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小学生の麻ちゃんはつくつくぼーしがきらいですむかしといってもふたむかし(あれ?)夏休みにはアブラゼミ毎日毎日追いかけて宿題なんかそっちのけやがてお盆で送り火でさみしいさみしい秋の風つくつくぼーしが鳴きだしてこまった宿題どうしよう自由研究やってない厳しい母は知らん顔それもそのはず そのむかし厳しい母にはつらい過去姉に描かせた夏の絵がこれはこれはと見込まれてどこぞ みんなのいる前でその場で描くよう頼まれてたいそうたいそう困ったと母の手助け頼めぬし9月1日 迫り来るツクツクボーシ ツクツクボーシシュクダイヤッタカ シュクダイヤッタカ今でもきらいなつくつくぼーし夏の終わりに聞くたびにし残したことがあるようでツクツクボーシ ツクツクボーシシュクダイヤッタカ シュクダイヤッタカ
2003年08月31日
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この週末は仕事も入れず、気持ちも沈みがち。しばらく波のそこでゆらゆらしようと思ったのに、「おい、古奈屋のカレーうどん、食いに行くぞ」「自由研究、どうしよ~」たゆとうているわけにはいかないようだ。一応、家事もあるし。ぶくぶくと水面に浮かんでいく私。自由研究はお尻をたたいて何とか仕上げさせ、六本木までカレーうどんを食べに行く。古奈屋。巣鴨が本店のカレーうどんがウリの店。最近はカレッタ汐留や六本木に出店している。たかがカレーうどんに千円はないと思うが、他の店と比べれば、やはり美味しい。ちょっと汗をかく。六本木ヒルズは相変わらず盛況。夏休み最後の週末、買い物袋をたくさん抱えて記念撮影している人々もいる。角のスタバのテーブル脇に、きれいに背筋の伸びた女性が立っていた。白のタンクトップ、薄水色のデニム、ショートカット、ほどよく日焼け。背筋が伸びていると、立ってるだけでもサマになる。ふうむ。翻って、今の自分は竹久夢ニの絵みたいだ。ただし、首から下。まるで背骨が感じられず。まあ、波間に漂う間は背骨も要らんだろう。もう2、3日こうしていることにする。読みたい本もたくさんあるし。
2003年08月30日
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きっぱりと、波が来た。ヤツデもイチョウもありません。月末は、波の底。沈んで沈んで書けません。私の書くのはツマランもの。ダブン、だぶん、駄文。うー。
2003年08月29日
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昨日の日記を書いた後で、久々に「気分はいつも・・・」の本を自分でも読んでみました。が、あろうことか、疲労のためか、一気に読めなーい。内容が濃すぎて、すぐに読みこなせなくて、昔よりもはるかに時間がかかってしまう。どうしたことか。もしも、昨日の日記を読んで書店に走ってくださった方がいらしたら、(万が一であるが)ゆっくり、じっくり味わってくださいと、この場で申し添えます。すみません。手元に置くに値するとの思いは変わりませんが。----------今日は、都心のビルの16階で、一日中、クロス・ステップをしていた。・・・・・・・いや、違う。女が一人、ガラス窓の眼下に広がるビルを眺め、足を交差させて朝から晩まで踊る姿を思い浮かべたかもしれぬ。違う。間違えたんだってば。ダンスは苦手。「クロス・ステッチ」であった。バッカじゃないの、私。刺繍である。同じ大きさの×ばかりで形をとり、刺し上げる刺繍。説明するまでもないですね。簡単なものは小学生からでもできるし、私の手がけているものは持ち運びのできるような、ほんの小さな壁飾りのキットである。大して難しいものではない。ただ、目が疲れるだけ。しかし、クロス・ステッチは、×が大きいと、きれいに形がとれない。色とりどりの細かい細かい×を1つずつ刺していくのが上級者のクロス・ステッチなんです。小さい、細かいバツの積み重ねが美しいなんて、ちょっと哲学的じゃありません?
2003年08月27日
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遠くからでもいいから、一度お目にかかってみたいと思う人がいる。まだまだ未熟者の私は、近寄ってお話しなんかできるものではない。ただ1冊読んだだけで、そんな気持ちになる人は、そう滅多にいない。重金敦之氏、ずうっと気になっている。1939年生まれ。週刊朝日の元副編集長。ただ1冊とは「気分はいつも食前酒」(集英社文庫)。この本によれば、現在常磐大学の教授とのことであるが、15年ほど前の本なので、現在は判らない。検索した限りでは現職でいらっしゃるもよう。博識である。ひけらかさない。むやみやたらに感激しない。控えめである。でも、主張はある。ダンディ(そう)である。これを読んで感激したことの1つが、サンジェルマンのエクセルブランというパンをほめておられたこと。以前の日記(6/13「終わった~」)に書いたが、このパンは私もファンである。こーんな食通の方と、1つでも共有できることがあるなんて!(いや、酒呑みという共通点だけかも)と感激しきりであった。慮るに、対極にあるのが 昨今注目の食文化評論家、東農大教授の小泉武夫氏である。彼は、あろうことか私が購読している日経と毎日の両方に連載を持っており、必ず週2回顔を合わせないといけない。最初は面白かったのだが、だんだんにその文体が気になりだし、余り読まなくなってしまった。彼は美味しいものを前に、常に「はふはふ」と食らいつき、「ちゅるりん」と胃の中におさめ、お酒を「コピリンコ」と呑む。これら擬態語の多用は著しく想像力を失わせる。挙句の果てにと言うべきか、このほど「不味い!」という本を上梓されたそうで、食通にあるまじきタイトルだと個人的には思っている。ただ、1つ、彼の味方をするなら、つぶあんとこしあんの嗜好は、東日本の米文化と西日本の粉文化に依拠するという説である。これについてはなるほどと、つぶあん好きの私は思わずつぶやいたが、実際のところはどうなんだろう。西日本にも、つぶあん好きの人はいるだろうし、中部圏の嗜好はいずれなのか。いずれにしても、食文化評論家イコール食通とは言えないと思う。話が逸れたが、戻っても、これ以上語ることは余りない。とにかく「読んでみて」という気持ちでいっぱい。特に大人の酒呑みの方へ。(どうも私にはまだその資格がない)池波正太郎氏のまえがきのある食通の本なんて、とっても贅沢でしょう。十分にその価値ありの1冊。
2003年08月26日
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午後0時30分 快晴、やや強風。太平洋高気圧の勢力が強いらしい。東京打ち水作戦を決行。我が家もバケツ1杯をベランダにまく。あっという間に蒸発する。文字通り、焼け石に水。昼食を済ませ、銀行へ。ヘリコプターがぶんぶんうるさい。新築マンションのために上空撮影でもしているのだろう。昨日は我がマンションでもオープンルームをしていた。築2年半でもう売りに出すなんて。徒歩15分以内にJRの駅が2つ。10分以内に地下鉄の駅が2つ。坂があり、少々低い場所にあるものの、そんなに不便は感じない。「住宅情報」を買って2日後に購入したマンションにしては上出来だったと思っているのだが。銀行は25日でATMが行列。杖をついた老人も、ため息をついて後ろに並ぶ。お金の前には老若男女も関係ないのか。公的資金を投入するような準公的機関ならば、シルバーシートならぬシルバーATMでもつくったらどうだろうか。中年世代よりもはるかに豊かな老人を大事にするのは、銀行にとっても有益である。あれこれ考えながら、銀行を出る。高齢者には、このところ「自分史」がブームらしいが、その「語り」とテープ起こしは何か結びつくところはないんだろうか。「話を聞く」ことは老人の癒しにつながるそうだが、何か役に立つことはないのかな。でも、お年寄りによっては、わけのわからんつくり話をしてしまって、そのとおり起こすと身内からクレームが来るだろうか。杖をつく老人からいろいろ考えを広げていたら、案の定、2件目の銀行を通り過ぎてしまった。こちらは急がないので、もう今日は帰ろう。家路に向かう時には下り坂。ましてや住宅地なので、空が広い。お気に入りの細い道。しかし、近年、都心の容積率が緩和され、遠くに高層マンションが増え、青い空は下から四角く切り取られていく。家に着いたら「ちょっと前に、会社から電話があったよ」と娘。折り返し連絡したところ、担当者が「あー、ちょっと前に他の人に頼んじゃったんだよねー。すいません、もうちょっと待てばよかった」とのこと。聞けば、「最近堅いのばかりなのでヤワラカイ話を」とお願いしていたのを覚えていてくれて、風水関係のテープを回そうとしたとのこと。心遣いに感謝しつつ、不在を詫び、重ねて今週の予定を伝える。あちらもタイミングを逃したことに、恐縮してくださっている。こういう仕事の逃し方は、きっと次回につながるのだ。そう思おう。時計を見たら、午後2時30分。1日のうち、たった2時間の、他愛もない風景。
2003年08月25日
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日経新聞の特別版(NIKKEIプラス1)が毎週土曜日に配達される。1面の何でもランキング、今週は「妻が夫に望むこと」。昨日の話題ですが、引用させていただきます。1 身の回りのことは自分でして(305) 2 間違った時は素直に謝って(304)3 時には感謝の気持ちを表して(282)4 たまには料理を作って(263)5 たばこをやめて(減らして) (245)6 稼ぎをもっと増やして(241)7 記念日には何かプレゼントが欲しい(240)8 整理・整頓をもっと上手にして(228)9 掃除・洗濯を手伝って(221)10 いびき・寝言・歯ぎしりをやめて(220)11 遅くなる時は連絡して(208)12 もっと夫婦間で会話をして(207)13 定年後を見据えたマネープランを立てて(193)14 健康のためにもっと休んで(183)15 自分勝手でわがままな性格を直して(177)有効回答数828、括弧内は回答数。下のほうに小さく「夫が妻に望むことのランキング」も載っていた。小さく、ささやかに、でも叫んでいる。1 整理・整頓をもっと上手にして(269)2 間違った時には素直に謝って(246)3 口うるさく言わないで(213)4 短気・ヒステリーを直して(205)5 無駄な買い物をしないで(183)6 もっと料理の腕前を上げて(180)7 不満ばかり言わないで(172)7 小遣いを増やして(172)9 もっとダイエットして(136)10 自分勝手でわがままな性格を直して(127)複数回答なので、50余りの選択肢から妻は平均9.4の選択肢を夫は平均6.4の選択肢を選んでいるそうな。妻のほうが不満が多いってことか。あるいは夫は既にあきらめているのかね。ちなみに、我が家でチェックしたところ、お互いに2つだけ。これは、もう既にあきらめの境地なのか。2日続きの酷暑の外出、普段出かけない私には、1ヶ月分の外出をしたような。帰路、新宿伊勢丹地下1階、「しばやす」の「冷やし胡麻だれ麺」を買って帰る。ごまだれは、家人の好み。ほかにも「生醤油うどん」や「夏柚子素麺」など、麺が細めでどれもおいしそう。少々濃い目のごまだれだけど、思いっきり冷やして食べたら美味しかった!食欲のないときに、おすすめ。
2003年08月24日
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ようやく夏らしい天気。でも、もう高い秋の空。新宿伊勢丹本館5階、玉村豊男版画展。91年に読んだ「軽井沢うまいもの暮らし」以来のファンだから、かれこれ10年以上、この人に注目している。玉村豊男氏、ご存知の方はどのくらいいるのだろうか。「ブロードキャスター」に出たりするので、最近は知名度が上がったのかな。今日は思い入れの深いこの人について語るはずだったのに。その後、紀伊国屋のアドホック店に寄る。9月より改装のため休業とのことで、今の店内は投げ売り状態。それと知らずに入ったのだがわお! フランクリン・プランナーの手帳すら投げ売りである。約8割引ということで、つい買ってしまったが、果たして私に使いこなせるのか。そんなわけで、使っている方の評価を問いたいフランクリン・プランナーの手帳。普通の手帳以上に、自らのライフプランや優先順位、課題などを考えさせるようにできているこの手帳、きっと賛否が分かれることであろう。「こんな手帳に頼る必要は、全くなし!」という方もおありだろうし「これがあるから、私の人生、変わったわ!」という方もおられるやもしれぬ。ある意味、コーチングの要素も含まれるようなこの手帳、実際に使っておられる方の感想をぜひ聞かせていただきたいものです。帰路、スタバの前を通り過ぎる。外のテーブル、風に吹かれて居眠りの男性1人。「こんなところで眠っていて、だらしがないなあ」が、机の上にはフランクリン・プランナーの黒い大きな手帳が広げてありました。→「きっと、夜遅くまで仕事が大変なのかも」出来すぎた話のようだけど、ほんとの光景です。フランクリン・プランナーの手帳、こんなことにしか価値を発揮し得ないのか。底知れない力を秘めているのか。実際にはどうなのか。結局、使う人によるんだろうけど、使う人になる前に、ちょっと知りたい。教えてください。フランクリン・プランナーの手帳の賛否。詳細についてはこちらに。http://www.franklincovey.co.jp/
2003年08月23日
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火曜日から取り組んだ会議の反訳をメールで納品。そのまま、ふらふらネットをさまよっていたら、リクルートの求人情報でちょっと止まりました。「料理研究家 藤野真紀子を あらゆる媒体へPR、宣伝する」マネージャースタッフの募集。アドレスを載せようと思ったけど、とても長いので省略します。リクナビの「出版・広告・マスコミ業界の仕事特集」の117番目に出てます。株式会社ミーアンドハーコーポレーションという、一見不真面目とも思える名前の会社が募集しており、文化人タレントに力を入れる取り組みの一環とのこと。ここで私が立ち止まってしまったのは、なぜ。理由は2つあったのだと思う。一つは、「藤野真紀子」でさえ、売り込みをするのだということ。藤野真紀子さんといえば、栗原はるみさんと同様、日本のカリスマ主婦の1人。彼女の光り輝くプロフィールはこちらに。 http://www.makikofujino.com/profile/fprofile.html 放っておいても女性誌が寄ってくるような方で、実際にファンもものすごく多い。なぜ、更に「ミーアンドハー云々」という会社にマネジメントをゆだねる必要があるのだろう。ご自分を商品として売るためには、こうしたことも必要なのか。それとも、「ミーアンド・・・」という会社が「売り込ませてください」と懇願したのか。真偽は確かめるすべもないけど、彼女がいろいろな媒体に出るに至る背景に、こういう裏方の存在があるんだなと今更ながらに感じました。もちろん単なる「へー」という感想で、藤野さんにも、「ミーアンドハー・・・」の会社にも他意はありません。いいマネージャーさんが見つかるといいですね。もう一つ感じたことは、裏方好きには面白そうな仕事だなと。これ!と思う人を一所懸命応援して、企画して、売り込んで、その結果、知名度がどんどん上がっていく。これは楽しいんじゃないでしょうか。もちろん平坦な道ばかりではないでしょうが。藤野真紀子ファンなら、きっと飛びつく仕事じゃないのかな。光に隠れた陰の部分で、いろんなことがあるんだなと感じた求人広告。うう、いろいろ思うことがあるのに、うまく書けない・・・(泣)午後は墨の香りに包まれてお稽古。うーむ、何が私の昇段を阻むのか・・・。
2003年08月22日
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バクダッドの国連事務所が爆破された。このフレーズを書いた後、新聞で語句を確認するほど国際情勢に疎い。もちろん不条理や憤りを感じるものの、それについて多くを語る教養は持ち合わせておらず、ただ「国連」の一言に想起せらるる昔のことを少し。ウン年前のこと。ある速記事務所で筆記試験を受けた。時事問題が中心とのことで、数日間、常にもまして新聞を熟読する。実際に臨んだ試験は「不良債権」「不良債券」、「追究」「追及」とか、そんな同音異義語の選択など。その中で「次の用語について説明せよ」と出ていたのが「ガリ」であった。当時の国連事務総長の名前である。ガリ氏の後任人事について新聞でいろいろ取りざたされていた時期だったので、そのあたりのことをさらっと書いたのだが、今にして思えば、② すし屋で供される甘酢につけた生姜のこと。符牒の一種。とでも書けばよかった。その頃は、そんなに度胸が据わっていなくて。そんなわけで無事に試験は通ったのだが、本題はここから。(長くてすみません)後日、帰省の折に出かけた中華料理店で、両親や兄夫婦と共に食事をした。その折に、「こんな試験だったのよー」と報告する中で「あれ? ガリってどこの国の人だっけ。」「さあー、アメリカじゃないの?」「でも、ちょっと違うよ。ヨーロッパかねえ」だれも答えることができない。すると、給仕をしていた白髪混じりのチャイナ服の女性が去り際に一言「エジプトです」「・・・・」「!!!!」「・・・ありがとうございます」品のよい物腰と、おしつけがましくないその言い方と、言った後での涼しげな表情が今でも印象に残っている。プロってそういうものなんでしょうか。けど、その中華料理店は県庁前にあり、場所柄官公庁のおえらいさんもよく会食する場所だから、もしかしたら、何か情報を得るためのスパイだったのかも・・・(今どきいるかぁ?)とハードボイルドな想像をめぐらせたりもしてみたり。しばし給仕の手を休めてもらい、いろいろ語っていただきたいような方であった。「国連」から私が思い起こすのは、銀髪のチャイナ服の女性。
2003年08月21日
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今朝、娘のお弁当が美味しそうにできた。そんな、ちょっとしたことが嬉しい日もある。昨日打ち終えた2時間会議の録音テープを校正中。音はそんなに悪くない。が、速記者の方が録音したものではなく、委託先から直接送られたテープ。つまり、発言者の名前がわからない。もちろん、発言の際に名乗るわけでもない。一体どうしたものか。出席者は約20名。こんなに区別はつかないよ。これはこれとして、それなりに片付けるとして。(ふっふっふ、こういうのが職人魂を動かすのだよ)声といえば、以前「顔と声の不一致」と日記に書いたこともありました。サッカーについては今でもあまり詳しくありませんが、(でも小野が好き) 山本昌邦氏(現U-22代表の監督)の声を聞いたことがあります。顔も知らず、声だけ聞いて、雑音交じりと言うこともあり、「ダミ声の変なおやじ!」と思ってしまっていた。(ゴメンナサイ) テレビで観たら、とっても素敵な方ですね。ほんとに顔と声とは一致しない。あ、でも、私の周りの方々は、顔も声も水準以上でバランスがとれてます。もちろん、これを読んでくださっている方も、きっと。(同じようなことをどこかでだれかが書いてました。すみません、真似です)そんなわけで、男性の声を区別しなくてはならない場面が多々あるものの、この区別を言葉で表現するのはまことに難しい。(もちろん女性の声も区別しますが、仕事柄、耳にするのは8割以上男性の声。サンプルが少ないので言及に至りません。そのうち女性の声についても語りたいと思いますが、今回は男性の声について。)いろんな声があります。太い声、細い声、高い声、低い声、澄んだ声、濁った声。でも、そんな簡単な区別ではとても足りない。頭に浮かぶのは、スーツの色だったり、細い線だったり、いろんなイメージです。爽やかビジネスマン系の声(グリーン系コロンでも漂いそうな紺色の声)恰幅のよさそうな太い声(つやつやの黒い幅の広い声)気弱そうな青年のような高い声(薄いグレーの細い線)などなど。こうして表現してみると、変ですね。でも、そんなふうに、微妙なイメージでとらえて区別したりするのです。人によっては清潔感のない声というのもあって、その人の声を聞くと、どうも首筋の薄汚れたワイシャツが浮かんでくることもあります。テープの向こう側の人は勝手にいろいろ想像されて、全く迷惑な話ですが、そんな区別も、また楽しかったりするこの仕事。耳から入る情報も、案外侮れなかったりします。一度、身近な人の声を目をつぶって聞いてみたら、案外、違う姿が見えてくるのかも。
2003年08月20日
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仕事を再開する。「まいど~」と顔なじみになった宅急便のおやじから封筒を受け取る。このおやじもテンションが合わず、苦手。(特に午前中)でも、暗い表情で「どうも・・・」と来られるよりはいいのか。まあ、これは瑣末なこと。私たちの仕事は、一般に流れる少し前の内容を扱うので、基本的には時流より半歩先の内容が多い。これらを加工して、新聞なり、報告書なり、いろいろなメディアに流れていくわけで、扱って約半月後ぐらいに、「あー、この内容だったのね」ということはしばしばある。これが パリ・コレのように半年以上先の内容だったなら、守秘義務に触れない範囲で「ねえねえ、これが流行るみたいよ」「ふふふ、あと半年後にはねえ・・・」と、得々として話すことができるやもしれぬが、たった半月後なので、出不精の私がようやく人と会う頃には、とっくに周知の事実ということが大半である。そんなわけで、本日の話題の中心は「防災」。ねっ、半月前でしょ?防災関係の、私のおバカな過去の思い込み。「災害ズジョウ訓練」・・・正確には「災害図上訓練」だけど、ずっと「頭上訓練」だとばかり思ってた。「頭上訓練」と打つたびに「ほんとに、頭にいろいろな物が落ちてきたら危ないもの。ヘルメットでもかぶるのかしら。それとも何か上から落としてみたりするのかな・・・・・」と、上からバラバラ物が落ちてきて、頭を抱えて逃げまどう人々の姿を想像していた。校正の人から大きく赤で「図上」と直されてはっと気付いたが、爾来、その「ズジョウクンレン」を聞くと、逃げまどうヘルメット姿の人々が浮かんできて、打ちながら笑ってしまう。いや、笑い事ではなく、街中を歩いていて地震が起きた時、建物の外にいたほうがいいの?中に入ったほうがいいの?ほんとはどっちが安全なの?
2003年08月19日
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お盆明けの月曜日。今日の夕刊では、東京駅丸の内口でアクビする人の写真が出るだろう。そろそろ、別の工夫はないものか。夫を久々に会社に送り出し、ヤレヤレと畳に寝そべっている妻の写真とか。(んなわけ、ないか)我が家の夏休みは、週の半ばまで。寝そべるわけにはいかず。つい習慣で見ている朝8時からのフジテレビ系「特ダネ」にも小倉智昭が戻ってきた。私は、この人が余り好きではない。この人の「~じゃないですか」の口調をやめていただきたいと切に願っている。投書か電話でもしてみたい。そうしたら、少しは「~じゃないですか」の回数は減るだろうか。そんなに嫌なら観なければいいと人は言うだろう。確かにそうなんですが、オープニングトークは結構面白い(じゃないですか)。小倉氏が休みの1週間、カサイ君が担当していたが、相変わらずの滑舌とともに、内容ももう少し精進が必要と感じた次第。こうしてみると、小倉氏の幅広い内容のオープニングトーク、やはり気になってしまう。今日は、北海道を直撃した台風の話題だったが、これは私も気になっていた。東京中心の台風報道について。過日の台風10号の折、「台風は今晩中には東京を抜け、北海道に向かい、明日はいいお天気になりそうです」アナウンサーが、そう言っていた。北海道がまるで外国のよう。同じ日本じゃないのー。心配じゃないの?注意は促さないの?これから台風の来る北海道はどうでもいいっていうのかな。ひどーい。後日、甚大な被害を与えた模様は放送していたけど、その前に報道すべきこともあったのではないかな。報道や政治の東京中心の考え方って、東京に住んでいても時々違和感がある。皆さんは、そういうふうに感じたこと、ありませんか?
2003年08月18日
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わずか2泊の滞在で、主人の実家より帰宅。帰るまで、たくさんのゲームを孫と楽しんで、満面の笑顔の母。言葉を失い、不自由であるのに、それでも電車の時間を気にしてくれる父。別れ際、両親に子どもと握手してもらう。娘のふんわりした手の感触は、数日間は安らぎをもたらしてくれるだろうか。祖父母の手のぬくもりは、娘にたくさんの優しさを伝えただろうか。頻繁に顔を出せないことを詫びつつ、帰途につく。帰省Uターンの車内は、泣き叫ぶ子、テンション高い少年、酔っ払いの土産話・・・。大変な混雑と騒音であった。
2003年08月17日
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主人の実家に滞在中。夫は高校の同窓会へ。義母と私たちは海沿いの水族館へ。突然の雨と海風の寒さに震えている沢山の人。あっという間に売店の傘は売り切れ。夜になって夫が帰宅。帰省していた人が多く、盛況だったとのこと。「今回は、女性が多かったなあ」と言いながら帰ってきた。近況報告では、だんだん病歴披露が始まる年齢となってきて、夫も、今はようやく語れる1年前の顔面神経麻痺をネタにしてきたとのこと。夜中になって、彼はぽつんとつぶやいた。「滅多に会えないんだから、女性はみんなお洒落してくるはずなんだよな・・・。いや、お洒落していたんだよな・・・。」「だって、みんな顔を出せる程度に幸せだから来るのでしょう? 皆さん、それなりに素敵になっているんじゃないの?」「うん、そのはずなんだよな・・・」「女性の方も立派に活躍されて、着飾る余裕のある方が沢山いらっしゃったんでしょう?」「そうだよ。お医者さんになった人は、和服を着てきたよ・・・」「ほら、あの、ものすごーく綺麗だったって言っていた人も来たんでしょ?」「うん・・・、でも、でも、あまりに厚く塗ってて・・・。」何を思って出かけていったんだか。制服が似合うままだとでも思っていたんでしょうか。きっと、皆さんよい年齢の重ね方をしていらっしゃるでしょうに。教訓 年数を経た同窓会に出席の際は、 自らの変貌に照らし合わせて、余計な幻想を抱かないこと。
2003年08月16日
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午後より帰省。所要時間、2時間半。現在、消費の牽引役は高齢者世帯というけど、ほんとにそうかも。食器洗い機を初めて見たのも主人の実家だったが、今回は洗濯機が新しくなってた。洗濯乾燥機。ボタンひとつで乾燥までできるスグレモノ。十年以上経った我が家の洗濯機もそろそろ買い時。これを導入するのは間もなくのこと。そうしたら、また力説いたしましょう。以前に書いた「食器洗い機のすすめ」のように、また無駄な家事が一つ減る。が、その時間を楽天日記に充ててしまっているとしたら、一体・・・?
2003年08月15日
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これから数日、夏休みモードの日記です。更新も不定期になりますことをご容赦ください。昨晩、家人がCD2枚とともに帰宅。ボズ・スキャッグス「ミドルマン」と風のコンプリートベスト盤。(年代がバレバレ?)風が好きなのは知っていたけど、ボズ・ズキャッグス?こういう趣味もあるんだと、18へぇ。ボズ・スキャッグス、いままであんまり聴かなかったのが損した気分。この人、格好いい。にわかファンになって、今朝からご機嫌で聴いています。加えて風の正ヤン。こちらはむか~し、よく聴いてました。最近の歌唱力は見る影もないけど、この人の声のトーンが好きです。私の声へのこだわりは、このあたりにルーツがあるのかも。ボズ様、正ヤン、(それに家人も一応)素敵な人々に後ろ髪をひかれつつ、今日は夜からお出かけです。家人は娘とデートを楽しむらしい。私は同じぐらい素敵な&楽しい人たちと会いに。その様子は、後日、この下にでも。---------学生時代のゼミの集いに参加。大半が先生をしていらしたり、人に教えを説く方々。そんな中にちょっと混ぜていただいて。鴻池大臣が過日言い放った、親の責任を問う「市中引き回し発言」について賛否が分かれ、参加者が熱くそれぞれの意見を語っていたのが印象的でした。きちんと意見をもち、子どもの様子を観察し、揺るがぬ信念で教壇に立っている先生たち。昨今、歪んだ教師の報道が多い中、高い志を貫いて頑張ってほしいなあと願ってやみません。もちろん堅い話ばかりではなく、自分の普段とは違った視点や発見、びっくりがあり、たくさんのワインの瓶とともに赤坂の夜は更けていきました。
2003年08月14日
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ほかの方の日記を読むと、心を動かされることがしょっちゅう。何か書き込みたい・・・・。掲示板、書き込んでるけど、いつもちょっと苦手です。ついモジモジしてしまう。そういう態度を自分ではほんとは好まない。ログには「麻neko」1カ所のみで、「えー、いつの間に書いたの~、いつ読んだの~」と驚かれるのが颯爽としていていいな。まるでスタンドバーに風のように入ってきて、一杯だけ飲んで、さっと立ち去っていく、みたいな。できることなら、「さっと書いて、さっと立ち去る」と鮮やかにいきたいものです。が、現実には全くそういかず、その方のアクセスカウンターに貢献しているのだと自らに言い聞かせ、画面の前でうーんうーんとうなっていたりします。「こー書こうか」「あー書こうか」「いや、こう書いたほうが・・・」と、呻吟しているうちに滞在が長くなり、結果、アクセスログには「麻neko」の名前がベタベタと。うう・・・。こーゆー様子で私の性格を推し量ろうと思っても、あにはからんや、そうは問屋がおろしません。思いがけない決断力があったりもする。でも、それはまたいつか日記に書くことにいたしましょう。今日は無事に納品も終え、本日より今週いっぱい夏休み。
2003年08月13日
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最近、話題が「録音反訳の日記」から逸れていっていますが、一応、仕事、してます。ただいまは、ある自治体の会議の反訳中。コメントすべき内容は特になく、淡々とこなすのみ。自分にとっては、地名や方言の勉強だと思って打っています。過日まで抱えていた、ある経営者のインタビューを反訳していて思い出したこと。キャッチコピーを洒落でつくられると、反訳するとき、つらいんだな。昔の仕事ですが、「チェーンストア」から「地縁ストア」へ、つまり、全国展開のスーパーから地域重視型のスーパーへと言いたいのでしょうが、このインタビューの時には困りました。よーく聞いてみると、ちょっと「え」と「ぇー」が違うんですが、語り手はおじいさんだし、(きっと)入れ歯だし、得々としてしゃべっているから、いちいち聞く側も「今のはどちらの意味の「チエン」ですか?」なんて確認しません。こういうどうしても判断がつかないときは、下線を引いて、「私はこう反訳するのをためらったけど、こっちでいいの?」というニュアンスを示して納品してます。こちらで勝手に判断して、先方で見逃され、後で取り返しのつかないことになるよりも、注意を促したほうがいいと思うので。もちろん、力不足で聞き取れなかったり、あまり迷って下線が多くなるのも、これまた問題ですが。こんなわけで、ちゃんと仕事してるので、同業の方も、ご様子を聞かせてくださいね。もちろん、いつも書き込んでくださっている方も大歓迎です。にぎやかな掲示板はほんとに嬉しいです。ありがとうございます。ああ、いつまでたっても「のおまわりさん」にたどり着かない。-------7歳離れた兄の本棚には、ちょっと背伸びをしないと読めない本がたくさんありました。ひらがなをやっと読めるようになったころ、「のおまわりさん」って何だろうと本棚を眺めてはいつも 「???」 「のおまわりさん」って何だろう?ほんとのタイトルは「3人のおまわりさん」。繰り返し読んだ本のはずなのに、ストーリーは曖昧。潜水艦が出てきたっけ。(おまわりさんなのに?)昔のトリスの広告(最近復活した)のような挿絵もあったような・・・。ご存知の方がいらしたら、教えてください。(いや、この後、自分で検索してみます。)「3人の、おまわりさん」と、点をつけてあったら、こんな思い違いはしなかった。最近、この 「のおまわりさん」(声に出したら「のお・まわりさん」)が、ぴょこんと記憶から飛び出してきます。ひらがな文字の会社のせいです。もう下火になったけど、一時期、沢山のひらがな会社が出現しました。反訳してると、困るんです。余計な読点をつけなくてはいけない。だって、「この時代の流れに鑑みみずほ銀行は・・・」「そんなことを言ったって、じゃありそな銀行は・・・」 (いずれも創作ですが)途中で読点をつけないと、頭に「みみず」だの「あり」が浮かんできてしまう。大体、会社の名前をひらがなにするって、どうでしょう。顧客をナメている。解体して、元の漢字社名にしたほうがいいんです。こういうひらがなの会社は、きっと。過日、東京城南の臨海部に建設中の広域斎場は、そういう流れを察知したのか「りんかい」ではなく「臨海」になったそうです。よしよし。「りんかい斎場」って名前になっていたら、そういうセンスのある人は何か突っ込みを入れたくなるんじゃないでしょうか。悲しいかな、私にはすぐに浮かびませんが。
2003年08月12日
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悲しい。寂しい。朝からため息をついている。どうしてなの。昨日、知らせがあった。あまりに突然で、心の準備もできていなかった。でも、もしかしたら、そろそろの時かもと思っていた。悲しくて、昨日は2日分の星占いを読んでしまった。もしかしたらと思って、玄関をそっと開ける。でも、すうっと風が入ってくるだけ。だれも、いない。そっと目を伏せ、ドアを閉じる。次に会うとき、たくさんの時間が要るよね。私にいろんな気持ちを与えてくれるのに。あまりに気持ちが高ぶって、あなたに思わず鋏を持ち出してしまうかもしれない。この朝の空虚な時間。今日は新聞休刊日。私、切り抜きが趣味なんです。---------ほんとは、そんなに危なく思いつめる人間ではありません。昨日の日記を書いたあと、月島のもんじゃ屋さんに行って、東京湾の花火を見てきました。浴衣姿の若い女性がたくさんいて、かわいかった。2日間のDINKSも今日で終わり。あっという間でした。
2003年08月11日
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仕事柄「耳がいいんですね」と言ってくださる方があります。確かにそうかも。難聴テープに鍛えられるうちにそうなるのかもしれません。一度聞いた声は、結構覚えています。でも、ほんとうは、鼻のほうが効くんだ、私。かつて、臭気判定士になろうと真剣に考えたんだけど、判定士になって何やるのと考えて、やめた。立ち止まって、よかった。合格率は30%前後らしい。文字も音声もネットでやりとりできるようになった今、嗅覚と触覚は、まだ送れない。でも、あるところでは既に「匂い」をやりとりできるように開発中だとか。そのうち「You’ve got mail!」の声とともに何やらいろんな匂いが届くようになるやもしれぬ。この人からは、森の香り、この人からは、花の香り、この人からは、チョコレートの香り、この人からは、お気に入りのコロンの香りとか。いい香りばかりもないかもしれぬ。汗の匂いを送りつける輩もいるやもしれぬ。嫌がらせメールなどは、強烈なスカンクの匂いだったらどうしよう。留守中のメールをまとめて開けるなら、換気扇をぶんぶん回さないといけなくなる。匂いと記憶の結びつきは強いから、ここぞ!とばかりに忘れてほしくないメールは、「勝負服」ならぬ「勝負匂い」で。(どんな匂いだ)こうして書いてみると「香り」と「匂い」の線引きって難しい。自分の中では、世の中の匂いが100あるとしたら、「匂い」が90で「香り」が10かな。安直に「香り」という言葉を使うのは、余り好きではありません。この季節、強烈な暑さの中で、ふと漂うカイヅカイブキの匂いが好きです。ヒノキっぽい、少しひんやりした感じ。わかってくださる方がいると、ちょっとうれしいな。
2003年08月10日
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昔、「台風ドライブ」っていう曲がありました。ご存知の方いますか。村田和人という人の歌です。文字通り、台風の中をドライブするっていう内容で、「うう~ たいふーどらいぶ!」とさけぶサビの部分。台風が来るたびに、いまだにその曲が頭をかけめぐってしまう。その曲を教えてくれたのは、旅行会社の新人研修で同期だった子でした。同じグループだったその人は大阪に配属になり、数ヶ月後、突然他愛のない近況報告とともに村田和人のテープが送られてきて「どーゆー意味?」と意図がわからず返事の書き方に困った記憶。今でも、元気で働いているでしょうか。そんな天気の中、林間学校に子どもが出発。家の中は夫と2人。一緒にゆっくり過ごしたいと思っていても、そうもいかず。エアコンの適温が違いすぎて、さぶっ!!(何しろ30キロぐらい違うんですから)上着を着てまでも「一緒にいたいわ~」というほどではないので、さっさと仕事の部屋に避難する。難聴テープを打ち直して、最後に再度テープを聞く。だんだん耳が声に慣れてくるのか、内容がわかってくるせいか聞き直すたびに新たに聞き取れてくるから不思議。このあたりの「わかってきたぞ~」感が難聴テープの快感かも。音質のいいのに越したことはないけど、難聴なら難聴なりに楽しまねば。こうやって思えるのは山を越えたからですね。夜は美味しいピザ屋に行くぞ~と夫が言ってる。それまでに雨はやむのか。うちは車がないから「台風ドライブ」できないぞ。
2003年08月09日
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ベランダで家人を見送る。(笑顔で振り返る)30分後、ベランダで子どもを見送る。(今日は背中のみ)家事をする。(最低限)フットペダルをガシガシと踏む。「棚が空いている、横の人たちは」と打ったのが「種まいてるよ、この人たちは」だと判って、がく然とする。フットペダルをガシガシと踏む。眠くなって、しばし机に伏せる。目が覚め、黒砂糖を口に入れる。宅急便が来る。食料品の宅配が来る。(この兄ちゃんはハイテンションで苦手)フットペダルをガシガシと踏む。にわか雨に洗濯物を取り込む。母から電話が来る。義母から電話が来る。傘のない娘を迎えに行く。(ずぶぬれで、既に家の前)フットペダルをガシガシ踏む。ドーナツ!と騒いでいるので、ドーナツを揚げる。(この暑いのに)なしをむく。アイロンをかける。(この暑いのに)肉じゃがをつくる。(この暑いのに)食洗機と換気扇のがなりたてる台所で目をつぶる。ジャガイモをあちこち竹串で刺す。娘のリコーダーに合わせて歌う。(え~でるわ~いす)くすんと鼻をならす。・・・・・川上弘美さん風につづると、こんな感じの一日でした。
2003年08月08日
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ほわほわした日記を書いていたのに、早速現実に引き戻された。本日到着、難聴テープのお出まし。専門雑誌のインタビュー。流通関係の社長さん。1時間半。こんな難聴は久しぶりだい。納期も厳しいし、集中もせないかん。今日はこれでかんべん。
2003年08月07日
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思い立って、実家に1泊。自宅から1時間半。近いようで、なかなか行けない距離。祖父母と共に住み、母方の実家も徒歩圏内にあった私には「田舎」がない。夏休みは、田舎のある子がうらやましかった。「田舎、いきたぁい。退屈!」と足をバタバタ。が、幼い頃の買い物帰りは、しょっちゅう母の実家で一休み。玄関の前で、「大きな声でこんにちはを言うのよ。ね。」と、いつも呪文のように聞かされた。無邪気に、言われたとおり「こーん、にーち、わー!!」と廊下の奥に向かって大声で叫ぶ。笑顔で迎えてくれる祖父母。今は、私が娘にそう言い聞かせる番。従姉妹と夢中になって遊ぶ子には、もう手もかからない。面と向かって親と語ることも、たくさんは、ない。所在がなくなり、買い物がてらにふらんと家を出る。夏の風がゆったりと吹く。雷雨の翌日で、サンダルにじめっとした空気がまとわりつく。日傘を差して、駅前に向かう。母としりとりをしながら買い物をした道。「ぞう」「うさぎ」「ぎんねこ」・・・ぎんねこ?そんな変な名前のおそば屋さんは、かろうじて生き残っている。駅前商店街は、総体的に元気がない。「町で一番古いおもちゃ屋」を標榜している店も、ついにシャッターを半分おろしてしまった。祖父にリカちゃん人形の洋服を買ってもらった店。化石のように踏ん張っていたが、ついに力尽きたのか。大通りに面しているのに、駐車場あり、空き地あり。前に何の店があったかも、記憶にない。一方で、裏道に小洒落た店があったりする。今でも友達がたくさん住んでいたら、飲みに繰り出したくなるような店。残念ながら、今も住み続けている友人はほとんどいない。ふらんふらんと買い物を済ませ、ふと、母方の実家のほうへ。代替わりした家は区画整理の対象地域になり、過日、転居したという。1カ月ほど前、元の家を取り壊したと聞いた。記憶よりもはるかに狭い土地に、早くも雑草がはびこっている。もわっとした風が土の匂いを運んでくる。もう、ただの四角い土地。よく見れば、玄関のあたりには傾斜がある。こんな明るくなかった。暑くもなかった。私が「こーん、にーち、わ!」叫んだ玄関は、庭木に囲まれ、もっと薄暗く、ひんやりとしていたっけ。夏の暑さが今ほど厳しくなかった、あのころ。
2003年08月06日
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キッチンに置いてあったインスタントコーヒーを何気なく持ち上げたら、ふたが外れて落下。3分の1ぐらい、床にまいてしまった。ブレンディ、頼むよ。もう少しきちんと締まる蓋にしてくれ。ぶちまけたコーヒーを掃除機で吸い取り、そのままあちこち掃除をしたら、家中がコーヒーの匂いでいっぱいになった。そんな中で、これを打ってる。今日と明日は自主的に、オフ。ヘッドホンをつけない日なんて久しぶり。
2003年08月05日
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「冷夏、冷夏」と騒いでいた数日前はどこへ・・・?早朝から鳥と蝉の大合唱。蜩も鳴いてる。「テープ起こし」は、「テープ」を使います。当たり前。でも、これがテープ起こしを仕事をしている人たちに、ちょっとした壁をもたらしています。MP3の壁です。この仕事をする時に、テープレコーダーと原稿用紙を机の上に置いているとは、もうだれも思っていないでしょう。でも、昔は手書きでした。やがてワープロに進化し(このあたりで私も参入)、さらにパソコンにかわり、宅急便や電子メールにも助けられてどんどん便利になっていきました。ただ、いつでも傍らにあるのがソニーのBM-76というディクテーションマシン(またはトランスクライパーとも)です。今更、という方もいらっしゃるかもしれませんが、一応説明します。BM76は、ただのカセットテープレコーダーですが、フットペダルで再生と停止ができます。フットペダルを踏むと再生、離すと停止。片足でごれを踏みながら、ヘッドホンをつけ、両手を開けて、キーボードをたたくわけです。停止の際にテープが少しだけ巻き戻るので、難聴テープのときには、フットペダルを絶え間なくガシガシ踏みながら聞き取るという仕組みです。このBM76を使わずにテープ起こしを生業にしている方を私は知りません。そのぐらい、正確に速く打つためには必須の商売道具になっています。壊れたときのために、予備を備えてあるほどです。ところが、「宅急便&テープ」の図式が最近変わり始めています。ICレコーダーの普及で、MP3などの音声データで仕事の依頼が来るようになりました。「テープ起こし」で検索すると11300件ヒットするのに「テープ起こし MP3」で検索すると、その数は432件と激減します。正直に言って、まだまだ「腰の引けている」状態です。432件もかなり重複しているようなので、実際に対応できるのは、大手の会社や先見の明のある数少ないところにとどまっているのが現状ではないでしょうか。デジタル音声を、フットペダルで再生できるようなディクテーションマシンは、まだ一般にないため、MP3の仕事を受けたら、どこかでテープの状態に落とさないといけません。データのやりとりも、ネット上になるので、さらに気を遣います。今のところ、まだカセットテープやMDの仕事が主流ですが、ICレコーダーを初めとするデジタル音声の波は急速に広まりつつあります。それに対応できずに「どうしましょう、わからないわ、私機械に弱いの」とうろたえている文系のテープ起こしがたくさんいます。こうやって、せっかくいい仕事をしながらも、機械の進化に追いつかずに去っていく人も少なくないのでしょう。また、デジタルの波に伴って、「テープ起こし」というかみなりおこしみたいな言葉もなくなっていくかもしれません。これはこれで、とても嬉しいことです。この仕事をしていて、「テープ起こしをしているの」と言う時に、ちょっと「カッコワルイ」気持ちをいつも抱えているから。もっと適当な言葉はないのかな、といつも思っています。この仕事をしている皆さんは、ご自分で「テープ起こし」という言葉は好きですか?CD-Rさえついていない5年前のパソコンを買い換えようかと思案しつつここのところ、書店のパソコン雑誌の売り場をのぞくことが増えています。
2003年08月04日
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この週末は両日子どもとお出かけ。昨日は幼稚園時代の友人と。そして今日はサイン会。はやみねかおる作品の大ファンである10歳の娘。いわゆる名作も読んでほしいけど、無理強いするのはよくないなと興味に任せています。彼の作品は軽い推理物で、大人でも結構楽しめます。魅力的な探偵、夢水清志郎。「そして5人がいなくなる」なんて、おもしろいですよ。そんな憧れの作家のトーク&サイン会に抽選で当たったものだから、もう大変。活字離れと言われているけど、講談社の会場は、ちっともそうではなかった。熱心な、はやみねファンが小学校中学年から中学生ぐらいまで、約200人。穏やかな関西弁で話されるはやみねさんに、質問が次々。「どうやって小説の主人公の性格や名前を考えられるのですか」「この作品は、ほかのものと雰囲気が違うのはどうしてですか」「トリックはどういうふうに考えられるのですか」等など。一つ一つの作品の、それも細かい部分まで質問が及び、はやみねさんがたじたじとなったり、登場人物の名前を忘れたり。そんな時でも、すかさず誰かが正しい名前を言い当てる。それだけ作品が読み込まれているなんて、作家としては嬉しいだろうなあ。娘も、ぼろぼろになった「そして5人がいなくなる」にサインをしてもらい、頬を上気させて帰る。半月前、当選葉書が来たときの、家での叫びまくっていた喜びサインをしていただいた後の、うつむいて、静かにかみしめる喜び憧れの作家さんに会えて、よかったね。どうぞ、これから先、コギャルなどに変貌せぬように。いやいや、させぬように、か。私はこれから校正作業開始。眠気に負けちゃうかも。
2003年08月03日
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新聞素材のテープ起こしは久しぶり。新聞といっても、速報性のある記事は在宅になど回ってこない。来るのは、家庭欄や生活欄など、時間に左右されない内容がほとんどで、今日は健康についての識者インタビュー。話し言葉をまとめるのは、なかなかおもしろい。自治体の会議などより、校正にとても時間がかかるが、ある程度の倒置や言葉の重なり、それらを整文するのは、なかなか楽しい。昔、校閲の人に「見かけによらず、思い切りがいいね」と言われたように、人によって整文の仕方は千差万別。要らないと思った言葉をばっさり切る人もいれば、話し言葉に忠実なあまり、読みにくい原稿のままの人もいる。同じテープを10人の人に渡しても、1つとして同じ仕上がりはないはず。それでも、その千差万別の原稿を元にして、依頼先の人はさらに原稿をまとめるわけで、そんな意味でも最初の下ごしらえであるこの仕事、大切なんだな。今回は、聞き取りにくい医学用語や栄養学の言葉が多い。「てぃーおーち」としか聞き取れずに、もうあきらめようかと思ったけど、前後の言葉を検索しまくって、粘る粘る。ついに「GI値(じーあいち)」であったことが判明。テープを聞いて、確かめて、またまたなるほど。こうして私の辞書は増えていく。忘れなければの話だけど。
2003年08月02日
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カレンダーの日付も上のほうになったし、天気もよくなった。新聞素材のテープの話よりも、どうしても8月の最初にこれを書きたくて。昔、旅行会社に勤めていたころ。何だか毎日忙しくて、深夜まで残業でヘロヘロの中、ある日、同期の子が「麻neko、この日からモルジブだよ!もう予約したから休みとってよ!」「ふええ~? モルジブ?」「そーよ、7日間で3食ついて、この値段は安いでしょ。」3人いたほうが安いからという安易な理由で無理やりモルジブの旅に加えられ、わけが判らぬままに、とある夏、おんぼろのスリランカ航空で日本を脱出。コロンボで乗り換える。もう夕方。もわんとする南国の匂い。さらにおんぼろの飛行機。記憶にあるのは、薄暗かったこと、遠くの金網にへばりつく現地の人たちがいたこと、不気味だったこと。モルジブの空港では、眠気も加わって、更に記憶が定かでない。ぼろぼろの人買い船みたいなボート、無口な現地の人。どこに連れていかれてしまうのか。不安である。30分ほども揺られ、夜中にとある島に着く。チェックインを済ませ、暗い砂浜を部屋に向かう途中、大きなトカゲがささっと横切った。ギョエ。テラスで静かに本を読んでいたドイツ人が不敵に笑う。波の音すら不安をかきたてる。部屋に入る。そこからが「ガ行の悲鳴」の連発であった。「ギャー、こんなに大きなアリが枕に!」「ガーン、シャワーが出ない!」「ゲゲッ、水道が塩水!」悲鳴を上げ続ける友人を放っておいて、とにかく眠い私は「これは夢だ、これは夢」とつぶやきつつ眠りに落ちた。・・・翌日、今度は「カ行の悲鳴」で起こされた。「キャーッ、すっごーい!」「カンドー!!」「麻neko!! 早く起きなさいよ! きれいだよ!」ほんとだー。朝、初めてみたモルジブの景色の感動といったら。昔、マイルドセブン(かな?)の広告にあった、そのまんま。こんな透明な海、見たことない。すっかり気をよくした私たちは、アリもトカゲにもすっかりなれっこになって、思いっきり遊び過ごしたのであった。一番感動したのは、ぷかんぷかんボートに浮かんでいたときのこと。遠くのほうから雲がゆっくり近づいてきて、隣りの島の上にきて、島が雨にけむり、しばらくしたら、こちらにも雲が来て、シャワーを降らせ、また雲が去ったら元のとおりの天気になって・・・。こうして書いてしまうとつまらないことだけど。でもね、ボブ・リースが「モルジブが沈む日」(NHK出版)という本を出しているように、地球の温暖化で海面は上昇中。平均海抜1.5メートルというモルジブはどんどん陸地が失われている。あと数十年したら、あの国はないかもしれない。あんなきらきら光る素敵な観光地がなくなるなんて、ほんとにもったいない。観光地だけじゃない。そこに住んでる人にとっては切実な話。だから、行ける人は、今のうちにモルジブへ。そうでない人は、せめてエアコンの設定温度を1度高めに。
2003年08月01日
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