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いよいよタクトの組み立てに掛かるのだが、錆びたボルトを磨きながら行うため、ゆっくり、のんびり進めて行く。フロントフォークのブーツは純正は廃番だし、特殊な形状をしているので他車の流用も出来ないし、自作も不可能なので破れた箇所を切り取ってロッド丸見えで装着する事にした。普通のインナーチューブのようにオイルシールが有る訳ではなく、ただのロッドなのであまり神経質になる事も無い。フォークを車体に取り付ける時には先にフロントフェンダーを通してからでないと付けられないと言う事は分解時には分かっていたのだが、キッチリ忘れて2度手間ををしてしまった。ブレーキパネルを嵌め込んだフロントホイールを取り付けるとバイクらしくなった。黒のホイールも引き締まって狙い通りだ。次はリアホイールを取り付けてマフラーを装着。赤く塗ったリアサス、キックペダル、センタースタンド、サイドスタンドなどを取り付けてカウル類を装着して行くと益々スクーターらしくなって行く。サビサビだったフロアの受け部材とレジスターを取り付けた車体ロッドが丸見えの状態で組んだフロントフォークホイールとフェンダーを装着したフロント回りリアホイールを取る付ける前のブレーキとシャフトアクセントの赤が目立つリアサスを取り付けた車体リア回りを取り付けた車体カウルを順番に組んで行くとスクーターらしくなって行く車体
2022.06.29
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タクトのシートは白色の純正色だったが、汚れやシミがあり、決して綺麗とは言えない状態であった。それよりも、外装をオリーブグリーンに塗り替えたので、白色は浮いてしまって似合わなくなってしまっていたので塗り替える事にした。アクリルの黒色スプレーは手持ちがあるのだが、シート表皮への密着性が気になる。シートは頻繁に座る事になるので、擦れてしまうし、ズボンのお尻に塗料が付いても困るのだ。従って密着性の良い塗料を吹きたい。このような用途で使う塗料の中では、染めQが評判が良いようである。ホームセンターに行ってみると沢山の種類の染めQが売られていた。中には金色や銀色まであるが、色によって値段が違う。他の塗料と比べて価格設定が高いが、ブラックを試しに買ってみた。シートの表面をボンスターで軽く磨いて、パーツクリーナーで大まかに汚れを落とす。後部に黒いHONDAのロゴが入っているがブラックを吹くと隠れてしまうが仕方がない。どの程度食い付くか最初は軽めにサッと吹いてみたのだが、思ったより料が薄いと言う感じであったので、厚塗りは避け数度に分けて少しずつ吹いて行くと、垂れる事無く真っ黒なシートに生まれ変わった。高価な塗料なので色剥げはしないだろう。染めQ(ブラック)と純正シートシート後ろのHONDAロゴ染めQのブラックを吹いたシートHONDAのロゴが消えたシート
2022.06.24
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最近はスクーターでもチューブレスタイヤが常識となっているが、昭和55年当時は当然チューブタイプだ。タイヤはダンロップのD307(2.75-10/38J)の新品を奢ったが、原付用なので1本1,784円と格安だ。 外したチューブは前後輪とも口金にサビが少しあるものの、パンク修理をしている形跡は見当たらなかったので、再使用する事にして前輪タイヤから嵌めて行く。この時チューブに少し空気を入れるとタイヤレバーに咬みにくくなるとの事なので、その通りにした。タイヤレバーは先がスプーン型でチューブに優しいタイプを使用して、口金に近い方から遠い方へ交互に嵌めて行き最後のひとコジリを行うべくホイールの縁にレバーを掛けて力を入れるとタイヤが嵌まったと同時にプシューと嫌な音がした。空気を入れてみると見事に漏れている。やってしまった。チューブに穴が開いているようである。タイヤを外して中のチューブを引っ張り出してみると、タイヤレバーで傷ついた裂け目が見える。仕方がないので、後輪チューブを入れて再挑戦。今度は慎重にレバーにチューブが咬んでいないか確かめながら、タイヤを嵌めて行き、最後のひとコジリは特に慎重に行ったが、空気を入れてみると漏れている音がする。なんで?古いチューブなので口金付近がダメになったのかと思いチューブを引っ張り出してみると、タイヤレバーで傷ついた裂け目が見えた。やっぱりレバーが咬んでいたのだ。10インチの小さなホイールなのでタイヤを嵌める事なんぞ簡単だと思っていたのだが、これは意外と難しい。屈辱の2連敗だ。不本意ながら、穴の開いたチューブ2本にパッチを貼ってパンク修理を行い、再度挑戦するも最後の所でどうしても穴を開けてしまう。結局2本ともダメにしてしまった。タイヤレバーが合わないのか?やり方が間違っているのか?4連敗には流石に心が折れた。それでも何とかせねば、タイヤが出来なければ次に進めないので、amazonでIRCのチューブ/バルブTR-4 2.50/2.75-10(980円)を2本購入。ホイールの穴にチューブの口金を通し、チューブをタイヤの中に丁寧に入れて置く。今度は同じ失敗を繰り返さないように、チューブに空気は入れず、指でチューブとレバーの位置を確認しながらタイヤを慎重に嵌めて行く。最後のコジリで毎回失敗するので、ここで休憩。タイヤレバーの向きを反対にしてスプーンの形をした背中の方をホイールの縁に当てて余り突っ込まず、ゆっくりとこじってタイヤを入れた。今回は感触が良かったので期待が持てる。恐る恐る空気を入れてみたら、プシューと音がした。またダメだったか…。と貧血が起こりそうになったが、音を良く聞いてみたらエアチャックガンからの空気漏れの音だった。チューブは無事だった。2キロ程空気を入れて経過をみたが大丈夫だった。やれやれである。前輪がやっとの思いで出来たので、後輪も同じように慎重に作業を行い無事チューブを痛める事無くタイヤを嵌める事ができた。これでやっと次に進める。新品タイヤ2本ダンロップD307チューブ用タイヤ失敗を重ねた上やっと装着できた前後タイヤ
2022.06.21
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タクトのタイヤは前後共「つんつるてん」にすり減っているので、交換は必須である。どうせタイヤを外すのなら、ホイールの塗装も行う事にした。このホイールはグレーの筈だが、たぶんサビが出て来たのでシルバー塗料で上塗りしたのだろうが、これがまた雑な素人塗装なので表面が凸凹で、錆止めも塗っていないので、またサビているという代物だ。タイヤは硬化していたが簡単に外す事が出来たので、塗装剥離から行う。刷毛塗りなので塗装が厚く剥離剤を塗ってもなかなか全剝離出来ないので、古いドライバーで削っては剥離剤塗布を繰り返すとが、ホイールが2本それも表裏があるので2日程掛かったが、何とか剥離出来たので、赤サビ転換剤を塗ってプラサフを吹く。乾いた所で色をどうしようかと暫し考える。シルバーでも良いが、外装をオリーブグリーンにしたので、良く合いそうなブラックにする事にした。黒のウレタン塗料は持っていないので、アクリルの缶スプレーを使用したが、仕上げのクリアーはPG80のウレタンをしっかりと吹いた。タイヤは硬化していたがタイヤレバーであっさり外れたホイールから外したタイヤとチューブ刷毛塗りシルバーを大方落としたホイール赤サビ転換剤塗布後プラサフを吹いたホイールブラック塗装後ウレタンクリアーを吹いたホイール
2022.06.19
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工作車(ボンゴフレンディー)は平成13年に中古で購入した当時からフロントガラスに飛び石と思われる小さな傷がついていた。ヒビは入っていなかったので、車検は問題無く通っていたのでそのままにしていたのだが、今年の3月新たな飛び石により2つ目の傷がついた。これも車検で問題になるような大きさではなかったので、あまり気にはしていなかったのだが、保険屋が更新に来た時、話しの中でフロントガラスの傷の事を尋ねたら、何と保険の等級は変わらず、無料で修理できるとの事。それならばと、早速マツダに部品の確認をすると、社外品ガラスなら明日には入るが、マツダ純正だと3ヶ月掛かるとの回答。急ぐ案件でもないので、信頼の純正品を発注。合わせてガラスに貼りつけているパナソニックナビのテレビ用アンテナも取り寄せて貰う事にした。フロントガラスの事など忘れていた5月のある日、ガラスが用意出来たとの連絡があり、クルマを預けるとその日の内に修理完了。帰って来たクルマのフロントガスは当然ピカピカ、モールもピカピカ。テレビ用アンテナも新品が取り付けられていた。運転してみると、汚れ1つ無いので視界が広く感じる。ガラスが無いような違和感さえ覚えてしまうようである。新車の時はきっとこんな感じであった事であろう。快適である。20年を越えたクルマに今更ながら新品のフロントガラスを奢ってしまった。フロントガラスが新しくなったので、もう何年も交換していないワイパーゴムも取り替える事にした。今まではオートバックスでボンゴフレンディー用のワイパーゴムを探して購入していたが、ワイパーゴムなんて何処のメーカーのクルマでも殆ど同じだろうと思い、今回は長さだけ測ってモノタロウで購入してみた。フロントが600ミリ1本424円と400ミリ1本297円、リアが400ミリ1本297円の計3本。何れもモノタロウブランドだ。取り付けるゴムの形状も付いていた物と全く同じだったので、何の問題も無く取り付ける事が出来た。ワイパーゴムの長ささえ合えばこのクルマに取り付ける事が可能と分かった。これで梅雨の時期の運転も安全に行えるというものだ。新品になった工作車のフロントガラスモノタロウで買った汎用ワイパーゴムワイパーブレードに取り付けた新品ワイパーゴム
2022.06.17
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雨が降る日にリアワイパーのスイッチを入れたが、動かない。さて、どうしたものか。ウォッシャー液は出るのでスイッチの故障ではないような気がする。断線も考えにくい。そうなるとモーターか。ネットで調べてみると、故障原因はアースの不良が最も多いようである。そうなるとリアパネルの内張りを外さないと確認できない。フレンディーの内張りは車内から開ける事ができるレバーが付いているので、先ずこれを外す。次に4箇所のプラスティリベットを抜く、次に内張りの上から指でなぞると、凸部分が分かるのでその部分にリベット外しを挿してこじるとプラのリベットが抜ける10箇所ほどあるリベットを全て抜くと内張りが外れる。内張りの下にはビニールが黒いペースト状の接着剤のような物で貼りつけられているが、硬化していないので、簡単に剥がす事ができる。モーターのアースを確認してみると、問題無くしっかりとアースされており、ナットの緩みもない。配線の断線も無さそうである。カプラーを抜いてみたが異常は見当たらない。そうなるとモーターが怪しい。純正品だとたぶんバカ高いだろうと思いヤフオクを探してみたら、動作確認済みの同じモーターアッセンが2,310円で出ていたので、即落札。届いた中古モーターアッセンは新品のようにピカピカだ。車体の中に入っているので、汚れも付かないのだろう。モーターアッセンを交換するには、ワイパーを外す必要がある。ワイパーの軸元にあるプラのカバーを外すと10ミリのナットが現れる。このナットを外してワイパーアームを引っ張れば外れる筈であるが、これが固着して動かない。CRCを吹き、当て木をしてドライバーでこじるが動かない。少し衝撃を当てながら引っ張ると突然抜けた。後は車内から4箇所の10ミリのナットを緩めると、モーターアッセンが外れる。中古品に付け替えて、スイッチを入れる。さぁ。モーターが…。動かない。ぬぁにぃ~。何度やっても同じであるウンともスンとも動かない。モーターでは無かったのか。そうなるとスイッチ?これは厄介だ。それとも断線?また、いらない物を買ってしまった。故障箇所を探す方法を聞いてみようと、お世話になっているモータースに持ち込んで状況を説明すると、「それはたぶんリアゲートとボディーを繋いでいるゴムカバーの中で断線している可能性が高い。」と即座の回答。古くなったクルマ、特に商用車などはリアゲートを開ける頻度が高いので、経年劣化で断線する事がよくあるとの事。そう言えばこの工作車は一般のクルマよりリアゲートを開く回数は断然多い。両端のゴムカバーを抜いて中のワイパー配線(紫に細い白と白に細い紫)2本を引っ張ってみると紫に細い白の線が抜けた。断線である。流石、プロはクルマを見なくても故障箇所が分かるのね。折角苦労して交換したモーターアッセンが無駄になっただけだった。最初から相談しておけばよかった。モータースから帰って直ぐに修理に取り掛かる。適当な配線を15センチ程切ってゴムチューブの中を針金を使って通し、両端を断線した配線にアルミスリーブで結線。念のためにスリーブの中にハンダを流し、収縮チューブで絶縁して置く。キーをONにしてリアワイパースイッチを入れると何も無かったようにワイパーが動いた。古いクルマは配線の被膜も硬化しており、経年劣化で断線する事を頭に入れながら乗らなければならない事を痛感した。プラスティリベットを抜いた内張りプラスティリベットとリベット外し内張りを外したバックドアリアワイパーモーターアッセン雨水浸入防止用のゴムを外して仮付したワイパー断線していたリアワイパー配線修理が完了したリアワイパー
2022.06.02
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