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たった70分の音声なんですが、全く意味不明のまま70分通過。「いったいなんの話だったんだ?」こういうときは、とにかくざっと聞こえるところだけを起こしてしまいます。起こし終わって17700文字。カタカナでも起こせなくて、●を仮に挿入しておいた不明箇所が100個。70分テープで17700文字拾えていると、まあまあ拾えているかなという程度で、それでなぜ全く意味不明なのかというと、結局固有名詞のところが聞こえないからですね。例えば、前回ブログに書いた文章を加工してみます。「マイケル加入前のほうがシンプルなロックで、こういうのが好きな人もたくさんいますよね。屋外のフェスで聞いたら楽しそう」↓「マイケルカリメイのほうがシンプルな●で、こういうのが好きな人もたくさんいますよね。オガイフェできいたら楽しそう」肝心な名詞が聞こえないとほかが聞こえていても、役に立たないんですよね。「きいたら」は「聞/効/利」がわからないし。結構こういう不明点がイタイ。そうすると、最初の起こしのときは音楽の話であることすら気づかないこともある。70分後にわかったのは、「たぶん政治の話」。これがまたテーマが難しいし……。幸いクライアントのメモもついていますが、さらにネットや図書館で人物や事件についての周辺知識を収集して、1回目の聞き直しで文字数が19200文字、●が47個。3回目の聞き直しで19900文字、●が16個。この辺までくると、やっと話の全体像が見えてきて、ほっとします。4回目で●を消して、文字数が20900文字。一応、ここでギブアップ。ニンジンぶら下がってないとやる気にならないので、こういうテープのときは、総文字数と不明箇所のカウントをメモっておきます。100→47→16とかあるとさあ、あたしって偉いじゃん、って気持ちになるでしょう。不明箇所をわざわざ●にするのは、見直しのときに目立つようにするためなんですが、途中でカウントしやすいから、というほうが大きいかもしれない、私の場合。
2008年05月20日
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音楽関係の仕事はほとんどないのですが、過去にフォークシンガーがギターとCDを抱えて音楽を流しながら講演する、というのがあったな。あれは楽しかった。聴衆が現役大学生で、そこで演奏される音楽は私のほうがピンとくるだろうと思うと、ちょっと優越感。「PPMって知ってる? ♪ラーンラランラン ラーンラーンって曲とか歌ってたんだけどさ」はいはい、ピーター・ポール&マリーの"Puff"だねってな感じで、ちょっと曲当てクイズ的感覚。曲当てクイズと言えば、この前仕事仲間から、「この曲のタイトルわかる人いませんかー」という問い合わせがあって、曲のファイルが添付されていたことがありました。こういうことが簡単にできるようになったんですよね。守秘義務の問題があるからクライアントの許可が必要ですが、音声の切り取りをして、「何言ってるかわからない。ここだけちょっと聞いてくれる?」と、ほかの人に聞いてもらうことがもっとあってもいいかもしれない。小さいファイルだったらメール添付で簡単に送れるし、ほんとに、ほかの人が聞くとあっさりわかるものってたーくさんあるもの。さて、添付されてきた曲はドゥービーブラザースの曲で、久しぶりにマイケル・マクドナルドのモワーンとした声(あっ、褒め言葉よ)聞きました。ドゥービーブラザースってどんなバンドだったっけ?と思って、ちょっと検索。送られてきた曲の全体もYouTubeで聞いて、歌詞も調べてみた。当時、耳コピで適当に覚えていた歌詞は、いろいろと間違っていてありゃりゃという感じです。そういえば、ドゥービーにマイケル・マクドナルドが入ってきたのって賛否両論だったよなと思って、マイケル加入前のドゥービーのアルバムを一通り聞いてみたくなって、レンタルCD屋に行ってみました。マイケル加入前のは、"Long Train Runnin'"が入ってるアルバムが一つ。加入後のは、"What a fool believes"が入っているのが一つ。今どきドゥービーなんて二つしか置いてないわけですね。なるほど。文章を起こしているときはヘッドホンしているし、通勤時間もないので、普段は音楽を聞く時間ってほとんどとれないんですが、音を離れて文章だけの読み直しのときは音楽を流しています。というわけで、ここのところ新旧ドゥービー聞き比べです。マイケル加入前のほうがシンプルなロックで、こういうのが好きな人もたくさんいますよね。屋外のフェスで聞いたら楽しそう。実はマイケルが入ってからのAOR色が強いほうが好きだったんですが、ロックも悪くない かな。どちらにしろレンタルで正解、というところです。こんなふうに、仕事から派生して調べ物したりするのが好き。てか、今回は仕事ですらないんですけど。
2008年05月18日
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ニュースネタです。文化審議会、漢字小委員会で常用漢字の追加と削除についての中間報告が出ました。答申としての確定は2010年の予定。【追加候補リスト】藤 誰 俺 岡 阪 奈 鹿 熊 頃 韓 弥 斬 虎 狙 脇 尻 叩 闇 籠 呂 亀 頬 膝 鶴 匂 嘘 須 噂 濡 笠 嬉 股 眉 朋 覗 鎌 凄 撫 溜 謎 稽 曾【削除候補リスト】銑 錘 勺 斤 匁 脹常用漢字は「日常的によく使われる漢字」ですから、追加候補のほうは地名や人名で使われるものが多い印象です。エディタの校正機能で、常用漢字かどうかのチェックを入れておくと、「岡本さん」が出てくるたびに、「常用漢字表にありません」って注意されます。はあ知ってますけどそれが? という気分になります。私自身はここ何年かマスコミ関係の仕事をあまりしていないので、普段の仕事では、常用漢字かどうかのチェックがあまりシビアではありません。それは書くほうにとっては、わりとありがたいことです。多くの人が読む公の文章や新聞・雑誌は、「常用漢字でないものは仮名書き推奨」です。そうすると、植物名や動物名なんかは面白いことになっちゃう。「桜」「梅」は漢字で、「カエデ」「ヒノキ」は仮名。「犬」「猿」は漢字で、「オオカミ」「イノシシ」は仮名。実際にそうなっていますので、今度、植物名や動物名に着目して新聞を見てみてください。植物や動物たちはどう書かれようと怒りませんが、人名を「オカ本さん」って書いたら怒られますね。じゃあ、漢字があるものは全部漢字にしよう!なんてことをすると、「葛(かずら)」とか「辛夷(こぶし)」とか、「鼬鼠(いたち)」とか「啄木鳥(きつつき)」とか、難読漢字がぞろぞろ出てきてしまいます。もともと洋物っていうか、「ポインセチア」とか「ピューマ」とか、片仮名で書くのがデフォルトのものもありますよね。何を漢字で、何を平仮名で、何を片仮名で書くかはその文章の性質や単語の出現頻度によって、文章ごとに変えるのが普通。プロのライターでない人のほうが、漢字の書き分けを自然にこなしています。「このほうが読みやすい」とか「このほうが統一感がある」とか、そういうことを自然に考えて書いているんですよね。プロなんだから常用漢字かどうかの表記ルールは当然守りましょう、ということになると、逆方向に向かってしまうと思うんですよ。守るも守らないも本人の自由、というのであれば、常用漢字という枠があるのは便利だと思います。感覚的には、ちょっと少なすぎる、日常的に使っている漢字はもっとある、と思いますけれどね。植物名や動物名は、どう書こうとわかるからいいんですけどね、「音読み・音読み」の熟語は困る。「浚渫」って日常ではあまり使わない言葉ですが、土木の仕事をするとよく出てきます。これがねえ、新聞表記では「しゅんせつ」なんですよ。常用漢字という枠があるために、使われなくなっていく言葉というのもあるのかもしれませんねえ。
2008年05月14日
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