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今日の絆結会の講師は、福岡テンジン大学 学長の岩永真一さん。福岡テンジン大学は昨年の9月23日に開講しました。ちょうど開校1周年。設立の思いや1年間の活動を振り返ってお話いただきました。=======(岩永さんより)福岡テンジン大学とは、街がキャンパスです。この大学には校舎がありません。街全体がキャンパスとなり、学びの場となります。この大学では、誰もが生徒になることができ、誰もが先生にもなることができます。人と人が学び合い、繋がっていく、コミュニケーションの輪が広がるプロジェクトとして2010年9月23日(祝)に開校した大学です。僕が福岡テンジン大学を始めた理由、それは僕が単純に天神や生まれ育った福岡のことが大好きだから。ですが、ただ好きなだけで始められるほど、この大学は単純ではありません。皆さんは一度は耳にしたことがあると思いますが、「福岡のことを好き」、「料理がおいしい」、「住みやすい」、と誉める人が多いということを。しかしその反面、犯罪が多かったり、マナーが悪かったり、文化度が低かったりと、プラスの面とマイナスの面とのギャップが大きいことは意外に知られていません。今回は、福岡の街について皆さんがどれくらい知っているかを探るとともに、全員で対話しながら学んでいく時間にできればと思います。プチテンジン大学体験です♪========今日は、板張りの上で、囲炉裏を囲みながら、ゆったりと語り合いました。みんなそれぞれが自己紹介をし合って、知り合うことからはじまりました。・コミュニティビジネスの創出・自転車屋さんを始めたきっかけ・クリスマスに登場するサンタ自転車軍団・ほとんどが障害者で運営している会社のお話・仲間達との日々の活動などなど。お互いに自己紹介しながら、どんどん話がふくらんで広がっていきます。いろんなアイデアが生まれてきます。「へ~っ、そんなこともあるんですね・・・。」「はじめて知りました。」「すごいですね・・・。」「こんなことができそうですよね!」などなど・・・。お互いを知り合うことで、知識が広がり、視野が広がり、ひらめきが生まれ、いい気持ちになれる。時間もかなり押してきたので、岩永さんにたずねました。「岩永さんがご準備いただいたお話の時間がなくなりますね・・・。」そしたら、岩永さんは、「まさに、この場がテンジン大学だと思います。」とおっしゃいました。初めて会う人同士が、お互いに語り合うことで、つながっていく。誰もが生徒になれて、誰もが講師になれる。お互いがお互いの話を聴き合う。感じ合う。その場こそがキャンパスであり、学びの場である。正に、岩永さんが講師の会だからこそ、そんな場が生まれたんじゃないかと思います。テンジン大学の学長である岩永さんの雰囲気が創り出す、正に学びの場だったようなきがします。岩永さん、どうもありがとうございました。
2011.10.14
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9月9日金曜日、今日の絆結会の講師は、TVQ九州放送の元アナウンサーの加地良光さん。加地さんは、小学校や高齢者施設、県立図書館こども図書館などで読み聞かせのボランティア活動を行なっておられます。加地さんは、今の子ども達に、想像力を働かせる機会を作る必要があるとおっしゃいます。それは、テレビやDVD、テレビゲームの普及により、一目で見ればわかる世界が当たり前になっているのではないかということです。創造力やイメージを育むには・・・。それが、絵本の世界にあります。動かない絵の中で、耳で聞いた言葉を、頭の中でふくらませる・・・。子どもへの読み聞かせは、子どもを想像の世界で遊ばせます。私たちに素敵な読み聞かせをしていただきながら、読み聞かせのコツや素晴らしさを教えてくださいました!!========加地さんがお持ちいただいた絵本は、『100万回生きたねこ』。「100万年も しなない ねこが いました。 100万回も しんで 100万回も 生きたのです。 りっぱな とらねこでした。 ・ ・ ・ ねこは 白いねこの となりで しずかに うごかなくなりました。 ねこは もう けっして 生きかえりませんでした。」読み聞かせでしてはいけない「3つのない」・変な声色を作らない。 読み手の演技を見せるのではなく、本自体の内容を届けることが大事。 演出をしなくていい。子どもが、自由にイメージを膨らませることが大事。・絵の説明をしない。 「ねこがいるねえ・・・」とか「しっぽが大きいねえ・・・」とか 言わなくていい。 子どもは自分の目で追いながら見ている。 解説されるとそこでイメージが終わってしまう。 だからこそ、絵は間合いをもってゆっくりみせてあげよう。・読んだ後に、感想を聞かない。 子どもが「聞くと必ず感想を言わないといけない」と 思ってしまってはいけない。 自然に本を子ども達にどう届けるかを大事にした方がいい。ゲームやテレビやDVDもいいけども、普段の生活の中に、創造力を豊かにする時間をいかにつくっていくかが大切だと思います。創造力が基本になって、相手の気持ちを思ったり、痛みを感じたりできるようになる。その創造力があるかどうかがとっても大事になる。読むときに最も大事なのは『間』。間は考える時間。創造を広げる時間。スピーディに読んでしまっては、子ども達が想像しイメージする時間がない。そこにふと空間があると、いろんなことが考えられる。自然に文書を読んで、間をつくって、子どもがどう考えるかなあと思い様子を見てあげることで十分。時間をちょっと設けてあげることが大事。どんな本がいいのか?図書館の先生が選んでくれるのは、半世紀以上読み継がれている本。自分達が子どもの頃に接した本が今でも喜ばれている。ぜひ、自然に読んで欲しい。年齢に応じた本がたくさんある。ぜひ、子ども達と一緒に楽しんで欲しい。子どもも楽しむし、自分も楽しめる。ぜひ本の世界を楽しんでください!!=======加地さん、素敵なお話をありがとうございました。とっても心地よい時間でした。最後に、みんなで記念撮影です。ありがとうございました。
2011.10.06
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8月19日金曜日、今日の絆結会の講師は、ファイナンシャルプランナーの中西賢太さん。高齢化社会が進む中、これからの年金・医療・介護など社会保障制度はどうなるのか??私たちにとって、とても大切なテーマだけど、実はよくわかってない・・・。そんな大切なテーマを、中西さんがしっかり教えてくれました!!以下、中西さんのお話を聞いて、私が解釈した内容や感じた疑問で書かせてもらいます。中西さんの説明どおりではないかもしれませんが、そこは、船越の解釈ということでご容赦ください。=============こんな話から始まりました。■1980年、今から31年前の人口ピラミッドは、まさにピラミッド。 高齢化率(総人口に占める高齢者人口の割合)は9.1%。 10人に1人が高齢者。7.4人で1人の高齢者を支える時代でした。■2010年、高齢化率23.1%。 約2.8人で1人の高齢者を支える時代になりました。 少子化が進み、また平均寿命が上がり、支える人が減り、 支えられる人がどんどん増えています。■そして、今から29年後の2040年になると、 人口ピラミッドは逆三角形になります。 このときは、自分も73歳。まさに高齢者。 高齢化率が36.5%になっています。 約1.5人で1人を支えないといけません。果たして支えられるのでしょうか??どうやったら、支えることができるのでしょうか??自分が73歳のとき、誰かがきちんと支えてくれるのか??この疑問に対する答えは出ません・・・。では、公的年金制度が何とかしてくれるのか??公的年金制度というのは、世代間扶養で、現役世代の保険料負担で高齢者世代を支えるしくみ。よって、今、自分が負担している年金保険料は、親世代の高齢者を扶養していること。決して、今の保険料は自分の将来のために蓄えているわけでもなんでもない。だから、自分が高齢者になったときには、そのときの若い世代が扶養をするしくみになっている。では、自分が高齢者になるときには、現役世代に人がいるのか??それが、先ほどの、1人に対して1.5人。現役世代3人が2人の高齢者を支えないと・・・。果たしてできるの??こんな状況だからこそ、年金に関心をしっかりもってもらいたい。自分で自分の年金をしっかり把握してもらいたい。だから、ねんきん定期便を国民に送って確認してもらいました。自分で自分の年金をしっかり管理してくださいね!!こんな国からのメッセージが聞こえてきます。しかし、こんな公的年金制度が、しっかり私たち国民を支えてくれるのか??それは、借金大国である日本が、本当に大丈夫なのだろうか??という疑問がわいてきます。これまでの発行国債に対する利払費は、2011年度年間で9.9兆円。1日当たり約272億円。1時間当たり約11億円。1分当たり約1888万円。この1分間で利子が2000万円増えているんです。。。そんなに多額の借金を・・・。国の財政を家計に例えたらを教えてくれました。1世帯の月収を約40万円としたら、家計費で約45万円、仕送りで約15万円、ローンの元利払で約17万円。支出の合計でなんと77万円あるんです。毎月37万円の赤字。これは借金になります。それと、別途ローンの残高が6370万円あることになっています。ローンが6370万円あるにもかかわらず、毎月37万円の赤字を出している。ローンの返済ができるわけがないし、逆に借金が増え続けていることになります。こんな国の公的年金制度を頼りにできるんだろうか??そんな疑問がわいてくるのも当然です・・・。国債をどんどん発行して、債務残高がどんどん増えている状況が日本が群を抜いています。果たして大丈夫??では、私たちはどうしたらいいのか??時間の関係もあって、そんな疑問に対する HOW TO の説明はありませんでしたが、自分が考えるには、やっぱりしっかり将来を認識して、公的年金だけに頼るのではく、自助努力をする。その自助努力の仕方は様々だけど、しっかり準備しておくことが自分のため!!と思いました。なんか、聞けば聞くほど、恐ろしく感じてしまう話。果たして将来はどうなってしまうのだろうか??でも、それは必ず訪れる時代の話。目を背けず、しっかり対応していくことが大事ですね。最後は、みんなで記念撮影。時間も足りず、皆さんから第二弾の要望も出ていました。中西さん、どうもありがとうございました。これからも、また教えてくださいね!!
2011.10.05
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7月15日金曜日、今日の絆結会の講師は、マジシャンのMr.Handyこと、森ゆうきさん。森さんは、出産時に仮死状態で生まれ、「脳性マヒ」という障害を持っています。話すにも歩くにも手を使うにも不自由さがあります。でも、そんな森さんは、たくさんの人の前で、わかりやすい表現で、笑いを交えながら講演をします。自分の2本足でしっかりと歩きます。さらに、マラソンもします。そして、不自由な手でありながらも器用に不思議な楽しいマジックをします。とても障害を持っているとは思えない、活動的でバイタリティあふれる青年です。そんな森さんが、今回は自分のこれまでの歴史も交えながら、コミュニケーションの大切さを話していただきました。そして、その後に楽しい愉快なマジックショー。集まった30人の参加者をくぎ付けにして、楽しませてくれました!!============≪お話≫森さんは、お母さんのお腹の中にいるとき、元気よくあばれすぎて、へその緒が首に二重に巻き付いて、半分死んだ状態で生まれてきました。生まれる前から「死んだ」なんておかしいでしょ・・って森さんは笑い飛ばします。そして、福岡市内で初めて地域の小学校に入った障害者です。当時の養護学校ではなくて地域の小学校に入るために、ご両親と何度も教育委員会と学校に足を運んだそうです。中学校も地域の中学に入り、1年・2年生までは担任の先生に恵まれてよかったのですが、3年生になって担任の先生が変わり、学校生活は180度変わりました。凄まじい「いじめ」にあうようになったのです。「ガイジ、ガイジ」と馬鹿にされるように言われ、悩みに悩むようになってしまいました。「僕は、もう生きていないほうがいいんだ・・・。」と思い、自殺を試みたこともあるそうです。森さんは、自殺を試みたことを笑い話のように話してくれるのですが、そのときの彼の心の中を察すると、涙が出てきそうです。1回は、道を走っているトラックに飛び込んで死のうとしたそうです。飛び込もうと思った瞬間に、運転手さんが彼を見つけて、「足の悪い人が道を渡ろうとしている」と思って親切に停まってくれたそうです。1回目の自殺は失敗です。そして、2回目は学校の校舎の屋上から飛び降りようと思ったそうです。1階から屋上まで、這いながら階段を上がっていきました。2階に着き、そして3階に着き、そして屋上へ出る扉が見えました。「やっと着いた。これで僕は楽になれる。。。」と思って、扉に手をかけた瞬間。「ガチャッ!!・・・・・・・。」屋上へ出る扉のカギが閉まっていたのです・・・。「あ~あ、また、死ねなかった・・・。」でも、今考えるとそこにも神さまがいたのではないかと思います。森さん、死ななくてよかった。高校も地域の高校、沖学園に入り、陸上部に入ったそうです。障害者の大会の県代表として選ばれ、全国大会も出場。そして、全国でなんと6位入賞の栄光を!!でも本当は出場6人で、6人中6位なのでビリ。でも、しっかりと「全国6位」と、森さんは笑いを誘いながら胸を張って話します。高校も無事に3年で卒業し、北九州の職業訓練学校に入ったそうです。試験を受ける前に、お母さんに言われて奮起したことが今でも心に残っているそうです。お母さんにこう言われました。「あんたは、このままやったら鳥かごの中の鳥やけんね。 自由にしたいんだったら、絶対に受からないかんよ。」森さんは「絶対に受かって、北九州で一人暮らししてやる!」と頑張ったそうです。あえて突き放すお母さんとお父さんは、ほんとすごい方ですね。。。もし私が同じ立場だったら、心配で心配でそんなことが言えるかどうかわかりません・・・。19歳で一般企業に就職しましたが、1年で退職。その後、バンドを組んで音楽活動をしたり、点字名刺を作る仕事をしたり。そして、21歳のときにマジックと出会ったのです。あるマジシャンのマジックショーを見て「マジックは人を笑顔にして、人を心から笑わせるすごいもの。 僕もできるようになって、人を笑顔にしたい。」とビビッ!!ときたそうです。3年間修行し、「Mr.Handy」としてデビューしました。森さんは、これまでの人生を振り返って、「コミュニケーションの大切さ」を強く訴えます。言葉でのコミュニケーション、ふれあいでのコミュニケーション、マジックを通したコミュニケーションなど、あり方は様々です。人が元気になれるのも、落ち込むのも人と人とのコミュニケーションのあり方次第。いろんなことを知ってもらうのもコミュニケーションからの始まりです。森さんは、自分からいろんな人やいろんなところに積極的に入っていってコミュニケーションを図ります。時には面白おかしい話をしたり、時にはすごく真面目な話をしたり、とてもバランス感覚に富んでいます。森さんは言います。「環境で人は変われる。そして、環境で人生は変わる。」「もし、自分が養護学校に入っていたらここにはいないだいろう。。。」と。森さんは小さい頃から健常者の中に入って生きてきたので、周りに合わせようとしてきたことが良かったと語ります。「自分は、お金はないけど、財産はあるよ。 その財産は、自分を応援してくれる方々。 みんな誰でもできないことはあるけど、自分はできないことが多い。 できないことが目立つのが障害者。 周りの人の支えがあってはじめて、自分は生かされていると思う。」最後に森さんはこう言われました。「『森君にとって障害って何ですか?』って聞かれたこう答えます。 『神様からの贈り物』 世の中に障害者は少ない。 僕が障害者ということは、神様が選んでくれたということ。 神様が『この人なら、障害を持たせても大丈夫!!』と与えてくれたもの。 僕はもし生まれ変わっても、脳性マヒで生まれてきたい。 障害を誇りに思っている。」とても心が熱くなりました。≪マジックショー≫さあ、後半はマジックショーです。とっておきのマジックをやるとか・・・。カッコイイ Handy!!得意のカードマジックずっと同じ文字が出てくるぞ。。。すばらしい!大きな拍手最後にもう少し、歓談です。。。最後に、森さんを囲んで記念撮影です。みんなを楽しませてくれてありがとう!Handyの掛け声で、みんな笑顔です。森さん、ありがとうございました!!
2011.10.04
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6月17日金曜日、今日の絆結会の講師は、西日本鉄道にお勤めの大島隆さん。プライベートでも、「地域と交通をサポートするネットワークin kyushu」の世話人をされるなど、地域交通に関して、かなり造詣が深いお方です。最近、「交通難民」と呼ばれるお年寄りの方々も増えてきており、これからの高齢化社会において、人が移動できるようにする社会のインフラの充実は、とても大切なテーマだと思います。私にとっても、大変興味深いテーマです。=========福岡市内にたくさんの乗合バスが走っていますが、さて、問題です。福岡市内の全交通機関(徒歩、自転車含む)に占める乗合バスの利用割合(シェア)は、いったい何%でしょうか?1)8% 2)34% 3)42%答えは、1) の8%です。 かなり少ない気がしますが、これでも、全国的に見ればかなり高い方らしいです。ええっ!! て、思いますよね。。。乗合バスの利用は、年々減っています。その原因は「自動車の急増」。■1992年を100とすると、自動車はなんと2009年に170。1.7倍。 鉄道は93で減少。そして、乗合バスは67と大きく減少。また、福岡県内で、「主な交通手段」を調査してみると、自動車の利用が増えています。■全体を100%とした場合、1983年ではバスは8.6%、自動車は37.8%。 それが、2005年になるとバスは4.9%、自動車は57.9%。 圧倒的に、自動車利用が急増。では、どうして自動車が増えるのでしょうか??これは、「生活と都市構造の変化」がひとつの原因といわれています。・消費行動の変化(生活のマイカー依存、車の利便性向上、保有数の増加)・土地利用の変化(都市近郊周辺における低密度開発)・公共交通の質の低下(乗客数・サービスの相互低下の悪循環)この3つの要因が、相互に関連してグルグルまわって、自動車増加につながっています。また、女性や高齢者の利用の増加や、わずかな距離(500m程度)でも自動車を使うといった行動の変化も影響しているようです。また、日本では、自動車を利用すればするほど、道路整備が進む仕組みになっています。1954年からガソリンにかかる税金が道路整備の特定財源とされています。これにより、急速に自動車が普及し、道路整備もどんどん進みました。(2007年道路関係歳出:34,076億円)一方、公共交通の財源は、大幅増になった2011年でも305.5億円で、道路関係歳出の0.9%です。これは、地方バス路線維持方策補助や離島航路補助などに使われています。日本の道路整備と公共交通への取り組み方の違いの大きさがよくわかります。では、海外はどうでしょうか?欧米では、公共交通は社会資本と位置づけられ、国からの補助が多く使われています。イタリアでは運賃収入23%:補助金77%、アメリカでは運賃収入34%:補助金66%、低いフランスでも運賃収入55%:補助金45%となっています。一方、日本は補助金はほとんどなく、交通会社の運賃収入で運営するようになっています。経営がきつくなれば、赤字路線を見直さないといけない現実があるのです。日本でも、人が移動する交通インフラであり、社会資本として位置づけができないんでしょうかね・・・。これからの日本を考えると、ますます、公共交通は社会資本としての位置づけが必要であることがわかります。・急激な高齢化が進み、後期高齢者(75歳以上)の人数は、 40年後には2倍になります。・都市郊外に開発された住宅地のほとんどで、高齢化が進みます。・人口の減少やまちの構造変化で、公共交通の維持が難しくなっていきます。高齢者が増える中で、自分での自動車の運転が難しい、歩くのが難しいなどなどの中で、ますます公共交通の必要性は増すのですが、運賃収入に頼らざるを得ないので、維持が難しくなっていくのです。こうやって、「都市に行きたくても行けないお年寄り」や「買い物や病院に行きたくても行けないお年寄り」が増えてくるのです。このような中、自治体や地域で新たな取り組みを行なっているところがあります。・岐阜県では、道路特定財源をコミュニティバスの運行経費に。・北九州市八幡東区枝光では、地域住民とタクシー会社が協力し、 ジャンボタクシーで5つの循環ルートを運行。・大野城市南ヶ丘では、地域住民が助け合い、ワゴン車をボランティア運行。 65歳以上の高齢者が、通院・買い物・金融機関に利用している。最後に、「新金沢交通戦略」について、教えていただきました。「新金沢交通戦略は、市民・交通事業者・行政が協働して取り組み、 『公共交通の利便性向上』と『市民による利用者数増加』という 好循環を実現しよう」とする取り組みである。===========全国の公共交通が、この新金沢のような理念のもとで取り組みが行なわれ、市民にも事業者にも行政にも、とってもいいものであるようになることを願っています。最後に、講師の大島さんを囲んで記念写真です。大島さん、どうもありがとうございました。また、勉強させてもらいます。ありがとうございました。
2011.10.03
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4月15日金曜日、いつもサポートしてくれる溝口聖子さんが講師になって、みんなで『水餃子づくり』をしました!楽しかった!!美味しかった!!作り方レシピも掲載しています!!========~包もう! ゆでよう!おいしく食べよう!~『みんなで楽しもう!水餃子の会 』<溝口さんからメッセージ>「一緒に食べると楽しい。一緒に作ると、もっと楽しい。」これは、”+do” というガスコンロ開発に関わったパトリス・ジュリアンの言葉です。料理の楽しみは、レパートリーを増やすより、おいしく上手に、きれいにつくるより、楽しく作って、ありがたくいただくこと。私にとって、それが一番のごちそうです。できあがったご飯で囲む豊かな時間。おいしそうに食べる大切な家族・友人の顔。横に並んで、一緒に何かをつくって、それを囲む食卓はとっても楽しい時間です。今回は、絆結会の仲間でこんなひとときを過ごしましょう。=====こんなメッセージで、4月の絆結会は始まりました。みんなエプロンをして、さあ準備万端です!さあ、つくるぞ~っ!!美味しそうな餃子が、どんどん出来上がっていきます!美味しそ~~っみんなでいただきま~~す!!とっても美味しい水餃子のレシピはコチラです↓↓======[餃子の皮]白玉粉 30g、強力粉 150g、薄力粉 40g(つくり方)※白玉粉は事前に水で、耳たぶ程度の固さにこねて、まるめておく。強力粉と薄力粉を混ぜ合わせ、お箸で8の字を描くように水を加えながら混ぜ合わせる。水をいれるうちに、ぼろぼろとした固まりができてきたら、手でこね、ひとまとめにする。※水の分量は、強力粉+薄力粉の半量程度が目安。※強力粉だけでつくってもOK。弾力がすごくでます。でもこねるのはちょっと大変。白玉粉をわざわざ買う必要はありません。白玉粉分の粉を強力粉と薄力粉で調整してもOKです。ひとまとまりになって、ボールの周りにも粉がついていない状態になったら、固く絞ったさらしをかぶせ、30分程度寝かせましょう。呼吸をしているので、ラップよりさらしがベターです。[豚肉のあん]豚挽き肉 280g、白菜 180g、塩・片栗粉 各小さじ半分調味料)おろし生姜 小さじ2、しょうゆ 大さじ1強、紹興酒 大さじ1強、砂糖 小さじ1、塩・こしょう 少々、中華スープ 大さじ4(鶏がらを溶いたもの)、ごま油 大さじ1(つくり方)白菜をみじん切りにし、塩をふり、しばらく置く。水気がでてきたら、固く絞り、片栗粉をまぶし、水分が外にでないようにしておく。豚挽き肉を同じ方向に混ぜながら、調味料を加える。水分が全部食材に入ったら、最後にごま油を加える。混ぜ合わさったら、白菜を加え、さらに混ぜ合わせる。※とにかくごま油は最後に加えます。油の膜ができるため、 最初にいれると調味料が入りません。あんも、少し冷蔵庫で休ませると味もおちつき、包みやすくなります。[たれ]しょうが1片 みじん切り、しょうゆ おおさじ3、お酢 大さじ3、ごま油 大さじ1、いりゴマ 大さじ2いりゴマは、軽く炒ってから、すりましょう。全部を瓶などにいれ、よく振って完成です。※お好みでラー油や、食べるラー油を混ぜたり、 お酢を黒酢とのブレンドにすると美味しくなります。=======最後に、溝口さんを真ん中に、みんなで記念撮影です!溝口さん、ありがとうございました!皆さんも、是非、水餃子つくってみてくださ~い【おまけ】色男?!大塚聖さん
2011.05.06
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今夜は、コンテンポラリーダンサーの山田うんさん×数学家の森田真生さんのトーク。おふたりは、互いの分野を教えあう関係で、うんさんは森田さんにダンスを、森田さんはうんさんに数学の家庭教師をしています。はじめに、森田さんからうんさんをご紹介いただきました。プロフィールはさておき、おふたりの出会いは、数学道場懐庵の道場開きです。うんさんは、深夜の立石山で、月明かりのもと、海辺からは法螺貝、参加者は1mも離れてない距離のわずかなスペースでダンスを披露してくださいました。それ以来、互いの分野を学びあうことで、お二人が気づいたことや実感として得ている感覚についてお話いただきました。森田さんは、二つのキーワード『neatとmessy』から、トークを始めました。数学は、ルールがあり、秩序正しいneatな世界。それを記号や言語をつかって、表現している。一方、ダンスはmessyな世界。「手をあげる」という言葉にするとシンプルで一つの動きに見えますがどの筋肉で、どんな順番で、手前からあげるか、横からあげるか・・・などノイズを加えることで、全く違う動きなる世界。うんさんは、こんなことを最初に話してくれました。「うれしい」を表現するとき、うれしいという気持ちの裏には、照れて、恥ずかしい気持ち、もしかしたら悲しみも含んでいるかもしれない。ただ「うれしい」というコトバどおりの1つの表現はなくて、人の数だけ、彩りあふれる「うれしい」が存在する。それをダンスで表現する、と。たぶん、うれしいというneatな世界に、ホントはちょっと恥ずかしい気持ち、悲しみ、もしかしたら怒りも含むかもしれないうれしさに微妙に含まれるノイズを付加することで、感性豊かなダンスになるようです。うんさんは、動きながら見せてくださいました。もっともシンプルな動きをneat、感情を込めた動きをmessyな動きとします。neatな動きは、無駄がなく、すっきりしている。messyな動きは、「ノイズ」が加わっている状態。これは、感情や、その場の雰囲気、視線を含めて起こるノイズを組み入れたものです。うんさんは、誰もが思い浮かべることができるものを例えて練習を繰り返すそうです。グーな感じのダンス、パーな感じのダンス!といえば、ダンサーそれぞれがグーやパーを表現するそうです。そして、同時に表現することも!それは、身体の一部にテンションをつけ、一部は開放するイメージ。うんさんは、ダンスの振り付けを説明するとき、相手にあわせて、伝え方を変えます。身体を細分化して動かせるタイプには、筋肉や骨の動かし方を具体的にいって、思う動きを表現する。一方、感覚的な表現に反応できるタイプには、○○な感じ!という一見曖昧にも思える表現で動きを伝えるとか。ただ、全般的にいえることは、もっともシンプルな状態で振り付けを指導し、それにノイズをつけていき、彩りや濃淡をつけていくことが多いそうです。ノイズについて、少し考えてみたいと思います。ノイズ=雑音。ここで語るノイズは、そぎ落としたシンプルな対象に、パートナーや、観客、あたたかい、寒い、といった自身に実は多大な影響を与えている環境のことです。『環境』を総動員して思考する、表現するというのは、森田さんが目指す数学とどこか似ているように感じました。うんさんは、毎日のシンプルな動きをトレーニングするそうです。シンプルな動きができてこそ、足していくことができるし、足したことの実感がわくと。以前、”正面”というタイトルで、ダンスを行ったときの初日に愕然とした体験をしたと話してくださいました。相手にとって、自分自身のどの面をみても“正面”にするステージを構成した。練習も、何人かの観客に“みられている”意識を感じながらやってきた。いざ、ステージにたったとき、「あの練習は、一体なんだったのだろう」と愕然とした。200名の観客に四方を囲まれたとき、その視線やお客さんの存在という環境に想像しえなかったステージになった。でも、その初回のステージのおかげで、残りの舞台は数ヶ月分の練習を積んだほどの仕上がりになった。森田さんは、数式も、見るヒトによって、捉え方が全く異なるというお話をしました。秩序正しく、ルールに則った数式neatな世界は、誰がみてもぶれない印象を持つかと思いきや、数学者たちはそれぞれの感覚で捉え、違う印象を持つそうです。深町さんは、音楽に例えて話してくれました。たとえば、ビートルズの音楽は、世界中の人に愛されている。imagineも、聞く人によって、感じ方は様々。いろんな方からカバーされたのも、原曲にその人なりのノイズをつけてその人の感性を表現する媒体になっているようにも・・・。環境の影響や、感情、感覚のノイズを付加できるほど、それを表現する側も、受け取る側にも面白さが増すように感じました。ここまでいろんなことを考えながらダンスをするとなると、ステージでは、ダンスに没頭しているように思いますが、とても冷静に客席をみている話を続けてしてくれました。そして、うんさんは、自分自身の指先が目に見える長さより、もっと長く感じることが当たり前のように起こるそうです。自分自身が大きく膨らんだり、内側に小さく縮んだり。うんさんは、ダンスをするとき、テーマを与えられるのが苦手。とくに、「情熱」をテーマに!とかいわれると、少し戸惑うそうです。一方、目の前にあった太巻きをみて、「太巻き」を表現して!と言われたほうがいいと、お話しました。一見、「情熱」は曖昧な世界観で拡がりがあるように感じます。「太巻き」は、実在しているものだから、そのものを表現するとは、まるで正解が与えられているようで、表現は1つのようにも・・・。でも、うんさんの感じ方は、全然ちがっていて、「太巻き」だったら、こんな巻かれている感じとか、カラフルな具とか、巻き方かとで想像力が膨らむ!と話してくれました。その感覚がとにかくおもしろいと思いました。物事の見方が、多面的で、見る場所、見る時間、誰と見るか、どんな気分で見るかで、変化することを楽しんでいるように感じました。そして、ダンスを披露するときも、こんな気持ちで、こんなテーマでつくったから見てください、という気持ちではなく、『私はこんなこと思って、こう感じるけど、みんなはどう?』と、受け取る側の気持ちにゆだね、その反応も取り入れて、ステージを作る感覚で取り組まれているそうです。そして、本番のステージでも、環境をとりいれたクリエーションの連鎖でひとつのステージを創りだされているようでした。その日、その場所、その場に集まった観客、環境すべてを取り込んだ、唯一の舞台をぜひ観に行きたい!と思います。最後に森田さんはロボット工学の例をあげて、『環境』があたえる影響について2つ話してくれました。自分で進化するハードディスクは、もっとも最適かつ効率的な回路をみつけ、組み替えていくもの。進化を繰り返し、最適な状態になったディスクを調べてみると完成した回路の周りには、離れ小島のような回路ができていたそうです。進化の途中で残ったゴミのような存在。そこで、完成した回路だけで構築したハードディスクを動かしてみると、思ったようなパフォーマンスをしない。実は、成長の過程でできていたゴミのような存在が、ただ存在するだけで、ディスク全体の温度だったり、電圧の微量な制御だったりに影響していたそうです。そして、子犬ロボット、パピーは、トライアルの低予算でつくったときは、材質はアルミを選び、組み立ててみた。すると、床をすべりながらも、歩いていた。実際、本格的に材質も選び、床も滑らないように工夫して完成させたがそれでは歩けなかった。実は、アルミの滑る環境自体が歩くには大切なポイントだったそうです。このように一見無駄と思えることも、実は大きな影響を与えることがあることを教えていただきました。他にも、言語自体は、2つの役割があること。メディアとして、「物事を伝える」、ツールとして「思考する道具」としての役割といった話も興味深かったです。あらゆるものは、環境の影響を必ず受けているということ、環境を活かしてこそ、自分が想像する以上のパフォーマンスにつながるかもしれない、そんなことに気付かせていただきました。うんさん、森田さん、そして場の空気にいつも大きな影響をくださる深町さん、ありがとうございました。
2011.03.11
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今月は、竹内正浩さんの出版記念セミナー。本の名前は、「30代で年収3000万円を実現した300人に聞いた!稼げる人、稼げない人」取材を通して『何があっても自力で稼ぐ方法』の本質に迫った内容です。全国を飛び回って、セミナーをされている竹内正浩さん。そんな中、この絆結会でも、お話をしていただきました。=======この本を書こうと思った理由は、今から20年前、竹内さんが9歳のとき、突然、お父さんが亡くなられて、人生が変わった経験をしたから。「こんなにも簡単に人生って変わるもんか」と思った。突然どうなるかわからない。だから、自分で稼ぐ方法を知っておかないと。結論から言うと、稼ぐ人と稼げない人の本質的な差はない。その差は、「小さな違いの積み重ね」の差。1円玉1枚だととっても薄い。離れていたら、見えないほど薄い。でも1円玉10枚であれば、かなり見える。厚い。そして、1円玉100枚であれば、すごく大きい。長い。この1円玉の積み重ねの差。積み重ねる人と積み重ねない人の差は、大きい!!これは、時間の使い方。つまり、「命の使い方」。この「命の使い方」という表現は、ビビッときました。「具体的に、どう時間を使えばいいのか??」1.変われる2.本気で働く3.成功への手順を踏む2.本気で働く1)人の役に立つ、貢献する2)目線・基準を高く持つ(相手の期待を超える)3)目的に対して、合理性を持つ(ムダをはぶく)4)長時間労働をする5)自己投資をする3.成功への手順を踏む1)弟子入り(適切な会社に入って働く)2)好き・好みを磨く3)目標を設定する4)やってみる5)思考を身につける大きな成功を収める方法は、小さなことをコツコツと積み重ねること。「継続してやり続ける」当たり前にできるようで、これが一番難しいこと。しかし、これは誰でもできる。できる資質は誰にでもある。やり続ければいいだけのこと。(一番難しいのだが・・・。)最後に、竹内さんを囲んで、記念撮影です。竹内さん、どうもありがとうございました
2011.02.25
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さあ、今年の絆結会の新春スタートは、「そば打ち新年会」です!!そば打ちの講師はもちろん、毎年教えていただいている工房陶友の大脇さん。美味しいそばの打ち方を教えてくれました!!「大脇道場のそばの打ち方」はこちら!! みんなで、ワイワイしながらやった、「そば打ち新年会」の模様を、たくさん写真でお伝えします!!======まずは、大脇さんの手本です!みんな、自分でやってみます。自分で打ったそばを、湯がいて、調理!数学家の森田くんも参加です。全国を旅している、鳥取の大学生の横山さんも飛び入り参加!!陶友の田中さんから、皆さんへ署名協力のご案内。続いて、陶友の郭さん。続いて、陶友の栗毛野さん。そして、大脇さんから。最後は、コミットの井上さんから、コミット会報誌のご紹介でした。大脇さん、皆さん、ありがとうございました======この絆結会も4年目を迎えます。セイントクロスの大塚さんと工房陶友の大脇さんからご協力をいただき、平成20年の1月からスタートしました。4年目を迎えられるのも、これまでご参加いただいてきた、また、応援していただいた皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。これからも、皆さんが楽しんでいただける絆結会を、皆さんと一緒に創っていけたらと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします
2011.01.14
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今月は、3人の方々にご指導いただいて、みんなで「ゴスペル♪」を歌いました!!ご指導いただいたのは、「シルビー」こと、倉員知子さん。「ノリ姉」こと、立川倫子さん。「サチコさん」こと、村岡幸子さん。参加者の皆さんと同じく、私もゴスペル初体験普段、カラオケは歌っても、なかなかゴスペルを歌う機会はありません・・・。私が、はじめてゴスペルを見たのは、映画「天使にラブ・ソングを」。イメージは、・大人数・キレイなハーモニー・心の底から大きな声で・楽しそう・心地よい自分達のゴスペルは、どんなことになるのか!?とっても楽しみに参加しました!!倉員さんが私たちのために選んでいただいたテーマ曲は、コチラ↓↓『Lord you are Good』とってもテンポがいい歌で、楽しそうです。■まず、みんなで歌詞を読むまず、全員で、歌詞を読みながら確認。もちろん英語の歌詞なので、なんとなく緊張・・・。きちんと発音できているのかな・・・なんて考えながら・・・。でも、本当は、そんなこと関係ないんだろうけど。そして、音程は関係なく、テンポをつけながら読んでいく。みんな、なんとなく、歌の感じをつかみました。■次は、パート練習3つのパートに別れました。高い方から、・ソプラノ・アルト・テナーそれぞれのパートで、練習開始。私は、男性なので、もちろんテナー。聴いたら簡単そうですが、実際に歌ってみると、音をとるのが難しいさらに周りも他のパートを歌っているので、思わずつられてしまいます。■さあ、みんなで合唱それぞれのパートの練習を終え、いい感じになってきて、倉員さんがひとこと。「さあ、みんなでやってみましょう!!」合唱トライアルです!!いい感じじゃないですか!!みんな楽しそう!!なんとなくハモレているような気がします。(と、思ったのは、私だけ??)こんな感じで、何度もみんなで合唱!!とても楽しいひと時でした■最後にみんなでハイポーズ!私は、こんな合唱をするのは、中学校以来でしょうか??お腹の底からおおきな声を出す!!なんか、とっても気持ちがいいものです。最後に、みんで記念撮影です。楽しそうな笑顔です。「シルビー」倉員知子さん、「ノリ姉」立川倫子さん、「サチコさん」村岡幸子さん、どうもありがとうございました。みんなでひとつになれるゴスペルを楽しむことができました!ありがとうございました
2010.11.12
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ゆうきとおかあさんと一緒にのこのしまへ天気もよく、渡船はたくさんのお客さんでした。島に着いたら、バスに乗らずに、アイランドパークまで散策。秋晴れでとっても気持ちいい海が見渡せるところでパシッ!!向こうに見えるのは、志賀島。歩いていると、桜の木に花が咲いている。な・な・なんと、、、桜の花が咲いている!!!!秋桜(コスモス)を見ながら、春の桜も見れるなんて。。。。やっぱり、天候がおかしいのか1時間ほど歩き、アイランドパークに到着。お弁当を食べて、コスモス探し!!途中、レトロな公衆電話に遭遇。歩き進むと、満開のコスモスを発見キレイですね!!ゆうきもうれしそう!!海をバックに絶景です!コスモスの道!!いい笑顔です。。のこのしま、花が満開です!とってもいい一日でした
2010.10.11
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『 ”できるか・できないか ” ではなく ”やるか・やらないか ” 』========今日、お会いした方が、言ってあったこと。これまでの自分を振り返り、これからの自分としてありたい姿。「できるか・できないか」で考えると、できなかったらどうしよう・・・。と躊躇してしまう。でも、できるかできないかなんて、あくまでも結果。できるかできないかは、ある意味、関係ない。考えない。「やるか・やらないか」で考えることが大事。まず、行動!! まず、やってみる!!
2010.09.25
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今月の絆結会は、声帯を自在に操ることができるボイスパフォーマーの徳久ウィリアムさんとおなじみの数学家の森田真生さんのトークライブです。 ウィリアムさんは、ホーメイなどの民族音楽的発声から、デス声、楽器のような音色もご自身の声帯を自在につかって発声できるボイスパフォーマーです。 今回は、「声」に着目してお話をお聞きしました。 ウィリアムさんは、年間150本ものライブを開催する傍ら、声のワークショップを開催されています。そのなかの『暗闇のtones』は、手のひらさえ視角で認識できない暗闇で声だけでリードし、参加者の頭のなかに何かを創り上げていきます。ワークショップでは、声で『森』をつくることもあるそうです。 声だけで「森」?ちょっと想像が難しいですね。 ウィリアムさんは、低音の声と高音の声を聞かせてくださいました。低音は、まるで地面に根を張るような、地を想像させる声で、高音は、木々の葉が風にふかれて、さわさわとそよいでいるような声。 ウィリアムさんの声のパフォーマンスに目を閉じて聞き入ると私の頭のなかに自然や何かを建築させてくれます。意味のある言葉ではなく、音で創造させる声のパワーに最初から惹きつけられました。 ウィリアムさんの紹介とボイスパフォーマンスを少しお聞きし、トークライブは、「声をデザインする」ということからスタート。 私たちは、日常生活のなかで、「声の服」を環境にあわせて無意識のうちに着替えています。例えば、家族としゃべるときの声、上司に物事を伝えるときの声。 無意識に発している声を自分で意識して考えるとおもしろいとウィリアムさんはおっしゃいました。自分で緊張しているときの声を観察すると、声の落としどころがみえてくるそうです。そんな声の落としどころを探すことは身体へのフィードバックにつながるといいます。 ここで、森田さんから、「情動」と「感情」について教えていただきました。普段ききなれない「情動」は、脳からの指令より先に反応する部分。例えば、ドリンクを飲むとき、見るからにやばそうな色、においを自分自身のセンサーが嗅ぎ取った瞬間、ドキドキしたり、汗がにじみでたりするもの。一方、「感情」は出来事に対してわきあがるフィーリング。恐怖や幸福感などの気持ち。 声に感情が表れることは日常を思い浮かべるとわかりますが、実は「情動」も声に乗っかっていることをお聞きしました。 声に含まれている無意識の部分を意識してみる発想はおもしろいなと思いました。 声をだしてみると、体調や気分が現れます。朝イマイチの気分のとき、何気なく発した声があまりの低音にびっくりすることがあります。同じように、とりあえず笑ってみると、気分が次第に晴れ、明るい気持ちになることもあります。 発声せずとも、呼吸で考えるととてもわかりやすいのです。ゆっくり呼吸をしていると、心拍数もおだやかなスピード。だから、あわてたり、緊張してドキドキしたりするときほど、意識してゆっくり間を置いて話をすれば、その呼吸が身体に伝わり、気持ちにまで通じて、心が落ち着いてきます。 このように声が、身体、フィーリングに影響があるとしたら、普段ださない声をだしたり、声量を変えてみたりすることで何か新しい発見があるかもしれません。声色だけで、モチベーションがあがることもきっとあるでしょう。意識して、自分の声をデザインし、その場にあったいい感じの声に自在に着替えることができたら、気分もかわりそうです。 「声」のデザインを意識することに、とても興味がわいてきました。 そこで、デパートの女性の声って、なんで同じ感じなんだろう?という話題になりました。あれは、ある意味完成されたデザインで、「声のユニフォーム」!私自身も仕事の受付電話で発する声は明らかに変わります。仕事の電話では、顔が見えない分、平常心かつ朗らかな印象を相手にもっていただこう、相手を不愉快にさせない声は?と結構気を使っている女性は多いですね。 声帯を思いのまま使えるウィリアムさんは、居酒屋のようなガヤガヤした場で、男性の声、女性の声、その声量を自在に調整しながら、その場に一番通りやすいトーンでオーダーを試すことがあるそうです。何気ない自分の声ですが、空間に響くその声を聞いてみると、情動センサーが無意識に働き、感情や感覚への新たな発見につながるかもしれません。 最後に、発声のお話から、発語にシフトし、森田さんから、ンバカ族の話をお聞きしました。 ンバカ族は、200m先から何かしゃべって近づき、そのまますれ違ってもしゃべり続けるという不思議な行動をするそうです。また、一斉に個々人がしゃべりだし、一斉に黙るという行動もあるとか・・・。ンバカ族にとって、言葉を発することは、ダンスと同じ意味があるそうです。 私たちの発語文化は、片方がしゃべっていたら、片方が聞くというスタイル。それを「turn take」というそうです。 せっかくなので、私たちはンバカ族の行動を試して見よう!と、 一斉に誰にいうでもなく、好き勝手な言葉をしばらく発してみました。とっても難しい・・・。つい、周りが話している声に耳が傾きます。 ンバカ族の文化では発せられる声自体に反応し、ダンスをしている感覚に近いと思うと、つい意味や、それに込められた気持ちを考える自分が、なんか縛られているなーと思いました。声で表現されるものが言葉の意味だけに限らない文化を持つ民族、面白いですね。 発する言葉の意味以前の「声」そのものの印象や与える空気感を考えるとっても興味深いトークライブでした。トークライブ後、陶友の栗毛野さんからのご案内です。栗毛野さんも、熱く熱く語ってくれました。ありがとうございます。 最後に恒例の写真撮影。ウィリアムさんの音頭で、みんなとっていい笑顔ですウィリアムさん、森田さん、ありがとうございました。
2010.09.24
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今月は、マンション管理士の隅河内一美(すみこうちかずみ)さんにお話していただきました。隅河内さんは、下関や北九州を中心にご活躍中で、マンションの購入や賃貸に関する相談を受けておられます。今は、女性が安心して暮らせる快適マンションライフを支援する会社「下関あいFP・マンション管理士事務所」を起業中とのこと。『失敗しないためのマンション選びのポイント』というテーマでのお話です。人生で最大の買物といわれる住宅。自分らしい生き方をするために。マンションの特徴(しくみ)と、『幸せマンション購入術』のかしこいマンション選びのポイントをご紹介いただきました。借りるのと買うの、どっちがお得? ~購入する時のポイント~ 心強い専門家と行く見学会・内覧会のメリットとは? 『マンションは管理を買え』という言葉 『今が買いどき』という言葉のうそ? ほんとう?では、お話をご紹介させていただきます。====■ご存知ですか?マンションのしくみ マンションは1つの建物を多くの方と共有します。 分譲マンションの玄関扉は、外側は共有部分で、内側は専有部分。 鍵穴は専有です。■買うべきか?借りるべきか? 長生きすればするほど、購入の方にメリットがある。■購入するとき、注意するポイント ・周辺環境の確認 ⇒特に平日と休日、昼と夜の状態を確認、人通りや街灯の明るさ ・構造・施設・管理 ⇒エレベーターの基数が多ければ多いほど、管理費に影響がある ・中古マンションの購入 ⇒大規模修繕工事後がお得。管理費などの滞納額に注意■マンションは「管理」を買え 管理状態の良し悪しが、資産価値に大きな影響を及ぼす■鬼門って何? ・昔の中国の話。鬼が来た物語で、北東の玄関ばかり狙われたらしい。 ・北東は、気が留まるのでものがくさりやすい。 キレイにすると気が流れる。気が通る。掃除が大事!!■心強い専門家と行く、見学会。内覧会同行のメリット 人生の中において、最大の買い物だからこそ、引き渡しの前に、 あるいは見学の際に専門家が同行する意味がある。■「今が買い時」のうそ?ほんとう? 不動産は『運と縁とタイミング』結婚と同じ・・・。適齢期はない・・・。 いい物件との出会い。買える時期が買い時・・・。■ライフプランってなに? 人生の目標を決めて・・・、また、将来予測をすることで・・・、 人生をより充実することができる。 住宅購入時は、生命保険を見直すチャンス。無駄をなくしましょう!!■賃貸を借りるときのポイント ・家賃の支払い先の確認 ・困ったときの連絡先 ・敷金と退去時の費用(敷金内か超えるか) ⇒賃貸を借りるとき、敷金0、礼金0は避けた方がいい。 退去時に高額になる場合がある。■分譲マンションを購入する際は、世帯数が多いマンションの方がいい。 大規模改修や共用部管理費の負担が少なくて済む。 1世帯あたりの負担が軽い方がいい。最後は、恒例の全員で記念撮影!!隅河内さん、お話いただきどうもありがとうございました。みんな、とっても勉強になりました
2010.08.20
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数学の演奏会を絆結会で開催した頃から、いつかは・・・と、思い続けてきたことが実現しました今日は夏休み特別企画の絆結会。古武術家 甲野善紀先生を招き、聞き手に福岡きってのナビゲーター 深町健二郎さんがお越しくださいました。絆結会の主催者、大塚さんと森田君の人脈も、甲野先生が始まり。身体の使い方もさることながら、人を見抜く目、人を結びつけるチカラに深く興味がわいてきます。剛と柔で表すなら、常に『柔』の発想で、何にも捉われない甲野先生のトークを少しご紹介します。始めに、甲野先生が武術を始めたきっかけから伺いました。甲野先生は、幼少の頃、かなりの人見知りだったそうです。今のように、人前で話をするなんて、夢にも思わなかったといいます。一体、どれくらい人見知りだったかというと買い物にいって、お店の人に「○○をください。」が言えなかったそうです。だから、紙にかいて、だまって代金を払い、お釣りをもらったら走って逃げるように帰ってきたそうです。それは大人になっても変わらず、スポーツのルールも覚えられず、ただ、生物や虫が好きで人間相手は無理だと思っていたとか。そして、農業しかないかなーと思っていると、農業や医学に対し、基本的な疑問がでてきたそうです。たった3ヶ月で大変身。ある出会いをきっかけでした。『人生は完全に決まっていて、完全に自由だ』と言う言葉。まず、感覚的に覚った。 そして、それを常に実感として日常を生き抜くすべとして身体に嘘がつけない武術を志したと。始めたのは、22歳の頃。先生は、お金もコネもなかった。あるのは、情熱と時間、そして『運』がよかったといいます。ここから、『風が吹けば、桶屋が儲かる』的出会いが始まります。養老先生との出会いです。そこから、先生はどんどんメジャーになっていきます。先生は、一流選手に身体の動きを指導する機会を多くもっています。でも、「これはすごい!」と思われても、なかなかそれを繰り返しトレーニングに実践できる人はほとんどいないといいます。それが、実践できるのは、興味をもって聞きにきてくれる素人の方がスムーズに取り入れることができるそうです。一流選手はある面で臆病だといいます。どこかで『科学的に証明されたこと』を信じ、それを無視することが、今よりレベルを下げることになるのではないか?と不安になるのだろうと。でも、人間の身体ほど、科学で証明できないものはないと先生はいくつかわかりやすい例をあげて話してくれました。先生は、「食べなきゃチカラがでない、という決め付けは生き物を冒涜している」と笑いながらお話してくれました。人間を「車とガソリン」に例えるような、機械として考えるのがそもそも間違いだと。たとえば、白熊は、2ヶ月もの間、水だけを飲み、子どもに授乳して子育てをするそうです。そのほかにも、・同じ食事をしない拒食症と断食。・タイタニックのように沈没した乗客と脱北者。つまり、失望すると自然と駄目になってしまう。一方、失望より希望が上回っていると、人は生きる!と。機械的に表現するほど、人の身体は単純ではないと話してくださいました。人っていうのは、自分自身でなるほど!と思う気づきを得ると、前の考えに戻れないといいます。科学的裏づけができて、「謎が解明できました!」というテレビレベルの情報で気づきを得るというのは、まったく次元が違うなーとつくづく思いました。たとえば、ゴルフ選手がなぜ腰を痛めるのか。職業病などではなく、単純に身体の使い方が間違っているのではと。そして、ウェイトトレーニングも然り。そもそも身体を無理に疲れされる意味って一体なんだろう?と。甲野先生は、モノの「見方の違い」に、気づく人と気づかない人がいるといいます。不思議なものを『神秘』で終わらせていることが多いと。先生から、「意識と身体」について、話を聞きながら、あっという間に時間に。謎は謎のまま・・・それぞれの心に残ったまま、トークは終了。トークの後は、参加者が先生の技を体験し、まさに「なんで?」という不思議な感覚を実感しました。今回、甲野先生の夏休み特別企画に参加くださったのは30名を超えました。それぞれの心に、明確な気づきまで到達しなくても、いろんな可能性や、「なぜ?」という問いを自分自身に投げかけるきっかけをいただいた夜かもしれませんね。先生は、「先人に比べれば、自分なんて、まだまだ」と、天井と地べたくらいだといいます。お会いするたびに、新たな技を発見されている先生は、気づきを経験に置き換え、さらに新たな気づきを得ているニュートラルな方だなと思いました。甲野先生、深町さん、どうもありがとうございました
2010.07.23
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6月絆結会のゲストは、飛鳥工房の美紀さん。今回も、溝口聖子さんの素敵なレポートになっています。最後まで、ご覧ください========今日の絆結会は、飛鳥工房 美紀さんを知りたい!と、いう思いで、トークをリクエスト。スペシャルナビゲーターとして、深町健二郎さんがお越しくださいました。お聞きしてみると、お二人は、ずいぶん前にテレビの取材で出会っていたらしく・・・トーク前のお二人の会話で、徐々にその記憶がよみがえってきたようです。美紀さんは、陶友に木工おもちゃをいくつか持ってきてくださいました。そのなかの一つは、美紀さんのご主人が、長女飛鳥ちゃんのためにつくった木馬。木のあじわいと、なめらかな手さわりは、木のあたたかさそのものを感じました。この木馬こそ、飛鳥工房の木のおもちゃのはじまりだったそうです。もともと、飛鳥工房は、タンスの部品や、ひきだしのツマミに穴をあける仕事をしていました。24歳で飛鳥工房に嫁いだ美紀さんは、なんとなく疑問を感じていたそうです。景気もよく、大川の家具が展示会でも多く売れていた時期は、「なんでもいいから、取っ手つくって!」という、駆け込み注文もあったそう。それに、作って対応していた頃を思い出すと、「どんな家具につくかもわからない部品をつくっていた」と。そんな時期、長女の誕生です。美紀さんは、子どもが生まれて、子育てをして、わかった!と語ります。子どもは、目で見て、さわって、口にいれて、それが何なのか考え、確認するそうです。この行動は、「脳」の成長にも大切なこと。で、あれば、子どもが口にして安心なおもちゃを、と考え、ご主人の木工の技術と、美紀さんの思いから誕生したのが、飛鳥ちゃんの木馬。まだ、商品化される前の飛鳥ちゃんのための木馬ができました。そして、飛鳥工房の生業自体は、家具が売れなくなるという過渡期をむかえていたのも、同じ頃。美紀さんは、知り合いの薦めで、「チャレンジSHOP」に出展しました。そこで、美紀さんは多くの方に出会い、近所の学生の話相手になり、相談相手になり、ときには、ギターを弾く子に進められ、ギターをやってみたり・・・美紀さんの自然な心のおおらかさや、笑顔が、きっと立ち寄る人たちの心を元気にしていったように感じました。美紀さんは、このチャレンジSHOP時代に、「木のおもちゃは、いける!」という感覚をもったと語ります。最初は、家に一個買ったら、次に必要な時期ってそんなにないだろうと思っていたそうです。でも、お客さんは疎らな商店街の中の美紀さんのチャレンジSHOPに、リピーターができたそうです。最初は自分の子どもに、次はお友だちのプレゼントに・・・と。それから、以前は社員の食堂として利用していた食堂をショウルームに改装。デザインも、専門家の方にお願いし、職人のご主人も納得し、飛鳥工房が動き出したといいます。そして、もうひとつの転機は、病でした。木のおもちゃを販売するチャレンジSHOPに出向く仕事はあっても、大切な一番の仕事は、「主婦業」。いざ、入院したとき、いろんなことを考えたといいます。そして、思ったことは、もし、死んでいなくなっても「美紀さんなら、こう言うんじゃないかな・・と、思い出される生き方をしよう!」と。そう心に思い出して「美紀さんに出会ってよかった。」「飛鳥工房と出会ってよかった。」と、思われるようになりたいという気持ちになったといいます。木は、生き物。あたたかく、寿命もながい。後々の人々に、飛鳥工房の仕事が残る、ということを感じたそうです。活動的な美紀さんは、PTA役員もになっていました。そこで、出会ったのが「西野旅峰さん」。西野さんは、自転車で旅をした経験を、講演しながら、次の旅資金を貯めているそうです。西野さんは、テレビのない家で育ち、本や文献をみて育った方。九州1周を自転車で旅したとき、自分が小さいことに気づいたそうです。そして、南米ガイアナからスタートした自転車の旅を決行!初めて九日目に金銭を盗まれるという災難。でも、自分の家族の食事さえままならない人々が西野さんを助けてくれたといいます。西野さんは、自分が旅したのではなく、「自分を多くの人が運んでくれた」といいました。そんな西野さんは、帰国後美紀さんと連絡をとり、美紀さんの声かけで、現在飛鳥工房で仕事をしています。(西野さんのバックグランドは、また次回!)全く知らない、貧しい国で、可愛がられた西野くんは受け止めきれないほどのやさしさに触れ、涙したそうです。どこに住んでいても、引き合うのは同じ。SHOPでも、同じ人が何度も来てくれるのは、お客さまとお店の関係ではなくなることと、美紀さんは言いました。こんな美紀さんですが、一番ショックだったのは、「美紀さんが嫌い!」といって工房を辞めた子がいること。でも、今も工房に立ち寄ってくれるそうです。美紀さんは、「もっともっと可愛がってほしい!」というサインだったのかな・・といいます。子どもの反抗期と同じで、もっと、構ってほしいというサイン。最後に美紀さんは言いました。不景気って、本当は関係ないと思う。人の役に立ち続けるところは、残ってなきゃいけない。日本のすばらしい技術をもつ職人さんが食べていける、売れる工房でありたい。だから、手を抜かない。かっこいい大人でありたい。軸をもつ、ぶれない大人に。大人が疲れていると、子どもは大人になりたくない。親は、子どもを産んで、初めて親になって、子どもに育てられる。そして、笑っている人には、笑っている人が集まってくる。「今から何しよう!」と思う『わくわく』が増えるといい。美紀さんは、あえて、うちが作る必要ある??の壁にぶつかったときもあるそうです。安い価格で、一見カタチが同じであっても、“飛鳥工房のものとは全然ちがう”と気づき、確固たる自信をもったといいます。手ざわり、ぬくもり、職人さんの気持ち・・・そんな目に見えないものが、おもちゃをさわると、伝わってくるように思います。木のカタ・コトと響くやさしい音色は心にやさしく響きます。美紀さんの「人の役に立つ」「やり続ける、ぶれない!」「子どもがなりたいと思う、かっこいい大人に!」という言葉が印象的です。最後に、参加者全員に木工細工のキーホルダーをプレゼントいただきました。木のおもちゃのように、ぬくもりとあふれる美紀さんの話、とても心に沁みましたありがとうございました。
2010.06.11
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3回目を迎える森田真生さんの数学の演奏会。タイトルは、~ わたしの輪郭、世界の輪郭 ~今回も、溝口聖子さんのとっても素敵なレポートになっています。最後まで、ご覧ください===============今回は、スペシャルトークライブ。森田真生さんの「数学の演奏会」に、深町健二郎さんがジョイントしてくださいました。「森田くんが語る数学の世界には、今、見失いつつある思想や、ビジョンがみえる」と、冒頭に深町さんがおっしゃったのが印象的です。そうです。森田さんが語る数学の世界は、日々の生活で素通りしている違和感のようなもの、でも、向き合わなきゃいけない大切なことを気づかせてくれます。それは、ひとつの答えではなく、そのとき、その場、その日の自分のコンディションできっと変化することかもしれません。1+1=2、と答える『正解』を出すのが数学ではなくいきなりゴール(答え)を想定して考えるものでなく、曖昧で、あわいのような境目がある自分の内面と向き合うことこそ大切だと思います。今回は、『層』をキーワードに、語っていただきました。私たちは、空間を表現するとき、縦×横×高さを使います。でも、本来の空間は、もっともっと複雑で、多様体でなりたっています。森田さんは、ラジオを例に話しました。A局、B局のラジオの電波の入り具合をみるとある1点では、Aだけ聞こえる。でも少し場を変えると、Aが聞こえるけど、クリアではない。また場を変えると、Aもどうにか聞こえそうだけどB局も聞こえる。さらに場を変えると、A局はまったく聞こえず、B局が聞こえる。円が、点の集まりだとしたら、その点毎に情報がある。そして、点と点の間には、あいまいな部分が存在する。物事の「対象」、それは、自分のなかにある。4次元の物体を創造する例で、私たちはそれを体感しました。「対象」は、自分のなかにある、という言葉は印象的です。内面に目をむけ、自分の些細な変化に気づき、内面に勤勉になること。外見でどう見えているか?より、内面的変化。1+1=2と答えることはできる。そう計算するように習ったから、テストで答えることができる。でも、きっと最初は、なんて、2なんだろう?と内面に疑問をもった子どももいるかもしれない。その内面的思考を塞いできたのが、今の学校の数学かも。音楽であれば、指を動かす→ピアノを演奏する→感動を与える。数学の場合、計算をする→ ?(終了) となってしまっている。でも、本当の数学はロマンがあふれる世界。「メタファ」を創りだす世界観にあふれていることを森田さんに教わります。物事を思い出すことは難しい。「思い出す」という行為は、メタファを糸で手繰り寄せるような行為。初回の演奏会で、森田さんは瞑想するときはメタファを消していくと、なにもない空間ができあがると話してくれました。確かに、私たちの日常は経験を積むほど、あらゆる物事をメタファで捉え、内面をじっくり見つめる前に外面で判断をくだしているように思います。おそらく、対象そのものを考えると、それは、だれとも一致しないのかもしれません。それくらい曖昧な世界で私たちは日常を過ごしています。それを素通りしていることに気づかせてくれるのが森田さんの演奏会のように思います。今は、「目的意識」がクローズアップされることもしばしば。あなたの目標はなんですか?ゴールは何ですか?という問いに答えるのって、本当は難しいことかもしれません。自分の内面とじっくり向き合って、そのとき、その場で選ぶ自分の選択の集合体で、自分が成り立つように思います。「自然」というのは、そうなるべくして、そうなった。ここに自分の選択はありません。でも「未然」であれば?そこには、自分の意思、選択が入ります。そこには強い生命力が宿ります。分相応という言葉があります。きっとそれは、「その人らしさ」です。森田さんは言いました。腹の底から納得したことだけを自分の言葉で語り、自分らしさを自分で受け入れ、生きていく世界。そのとき、その都度、の自分の選択が、自分が生きている線になる。そして、その線をみたとき、その人の人生が相対的に見える。何か「対象」を見るときも、その線でわかった気にならずに、そのとき、その瞬間の「点」を深く、深く見つめることが大切で曖昧さを受け入れることも大切。線が「外面」で、点は「内面」。仮に点が人間同士であれば、もっと複雑。だからこそ、内面を知ろうと圏論的志向で考え、お互いを知ろうとすることが大切だと思いました。なにかとスピードを求められることもしばしば。でも、物事はそんなに単純ではありません。私の感想ですが、Yes or Noの世界も、実は曖昧で空気の流れ次第で変化します。でも、それと向き合っているのは自分自身の内面です。自分とていねいに向き合う時間を大切にしようと思いました。そして、自分自身も曖昧な点の集まりとしれば向き合い相手も同じです。であれば、とことん向き合って、知ろうとすることが大切ですね。もちろん、好き・嫌いの感情はありますし、苦手意識がうまれることもしばしばです。でも、それは過去の経験が引き寄せたメタファによるものかもしれません。外面で判断せず、内面と向き合える素晴らしい出会いを大切にしたいと思いました。数学の演奏会。今回が3回目です。最初は、衝撃的。シンバルが鳴り響いた感覚。2回目は、しみじみと心に響き、これは、やさしい音色でした。そして今回は、話を聞いている時間は森田さんにぐっと引き寄せられ、演奏が終わってからも、その余韻が心に残り自分の心に問いかけをもらったような気持ちです。日常の迷いは、数学の演奏会で、明確な命題になり、その命題の答えも、曖昧さがあるからこそ、内面と、とことん向き合うことが大切だと思いました。最後に深町さんは「わかったような、わからないような、わからないけど、なにか感じるような、、それぞれの心に残るもの」と言われました。ここでの数学は、まさに答えを出すことではなく自分と向き合う時間を森田さんを通じて、いただいたように思います。
2010.04.16
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入社以来、20年続けている自転車通勤。片道30分くらいかな。。。朝は、那珂川の土手を走りながら行く。季節を感じながら・・・。今は、桜・桜・桜・・・。とってもきれい。肌寒いせいか、まだ蕾もちらほら。。通勤しながら四季を感じる。季節の移りかわり五感で感じながら、自転車でゆっくりゆっくり。いいリフレッシュ
2010.03.29
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25日から、中1の娘は部活のハンドボールの全国大会出場のため、富山県氷見市へ!まだ先発ではないが、たまに2番手で出してもらえる感じ・・・。チームとしては、3年前に続き、2回目の出場。『第5回春の全国中学生ハンドボール選手権大会』25日の夕方に開会式。今大会は2回戦からの出場。26日は試合相手校の1回戦の試合を観戦。=====そして昨日27日は、朝9時から2回戦の試合。僕達家族は、自宅でインターネットで試合の速報を見ながら観戦応援!!(こうやって見れることがすごい時代になったな~って感じました・・・。)試合スタート!相手校は、山梨県の塩山中学校。前半から後半にかけて、ずっと取られたり取ったりでの攻防。ずっと1、2点差くらいで負けていました。そして、後半の20分でいよいよ同点すごい!!残り5分だ、頑張れ!!そして、次の速報が!!きた~~っ!!逆転~~んんんん!!そして、次の速報! さらに突き放した~~!!家族みんな大興奮です!!!残り1分15秒です。このまま頑張れ~っ!全国大会初勝利まで、残りわずか・・・。そして、次の速報!終わったー!!勝った~っ!初勝利だ17-15で勝利です!ベスト16入り。========28日、今日は3回戦。相手は、岐阜県の日枝中学校。またまたネットで試合観戦応援。前半は8-7でリードしましたが、後半に入り一方的に点を取られ結局13-18で敗れてしまいました。娘は、終了5分前くらいに出してもらったのでしょう。いきなり速報の写真に登場してきました。緊張したでしょうね・・・。でも、一生懸命走りまくったことでしょう!!お疲れ様でしたいい経験といい思い出づくりができたと思います。また、これからも精一杯、頑張ってね!!応援していま~す!!
2010.03.28
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『加減』========加減が大事!加減を知るためには、経験をするのが一番!!最近、なかなか経験させない風潮がある・・・。痛い・・とか、これ以上は・・・とか、経験を通して加減を知ることが大事。どんどん経験させよう!体感させよう!
2010.03.19
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今月の絆結会は、参加者が30人を超えました!2月20日号のアヴァンティの『大人の部活』という特集で取材していただき、掲載されたところ、それを見られて参加を申し込んでこられた方が、なんと12名。すごいことですね!アヴァンティで出会えた方々、これからもご参加くださいね!!=======今月は、FACTの後山泰一さんにお話していただきました。題して、『福岡パルコにみるムーブメントの創り方』。さあ、始まりますさて、立っている方が・・・。後山さんではありません。今回、一緒に話していただいた「BBDOの小柳さん」です。福岡パルコを後山さんと一緒に担当されている方で、1時間のお話をとっても盛り上げてくれました。↑↑↑ 見た感じ、二人で漫才みたいですが、全然違いますよ!! ↓↓↓熱い熱いお話が始まりました!<この世界に入ったきっかけ>●ひとりのたったひと言が人を救う。 メディアの力はすごい! 自分はこんな仕事にたずさわりたい!●Badニュースではなく、Goodニュースを伝えたい!聴いているみんなも真剣です。後山さんが思いを熱く熱く語ってくれます。<アイステーション時代>●今までのメディアがやっていなかったことをやろう! いいと思ったことをやれ。俺が責任を取る!<どんなメディアが成功するのか??>●マーケットをつくっているのはリーダー。 トライブマーケティング=部族マーケティング●パルコでやったこと! キーマンをつくって宣伝部にしよう! リーダーを見つけて、メディアはその人に伝える。そこから広がる。<ムーブメントの作り方>●リーダーを見つける、集める、ネットワークを作る、情報を流す、広がる◆大いなる無駄が文化をつくる◆既得権益を守ろうとするのは駄目!★★今の福岡を変えたい!★★ <さいごにメッセージ>★★★仲間が大切!!★★★★仲間をたくさん作っていく事がムーブメントにつながる!!本当に熱いお話でした!!思いがビンビン伝わってきて、自分も熱くなれました!最後にみんなで記念撮影です!!後山さんを真ん中にしてハイ、ポーズみんな素敵な笑顔です。後山さん、小柳さん、どうもありがとうございましたまた、ご参加いただいた皆さん、次回またお会いできるのを楽しみにしています
2010.03.12
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『ありがとう』======感謝の気持ちを素直に表現する次男のゆうき。先日、特別支援学級の2年生の彼が、小学1年生の漢字のテストで100点を取ってきました。なんで2年生なのに1年生の漢字100点が凄いの??って人は思うかもしれないけど、知的レベルは5歳弱なのに漢字を覚えていて書けることはとってもとっても凄いことゆうきに言いました。「ゆうき、すごいね!!」ゆうきは、ほめられると必ず、恥ずかしそうに「ありがとう!」って言います。認めてくれてうれしいって気持ちを、まず、素直に表現する。「お父さんも、とってもうれしいよ!!」と言うと、ゆうきもとってもうれしそう僕たちの子供で生まれてきてくれて、そして、家族みんなに笑顔をくれて、ありがとう前にもこんなこと書いたかな・・・
2010.03.10
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『逃げない強さ』=====会社の先輩の教え。続けることを止めてしまう自分。継続から逃げない。決めたことから逃げない。自分から逃げない。逃げない覚悟。そうすることで、ひと皮むけ成長する。逃げない。
2010.03.08
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『チャレンジ』======オリンピックの真央ちゃんを見て感じたこと。あの場面であえてチャレンジする凄さ。もし失敗したらアウト。でも、もしチャレンジしなかったら後悔。瞬時に決断し、あえてチャレンジする凄さ。終わって、唇をかみしめながら、悔し涙を流す真央ちゃん。その彼女を見て、これからの彼女のさらなる成長を予感した。そんな真央ちゃんを今の自分と照らし合わせてみる・・・。
2010.02.26
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『目標』======3割打つことを目標にしてはいけない。3割はあくまでも結果。目標は、3割打つために何をするか?「頑張れば実現可能な数値」が目標。3割打つために「毎日300回素振りをする。」これが目標。僕達の目標設定はどうなっているだろう・・・。「目標●●台」「目標●●件」未達であれば、「なんで目標に行かなかったんだっ?!」の追求・・・。「頑張れば実現可能な数値」の行動目標を設定できるようにしなければ・・・。そうすれば、活動の量も質も確認でき、プロセスの改善ができる。目標設定。とて大事。
2010.02.25
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『手当て』======先日、整体師として独立する方とお話をした。相手の手や足や体にしっかり手を当てて、自然治癒力を高める。自分で直に手を当てて、自分で感じて、やさしく問いかける。文献や教科書ではない。自分で感じる。正に、お母さんが子どものお腹に手を当てるのと同じ。人のすごさ。人と人がふれあって感じあって生み出すもののすごさ。
2010.02.23
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『軸を持つ』=====十人十色の気持ちを持って接するからこそ、自分の軸を持つ。相手が部下であれば、自分がぶれると相手も迷う。相手の話をしっかり受け容れるからこそ、自分軸をしっかりと。
2010.02.23
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今月は、高口貴子さんに講師をしていただき、みんなで3月3日のひな祭りに向けて、「おひな様キャンドル作り」をしました。みんなの思いはそれぞれ。 自分自身のため、奥さまのため、娘さんのため、の「おひな様」ひな祭りには、こんな成り立ちがあることを高口さんが教えてくれました。===ひな祭りは、平安の時代、薬草で体のけがれを祓って健康・厄除けを願った「上巳の節句」(3月3日)と宮中の「紙の着せ替え人形遊び」が融合したものです。室町時代には、豪華なお雛様を飾り宮中で盛大にお祝いするようになりました。そして宮中から武家社会や裕福な家庭に広まり、今のお雛様の原形が完成しました。===最初は、いろりを囲んでお食事&お話です。久しぶりに、囲炉裏の周りでゆっくりお話をしたような気がしました。。。どんどんと自然と話題が生まれ、いいおはなしがされています。いい雰囲気の中、かなり腰を落ち着かせすぎて、キャンドル作りのスタートが遅くなってしまいました。さあ始めましょ!!まず、高口さんから作り方の説明です。身体にあたる白いキャンドルに、服にあたる蝋を巻いていきます。温風や手のぬくもりで温めてやわらかくして巻いていきます。さあ、スタート。みんな、童心に帰り、昔の工作の時間のように、集中して作っていきます。アイデアや工夫はそれぞれ。また、プレゼントしたい人は、奥さんや娘さんの笑顔を思い浮かべながら作っています。とってもたのしい!!こんなに手先に集中するのは久しぶり!!いい笑顔!みんなのいろんなお雛さまができました。蝋なので、自由にデザインでき、色がつけられ、飾りがつけられます。思い思いのお雛さまです。以下、ご紹介です。↓↓↓みんなのお雛さまで、ある風景を作ってみました。(遊びすぎ??)みんな大爆笑でした======かなり集中したせいか、あっという間に時間が過ぎ、終わりの時間。高口さんを中心に、みんなで記念撮影!今回も楽しいひと時をありがとうございました。高口さん、いろんな準備から含めてありがとうございました。とってもとっても楽しい時間でした!
2010.02.19
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1月の絆結会で多くの方々を魅了した「森田真生さんの数学の演奏会」。第二章の演奏会が17日に行なわれました。今回の参加者も20名超。小学生から大人まで、森田さんの素敵な演奏に釘付け・・・。今回も、溝口聖子さんのレポートです。森田さんの演奏を体験しているような感覚にしてくれるレポートになっています。最後まで、ご覧ください========今回の演奏会は、さらにバージョンアップした印象でした♪「この森に、蝶はいません。」そう断言することは難しい。「海に、この種の珊瑚はいません。」そう断言することも難しい。それは、いないことを証明することがとっても難しいから。それらを定義すること=数学。 数学は、秩序正しく、それに責任がもてることという復習から入りました。さて、今回は、数学的視点と私たちの暮らしがリンクするお話が盛りだくさんです。専門用語にちょっと聞き違いがあるかもしれませんが、感覚的に理解してみました。1.Brownerの不動点定理たとえば、ボウルに入った砂糖をぐわーっっと、かき混ぜると、最初にあった場所にいる砂糖の粒なんて1個もないように感じます。しかし、かならず1つは同じ場所に存在するというのがこの定理です。「じゃ、その1粒を動かせばいいじゃない?」といって、動かすと両隣、そのまた両隣が移動し、また新たな不動点ができる。これは、私たちの人間関係にも通じる部分を感じました。他者と無縁では在りえないということ。周囲があっての自分。起こりうる責任の一端は自分にもあるということをふと気づく瞬間でした。 2.テイラーの法則私たちは、宇宙について興味を持ちます。学者が宇宙について興味を持つ理由は、「カタチがわかれば、起こりうる可能性が決まる」という考えがあるそうです。私たちは、微分積分を高校の頃、数式を解く意味で習いました。でも、その楽しさというのは、もっと深いところにあることを教わりました。グラフをかいたとき、一点(局所)を徹底的に追求し、読み解いていくと、その先に描くであろう線(大域)がわかるというのです。それが、微分積分の世界!生命力が宿ったものであれば、すべてに置き換えて考えられるそうです。自分自身の狭い世界と捉えず、自分が立っている場所、自分自身をとことん追求し、無限に近づき精度を高めていくことで、見えてくるものがあるということのような・・・例えば、森の木を切り倒します。木がなくなるだけではなく、きっとその周りの植物にも影響があるでしょう。仮に、腕をなくしたとします。腕が使えないだけでなく、身体の想像しないところに影響があることでしょう。私は、ちょっとしたこと(局所)と流して過ごしていることも、ひょっとしたら大きな影響(大域)になる可能性を秘めているのかも?!と、ふと考えました。3.ベクトル空間私たちが習った数学では、点に数値を割り当てていました。それは、格子の座標を軸に計算していたと思います。でも、ちょっと待ってください。仮に座標のy軸が斜めに入っていたらどうでしょう?それだけで、同じ場所の点でも、数値は変化します。ベクトル空間とは、どんな見かたにも依らない、空間そのものの見かたをすることだそうです。 私たちの日常の思考に置き換えると、「座標軸」=「観測の仕方」。座標軸のない世界では、私たちの物の見かた、考え方、対人関係は、もっと自由で、多面的になりそうですね。4.集合論と圏論これまでの数学は、要素の集まりである集合体から、関係性を見いだす考えだったそうです。しかし、最近はそれでは氷山の一角に過ぎない?!ということで、関係性から集合体を導く考え方がでてきたそう。集合体が、点の集まりでできた円だとしたら、圏論的考えでは、円の存在そのものではなく、それに対する関係性について知ることです。人間関係に置き換えると、ネットワークです。「半田の法則」では、関係性について知ることができたら、その集合体がわかると定義されているそう。例えば、数字の「23」というものは、「1+22」でも表現できるし、「8番目の素数です!」という表現もできる。「赤さをイメージしてください。」という問いを聞いた人がイメージする集合体は、人それぞれ異なります。赤い椅子を想像する人もいれば、りんごを想像する人も。でも、「赤さ」そのものを想像するのは、難しいですね。数学では、いろんな表現のなかから、存在あるものへと導いていくそうです。圏論的考えは、とても豊かな想像をかきたてます。存在するもの(集合体)として解けないことを、関係性から導く(圏論化)ことは、人間関係そのもののように思います。目の前の人自身を見るとき、見た目の印象からだけで判断することがあります。でも、本当にその人自身を知りたいと思ったら、きっとその人の周りや、その人の関心のあること、本人の見た目以外のところを知ると、本当のその人が見えてくるのかもしれません。明瞭に語り得ることだけを語ることで、語り得ないことがわかる。数学者は、語り得ないことに対しては、沈黙を守るといいます。なぜなら、不明瞭なことを語りだすと、何が正しいのかわからなくなるからだと。混沌としたなか、明瞭でないモノにきちんと気づくこと、それを心に留めておくことが気持ちの基盤軸にもなるかも・・と、思いました。そのほかにも、・脳の発火の話、錯覚の話、ハウスドルフの空間の話を聞きました。・脳の発火の話脳が指令して動くわけではなく、指令前に脳には「発火」がおきて、その瞬間、指令の前に動き出そうとするとか、19日の絆結会で参加者からお聞きしましたが、西部劇の対決シーンで拳銃を先に抜いた人より、危機を察知して後で抜いた人の方が動きは素早く勝つというシーン。それって、脳の発火による思考とは違う身体の動きのようだね、という話題も。・「錯覚」の話矢印の矢の書き方次第で、同じ長さの線も長くみえたり、短く見えたりする錯覚が起こること。・ハウスドルフの話2点が存在すれば、必ず2つの輪がかけること。これは、相手がいれば、必ず相手の環境があるというか、その人の世界があるということ、お互いに違う人間として認め合うことに通じるような・・・そして、質疑応答の中ででた、行き止まりの先に「先」がある!ということ。「裸の王様の続き」をたとえに知り合いの話を森田さんはしてくれました。裸で歩いた王様をみた人が「意外と裸、いけてるじゃん!」という続きがあるかもしれない。世の中、こんなことが起こるかも?という想像の世界は、終わり、これが答え!と決めるとそこで終わるけど、実は先がきっとあるということ。ストーリーの終わりを「the End」でしめくくるかどうかは、自分次第ということをさらりと気づかせてくれた森田さんでした。今回、個人的に印象に残ったのは、・語りえないものへの語りがなくなると、 どれだけ住み心地がいいだろう。 沈黙の守り方にも、いろいろある。という言葉。確かに私たちは、自分で確認できないことや、不明瞭なことに悩んだり、傷つけたりすることをなんとなくしているのかもしれないと。そして、不明瞭なことを明瞭な事実と勘違いすること、思い込むことで、想像力が欠けていってしまいそうなことを思いました。今回の数学の演奏会も、参加者全員の心に響きわたりました。軽やかで朗らかで、かつ重厚感ある演奏が心に残ります。そして、私たちの暮らしのつじつまの合わない習慣や、見て見ぬふりをする姿、終わりを自然と決めている自分自身に、やさしい鈴がなったような気持ちになりました。すべてのことは無縁ではない。見える部分というのは、本当に1面的で、仮に2面、3面とみえたとしても相手の多面をみることはとても難しい。ならば、関係性から見てみよう!2点あれば、2つの円が描けるように、二人いれば、二つの世界がある。それを融合させたり、重ね合わせるためにも、お互いを知ろうとすることがきっと大切だと。そのためにも、自分の価値観の観測座標をとっぱらってみよう。そんなことを思いました♪======溝口さん、とってもわかりやすいレポートありがとうございました。心から感謝ですそして、森田さん、素敵な演奏会どうもありがとうございました。是非、次の第三章もおねがいしますね!ありがとうございました!
2010.02.17
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1月絆結会も、主催の私が参加できず、溝口聖子さんと高口貴子さんにレポートしていただきました。溝口さん、高口さん、ありがとうございます。心から感謝です!!========さて、今回の絆結会は、総勢30名を超えました!!!(パチパチパチ)年始特別企画、一番楽しみにしていた船越さんが仕事で欠席・・残念!そして、はじまったテーマは「数学の演奏会」現役東大生の森田真生さんが先生です。普段は、3時間コースで開催されるところ、この絆結会では、わずか1時間!!森田さんは、『演目』を片手に準備して、ご登場されました。数学を語るのに、『演目』!この発想から、すでにおもしろいです。では、森田さんからお聞きした、軽やかなスピードにのった数学のおもしろい世界観についてほんの一部ですがご紹介します。さて、1+1は?の問いに、悩む人はどれくらいいるでしょう?迷わず、「2」と答える人がほとんどですね。でも、粘土のふたつのかたまりなら、どうでしょう?2個のかたまりは、あわせると1個になります。そう考えると、2+3=1、5+6=1、987638392+73528273464=1がなりたつのです。だって、ひとつにまるめてしまえば、どれも「1」だから。じゃ、そんな自由な発想でいいなら、1+1=りんご!という答えも正解では?2+3=なす、5+4=みかん・・など。でも、桁数が増えていくうちに、果物も野菜も種類がなくなってしまうでしょう。それでは、説明が成り立ちません。だから、これは成り立たないことになります。数学に大切なことは、「秩序正しいルールがあり、それに責任が持てること」だと最初に教わりました。それを聞いた瞬間、私にとって演奏が始まったような感覚でした。 仮に、数学の演習問題を森田さんが作るとしたら、「あなたが一番遠いと思うところは?」が問いになるそうです。一番遠いと思う場所の微かな記憶や知識で、その場所を具体的にイメージし、想像すると輪郭がみえてくる。その感覚が数学に通じているとか・・・つぎに、物理学者と数学者のちがい。それは、「心とは?」の問いにどう答えるか?の例で話してくれました。おそらく物理学者は、「脳と神経のつながりを解明することで、心が説明できる」と答えるだろう。一方、数学者は「その人が表現したものの中に心はあります。 表現したものをみれば、心を説明できるでしょう」と答えるだろうとのことです。つまり、数学は、記述することではないらしい。計算を解くことは、音楽にたとえるなら、ピアノの鍵盤で指ならしをすること。数学は、音楽を楽しむように、正解に捉われず、手作りするようにプロセスを楽しむことだそうだ。「想像力の倫理=数学」と唱える学者さんもいらっしゃるとか・・・そして、「沈黙」というキーワード。明確なものだけ語り、明確でないものに対しては沈黙を守る、というお話。森田さんは、毎日瞑想をする時間をもうけているそうです。瞑想するとき、「何も考えまい!」とすると、それに気が奪われ、『何も考えないこと』を考えてしまう。そんなとき、「メタファ」を消すことにしているそうだ。「メタファ=たとえ」物事を思うとき、それに関連するものを次々に思い浮かべることをやめることを実践するらしい。そうして、メタファが消えていくと、頭には何もない沈黙の空間ができあがっているとか・・・。数学の演奏会は、言葉で表現することが、かなり難しい。ある参加者の声は、「子どもに伝えたいが、伝えきれない! やっぱり連れてきて、同じ感覚を感じてほしかった!」と。あっという間の1時間は、なんともいえない短い時間で最高の演奏会でした。いろんな響きある演奏が皆さんの心に舞い降りた夜だと思います。終始笑顔で数学の楽しさを語る森田さんにみんな釘付けでした。だれも微動だにしないのです。一言も逃すまいと、意識が一点に集中している緊張感。伊東さんが質問他にも、「紫」ときいて、「雪をふむ音」と答えた少年の話や、大学教授のおもしろいパフォーマンス、可換・不可換の話・・・など、わずかな時間のなかでたっぷり語ってくださった森田さんに感謝です!参加者の質問にもユーモアとセンスあふれる回答をくださった森田さんに、またお会いしたいですね。お話の後は、森田さんも入っての懇親!みんな盛り上がりました!!森田さんの数学の演奏会の後も話が尽きません。時間が過ぎるのも忘れ語らい、楽しく盛り上がりました。チアリーディングポーズは、左から清川さん、橋本さん、伊東さん。森田さんと囲炉裏を囲み、みんなでじっくりお話しを聞いていました。最後にみんなで記念写真パチリ。絆結会「新春特別企画」大成功!!======【陶友さんの仲間が作る素敵な作品です!!】
2010.01.22
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実家での迎えた今年の始まり。親父が言った『我が家の今年の一文字』。『健』健康は、生きていくことの基本。家族みんな健やかに。昨年から、一番、親父が健康に気を使う。みんな健やかに。心から願う!!
2010.01.01
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今月は、年末恒例の「そば打ち」。陶友代表の大脇友弘さん(通称:友さん)に講師をしていただき、みんなでそば打ち体験です!主催者の私は、この日は宿泊研修で残念ながら欠席。うれしくも、参加者の高口貴子さんが、模様を写真で撮ってくれて、実況中継のコメントも添えていただきました。高口さんの実況で、紹介させていただきます。(高口さん、ありがとうございます。感謝です!!)======最初は、友さんが手本を見せてくれました。そば粉・薄力粉・水の量がとても大切だそうです。気候によって水の蒸発度が違うので、乾燥していると水分が抜けてわれやすくなるとのこと。そば打ちってデリケートな作業なんですね。でも友さん、か・な・り饒舌、絶好調でした。 次に友さんのそばをまずは試食しました。そばの味がして、腰もあって、とても美味でした。引き続き、いろりを囲み、そばを食べながら、話しが盛り上がり、途中から参加した大塚さんも美味しいそばを食べ、そこに友さんも参加して、みんな腰が落ち着いてしまい、そば打ちが終わったような気持ちになっていました。さあそば打ち開始!粉に水を行き渡らせる「水回し」を丁寧に行い、ひとまとめにしたらこねていきます。思っていたよりしっかりした「かたまり」になるんですね。次に、麺棒で延ばしていきます。結構加減が難しく、破けるのではと緊張しながら延ばしていきました。大塚さんもトライ!以前やったことがあるそうですね。橋本さんは初めてなので、目をキラキラさせて頑張ってました。集合写真をとって終了!! こんな感じですが、楽しさが伝わりましたか? 私は今度友さんと会うのが楽しみです。高口でした。(終り)=====高口さん、楽しい感じがとっても伝わってきました!ありがとうございました!感謝です!!
2009.12.10
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先日、息子が通う小学校の「学校公開日」で、2年生の息子の教室に入った。正面の黒板の上の方に貼ってあった紙を見て、「お~~っ!」と心の中でうなった・・・。↓↓↓ コチラ「はなす・きく」のかいだん正に、『聴くこと』と『話すこと』の基本のやり方。子どもたちは、毎日、これを注意しながらやっているんだ。私達も、遠い昔の子どものころ、同じように習っているはず・・・・。■目を合わせて、最後まで、うなずきながら聞く■聞く人のほうを向いて、はっきりと、遠くに向かって話すコーチングの勉強会でも、必ず説明する聴き方の基本。果たして、大人の私達は、できているのだろうか?子どもに対して、こんな風にできているんだろうか?現実は、なかなかできていない・・・。~話しているわが子に目を合わせて、最後まで、うなずきながら、話を聴こう~
2009.11.16
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今月は、村田智美さんにチアリーディングから学んだことについてお話いただきました。題して、『“ チアリーディング ”に学ぶセルフコントロール~あなたの元気の「スイッチ」は何ですか?~』。いつも笑顔で元気な村田さん。周りの私達にも元気を与えてくれます。その源は大学時代から始められたチアリーディング。今もコーチとして活躍されています。講師の村田さん1.チアリーディングというスポーツ●チア・リーディング 「応援」を「リード」する人 人に勇気と元気を与えるスポーツ●活動内容 応援チア:アメフトや野球などのスポーツの応援 競技チア:日本チアリーディング協会が主催する大会(年3~4回)●チア体験 メンバー同士の信頼関係がないと成り立たないスポーツ。 相手を信頼して、身を任せる。 溝口さんがトライ。身を任せて倒れるのはなかなか怖い。2.チアから学んだこと、そしてこれから○人を応援することの楽しさ○人をまとめていくことの難しさ○人を育てることの学び○人はきっかけがあれば変われる○○自分が元気であれば、人に伝播する3.あなたの元気スイッチは?○人それぞれに、元気スイッチがある。 自分の元気スイッチは何か? 気持ちを切り替える元気スイッチをみつけよう!伊東さんの元気スイッチの発表!⇒バロックの森を聞きながら走る!!自分の元気スイッチは何か?・深呼吸をする。・子どもの笑顔を見る。・子どもとハグする。・会社への行き帰りに自転車に乗り、四季を肌で感じる。 かな。みんなでチア独特の拍手の練習をしました。メリハリがあり、背筋が伸びる感じがします!チアのポーズに伊東さんがチャレンジ。とっても上手です。伊東さん、キレイです! 決まってるう~!!みんなで体験しながら楽しく過ごすことができました。村田さんは、今日も、みんなに元気と一体感をもたせてくれました。最後に、みんなで記念撮影!!村田さん、どうもありがとうございました。
2009.11.12
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相手の話にしっかりと意識を向ける。・何を伝えたいのか。・その言葉は、どんな思いからなのか。・どんなことが背景にあるのか。相手を大切に思うからこそ、しっかり話が聴ける。今、目の前の人が話していることをしっかり聴いているだろうか?子どもの話に、しっかり耳を傾ける。奥さんの話に、しっかり耳を傾ける。まわりの仲間の話に、しっかり耳を傾ける。相手のことを大切に大切に思い、しっかり話を聴こう。
2009.11.10
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今月は、司法書士・認定コーチの李漢彦さんに「コンフリクトマネジメント」について、お話していただきました。題して『コンフリクトマネジメント(個人の認知)~あなたは葛藤とどう向き合うか』。<コンフリクトとは> 個人の内面における欲求・動機のもつれや、個人間・集団間の争いの苦悩を表現する言葉。 通常は葛藤、意見・感情・利害の衝突、争い、論争、対立と訳される。講師の李漢彦さん「5人の物語」という物語で、みんなで考えてみました。「この物語の登場人物5人の中で、一番悪いのは誰だ!悪い順番をグループで決める!!」※他のメンバーに合わせないこと。 納得できるまで、自分の意見を曲げないこと。グループごとにディスカッション!!みんなで考え中!!4つのグループに別れ、それぞれのグループで対立が始まっています。僕のグループでは、女性2人と全く意見が違いました!!○自分が誰の気持ちになるかで、見方が変わる。結果が変わる。○人間は、「フレーム=色眼鏡」で見ている。 性別、年齢、職歴、宗教、民族、地域などなどそれぞれの色眼鏡を持っている。○自分の色眼鏡は、自分ではなかなかわからない。 グループワークをして、始めてわかる。○聴くときは、同じ言葉を何度も使うところをしっかり聴いてあげることが大事。みんなとっても真剣に考えていました!!とても良い学びの場をいただいました。最後に記念撮影!李さん、どうもありがとうございました!!
2009.10.09
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家族4人で、いざ糸島半島小旅行!(今回も高2の息子は、学校のため不参加。)糸島半島は、自然がたくさん、いろんな見るところがたくさん。海岸線をずっと走り、最後は、温泉に入って帰ってこようと計画。まずは、二見が浦。夫婦岩を向こうに見ながら、砂浜で遊びました。暑くもなく、寒くもなく、ちょうどいい季節。水が気持ちいい!!ここの、玄界灘に沈む夕日はとてもきれいらしい。今度、是非、みたいな・・・。つぎは、芥屋大門。洞窟は、観光船でしか見れませんが、近くや展望所から見た海や景色は絶景でした。とってもきれいな景色です。娘も大喜びで、思わずパチリ!近所のおばさんたちがやっているお店で、早生みかんがたくさん入って100円の袋を買いました。美味しかった!!つぎは、玄界灘の海水で塩をつくっている「またいちの塩」へ。以前、テレビで見たことがあり、是非来たいと思っていました!!ここは、周りにも増して、とっても海水がきれい!!手づくりのものがたくさんあり、とってもゆったりとほのぼのとしたいい気持ちになれました。今日はお休みで作っているところは見れませんでしたが、美味しい塩を買ってきました。ミネラルたっぷりで、味が濃く、美味しい!!帰りは、二丈の「まむし温泉」に入ってきました。虫刺されやケガにとっても良く効くらしい。とってもいい休みで、リフレッシュできました!!
2009.09.26
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今月は、荒木晴美さんに、「アサーティブ」についてお話をしていただきました。題して、『ちょっとだけ、楽な生き方ができるかもしれません!』 “アサーティブ”と“トゥルーカラー”アサーティブとは、自分の意見や気持ちを、率直に誠実に対等に表現すること。自分も相手も大切にしながら、より良い関係をつくっていくこと。講師の荒木さん○心の奥の本当の気持ちは何ですか?○伝えたいことを率直にひとつにする○人が言ったとおりにすると決めたのは自分(自己責任)○「気持ちの実況中継」をする○「ほめる-受け止める」これを繰り返す。いいスパイラルができる○聞こうとする気持ちと伝えたい気持ち○気持ちを伝える時は、主語を「私が」にする陶友の職員の栗毛野さんから、自分自身を振り返ってのお話がありました。・自分のために仕事をしているようになれた。・語れる自分に変わってきた。・好きな自分が出てきた。・社会が変われば人が変わる。そして、最後に、少しだけ「トゥルーカラー」のお話をしていただきました。選ぶ色で、その人の個性がわかる。ちなみに、私は「赤」でした。参加の皆さんも真剣なまなざしでお話を聞かれました。荒木さん、どうもありがとうございました。
2009.09.11
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今朝の朝礼の話の中でのいい内容。将棋の羽生名人がオリンピックを目指すアスリートに話したお話。◆「決断力」 勝つための5か条1.直観力 =長く考えたほうが正しいとは限らない。 これまでの経験などを基に、直感を最優先する。2.大局観 =先入観にとらわれず、広い視野でものごとを判断する。3.見切り力=必要かどうかわからないものは思い切って捨ててみる。4.忘却力 =失敗したら原因を反省するが、その後は切り替える。5.裏切らない=自分自身や周囲を裏切っていないか。 やれることは全てやったという自信があれば、 胸を張って決断し、期待に応えられる。いかにスピーディに・・・。一瞬での決断・・・。なかなかできていない自分を反省しながら、備忘。
2009.09.09
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今月の絆結会は、(株)全教研の常務取締役、(株)インフィニットマインドの代表取締役社長の中垣量文さんに、お話をしていただきました。題して『アフターファイブの学び舎。大人の学校、始動!!』講師の中垣常務全教研の成り立ちから、創業理念、教育への思いなどなどをお話いただきました。○教育=素質×環境×やる気、モチベーション○一人ひとりの無限の可能性を引き出す○自ら学ぶきっかけをつくるのが我々の仕事○子供から大人まで、学びの場をつくる○大人が変われば、子供も変わる全教研さんにおいて、『大人の学校』がスタートします。そのディレクターであり、「田坂塾」講師である、田坂さんからもお話がありました。◇もっとよりよく生きる、人生が豊かになるスキルを学ぶ場◇生産性を高める学び◇学びとは新しい自分との出会いである全教研の『大人の学校』は、10月からスタート予定です!!参加者のみなさんは、学びに対してとっても意欲的!!とっても盛り上がり、お話と懇親で、あっという間の3時間でした。伊東さんの締めのお言葉で終わり、最後は、みんなで記念撮影。皆さん、お疲れ様でした!!また、中垣常務、ありがとうございました!!
2009.07.31
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『できない子なんていない』昨日、エチカの鏡を見て感動でした。横峯園長の教育法。とにかく、子供の可能性を信じて、引き出すこと!!子供のやる気スイッチには4つのポイントがあるという。1.子供とは競争したがるものである2.子供は真似したがる3.子供はちょっとだけ難しいことをやりたがるもの4.子供は認められたい欲求が大きい女房と一緒に、いい勉強をさせてもらいました!!
2009.07.27
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『きっかけをつかめば、人は伸びる』先日、久しぶりに「プロフェッショナル 仕事の流儀 英語教師 竹岡広信 なにくそ!負けたらあかん 」のDVDを観た。竹岡先生がおっしゃる、「きっかけをつかめば、人は伸びる」改めて共感、感動!!親や上司、人を育てる身であるものは、その”きっかけ”にどう導いてやるか、気づかせてあげるか、どう創ってあげるかが大切な仕事。我が家は、子供3人。高校2年生の息子にも、中学1年生の娘にも、そして、知的障害がある小学2年生の息子にも、”きっかけ”をどう創ってあげるかが大きなテーマ。”きっかけ”さえ掴めば、子供たちは、自分で伸びる!!
2009.06.29
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会社の営業研修をしていただいている講師の先生から教えていただいた言葉。『当たり前のことをばかにせずちゃんとする』先生は「ABC運動」と呼ぶ。正に、基本の徹底のこと。当たり前のことができないと、応用ができるはずがない。素直に愚直に当たり前のことをことさら一生懸命にやる。そのばかにしないでちゃんとやり続けるという気持ちが大切。そこから必ず大事な何かが生まれる。普段の生活や、コミュニケーションや、人との接し方や、仕事や、勉強や、なんでもかんでも・・・。全てに通じる大切な教え。肝に命じよう!!
2009.06.14
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今月の絆結会は、『50歳までに知っておきたい遺産相続の実態!』と題して、住友信託銀行福岡支店の財務コンサルタント 内山 創 さんにお話をしていただきました。講師の内山さん年間に1,000件以上の相続相談を受けられる内山さんのお話はとってもわかりやすい。<お話のポイント>○相続税が発生しない相続金額でも、遺産相続でもめることが多い。○亡くなった時に一番大変なのは、早く手続きができるようにすること。○相続対策は、・早続(手続)・遺産分割・納税・節税○相続では、遺言がとっても有効。○遺言で遺言執行者を指定することが大事。○相談できるプロを確保しよう!(士業の先生、公証役場、信託銀行コンサルなど)みんな真剣に聞きました!!みんな真剣に考え中!!伊東さん発表!上杉さん発表!村田さん ピース!!1時間程度の全体勉強会のあとには、食事しながらの、個別相談会が始まりました。みんな質問しまくりです!!とってもとってもいい勉強になりました。内山さん、ありがとうございました。これからもいろいろと教えてくださいね!!
2009.06.12
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なかなか言えなかったありがとう。でも、素直な気持ちになって、ちょっと勇気を出して、言葉に出して、「ありがとう」と言ってみた。すると、心がとっても温かくなってきた。なんか、「ありがとう」がもっている力はすごい。こんなことってよくある話かな・・・。素直になって、感謝の気持ちを出してみる。「ありがとう」
2009.06.05
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「最後だとわかっていたなら」あなたが眠りにつくのを見るのが最後だとわかっていたらわたしは もっとちゃんとカバーをかけて神様にその魂を守ってくださるように祈っただろうあなたがドアを出て行くのを見るのが最後だとわかっていたらわたしは あなたを抱きしめて キスをしてそしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろうあなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが最後だとわかっていたらわたしは その一部始終をビデオにとって毎日繰り返し見ただろうあなたは言わなくても 分かってくれていたかもしれないけれど最後だとわかっていたなら一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」とわたしは 伝えただろうたしかにいつも明日はやってくるでももしそれがわたしの勘違いで今日で全てが終わるのだとしたら、わたしは 今日どんなにあなたを愛しているか 伝えたいそして わたしたちは 忘れないようにしたい若い人にも 年老いた人にも明日は誰にも約束されていないのだということを愛する人を抱きしめられるのは今日が最後になるかもしれないことを明日が来るのを待っているなら今日でもいいはずもし明日が来ないとしたらあなたは今日を後悔するだろうから微笑みや 抱擁や キスをするためのほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと忙しさを理由にその人の最後の願いとなってしまったことをどうして してあげられなかったのかとだから 今日あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめようそして その人を愛していることいつでも いつまでも大切な存在だということをそっと伝えよう「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を伝える時を持とうそうすれば もし明日が来ないとしてもあなたは今日を後悔しないだろうから==============この詩は、アメリカ人のノーマ コーネット マレック という女性が、わが子を亡くしたときに書いたものです。先日、井上裕之さんの講演をCDで聴いていたときに初めて知った詩。後悔しないためにも、今を大切に生きよう!!と改めて教えられた詩。詩を読みながら、18年前に17歳で亡くなった妹のことを思い出した。あの時の、僕の気持ちがまさにこの詩のままだった。急に亡くなったわけではないので、突然感はなかったが、病気で亡くなったから、なおさら、もっと何かができていたのではないかと悔しい思いがした。世界中で、治せる先生を探していたら何とかなっていたかもしれない。もっと、早く病気を見つけてあげていたら何とかなっていたかもしれない。亡くなる前に、数日間、福岡を離れていた。離れていた時も、親父に電話で様子を聞いてみると、順調にいい感じになってきているとのことだった。福岡に帰ってきたその日の夜中、電話が鳴った。妹が危篤。病院に行ってみるともう既に妹は意識が無い状態だった。福岡を離れる前に、もっと話しておけばよかった・・・。もっと笑顔をみとけばよかった・・・。そんなことを思い出した詩。それと、同時に、娘を亡くした両親のことを考えた。それは、今の僕が、まさに17歳の息子をもった親だから・・・。今の僕には、息子が死ぬなんてありえないこと。もし仮に、妹と同じ命であれば、あと3ヶ月の命。絶対にありえない。信じられない。現実におきたとしても、それを受け入れられるはずがない。それを受け入れて、その悲しさを乗り越えて、今は笑顔で昔話ができている親父とおふくろはすごいと思った。この詩で、いろんなことを考えさせてもらった。まずは、家族を大切に。女房、子供達、両親達。もっともっと話を聴いてあげて、もっといろんなことを伝えてあげて、もっとたくさんの笑顔で、もっとしっかり抱きしめて。その瞬間を大切にして、この今を大切にして。
2009.06.03
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行動の伝え方のポイント2つ。1.計測できること2.誰が見てもわかること を伝えること。学問的にいうと『具体性の原則』「きちんとあいさつしなさい。」と言うのではなく、「必ず相手の顔を見て/ニコニコしながら/大きな声で/『こんにちは』って言おうね」と言う。「ちゃんとしなさい!」や「がんばりなさい!」では、どういう行動をとったらいいかがよくわからない。僕たち親が子供によく言ってしまいがちな言い方。具体的に伝えて、それができたら、すぐその場でほめてあげる。それを続けると、良い行動が増えてくる。「おかあさん☆おとうさんのための行動科学」 石田 淳 著 より
2009.05.30
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子供の成長のために、部下の成長のために、とても大切なこと。無関心は罪。関心は人を育てる。人は、聴いてもらいたい。関心持って、聴いてもらって、ほめられたら、うれしい。「関心を持つ」ことがマネジメントの始まり、人育ての始まり・・・だと思う。
2009.05.25
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日本ファシリテーション協会九州支部の「勝手にフォーラム」に参加。今日明日で、東京で「全国ファシリテーションフォーラム」が開催されているのと同時に、九州でも、響きあうフォーラムを開催しようということで有志が主催。場所は、なんと、天神の「警固神社」。80畳の大座敷で、和風OST(オープン・スペース・テクノロジー)が繰り広げられた。ここに集まったみんなが、それぞれの思いでテーマを出し合い、気の向くままに、語り合う。車座になって、ひざを突き合わせて、聴き合い、語り合う。テーマは様々。○組織の価値観と自分の価値観○風格をもつためには○絵本でダイヤログ○ペットファシリテーション○考える人と考えない人○おじいさんとファシリテーション○アンケートファシリテーション○北風と太陽○「やる気」と「うしろめたさ」いろんな方から、いろんな話を聴かせていただいた。これまで、知らなかったこともたくさん。■心に響いた言葉■□上司は立場で言わないといけないのかもしれない。 相手に「うしろめたさ」を感じさせないように、私が変わらなきゃ!□漢字や熟語が持つ意味は深い。日本ならでは・・・。□プロッキーは、「認めたペン」「聞いたよペン」□便利になったということは、プロセスを省いていることになる。□世の中便利になって深く考えることが無くなった。段取りをすることが確実に減っている。 ありがたさがなくなっている。□自分気づきの場□知らないということは、考える機会を失っているということ。 違う人たちと交流する場がとても大切。□便利になりすぎて、考えることを放棄している。 あるのが当たり前になって、ありがたみがなくなっている。<感想>仕事や環境や生き方が違う人と話すことで、知らなかった世界を知り、考える領域が広がる。考える深さが深くなる。こんな「人と話せる場」をもっていることにまず感謝したい。そして、そんな場があることを知らない人たちに場があることを伝えていきたい。でも、いろんなことを考えることができるのは、自分に安心安全の「セーフティ基地」があるから。自分にとっての安心安全の場が無い人たちは、考えることさえも自制せざるを得ない。そんな人たちが世の中に多くいることを今日、知った。そんな人たちに、セーフティ基地ができるために、自分が何かできることはないのかな??『違う人たちと話せる場』と『セーフティ基地』の大切さを感じた1日だった。
2009.05.23
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ランチェスター経営の勉強会に参加。教えが、すーっと頭の中に入ってくる。今よりも、もっともっと成長するために、量稽古。竹田先生曰く、「学習の量稽古」くり返し、くり返し。
2009.04.29
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