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今年は順調な蕎麦今年は二か所の小さな畑で作っている。一か所は麦を作った後で順調に生育している。花が咲き始めた。もう一か所は、じゃが芋の後で、こちらは友人が来てくれたのに合わせて播いたので2週間ほど遅く、まだ花は咲いていない。昨年は、背丈も低く実もわずかしかならず散々な蕎麦だった。今年はそれを種にして播いた。こちらの圃場は畝にせずにバラマキにしてトラクターで軽くロータリーをかけたら、草の生える隙間もなくビッシリ生えた。草刈もしなくて済んだ。その花に見とれていたら、蝶が飛んできて停まった。蛾のようなふてぶてしさがなく、すっきりとした綺麗な蝶だった。 蕎麦の花 白く敷きつめ その一点 緑に染まず 赤き蝶舞う里芋に追肥三宅の友人からいただいたサイト芋を種イモにして植えたもの。大分大きくなってきた。周りの雑草を刈ってマルチにして緑肥にしただけだったので追肥した。肥料はヤエ(山羊)に敷いておいた藁に糞尿が適当に混じったものを乾燥させたもの。
2008年09月09日
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春に播いたコスモスコスモスの花って背が高くて、風が吹くと一斉に揺れる。花弁も葉もとてもシンプルだ。昨年の秋に路上に咲いていた種を採取して、今年の春に播いたら咲き始めた。色々なコスモスの種を一つのパックに入れておいた。どの種がどんな花を咲かせるの皆目わからない。最初に咲いたのが、このコスモスだった。 コスモスの種 最初に咲いたコスモス 秋風に コスモス揺れて 澄みわたる 青空の先 飛行機雲一つ 一片の コスモスの種 土に帰り 何よりもまず 君を咲かせた 来年はこの種を蒔こう これは菖蒲の種。田植えが終わる頃に、毎年、田圃のビオトープの横に咲くのは紫単色の菖蒲。今年は、家の池の脇に3輪だけちょっと違った菖蒲を見つけた。来年は、こっちの菖蒲も増やしてビオトープの両側に咲かせたい。待ち望んでいた種が、昨夜の雨で草むらに落ちていた。
2008年09月04日
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つい最近の出来事なんだなぁ 広州5・18わずか28年前の1980年5月18日にお隣の韓国で起きた史実を映画化したもの。 当時、関心がなかったのか、ニュースで大きく取り上げられていなかったのか、広州の惨事についてのはっきりした記憶がない。ただ、当時の韓国は軍部が掌握していて戒厳令が布かれた国で、野党指導者の金大中が東京で拉致され国外に連れ出され、逮捕されたという事件は知っていた。そうした軍部の強圧な支配が背景にあって5月18日、大学を封鎖した陸軍空挺部隊と民主化を求め軍事クーデターに抗議するる学生が衝突をした。その後、軍部の鎮圧活動は情け容赦なくデモ隊だけでなく市民にも及ぶようになり、翌19日にはデモの主体が学生から激昂した市民に変わっていった。21日、デモに対峙した空挺部隊が一斉射撃を行い多数の死傷者を出すに至る。ところが、この事件は軍部の言論統制により国内はもとより外国にもほとんど知らされていなかった。映画の起の部分ノンポリで平凡な兄弟の穏やかな生活が、5月18日のデモの鎮圧によって、否応なく巻き込まれていく。この日、仲の良い兄弟は映画を見ていた。そこに真っ赤に血に染まった学生が転がり込んでくる。映画館の外は、デモ隊が襲いかかり、容赦なくこん棒を振るい、血で真っ赤に染まり、市民が逃げ惑う。その暴力の矛先が映画を見ていた市民や兄弟にも及ぶ。映画の承の部分兄のミヌはタクシードライバーをやって大学生の弟ジヌの面倒を見ている。そのジヌの友人がデモに参加していて殺された。弟たち学生は全学で抗議行動を起こす。その抗議の波は市民も巻き込み広がっていく。映画の転の部分21日、予期せぬ事態が起こる。対峙していた部隊が市民に向けて一斉に発砲する。弟のジヌはその犠牲者の一人となった。兄のミヌは立ちすくみ、倒れた血まみれの弟を抱いて病院に駆け込むが助からなかった。病院は次から次と死傷者担ぎ込まれてきた。学生と市民は武器をとって戒厳軍に立ち向かう。映画の結の部分人々は息子を恋人を友人を失った怒りを盾に銃を持ち戒厳軍と戦う。その中に兄のミズがいる。ミズが思いを寄せる看護師のシネもいる。町の牧師がいる。大学の教官もいる。高校生もいる。幼い子どもと妻が家で待つ夫がいる。戒厳軍のまえでは赤子のような市民軍だが、何よりも自由の大切さを知っている彼らは恐れおののきながら、しかしひるまず立ち向かう。そして5月27日、鎮圧される。 観ていて思わずシートに座りなおす迫力のあるシーン。身の毛がよだつような権力の弾圧の恐ろしさ、最後のシーンは息を凝らして最後まで一気に観終わった。看護師のシネさんは清純で優しいなかにも、悲しみをこらえ、きりっとした強さを持つ女性を見事に演じてた。次に出演する映画は何だろう、楽しみだな。 うまくいった トマトケチャップ今年もトマトだけは上手くいきました。沢山取れたんで、昨年に引き続きトマトケチャップを作ってみました。どうやらトマト作りとケッチャップ作りは一人前かな??
2008年09月02日
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歩いても 歩いても映画「歩いても 歩いても」是枝裕和監督を観た。ごくありふれたどこにでもありそうな日常を描いた作品だ。長男の15回忌に集まった親子模様と暮らしをサラッと撮っている。このタイトルは、二つの意味があるように思う。一つは、夫婦の歩んできた営み、それをまた子どもたちが繰り返して生きていく。こんな子子孫孫の生きていくことの繰り返しをいっているようだ。もう一つは、二人して歩んできた長い夫婦生活、そのなかの若き頃の夫の浮気という暗い一コマは歩いても歩いても妻(樹木希林)の心にかき消えないで残っている。それを象徴するような浮気相手との生活場面に垣間見せた夫(原田芳雄)の素顔、『ブルーライト横浜』の ” 歩いても 歩いても ♪ ” と口ずさむエピソードとを重ねているように思う。この回想シーンでの樹木希林の表情は怖かった。老い認めたくない夫の意固地さ、妻のしたたかな強さと冷酷な面、子どもと親の意識のずれ等、自分自身や家族や周囲に思い当たることがたくさんあった。館内は同じような歳格好の人が多い。照れ笑いが起こり、すすり泣く声も聞こえた。 長男の墓参りいくシーン コーンの天麩羅映画の1シーン。子どもの頃に、母親がよく作ってくれたコーンの天麩羅について懐かしそうに妻(夏川結衣 夫が死別して再婚)と子ども(連れ子)に話す次男(阿部寛)。 映画館から帰ってきて、早速にこのコーン天麩羅を作ってみました。パリッと揚がって甘くて美味かった。
2008年08月31日
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黄皇 85日白菜の播種の時期は短い。85日は東北で8月中旬の限られた時期に播く。しかも、この変てこな気候では昨年、この時期に播いたからは通用しない。そこで数日の日を変えて播いて様子を見ることになる。これまで2回作って、結球したのはわずか3本程度で、しかも痩せた何とも頼りない白菜だった。残りは地面にペタッと開いて立っていられないものばかり。これはこれで美味いのだが、本物の農家の畑を見るとやるせなさがつのる。見かねてか、本物の農家から、それは立派なズシンと重たい白菜をいただいた。2年間もいただくのは百姓の名折れだよねぇ。いやいやいただくのは構わないけど、地べたにペシャンコは青葉マークとはいえ屈辱です。今年こそはしっかりした白菜を作らなきゃぁなりません。さて、この苗で大丈夫かなぁ。1回目の苗は定植したら虫に食われ、2度目の苗は、ミミズを食べに来たイノシシに引っかき回され、ひっくり返された。残すは、この苗。本葉が4~5枚になったら定植。いざ! 甘~い 桃これは作ってないし、作れないので、ただただ感謝の桃さん。ご近所の桃農家から毎年、この時期にいただく。もう半分ほどお腹の中におさまっております。秋には林檎。またまた感謝です。待ち遠しいですなぁ。 こちらは自家製 甘~い トウモロコシ実ができてくる頃になると神出鬼没なのがハクビシン。それに控えているのが空中から厳つい目でトウモロコシをジーと観ているカラス。ハクビシンが皮をむいて食べた後に、カラスがつっついていく。大分やられたけれど、今年は多めに作ったので痛くもかゆくもありません。これで三度目の収穫だけど、時間差で播き、植えたのでまだ半分ほど残っている。 だけど、まともな物、大きいのもあれば、つんづまりもあって、とても市場に出せる代物ではないけれど、自給には十分。煮て黄色くなたところをガブリッ!甘かったぁ。
2008年08月29日
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人なつっこい 子ヤギお隣に子ヤギが誕生しました。お盆で人が出払っていた時に、誰も気付かないうちに、小屋の中のヤギが2匹に増えていたとのことです。母親山羊が自分ですべて処理したんですねぇ。めんこいこと!とても人なつっこくて、カメラに興味を持って近づいてきます。そして、お母さんのそばが大好きです。お乳を搾ると ”ぼくのを飲んじゃいやだよー” とばかりに飛び乗ってきます。生まれて十日ぐらいなのに小さな頭で頭突きをしてきます。だいじょうぶだよ お前の分は残しておくよそうか じゃぁ 許してあげるよというわけで、私も山羊のお乳をちょうだいしました。野性味があって私の口に合いました。子ヤギのあまりの可愛さに、我が家のヤエの妊娠も本気で考えなくっちゃ。
2008年08月23日
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もうすぐ落下のはずが… 落花生南米が原産地という落花生、それを東北で栽培することに無理があるのか、いま一つ成長が悪い。この落花生の種も3年前に鹿児島の知り合いからいただいたもの。この地で育って2代目の種だから、だいぶ福島の地に慣れたはず。と願ったが、晴れ間の少ない今年の天候不順はそんな楽観を許さない。花が咲き終わって、暫くすると受精して黄色の花の下から子房柄(しぼうへい)が下へ落ちてきて土中に伸びて実がなるが、今年はそれがなかなか伸びてこない。 土手カボチャ去年は南瓜がうまくできました。その種から育てた苗を土手に定植したら元気よく花を咲かせています。伸び放題の雑草に埋もれながら縦横無尽に蔓を延ばしていました。草の間に隠れていたカボチャが顔をのぞかせています。 蔓のばし 縦横無尽な 土手カボチャ 我が実守りて 草に隠れし
2008年08月22日
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野菜や果物の保存方法はいろいろあるが、一番ポピュラーなのが塩漬け、そして乾燥。私がやっているのは他に焼酎漬け、砂糖漬けとジャム化、そして酢漬け。今回は酢漬け2品を紹介します。 ラッキョウの酢漬け先日取れたラッキョウを陰干しておきました。それを二日間くらい軽く塩漬けしておいたものを、洗って水を切っておきます。 あらかじめラッキョウ1キロにたいして酢200cc,水400cc,砂糖200グラム、赤唐辛子3本を煮たてて冷ましておきます。※米酢に、先日梅干しを作ったときにできた梅酢を大匙3杯隠し味に加えてみましたその中にキッチンペーパーで拭いたラッキョウを入れて漬けるだけ。 ミョウガの酢漬け裏の畑で取れたミョウガは洗って、軽く二日間、塩漬けにしておきました。これを洗って水切りしておきます。あらかじめ作っておいた酢に同量1:1の砂糖を溶かしておいたものをヒタヒタニなるぐらいに入れて漬けます。1年以上もって、しかもミョウガの香りが残って美味いですよ。これは町の飲み屋でお通しに出たものが旨いんで、お上さんから聞き出したもの。ミョウガは、このほか細く切って冷凍庫に保存して薬味として使っています。 1弾目のイチジク1弾目の7つのうちの2つがやっと食べごろになりました。二弾目の普通の大きさの1.5倍以上ありそうです。大きさが分かるように携帯電話をおいておきました。二弾目はずーと先の収穫です。1弾目の半分くらいの大きさで7~80個あるでしょうか。こちらは食べ残ったものを昨年はジャムにして保存しました。
2008年08月20日
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原作に忠実な映画 「山桜」藤沢周平の原作を映画化した「山桜」を観た。季節はずれの桜だが、季節を忘れるほどにスクリーンの桜を観いってしまった。また、藤沢周平の描く山形が好きになった。 <あらすじ>http://www.yamazakura-movie.com/うららかな花曇りのもと、ひとりの道を行く女性がいる。名を野江。若くしてすでに二度の不幸な結婚を経験していた。最初の夫には病で先立たれ、二度目の嫁ぎ先は蓄財に執着する夫と舅、野絵を出戻りの嫁とさげすむ姑の家庭。しかし二度の失敗は許されないと心に言い聞かせ、嫁として懸命に耐え続けていた。叔母の墓参りの帰り、山道で薄紅色の花をいっぱいにつけた一本の山桜に出会う。その美しさに思わず手を伸ばすが届かない。その背中に突然男の声が。「手折ってしんぜよう」 折った枝を差し出す武士は手塚弥一郎と名乗った。野江が最初に嫁ぐ前に縁談を申し込まれた相手だった。密かに見初めてくれいたとの話だったが、母一人子一人の家と聞き、会うこともなく断ってしまった人だった。野江を見つめ弥一郎が静かに口を開く。「今はお幸せでござろうな」思いがけない言葉に戸惑う野江。今の境遇を押しかくして、ただ「…はい」とだけ答える。「さようか。案じておったが、それは何より」と微笑み、去っていく弥一郎。山桜に手繰り寄せられたようなただ一度きりの偶然の出逢い。どこかで自分のことをずっと気遣ってくれている人がいる。そう思えるだけで野江の胸の中にぬくもりが広がり励まされ、嫁ぎ先の家に健気に尽くし過ごす野江。手塚弥一郎が、突然城中で藩の重臣、諏訪を斬ったのは半年後のことだった。豪農と組んで農民を虐げ私腹を肥やし続ける諏訪に、わが身を犠牲にして立ちむかったのだ。「切腹は必至」と笑い飛ばす夫に、思わず手にした夫の羽織を打ち捨てる。羽織の家紋を蔑にしたと離縁されてしまう。不幸な娘を温かく迎えてくれた家族。「遠回りしただけ、きっと貴方にも幸せが訪れる」と優しく母親が話してくれる。即刻切腹の沙汰が下ると思われたが、擁護する声が強く、下手な処分は農民の暴動を招くと藩主が江戸から帰国する春まで裁断を待つことになる。雪に閉ざされた厳しい冬の間、弥一郎の身を案じ、ひたすら祈り続ける野江。又穏やかな春が訪れる。野江は一年ぶりに、あの山桜の下に立つ。花いっぱいにつけた小枝を手に訪れたのは手塚の家だった。出迎えたのは、誰も訪れることもなく、ただ一人息子の帰りを待つ弥一郎の母だった。予想だにしなかった、息子があなたのことを愛おしく思っていたと言う言葉が野江を包み、心を溶かす。 「ここが私の来る家だったのだ」それは回り道だった野江の新しい季節の始まりだった。 映画ってほんとうにいいですねぇまた涙がこぼれ出てきた。
2008年08月20日
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援 農 蕎麦播き東京から友人が援農に来てくれた。嬉しい、ありがたかった。あのイノシシにやられたジャガイモの後に蕎麦を播くことにした。この10日くらいの間に草がすっかり伸びていた。独りで草刈リをしていると、ものの30分もするとぐったりして厭になるか、無理にやっていると、そのうちに草と格闘している気分になる。友人とやっていると、ほどよく刺激となって飽きずにはかどる。あっという間に汗びっしょりとなり、草刈を終えることができた。友人は、東京で7年も家庭菜園をやっているだけあって、僕よりも慣れていてテキパキとしていて素早い。機械化する前は畔の草刈や田植え、稲刈り、他の周りの木の伐採は、集落の”結”でみんなして共同作業でやっていたという。これは一人じゃつら過ぎる作業だ。蕎麦は条播きとばら播きにした。1週間で芽が出てくるはずだ。生育の定期的な様子や刈入れ、乾燥、刈り取り、脱穀までを写真で送ることにした。収穫物も送って一緒に味わってもらいたいと思っている。下の写真はもう一か所の蕎麦を播いた圃場。こちらはバラ播きしたところを浅くトラクターでロータリーをかけた。2週間ほど経過して芽が伸びて3センチ位になっている。里 芋昨年はいっぱいとれたが、今年の種イモ用に保存していたものが全て腐ってしまった。今年の種イモは三宅の友人が食用に送ってくれたものだ。蕎麦の隣に植えた里芋は大分大きく育ってくれた。端に植えたものは、早くもイノシシかハクビシンに引っこ抜かれてしまった。こちらの畑もいずれ電柵が必要かもしれないなぁ。
2008年08月17日
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犬・猫・山羊 こもごもわが里山には三匹プラス一人の亡者が暮らしている。主人に忠実だが、闖入者には果敢に吠えまくる行者の身のクウ 疾風の如く野山を駆け回り、見定めた獲物を逃さぬ山伏のチュウ心動かされず一心不乱に緑食を極めんとする尼僧のヤエ三匹一人 四様に、この里山で暮らす。クウは番犬として愚者の身の安全を確保し、チュウは野鼠と土竜から作物を守り、ヤエは良質の堆肥を提供してくれる。私は何を… ただ 凡庸に日日を送る。 里山に 犬ねこ山羊の 声響く 言葉なくとも 琴線に触れ
2008年08月16日
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半端な数じゃないキュウリ「漬けものにするなら取りにおいで」と知り合いの農家から電話をいただきました。我が家のキュウリは、まだ一日4,5本のペース。塩漬けするには、どっと取れたものをサッと漬けちゃうのがいいそうで、遠慮なくいただきにあがりました。 キュウリはおじいちゃんの作で、50年以上の独自の研究をされたキュウリのスペシャリストで、町でも有名な方。ナスは息子さんの自慢の作。私のは有機農業で、こちらは慣行農業ですが、一味違いました。品種にもよるのかもしれませんが、いただいたキュウリの方が味が濃厚なのです。ウーン…道は険しいなぁ。ブルーベリーもそろそろ大分楽しましてくれたブルーベリーも、そろそろ終わりでしょうか。まだ定植して2年目なので、根が活着するまでは花の段階で摘んで味見程度に残しています。3年物の苗を植えて、二割近くが、枯れたり発育が悪くて花がまだ咲かないでいます。全体に、水が十分でないのか、土地に合わないのか、直接の指導者もいない中での本と首っ引きの試行錯誤の毎日です。 李のリキュール酒お隣からいただいたスモモをブランデーベースのリキュール酒に漬けました。いい色が出て、来年が楽しみです。他に、焼酎にも漬けてみました。李酒や 漬かる前から 色に酔い
2008年08月12日
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ラッキョウ秋に植えるためにラッキョウを収穫しました。昨年、1ネットを買って植えたものが、その7・8倍はなっていました。このうちの粒の大きなものは種ラッキョウにして植えることにします。倍々ゲームならぬ4・5倍ゲームでしょうか。残りは漬けることにします。初めて漬けるので果たしてうまくいきますか。 ニンニクこちらは7月はじめに収穫して干しておいたもの。ニンニクは保存がきかないようですね。それを知らず、干しておいて食べようと思ったら中がスカスカでした(^-^);今年は醤油漬けにして年越しです。こちらも大きめのものを種にして秋に植えることにします。 ブルーベリージャム畑のブルーベリーもそろそろ終わりのようです。こちらは一部冷凍庫に入れて氷菓子代りに、のこりはジャムにして保存します。 池の芙蓉我が家の芙蓉は白いからかなぁ、なんだか少し寂しそうです。下の赤っぽい花が優しく連れ添って話し相手になってくれているようです。 炎天に しずしずと咲く 白芙蓉傍らの花 語り連れ添う
2008年08月09日
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帰り路に見つけた花連れ合いを福島の駅まで送った帰り路に見つけました。60キロで走っていて、アッ!と思っているうちに20メートル。後続の車もあって暫く行ってから引き返して写したものです。 花びらは立ち葵や芙蓉のような感じですが、背丈はなく、スラーとしていません。せいぜい1メートルくらいの背丈でしょうか。 いただいたプラムお隣からプラムを頂きました。 そのまま食べるとすっぱいのでプラム酒にしようかな。今年はスグリ酒、梅酒、ブルーベリー酒ときて、プラム酒。そして最後は多分、キウイ酒。 梅味噌ドレッシングブログ仲間のusagiさんに教えていただいた梅、味噌、砂糖1:1:1を作ってみました。といってもすでに作っておいた梅シロップ(梅:砂糖=1:1)に味噌を加えたもの。実を言うと紹介された時は半信半疑(usagiさんごめんなさい)だったのです。ブログで紹介された後に、地元の町の長男会がありまして、そこである高齢者が持って来てくれた15年物の梅味噌ドレッシングが美味かったもんで作っちゃいました。味噌はんもちろん自家製ですよ。あらためてusagiさんありがとう!
2008年08月07日
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種の自家採取最近の種の多くはF1種という一代交配種で、そのほとんどが外国からの輸入物というのをご存じですか?一代ですから、2年目に使うと出芽しなかったり上手く育ちません。今、作っている私の畑でも、トウモロコシやトマトは、このF1種です。そんな中で、できるかぎり自分の畑で育てたものから種を採るようにしています。その方がうちの畑の土や気候に合ったものになると思うからです。、豆類はF1ものでも、翌年に比較的元気に育ってくれますから、その種からまた翌年にと引き継がれていきます。最近、昔からその地方にあった在来種のものが見直されてきました。大根の種 キャベツの種 山 百 合草刈の合間に、頭をふともたげると山百合の花が目に入ってきました。池だけでなく前の畑の山側にも咲いていました。採ってきて庭にでも植えようかと話したら、連れ合いの「山に似合っているわ」の一言で現状のままに。あたりを見渡すと、あっちにもこっちにも山百合が咲いています。 手を休め 首回す先に 百合の花
2008年08月04日
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おにやんまブルベリーの鉢にオニヤンマが停まっていました青紫色に輝いた蝶も舞っていました知らない花々 鳥たち そして蝶や昆虫一つひとつに名前がついているのに知らなくて ごめん 後ろに咲いているのはカボチャの花堆肥用に草を刈った所にカボチャの種を捨てたらいつの間にか芽が出て蔓が伸びていました蔓の先には新しい実もなっていました
2008年08月01日
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梅三昧 梅干し・梅酒・梅シロップ今年は小梅、中くらい大きな梅とたくさんなりました。先ず、小梅を重量2キログラムの10%の塩と蜂蜜と漬けてみました。早めに漬けて土用を待たずに干しておいたのが功を奏して上出来に仕上がりました。これは減塩なので冷 蔵庫にしまっておきました。 あとの減塩の8キロと普通に10キロ漬けたものは、土用干のつもりが、雨そして曇り空の連日で、8キロは晴れ間が出るたびに外に出し、降りそうになると取り込むという有様で、未だ干し終わっていません。10キロはまだ樽の梅酢の中で泳いでいる有様です。 梅シロップを6瓶(8リットル瓶)にと梅酒を2瓶つくりました。昨年、梅シロップを2瓶つくりましたが、親戚にあげたり、暑くなって自分たちで飲んだりとあっという間に飲み終えてしまいました。そこで今年は大幅に増やしたわけです。夏は氷水で薄めて飲んでもよし、ミルクと氷を入れてミキサーでシェークすると最高です。冬はお湯で割って飲むとポカポカしてきます。 小さめな瓶(2リットル)にも東京からの来客用に何本か用意しておきました。池の傍からお出ましの山百合 山百合や 顔のぞかせて 池の鯉
2008年07月29日
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もうちょっとの辛抱 畑の野菜たち高度500メートルの畑では、口に入るまでにはもうちょっとかかりそうです。とまとトマトは2週間ぐらいの間隔で種まき定植したんだけど、成長し始めると、この程度の時間差はあんまり影響しないようで、一斉に花が咲き実をつけ始めました。どうやら紐吊る方式もうまくいったようです。熟すのが待ち遠しい。 トウモロコシこちらは20日の間隔で播いたんですが、後から播いたほう(左側)が大きく成長してます(不思議です)。食べごろになるとカラスとハクビシンが狙ってきます。 枝豆とブロッコリーここは白菜の後の黒マルチをそのまま使って播いた枝豆。昨年の枝豆を食べずに2本残しておいて種にしました。JAさんから買った枝豆は2種類とも上手くいきませんでした。鳥の餌食になったのか、はたまた土が合わなかったのでしょうか。このほか、昨年とれた黒豆を早めに播いておいたので、枝豆として酒のつまみにします(^-^)自然農の方法で、耕さずに高畝にして草マルチしておいたところに、種から育て移植したブロッコリーがようやくここまで成長してくれました。青虫がごっそりついて大変でした。クウの散歩の帰りに、20本ほどをくまなく探してつぶすのが日課でした。葉の表面だけの青虫をつぶしていたのですが、いくらつぶしてもつぶしても一向に減りません。ある日、もしかしたらと後ろをひっくり返したら丸々と太った青虫がごろごろ。そんなぶろっこりーもたくましく育ってくれています。
2008年07月26日
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葉を乾燥させてティタイムザルの上で乾かしているのはペパーミント、桑、スギナ、そしてドクダミの葉です。これまでは単品では飲んでいたのですが、今回は四つをブレンドにして飲もうかなと思っています。ただ、ちょっと心配なのは、詳しく成分が分からないことと、場合によっては複数の成分がバッティングしてしまう可能性です。漢方薬にお世話になった経験でも調合はなかなか難しそうです。ガブガブ飲むわけではないので、あまり気にする必要もないのかなぁ。 大きくなってきたイチジクの実イチジクは2弾発射ロケットのように、最初大きな実がなって、その次に中くらいの実がつくんですよ(去年も同じことを紹介していました)。そういえばブロッコリーも最初大きいのができて、しばらくすると小さなのが出てきますね。キャベツも引き抜かないで、茎からバサッと切ると、その後にまた葉が出てきて結球までしてくれるんですね。それだけ植物の子孫を残そう!生き残るぞという生命力ってすごく力強いですね。 宮崎駿の 崖の上のポニョ地震に起こされて朝方まで眠れず寝不足なんで、思い切って福島市内に出て映画鑑賞をすることにしました。前回見た時に予告でやっていて観たいなぁと思っていたものです。宮崎駿の作品は出るたびに観ています。優しさと温かなぬくもりがあって大好きなんです。子どもが小さい時からのファンでした。「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」はビデオが切れるほど一緒に観たものです。今回の「崖の上のポニョ」は、優しさが画面いっぱいに広がり、どの登場人物も好感が持てほのぼのとさせてくれます。ただエコ問題を取り上げているんだけど、筋書きが少し弱い感じがしました。それともっとハラハラや ドキドキ、痛快さがあってもいいのかなぁ。 嬉しいのはこの映画館、6館が50メートル内に集中していて、好きな邦画、洋画の中から選べること。しかも一般料金1700円のところを、シニア料金があって高小中学生と同じ1000円なんですよ。これだと月に何度か足を運んでしまいそうです。
2008年07月24日
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市民ミュージカル「人類の破片」 原作・脚本 赤間裕也広島と長崎に原子爆弾が投下される前に、データー集めのための模擬原子爆弾が40近い県市に投下されていた。その第一弾が落とされたのが福島県の渡利村(今の福島市渡利)だったという。その爆弾にあたって一人の少年が命を落とした。毎年、投下された7月20日に、少年が眠る墓地のある渡利の「瑞龍寺」で、戦争の愚かさと核兵器の恐ろしさ、そして平和の尊さを訴えた「人類の破片」が上演されてきた。今年で4回目を迎えたという。寺には残された500キロ爆弾の破片(黄色に塗られたのでパンプキンボンブとよばれた)50cm35kgが残されている。昨夜、市民の手によるミュージカルを観て涙した。 人を裂き 命を奪う 核兵器 ノーモアの願い 夜堂に響く
2008年07月21日
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白く濁った硫黄泉の高湯温泉遅れに遅れた野良仕事の休養のための温泉めぐりの第一弾は高湯温泉となりました。福島市内から車で25分程度、わが里山からはプラス30分とまぁまぁの距離です。山を登って高湯に近づくにつれて硫黄泉特有の玉子の腐ったような臭いがしてきます。高湯温泉の入口にある玉子湯に昼食御膳を予約しておきました。 緑の山に囲まれた茅葺の建物は、露天風呂で三つあります。硫黄泉なのでパイプでは腐食してしまい、原泉から直接流し入れるので湯の熱いこと!5分も入っておれません。冬に雪見しながら湯につかるにはピったしでしょうか。臭いは強烈で、連れ合いは、内湯に入りなおして、わざわざ流すほどのすごさです。でも肌はスベスベしたと喜んでくれました。私は帰って翌日まで匂ってました。 山の影 白き湯面に 溶け込めん 身にまとわりて うつり香消えず 小豆の土寄せ去年、採れた小豆を播いたらしっかりと無事に芽を出してくれました。鶯やセキレイやいろいろな野鳥がいますが、都会と同じにスズメもハトもカラスさえもがいて、播いた種と出始めた芽と種を食べてしまいます。そこで釣り糸で四方を囲い、斜めにバッテンにしておくと被害を少なくしてくれます。草が出てきたところで、除草を兼ねて土寄せをしました。まだ雑草がたくさんあって、どれが小豆か判らないかもしれませんね。
2008年07月18日
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足踏み脱穀機土蔵の中から昔ながらの脱穀機を見つけました。 米と違って小麦は3畝程度しかないので、わざわざ動力のハーベスターを出して掃除して、ガソリン使って、また掃除して…と考えたら馬鹿らしくなって探していたのです。このほか手で回す唐箕(とうみ)もありましたが、これは少々壊れていました(次回掲載します)。葱の種ネギ坊主が出てきても立派な葱の何本かはそのままにして種採り用にします。とってからしばらくほっておくと、乾いて自然と種がでてきます。これから初秋にかけて播く種は、葱のほか玉ねぎ、大根、白菜です。昨日、道の駅で買っておきました。今日は暑いですねぇ。早朝から草取りをはじめて9時で切り上げました。後は夕方までお休みです。
2008年07月15日
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「西の魔女が死んだ」雨が降ると草木も僕も一休み。前の雨の日はフランス印象派の絵画だった。今回は映画。福島で映画を観るのは初めてのこと。あまり大きくない小ぢんまりとした落ち着いた映画館だった。中学に進んで間もなく学校に行けなくなった「まい」は、森で暮らすお祖母ちゃんの”西の魔女”の暮らす自然がいっぱいの森で一夏を過ごす。お祖母ちゃんとの心のつながりを通して「魔女の修行」をしていく中で、しだいに生きる力を取り戻していく。愛されることの喜び、生きることへの希望、老い、そして死という重たいテーマが明るい緑の木々の映像の中に展開する。 久々に 胸ふさがれし スクリーン 暗がりにかする 妻のハンカチ 自家採取の種やはり自家採取の種のほうが自分の土地に合うのか育ちやすい感じがする。これはニンジンの花。このあと種できたところで採取する。きれいな色のスグリ酒こちらはあと半年もすれば呑めるようになるでしょう。 明日はいよいよ梅酒の仕込みです。糖分は極力抑えることにします。
2008年07月11日
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吊るしたトマトトマトがようやく花をつけはじめました。去年は竹竿で支えましたが、今年は天井が低いので紐で吊るしてみました。種からほとんど発芽したので、たくさん苗が育ってくれました。ちょっと苗間が狭くなってしまったけれど、捨てられずに総て定植しました。栄養不足が心配なので、しばらくしたら鶏糞と油かすを追肥します。 その後の電柵畑電柵を設置してからイノシシの襲撃はまったくなくなりました。電柵の中の山イモと落花生です。 庭先に紫陽花が咲いていました。
2008年07月08日
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梅 三 昧小梅はできるだけ傷のないものを梅干しにして、少し熟しすぎ傷ついたのを普通の梅と合わせて梅ジュースにすることにします。普通の梅の一部は既に梅ジュースに漬け込んでいますが、まだ木に残っている梅は梅干しと梅酒用にします。昨年漬けた梅干しがまだ残っているので、今年は減塩のものと、蜂蜜入りの甘いものにして紫蘇で色づけをしないでおこうかと思います 裏庭に花を見っけ味噌小屋に樽を探しに行くと小屋の横に花が咲いていました。春には”なんてじゃまな木なんだ、伐っちゃおう”って思っていたんですよ。2年も住んでいても、心ここにあらずとなると、あるものも見えないもんなんですね。ついでに後ろの竹藪横を回ってくると、色とりどりのサツキが咲いていました。 見過ごせし 山房に咲く 花唇たち たれに誇らん 芳しき身を
2008年07月01日
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意気消沈 イノシシの襲撃他人事だったイノシシの被害が自分にも…異変に気がついたのは2週間ほど前のこと。ジャガイモを植えた一角が大きく掘られていました。未だ花も咲いていない、これから大きくなる若いイモが無残にも食べ散らされ散乱しています。よくよく見ると反対側も二畝がやられています。 昨年は上手くいかず、今年は順調に育っていたので楽しみにしていました。それなのに、怒りが心頭に発しました。炎天下、耕し、畝を作り、土寄せを繰り返したあの苦労が…男爵を5キロ、キタアカリを10キロでしたが、この時点で三分の一がやられました。その晩は、犬のクウを木にくくって番をしてもらいました。しかしロープにくくられているのを見透かしたように、平然と離れたほうをゴッソリ荒らして行きました。威嚇するためにバックフォーを置いたり、赤いキノコの照明灯を置いたり、軽トラを脇に置いても我がもの顔に掘り返していきます。朝晩だけトラックにいて見張り番もしてみましまた。ところがその時間帯だけは現れませんが、夜中に襲撃してきます。これではまだ早くても収穫しないと何もなくなってしまいそうです。掘られた食べ残しのジャガイモを見ると大きいものもあります。意を決して早いですが、残った列の外側だけをグルーッと掘り返すことにしました。そして、カモフラージュに抜いた上の茎葉を植え直しておきました。これが少し役だったのか、カモフラージュの茎を掘り返して本物は5本くらいしか食べられていません。こうなれば我慢比べかと、その日も食べられた茎と葉を植えました。ところが思っていた以上に頭いいのです。翌日は、またごっそりやられてしまいました。 空いた所がすっかりやられた所こうなればすべて収穫するか、他によい方法はないか思いあぐねていると、以前、イノシシ対策に電気柵を用いている人を思い出しました。他にも落花生や山芋、サツマイモ、カボチャと植えてありますから、このままだと、いずれはこっちにも被害が拡大する恐れがあります。すぐに電気柵を注文して、一昨日、一日がかりで周囲の草を刈り払い、電柵を取り付けました。電源はバッテリーで、瞬間的には最大電圧7500ボルト流れるというもの。イノシシは鼻がセンサーの役割をして、鼻で嗅ぎ、触れて動き回るそうです。この鼻の高さに電気を通すワイヤーを張ってフェンスを作ると、鼻に触れて電気がイノシシの体内から地中を通って地中に挿したアースから器械に通電する仕組み。にっくきイノシシではありますが、害はなく、触れた電気ショックを学習して、以後フェンスに近づかなくなるという退治法です。翌日、恐る恐る見に行くと荒らされた形跡がありませんでした。電柵の周りを歩くと、何処にもやぶられた跡がありません。やっと枕を高くして眠ることができます。スグリのジャムとスグリ酒づくりスグリが実をつけています。 昨年は、熟して落ちる寸前に摘んで焼酎に漬け込んで一年ほったらかしにしておいたら、スグリは跡形もなく熟成したワインのような口当たりの良いスグリ酒ができあがりました。これに味をしめて、今年は熟したものはジャムにました。熟したものと、そうでないものは混ぜこんで焼酎に漬け込むことにしました。梅ジュースの作り方を真似て、冷凍庫で凍らせて、そのまま焼酎にいれることにします。こうすると早めにできあがるといいます。はたしてどうでしょうか。
2008年06月27日
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健闘している グリーンピース葉物はいま一つで、根菜類はイノシシとモグラの餌食にされている中で、唯一被害にあわないのが豆類です。ご飯に混ぜたり、バターで炒めて食べたりして楽しませてくれています。残りは保存用パックで冷凍庫にそのまま入れておくと季節外でも美味しくいただけます。 父の日のプレゼント連れ合いが子どもたちに代わってプレゼントしてくれました。子どもたちからだともっと嬉しかったのですが、まっ いいか。 喜びも いま一つなり プレゼント 心にしみる 妻のいたわり 赤い花 ふたつこちらの花にはバッタがしがみついていました。携帯の写真機を近づけても逃げません。
2008年06月22日
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初めての経験二つ新しい挑戦をしました。一つは苗作り、そしてもう一つは自然農の方法での田植えです。苗は何とか元気な苗に成長してくれました。4枚の田のうち、一番小さな田を自然農で、他の2枚(ヒトメボレとコガネモチ)を手植えでして、一番大きな田(コシヒカリ)は機械植えにすることにしました。ところが4.5葉から5.5葉の成苗というと結構大きく、田植機でやるとひっかかって上手く植えることができず、結局ほとんど手で補植せざるを得なかったのは誤算でした。機械植えした後に手植えした田圃(コシヒカリ)すべて手植えした田圃(ヒトメボレ)一番下の田で自然農法にした田圃(古代米とコガネモチ)自然農法は、興起せず代かきをしない方法で、田んぼの草と畦の草を刈って田に10cmくらい敷き詰め、そこをほじくって苗を植え付け、水を満たします。代かきをしない分手抜きができるのですが、草を敷く手間と一つひとつ小さく穿って苗植えするのは、この小さな田んぼで三日がかりの大変な作業でした。この草マルチは緑肥効果と雑草の抑制になるようです。秋がどうなるか楽しみです。庭に咲いた花畑の脇の野イチゴ
2008年06月20日
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水は美味いし 空気はきれいだ!母の法事で東京に戻っておりました。東京の家の蛇口を開けた途端、強烈な臭い!うーん 長~いこと、すごい水を飲んでいたんだなぁ。しかたなく近くのコンビニで飲料水を買ってコーヒーを沸かしたらやっと落ち着きました。 母が危篤だ知らせてきたのは、こちらに来て伸び放題の草木と格闘していた頃。落ち着いたら、里山でのんびりしてもらうつもりでした。ベットの母に声を掛けましたが反応がありません。連れ合いが 「○○が来ましたよ! ○○ですよ」 と大きな声で呼びかけながら足を撫でてくれていました。すると 「あなた 足がピクピクって… もう一度話しかけて!」 話しかけてみると、同じように足先がピクピク。話す力も、目も開ける力もなかったのですが、声をかける度に足で精いっぱい応えてくれていたのでした。せめて一度だけでも、美味い水を飲ませ綺麗な空気の中で過ごしてほしかったなぁ。東京から戻る度に、ほろ苦い気持ちが残ります。母は薔薇が大好きで、それほど広くない庭にいっぱい薔薇を咲かせていました。どこかに綺麗な薔薇が咲いていると、いただいてきて挿し木をして増やしていました。この里山に母の好きな薔薇や花をいっぱい咲かせたいな。これは野に咲いていた薔薇です。前回載せた花をアップしたものです。どなたか花の名前を教えてください。
2008年06月17日
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代かき終える三日前から順ぐりとやってきた3枚の棚田の代かきもようやく今日で終えた。明日からいよいよ代かきした順番に田植えだ。有機農法の課題は除草剤を使わないので、草対策を如何にするか。合鴨や鯉を使って除草したり、綿マルチで草を生やさなくしたりと、いろいろな方法で除草対策をしているが、私は深水にして稗や雑草対策をしている。また田植え直後に糠とクズ大豆の混合したものを播いてコナギや他の雑草の防止をしている。また今回は、一番小さな田1枚だけだが自然農法を試みることにした。これは耕さないで、田や畦の草を刈ったものを田に敷いて肥料代りにして、またマルチとして草防止を兼ねるもの。苗も田をほじくって植える。その分手間がかかるが、荒がきや代かきをしないし、また機械を使わない分、労力的には同じかもしれない。しかも環境に優しくエコロジカルな農法と言える。初めての挑戦なので何ともいえないが興味津津。 花めぐり雨の合間に美術館に出かけたり、花を見に出かけました。あいにく美術館はフランス絵画展の前日で、後日にあらためて来ることにしました。代わりに図書館の駐車場に咲いていた花を写しました。ミズキ科のヤマボウシというそうです。立ち寄った花工房の花々もみごとでした。忙しさにかまけて、ついつい忘れがちな里山でのスローライフな暮しを、花々は呼び返してくれます。 一休みした喫茶室のテーブルにも可愛らし花が挿してありました。
2008年06月07日
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雨のアヤメ台風の影響もあって午後から雨が降り出した。ビオトープ脇のアヤメも濡れている。 田植えの準備もほとんど終わり、あとは苗が4.5から5.5葉に成長するのを待つだけ。あと数日だろうか。 群菖や 田面(おも)に雨滴 わたりけり さてさて この花はこちらも同じ紫色をしていますが、これは庭先に見つけました。小さくて見落としてしまいそうです。 キャラ蕗畔にたくさん生えていた蕗を佃煮風に。茹でた蕗を水にさらして、醤油、酒、みりんに昆布と椎茸と一緒に煮込み煮詰めたもの。酒のつまみにピったしだし、最後にこれであったかなご飯を食べたら言うことなし!
2008年06月03日
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花 見 山個人の農家が親子二代にわたって花々を植え、手入れしたという花の山です。桜の咲く頃は県内はもとより近県からも花見客が訪れるといいます。一足早い梅雨空の下、花見山を歩いてみました。福島市内に出たついでに寄ったので携帯電話のカメラしか持っていませんでした。それでなくとも下手なカメラ、ピントが大分ずれています。 緑濃く 四季に花々 咲き誇る二代の心 山に染み入る 梅雨空や 波紋の下で 遊ぶ鯉
2008年05月31日
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額アジサイのような花 朝からの雨に 入口近くに額アジサイのようなは花がさいていました。梅雨と錯覚したのかな?何の花なんでしょうね。木々に雨宿りしている鳥が晴れ間を待ち望み鳴いているようです。春雨や 彼方こなたに 鳥の声アサツキ春先の青野菜が少ない時に、このアサツキの葉をみそ汁に入れて食べました。今の時期は葉は枯れて、根が大きくなって食べごろです。まるでエシャレットのようで、味噌をつけて食べるとツマミに最高!♪菖 蒲庭先にポツンポツンと咲いていました。田圃の一角に造ったビオトープの傍にある菖蒲は群生していますが、花をつけるのには未だ早いようです。
2008年05月28日
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おぼろ月夜明日は雨かな野菜には水僕には久々の休み雨(5/24) あまどころ( 甘野老 ) 畑の隅っこにさいていました何の花だろうほっそりしたスズランみたいスズランに似た花と調べたらアマドコロと見つけましたスナックエンドウわが里山の畑で口に入った今年初めての野菜冬を越して花をたくさんつけてくれましたさてこれは ふーん…何の花なんでしょう調べようがないなぁ
2008年05月25日
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カボチャとトマトの苗 やっとここまで種を播いてから一か月とちょっと、やっとここまで成長しました。もう少ししたら畑に定植です。カボチャは、昨年できて美味しかったものの種を採取しておいたものです。連結ポットから大きめのポットに仮植して大きくしてから畑へ。トマトは、一度、育苗箱に播いて芽が出たものを仮植したのですが、本葉が出る前の双葉の状態で早すぎたためでしょうか、その分は全滅してしまいました。急いてはことを仕損ずる、言葉の通りの貴重な失敗経験でした。トマトを植える高畝は、これから準備します。この花 何の花 雑草なのでしょうが、何とも頼りなく、か細い感じで、ゆらゆらと揺れていました。 青草に わが世の春と したり顔 山羊見てなごむ われも満ちたり
2008年05月19日
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懐かしいアシタバと里芋三宅の友人からアシタバと里芋が送られてきた。三宅には仕事で何度もお邪魔して、そのたびに島中を案内していただいた。温暖な気候で過ごしやすく、魚も美味いし、バードウォッチング、ダイビング、釣りと楽しみがたくさんある。何よりも楽しいのは、海で一泳ぎしてから温泉にザブンと入って島焼酎で一杯やることだ。その肴がアシタバとクサヤで、どちらも個性的な味をしていて酒によく似合う。今回、そのアシタバを送っていただいた。里芋も暖かな地域だけあって、こちらのと違って大きく甘くとろけるようだった。アシタバは役場の広報によれば「今日、葉を摘んでも明日には新芽を出すと言われるほど繁殖力、 生命力が強いところから命名されたと言われている。カルコンを豊富に含み抗酸化作用が強く、 血栓の予防や動脈硬化、がん予防効果などがあることが確認されている」という。少し苦いが、それがまたいい。 安達ヶ原ふるさと村のパンジー古民家があって、園内はたくさんの花で彩られていた。その中でもいろいろなパンジーの多彩さに見とれしてしまった。ついと立ち止まったり戻ったりと、まるでほろ酔い加減の足取りのようだ。 パンジーの 彩りに酔い 千鳥足
2008年05月14日
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雨後の筍雨上がりには筍がのびるというけれど、本当に一晩で5~6センチは平気で伸びる。採りきれなかった筍が数日で30センチまでになっていました。緑色の頭の先っちょを少しもたげた時に見つけるコツも覚えました。お初は筍ごはんにしていただきました。後は圧力がまで茹でて手ごろな大きさに切って塩づけしておくことにします。これは先日の手もみして干し上がったゼンマイと、昨夜、茹でて干し始めたゼンマイ。 忘れな草とパンジー先日の行った安達ヶ原に咲いていました。忘れな草という名前が、なぜかもの哀しい。 うす青き 寂しげに咲く 面影の 忘れな草を 友と重ねし
2008年05月12日
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雨の休日 久々の雨に作物たちも息を吹き返しているようです。わたしも身体を休めにハーブ湯に出かけました。何種類ものハーブを使っているという湯に浸かっていると、日ごろの憂さも忘れます。湯面に薄日が射してきらきら光っています。湯窓から見える庭には木瓜の花が静かに咲いていました。湯殿に花の刺青をされた人が入ってきて、隅の洗い場で身体に湯をかけていました。それから心なしか隠すように湯に身を沈めていました。若気の至りで一時の思いで墨を入れたものの、分別ある歳になって肩身の狭い思いをする場面がきっとあったんだろうなぁ、などと勝手に想像しながら湯につかっておりました。 窓に木瓜 刺青の肌 湯にかくれ帰路、道端に雑草でしょうか、でも気になる可愛らしい清楚な花を見つけました。 野に埋もれ 気負わずに咲く 身のほどに あえぐことなく クローバーの花 安達ヶ原は山姥の里そのまま帰る気になれず、少しドライブしたら安達ヶ原に出ました。ここは山姥発祥の地だそうです。木々の間から五重塔が見えます。 その五重塔の中に山姥が安置されていました。けっこう怖そうな面容ですねぇ。山姥のこと (パンフレットから抜粋)京のとある高貴な姫君が病気に苦しんでいました。何としても、姫の病気を治したいと願う乳母「岩手」は、修験者から「妊婦の肝を食べさせれば治る」と言われ、その言葉を信じ、妊婦を探し求めて放浪の旅に出ます。放浪の末辿り着いた「安達が原」の岩屋に住み着き、妊婦を襲う機会を窺っていた岩手ですが、そこに丁度、旅の夫婦が通りかかります。「一晩宿を貸して欲しい」という夫婦に岩手は喜んで応じます。その晩、妻が産気づき、夫は外へと薬草を取りに出ていきます。岩手は、好機とばかりに妊婦に襲い掛かり、出刃包丁で腹を裂き、生き胆を手にします...。ところがその時、娘が手に持っていたお守りに気付きます。それは、岩手が自分の娘にあげたお守りだったのです。自分の娘と孫を手にかけてしまったことを悟った岩手は、発狂し、「鬼」となってしまいます。そして安達が原の岩屋で宿を乞う旅人を待ちうけ、手にかけ、人肉を喰らう「鬼婆」となってしまったのです。
2008年05月11日
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初めての挑戦米作りも3年目。とはいえ昨年までは、大先輩の有機農家で指導をいただきながら苗作りをお手伝いして、出芽したものを分けていただいていました。今回は、種モミの購入から始まって何から何まで一人での取組です。本(稲葉光圀著 『除草剤を使わないイネづくり』農文協)とにらめっこのハラハラ、ドキドキしながらの挑戦でした。有機稲作なので、種モミも未消毒のコシヒカリ、ひとめぼれ、コガネモチを購入しました。≪作業工程≫4月6日 塩水選:比重1.13の塩水に入れて浮いたものを捨てる同 日 消毒:60度の温熱水で10分間消毒して、すぐに冷水に入れて冷やす同 日 浸漬:8度の山水に浸し、かけ流す(4月18日まで積算気温約100度)4月18日 芽出し:30度の温水に約15時間(種モミが鳩胸状態になるまで)4月21日 播種:床土に化学肥料を使わないJAS認証のものを使い、苗箱一つ当たり 45グラムの種モミを量って手で播き、そのうえから床土をかけ散水5月1日 出芽、1.5葉でプールに水を入れる手前は手植えようのポット苗箱で穴に一つずつ種もみを入れるのが大変でした。奥は機械用の苗。手で播いたあと種が重ならないように竹べらで間隔を開けるのも厄介な作業でした。 苗箱の 土をもたげて 出芽かなこれが、5.5葉に成長する頃、6月半ばが田植えとなります。 はじめての 独り立ちした 苗づくり 芽の出る時を 指折り数え
2008年05月10日
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味噌造り毎年、ゴールデンウィークのこの時期に地元で味噌造りの会が催される。地元産の大豆と米こうじを使い、塩も天然ものとこだわった味噌。 ポリタンクで運んできた名水に一晩浸けた大豆を大釜で煮ること2時間、指で押さえてつぶれぬ程度の固さのものを粉砕する。手回しの粉砕機は100回すと汗が噴き出し腕がだるくなる。皆で交代して回す。 それを冷まして、米麹と塩を合わせたものと混ぜ合わせる。 煮汁を加えて適度な柔らかさに仕上げる。なんと400キロもできあがった。それを5キロずつ袋に詰められ希望者に分けられた。 私も25キロを購入した。1年以上じっくり寝かせてからいただく。今食べているのは2年物だが、大豆と麹と天然塩に名水が溶け合って絶妙な旨みのハーモニーを醸し出した絶品の味だ。 こだわりの 食材だけの 味噌づくり 汗したたりて 旨味なお増す
2008年05月06日
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春になって 元気はつらつ秋に植えたニンニクとラッキョウが大きくなっていました。草マルチのニンニクと黒マルチのものです。草マルチのほうが平均的に大きくなっています。黒マルチはガッシリしたもの(手前)と細くて小さなものとムラがありました。これなら自然にやさしい草マルチものをもっと増やそうかな。 こちらはラッキョウ。今年、収穫すると少し小粒で、来年まで待つと大きくなるそうです。半分収穫して、定植にまわそうかな。 自然の恵み ゼンマイも出てきましたゼンマイの 風さわやかに 綿毛脱ぐこのあと、木灰でさっと茹でて、3日ほど乾燥させて手もみします。 木瓜も花を咲させましたファインダーを通して見ていると木瓜の花の色が、濃い紅色から朱色、そしてピンクへと微妙に変化して見えてきます。朱に染まり 紅き袈裟着て 木瓜変げ木瓜の花 ためつすがめつ 色変わり
2008年05月01日
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水仙いろいろ土手に水仙が可愛いらしい花をつけています。あれも水仙、え?これも水仙?思わずうっとりしてしまいます。風に揺られて水仙たちが話をしているようです。たおやかな 水仙の花 風に揺れ水仙の 饗宴の振れ 心揺れ 水仙と 一口で言う 寂しさよ 君ゆえの性(しょう) いずこかに消え 庭先にも小さな花が咲いていました。また教えてください、何という花なんでしょう。
2008年04月28日
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ツーンときた葉わさび葉わさびは、このくぼ地に生えています。ここは、山から引いてきた水がこぼれおち桑の木が遮光して葉わさびが育つには向いています。 花の咲く前の葉わさびを選んで、茎の太いものをポキッと折ってきました。これを湯にさっと通すか、湯をかけてサッと水で冷やします。それを3cmくらいに切ってビニール袋に入れて塩をふって冷蔵庫に保存します。2時間位で食べごろです。ピリッとしてツーンときます。 もう少しかな タラの芽自然のタラの芽の芽先は、栽培ものと違って紫色をしています。見るからに元気のいい野性的な色と形をしています。 以前に紹介した水芭蕉のある池の脇に2本のタラの木が生えています。幹には鋭いトゲがあり2~3mまで成長しています。ここの発育状態を見ておいて、山に自生しているタラの芽をとりにいくのです。あと少しで食べれそう。 タラの芽の 棘 身にまとい 身を守る 街の暮らしの 我と似ており
2008年04月24日
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山菜のお出まし 散歩の帰り道に蕨を見つけました。田の畦にはフキが大きくなってました。さっそく取ってきて茹でました。 鰹節をかけて一杯やりました。初蕨 ほろ苦き舌に しみる酒 もう少しするとコシアブラ、タラの芽が取れそうです。そのあとにゼンマイと続きます。庭に黄色い花が咲いてました。何という花なんだろう。
2008年04月24日
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見納めの駒桜女神山の麓に咲いていました。樹齢400年といわれています。昨年は蕾さくらでした。今年こそと満を持して来てみました。野良仕事をさぼった甲斐がありました。 山桜 悲喜こもごもの 時きざみ老木の さくら色染め 忙わすれ野仏や 桜の傘下 雨宿り
2008年04月21日
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里山の桜並木やっと咲いてくれました。 春はやっぱり桜かなぁ。 散歩の道すがらパシャ! 桃と椿家に戻ると桃が満開でその先に椿も顔をのぞかせていました。 サクラばっかりに目も心も奪われていたけど、足もとにも奇麗な花が咲いていました。
2008年04月17日
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しだれ桜を求めてわが里山の桜はまだ蕾なもので、満開の桜を求めて三春まで。しかも連れ合いとの久しぶりのデート。 この桜、日本三大桜の一つで樹齢1000年以上という大老です。国の天然記念物にもなっているとのことで期待しておりました。 ところが天然記念物さん、しっかりと蕾を固くしておりました(あ~ぁ 残念無念 といっても4月10日のことですが)。 でも、まぁこの枝々にしだれ桜が…と咲いたときを想像してみると壮大ですねぇ。パンフレットの満開写真の助けを借りて、目をつぶって頼りない想像力をかき集めて満足しました♪
2008年04月15日
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齋藤茂吉記念館山形が生んだ偉大な歌人、茂吉。『白き瓶』を読んで是非とも寄りたい記念館でした。上山温泉の次が茂吉記念館駅。記念館のためにできたのでしょうか、小さな無人の駅でした。 なだらかに傾斜した路を登ると、木立の中に記念館が見えてきました。入口の前庭にある茂吉の胸像が、訪れる人を迎えてくれます。建物は一階と地階で、一階には晩年の死ぬまで寝起きした居室と書斎が再現され二人の息子(茂太と宗吉=北杜夫)とのかかわりを通して茂吉を紹介しています。1階をのんびり回覧していると地階の映像展示室でのスライド上映の案内があり、15分程にまとめた茂吉の生涯を観ることができました。引き続き茂吉が詠んだ四季の花や遺品を観ていると、なんと閉館のアナウンスが…半分も観ていませんでした。 館内案内パンフレット外に出ると茂吉の生まれ育った上山市が眼下に広がっていました。茂吉の第一歌集『赤光』の題を詠った 白き華 しろくかがやき 赤き華 赤き光を 放ちゐるところ 『白き瓶』から、師の伊藤左千夫が死んだ直後の暗澹たる歌の道を詠ったもの ひた走る わが道暗し しんしんと 堪(こら)へかねたる わが道くらし
2008年04月11日
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温泉への小さな旅朝から雨です。野良仕事はできそうもないので、打ち身の尾てい骨のために温泉浸かりのための小さな旅に出かけました。温泉は県内にもたくさんありますが、今回はお隣の山形へローカル列車の旅です。福島 → 米沢 → 上山温泉 →斎藤茂吉記念館 → 山形 → 福島トンネル抜けた山間はまだ雪でした。福島と米沢の区間は山を越えなければなりません。昔はスイッチバックで山越えをした線路も、今は一気に上ります。”峠駅”では昔懐かしい駅弁売りがホームに立っていました。この前後の駅は雪対策でしょうか、駅舎とホームがすっぽりかまぼこ型の蔽いで囲われて、写真も少し暗くなってしまいました。 上山温泉の共同浴場駅から10分くらいで”下大湯共同浴場”です。100円を支払って、大きな湯船でゆったり浸かり、温まります。至福の時でした。午後の明るい時間帯でしたが、近くの商店主さんでしょうか、数人の50台と思しき同世代の人が利用していました。ちなみにこの温泉は源泉から引いていて、次のような表示がされていました。この街は城があり、城下町の落ち着いた街並みが続いています。火の見櫓なのでしょうか、同じようなものを川越で見たことがあります。和菓子の老舗がありましたので立ち寄ってみました。喫茶コーナーがあり、美味しそうな饅頭がサービスで置かれています。上品な上山菓子をいただきました。美味しそう草餅でしたから思わずパク!あ!写真だというわけで欠けてしまいました(失礼)。このあとの茂吉記念館への旅が続きます。
2008年04月09日
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痛たたたタ!待ち遠しかった春ではありますが、それは野良仕事の季節到来でもありました。まぁ忙しいったらありゃしない。しかも、そんな時期に階段から滑って3段 ドテ どた ドタン!と尾てい骨をしこたまうってしまいました。その痛いことったら…これがニックキ階段。あの一番上からですぞ。化繊の靴下は、よう滑ります。みなさんもご注意あれ!! 疲れをほぐす水芭蕉 野良仕事からの帰り、家の脇の坂を登るのもシンドイときに、池の隅の水芭蕉が疲れをほぐしてくれる。以前紹介した芽が伸びて、あの白い苞が大きくなっていました。水芭蕉 白きドレスに 身をつつみ
2008年04月07日
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