの感覚です。まぁ、そうなるようにブレンドしてあるんですけどね。そして、デザートを出してひと息ついたシェフが色々な話しをしてくれたのですが・・・ワインをテイスティングした時に、これはレストラン向けのワインだなぁーとか、こちらはワインバー向けのワインだなぁーという話しになりました。思わず膝ポンで・・・大きく頷きました。ワインを飲んで、このワインだとこういう料理に合わせたいとイメージできるのはレストラン向きで・・・いいワインでもキャラによっては料理に合わせずらいとか、マニアが喜びそうなものはワインバー向きだろうと。昔なら・・・有名だったり。高価だったり、希少だったりするだけで選ばれた感じがあったと思いますが・・・流石にワインが広まって30年40年・・・成熟してきてますね。デザートに使ったヴァローナのカラメリアもお菓子やチョコレート、デザートで合わないタイプの話しも興味深く・・・クオリティ高かったり、キャラが魅力的だったりするだけでは何にでも通じるものでは無いのは当たり前と言えば当たり前です。さかもとこーひーもスペシャルティコーヒーを使うようになって最初の10年くらいはそれまでのコーヒーには無かった香りや美味しさを紹介することにエネルギー使ってきましたが・・・この10年15年はトップクオリティの豆が高騰しすぎたことと、品種や精選方法の差別化が進んで、キャラが立ちすぎた豆が増えたことで・・・さかもとこーひーの常連さんや卸先に価格も魅力もあった豆を選ぶようにしています。一部の生産者やインポーター、自家焙煎店は希少だったり珍しかったり今までになかったような豆をアピールしていますが・・・どのようなコーヒー好きのお客さん、エンドユーザーの方向けなのか疑問を感じています。(業界内やマニア向けなんでしょう)さかもとこーひーの常連さんはヘビーユーザーが多いことと、自宅でもオフィスでも毎日日常の暮らしにこーひーがある方が多いんです。ある意味、こーひーが暮らしの脇役になっている感じでしょうか?コーヒーの香りや味わいに集中して楽しむのも良いですが・・・脇役としていい仕事をするっていうか、暮らしに馴染む(味わいも価格も)こーひーを大切にしています。そうは言っても・・・長年こーひーに親しんでいる常連さんが多いので・・・今回の「あたら夜」のような今までに無いタイプのブレンドを出すと、メールで感想してくれることが多く、励みになっています。(最初に書いたインポーターの営業は、あたら夜を飲んで、お代わりして、お土産に持って帰りました(笑)、美味しさが伝わったようです。)素材についても・・・さかもとこーひーはスペシャルティコーヒーを25年くらい扱っていますから・・・生産者のレベルアップ、世界的な需給も見ながら、クオリティと魅力と価格のバランスの取れた・・・そして常連さんに喜ばれる豆をおさえてきています。実際、伝統的な産地や生産者は土壌や気候が良くて、生産のためのインフラも整っていることが多いものです。勿論、長年蓄積された栽培や精選の技術もありますし・・・10年以上信頼関係を築いて使っている生産者がメインになっています。まぁ、最近はネットで様々な情報が手に入りますが・・・ネットでは手に入らない情報も多いので、表に出ない情報も大切にしています。誰のために、どういう素材が必要なのか?を忘れると独りよがりのコーヒーになってしまいがちです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.06.16
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プロのつぶやき1266「お手本にしているお店」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。梅雨入りが6/7頃とニュースでありましたが・・・少し遅れているようです。これから梅雨と真夏の体調崩しやすい季節になっていきます、くれぐれもご自愛ください。坂本の梅雨対策は美味しいもの食べて、ライブや映画で笑ったりジーンとしたりってところですかね。睡眠はいつでもしっかり取ってますし・・・。先日の月曜日は、コーヒー仲間を誘って、巣鴨のときわ食堂で一杯やって、立川小春志月例独演会文京シビックホールまで行ってきました。弟子がなかなか続かない談春師の下で唯一残り、しかも女性・・・談春独演会で前座の頃から知っていますが、その頃からしっかりとした高座でした。が、真打まで17年かかりました。真打昇進の会はチケットが取れなかったので、今回が真打になってはじめてでした・・・さすが真打らしくなって、5年後10年後が楽しみです。火曜日は「トノバン 音楽家加藤和彦とその世代」を千葉劇場で観てきました、観客は同世代ばかり。帰ってきたヨッパライが小学校6年で・・・その後の「あの素晴らしい愛をもう一度」・・・ミカバンドの「タイムマシンにお願い」と印象的でした。北山修さんが「少年の頃から感じていたであろう居心地の悪さ」と言っていたのと、坂本美雨ちゃんの「練られたシンプルさ」というのがとっても心に残りました・・・そして、ラストのコーラスでジーンときてしまいました。戦後が終わって、輸入文化をジャポニゼしていった先駆者でしょう・・・坂本自身もインディーズとして紅茶だコーヒーだと輸入文化を日本の暮らしの中でどう届けるかの50年でしたので、色々と思うことがあります。さらに、木曜日にはラジオビバリー昼ズ 放送35周年記念「月刊Takada 丸ごと一冊高田文夫」が届いて、関東の大衆芸能好き、ラジオ好きには大好物です(笑)高田文夫センセーは6月で76歳・・・笑芸の基礎教養のセンセーですね。「人気とは高さより長さである。」が響きます。そんなこんなで・・・今年になってから千葉でもカフェやレストラン等飲食店の閉店が目立っています。カフェやフレンチやイタリアン、クラフトビール等々ファッション性を売りにしているような店が厳しいようです。一方、町中華・町蕎麦屋・町寿司屋・定食屋等新メニューとか無くて、ずーっと同じでも繁盛しているお店があって、色々と考えます。(それらは業種としては衰退してきたのですが・・・繁盛店は変わらず繁盛していますね。)さかもとこーひーが商売で心掛けてきたのは「全盛期の無い商売」で、目指してきたのが「デパ地下に出ない老舗繁盛和菓子屋」なんです。神田お茶の水界隈で昔から好きで憧れた蕎麦屋が2軒あります。神田須田町の「神田まつや」と猿楽町の「松翁」です。(最近は神田錦町更科も時々行きます。)初めて行ったのが30数年前でしょう、年に一度二度くらい・・・最初は松翁にはまりました。色々とつまみになる料理があって、天ぷらは揚がったネタをテーブルまで一つ一つ持ってきてくれて、天ぷら屋のようだし・・・地酒も豊富で・・・勿論蕎麦も絶品・・・個人技名人芸の店で・・・さかもとこーひーも息子が入るまで個人技の店だったので・・・憧れの店でした。一方神田まつやは席数も多く、昼前からずーっと繁盛していて・・・手打ち蕎麦というと朝蕎麦を打って、売り切れ仕舞いの店が多いのに・・・一日中蕎麦打っていますから、いつも打ち立て・・・丼ものも、つまみもあるけど、地酒を揃えるような店では無いです・・・チーム戦って感じです。共に名店として有名ですが、個人技に憧れていた頃にはどうしても松翁に惹かれていましたが・・・二人の息子への承継を考えるようになってからはまつやのチーム作りや、クオリティの安定さの凄さに驚いています。最近のミーティングで息子二人ともにさかもとこーひーの生豆のクオリティや焙煎、味の安定を言葉にしていました。ホームこーひー向けでもカフェ・レストラン向けの卸も安定が大切です。そして通販ならお昼頃の注文がその日に発送できる安定した体制も大切にしています。いつものこーひーがいつものように届く当たり前のことを基本にしています。知り合いの飲食店二代目三代目の若旦那達も「変わらない味を届けられるように精進する」と言っているので・・・初代と二代目三代目の役割の違いを感じます。さかもとこーひーは「ホームこーひー」を広めることを開店以来目指してきたので・・・安定したクオリティや美味しさをしっかりと届けることを大切にしていきます。もうすぐ69歳ですので、若い頃には思いもしなかったことを思うようになっています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.06.09
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プロのつぶやき1265「さかもとこーひー・きれいな夜三部作」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。6月になりました・・・暑かったり、曇りの日は肌寒かったり、体調に気を使います、くれぐれもご自愛ください。先週の土曜日夜は予約の取れない町中華錦糸町の緑町生駒にお誘い受けて行ってきました、移転前にも行っているので2度目です。ひと皿ひと皿から味わって欲しい美味しさが伝わってきて・・・味わいの変化がリズミカルで、食べても食べても次のひと皿を美味しく食べられ、4人で15皿(笑)お腹いっぱい・・・ひと口目のインパクト勝負の美味しさとは違う魅力で、とっても勉強になります(笑)そして全仏の錦織選手が凄かった・・・グランドスラムぶっつけ本番で5セット勝ち、2回戦は肩の調子悪くてサーブを打ち込めない中、15位の若手相手にストロークで振り回していました、故障で棄権しましたが・・・体調整えてオンリーワンのプレイで活躍して欲しいです。インタビューからは、故障の苦しさと同時に、まだまだやれると言う自信も伝わってきました。そんなこんなで・・・おかげさまで新作ブレンド「あたら夜」がご好評いただいています。ひと口目から印象的になるようなキャラでは無くて・・・静かにゆっくりに感じられる味わいなので・・・自分のイメージだけでやっちゃったかなと一瞬不安でしたが・・・お店での試飲で買われる常連さんが多く、嬉しく励みになりました。先日もウエルカムフラワーでお世話になっているS先生と「あたら夜」で会話が弾んで・・・伝わっているんだなぁ~と嬉しかったんです。これで「ベラノッテ」「アフターダーク」「あたら夜」とさかもとこーひー深煎りブレンド「きれいな夜三部作」が揃いました。さかもとこーひーは31年前の開店当時は・・・深煎り自家焙煎店って感じでしたが、2000年頃からはスペシャルティコーヒーに踏み込んで、農産物として優秀なスペシャルティコーヒーの際立つ魅力にフォーカスしながら・・・スペシャルティコーヒーの魅力を生かす焙煎やブレンド技術を磨いてきました。そこで・・・まずは2001年にデビューした「ベラ・ノッテ」はスペシャルティコーヒーのクリーンで明るい味わいを深煎りに仕上げて、さかもとこーひーを代表するブレンドになっています。ダークな魅力とざらつきの無い、後味のキレの良いクリーンな味わいをイメージしました。空が澄んで夜空がきれいな秋冬に煌めく星・・・そんな深煎りのダークさと華やかさのブレンドです。そして・・・2013年には「アフターダーク」・・・After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉から・・・ダークな中に見える明るい魅力をイメージしました。大好きなサックスの故土岐英史さんの曲をお嬢さんの土岐麻子さんが詩をつけて歌ったのですが・・・パカマラを使って、ダークでディープ、まろやかでメロウな、苦味や酸味とは別世界の、熟したフルーツやフローラル感をイメージしています。土岐さんのなんとも艶やかな音色をパカマラの魅力で繋げました。最初のイメージは・・・深煎りの新境地と言いますか・・・昭和の深煎り自家焙煎でも無い・・・ピーツやスタバのような深煎りでも無い・・・さかもとこーひーが今のスペシャルティコーヒーの魅力を生かした深煎りブレンドを作りたいなぁーということなんです・・・円やかな深煎りの味わいに「パカマラ種」のまろやか艶やか輝くような魅力が顔を出して他に無い魅力に仕上げました。そして、2024年今回の「あたら夜」です。深煎りのエレガントさ、滑らかできれいな味わいと豊かで長い余韻の新作深煎りブレンドです・・・さかもとこーひーの成熟した魅力を目指しました。苦いというよりも円やかさとダークな味わいから・・・余韻に顔を出す様々なキャラ・・・フルーツ、フローラル、チョコレート、ジューシーでクリーミーな味わいが今までにない新しい深煎りの魅力になっていると思います。上品な味わいの中に豊かな奥行きのある魅力をお届けします。静かな味わいから、長く続くフルーツ感溢れるダークな余韻が気に入っています。是非、飲み干した後の余韻をお楽しみください。BSNHKの辞書編纂のドラマ「舟を編む」の中で出てきた「あたら夜」という言葉・・・明けてしまうのが惜しい素晴らしい夜・・・から即イメージ出来ました。万葉集に「可惜夜(あたらよ)」とあるらしいです。静かなときめきで明けてしまうのが惜しいようなきれいな素晴らしい夜を深煎りブレンドにしました・・・飲み終わってしまうのが惜しいと感じるような新しいきれいな深煎りブレンドです。振り返ると、40代のベラ・ノッテ、50代のアフターダーク、60代のあたら夜・・・それぞれの年代の感覚がブレンドになって現れていると感じました。古希が近づいてきてそろそろ感性が鈍ってくるのかな?と内心思っていましたが・・・今年になって「やまぶき」が出来て、今度は「あたら夜」が出来ました。まだまだ生き生きとした感覚はありそうです。体力の衰えはなんとも致し方ありませんが(笑)さてさて、70代にはどのような魅力をお届けできるでしょうか?全く分かりません。とりあえず、独演会やコンサートやライブ行ったり、美味しいもの食べたり呑んだりして、感覚が年取らないようにします(笑)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.06.02
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プロのつぶやき1264「アイスこーひー・2024」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。爽やかな陽気になってきました・・・昨日は小学校入学した孫の運動会・・・たくさんの写真や動画が送られてきて、元気に走ったり踊ったりしていました。最近は運動会のお弁当が無いそうで、時代は変わっていきますね。4月の入学したばかりなのに、保育所の頃よりなんだか少年になってきて、驚きます。そして、錦織選手が全仏に戻ってきました・・・練習の様子だけでもわくわくしますが・・・試合のひりひり感やあっと思わせるショットやリズミカルなフットワークがたまりません。錦織圭、井上尚弥の動きは快感です。そんなこんなで・・・ 「アイスこーひー・2024」でさかもとこーひーのアイスこーひーのお話しです。さかもとこーひーのこーひーはどれでもホットにもアイスにもできますので・・・手元にある豆をホットで飲んだり、アイスで飲んだりしているお客さんも多いです。まぁ、そうは言ってもアイスコーヒー用でお勧めしないと分かりずらいですから・・・代表的な3つのこーひーをご紹介します。「アイスコーヒー」はスッキリがぶ飲みタイプ・・・「特上アイスコーヒー」はまろやかで豊かなコク・・・「スプラッシュカフェ」はキレの良い爽やかタイプです。まず、アイスコーヒーの淹れ方ですが・・・普段のホットコーヒーと淹れ方も豆の量も同じようにしますが・・・お湯の量だけ60%くらいに減らしてください。少ない出来上がりに氷をたっぷり入れて急冷します。氷が溶けるとちょうど良い量になって出来上がりです。1杯2杯分でも、まとめて淹れる場合も同じです、コーヒーメーカーやカフェプレスでも水の量だけ減らして氷で急冷すると簡単です。普段と同じように淹れますので・・・分かりやすく、間違えにくい・・・すぐ出来る・・・冷水ポット等で冷蔵庫で保存しても1日くらいは劣化が遅く、キレの良さがあります。(暑い時のアイスコーヒーには余韻のキレの良さが大切でしょう)水出しの場合は・・・1Lの水に対して、50gの細挽きの粉を入れて、ひと晩・・・朝には出来上がっています。氷で急冷も水出しも・・・濃いめ、薄めは・・・粉の量で加減してください。次にどんなコーヒーがアイスコーヒーに向いているかですね。さかもとこーひー基本のアイスコーヒーは・・・アイスコーヒー、特上アイスコーヒー、スプラッシュカフェになります。-「アイスこーひー」…後味のきれいなすっきりガブ飲みタイプです。-「特上アイスこーひー」…しっかりとコクのあるまろやかなアイスこーひーをお楽しみください。-「スプラッシュカフェ]…コクと切れの良さが一番だと思い、お勧めです。ミルクを入れても味わいの深さと切れの良さが生きてます。そして、最近増えているシングルオリジンでのアイスコーヒーは・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)、エチオピア・モカナチュラル、深煎りグアテマラ、バークレー・ロースト、タンザニア・ムベヤが定番で・・・あと季節のシングルオリジンでも、それぞれの魅力になります。シングルオリジンはフルーティだったり、フローラルだったり、紅茶やスパイシーな感じがあると・・・それが昔からのアイスコーヒーとは別世界の新しい魅力になります。さかもとこーひーの豆を使ったアイスコーヒーは・・・にがにがした苦味や重い後味が無いので・・・暑い日にぴったりな爽快感、すっきり感、後味のキレの良さがお勧めです。そして、コーヒーバッグで水出しにするのも簡単便利です・・・「コーヒーバッグ・特上フレンチ&特上アイスコーヒー」が良いです。では、アイスこーひーの基本的な淹れ方からご紹介します。*アイスこーひー・オンザロックス-粉の挽き具合、量はホットと同じで大丈夫です。(細挽き、95℃以上の熱湯、粉少なめ)-カフェプレスでも、ペーパードリップでも、コーヒーメーカーでも、豆の量、挽き方といつもと同じです。-お湯の量だけ、いつもの60%位に減らしてください。-すると、濃いめになりますので…それを、たっぷりの氷に一気に注ぎ混ぜ、急冷します。*水だしアイスこーひー-冷水ポット、1000ccで説明します。-「やや細挽き」(さかもとこーひーの通常の挽き具合です。)を使います。-50-80g位が目安です。-爽やかゴクゴクタイプは「50g」-コクまろ満足タイプは「80g」-お好みで、粉の量を加減してください。-水を注ぎ入れ「8時間-ひと晩」冷蔵庫に置きます。*コーヒーバッグでの水だしアイスこーひー-1000ccに対して「コーヒーバッグ・特上フレンチ&特上アイスコーヒー」2個、冷蔵庫でひと晩置きます。(1.5Lの水に2~3個浸けてひと晩で出来上がります。(1Lだと2個、2Lだと3個くらい、濃さはお好みで調整してください。)-他のコーヒーバッグでも同様です。(種類によって味わいが違います)-500ccのタンブラーに水とコーヒーバッグ1個入れてひと晩置けば・・・一人分の水出しになります。(お湯で淹れる時は、150ccくらいの熱湯で4分以上浸けて、氷で急冷、アイスコーヒーの出来上がりです。)爽やかで後味のキレのよいアイスこーひーをお楽しみください。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.05.26
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【特上アイスコーヒー】(200gパック、500gパック)しっかりとコクのある円やかなアイスコーヒー用ブレンドです。「特上フレンチ」と基本的に同じブレンドで・・・すっきり爽やかな「アイスこーひー」に対して・・・しっかりとコクのある円やかな「特上アイスコーヒー」になっています。淹れ方は…ホットコーヒーと同じで、水の量だけ60%に減らします。たっぷりの氷を用意して、水を60%に減らして淹れたこーひーを一気に注ぎ、オンザロック方式で急冷して出来上がりです。1杯でも、数杯でも同じ考え方です。まとめて淹れて冷蔵庫で保存する時もオンザロック方式で急冷して冷蔵する方が…味わいがきれいですし、後で飲む時もコンデションが良いと思います。水出しのアイスコーヒーには・・・1Lの水に対して、50gの細挽きの粉を入れて、冷蔵庫でひと晩で出来上がりです。オンザロック式の急冷も、水出しも、濃いめ薄めはお好みですから、粉の量で加減してください、
2024.05.23
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【特上フレンチ】(200gパック、500gパック)来店でも、通販でも常に人気の定番深煎りブレンドです。ダークでバランスの良いこーひー感・・・余韻のキレの良さ・・・冷めてからのクリーミー感、スパイシーな魅力・・・開店以来30年近く続いているマンデリンを使った定番ブレンド「特上フレンチ」です。ダークでディープな味わいから・・・クリーミーなマウスフィールと深煎りの甘さとスパイシーアーシーな余韻が人気のポイントでしょうか。深煎りの円やかなコク、焦げの無いきれいな余韻・・・ビターチョコレート、カラメル・・・ほのかなバニラ、余韻の明るい華やかな印象・・・ひと口目にビター感や強い苦味を感じないよう、日々の暮らしに寄り添い、親しみやすい柔らかな口当たりを大切にしました。勿論、アイスこーひーとしても最適です。使った豆は「深煎りコロンビア」「ウガンダ・マウントエルゴン」「バークレー・ロースト」「マンデリン」です。さかもとこーひー開店以来長く人気の「特上フレンチ」の進化する魅力をお楽しみください。
2024.05.22
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【あたら夜】(200gパック)古希が近づいてきてそろそろ感性が鈍ってくるのかな?と内心思っていましたが・・・今年になって「やまぶき」が出来て、今度は「あたら夜」が出来ました。まだまだ生き生きとした感覚はありそうです。(まぁ、お題をいただければどうにでもブレンド出来ますが・・・自分の中から新しい魅力・味わいを作るのは数少なくなっていますね)深煎りのエレガントさ、滑らかできれいな味わいと豊かで長い余韻の新作深煎りブレンド「あたら夜」です・・・さかもとこーひーの成熟した魅力をお楽しみください。苦いというよりも円やかさとダークな味わいから・・・余韻に顔を出す様々なキャラ・・・フルーツ、フローラル、チョコレート、ジューシーでクリーミーな味わいが今までにない新しい深煎りの魅力になっていると思います。バークレーロースト、深煎りグアテマラ、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボンと個性の違うグアテマラ3種類のブレンドです。グアテマラのシングルオリジンには無いグアテマラの新しい魅力だと思います。グアテマラの持つ様々な魅力をブレンドすることで、上品な味わいの中に豊かな奥行きのある魅力をお届けします。長く長く続くフルーツ感溢れるダークな余韻が気に入っています。是非、飲み干した後の余韻が気に入っています。BSNHKで観ていた辞書編纂のドラマ「舟を編む」の中で出てきた「あたら夜」という言葉・・・明けてしまうのが惜しい素晴らしい夜・・・から即イメージ出来ました。万葉集に「可惜夜(あたらよ)」とあるらしいです。静かなときめきで明けてしまうのが惜しいようなきれいな素晴らしい夜を深煎りブレンドにしました・・・飲み終わってしまうのが惜しいと感じるような新しいきれいな深煎りブレンドです。これで、さかもとこーひー「きれいな夜三部作」ベラノッテ、アフターダーク、あたら夜と揃いました。とっても機嫌がよいです(笑)お楽しみください。
2024.05.21
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【グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン】(200gパック)上品で華やかな印象のひと口目、まろやかなめらかな口当たりから、・・・余韻のチョコレート感と甘さ・・・香りはフローラル、フルーツ、チョコレート・・・ブルボン種の繊細な魅力にエレガントさを感じます、グアテマラ・コーヒーの最高峰の魅力でしょう。時々お客様から坂本が個人的に好きなコーヒーを聞かれますが・・・普段は言葉を濁しますが・・・この「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を飲むと別格の魅力を感じますので、個人的に好きなこーひーと言えそうです。粉に挽いた時の香りから柔らかくなんとも惹きつけられる魅力が素晴らしいです。温かいうちは…あまりにも滑らかで柔らか円やかな味わいから…華やかさと上品な甘さが伝わって来ます…気品、滑らかさ、円やかさ…バランスの良さ。ピーチ、フローラル、アプリコット…フローラル、レモン&オレンジ、ハニーライク、ベリー…ジューシーな甘さ、クリーミー&ラウンド、エレガント、コンプレックス…メモが止まりません…余韻のピーチ&フローラルと包み込むような甘さが圧倒的な個性でしょう。冷めると、円やかなコクと華やかな余韻がこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の素晴らしさを印象的にしています…上品さと複雑さが圧倒的な印象と魅力になっていますね。そして、甘さといっても・・・色々な質とキャラを感じるのですが・・・この「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の甘さには・・・こーひーの上質な甘さと柔らか滑らかな質感・・・その甘さを引き立てるフルーツ感のバランスの素晴らしさを感じています・・・まぁ、そういう魅力を感じるとエレガントと言ってしまいますが・・・。ぜひ、冷め切ってからのエレガントさ、ピーチ&フローラルな魅力をお楽しみください。このような素晴らしい素材のポテンシャルを生かすために焙煎のスキル、カッピングスキルの向上が欠かせません。使い始めた頃にさかもとこーひーの焙煎やカッピングスキルを鍛えてくれました。今では当たり前にこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をさかもとこーひーの定番シングルオリジンとしてお届けしていますが・・・使えるようになるまでは、手の届かない憧れの農園でした。さかもとこーひーが世界最高レベルのコーヒー農園だと感じていて、コロナ禍前に3年連続で息子が訪問しました。グアテマラのカップオブエクセレンスでエルインヘルト農園の名声を高めたのが、このブルボン種でした。その後、パカマラ種やゲイシャ種でさらに有名になりましたが…。パカマラが出る迄はブルボンがエルインヘルト農園の代名詞だったでしょう。エルインヘルト農園の土壌栽培の素晴らしさ、完熟度合いの揃った収穫、的確な精選処理・・・全てにトップクオリティの農園の実力が素材や魅力につながっています。農園名:エル インヘルト農園責任者:アルトゥーロ アギーレエ リ ア:ウエウエテナンゴ県 リベルタープ ロ セ ス:フリーウォッシュド品 種:ブルボン標 高:1,500-1,600mエル・インヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア300ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28°Cと冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の350ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。
2024.05.20
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プロのつぶやき1263 「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、あたら夜、特上フレンチ、特上アイスコーヒー」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。5月も半ば・・・朝晩は肌寒さもありますが、そろそろTシャツ一枚でも気持ちの良い季節になってきました。息子たちは朝から半袖で仕事していますが・・・店主はまだ長袖着てしまいます、若い者とは違いますね。先日、友人と年に一度行く和食屋さんで・・・潤菜がしみじみと美味しいと思いました。潤菜を初めて知ったのは40年くらい前に魯山人の本だったと思います。勿論、実際に食べたのはずっと後になってからで・・・食べてもこういうのを美味しいと思う人がいるんだと不思議でした。それが、あ~美味いなぁ~とお酒を呑みながら思うようになりました(笑)勿論味付けも良いし、その潤菜自体良い質のものだったのもあるでしょう。味覚の不思議と言いますか、単に爺いになっただけと言いますか、感慨深いものがありました(笑)そんなこんなで、新緑が眩しい、梅雨入りまでとっても心地よい季節に向けてのこーひーご紹介です。グアテマラ・イエローナンスの後は同じエルインヘルト農園のブルボン種「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」・・・新作の深煎りブレンド「あたら夜」・・・人気の「特上フレンチ」「特上アイスコーヒー」・・・です。新作の「あたら夜」は我ながらまだまだいきいきとした感性を失っていないと実感したブレンドです、古希目前の新しい深煎りの魅力をお楽しみください。(「特上アイスコーヒー」「特上フレンチ」に使っているコロンビア、グアテマラ、マンデリンの大きな生豆高騰で値上げになりました、それでも精一杯抑えました、今まで値上げを先延ばしにしていましたが、なかなか厳しい状況です、よろしくご理解ください。まぁ。使っている豆が高い豆ばかりですので・・・。)【グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン】(200gパック)上品で華やかな印象のひと口目、まろやかなめらかな口当たりから、・・・余韻のチョコレート感と甘さ・・・香りはフローラル、フルーツ、チョコレート・・・ブルボン種の繊細な魅力にエレガントさを感じます、グアテマラ・コーヒーの最高峰の魅力でしょう。時々お客様から坂本が個人的に好きなコーヒーを聞かれますが・・・普段は言葉を濁しますが・・・この「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を飲むと別格の魅力を感じますので、個人的に好きなこーひーと言えそうです。粉に挽いた時の香りから柔らかくなんとも惹きつけられる魅力が素晴らしいです。温かいうちは…あまりにも滑らかで柔らか円やかな味わいから…華やかさと上品な甘さが伝わって来ます…気品、滑らかさ、円やかさ…バランスの良さ。ピーチ、フローラル、アプリコット…フローラル、レモン&オレンジ、ハニーライク、ベリー…ジューシーな甘さ、クリーミー&ラウンド、エレガント、コンプレックス…メモが止まりません…余韻のピーチ&フローラルと包み込むような甘さが圧倒的な個性でしょう。冷めると、円やかなコクと華やかな余韻がこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の素晴らしさを印象的にしています…上品さと複雑さが圧倒的な印象と魅力になっていますね。そして、甘さといっても・・・色々な質とキャラを感じるのですが・・・この「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の甘さには・・・こーひーの上質な甘さと柔らか滑らかな質感・・・その甘さを引き立てるフルーツ感のバランスの素晴らしさを感じています・・・まぁ、そういう魅力を感じるとエレガントと言ってしまいますが・・・。ぜひ、冷め切ってからのエレガントさ、ピーチ&フローラルな魅力をお楽しみください。このような素晴らしい素材のポテンシャルを生かすために焙煎のスキル、カッピングスキルの向上が欠かせません。使い始めた頃にさかもとこーひーの焙煎やカッピングスキルを鍛えてくれました。今では当たり前にこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をさかもとこーひーの定番シングルオリジンとしてお届けしていますが・・・使えるようになるまでは、手の届かない憧れの農園でした。さかもとこーひーが世界最高レベルのコーヒー農園だと感じていて、コロナ禍前に3年連続で息子が訪問しました。グアテマラのカップオブエクセレンスでエルインヘルト農園の名声を高めたのが、このブルボン種でした。その後、パカマラ種やゲイシャ種でさらに有名になりましたが…。パカマラが出る迄はブルボンがエルインヘルト農園の代名詞だったでしょう。エルインヘルト農園の土壌栽培の素晴らしさ、完熟度合いの揃った収穫、的確な精選処理・・・全てにトップクオリティの農園の実力が素材や魅力につながっています。農園名:エル インヘルト農園責任者:アルトゥーロ アギーレエ リ ア:ウエウエテナンゴ県 リベルタープ ロ セ ス:フリーウォッシュド品 種:ブルボン標 高:1,500-1,600mエル・インヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア300ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28°Cと冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の350ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。2160円/200gパック(税込)【あたら夜】(200gパック)古希が近づいてきてそろそろ感性が鈍ってくるのかな?と内心思っていましたが・・・今年になって「やまぶき」が出来て、今度は「あたら夜」が出来ました。まだまだ生き生きとした感覚はありそうです。(まぁ、お題をいただければどうにでもブレンド出来ますが・・・自分の中から新しい魅力・味わいを作るのは数少なくなっていますね)深煎りのエレガントさ、滑らかできれいな味わいと豊かで長い余韻の新作深煎りブレンド「あたら夜」です・・・さかもとこーひーの成熟した魅力をお楽しみください。苦いというよりも円やかさとダークな味わいから・・・余韻に顔を出す様々なキャラ・・・フルーツ、フローラル、チョコレート、ジューシーでクリーミーな味わいが今までにない新しい深煎りの魅力になっていると思います。バークレーロースト、深煎りグアテマラ、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボンと個性の違うグアテマラ3種類のブレンドです。グアテマラのシングルオリジンには無いグアテマラの新しい魅力だと思います。グアテマラの持つ様々な魅力をブレンドすることで、上品な味わいの中に豊かな奥行きのある魅力をお届けします。長く長く続くフルーツ感溢れるダークな余韻が気に入っています。是非、飲み干した後の余韻が気に入っています。BSNHKで観ていた辞書編纂のドラマ「舟を編む」の中で出てきた「あたら夜」という言葉・・・明けてしまうのが惜しい素晴らしい夜・・・から即イメージ出来ました。万葉集に「可惜夜(あたらよ)」とあるらしいです。静かなときめきで明けてしまうのが惜しいようなきれいな素晴らしい夜を深煎りブレンドにしました・・・飲み終わってしまうのが惜しいと感じるような新しいきれいな深煎りブレンドです。これで、さかもとこーひー「きれいな夜三部作」ベラノッテ、アフターダーク、あたら夜と揃いました。とっても機嫌がよいです(笑)お楽しみください。1620円/200gパック(税込)【特上フレンチ】(200gパック、500gパック)来店でも、通販でも常に人気の定番深煎りブレンドです。ダークでバランスの良いこーひー感・・・余韻のキレの良さ・・・冷めてからのクリーミー感、スパイシーな魅力・・・開店以来30年近く続いているマンデリンを使った定番ブレンド「特上フレンチ」です。ダークでディープな味わいから・・・クリーミーなマウスフィールと深煎りの甘さとスパイシーアーシーな余韻が人気のポイントでしょうか。深煎りの円やかなコク、焦げの無いきれいな余韻・・・ビターチョコレート、カラメル・・・ほのかなバニラ、余韻の明るい華やかな印象・・・ひと口目にビター感や強い苦味を感じないよう、日々の暮らしに寄り添い、親しみやすい柔らかな口当たりを大切にしました。勿論、アイスこーひーとしても最適です。使った豆は「深煎りコロンビア」「ウガンダ・マウントエルゴン」「バークレー・ロースト」「マンデリン」です。さかもとこーひー開店以来長く人気の「特上フレンチ」の進化する魅力をお楽しみください。(コロンビア、グアテマラ、マンデリンの大幅な高騰で値上げになりました、精一杯抑えました、よろしくご理解ください)1296円/200gパック、2592円/500gパック(税込)【特上アイスコーヒー】(200gパック、500gパック)しっかりとコクのある円やかなアイスコーヒー用ブレンドです。「特上フレンチ」と基本的に同じブレンドで・・・すっきり爽やかな「アイスこーひー」に対して・・・しっかりとコクのある円やかな「特上アイスコーヒー」になっています。淹れ方は…ホットコーヒーと同じで、水の量だけ60%に減らします。たっぷりの氷を用意して、水を60%に減らして淹れたこーひーを一気に注ぎ、オンザロック方式で急冷して出来上がりです。1杯でも、数杯でも同じ考え方です。まとめて淹れて冷蔵庫で保存する時もオンザロック方式で急冷して冷蔵する方が…味わいがきれいですし、後で飲む時もコンデションが良いと思います。水出しのアイスコーヒーには・・・1Lの水に対して、50gの細挽きの粉を入れて、冷蔵庫でひと晩で出来上がりです。オンザロック式の急冷も、水出しも、濃いめ薄めはお好みですから、粉の量で加減してください、(コロンビア、グアテマラ、マンデリンの大幅な高騰で値上げになりました、精一杯抑えました、よろしくご理解ください)1296円/200gパック、2592円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.05.19
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