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本年度の第24回新報児童文学賞を、このブログにも遊びに来てくれる卒業生が受賞した。多分私が沖縄に来て最初のクラスだったと思うので、感無量である。帰ってきて新聞を見たら(昨日のw)、結構でかく詳しい記事である。しかし実は学生時代はマンガ家を目指しており「ご近所の、ほんとうにどうでもいいひとびと」というシュールなギャグ漫画で、小学館コミック新人賞の奨励賞を受賞した事には言及されていないw よい機会なのでこれまで関わりのあった学生の、受賞歴を記録しておくことにする。今年のゼミ生もなかなか強力なので、今後の期待も大きい。自分のが載っていない、という人は教えてください。ゼ・ゼミ関係、文・文芸部 無印、どっちでもないが学科や授業で関わった学生。2012年 new!第24回新報児童文学賞 ゼ「流れ星のリュウ」2011年第7回おきなわ文学賞 詩部門佳作 ゼ「文化」2010年第6回おきなわ文学賞小説部門佳作 文「九月の終わり」前年「スプラッシュダウン」と同一人物。随筆部門佳作 「幸せな時代」日文の学生、他ゼミ。2009年第32回山之口貘賞 ゼ+文「ひとりカレンダー」他、おきなわ文学賞の「冬の花」「一ヶ月」も同一人物。第5回おきなわ文学賞小説部門二席 文「スプラッシュダウン」随筆部門佳作 ゼ「他人の自分、あるいはイグアノドン」前年二部門受賞と同一人物。2008年第4回おきなわ文学賞小説部門一席 「黒い星」 英米の学生。わざわざ私の授業を取りに来てくれていた。マンガ部門二席 ゼ「どこかでまつりが、いつかの場所で」下の随筆と二部門受賞。随筆部門佳作 ゼ「少年期を聴きながら」詩部門佳作 ゼ+文「冬の花」 ゼ「Light blue」2007年第3回おきなわ文学賞詩部門佳作 ゼ+文「一ヶ月」2006年第2回おきなわ文学賞漫画部門佳作 ゼ+文「ありきたりな異常」2003年第26回山之口獏賞 文「月夜の子守唄」1999年第22回山之口獏賞 ゼ+文「盲目」これは高校時代に作った詩集なので、関係ないとも言えるw以上。こうみるとなかなか壮観である。まあ特に指導とかはしていないのであるが。
Jun 26, 2012
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息子の通学路から見えるw潜水艦の接岸はなかなか見る事は出来ず、ミサイル駆逐艦が止まっている事が多い。今日のは多分アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦。
Jun 24, 2012
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13:09、沖縄本島に暴風警報が発令されました。 朝から暴風雨で、お休みというのはこれまで何度もあったが、授業の途中で全館放送があり、即時講義中止というのは初めての経験である。実際今のところたいした風ではなく、3校時(14:30)まではやりきっても大丈夫な感じもするのだが、学則で決まっており、きまりはきまりである。 ちょうどゼミの途中で、今日のは灰谷「太陽の子」と沖縄の平和教育というテーマで学生アンケートを分析する、というなかなか斬新なレポートだったので、私としては残念だが、学生達は独特の非日常感に上気していたw
Jun 18, 2012
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6月16、17日は普天間フライトラインフェアだという事なので、早速行ってみた。体重を10キロ落としてからというもの、私は妙に活動的になっている。だが大山ゲートに近づくと異様な雰囲気である。オスプレー反対派の人たちであった。パトカーも何台も止まっており、ものものしい感じである。さらに進んでゲートをくぐると、20人ぐらいの戦闘服(砂漠モードの茶色)が番をしていた。日本人のガードが急いでかけつけて来て「すいません、延期になりました」という事である。 大学まで来て今ホームページを見たところ、たしかに延期のお知らせは出ていた。http://www.okinawa.usmc.mil/Events/Events.html「台風接近のため、延期になりました」って嘘だろw。確かに台風は近づいては来ているが、本島接近は19日の見込みであり、今日明日は全然大丈夫である。 いうまでもなく近づいているのは台風ではなく、宜野湾市の「オスプレイ反対集会」である。市側がわざと普天間基地のイベントにぶつけたのかどうかは不明であるが、米軍側が譲歩したというのが、現実であろう。本土のプロ市民の人たちも来沖しており、こんな日にゲート開放は考えてみれば無茶である。 イベントの日程は6月30日、7月1日なったので、そのときにまたレポートします。
Jun 16, 2012
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少し前、素人目には危なく見えるが、アメリカ様が安全だと言い張る以上仕方あるまい、という主旨の事を書いたのだが、やっぱ危ないじゃないか、オスプレイ。 モロッコの事故原因を調査中の時期に、普段より一層注意深く運用しているはずで、こんな時に落ちるという事は、未発見の欠陥があるのである。これこれこういう欠陥がありました、という調査が出るまでは、街中を飛ぶなど論外である。 まあ私が反対するまでもなく、これで延期だろう。
Jun 14, 2012
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県道をへだてて北中城側に広がる居住地。既に返還された泡瀬ゴルフ場と隣接している。このエリアだけで沖縄県で最も規模が大きい県総合運動場と同じ程度の面積がある。 なお撮影は北中城村あやかりの杜図書館で行った。ほとんど観光客が訪れる事はないが、県内でも絶景の一つだと思われる。見通しがいいため、かつては米高級士官の居住地のとなっていた。現在近くにはEMホテルや、米軍住宅を改装したレストランなどがある。
Jun 9, 2012
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即時返還が決まったキャンプ瑞慶覧西普天間地区に行ってみた。完全なゴーストタウン状態である。と普天間神宮よりの方角では工事が行われている。おお、もう再開発が始まったのか、と思い行ってみた。ゲートが開いているのではいってみると、警備員がいた(日本人)。話を聞いてみるとこれは返還跡地事業ではなくて、海軍病院の移転工事だという事である。そういえばそんな話があったな。今調べてみたら、2012年春から運用予定だったようだが、もう夏になるのにこの状態である。またキャンプ瑞慶覧全てが返還されるはずなのに、この病院エリアだけが残るという事なのだろうか?何とも計画がちぐはぐな感じである。
Jun 8, 2012
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今度の沖縄マスコミのキャンペーンは「オスプレー反対」である。確かに素人目に見ても、浮かんだあとプロペラの向きを変えるというあの設計は、ちょっと危ないんじゃないかというような気もする。しかし護憲派はそれでも反対してはならないだろう。 憲法前文には次のようにある。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」 つまり日本以外のの諸国民は平和を愛しており、公正である。当然アメリカも諸国民である。アメリカが大丈夫だという以上信義に信頼すべきである。 あるいは他の「諸国民」は信頼できないかもしれない、という改憲派がオスプレーに反対するというのはありうるが、護憲派は外国の言うことは何でも賛成すべきである。
Jun 7, 2012
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今回のは住民感覚としてではなく調べた事なので、番外とした。 少し調べただけでカジノの威力はよくわかる。例えば沖縄とマカオを対比した場合、以下の通りである。沖縄 人口140万人 観光収入3,783億円 1人あたりGDP 20,490ドル(2007、1ドル100円換算)マカオ 人口54万人 カジノ売り上げ8,400億円(1ドル80円換算) 1人あたりGDP57,992ドル(2008) 厳密には換算率や比べる対象がやや違うのであるが、この大雑把な比較でもマカオのすごさがよくわかる。特に1人あたりGDPは東京の45,400ドル(2007年)を大きく上回り、アラブ首長国連邦とかと同程度である。ちなみに2008年の韓国は19,504ドルであり、沖縄は実は世界の中では、結構豊かな事もわかる。 もちろんマカオは長い歴史を持っており、沖縄にカジノを作ったからといって、すぐさま人気が出るとは限らない。しかしやはり十分検討に値すると思われる。ここ数年の沖縄観光は入域数こそ横ばいだが、デフレが進み一人あたり単価が減少している。 観光客一人あたりの県内消費の内訳。宿泊費18,144 交通費9,816 買い物16,526 飲食14,791 娯楽・入場7,602 その他1,247 合計68,427 明らかに娯楽入場料が極端に少ない。沖縄はこれまでも様々なテーマパークを作ってきたのだが、いずれもショボく、ひめゆりパークだとか、東南植物楽園とかつぶれてしまった。水族館だけは人気があるが、入場料わずか1,800円で、しかもこれは国庫に入ってしまう。首里城の800円は、ちょっと内容から行くと高いような気もする。 カジノについては沖縄県は既に20年位研究している。仲井間知事はカジノ実現を公約にしていたと思う。治安が悪くなる、などという懸念は時代遅れであり、ラスベガスもマカオもかつてはマフィアが影響力を持っていた時期があるが、とっくに克服しており、そのノウハウを学べばよい。 また仮に導入する場合、DFSギャラリアのように、観光客専用の閉鎖・集中型になるのではないか。これだと県民のギャンブル依存症の懸念は全くない。既存のホテルにばんばんカジノが付属するというのはちょっとどうかと思う。 現在うるま市宮城島で計画があるようだが、現実性、進捗度は伝わって来ない。閉鎖・集中型にする場合、返還軍用地がやはり一番ふさわしいように思う。
Jun 6, 2012
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日曜日キャンプ瑞慶覧に潜入しようとしたが、防衛省施設局が難色を示したため、断念した、というのはもちろん嘘であり、実は各キャンプ(普天間をのぞく)は土日にフリーマーケットを開いている。第一土日はキャンプ瑞慶覧なので行ってみた。 だがしょぼかった>
Jun 5, 2012
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ちょっと私は勘違いしていた。即時返還はキャンプ瑞慶覧の西側一部であり、大部分は「海兵隊グアム移転後」であった。まあそれはそうであり、現時点で住んでいるのを出て行けは無茶である。お詫びして訂正いたします。 さてそれゆえ少し時間の余裕が出来たのであり、やはり跡地計画は慎重に議論すべきである。例えば太田元知事を代表とする基地撤去派は「米軍基地が沖縄の経済を阻害しており、軍用地が返還されれば沖縄経済は成長する」という嘘を垂れ流してきた。この嘘を完膚なきまでに叩き潰したのは私の先輩であり定年退職された来間泰男先生であった。 来間先生の論旨を要約するならば「基地が返還されると沖縄経済は確実に落ち込むが、たとえ貧乏になっても危険性を減らすべきである」というものであった。私はこの意見に反対である。それは私は現在子育て中であり、沖縄が貧乏になっては困るからである。しかしその一方来間先生の意見が立派であることを認めざるを得ない。私の意見の方が明らかにしょぼいのである。 来間先生の試算によれば、軍用跡地を農地にすれば収入は激減する、工業地にしてもかなりの減少である、同等にするためには東京ディズニーランド並みの土地収益性が必要であるというものであった。これはかなり厳しい状況であり、そんな魔法のような案があるわけないのである。しかしディズニーランド並みは無理でも、それに限りなく近い案はないこともない。それが「カジノ」である。これは沖縄でかなり長い期間議論されている問題である。 反対派の急先鋒は糸数慶子議員を中心とする左翼系の政治家達である。「ギャンブル依存症の恐れがあり、沖縄にはもっと沖縄にふさわしい産業がある」からという。しかし「もっと沖縄にふさわしい産業」が具体的になんであるかは示さない。また「ギャンブル依存症」についても大きな誤解がある。ギャンブル依存症の危険性が最も高いのはパチンコである。なぜなら日常世界に存在しており、少額で挑戦できるからである。このパチンコを放置しておいてギャンブル依存症もないものである。 カジノは確かにコイン一枚25セントのスロットというような少額ギャンブルもないことはないが、通常最低一回勝負が100ドルから200ドルであり、時には一晩で一億円単位で動くのである。これでギャンブル依存症になるためには大王製紙前会長並みの資産が必要であり、通常の沖縄県民の場合「ギャンブル依存症」にかかる前に破産するから、「ギャンブル依存症」の心配は不要である。中高生の悪影響も心配なく、中高生で一万円単位の博打に参加できるはずないのである。それでもどうしても心配なら、観光用沖縄免税店と同様、観光客であることを証明したものだけが入場できるようにすればなんの問題もない。カジノに関われるのは、最低資産一億円以上の大金持ちだけである(続く)。
Jun 2, 2012
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昨日は跡地はショッピングセンターばかりだと書いたのだが、読谷飛行場跡地のことを見逃していたので、若干ふれておく。 読谷の跡地計画は「農業生産法人」を育成して、先進的農業地域にするというものである。これは私の知る跡地計画の中で、最も現実的かつ戦略的なものである。本来農地であった軍用地を農地に戻す。その際大規模化、合理化により生産性を高める。何年か前に訪れたときは、まるで荒野だったが、今はどうなっているのだろうか。今度見学してこようと思う。 これに対して微妙なのが、沖縄市・北中城村合同のキャンプ瑞慶覧跡地計画である。http://www.vill.kitanakagusuku.lg.jp/site/htdocs/zukeran/project/basic/index.html まず全体の3分の2弱ほどが宅地である。残りの3分の1がレクリエーション、学術、観光・ビジネス、その中でも最大の面積が、商業複合施設になっている。快適で住みよい街というのがコンセプトであり、後述するようにキャンプ瑞慶覧の場合、日本人のための住宅地にしたいという気持ちは痛いほどわかるのだが、問題点も明瞭である。これほど広大な敷地に引っ越してくる人々が、いったいどこで働くのか、という問題である。コンセプトには「学ぶ、交わる、休む、遊ぶ、住む、買う」とあり、「働く」は入っていない。実際には北部エリアはうまくいけば一定の雇用を生むだろうが、明らかに供給過剰である。 今後普天間以外の中南部施設が順次返還され、それぞれの市町村が独自のプランで跡地利用するなら、おそらくどこもここと似たりよったりの計画になり、結果として住宅地の過剰供給という問題が発生すると思われる。現実に那覇市や空港に近く、ここよりはるかに利便性の高い、豊見城市豊崎タウンで既にそれは発生している。宜野湾市宇地泊・大謝名エリアも未だかなりの空き地を抱えている。 軍用地の間は資産デフレから完全に守られているが、今後は厳しい市場原理にさらされることになる。造成してみたもののいつまでも買い手がつかない、という状況も想定しなければならない。その一方キャンプ瑞慶覧を住宅地にしたいという気持ちもわかる。そもそもキャンプ瑞慶覧は住宅地であり、それもおもいっきり贅沢な住環境だったからである。 中に入ったことがある人ならわかると思うが、住宅そのものは一部老朽化しているというものの、アメリカ人の土地利用というのは半端ではない。広大に広がる芝生のなかに、ゆったりと間隔をあけた住居。ここを歩くと、アメリカの地方都市に来たような錯覚を覚えるのである。私は息子の親善サッカー大会で入ったのだが、野球グランドも2面も3面もあり、サッカー場も私の知る限りで2面はある。こんなところで暮らしてみたいというのも人情であり、やはりここは今後も住宅地にしたいという気持ちもわかるのである。だがしかし住宅地は雇用を生まない。沖縄に今何よりも必要なのは雇用である。それゆえここをアメリカンタウンというようなリゾート地にする、という案も検討すべきなのではないかと思うのである(続く)。
Jun 1, 2012
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