一歩一歩を大切に・・・
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無事高3となった息子君。最後の大会の予選が始まりました。会場は行ったことがない場所で、どれくらい時間がかかるかも分からないので、かなり時間に余裕を持って自宅を出発しました。高速も空いていてかなり早く会場に着いたとたんに息子君を遭遇。ハーフアップが終わって外で練習に出るところだったみたいです。コートの位置やベンチを確認して、観覧スペースが混んでいると言うので、そそくさと二階へ。後半戦が始まった試合を見学していました。強豪高はともかく、このインハイ予選で引退となる高校も多く、この大会の大きさも相まって、どのチームも強い意気込みが伝わっている観覧席は物凄い熱気に包まれていました。きっとコートではこれ以上の空気が有るのだと思います。息子君の試合の前の試合は、一点を競り合う緊迫した試合でした。もし許されるなら両チーム勝ち!にして欲しいと思うくらい。けれども無情にも勝敗がついた瞬間、勝ったチームは雄たけびを上げ、負けたチームは泣き崩れていました。そのメンバーの悔しさが、ダイレクトに伝わってきて、思わず母も涙ぐんでしまいました。けれども、素晴らしいゲームでした。両者に・・・と言うより、今は敗者に拍手を送りたいと思います。お疲れ様でした、と。次は息子君の試合です。正直今まで対戦した事の無い高校で、ネットでの情報によると4分六・五分五分、といった感じのチーム。こういう場合の息子君チームの勝敗も五分五分で(^^;)。相手に飲まれなければ良いのですが・・・。 と、思いつつ始まったゲームは物凄い低スコア。前半終わった段階でわずか2点差で辛うじて勝っている、状態でした。けれども二階から見た息子君チームはとっても良い雰囲気でした。ディフェンスとアシストに徹した息子君を後輩がちやほやしていたり、同期とハイタッチしたり。そんな仄々した雰囲気が良かったのか、3Q終了時には10点差に開いていました。が、相手もそのまま勝利を譲ってくれる分けも無く。その点差が縮まる、一転して、不穏な雰囲気にこういうピンチの時、ベンチの声援が力になるのですが、まさかの展開にベンチも押し黙ってしまって、「こういう時に声を出さなきゃ!!」と思っていたら!まだベンチに入れない一年生が二階から揃って大きな声で応援を始めました。それに我に返ったのか、ベンチからもそれに負けじと大きな声援が。それに力を貰ったかのように、息子君たち、頑張りました。4Qラスト4分切るところで息子君、ファールがかさみ、退場。まさかこれで引退!?引退試合が退場で終わるなんて!!!母の隣で応援していたQBも、「これで試合が見えなくなった」と不吉な事を 息子君はチームのディフェンスの要なので、確かに退場後は相手のスリーを許すなど、ハラハラの展開で。でも。残り4分、頑張りました。交代交代で相手をかく乱して、出場した選手も必死な様相で。ベンチも二階席の一年生やOBたちも力いっぱい応援して。息子君は身を乗り出して指示を出して。勝利を勝ち取りました。あと一週間、息子君はチームの5番。選手です。正直この試合で引退だと思っていたのですが、あと少しでだけでも息子君の5番の姿を見ていたかった母には、夢のような一週間の幕開けです。でも、同時に。息子君の引退を受け入れられるよう心の準備をする一週間の始まりです。どうか、息子君が最後まで息子君のプレーが出来ますように。
2013年04月22日
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