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マックレーのロミジュリ第1幕ロザラインへの求愛もエドワードに比べたらおとなしめ。マックレーのロミオはちょっと物憂げで哲学的でおとなしい若者。しもてに座ってマンドリンを奏でている表情にそう感じた。1幕のロミオのソロ、すごいダブルのピケピルエットで進んでいく一連の踊り、いきなりすごかった。スピードとキレが違う!小気味良い踊りだ。うまいダンサーってやっぱり頭抜けているホワイトヘッドのティボルトは細くて背は高くなくひげを生やしていて凶暴な感じ。野蛮で皆の嫌われ者というティボルト「らしさ」は非常にあった。ベンボーリオとのちゃんばら3人が揃ってちゃんばらするところが見ごたえあるそして親まで加わってくる。ギャリーのキャピュレット公はソーンダースが演じたような貴族のノーブルさは微塵もなく、すごく野性的な男。ティボルトがそのまま大人になったような。たしなめられても怒りがみなぎっていて抑えられない憮然としているきょうの大公はガートサイド。彼はカーテンコールで写真撮りまくりで(笑)でした!第2場ジュリエットの部屋人形で遊ぶ少女結婚なんてまだ恋も知らないのに~かわいそうと思わせるぐらい幼い。ステパネクのパリスはきょうもすてき。きょうはさらにジュリエットとの身長差あり。30センチくらい?うたかたの時は回りが皆高かったので高いと思わなかったのだ。ギャリーがまた芝居しまくり。彼は舞台上で非常に「おしゃべり」沈黙の芸術のバレエ、しかし彼はいつもしゃべっている(笑)本当うまい!彼の演技で話しかけられるとリアクションもするわけでいきなりお話がいのちを吹きこまれるジュリエットはパリスが近づくと恥ずかしくてパドブレです~と逃げる。これがユーモラスで可愛らしいのだが、まったく同じ踊りで第3幕で彼を拒否するジュリエットの踊りがある。これと呼応しているのだ。何とも残酷だ。舞踏会入口あれ?月曜はティボルト(ギャリー)が仕切ってたのに、火曜はキャピュレット公(ギャリー)が仕切っている。笑。本当おもしろい。ロミオたち3人の踊り、最高でした~うまいし美しいし、誰を見たらいいのか迷うぐらい皆それぞれにすてきでした。マックレーのうまさは際立っていた。やっぱロミオはそれでないとね~貴族の踊りかみて先頭がホワイトヘッド中央、ギャリーしもて、ステパネク。ギャリーの顔が怖いよう~ロミオたち。ロザラインとの感じもエドワードに比べるとよくわからない。ジュリエット登場いきなりそこにスポットライトが当たったようだった。可憐な少女。初々しい輝き目立つ! それでこそスターでしょう。パリスとの踊りは上品で美しく、気品があった。マンドリンを奏でるジュリエットロミオがジュリエットの友人の踊りに乱入するジュリエットがお返しにソロを踊る。すばらしいロミオが乱入し人々は気色ばむマキューシオの踊り。すばらしいマロニーまじすごかった。ポルーニンの踊りが重く感じるほどだ。別室でジュリエットロミオが入ってくるジュリエットは「キャッ!」と逃げ出すこれがもうまさに少女。ロミオがつかまえるナニーを返すジュリエット仮面をはずさないロミオパパとパリスがやってくる。パリスの誘いを断るジュリエットパパは「いや~あの年頃はわからんもんでね~ 気分がころころ変わる…」とか何とか話しかけながら去る。ようやく仮面を放り投げるロミオしかし猛犬に注意、ティボルトがやってくるティボルトはロミオの回りをぐるぐる回る。ロミオは手で顔を隠すが、ティボルトはその手を払いのける。ティボルトは入口を指さす「出てけ!」そこにパパが来る。お前ら仲直りしろ!強引なパパ。ロミオたちは辞去する。屋敷の前。バルコニーシーン。ジュリエットが夜風に当たりに来る。ロミオが現れる。マントをはおっている彼は舞台のかみてに立ち、ジュリエットを見つめるそしてしもてに移動してまた見つめるこの時エドワードは肩から半分マントが落ちていたがマックレーはかかっていた下りてきて!ロミオはバルコニーの下にマントを置くジュリエットの手を握るロミオのソロもうすばらしい~やっぱここがこれだけ踊れないとロミオじゃないぞ。ジュリエットのソロリフトしもてで口づけ。階段を駆け上る手を伸ばすロミオ第1幕了第2幕街の広場コールドたちの踊り娼婦とまともな女たちのいがみ合い。ロミオがへらへらと夢見心地で来る。ロミオら3人は乳母をからかう。乳母にロミオがキスすると倒れる乳母(笑ロミオのソロがここもすごくてですねえシェネをこれでもかと超高速で回るそして乳母の回りをシェネで回る。大喝采教会神父はアラスター・マリオット彼らの挙式はエドワードみたいにふざけてない。神妙で真剣それだけなんか幼さを感じてこれからの運命を思うと可哀想になる。広場マンドリンダンスきょうのソリストはホセ・マルティン。これでもかと目いっぱい回って飛んでいた。がんばりすぎ。酔っぱらいのティボルトがやってくる。皆の嫌われ者。マキューシオが剣で叩いてからかう広場に戻ってくるロミオ彼はティボルトの挑戦を受けない胸に剣を突き付けられても、手で剣先をはずす人々はがっかりする。すかっとやっつけてほしかったのに!煮え切らないロミオじゃあ!とマキューシオが相手をする。マロニーの剣術はすばらしい。見事だった。マキューシオに剣を叩き落とされ怒ったティボルトは剣を拾うとマキューシオの方へ歩くマキューシオは後ろに下がって、ティボルトとぶつかり、剣が刺さってしまう。ティボルトはマキューシオが平気そうにしているので剣先をさわってみる血が付いている(実際にはついていない)ギャリーのように「刺してしまった」という動揺はないマキューシオはロミオとティボルトを指さして死ぬ。ティボルトはロミオを剣で指す。ロミオはマキューシオの遺骸にすがっている。泣いている。しかし怒りがこみ上げてくる。思いっきり打ち込むティボルトは防戦一方になるついに刺されるティボルトが死にロミオは頭を抱えるベンヴォーリオが彼を抱きかかえるロミオは嘆くキャピュレット夫人に許しを請うが彼女は許さない。ベンボーリオはロミオを連れ出す。幕が閉まる前にキャピュレット公が現れ、驚き嘆く。第2幕了第3幕ジュリエットの寝室ロミオとの悲しい別れここも絶品!でした。ナニーとパパとママ、パリスがやってくるジュリエットの拒否は激烈になっている。ここで成長したジュリエットの姿が見られるパパはジュリエットに言い聞かせるなんだかんだ…パパは激怒して出ていく追い詰められたジュリエットベッドの上で座って考えている最初は泣いているのだが次第にロミオとの幸福な未来を夢想する笑顔になる走って神父のところへ向かうあやしげな薬を渡す神父ジュリエットは帰る薬を枕の下に隠すパパ達がやってくるジュリエットはパパの腕をすり抜けてママの胸に飛び込む「お母様!あたし結婚なんてできないわ!」パパは非常にがっかりしてまたかっかきているパリスが珍しく感情をあらわにしてジュリエットと踊る。これがいじめているみたいで、ジュリエットが哀れになるジュリエットが顔を背けながらパリスと踊るのがもう哀れでならない。ついに大きくこっくりとうなずくジュリエット。パパがやっと安堵の表情。それでもパリスを拒否するのでまた怒りだすが皆で出ていくジュリエットは恐怖に震えながら薬を飲む。ドンドンドンという太鼓の音に合わせてリャーンは痛そうに動いていたが都さんはそれをせずに自然に演技していた。苦悶。ベッドに横たわるついには手がだらんとなって仮死状態になるお友達が入ってきて死んでいるのに気づくナニーパパがジュリエットを見ると、死んでいる!泣き顔になってママを呼ぶパパ。暗転墓場暗闇の中横たわるジュリエットパリスがかたわらにいるパパとママが出て行ってもパリスは残る。忍び込んだロミオがパリスを刺して殺すロミオはジュリエットを泣きながら抱き下ろして踊るここも絶品です!ついにはベッドに戻すロミオは毒薬を飲み死ぬ。直後に眼を覚ましたジュリエット。リャーンはパリスのそばまで行って気付いたが、都さんは見ただけで気づいた。彼女の演技は納得できる自然さがある。ロミオが死んでいるのに気付いた時の慟哭。叫び。パリスの近くに落ちている剣を拾って自分の腹を刺すロミオに手を伸ばしてあおむけになって絶命する全幕了大喝采カーテンコール以降冒頭に続く。お疲れさまでした~!すばらしい舞台をありがとうございました。
2010年06月30日
吉田都さんフェアウェル公演ロイヤルバレエ「ロミオとジュリエット」15分ほど続いたカーテンコール金色の紙吹雪横断幕SAYONARAロイヤルのお歴々が名ダンサーたちがずらっ!ここはコヴェントガーデンですか?信じられない光景が広がっていたジョナサン・コープが他にもいろいろ誰だっけ?濃い人とか名脇役とか。裏方さんも全員集合(イギリス人金色の大量の紙吹雪がマックレー君の頭に降り積もる彼が都さんにお辞儀した時ミニ紙吹雪になった。金髪の髪から金色のものが降ってくる。天使ですか?アメージングな夜になりました。***何か信じられない空間に自分がいたよ前回シンデレラでロイヤルで都さんを見たよその時以来の熱狂お客は全員スタンディングオベーションだった。***ロミジュリ、フェアウェルにふさわしいすばらしい出来だった。都さんは可憐な少女。演技がこんなにうまいとは驚きだった。彼女のためにすばらしい活躍をしたスティーヴン・マックレー彼はすごかった!あの延々続く超高スピードのシェネ。ありえない。客席に真央ちゃんがいたから余計に回ってたのか。すばらしいダンサー。彼があと10センチ背が高かったらスーパースターになっていたことだろうに。きょうの舞台は主役の2人のものだった。しっかりと。実はきのう濃いロミジュリでノックアウトされていたんで最初順応できなかったでも第2幕からもう!涙は出るわマックレーはすごいわで…しかもギャリーがきょうはキャピュレット公だからおとなしいのかと思いきや!ノンノンギャリーを見くびっちゃいけません。芝居しまくりだよ~本当彼からは一瞬も目が離せませんでした。マキューシオのブライアン・マロニー良かった!ブラツフィッシュが納得できなかったので危惧していたがまさに水を得た魚だった。うまいしキレがある。それに剣術がうまいの~手首の返しとか。本物ぽい相当練習したんでしょうこういうのは天性だから。彼はさまになってた。まあイルジ・イェリネクのスタイルには劣るが…きょうの三馬鹿大将もいけてた~マロニー、明るい金髪ロミオ、赤い金髪、ポルーニン、茶褐色の髪色グラデーションで美しかった眼福だった~きのうはきのうですばらしいロミジュリだった。きょうもまたすばらしかった。ギャリーありがとうと言いたい。私のロイヤルへの期待をほぼ120%満たしてくれて。あなたがいなかったらこんなに楽しめなかったでしょう。他の皆さんもすばらしかった!ブラヴィー!
2010年06月29日
ロミジュリギャリーのティボルト。第1幕ロザラインを待っているロミオ。ティボルト登場シーン。赤い服ベンヴォーリオとのちゃんばら合戦になる。なんて眼福なんでしょ~相当練習しているね。舞踏会入口で仕切る仕切るギャリー!主人はおまえか!まるで客をチェックし選別する黒服。ロザラインにご執心で赤いバラを捧げる。かっこいい。ロザラインは受け取る。ロミオがロザラインに付きまとう。ロザラインは気がないわけではなくギャリーにもらった花を足元に投げ落とすかわいそうなティボルト…ロミオはそのバラを拾って入場するロザラインに捧げる。例のあの音楽貴族の踊りかみてギャリー中央ソーンダースしもてパリスわ~どこ見たらいいんだ~ロミオがやってくるロミオはロザラインに付きまとっているジュリエットが踊り出すロミオはロザラインと群舞で踊るかみてからにらみつけているギャリー。可憐なジュリエット、ジュリエットの友人たちの踊り。ここにステファニー王子やらルイーズ公女がいるんです。ロミオがまじって踊り出すマンドリンを弾くジュリエットにアピール。人々が二人を引き離す雰囲気が悪くなったのでマキューシオがとりなすように踊り出すベンヴォーリオも踊るティボルトはかっかしている別室で踊るロミオとジュリエットパリスが入ってくる頭が痛いの。パリスは自分を抑えつつ、慇懃に去る。ロミオが出てくる。しかしティボルトに見つかるやめて!いいからジュリエット、私に任せなさい。ロミオにがんつける。キャピュレット公が現れ、仲直りさせるロミオたちは辞去するキャピュレット邸の前。夢見心地のロミオ。人々がそれぞれ演技しながら去っていくバルコニーシーン。第1幕了第2幕街の広場娼婦がロミオをかまうがロミオは相手にしない。乳母が手紙を持ってくるからかう3人と乳母、ここも秀逸な演技。ロミオは教会へ。教会ロレンス神父。(ガートサイド)化けてるね~式をあげる二人街の広場楽しい踊りここもベンヴォーリオ踊りまくりでうれしいですすると背後に、酒を飲んで酔っ払ったギャリー登場。酒瓶らっぱ飲み。そうとう酔っている(演技)ギャリーって本当うまい!ロミオがやってきて仲裁するロミオはギャリーに挑発されるがスルーする。ティボルトはマキューシオを相手に戦うマキューシオが後ろを向いて友だちと話しているティボルトは怒って後ろから近づき、ついぶつかってしまう(押された?)刺してしまうあっ…!ティボルトは気づく。やっちゃったよ!でもマキューシオはいったんは顔をしかめるがすぐに大丈夫な振りをする。ティボルトは信じられないように自分の剣先を見ている。マキューシオが苦しみ出すと、やっぱり…という表情。致命傷を与える気はなかったのだ。しかしマキューシオが死んだ瞬間ティボルトは剣をロミオに向ける俺の相手はお前だったんだ戦え、この野郎!ロミオは怒りがこみあげてきてティボルトと戦う激しいチャンバラ。ティボルトは剣を弾き飛ばされ、刺される。ティボルトはそれでも獰猛にワニのようにジャンプして飛びかかるしかし絶命する眼を剥いたまま。キャピュレット夫人が悲しむ第2幕了第3幕
2010年06月28日
ロイヤル・バレエロミオとジュリエット6月28日ジュリエット:リャーン・ベンジャミンロミオ:エドワード・ワトソンマキューシオ:蔵健太ティボルト:ギャリー・エイヴィスベンヴォーリオ:セルゲイ・ポルーニンパリス:ヨハネス・ステパネクキャピュレット公:クリストファー・サウンダースキャピュレット夫人:エリザベス・マクゴリアンエスカラス(ヴェローナ大公):アラステア・マリオットロザライン:ララ・ターク乳母:ジェネシア・ロサート僧ロレンス:ベネット・ガートサイドモンタギュー公:ベネット・ガートサイドモンタギュー夫人:サイアン・マーフィージュリエットの友人:リャーン・コープ、べサニー・キーティング、イオーナ・ルーツ、エマ=ジェーン・マグワイア、ロマニー・パジャク、サビーナ・ウエストコム3人の娼婦:ローラ・マッカロク、クリステン・マクナリー、サマンサ・レインマンドリン・ダンス:ポール・ケイ、フェルナンド・モンターニョ、ルドヴィック・オンディヴィエラ、リアム・スカーレット、ジョナサン・ワトキンス、ジェームズ・ウィルキー舞踏会の客、街人たち:英国ロイヤル・バレエ団指揮:ボリス・グルージン演奏:東京フィルハーモニー交響楽団ロイヤルのロミジュリを生で見ているこの自分の目が信じられなかった。そこに拡がっているのは、濃い濃い濃い、ロイヤルの世界。しかも定番中の定番であるロミジュリ。私はただ何も考えずに感情に任せて引きずられていけばよかった。何という幸せそしてなんとよくできた作品だろう。シンプルで難しいことは何もない。何も理解しなくていいのだ見ているだけでお話に入っていける。そういうものをマクミランは作ったのだ。そしてその世界を支えているロイヤルの達者な面々。何とも言えないぐらいすばらしかったギャリー・エイヴィスのティボルト。私は実はティボルト・フェチでして、ティボルトがかっこよければすべてよしで、ティボルトがむさいおっさんだったりするとがっかりする口なのです。ギャリーはもうすごい!演技がうま過ぎだよ~彼が舞台にいるときは彼の演技をずっと見ていた。出てきた瞬間にかこいい~と思わずつぶやいちゃった。彼は死んでからずっと眼を剥いたまま死んでいたんだよカーテンが閉まるまで。キーンリーサイドのジョヴァンニを思い出しちゃった。踊りが一番すごかったのは蔵さんでした。彼は背が高いのに細かいピルエットを超高速で足を替えて回っていてアンビリーバブルにすばらしかった。客席があまり感じていなかったのが残念だったが。蔵さんが細いもんでセルゲイ・ポルーニンが太めに見えた。ちなみにエドワードも超細い!期待のセリョージャはちょっと体が重そうに見えたかな。しかしオーラを放ちまくりで、ベンヴォーリオが主役!?と思っていた人もいたんじゃないか?(ないない踊りが柔らかく、美しい。安定している。エドワードと並んで踊っているとその違いがおもしろかった。エドワードは足は高く上がるんだよねセルゲイは足はあんまり上げていなかった。省エネしたのか、しかしこのヴァージョンはけっこうベンヴォーリオが踊りまくりで良かった。空中で止まるグランジュテ!きょうも見せてくれました~(すっかりファン目線。そして実はギャリーと同じぐらい気に入ったのがパリスのステパネク。彼は「うたかた」でオヨス伯爵で出ていてワンシーンで私を虜にしたけどきょうは出まくり。パリスって貴族の嫌な若造って感じですが、ステパネクがやると、こっちの方がいいじゃん、ジュリエット!と声をかけたくなるぐらい。背が高くてハンサムで優しくて。私なら絶対こっちや~そしてロミオのエドワード。踊りはすごくうまかった!「うたかた」の時はやはりアコスタを見た後だったから点が辛くなってしまった。ジャンプは高いし、この3馬鹿大将、いずれ劣らぬ好男子で踊りもうまくてすごくいけてた~なにしろみんな背が高いんだもん。リャーン・ベンジャミンはエドワードとの身長差20センチ、ステパネクとの身長差は25センチぐらいあった。リャーンは2005年のシンデレラを見て以来、スーパーうまいダンサーとして記憶にあったのであるが、やはり!スーパーうまかったです!羽根のように軽い。軽く飛んで中空1.5mぐらいのところを舞っている。しかも足をきれいに伸ばしたグランジュテ。マネージュなどももう鉄板で実にすばらしい。テクニックを感じさせないほど、うまい。エドワードは演技がうまいので彼女の演技少なめ部分をカバーしていたと思う。そんなこんなで1幕2幕、ものすごく楽しみました。余計な演出や踊りがまったくなくて演技が過剰なのがすごく疲れている私にマッチした。終幕はギャリーやセリョージャが出てこないのでちょっと淋しかった~ヌレエフ版だと亡霊を出したりするでしょ?そういう余計な演出がないから良かったさすがシェークスピアの国じゃよ。踊らないで演技するバレエってあんまりないからね。
2010年06月28日
MBスワンレイク6月26日 ソワレPart2第3幕 スペインのエスコートはサイモン・カライスコス スペインのアンサンブルにフィルJガードナーとギャビン・パーサンド イタリアのエスコートはAベイン ストレンジャーをやっているジョナサンは、その、笑ったりするわけだ。ふ~ん。 ハンガリー王女とのかけつけ2杯で、3杯めを舌なめずりした彼女がぐいと飲んだ時ににやっ。 ストレンジャーのソロ。ダブルピルエット。グランジュテにシェネ。 スペインの踊り ナポリの踊り チャールダーシュ 相手役がGF・ケリー・ビギンなので気のせいかジョナサンとの踊りが美しく見えた。GFに笑顔を見せる場面も。 女王との踊り。 踊りだしのジャンプ。ホセほどの空中の止めはないがそもそも音楽的に止まっている暇がないんだよね 女王は背が高いのでバランスとしては苦しそうだが、そん色はまったくない。 王子とのタンゴ ドミニク王子とジョナサン・ストレンジャー、若干ジョナサンが背が高いぐらいなのでバランスはばっちりだった。 後ろにアチチュードでくるっと回るのがきれいに決まっていた。 たばこの灰の額の墨はちょっと上部が曲がっていて変でおもしろかった。 王子が出て行って女たちとのダンスを眺めるところジョナサンはリチャードのようなグランジュテではなく、上に飛び上がって足をかにのような形にして交差させ、空中で1回転して着地するというパであった。ジャンプは高かった!そして集団でのダンス。ここも良かった。しかしジョナサンのストレンジャーはなぜかあんまり納得できない。第4幕スワンズが出てきて踊る最初ベッド下から出てくるのはミディアムスワン。奥の左右から出てくるのはビッグスワン手前の左右から出てくるのはリトルスワン。スモールスワン、一番かみてがフィルJガードナーだったかなスモールスワンの一番しもてがサイモン・カライスコス。しもて奥のビッグスワンがクリス・トレンフィールドドミニク王子が目をさます。ドミニクの苦しみの踊りが先ほど述べたようにものすごく良かった。踊れていた。ベッドから出てくるザ・スワン。やっぱりジョナサンはザ・スワンの方が似合うよ!傷ついた表情のザ・スワン背中に3本の引っかき傷。王子の傷がスワンに反映している(分身お互いに相手の痛みに感応する2人。ドミニク王子が足をさわると落ち着くザ・スワンぼこぼこにされる王子を助けようとベッドの上に立ちあがるいったん立ちあがってから再び身をかがめ再度立ちあがった時ピンスポが当たる。ザ・スワンの逆襲が始まるスワンを蹴散らして王子を助ける王子は動かないザ・スワンは悲しみで鳴く(泣くしかし王子は生きていた王子を両腕で抱きしめる王子がずり落ち、ベッドの上に鈴なりになったスワンズスワンの群れがまた襲ってくる。スワンズが王子を痛めつけザ・スワンは応戦する。一度がくっと膝をついたりする。ザ・スワンと王子は引き離されるベッドの上から目と目を見交わすがザ・スワンは倒れ、スワンズはザ・スワンにいっせいに襲いかかるザ・スワンはつつき殺される(食われたようだスワンズが鬨の声を上げる中、王子は泣きながらベッドに近寄る王子がベッドのへりから腕と頭をはみ出させて倒れ、女王がやってくる女王が王子をあおむけにすると、死んでいる!(これ木曜も見たぞ(マイヤリンク上空。ザ・スワンが幼年の王子を優しく抱きしめる。救いのない話や~全幕了カーテンコールは大熱狂総スタンディングオベーションだった。(1F)きょうはそれに値するパフォーマンスだった。ジョナサン、おつかれさま!
2010年06月27日
MB Swan Lake Japan tour 20106月26日(土) ソワレザ・スワン/ストレンジャー:ジョナサン・オリヴィエ王子:ドミニク・ノース女王:ニーナ・ゴールドマン執事:スティーヴ・カーカムガールフレンド:ケリー・ビギン〇幼年の王子・木こり ・〇不良少年・〇白鳥(Cygnets)(×小さい4羽の白鳥の踊り)・〇オートグラフ・ハンター:ギャヴィン・パーサンドスペインのエスコート;サイモン・カレイスコスイタリアのエスコート:アシュリー・ベインアンサンブル(2幕) 1、ギャヴィン・パーサンド … 〇(先頭)白鳥(Cygnets) ×(四羽の白鳥) 2、トム・ディヴィス … 白鳥(Cygnets)(〇四羽の白鳥) 3 フィル・ジャック・ガードナー … 〇(二番手)白鳥(Cygnets)(〇四羽の白鳥 かみて手前) 4、ロス・ファウンテン … 白鳥(Cygnets)(〇四羽の白鳥) 5、サイモン・カライスコス … 〇白鳥(Cygnets)〇(四羽の白鳥 しもて手前) 6、ポール・スメサースト … 白鳥(Medium Swans) 7、ジャック・ジョーンズ … 白鳥(Medium Swans) 8、アンワール・ラッセル … 白鳥(Medium Swans) 9、ティム・バートレッド … 白鳥(Medium Swans) 10、ダニエル・コリンズ … 白鳥(Medium Swans) 11、ヴィンス・ヴィル … 白鳥(Medium Swans) 12、ダニー・ルーベンス … 白鳥(Big Swan)(大きい四羽の白鳥の踊り) 13、クリス・トレンフィールド … 白鳥(Big Swan)(大きい四羽の白鳥の踊り) 14、アシュリー・ベイン … 白鳥(Big Swan)(大きい四羽の白鳥の踊り) ・イタリアのエスコート 15、スコット・ジェニングス … 白鳥(Big Swan)(大きい四羽の白鳥の踊り) アンサンブル(1・3幕) 1、ギャヴィン・パーサンド …トロール・〇スパニッシュダンサー・オートグラフ・ハンター 2、トム・ディヴィス … スパニッシュダンサー・水兵? 3、フィル・ジャック・ガードナー … 〇スパニッシュダンサー・〇水兵 4、ロス・ファウンテン … 5、サイモン・カレイスコス … 大きい帽子を被った軍人 スペインのエスコート 6、ポール・スメサースト … スペインの踊り 水兵?・プレス 7、ジャック・ジョーンズ … ヒモ(アフロ男)・モナコのエスコート 8、アンワール・ラッセル … 女王のエスコート ・ドアマン・スパニッシュダンサー 9、ティム・バートレッド …・クラブオーナー・ルーマニアのエスコート 10、ダニエル・コリンズ … Cheeky Chap・ポップアイドル・フランスのエスコート 11、ヴィンス・ヴィル … 12、ダニー・ルーベンス … 服装倒錯者・ドイツのエスコート 13、クリス・トレンフィールド … ソーホーパパラッチ・〇ハンガリーのエスコート 14、アシュリー・ベイン … 〇イタリアのエスコート 15、スコット・ジェニングス … Kray(クレイブラザーズ)プレス 16、ルーク・マーフィー女性 1、ケーティ・ローウェンホフ … メイド・フランスの王女・蛾の乙女・パーティガール 2、シェルビー・ウィリアムス … メイド・○ルーマニアの王女・蝶の精・パーティガール 3、ピア・ドライヴァー … メイド・○スペインの王女・森の化け物の従者・ファンダンサー 4、クロエ・ウィルキンソン … メイド・ハンガリーの王女・蛾の精・ジューン 5、ジェンマ・ペイン … メイド・ドイツの王女・蝶の精・ホステス 6、デイジー・メイ・ケンプ … メイド・○イタリアの王女・森の化け物の従者・ホステス 7、アシュリー・ショー … メイド・モナコの王女・○蛾の精・かわいこちゃん 8、マドレーヌ・ブレナン … バッグレディ※アンサンブルは順番に当てはめただけなので、推測ということでご容赦ください。***MBスワンレイク6月26日(土) ソワレ小雨が降ったりやんだりする渋谷。公演もあと2回。きょうの公演は偶然にも初日で見た組み合わせ、ジョナサンとドミーの再現だった。公演も終盤になって皆踊りがパワーアップしていた。ジョナサンのダンスもいろいろ変えてきていて進化していたので面白かった。同じ演目ばかり踊っていても、こうやってどんどん深化させていっているのがさすがプロだと思った。すごく独りよがりでないエンターテイナーだなと思った。ドミーはますます踊りがうまくなっていた。寝室での狂気に囚われたところのソロは秀逸。踊りで感情を物語っていた。ドミー、やるじゃん。踊りを変えている、と思ったところ、など。プロローグ 王子の夢の中に登場するシーン。 羽根の動かし方が猛禽類。 白鳥だとひじをまげて柔らかく羽ばたくのが普通だが、あえてまっすぐ伸ばして羽ばたいていた。 まるで上空遥かに飛んでいる鳶や鷹、鷲が獲物をめがけて一直線に下りてくる感じだった。第2幕 登場シーン。 そのあとグランジュテしながら前に進み出てきて、下手でポーズする。 ポーズしてから音楽が無音になる。多分拍手待ちの間を取っているのだが、拍手がないため初日は素になっていたが、今回はジョナサンがぐいと鳥のように顔を動かし獰猛に動き、次の動き出しの素を埋めていた。 腕をまるで生き物のように動かして翼をアピールする。実際には筋肉なのだが。 舞台奥でアテールでアチチュードして爪先立つところ、つま先に重心が乗らず、後ろに落ちてそのまま走って行った。(これは足が痛いのかなと思った。ちなみに軸足左足) スワンが列になって出てくる。フィルはスワンナンバー2だった。(ちなみにきょうは変則キャストだ。) 王子とだんだん仲良くなるデュエットのところ。 ザ・スワン、腕を振り回して王子を威嚇するスピードが速い! 王子が手を出し、その手にふれてから威嚇する。 そしてまた拒否してから胸に頬をつけてすりすりする。 まるで野生のネコちゃん。 ザ・スワンのソロ。 かみてから後ろずさって出てくるザ・スワン。 初日も思ったがジャンプが高い。 腕を後ろにかくように動かしながら空中に舞い上がるグラン・ジュテ。両膝は微妙に曲げている。 王子のサポートで空高く舞い上がるザ・スワン。 グランパドシャもばっちり決まる。 王子の背中に乗るところも乗って足をきれいに伸ばして回る 4羽の白鳥。フィルJガードナー。サイモン。 ザ・スワンの2回目のソロの後?の王子と踊るところ 高いジャンプの後にピルエットの2回転を入れていた。これはおおっ!と思ったね。ヘススの技再び!という感じで。 そでに飛び込むタイミング 決めポーズは今度は右足軸でのアチチュード。 これは多分難しいと思う。 1回目のザン、でそでに飛び込む。 ビッグスワン。 ハンガリーのエスコート役でも出ていた、クリス・トレンフィールドが良かった! 彼は背が高くてジャンプが高くてきれがあり、クールなハンサムだ。コーダ このスピード感がたまらないですね。 この第2幕は終わってほしくなかった。 終わった時に、喪失感を味わった。また5年待つの…かな?Part2に続く。
2010年06月26日
Royal Ballet Japan Tour 2010Kenneth MacMillan's "Mayerling"Day3Part2June 24, 2010 (Thu.) Ueno, TokyoChoreography: Kenneth MacMillanMusic: Franz Liszt,Orchestrated and arrangedby John LanchberyCrown Prince Rudolf: Edward WatsonMary Vetsera: Mara GaleazziMarie Larisch: Sarah Lamb「うたかたの恋」(マイヤリンク)Day3Part2Act1 大きなタペストリーの前をシュテファニー(=イオナ・ルーツ)と腕を組んだルドルフ(=エドワード・ワトソン)が歩いてくる。行列の先頭だ。早足。エドワードはもう出てきただけでルドルフ!色が透けるように白く、髪の毛は赤毛。ひげも同じ色で神経質な表情。皇帝夫妻。はげのかつらをかぶっているギャリー(涙皇后エリーザベト(=タラ=ブリギット・バフナニ)はきょうも美女だが、きょうの方が若く、娘のようにしか見えない。結婚のあいさつルドルフのソロ。くるくる回り、また逆に回り、ステップも複雑な回転を含んでいる。抜群の安定感があったアコスタと異なり危なっかしい。ルイーズ王女(=ロマニー・パジャク)はルドルフと踊ることに明らかにとまどいを見せる演技。初日のルイーズ王女はエマ=ジェーン・マグワイアで成熟した女性だったがロマニー・パジャクは若い娘っぽい。)場の雰囲気をぶち壊したルドルフ。一同は退出。ラリシュ夫人がマリーとその母親を連れてくる。マリー・ヴァレリー王女も来て、兄のルドルフと戯れる。ルドルフとラリシュ夫人、マリー、マリー・ヴァレリー王女の踊りマリーとの年齢の差を描いている。ハンガリーの4人の将校1番目の将校がポルーニン。踊りが華やか!ラリシュ夫人が無理やりルドルフに口づけし、その場を皇帝らに見られてしまう。ラリシュ伯爵(=ベネット・ガートサイド)は非常におかんむり。第2場 エリザベート皇后の衣裳部屋 エリーザベト皇后とルドルフ。エドワードの演技はさすがです。本当に神経を病んでいる男にしか見えない。知らないで見ていたらこのシーンは不倫の関係かと勘違いするほど若い皇妃エリーザベト。第3場 皇太子夫妻の寝室 しゃれこうべとピストルを持ってくるルドルフ。いきなりシュテファニーに銃をつきつける。リフト系は残念ながらやはりアコスタのあのスピード感に比べるともたもたしていた。しかし演技とか表情が迫真なので魅せる。第2幕 第1場 あやしげな酒場 ここが楽しかったわ。ハンガリー将校踊りまくりなのだもの。期待のブラツフィッシュのマロニーは重そうで、セルヴェラの鮮やかな踊りと比べるともっさりしているし、超絶技巧的部分はやっていなかった。 ブラツフィッシュが皇太子妃を追いかけて退出する。ミッツィのダンス。私は背後の人々をチェック。しもてで酒場の会計の女性に何やら話しかけているポルーニン。人々はそれぞれ店の女の子たちと楽しんでいる。第一の将校はミッツィの踊りを好色そうに見つめる。将校4人とミッツイの踊りは音楽が特徴的ですごくおもしろくできている。ルドルフのソロもあるが第一の将校のソロがあり、これが抜群。ここで彼は前述の連続のザンレールを飛ぶ。美しい踊りに目が釘付けになる。憲兵が手入れに来る。ルドルフはミッツィに銃を見せて殺してと頼むが嫌がられる。宰相ターフェが来る。ターフェはアラステア・マリオットだが、うまく演じている。ミッツィも、初見がダーシー・バッセルなもんで、駄目ですね~誰がやっても。ムハメドフと同じく。越えられない。第3場 マリーの自宅 マリーにトランプで占いをしてみせるがカードを入れ替えるラリシュ夫人。ラリシュ夫人の方が若々しく美しいのでこのシーンは説得力ないなあ~第4場 ホフブルク宮殿 皇帝ら。 ルドルフはターフェにビラを見せられ反抗的に破いてしまう。ターフェは怒る。 エリーザベトはカタリーナ・シュラットの肖像を小姓に持ってこさせる。 皇帝はそれを眺めながらあの有名な歌手じゃよ、とゾフィー皇太后に説明している。 エリーザベトはそっぽを向いている。 一同は花火が始まると奥に移動する。 残ったのはミドルトンとエリーザベトとルドルフ。 踊るミドルトンとエリーザベトを見つめるルドルフの視線が怖い。病的だ。あんな眼で見られたら誰もが背筋が寒くなるだろう。 きまり悪そうにさっさと退出するミドルトン大佐(=平野亮一)。 エリーザベトも後を追っていく。 ルドルフは一人残される。 苦しみのソロ。アコスタとは例の側転にしてもまったく違う技に見えてしまう。アコスタがすごすぎるのだろう。 見ているラリシュ夫人。 ラリッシュ夫人はマリーの手紙の入ったバッグをちらつかせてルドルフの気を引く。 カタリーナ・シュラットの歌。 初日は、エリザベス・シコラ(=Elizabeth Sikora (mezzo sopranoでとってもすばらしかったが、きょうのフィオナ・キムはいけてなかった~ だから客を見ていた。 ここの、悲しみと憤激を押さえつけてしもてに立っているエドワードの演技が秀逸でやはりすばらしい。 幕間 幕が降り、皇后と、ミドルトン大佐と、オヨス伯爵オヨス伯爵は、ヨハネス・ステパネク。ハンサムで優しげな紳士だ。オヨス伯爵はエリーザベトの取り巻きで崇拝者(なのだろう)。恭しく手の甲に口づけするが、ミドルトンはその手を取ると、皇后の手の平にじと~と口づけする。エリーザベトとミドルトンはその間じっとオヨスを見つめている。オヨス伯爵は、さすがに気がついて、薄い笑いを浮かべるが悲しそうにかみてに歩きだす。しかし立ち止まって振りかえり二人を見つめ、去る。第5場 ルドルフ皇太子の寝室ルドルフとマリーの最初のパドドゥ。第3幕 第1場 郊外、王室主催の狩猟大会 不幸な銃の暴発事件が起きる。加害者はルドルフ皇太子。第2場 ルドルフの寝室左手にモルヒネの注射をしているルドルフ。もう廃人に近い状態になっている。もうろうとしている。ラリシュ夫人がやってくる。彼の姿を見て動揺する。ラリシュ夫人はルドルフを本当に愛しているのだ。そこに皇后が夜着姿で現れる。皇妃はラリシュをなじる。ラリシュ夫人は抗弁する殿下を見てください、こんなにぼろぼろになって…どうかお慈悲を!陛下!聞く耳を持たないエリーザベトラリシュ夫人を宮廷から追放するラリシュ夫人は茫然と正面を見つめているどうしたらいい…彼は淋しいのよ。でももうあたしじゃ駄目なの。彼女は自分へのダメージよりもルドルフをどうしたら救えるのか考えている。これこそが身を捨てた献身的愛だ。そうだ。マリー・ヴェッツェラよ!ラリシュ夫人はマリーを連れてくる。マリーは皇太子の後ろに立ち、腕を両方上に上げ絡ませる皇太子は苦しみの中口走る殺して、殺してくれ、マリー心臓が飛び出るぐらい緊張した表情の2人。銃をこめかみに押し当てる暗転。第3場マイヤリングの狩猟用山荘幕前のテーブルにつくオヨス伯爵とフィリップ殿下。遅れて座るルドルフ。ロシェクが無表情に酒をつぐロシェクから酒瓶を奪って飲もうとするルドルフ。フィリップ殿下が制する。2人は去る幕が開いてブラツフィッシュがマリーを連れてくる。マリーもブラツフィッシュも心配そうにしている。ルドルフはマリーの方ばかり見ていて全然ブラツフィッシュを見ていないが、彼は余興のダンスを踊る踊っても誰も見ていない。空しい。ブラツフィッシュを下がらせたルドルフ。マリーはルドルフの上着を持って悲しそうに退出する。ルドルフのソロ。彼はしじゅう腕まくりをしている。こういうとこ、リアル。かみてのテーブルの入れ物に注射器が入っていて彼はヤクをうっている。マリーが外套を脱いで戻ってきて、しもての椅子に座る。ルドルフを見つめながらしもての椅子の回りを回るルドルフも同じようにマリーを見つめながらかみての椅子の回りを回る。2人のパドドゥ。2人はゆっくり銃に近づく。銃を握り締め心中の意志を確認するところ、タマラ・ロホとマーラ・ガレアッツィは演技が違っていた。タマラは熱に浮かされたようなせつない表情で激しくうなずく。マーラはかすかにうなずくものの、泣き出しそうな表情を押さえられない。彼女にはまだ多少理性が残っているのだ。そして銃声。しばらくしてやってきたさきほどの3人。ルドルフは力づくで追い返す。そしてまた銃声。バターンと衝立が倒れ、ルドルフが衝立の上にうつぶせに倒れている。マリーはベッドの上に静かに手を組んで横たわっている。胸に一輪の赤いバラ。フィリップ殿下がまずルドルフに駆け寄り仰向けにすると!死んでいる!フィリップはわなないて後ろに下がる。オヨス伯爵はマリーが死んでいるのを確認し、驚きで凍りついた表情。立ちすくんでいるロシェク。暗転冒頭の墓場のシーンにつながる。また音楽が完全に終わる前に拍手が起こった。そこは残念。観客は熱狂的で初日よりブラボーが多いかも?と思った。客席にいらしたジョナサン・コープさまもブラボーと叫んでいらっしゃいました。
2010年06月25日
ロイヤルバレエ日本公演2010うたかたの恋Day3ルドルフ:エドワード・ワトソン(オーストリア=ハンガリー帝国皇太子)男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ:マーラ・ガレアッツィ(ルドルフの愛人)ステファニー王女:イオーナ・ルーツ(ルドルフの妻)オーストリア=ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ:ギャリー・エイヴィス(ルドルフの父)エリザベート皇后:タラ=ブリギット・バフナニ(ルドルフの母)伯爵夫人マリー・ラリッシュ:サラ・ラム(皇后付きの女官、ルドルフの元愛人)男爵夫人ヘレナ・ヴェッツェラ:エリザベス・マクゴリアン(マリー・ヴェッツェラの母)ブラットフィッシュ:ブライアン・マロニー(ルドルフの個人付き御者、人気者の芸人)ゾフィー大公妃:ウルスラ・ハジェリ(フランツ・ヨーゼフの母)ミッツィ・カスパー:ラウラ・モレーラ(ルドルフの馴染みの高級娼婦)ベイミードルトン大佐:平野亮一(エリザベートの愛人)四人のハンガリー高官:セルゲイ・ポルーニン、ヴァレリー・ヒリストフ、蔵健太、アンドレイ・ウスペンスキー、トーマス・ホワイトヘッド(ルドルフの友人)カタリーナ・シュラット:フィオナ・キム(独唱)アルフレート・グリュンフェルト:ポール・ストバート(ピアノ独奏)エドゥアルド・ターフェ伯爵:アラステア・マリオット(オーストリア=ハンガリー帝国の首相)ホイオス伯爵:ヨハネス・ステパネク(ルドルフの友人)ルイーズ公女:ロマニー・パジャク(ステファニーの妹)コーブルグ公フィリップ:デヴィッド・ピカリング(ルイーズの夫、ルドルフの友人)ギーゼラ公女:サイアン・マーフィー(ルドルフの姉)ヴァレリー公女:フランチェスカ・フィルピ(ルドルフの妹)ヴァレリー公女の子供時代:リャーン・コープマリー・ヴェッツェラの子供時代:マーラ・ガレアッツィロシュック:ミハイル・ストイコ(ルドルフの従者)ラリッシュ伯爵:ベネット・ガートサイドその他、来客、メイド、娼婦、紳士、使用人、侍女など:英国ロイヤル・バレエ団この作品を見るのは2日目。エドワード、さすがロイヤルの誇る役者だけある。彼のルドルフの造型はさすがでお話としてきょうは納得できるものでした。しかし初日のあの鬼気迫るアコスタを見ているだけにきょうのはいかにも踊りのテクニックという点では雲泥の違いがありました。この作品はイレク・ムハメドフとかカルロス・アコスタとか、歴史に名を残すような名ダンサーでないと踊ってはいけない作品ではないかな~まず技術的にあまりにも難しいし、体力も相当ないとこれはできないです。エドワードはこの役には非力だったと思います。しかしカーテンコールは初日以上の大喝采でした。MBスワンレイクといっしょで、客はダンサーのテクニックを見て判断する人はほとんどいないようです。確かに演技はすばらしかったですけど…この作品はルドルフの一人称の物語で、彼をめぐる女たちの話なので、ルドルフが踊れないと作品としての説得力はありません。少なくとも私にとっては。しかしきょう、私にとってはとてもうれしいことがありました。ハンガリー将校にセルゲイ・ポルーニンがキャスティングされていたんです。そう、あの眠りで鮮烈な印象を残した彼の姿をまた見られたのです。しかも第一の将校役で、踊るところ満載です。はっきりいって主役よりめっちゃうまかったし存在感があったし。彼も主役より目立たないようになんてさらさら考えていませんでした。超絶技巧まぶしてきました。なんと間に何もはさまない連続のザンレールをかましてきた。しかも3回目も飛んだんですが、これはシングルになりました。思わず度肝を抜く彼のスタンドプレー。舞台を横切るグランジュテは矢のように一直線だわ、空中で止まるような美しいグランジュテも健在。見とれていました。彼が出ているときは彼だけ見ていました。体型も美しくお顔も美しく、野性味がある。早く全幕の主役を見せてくれ!次回の公演が楽しみ。ロミジュリでは何を踊るのかがすごく気になります。他はあんまり言うことない…ギャリーはきょうはミドルトン大佐ではなく、皇帝でした。はげの皇帝役でもめっちゃうまいよ~ギャリー。目ですべてを語る演技。さすがです。ギャリー。彼はロミジュリで何の役かしら?こちらも楽しみ。期待してなかったセアラのラリシュ夫人はすごく良かったです!彼女は超美人でしかも役者なのでやはりこういう役が似合います。ルドルフ、マリーよりこっちでしょとアドバイスしたくなる美しさ。彼女の舞台上でのプレゼンスはすごいです。良かった~ブラツフィッシュはブライアン・マロニー。彼も老けたのか太ったのか、重そうだった。振付も特異でキャラを要する役だが、彼のはブラツフィッシュじゃなかった。セルヴェラの方が良かった。オヨス伯爵のステパネクの演技がすばらしかった!私は何を見ているのか、この作品ではほとんどロイヤルの人の演技だけを見ていた。それぐらいみんなうまいのよ~役者なのよ~アラスター・マリオットのターフェもうますぎる。ルイーズ公女のロマニー・パジャクも可愛かった。マーラ・ガレアッツィはうまいが、なんで主役なの?感を拭えなかった。イタリアがんばれ!
2010年06月24日
マイヤリンク Part3※内容にふれますのでご注意くださいInterval ACT IIIScene 1 Countryside: a royal shoot 第3幕 第1場 郊外、王室主催の狩猟大会一同揃っている。ファッションが冬だね~というシックですてきな感じ。ミドルトン大佐は長いコート。また男前ね、ギャリー!ステファニーと伯爵夫人はけんかしている。皇帝が退出しようとした時、ルドルフの銃が暴発し、その隣の男が死ぬ。またやっちゃったルドルフ。幕間 幕前の、宮廷の廊下を歩く皇帝。ハプスブルグ家の偉大な先帝たちの肖像画を眺め、悩む。Scene 2 Rudolf’s apartments at the Hofburg 第2場 ルドルフの寝室 ルドルフはモルヒネを打ち、朦朧としている。ラリシュ夫人がやってくる皇妃が来て激しくラリシュ夫人を責める。彼女を宮廷から追放する皇妃。マリーがやってくる。銃を手に踊る二人はもう死の予感を感じている。マリーは銃に魅入られているようだ。Scene 3The hunting lodge at Mayerling 第3場マイヤリングの狩猟用山荘 オヨス伯爵、フィリップ殿下がテーブルにつく。皇太子と酒を飲む。フィリップ殿下は飲み過ぎの彼のグラスを取り上げる。マリーをブラツフィシュが連れてくる。オヨス伯爵、フィリップ殿下は席をはずす。ブラツフィッシュは心配している。彼はまたファニーな踊りを踊って見せる。でも皇太子はまったく見ていない。がっかりしつつも気を取り直して何度も踊る。しまいには皇太子がもういいと彼に抱きつきハグする。複雑な表情のブラツフィッシュ。悲しげに去る。嫌な予感。このあとのマリーと皇太子のパドドゥがもう、ものすごい!死を希求する2人の激しい踊り。これはもう踊りを超えている。アクロバティックな振付。テンションの高さ。狂気に取りつかれた顔で踊る2人。2人が床に横たわると音楽がやみ静まり返る。静寂の中2人のはあ、はあという息遣いだけが聴こえるしばらくするとドーン、ドーンという太鼓の音が聞こえてくる。まるで死へいざなう運命の鉄槌のような音だ。お互いに密着しながら銃に殺到し握る。激しくうなずくマリー。彼女は心中に同意したのだ。ついたての中に転がり込んでしばらくすると赤い炎と銃声。出てくるルドルフピストルをこめかみにあてると銃声を聞いたおつきがやってくる。またおつきを下がらせてまた衝立の陰で銃声。ついたてがバーンと倒れる。倒れているルドルフ。ベッドの上には女性が倒れている。皇太子の友人2人とロシェクは驚いて恐怖におののく。EPILOGUE The cemetery at Heiligenkreuz before dawnエピローグ夜明け前のハイリゲンクロイツの墓場 馬車から運び出されるマリーの遺体。 皇太子の心中を隠ぺいするため、おぞましくも死体に服を着せ馬車に乗せてきたのだ。彼女の遺体はようやく棺に納められる。ブラツフィシュは棺に一輪の白薔薇を捧げる。ここで最初のシーンに戻った。後は繰り返し。涙に暮れるブラツフィシュ。静かに幕が下りる。 ここで音楽が完全に終わる前に拍手が起きた。これは良くない。最後まで音楽を聞くべきだ。カーテンコール1ショットでたたずむアコスタ。自分でも納得の出来だったのだろう。笑顔だった。すばらしかった!ありがとう。日本でこんなすごいものを見せていただいて感謝でいっぱいです。
2010年06月23日
マイヤリンク Part2※内容にふれますのでご注意くださいPROLOGUE The cemetery at Heiligenkreuz before dawnプロローグ 夜明け前のハイリゲンクロイツの墓場。 暗闇の中の淋しい埋葬。男爵令嬢マリー・ヴェッツェラの遺体は誰にも知られずひっそりと埋葬された。埋葬に立ち会ったのは牧師と、ヴェッツエェラの2人のおじとブラトフィシュのみ。 棺に小さな花を置くブラツフィッシュ。リッカルド・セルヴェラ。 牧師が祈りの言葉を述べている。 雪が激しく降っている。 ついには馬車に寄りかかって激しく嗚咽するブラツフィッシュ。 暗転場面転換 大きなハプスブルクの紋章?の入った絨毯のような布が下がっている。 その前を 宮殿の大広間に集まってくるVIPたち。 皇帝以下、皇太子夫妻 ラリシュ伯爵夫妻、子供の頃のマリー(ロホ)。この人々があまりにも多くてさすがロイヤル、半端ないね!と感心する。ACT I Scene 1 The ballroom at the Hofburg (Imperial Palace), Vienna 第1幕 第1場 1881年5月10日。ウィーンのホフブルク宮殿の大広間 オーストリア・ハンガリー帝国の皇太子ルドルフ・ハプスブルグとベルギー王女ステファニーの婚姻。 ステファニーは華奢で少女みたい。幼な妻か。(イオナ・ルーツ)体格的にもアコスタの半分ぐらいの感じだ。 皇太子は母のエリーザベト皇妃の手に口づけ。父親の皇帝フランツィが手を引きはがす。 浮かない顔をしている皇太子はコケティッシュな女に目を留めた。ステファニーの姉だ。エマ=ジェーン・マグワイア。とてもうまい! ショックを受けてエリザベートと話しているステファニー。 アコスタのソロはのっけから度肝を抜く。 彼は散歩するようにシェネやピルエットをしている。 さあこれからビッグな技をやりますよ、的感じが微塵もない。彼にとってバレエを踊ることとは息をするのと同じことなんだろう。最初のソロからピルエットは自然に4回転。4回転がデフォルトだ。ドゥミ・ポワントで回るのだが、つま先立つわけでなく、アテールに近い状態でくるくる回る。 ラリシュ伯爵夫人がマリーをルドルフに紹介するが、まだ子供としか思えない。 4人のハンガリー将校のダイナミックなダンス。 彼らは3回転のピケ・ピルエットの連発というきつい振付をこなさねばならない。 ルドルフが雰囲気を壊したのでみんなおかんむりだ。 皇帝はにらみつける ルドルフはステファニーの腕を取るが皇帝と鉢合わせ。 ルドルフは再度腕を取ると、皇帝をよけて退場する。かみてへ。 場面転換でカーテンの陰に4人の将校が隠れる。案の定、ルドルフが来ると出てきて何事か囁く。将校はヒリストフ降板で、アンドレイ・ウスペンスキーに変わっている。 Scene 2 The Empress’s apartments at the Hofburg 第2場 エリザベート皇后の衣裳部屋 ここの女性たちのダンスの動きの優雅なこと!優美なこと。感心した~まさに宮廷人の踊りだ。 ルドルフが入ってくると女性たちは出ていく。皇后は彼を無視してモード雑誌を読んでいる。 ルドルフはその雑誌をいきなりざっとめくったりする。相手にしてくれない皇后のその雑誌をぐちゃっとつかんで投げ捨てるルドルフ。頭が痛いんです…彼にとまどってどう対処していいかわからない皇后。場面転換 宮殿の廊下。ハプスブルグ家歴代皇帝の肖像画が飾られている。 ルドルフとハンガリー将校たちとの密談。 Scene 3Rudolf’s apartments at the Hofburg 第3場 皇太子夫妻の寝室さあ来ましたよ~まずこのシーンだ。新婚初夜を迎えるステファニー。落ち着かない。むしろ怖い。お付きの女中たちは楽しげ。ルドルフがやってくるが、手にしゃれこうべを抱えている。そしてピストル。ピストルを突き付けられて驚愕の表情のステファニー。ルドルフはネコがネズミをいたぶるように彼女を翻弄する。まずそのリフトだ。電光石火の速さで上げる。いまだかつてこんなに素早いリフトは見たことがない。ステファニーはまるで人形のように振りまわされる。 ステファニーが飛びついても軽く振りまわされるだけ。死の恐怖を感じているステファニーがリフトされて足をわなわな震わせるのがもうすごいなんてもんじゃない。さんざん彼女をいじめて死の恐怖を味あわせてから彼女の体を味見しようとするルドルフ。ここで第1幕了。茫然。IntervalACT II Scene 1 A notorious tavern 第2幕 第1場 あやしげな酒場ミッツィ・カスパーの酒場。ステファニーは地味な服を着て不快げに我慢している。ルドルフはすっかりくつろいでミッツィにひっついている。酒場の女たちは色っぽくて、いかにも下品な猥雑な感じ。ハンガリーの将校たちとミッツィの踊りは4対1のマクミランお得意の変則スタイル。将校たちとルドルフは飛び跳ねてジャンプの応酬のようなダイナミックな踊り。ブラツフィッシュがステファニーに帽子を押しつけてファニーに踊る。しかしステファニーは出ていく。追いかけるブラツフィッシュ。ハンガリー独立運動のビラを渡されるルドルフルドルフはもう相当酔っている。酔っぱらいながらものすごい踊りを踊る。ものすごいマネージュ。彼のダンスはものすごいのにいとも簡単に軽くやってしまうので、すごく見えないぐらいすごい。さすがです。憲兵たちが乱入してきて皆逃げ出す。女たちはしょっ引かれる。そのあと隠れていたルドルフとミッツィが出てくる。ルドルフはミッツィに心中しようとピストルを出すが断られる。誰かが入ってきて慌てて逃げるルドルフ。入ってきたのはターフェ。ミッツィは彼のスパイで、反逆の証拠のビラをターフェに渡す。外套を着ていそいそと出かけるミッツィだが、ちょっとルドルフを気にする素振りも。Scene 2Outside the tavern 第2場 酒場の外ハンガリー将校と話すルドルフ。ラリシュ伯爵夫人がマリーを連れてくる。マリーは皇太子に会うと馬車に乗って帰るScene 3The Vetsera house 第3場 マリーの自宅 マリーが皇太子の肖像を見ている。ママは花を生けようとしている。ラリシュ夫人がやってくる。妙にハイだ。彼女は占いをする。死のカードを隠し、愛のカードとすり替える。母の見ていない間にマリーは皇太子への恋文を書く。ラリシュ夫人は女衒なのだ。幕間 エリザベート皇后がハンガリー将校4人とダンスScene 4The Hofburg 第4場 ホフブルク宮殿 皇帝の誕生パーティ。ここがまたすごい。いろんな人物が一気に出ていて、みんな違う演技をしている。どこみりゃいいの?状態。ルドルフはターフェの見せたビラを破り捨てる白の蝶ネクタイに燕尾服の紳士、ミドルトン大佐、通称ベイ。お待ちかね、ギャリー・エイヴィスです~ギャリー相変わらず色っぽくて実に演技がうまい!この色男をらしく演じている。彼は皇妃の心をつかむ。皇后はカテリーナ・シュラットという歌手の肖像を皇帝に見せる皇帝は興味を持つ。花火が始まると一同は奥に移動する。残された皇妃とベイ、踊る。苦悩の表情で見つめるルドルフ。彼に気づき退出する2人。しもてへ。ルドルフ、苦悩の踊り。床に手をついた姿勢から側転のように体を回転させるというありえないことを2回やる。ラリシュ夫人があかんわ~というまなざしで見ている。彼女はすごく心配しているカテリーナ・シュラットの歌が始まる。聴いている一同。それぞれの思い。苦悩している皇妃。ルドルフはしもてに立ち、しもて方向を見て苦悩している。皇帝は歌手に釘付けだ。ベイは舞台のかみてに立ち、歌を聴いている。拍手。客席も大拍手。ラリシュ夫人はマリーの手紙をついにルドルフに渡す。ルドルフは喜ぶ。逢引きの手筈が書かれていた。幕間 幕が降り、皇后と、ミドルトン大佐と、軍服姿の若い男、オヨス伯爵。エリック・アンダーウッド。彼も皇妃に横恋慕しているが、ベイにはかなわない。追い払われる。悔しそうなオヨス伯爵。Scene 5Rudolf’s apartments at the Hofburg 第5場 ルドルフ皇太子の寝室 皇太子のおつきのロシェクが出ていく。 マリーがやってくる。 外套を脱ぐと下着姿だ。 ルドルフはマリーを裸にして愛撫する。 マリーはつ、と肩ひもをかけなおす。 二人のパドドゥはもう愛欲の権化の踊りのような、身体能力的にものすごいところまでいっている2人の繰り広げる愛の踊りはとても人間とは思えない。 ルドルフがマリーを抱くとマリーの足が生き物のようにつーと上にしなやかに上がっていく。まるで気持ちや動悸に体が呼応しているようだ。 ルドルフが待ち構える中飛び込んでいくマリー。ルドルフは超スピードで突っ込んできたマリーをつかんで空中で高く回転させ、ぐるぐるぐる回して床に着地させる。スケートか? これはすごい。すごすぎる。この2人にしかできない人間アクロバット。 ステファニーの場合と立場が逆転している。マリーは銃を取り上げ、皇太子に狙いを付ける。しかし上空に発砲する。 マリーは皇太子の上から半回転しながら覆いかぶさるようにキスをする。すごすぎる。
2010年06月23日
ロイヤル・バレエ日本公演2010「うたかたの恋」(マイヤリンク)英国ロイヤル・バレエ団「うたかたの恋」ルドルフ:カルロス・アコスタ(オーストリア=ハンガリー帝国皇太子)男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ:タマラ・ロホ(ルドルフの愛人)ステファニー王女:イオーナ・ルーツ(ルドルフの妻)オーストリア=ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ:クリストファー・サウンダース(ルドルフの父)エリザベート皇后:クリステン・マクナリー(ルドルフの母)伯爵夫人マリー・ラリッシュ:マーラ・ガレアッツィ(皇后付きの女官、ルドルフの元愛人)男爵夫人ヘレナ・ヴェッツェラ:エリザベス・マクゴリアン(マリー・ヴェッツェラの母)ブラットフィッシュ:リカルド・セルヴェラ(ルドルフの個人付き御者、人気者の芸人)ゾフィー大公妃:ウルスラ・ハジェリ(フランツ・ヨーゼフの母)ミッツィ・カスパー:ラウラ・モレーラ(ルドルフの馴染みの高級娼婦)ベイミードルトン大佐:ギャリー・エイヴィス(エリザベートの愛人)四人のハンガリー高官:ベネット・ガートサイド、ヴァレリー・ヒリストフ、蔵健太、トーマス・ホワイトヘッド(ルドルフの友人)カタリーナ・シュラット:エリザベス・シコラ(独唱)アルフレート・グリュンフェルト:ポール・ストバート(ピアノ独奏)エドゥアルド・ターフェ伯爵:アラステア・マリオット(オーストリア=ハンガリー帝国の首相)ホイオス伯爵:エリック・アンダーウッド(ルドルフの友人)ルイーズ公女:エマ=ジェーン・マグワイア(ステファニーの妹)コーブルグ公フィリップ:デヴィッド・ピカリング(ルイーズの夫、ルドルフの友人)ギーゼラ公女:サイアン・マーフィー(ルドルフの姉)ヴァレリー公女:フランチェスカ・フィルピ(ルドルフの妹)ヴァレリー公女の子供時代:リャーン・コープマリー・ヴェッツェラの子供時代:タマラ・ロホロシュック:ミハイル・ストイコ(ルドルフの従者)ラリッシュ伯爵:ヨハネス・ステパネクその他、来客、メイド、娼婦、紳士、使用人、侍女など:英国ロイヤル・バレエ団今回は前々回公演のように非常に充実した内容だ。「マノン」以来の感激!「マイヤリンク」すばらしい!しかもルドルフが余人をもって代えがたいと思われていたあのイレク・ムハメドフを軽く払しょくさせてくれたカルロス・アコスタ!こんなにすべてにおいて完璧なダンサーはいない。彼にとってピルエット4回転は歩くのと同じだ。呼吸をするように造作もなく手足が動く。彼のルドルフを見てしまったら、もうあとは見られないんじゃないかと思うぐらいだ。それぐらいすごかった。こんなにすごい人がまだ世界にはいたんだ!感激で胸がいっぱいだ。彼は黒人だからクラウン・プリンス・ルドルフを果たして造型できるのか?そんな懸念はいらなかった。彼の躍動する肉体の前では何もかもがふっとぶ。彼はすごいよ。この舞台はまさに彼のためにあるようなもの。タマラ・ロホもすばらしかった!彼女はファム・ファタル。彼女も軽くオリジナルをしのぎまさに彼女でないと見られない!という思いにさせてくれるそれぐらいすごかった最後の死ぬ前の場面なんて…鬼気迫るなんてもんじゃないはああ~まるで映画を見るようだった。舞台じゃない、バレエじゃないそれを超えたものがあった。彼ら以外の脇ももううまくてねえ~イギリス人芝居うますぎよ~ロイヤルを見るともう他が見られなくなるそれがこれです。みんながみんな芝居していてあちこちで同時進行している登場人物は非常に多く皆巧みに造型されているふわああ~マノンはまだ恋愛ものの甘さがあったけどこれはそれが削ぎ落されているルドルフの狂気が縦軸だからもう見ているだけでたまらなくなる。こんなすごいものをもってきてくれてありがとうと言いたい!
2010年06月22日
The Royal Opera House Kenneth MacMillan's "Mayerling" From the Archive Story +++ Rene Pape interview St. Petersburg Times Top Bass Comes To City For Festival
2010年06月20日
初日のマチネマックレーとマルケス組で見た。スティーヴン・マックレーはオーストラリア出身だが、背は高くなく赤毛に見える金髪。表情も踊りも実にすばらしくきょう一番光っていた。ロイヤルもいいスターが育っているポルーニンとかもね。すばらしいマルケスは以前見たときより太くなった?タマラ・ロホかと思った。こちらも演技も踊りも良かった。そして何よりこの作品はこれぞロイヤルバレエ!という傑作のコメディーバレエで堪能した~本当に隅から隅までよくできていてすばらしかった。アシュトンは本当笑わせてくれる。こういう作品が日本で見られることは非常に貴重だと思う。ありがたいことです(感謝の合掌)脇もほんとすばらしくてねえ…これぞロイヤルの底力。がみがみばばあ役のモーズリーのうまいことうまいこと!頭を揺らしながらがみがみ言っている姿がおもしろくて必見!お金持ちのだんな役にギャリー・エイヴィスまるで別人でした。うまい!おバカな息子役が実は胆なんだけどすごくうまかったルドヴィク・オンディビエラ。すばらしいダンサーなんですよ。本当はニワトリたちもおもしろくて爆笑ロバ?馬?もおとなしくて良かった!可愛かった第1幕リーズの家の前まず踊り出すニワトリが爆笑で可愛いリーズのソロ。コーラスがやってくるがみがみばばあに邪魔にされるコーラスのソロ、ピルエット3回転。作業をしながら踊るリーズが可愛いリーズのでかい友人たちコーラスとリーズのリボンの踊りがすばらしい。最後の形を作るところ、一辺だけ失敗していたが。シモーヌは農民に鎌を渡すこれから刈り入れなのだ。場面転換カーテンの前を踊りながら通過するここでも馬車が出てくる。働いているお馬さん可愛い。第1幕第2場刈り入れ群舞コーラスとリーズのパドドゥ音楽がドニゼッティの「愛の妙薬」から使っていた。劇中劇部分の音楽(?)でリーズがソロを踊るこのパドドゥがもう絶品!そして極め付けがマックレーのソロ。すばらしかった~!変則ピルエットの連続でこれでもかというほど長く続くこれはすごい!そしてコーダでは非常に高いすばらしいジュテ・アントルラセを見せるブラボー!最後にはリーズをリフトするが最後に片手を離すシングルリフト。すばらしい!そして有名な木靴の踊り。楽しい!モーズリー本当にうまい!笛を吹いている男と群舞。この笛吹き男のアントルシャもけっこうすごかったアシュトンは鬼だ。連続で飛ばせる。おバカなアランはその笛がほしくてたまらない一同でからかう。嵐になる嵐の中コーラスとリーズが出会うとこだけ晴れるまた嵐第1幕了第2幕リーズの家の中。雨に降られたという設定なのでかけていたびしょびしょのシモーヌのスカーフを受け取るリーズシモーヌは厳しいがそれなりにリーズを可愛がっている。金持ちと結婚させたいので悪い虫がつかないよう鍵をかけるシモーヌは引き出しからスカーフを出し、リーズに黄色を渡し、自分にピンクを巻く(笑)リーズは鍵を奪いたいおばあさんが糸巻きをしている間に(これもつばをぺっぺっつけて汚い(笑)のです)寝入ってしまうここの攻防が爆笑ものおばあさんが急に眼を覚ましリーズが虫を捕まえていた振りをするところが爆笑。人々が刈り取った稲穂を束にして抱えてきて家の中に並べる。おばあさんが出かけるが鍵をかけられ、リーズは悲しくて泣いてしまう。でもしばらく泣いていると幸せな想像が浮かんでくる。結婚して子供が3人できてお勉強ができない子のお尻をペンペンするの(客笑)すると稲の束の中からコーラスが飛び出してくる。驚くリーズ。自分が妊娠してお腹が出っ張っている演技をしているところを見られたとがっかりする。しかしおばあさんが帰ってきた物音。急いで二階の部屋に隠れるコーラスおばあさんは公証人と書記と金持ちを連れてきたおばあさんは散らかしていたリーズに腹を立ててコーラスの隠れている部屋に押し込める。いつも会うたびにシモーヌにあいさつの花を渡せと言われて嫌々ながら踊るアランがおかしい。結婚の誓約書を書くアランがリーズを迎えに行けと言われて部屋を開けるとチューしている2人。ここの一同の反応が爆笑!アランなんかめちゃおもろい~リーズはお願いする。私はこの人を愛しているの!がんこばばあも納得する握手しようとしていたコーラスをすごい勢いで引き寄せてハグ。(笑2人のパドドゥがあって皆が出ていく最後に2人が出ていくこの終わり方も粋!お疲れさまでした!すばらしかったです。
2010年06月20日
リチャードのスワンレイク
2010年06月20日
Reviews CARMEN: ROYAL OPERA HOUSE, COVENT GARDEN Christine Rice as Carmen and Bryan Hymel as Don Jose かわいそう… Bキャストへの評価は悪い。アラーニャとガランチャに比べたらかわいそうですよ。 Carmen 3D The Royal Opera House has teamed up with 3D cinema technology provider, RealD, to film Francesca Zambello’s incredible production of Carmen. Both performances will begin at 7pm and will feature the full cast appearing in this summer's revivals, including Christine Rice, Bryan Hymel and Aris Argiris 3Dで収録するんだって。*** Tannh?user und der S?ngerkrieg auf Wartburg Premiere am 16. Juni 2010, Wiener Staatsoper Inszenierung: Claus Guth Dirigent Franz Welser-M?st Hermann, Landgraf von Th?ringen Ain Anger Tannh?user Johan Botha Wolfram von Eschenbach Christian Gerhaher Elisabeth, Nichte des Landgrafen Anja Kampe Venus Michaela Schuster ヴェルザー=メストさん、ダースベイダーの後はタンホイザー!というわけで いちはやく写真をインテルメッツォさんが載せてくれています グート演出、、見たいわ~ 映像収録しないのでしょうか? なんという隙のない強力なキャストでしょう! 今一番旬の歌手ばかり。 さすが私の愛するフランツィだわ。Oe1 で生放送で~す!Richard Wagner: "Tannh?user und der S?ngerkrieg auf Wartburg" Mittwoch16. Juni 201018:00Mit Johan Botha (Tannh?user), Ain Anger (Hermann), Christian Gerhaher (Wolfram von Eschenbach), Anja Kampe (Elisabeth), Michaela Schuster (Venus) u. a.; Chor und Orchester der Wiener Staatsoper, Dirigent: Franz Welser-M?st (?bertragung aus der Wiener Staatsoper). Pr?sentation: Alfred Solder(?bertragung in Dolby Digital 5.1 Surround Sound);ca. 19:15 Uhr (in der 1. Pause) Abendjournal *** 実はバイエルンとフィレンツェの歌劇場の引っ越し公演、詳細がきょうわかったの。 カウフマンがローエングリンを歌うのよ!!! 噂どおりね。よかったわ~ あとは本当に来るかどうかね… それ以外のキャストは意外とがっかり。 私は若手の歌手が好きなんだけど そうじゃない人たちが多いわ~ ちょっと残念ね。 バッカスだってブルクハルト・フリッツじゃなくてRDスミスなのよお~ いやん、いやん。 ダムラウも来ないしさ~ 期待してたのに。 でもカウフマンはひとまずすごいサプライズよね~! 思わず叫んじゃったら息子がどうしたの?とやってきたわ。
2010年06月12日
※ツイッター情報から6月15日(火) 19時ザ・スワン:リチャード・ウィンザー王子:ドミニク・ノース女王:ニーナ・ゴールドマン執事:スコット・アンブラーガールフレンド:マドレーヌ・ブレナン幼年の王子:フィル・ジャック・ガードナー ***6月14日(月) 休演日***6月13日(日) 18時ザ・スワン:リチャード・ウィンザー王子:ドミニク・ノース女王:ニーナ・ゴールドマン執事:スティーヴ・カーカムガールフレンド:マドレーヌ・ブレナン幼年の王子:フィル・ジャック・ガードナー ***6月13日(日)13時スワン:ジョナサン・オリヴィエ王子:サミュエル・プラント女王:ニーナ・ゴールドマン執事:スコット・アンブラーガールフレンド:マドレーヌ・ブレナン幼年の王子:サイモン・カレイスコス +++6月12日(土) 18時ザ・スワン:リチャード・ウィンザー王子:ドミニク・ノース女王 :シャーロット・ブルーム執事:スコット・アンブラーガールフレンド:ケリー・ビギン幼年の王子:ギャヴィン・パーザンド+++ 6月12日(土) 13時 ザ・スワン:ジョナサン・オリヴィエ王子:サミュエル・プラント女王 :ニーナ・ゴールドマン執事:スティーヴ・カーカムガールフレンド :マドレーヌ・ブレナン幼年の王子:サイモン・カレイスコスついに王子役でアンダーが登板。やはりサム・アーチャーはまだ無理なんですね。サミュエル・プラントは前回公演にも参加していて、今回初日スコットといっしょに客席にいました。+++6月11日(金) 14時公演スワン:リチャード・ウィンザー王子:ドミニク・ノース女王:ニーナ・ゴールドマン執事:スコット・アンブラーガールフレンド:ケリー・ビギン幼年の王子:ギャヴィン・パーザンド +++6月10日(木) 19時公演スワン:ジョナサン・オリヴィエ王子:ドミニク・ノース女王:ニーナ・ゴールドマン執事:スティーヴ・カーカムガールフレンド:マドレーヌ・ブレナン幼年の王子:ギャヴィン・パーザンド+++6月10日(木) 14時公演ザ・スワン:リチャード・ウィンザー王子:ドミニク・ノース女王:シャーロット・ブルーム執事:スコット・アンブラーガールフレンド:マドレーヌ・ブレナン幼年の王子:フィル・ジャック・ガードナーリチャード日本でスワン役でデビュー。
2010年06月12日
スワンレイク Part2初日※内容にふれますのでご注意ください。第1幕まず言っておきたいのはカーカムの秘書、最高、おかしいです怖くないめっちゃおかしいしかもくすっという笑いの系列イギリスだよ~細かいとこうま過ぎ眉をしかめるとことかね。しっかりとコーギーかみつく。「ギャアア~!!」と叫ぶガールフレンド最高~ああ何もかもデジャブ蛾のバレエご観劇ここのバレエダンサーがめちゃうま特に蛾の乙女ときこりさんきこりさんの真横開脚180度のジャンプ、2連発高い!わざとおかしく踊っているが相当のテクニックのきこりさんガールフレンド演技うますぎだよ~酒をかっくらう王子王子の踊り、すばらしい。女王が出ていく見ている秘書スワンク・バーへんな人たちが集まるいったい誰が誰なの?第2幕スワンク・バーの前で踊る王子ニールのように本当に泣きながら、ではないドミーには死に向かう悲哀はまったく感じられない。池の端に来る懐かしい~!両腕を拡げる。ゆっくりと池に走り出した瞬間。こける目の前に大きな鳥が飛びだしたからだ。ザ・スワン。グランジュテしながら舞台のしもてにとまる王子を威嚇するようにシュッとか言うのだ。この鳥は。白鳥たちの群れが現れるこの瞬間。ああ長い5年だったと思った。また仲間が帰ってきたよ!またあの鳥が現れるロットバルトのファンファーレと共に大きくばたばた羽をはばたかせて群れの先頭に立ち、ポーズ。すてき。鳥たちは散開し逃げ去っていきザ・スワンはよそものをはたくようにして去っていくしかしなぜかザ・スワンは奥で彼を見つめているアテールでアチチュードそしてドゥミ・ポワントになりかみてに駆けこむスワンたちが一列になって登場する。群舞先頭の子のジャンプがすごい!よく疲れないなあ王子は白鳥たちに捕まる。リーダースワンが現れる。静止する拍手のタイミング見つめ合う・ザ・スワンと王子が踊り出すスワンたちの踊り不思議なハープのメロディの中歩いてくる王子スワンたちがいなくなり奥にビッグ?スワン4羽だけ残るかみてから出てくるザ・スワン。ザ・スワンのソロ教科書通りの踊りだ彼はホセのようにピルエットを付け加えたり足を高く上げたりしない彼はジョナサンはスロウでアダムと同じ踊りを踊る回るところでぐらつくとこまで同じだしかしジョナサンは筋肉マンで動きが敏捷動物っぽい野性味。びっくりするほどジャンプが高い!パドシャなんか期待通りの高さまるで猫みたいだネコ・スワン?王子とのジャンプ合戦になるがドミーが一生懸命ネコスワンのまねをして踊るんだがこれもジャンプが高いしかもなんか愛らしい。ジャンプ合戦になっていたぞ王子をしゅっと言いながら獰猛に払いのけるが次の瞬間ネコのように彼の胸にスリスリする王子をまたぐようにすばやくジャンプするここでグラン・パドシャ王子の背中に乗るデュエットで同じふりしもてで決めポーズのアラベスクチェロの最初の“ザン”という音でドゥミ・ポワントになる次の音で袖に駆けこむが拍手がその音をかき消している4羽の小さい白鳥しもてから低い姿勢で出てくるザ・スワンスワンのソロ軽やかに踊りながらだんだんスピードアップしていきジャンプのマネージュなどある難しい踊りビッグスワンダイナミックですばらし~ここに前回はGlennがいたのに今回はいないのね。くすんコーダ基本どおり踊って去っていく行ってしまったスワンたちドミーの喜びのジャンプ見て~!かわゆい第3幕王宮の舞踏会入ってくるセレブ達ストレンジャー登場~ジョナサンは前にも書いたようにおさ~んぽいんです言っておきますがストレンジャーに関してはアダムよりかっこいい人は皆無ですねそれは多分背の高さとか肉づきも関係あるんだよねストレンジャーには残酷な色気が必要で、それがアダムにはあるんだよねしかしジョナサンも色気はヘススほどなくホセほど踊りをつけたしているわけでもなくアダムのように踊っているがすごくワイルドで男っぽい男って感じで素直にひかれるかも。まともなストレンジャー。そんな彼が豹変していくストレンジャーのソロ王女たちをいなした後にソロに入るわけだがピルエットはダブル(2回転)だった。アダムと同じだヘススみたいに3回回ったりしないしかしかみてに向かうグランジュテとシェネ、回り過ぎてテーブルを通り越して戻ってテーブルに飛び乗った。(笑スペイン。ここでもあの先頭スワンがアンサンブルで踊っていてすばらしいお約束でストレンジャーの巡回。イタリアの王女と長くキスしているとエスコートが怒る(Aベイン)アシュリーはコミカルなイタリアで笑いをとっていたイタリアの王女は踊りうまい!タバコの煙をはきかけるタイミングがやや遅かったジョナサン女王が一発やって出てくる(すみません~ストレンジャーとのダンスになる彼が自分で語っているように動物の時のジョナサンは無表情それは動物は無表情だとボーンが彼に教えたからだしかしこの人間のストレンジャーでは彼は無頼漢で執事とはともだちでいかにも悪人ですけこましで間違っても男と寝るような感じじゃない。そのストレートさに王子は魅かれたんだと思う。ある意味パパみたいなしかしその彼がママと踊り出した時世界が崩壊していった。ただの色気女になってしまったママから彼を引き離し彼とタンゴを踊る。ここでへスースやホセが付け足していた回転などはないジョナサンはアダムと同じに踊っている。幻想の中でストレンジャーは白鳥のまねをするくるりとまわってぱしっと足を叩くオディールにだまされるジークフリート王子のようにストレンジャーにだまされてしまう王子彼は白鳥その男は彼を毛嫌いするおまえみたいな〇〇野郎!でもそんな彼に笑顔で胸をさわる王子。王子には悪意はないただ彼に好かれたいだけ人々の嘲笑の中で彼は走り去るストレンジャーは派手にジャンプして空中で回転し床に寝そべる一瞬何が起ったのかと思ったぞストレンジャーは女たちの踊るのを見ているそして例の黒鳥の32回転の音楽での集団ダンスかっこよかった~ストレンジャーの後ろのポジションで踊っているスワンの先頭の子がめちゃうまい。ここはウエストサイドストーリーを連想しちゃうシーンですねマンボ!じゃないけど。クラシックバレエじゃない部分。ストレンジャーと酒を飲む女王。キスしようとしているとドミー王子がくる。ひきはがす。女王は怒る王子はピストルを持ちだす女王に向けるストレンジャーが止めに入るどさくさでガールフレンドが執事に撃たれるストレンジャーは王子から銃を取り上げるストレンジャーに手を差し伸べる王子をストレンジャーは殴る王子は連れ出される女王をなだめるストレンジャーただの人間だったストレンジャーは銃を執事に返す王子は治療されるベッドの下からスワンたちが這い出てくる王子はベッドの下をめくってみるがもうスワンたちは消えているドミーは思い出したようにきれいにベッドのへりを直す几帳面彼の腕が勝手に動いて苦しんでいるときにあのスワンが現れる怖くない、大丈夫だよ王子は鳥をなつかせるしかし獰猛なスワンたちが襲ってくるベッドの上に鈴なりになったスワンが恐ろしいこれはヒッチコックの「鳥」のパロディです。戦うザ・スワン舞台の前の方でぼこぼこにされてよろめき派手にぶっ倒れたりしていて過激度がUPしている激しく攻撃して王子を助けるしかし何分多勢に無勢ザ・スワンは傷つき王子はスワンたちにつかまっているザ・スワンは最後の力を振り絞るが総攻撃されて死ぬザ・スワンを攻撃するためにスワンたちは王子をはなし王子にはもう興味がなくなった勝利のダンスを踊るスワンたち王子は泣きながらベッドに近づきそこで息絶える女王が入ってきて息子の亡きがらを見た時王子は・ザ・スワンに抱かれて天国に昇って行ったお疲れさまでした。そしてお世話になったTさまも安らかにお眠りください御冥福をお祈りいたしますありがとうございました。心から感謝しています。
2010年06月11日
新国立劇場「カルメン」 Part2第3幕第3幕への間奏曲ホセのかっこが変わっているターバンを巻いて美しい金髪を隠しているもったいない。死の占いミカエラすばらしい!エスカミーリョとホセホセがちゃんとナイフを出して相手に飛びかかってエスカミーリョがマントを丸めて応戦するという一応ちゃんと演出通りにやってるね~という感じで思わず笑っちゃう~スマン!ミカエラが見つかって出てくる往生際の悪いホセこのへんの歌唱もすばらしかったです~最後に響くエスカミーリョの声。ここの歌唱はすばらしかったですラムール タトン…(最後の音を意地でどこまでも長く伸ばしていた)第4幕第4幕への間奏曲セヴィージャの闘牛場の前あんたね?俺だよ(セ・モワ)ここはソフトに言う。カルメン、今ならまだ間に合うお前の命を救いたいんだどこまでもせつなく優しく歌うしかし豹変するもう愛してないのか?愛してない人々の歓声あいつが好きなのか?カルメンの腕をつかみ引き戻す花のまき散らされた舞台がゆっくり回転しだす。ホセの心理を表している。何とも言えないぞっとした感じにとらわれる狂気に囚われていくホセこの段階を踏んだ歌唱そのすべてがちゃんと歌だったすばらしいこの第4幕は本当にすごかった。すばらしかった。シャベスも良かった。一撃でカルメンを殺してしまう憑きものが落ちたように後悔するホセ俺のカルメン…駆け寄る人々幕。
2010年06月11日
The Vienna PhilharmonicSummer Night Concert on June 8, 2010,in the Sch?nbrunn Palace gardens.Sommernachtskonzert 2010Dirigent: Franz Welser-M?stSolist: Yefim Bronfman, KlavierWiener SingvereinZeit: Dienstag, 8. Juni 2010, 21:00 UhrOrt: Schloss Sch?nbrunn, Schlosspark (vor dem Neptunbrunnen)1130 Wien Das ProgrammJohn Williams: Star Wars Main Title aus "Star Wars"Josef Strauss: Sph?renkl?nge. Walzer, op. 235Franz Liszt: Klavierkonzert Nr. 2, A-DurJohn Williams: Princess Leia's Theme aus "Star Wars"John Williams: Imperial March aus "Star Wars"Joseph Lanner: Abendsterne. Walzer, op. 180Otto Nicolai: Mondchor aus "Die lustigen Weiber von Windsor"Gustav Holst: Mars aus "Die Planeten"This year's concert revolves around the theme of "Moon ? Planets ? Stars". For this reason, theprogram features for the first time music by John Williams, composer of the film music to "Star Wars".
2010年06月11日

Helden tenor Torsten Kerl comes to Japan in JuneNew National TheatreHe sings as Don Jose in Bizet's Carmen 10 - 20 June 2010 in Tokyo Torsten Kerl New National Theatre TokyopresentsCARMENHelden tenor Torsten Kerl debut as Don Jose in Japan新国立劇場「カルメン」初日トーステン・ケールすばらしかったです~!!このレベルのテノールが日本で聴けるのは年に3回ぐらいだろう。よかった~最高音も裏声ではなくしっかりと出していたよ!音楽性も詩情も、歌心もある!(演技は大根だが)すばらしいヘルデン・テノールです!早くワーグナーを生で聴きたいです。今回の歌手は総じてすばらしい!ミカエラすばらしい!強いて言えばエスカミーリョがいまひとつだったが…日本人歌手も悪党4人衆良かったよ~そしてカルメンももちろん抜群だった!カーテンコールで彼にブラヴォの嵐!とりあえず大成功でほっとしたトーステンのデビューでした!第1幕タバコ工場の前の広場衛兵の交代でしもてから出てきたトーステン。一人だけでかい~!背が高くてビール腹。完全にメタボ。頭にヘルメットをかぶっている。彼が最初に発した声セ・ミカエラ…はまるでつぶやくようで、ドキッ。声量を押さえているのか出していないのか。やれやれと帽子を脱ぐと美しい金髪。目はブルー。上官との会話。タバコ工場の女に興味はないと語る女工たちが出てくるカルメンが出てくるハバネラホセはかみてで椅子に座って懸命に剣を磨く振りをしている。このカチャンという音がハバネラの歌の邪魔をしているカルメンはホセの前に座ってスカートをめくり、生足を下から花でなぞり、その花をホセに投げつける。皆が笑いだすミカエラ登場ミカエラがおでこにキスする。トーステン歌い出すと、これがもろヘルデンテナーで「タンホイザー」ですかっ?と錯覚するぐらい。とてもドンジョゼとは思えない~高い強靭な声で、高音が楽々出るところがちょっとパヴァロッティの感じにも似ている。でもイタリアじゃなくてやっぱりドイツっぽいんだよねえ。ミカエラとの二重唱。すばらしかった。女工たちのけんかが始まる。トーステン、おろおろするばっかりで役に立ってない(笑)ホセはカルメンの腕を縛ろうとするカルメンがふざけて腕を上に上げるホセは後ろ手にカルメンを縛るリーリャス・パスティアの酒場でマンザーニャを飲みましょうとカルメンが歌い出すとしもての机に座ったホセは落ち着かなくなるカルメンが「あたしが好きなのは将校じゃなくて…ただの伍長さん」と歌うともうたまらなくなって魔法にかかってしまう「僕が愛したら、僕を愛してくれるんだね?」縄をほどくカルメンは逃げ、ホセはサーベルを上官に差し出しひざまづく第1幕了。第2幕リーリャス・パスティアの酒場ここのダンサー、男性2人フラメンコを踊るバレエダンサーがいるのだがかみての背が高いハーフっぽいダンサーがめっちゃかっこいいです~このシーン、がん見でした~すみません 主役見てませんでした。この子はあとでエスパーダでも登場します~すごく眼福でした~誰??エスカミーリョが登場するが、有名な闘牛士の歌はまあまあのでき。悪事を相談する5人の歌の部分指揮が速いっ!5人とも指揮者がん見でついていく。アンサンブルが崩壊しそうなぐらい速いぞっ!この指揮者、終始突っ走っていたよ。そんでもってアルカラの竜騎兵が聴こえてくる来たわ!騒ぐカルメンら女たちの声がうるさくてアルカラノ竜騎兵がよく聞こえないじゃないかばかもんホセが登場さっき出てきたんだよ、営巣を…カルメンは踊り出すトランペットの帰営ラッパがそれにからむ好きなところ。待って!帰らなきゃ。おいおいまだ何もしてないだろ。サーベルを投げ出して怒るカルメン。いよいよ来た!花の歌きょうはこのためだけに来たのだ。どんなテノール歌手も、この歌を歌うときだけは自分の最高のものを出すと思う。それまでそうでもなかったトーステンここで一気にトップギア来ました~すばらしい!美しい声感情をこめて歌う自分の気持ちを相手に伝えようと独白のような歌。ここで歌手の力量がすべて見える。最後の最高音のtoi (トワ)のところも裏声ではなくしっかりと歌うそして長く伸ばして間を置いて涙声で「カルメン」ジュテーメ…ブラヴォも出た。ノン・ジュヌメメパと歌うカルメン痴話げんかエ・ビアン永遠にさよならだ!と叫ぶホセこのへん声量マックスに達しててすごい迫力です トーステン彼は声量をコントロールしていたんです、やはり。ドンドンドン戸を叩く音ホセは盗賊団に入らざるを得なくなる。第2幕了
2010年06月10日

Matthew Bourne's Swan Lake now in Tokyo after 5 years absenceOfficialThe former Northern Ballet Company Principal Jonathan Ollivier portrays the Bourne's most charismatic character, the Swan and the Stranger Jonathan Ollivier MB Swan Lake Japan tour 2010started today!Opening Night6月9日(水) 19時公演 主要配役ザ・スワン:ジョナサン・オリヴィエ/王子:ドミニク・ノース/女王:ニーナ・ゴールドマン/執事:スティーヴ・カーカム/ガールフレンド:マドレーヌ・ブレナン/幼年の王子・木こり・不良少年・白鳥(Cygnets)(小さい4羽の白鳥の踊り)・オートグラフ・ハンター:フィル・ジャック・ガードナー スペインのエスコート;サイモン・カレイスコスイタリアのエスコート:アシュリー・ベインアンサンブル(2幕) 1、フィル・ジャック・ガードナー … 白鳥(Cygnets)(四羽の白鳥) 2、ロス・ファウンテン … 白鳥(Cygnets)(四羽の白鳥) 3 ルーク・マーフィー … 白鳥(Cygnets) 4、サイモン・カレイスコス … 白鳥(Cygnets)(四羽の白鳥) 5、ティム・バートレッド … 白鳥(Medium Swans)(四羽の白鳥) 6、ジャック・ジョーンズ … 白鳥(Medium Swans) 7、ヴィンス・ヴィル … 白鳥(Medium Swans) 8、フランクリン・リー … 白鳥(Medium Swans) (大きい四羽の白鳥の踊り) 9、ポール・スメサースト … 白鳥(Medium Swans) 10、ダニエル・コリンズ … 白鳥(Medium Swans) 11、ダニー・ルーベンス … 白鳥(Big Swan)(大きい四羽の白鳥の踊り) 12、クリス・トレンフィールド … 白鳥(Big Swan)(大きい四羽の白鳥の踊り) 13、アシュリー・ベイン … 白鳥(Big Swan)(大きい四羽の白鳥の踊り) ・イタリアのエスコート 14、トム・クラーク … 白鳥(Big Swan)(大きい四羽の白鳥の踊り) アンサンブル(1・3幕) 1、フィル・ジャック・ガードナー …トロール・スパニッシュダンサー・プレス 2、ロス・ファウンテン … スパニッシュダンサー・水兵 3、ルーク・マーフィー … ジョー・オートン・スペインの踊り・ 4、サイモン・カレイスコス … 大きい帽子を被った軍人 スペインのエスコート 5、ティム・バートレッド … Kray(クレイブラザーズ)・テレビ司会者・スペインの踊り 6、ジャック・ジョーンズ … スペインの踊り 水兵・プレス 7、ヴィンス・ヴィル … ヒモ(アフロ男)・モナコのエスコート 8、フランクリン・リー … 女王のエスコート ・ドアマン・スパニッシュダンサー 9、ポール・スメサースト …・クラブオーナー・ルーマニアのエスコート・死神白鳥 10、ダニエル・コリンズ … Cheeky Chap・ポップアイドル・フランスのエスコート 11、ダニー・ルーベンス … 服装倒錯者・ドイツのエスコート 12、クリス・トレンフィールド … ソーホーパパラッチ・ハンガリーのエスコート 13、アシュリー・ベイン … イタリアのエスコート 14、トム・クラーク … Kray(クレイブラザーズ)プレス女性 1、ケーティ・ローウェンホフ … メイド・フランスの王女・蛾の乙女・パーティガール 2、シェルビー・ウィリアムス … メイド・ルーマニアの王女・蝶の精・パーティガール 3、ケリー・ビギン … メイド・スペインの王女・森の化け物の従者・ファンダンサー 4、アシュリー・ショー… メイド・ハンガリーの王女・蛾の精・ジューン 5、シャーロット・ブルーム … メイド・ドイツの王女・蝶の精・ホステス 6、デイジー・メイ・ケンプ … メイド・イタリアの王女・森の化け物の従者・ホステス 7、アリエル・キャンベル… メイド・モナコの王女・蛾の精・かわいこちゃん 8、クロエ・ウィルキンソン … バッグレディ※アンサンブルは順番に当てはめただけなのでかなり矛盾が生じています。推測ということでご容赦ください。***いや~サプライズ人事、じゃなくてキャストだったよ~ジョナサンにドミー、カーカムですわ。ジョナサンものすごく頑張って踊っていたわ~さすがノーザーンのプリンシパルだった人は違うね~すばらしかったわ~ジョナサンは予想の範囲内として驚きはドミーですね彼ものすごくダンスが(バレエが)うまいです!ジャンプの高さもキレもザ・スワンに張り合っていた。2人のデュエットダンス(飛び跳ねるとこ)見ごたえありまっせ~踊りに関してすばらしい2人なのだが2人ともなんかいかにも男!ジョナサンは男らしいを通り越して男くさいこらぁ、坊主、ついてこんかい!と王子に声かける魚屋のあんちゃんぽい。ドミーはすごく可愛くてハンサムで王子なんだけど、すごくストレートなんだよな~すごく素直ないい子で、運動会の主役風あにきぃ、ついていきまっせ!と魚屋のあんちゃんについていく弟子みたいだ。したがって隠微なムード、卑猥な怪しげなムード、ゼロです~(笑)まさに体育会系。ダンサーはもう5年前とすっかり様変わり。残っていたのはカレイスコスとAベインぐらい。しかし今回のダンサーは皆ものすごくバレエが上手。きょうイタリアの王女をやった人、めっちゃうまかったガの乙女も多分めちゃうまかった。きこりさんもものすごくうまかったんですけどスワンはトップバッターのフィル・ジャック・ガードナーがめちゃうまです。主役よりそっちだった。うまさでは。でも背丈がそう高くいないんだよね。この人が幼年の王子で、きこりも兼務かもしれない。デイジー・メイ・ケンプはウィル・ケンプの妹だよね。5年ぶりの生舞台。なんか隔世の感があったわ。あ、懐かしい~というデジャヴュな感覚。懐かしすぎて不思議な感じ。あのドミニクが王子だなんて不思議な感じ。やっぱり名作は名作だよね~隅から隅までギャグを知っていてもくすっと笑ってしまう。オサーンなストレンジャーだったがスワンはめちゃくちゃ良かったよジョナサン~彼は敏捷な忍者のよう。ジャンプが高いし動きが俊敏でかいなの動きはまるで鳥みたいで、すばらしかった。ホセやヘススのように自己流でピルエットを増やしたりつけ足したりはなかったんですが(忠実にアダム版だった)ただ1か所、ストレンジャーのところで女王の踊りを見るために床に転がるところで大きな回転を入れたジャンプをしてから床に寝そべるので、ここが要チェックどす。また明後日以降付け足すかもしれません…帰り道、渋谷駅に向かう人ごみの中で、すたすた渋谷方面に向かうサム・アーチャーとリチャード・ウィンザーの主役コンビ。2人とも背が高くてすらっとしている。リチャードは金髪でセクシー。足早だったのでサムは翌日踊るだろうと思っていたのだが。
2010年06月09日
きょうのオペラ放送はやたらとシューマンばっかり。そう思ったらシューマン生誕200年 誕生日1810年6月8日なんですね~ショパンの方ばっかり注目されてあれですけど。BR4 クラシック本日(現地時間)20:05 Uhr Robert Schumann: "Szenen aus Goethes Faust" Oratorium in drei AbteilungenFaust - Christian GerhaherGretchen - Christiane IvenMephistopheles - Alastair Milesund andereNetherlands Radio ChoirNetherlands Children's ChoirConcertgebouw-Orchester AmsterdamLeitung: Nikolaus HarnoncourtAufnahme von 2008 ***Oe1 Aus dem KonzertsaalRobert Schumann : Szenen aus Goethes Faust, f?r Soli, gemischten Chor und Orchester, WoO 3 本日(現地時間) Sonntag06. Juni 201019:30Robert Schumann zum 200. Geburtstag.Deutsches Symphonie-Orchester Berlin, Dirigent: Ingo Metzmacher; Rundfunkchor Berlin; Staats- und Domchor Berlin; Christian Gerhaher, Bariton (Faust); Camilla Nylund, Sopran (Gretchen); Georg Zeppenfeld, Bass (Mephisto); Mojca Erdmann, Sopran; Ingeborg Danz, Mezzosopran; Werner G?ra, Tenor.aufgenommen am 26. Februar in der Philharmonie Berlin)ゲーテの「ファウスト」からの情景 対決ですわ。ゲルハーヘルだけ?同じキャスト。***Oe1 Gernot Zimmermann spricht mit Claus Guth, der Wagners "Tannh?user" inszeniertクラウス・グート「タンホイザー」演出について語るまあどうせドイツ語ですけど~***Oe1 Matinee live Sonntag06. Juni 201011:03Wiener Philharmoniker, Dirigent: Antonio Pappano.Wolfgang Amadeus Mozart: Symphonie D-Dur, KV 297, "Pariser" Jean Sibelius: Der Schwan von Tuonela, op. 22/3 Dmitrij Schostakowitsch: Symphonie Nr. 10 e-Moll, op. 93 (?bertragung aus dem Gro?en Musikvereinssaal in Wien)シベリウス:トゥオネラの白鳥***NDR KulturNDR Sinfonieorchester本日(現地時間) 06.06.2010 11:00 Uhr Live - Gielen dirigiert Mahler und BrucknerNDR Kultur ?bertr?gt live aus der Hamburger Laeiszhalle Bariton Hanno M?ller-BrachmannProgramm:Gustav Mahler - "Blumine"Gustav Mahler - Lieder aus "Des Knaben Wunderhorn"Anton Bruckner - Sinfonie Nr. 1 c-Mollハンノ・ミュラー=ブラハマン さんです。***まったく関係ありませんがNDRのサイトにバイロイトやザルツブルク音楽祭のフォトブックがありました。Richard Wagners "Das Rheingold" - 2. Szene - (l-r) oben: Fasolt (Kwangchul Youn), Freia (Edith Haller), Fafner (Hans-Peter K?nig); unten: Froh (Clemens Bieber), Loge (Arnold Bezuyen), Wotan (Albert Dohmen), Donner (Ralf Lukas
2010年06月06日
ついにNY公演もケテ~~~イ Bourne's SWAN LAKE Returns to New York @ NY City Center Oct. 13 - Nov. 17
2010年06月05日
NHK芸術劇場 6月18日(金) ディアナ・ダムラウ 21世紀のディーヴァ*** Royal Opera At 6.45pm on Tuesday 8 June The BP Summer Big Screens Carmen イギリスの方、どうぞお楽しみください。***
2010年06月05日
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