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トレーニングジムの更衣室で着替えながら、税理士のIさん 「昨日、人から紹介されてお医者さんのところに 行ってきたんですよ。私的な話でも、自宅 より勤務先の自分の部屋がいい・・というので。 よかったら、武田さんに紹介しますか?」FPの武田 「???」税理士のIさん 「節税とか考えているみたいですよ。」FPの武田 「・・だったら税理士さんの専門分野じゃ・・?」このような情報は、銀行・保険のような分野の人たちであれば、願ってもない話です。また私のFP事務所が、金融商品や保険を販売していれば、同じくビジネスチャンスです。そういうポジションであれば、大きなビジネスになる富裕層に狙いを定めた業務に集中します。FP事務所としてのスタンスがちがいます。「商品販売をしない」ことで、消費者サイドに立つFP事務所をやっています。富裕層に限らず、だれでも相談できるFP事務所を志向していますので、顧問料も非常に低額に設定しています。(12,000円/年)顧問会員であれば、職業や資産の大小に係わらず、同じサービスを提供しています。ライフプランニングをメインに、不動産や相続を含めた総合的な相談に対応・支援をしています。もちろん資産設計の中で、節税の組立ても行います。顧問会員にお医者さんもいます(勤務医・開業医)が、こちらから訪問することは全くありません。低料金ですから、来所いただいての相談です。「FPは家計のホームドクターです。」と、多くのFPがが言っていますが、現実にはそのようなFPは見当たらない、・・と私は常々感じています。(写真は私がプランニングしたアパート団地の小道。相続設計の一環。入居者に潤いを与える緑と遊び心。居心地の良さが入居率を高める)
2005/08/31

今日も、座談会のチラシを配ってきました。(100枚)一軒ずつ回っていると、けっこう汗をかきます。今日の盛岡は気温25度前後で、そんなに暑くないはずですが。半そで下着姿の、おなかがでっぷりしたおじさんと遭遇。(私もおじさんですが)「これはなんですか?」(ファイナンシャル・プランナーを一言で説明できない)(できるだけ分かりやすく、説明したつもり・・・)「ああ、ありがとうございました。」全く理解してもらっていないと思うけど、お礼を言われました。下のチラシを配っています。(裏側が事務所紹介と講演等の経歴紹介)
2005/08/31
原油の価格がどんどん高くなっています。私たちの家計にどのように影響してくるでしょうか?「ガソリン代が高くなってきている。」そうですよね。その他にもいろいろな局面で、私たちの家計に影響が出てきます。値上げが進むモノ ・電気料金:10月に値上げ、さらに1月にも? 燃料費変動が料金に自動反映される制度 ・ガソリン代:10月に値上げ?(9月から給油所への卸値上げ) ・航空運賃(国内):来年1月値上げ?値上げが進みにくいモノ ・飲料水:ペットボトル費の上昇分は、価格転嫁できない。 ・自動車:きびしい価格競争、限界まで合理化努力。 ・家電:きびしい価格競争、限界まで合理化努力。 ・宅配便:単価下落進み、値上げできない。車種を低燃費車に? ・100円ショップ:樹脂製品メーカーの値上げ要求拒否? ・クリーニング:燃料費・樹脂製品上昇も、値上げできない。 ・おもちゃ:メーカーは樹脂の使用量を減らして対応?値上げしないよう知恵をしぼって、がんばっている会社も多々あります。私たちの家計も、さらに工夫が必要かも?(写真は、事務所から2・3分歩いた所の風景:盛岡駅近隣)
2005/08/30
住宅ローン、 3年固定金利1% 同様の住宅ローンでスタートした人が、かなり存在することを前提に、金利上昇の場合にも対応できる、その後の対策をシミュレーション作業しています。現在の金利レベルでは、全期間固定金利だと、2%台前半~3%台前半です。4年目からの金利設定を3段階で試算してみます。 3.5% 4.5% 5.5%今のままの生活では当然破綻しますので、いろいろな方法を試みて、5.5%の場合でも老後まで含めてOKな状態をつくる作業をしています。 (写真は、旭橋からの岩手山と北上川)
2005/08/30
顧問会員のKさんは、マイホーム新築に備えて、総合的な生活設計を検討中です。ちょっと遠方にお住まいです。盛岡から車で1時間超です。T:FPの武田S:FPの佐々木(アシスタント)T「そういえば、○○のKさんはどうなって いたっけ?」 S「いただいた資料でキャッシュフロー表は 一応作りましたが、まだ不明な部分が あるんで、もう一度ヒアリングが必要で、 そのことはKさんに連絡してあり、 おそらくお盆明けになるだろうって、 武田さんのお話でした。」・・・ちょくちょく物忘れがあります。私が、そのように段取りしていたんですね。すぐ、連絡しなきゃ。・・・のんびりしたFP事務所です。
2005/08/30
私は2つの目的で、トレーニングジムに通っています。ひとつは、ストレス解消。もうひとつは、おいしくビールを飲むため。昔(40才前後)は、まさにボディビルディングを目的に通って、それなりのナイスバディ(?)をつくっていました。スリーサイズ(バスト・ウエスト・ヒップ)が、ボクシングのマイクタイソンと同じまでに仕上げました。(ハワイとかに行っても、外人にひけを取りませんでした。 バリバリ!)今はそんなハードトレーニングはしていません。事務所から歩いて3・4分の、盛岡駅前にあるセントラル・フィットネス盛岡に通っています。1ケ月ほど前の着替え室で、バスタオルを巻いたまま下着をはこうと、もぞもぞしている人がいました。タオルが落ちないよう、必死な様子でしたので、知らない人でしたが声をかけました。「あの、だれも見ていませんよ。」「あ、はあ。」以来、顔を合わせるたびに挨拶・会話をするように。数日後、営業でウチの事務所に入ってきたのがこの人で、開業したばかりの税理士さんでした。お互いにびっくり・・でした。以後、一段と親しくなりましたが、着替え室での、モゾモゾは相変わらずです。女性が見ているわけでもないのに・・・。
2005/08/29
10月から毎月の手取額が、約650円減ります。ボーナスを含む年間だと、約1万円減ります。今年で終わりではなく、来年以降も減り続けます。せっかく節約しても・・・。上の金額は月収36万円(年間ボーナス3.6ヶ月)の平均的会社員の場合です。会社員の厚生年金保険料が、9月分から引き上げられ、実際に給料手取りが減るのは、10月からになります。去年の年金制度改革で毎年0.354%の引上げが決まったことに伴なう措置です。以後、毎年の引き上げが、2017年まで続きます。今の保険料率13.934%(労使折半)が、最終的に18.30%(労使折半)になります。厚生年金保険料は、社会保険料のひとつです。給与明細や源泉徴収票で、社会保険料や所得税を確認できます。ぜひ日ごろから社会保険料や所得税には関心を持って、チェックしましょう。
2005/08/29
銀行の融資が減り続けているそうです。(銀行貸し出し、7年連続前年比マイナス)銀行は、私たち消費者から預かったお金を会社に貸すことで、その利ざやを稼いできました。ところが、それぞれの会社は今、できるだけ借金を減らそうとしています。会社がお金を借りてくれなければ、銀行は利益を上げることができません。困った銀行は、んじゃあ別のところから利益を上げよう・・・ということで、狙う先は私たち個人の消費者。その方法は・・・。・ちょっとお金のある消費者 「投資信託を買ってもらって手数料を」 12月以降なら「養老保険で手数料を」・資産家である消費者 「相続対策といい変額年金保険で手数料を」 ・老後を心配する消費者 「個人年金商品で手数料を」 ・家が欲しい!消費者 ・住宅ローン返済中の消費者 「住宅ローンのブン取リ合戦で利ざやを」・プアな消費者 「カードローンで大きく利ざや稼ぎ」銀行が儲ける方法はいろいろあります。金融の自由化で、儲ける方法がどんどん増えています。利益相反関係といって、売る側が儲かる時、買う側は損をします。今、買おうとしているものが、自分にとって本当に有益かどうか、しっかり考えましょう。普段から勉強して、選択肢の幅を広げておきましょう。
2005/08/28
マンション購入を検討している人は、自分の老後にあたる、30年・40年先のことも考えましょう。今現在、完成から30年を越えるマンションが急増しています。三大都市圏あわせると50万戸を突破し、5年後には100万戸に達するそうです。老朽化すれば改修や建て替えで、当然費用がかかります。その時期には大部分の住民が、定年退職などで所得が減り、新たな負担を避けたがります。余裕のある人は物件の価値が高いうちに売って移住するので、残った人の負担はさらに重くなります。時間の経過と共に賃貸も増えたりして、立場のちがう住民の合意形成も難しくなります。建て替えの話が出てから、実施まで10年かかったりするケースもあります。02年「マンション建て替え円滑化法」老朽化対策として、住民の5分の4以上の賛成で建て替えを決議できるようにしました。(お金が無いから反対・・という人は出て行く?)古くなっても、場所柄で価値を保てる物件であれば、新たな入居者が確保できるので、対応法はいろいろ考えられますが、ちょっと不便な場所柄の物件は、検討に際してぜひ、数十年先の自分を想像し、しっかり考ましょう。
2005/08/28
05年度末(06年3月)で、期限切れの減税措置がいろいろあります。税金を安く押さえていた措置がいろいろありましたが、その期限が来年3月で切れようとしています。私たち一般個人の関係しそうなところでは、不動産流通税の引き下げ措置。不動産流通税って何かと言うと、 登録免許税:土地・建物を購入した人が 自分のモノになりましたと 登記する時に納めます。 不動産取得税:土地・建物を購入した人が 納めます。 登記の有無は関係ありません。流通税は土地・建物の評価額の一定割合を納めるものですが、1994年度からその評価額の算出手法が変わり、平均で4倍に引き上げられたことなどから、税負担の軽減措置が導入されていました。具体的には下記の内容です。 登録免許税 :税率2%が1%に 不動産取得税:税率4%が3%に軽減措置が切れると、4,200万円の分譲住宅を取得する場合で、約32万円の負担増になります。家計にとっては、けっこう大きいですよね。各お役所の動きは、 国土交通省:経済活性化のため、引き下げ措置の延長を。 財務省 :財源確保のため、延長に反対。今回の総選挙の結果次第でどうなるか?来年度の税制改正。
2005/08/27
30分の無料相談ではありますが、ブログを通じて初めての対面相談がありました。ブログでは、オンラインの相談はちょくちょくありますが、オフは全く初めてです。相談者はTさん。(盛岡市)30才女性、会社員の夫と子どもの3人家族。ネット上で「FP」で検索していて、たまたまヒットし、同じ盛岡市にFP事務所があることを知り、「ラッキー」と思っていただいたようです。保険を販売する人には相談したくないということでした。ブログで私個人のことやら、事務所のこと、アシスタントのことなど、オープンに書き込んでありますから、予め読んでいらっしゃったようで、こちらのことはほとんどバレバレ状態でした。かえって、安心して来所できたのか・・と思います。相談内容は、簡保の見直しでした。医療保障の考え方、死亡保障の計算のし方など30分の中で、ある程度満足いただけたかと思います。帰り際に、「家計見直し座談会」のチラシを渡して人集めをチャッカリお願いしました。有料(資料代500円/人)ですが、協力してもらえそうな雰囲気でした。ブログのおかげで、検索でヒットする確立が高まっているようです。もうひとつの利点は、あらかじめこちらの内容を分かってもらった上での面談は、「初対面の人を安心させる」作業にエネルギーをほとんど使うことがない・・ということでした。記事の投稿、毎日続けます。
2005/08/27
セミナーチラシが折込みされました。自前でやると数十万円~百数十万円かかりますが、NHK文化センターが主催ですので、コストはゼロです。あなたを磨く講座がきっとある。NHK文化センター盛岡教室2005年10月期(10・11・12月)この中に、家計見直しが自分でできるようになるライフプラン講座・10月13日(木)貯蓄見直し入門 資産を金融機関任せにしない 「減らさない・損しない」確かな知識・11月10日(木)老後資金準備 ばくぜんとした不安を明確にして 準備状況に応じた対策法を・12月8日(木)生命保険の見直し 加入することを前提にせず 必要性の有無から自力で計算・判断それぞれ13:00~15:00 の2時間講座受講料 各1回ごと 会員 2,100円 一般 2,415円NHK文化センター盛岡教室 Tel 019-622-6611このようなカルチャー教室は、一般的に文化・芸能・技能的な講座がほとんどで、私の講座はこの中ではちょっと特異な存在です。受講者が集まってくれればいいですね。
2005/08/27
顧問会員のNさん(81才女性)お盆前の連絡の際、「長男がお盆に来るんで、これからのことを 話して、お盆明けにまた先生にご相談 申し上げます。」 ※ご長男(50代)については、お母さんが懸念する 問題を抱えていますが、プライバシーの関係上 詳しく書くわけにはいきません。お盆が過ぎてもしばらく連絡がありません。やっと、電話がありました。「いろいろ心配していらっしゃると思って お電話しました。」いやー、ご連絡が無かったから、てっきり息を引き取ってしまったかと思っていました。「そう言われると思った!」これでN家とのご縁も終わりかと・・・「無い!」この後、本題のお話に・・・。顧問会員も、更新を繰り返して長いお付合いになると、このような関係になります。殊勝な言葉使いをしたかと思うと、私に向かって「ジジイ!」なんて言ったりします。ババアに、ジジイとは言われたくない・・です。いろいろな顧問会員の皆様に恵まれて、私は、しあわせです。
2005/08/26
電話問い合わせがありました。「無料相談、お願いしたいんですけど・・。 保険の見直し・・・。」はい、よろしいですよ。30分だけですけど。こちらは何でお知りになりました?「あ、ホームページです。」ああ、そうですか。それで、相談内容は保険の見直しですね?「あ、ええ、簡保ですけど、このまま続けて いいものかどうか・・・。」はい、わかりました。相談したい内容を整理して、資料もお持ちください。30分はあっという間ですから。「あの車で行くんですけど・・・。」はいどうぞ、事務所前に駐車できますので。・・・ということで明日11:00amの約束に。 (30代女性?)ホームページもたまには役に立つのかな。年に数回程度ですが。
2005/08/26
保険を販売する側のアドバイスは当然、保険販売を目的としています。そのまま受取ってはいけません。医療保障についての保険評論家のアドバイスファイナンシャル・アドバイザー 05年8月号保険評論家D氏 ○医療保険選びのポイントはズバリこれだ! 失敗しない医療保険選択の基本3項目 1 入院日額 1万円 2 1回入院日数 60日 3 解約返戻金がある医療保険費用は1日1万円必要で、平均入院日数はほぼ30日から、1,2を説明しています。3については、返戻金有りが有利なことを、下記のように説明しています。 40才男性の例 70才まで払込んだ場合 ★掛捨て アフラック「EVER」 毎月保険料 4,540円 払込み保険料累計 1,634,400円 ★解約返戻金有り 三井住友きらめき生命 医療保険「終身払い型」 毎月保険料 6,220円 払込み保険料累計 2,239,200円 解約返戻金 969,400円 実質保険料 1,269,800円 70才で解約して約97万円を、以降の「医療保障準備金」 としておくのが賢い選択だ・・と言い切っています。保険販売が目的だと、こういう説明になるんですね。これは、保険加入を前提にしたアドバイスです。別の方法・・という選択肢は無いんですね。私からみれば、どっちにしても払込み保険料の百数十万円がもったいない・・・と思います。(捨ててしまうお金ですから)97万円を70才以後の準備金にする・・という発想を40才時点で持ったらどうですか、と言いたいですね。死亡保障は、自分の貯蓄では対応できないから・・と、保険を検討することが必要ですが、医療保障は、だいぶ事情が異なります。50万円も貯蓄しておけば、半年ぐらい入院してもだいじょうぶです。(前日の投稿記事参照)40才だったら50万円ぐらいあるでしょう?保険料を払ったつもりで、貯蓄を増やした方が自分のためになるし、安心にもなります。
2005/08/26
ウチの事務所のアシスタント、佐々木さん。 本人:33才 3級FP技能士(福島出身) 夫:36才 会社員(岩手出身) 姫:4才 幼稚園 今日はマイホーム取得のシミュレーションをお願いしていました。30代の家族がマイホームを取得した際の、生涯のシミュレーションです。住宅ローンの設定を数種類作って、それぞれのキャッシュフロー表とグラフを作る、・・・というものです。かなり、細かな作業が延々と続きます。ふと、声をかけて、ふり返った顔!ストレス満タン、涙目、・・・!!一日エクセルと格闘していると、けっこうつらい。おいおい、無理しなくていいから、ちょっとお散歩しておいで。事務所裏の北上川を、眺めに行きました。すっきりした顔で、ニコニコ帰って来ました。
2005/08/25
10月から郵便局で、投資信託が売り出されます。運用商品提供会社を3社に決定しそうです。大きな商機になるとみて、20社強が応募しました。5年後の2009年度の販売残高目標1兆5,300億円、手数料収入目標160億円を見込んでおり、「金利同行に左右されない新たな収入源」(生田正治総裁)と期待しているようです。確実に儲かる者がいれば、その反対側でリスクやコストを引き受ける者がいます。現在、投資信託の5割は、銀行で売られています。1998年に解禁された、銀行での投資信託販売が、順調に増加して、7月末時点で株式投信残高のほぼ5割に達しました。約30兆円です。証券会社には近づいたこともない人が、顔なじみの銀行員が奨めるなら・・・と割合気軽に購入しています。商品性を理解しているかは、別問題です。郵便貯金の規模は210兆円を超えます。全国575局からスタートし、08年度には1,550局に増やす予定です。顔なじみの郵便局員から奨められて・・・。投資信託を否定するものではありませんが、自分がお金を投じようとしている商品が、どういう性格のものなのか、ぜひ自分でしっかり勉強してから購入したいですね。「いいっていうから・・。」なんていう人任せは、くれぐれもしないように。損をしても、「自己責任」で片付けられます。
2005/08/25
貯蓄のための金融商品の選択顧問会員Hさんの次女Hさん。団体扱いで養老保険を積立てしていましたが、今度、解散になるらしいんですが、またそのまま続けていいんでしょうか?これまでずいぶん、いい利率だったんですけど。これからの積立ては、やめたほうがいいです。元本割れします。貯蓄が目的で積立てをするのなら、低金利の今は短期間の積立てがいいです。1年積立て預金など・・低金利の内はこれの繰り返し。金利が上昇したら、長期商品で高金利を固定します。顧問会員Hさんの長女Hさん。わたしこの間、国債買ったんですが、OKですか?国債って、個人向け国債ですか?ああ、そうそう、それ。はい、OKです。やったーっ。今の低金利下での選択は、変動金利商品か、固定金利商品でも短期のものが正解です。お母さん・長女・次女、それぞれ別の名字ですが、偶然みなさんHさんになっています。
2005/08/25
今日の午前中は、顧問会員Hさんの相談。娘さん2人を伴なっての相談です。去年ご主人を亡くされてから、相続税の申告を済ませ、遺された不動産2ヶ所をどうするか、Hさんのこれからの生活費をどうするか、が懸案でした。前回の打ち合わせでは、不動産はどちらも売ってしまおうということだったので、売った場合の、手法・経費・税金などを考慮した手取額を提示しました。元々の手持ち額と、この手取額を合計した金額が、どのようなサイズか?日本人の女性の平均寿命まで、Hさんが生存する前提で、合計金額を取り崩して生活する場合、1ヶ月当たりの金額は、約35万円になります。日本人の老後一人暮らしの生活費平均は、15万円/月です。(2人は25万円/月)だから、35万円は十分なレベルかと思いますが、これは人によって受取り方が異なります。(これまでの生活習慣、価値観などで個人差)Hさんも微妙な表情です。・・・が、娘さんたちも含めて、基本的にこの方向でお願いします。・・・ということに。まとまった現金を入金する時に、金融機関のススメに安易に乗ったりしないよう注意、何か奨められて迷ったら、必ず私に電話することを約束。これから、足掛け2年の作業になります。
2005/08/25
地方新聞○○日報05年8月24日(水)公的年金制度に対する不安もあり、個人年金への関心が高まっています。財団法人生命保険文化センターの○○主査に聞きました。個人年金に加入する人が増えていますね。「社団法人生命保険協会のデータによれば、ここ数年新契約が増え続け、今年3月末時点の保有契約件数は1,400万件に達しました。老後の生活資金の柱となる公的年金を補完する「上乗せ資金」にしたり、公的年金の受給が段階的に65才に引き上げられているため、それまでの「つなぎ資金」として、個人年金を考える人が増えているようです。■■ぜひ、よく考えたいものです。■■上記の年金は、年金額が契約時にあらかじめ約束されている「定額型」の個人年金です。終身とか10年先からとかの受取り年金額を「今の利率」で契約・固定することになります。その「今の利率」が、どのようなレベルなのか。史上最低の超低金利が、長く続いています。ここ数年の契約はだいたい同じレベルです。★★私はこの最低利率でがまんします★★といって、長期間固定してしまうことは明らかに、損です。自分の年金を準備するから・・・といって、商品名が「年金」でなければならない・・ということはありません。ネズミの大群が、次々と海へ飛び込む集団自殺を連想してしまいます。超低金利の今は、資金は流動性のよい持ち方をして待機して、金利がある程度上昇した時点で、個人年金を契約しましょう。払う金額・受取る金額が、今のレベルとは全くちがいます。保険会社は、このようなことは教えません。目の前の、この契約を取りたいから・・・。
2005/08/24
暑くならない内にと、午前10時前から住宅地の一戸建てへ、一軒ずつチラシをポスティングしてきました。商品販売をしないファイナンシャル・プランナーの「家計見直し座談会」 充実の1時間!少人数からお受けします。料金:資料代500円/人(約20ページの資料)テーマを選んで予約してください。テーマ1 生命保険の徹底整理テーマ2 確かな住まいづくり暑くならないうちに・・・と思って始めましたが、しっかり暑くて、すぐ汗だくになりました。休日にTシャツ姿で汗をかくのは、嫌いではないんですが、ネクタイを締めて汗だくになるのは、がまんできないですね。在宅しているのは、だいたい年配の方々。「ファイナンシャル・・」「はあ?」当然、認知されていない!50枚配って帰った事務所の気持ちよさ、涼しいー!会社員時代の感触では、配った枚数の内、一応見てもらえるのは10%、アクションを起こすのはさらにその10%、100枚配って1件電話問い合わせがあったりしたら、上出来の部類・・・ですね。しばらく、毎日継続します。
2005/08/24
独身の人の保障について、考えてみましょう。【死亡保障】扶養する子どもがいない独身者は、もし死亡しても、遺された人が「経済的に困る」ことがない。⇒死亡保障はいらない。【医療保障】日本人の入院日数は、30日未満が78.4%平均在院日数は、ほぼ30日。 事例 8月21日~9月20日の約1ヶ月入院、 医療費は8月100万円、9月100万円 かかりました。本人が負担する 医療費はいくら?答えは、3割負担ですから、8月が30万円、9月が30万円で、合計60万円。・・・ではありません。8月が8万円弱、9月が8万円弱で合計16万円弱です。「健康保険の高額療養費制度」があるためです。(カテゴリー:生命保険参照)長期の入院を考える場合でも、同様にします。半年だと、約8万円×6=約48万円 といった概算でOKです。問題は、このようなお金を準備するのは、保険でなければならないか?・・・ということです。ほぼ貯蓄がゼロなのに、不安だからと保険料を払い続けている人の、見直し相談を受けたことがあります。・・・本末転倒です。独身者は、まず貯蓄で50万円を創る。これで、半年間入院しても大丈夫な状態です。さらに、100万円、300万円と増やしていけば、長期入院にも対応できるし、何も無ければそのお金は資産として積み上がっていきます。保険は、一定期間の保障を買うモノですから、期間の経過とともに、お金は無くなっていきます。そもそもどうして「保険」が必要か、その意味は「その人が持っている資産では、対応できないほどの事態に備えるために、一定期間の保障をお金で買う。」ということです。自分の資産をどんどん増せば、より対応力・安心感は増します。医療保障は不要・・・という選択肢も。保険で備えるか、貯蓄で備えるか。日本人は全員保険に加入するのが当たり前、が前提の保険販売側のセールストークに振り回されない賢い消費者になりましょう。どうしても不安だから、保険で・・・、という人は、入院日額だけではなく、1回の入院日数、通算の入院日数などの他の条件の確認、保険料はトータルでいくら、など、費用対効果をしっかり検討しましょう。保障が厚くなれば、当然保険料も高くなります。
2005/08/24
気温1度につき、10万円だそうです。買いますか?3ヶ月後の気温を25度で買うとすると、250万円がかかります。実際に3ヵ月後の気温が、30度なら決済価格300万円で、50万円の儲け。20度なら決済価格200万円で、50万円の損失。近い将来の気温当てのバクチ?東京金融先物取引所が天候デリバティブの先物取引を国内初、12月上場予定です。天候デリバティブ契約者は、損保会社などとの契約の際に、条件を設定し、気温や降水量などの気象条件が、それを越えた場合に、補償金が受取れます。直接、私たち消費者には関係しませんが、「契約者」は、以下のような人たちです。売上げ減少のリスクに備える目的で利用します。 猛暑:遊園地、ラーメン店、ガス会社 冷夏:ビアホール、プール、海の家 暖冬:スキー場、スポーツ用品店、電力会社 多雨:遊園地、百貨店、屋外レストラン 積雪:建設会社、自治体(除雪費用)・・で、損保会社自身の補償金支払いリスクを軽減する狙いで、冒頭の「気温」が売買されることになります。利用するのは、主に損害保険会社ですね。先物取引ですから、裏返しもあります。3ヶ月後の気温を25度で売るとすると、250万円がかかります。実際に3ヵ月後の気温が、30度なら決済価格300万円で、50万円の損失。 20度なら決済価格200万円で、50万円の儲け。私たち消費者には、直接関係のない話ですが、「気温」が売買される・・ことを話のタネにいかがでしょう。
2005/08/23
50代で「田舎暮らし」を希望する人は、全体の4割強だそうです。農林水産省は定年退職が近づく団塊世代を対象に、農山村への移住を支援する制度を来年度から導入します。農村の空き家と耕作していない農地を同時に貸し出し、長期間農業に従事できるようになります。第二の人生として「田舎暮らし」の選択を後押しするほか、農家の減少に歯止めをかける狙いもあります。これまでも、農地を貸す制度はありましたが、今回は団塊の世代に的を絞り、農地だけではなく空き家も貸すようになります。移住者が住む空き家は、市町村が農家などから借り上げて改修する。費用は最大で半額を利用者に補助する方向で来年度予算の概算に盛り込みます。農業技術は地域の農家が指導します。リタイアメント・プランで田舎暮らしを志向している人にとっては、朗報ですね。立ち上げ時のコストが押さえられ、ランニングコスト(日常の生活費)も安く押さえられて、生活設計が組み立てやすくなるかもしれません。
2005/08/23
今朝の折込みチラシの中に「県民共済」がありました。私も日ごろから県民共済の内容は、好意的に捉えています。(特別な関係はありません)今回、強調していたのは、「入院時の自己負担額は、以外に少ない」ということ。「最終的な医療費の自己負担はこうなります。」「公的保障ってこんなに頼りになるのね!」と、健康保険の高額療養費制度や高額医療費貸付制度もきちんと説明されています。一般の保険会社が、これでもか!と言うぐらい医療費の大きさを誇張して不安を煽る中で、(保険は不安ビジネス)好ましい姿勢だと思います。ただ、一点だけ「残念!」がありました。入院費用の日額平均=(医療費自己負担分+食事代+差額ベッド代)÷平均在院日数という計算式を使っていますが、これではやっぱり一般の生命保険会社と同じです。 ・・・何が?「食事代:一日780円で計算しました。」としていますが、私はいつも言っています。入院しなくても、私たちは3食食べます。(そうでない人もいる?)入院すると、栄養管理された3食が、たった780円で済む。普段は3食が780円では済まない。(そうでない人もいる?)「一日3食780円で済む」ということは、たいへんありがたいことなのです。だから、食事代の足し算は不要です。ね、やっぱり「残念!」・・・でしょ?
2005/08/23
商品販売をしないファイナンシャル・プランナーの「家計見直し座談会」ポスティング用のチラシ原稿を作成しています。大勢を相手のセミナーではなく、ヒザをつき合わせて、少人数で実施する「座談会」を企画しています。少人数からお受けします。場所はご用意をお願いします。料金:500円/人(資料代:約20ページ)テーマを選んで予約して下さい。テーマ1 生命保険会社が教えない保障の知識 「生命保険の徹底整理」 「見直し」ではなく、「徹底整理」です。 (保険の販売は、していません)テーマ2 生涯設計の視点で考える 「確かな住まい作り」 予算決め・業者選択・ローン選択が 一生を左右します。 (建築請負業は、していません)「目からウロコ」と言っていただいてます。・・・ざっと、このような感じで営業マン時代のような、飛込み営業まではいかなくても、一軒一軒ポスティングをやってみようと思います。因みに、無料セミナーや無料相談はしない主義です。自分の話は「価値のあるもの」としての誇りを持ち続けたいですから。
2005/08/22
アシスタントの佐々木さん(3級FP技能士)に、シミュレーションの作成を、やってもらっています。マイホーム取得と、その後のシミュレーションです。セミナー用の資料準備です。30代後半の会社員の家族:妻・子ども2人住宅ローンは銀行のワナにはまって、3年固定金利1%(30年返済)4年目以降金利は、現実的に3.50%の設定。キャッシュフロー表とグラフを作成。貯蓄残高の推移を見ます。現状のままシミュレーションした結果、トータルで4,200万円弱が不足に!住宅資金だけではなく、教育資金・老後資金の準備についても、今からしっかり考えましょう。⇒家計の徹底見直しを考えましょう。生命保険・車の費用・教育資金・夫婦の働き方・繰上げ返済等々。家計の徹底見直しをシミュレーションした結果、トータルで、59万円プラスに!約4,000万円をひっくり返しました。「家計の見直し」だけでも、十分な成果が得られることをぜひ、知ってほしいと思います。家計見直しの良い点 (資産運用・投資との比較)●だれでも、すぐ始められる。(投資は事前の勉強が必要)●だれでも、確実に成果が得られる。(投資は市場しだい)
2005/08/22
アメリカで、個人破産が増加しています!個人破産の申請件数(3ヶ月ごとの統計)は米連邦裁判所によると、1~3月期は前期比8%増の、39万3,086件です。4月以降の統計はまだ出ていませんが、大手銀行によると、「個人の破産申請が一段と増えた。」カードローンを中心に、大手銀行の焦げ付きが増えています。米銀行の融資残高の内、住宅関連が7割で、カード関連が1割強です。アメリカの家計は貯蓄率ゼロの借金体質で、金利の急上昇や住宅価格の下落といった、突発的な環境変化に対応する余力が小さくなってきています。一般的な日本人の感想は、よくあんなに借金をしまくって、大量な消費が続けられるものだ・・・といったところでしょうか。ただ、アメリカ人よりは堅実だと思われる日本人の家計も、考えなければならない部分は、多々あります。知識や意識が無いために損をしている家計をよく見かけます。大部分の日本人の3大弱点 1 将来設計のイメージがない。 2 社会保障制度を理解していない。 3 お金の知識がほとんど無い。
2005/08/22
北里大学教授 養老孟司先生のお話です。「お金があれば、できないことはない」と、思っている人がいます。その人にとっての現実とは、「金でできること」だけなのです。たとえば、10年前のブータンは、貨幣経済が未発達で、モノを売るお店がありませんでした。そこではお金があっても何もできない。「お金があれば、できないことはない」と思っている人にとっては、ブータンは現実ではない。お金を儲けることで行動が左右される人は、虫捕りに大勢の人を使ったりしないでしょう。虫を捕ってもお金を稼げないし、人を雇ったお金は返ってこないですから、そんなことはしません。そういう人にとって、虫なんか現実ではない。見えていないんです。虫やタヌキが棲んでいるのに、開発で木を切り倒しても平気なのは、その人にとっては、虫やタヌキが現実ではないからです。私の日ごろの思いを、おもしろい表現でおっしゃてます。さすがです。
2005/08/21
住宅ローン返済、3大病なら免除 がん・脳卒中・心筋梗塞三井住友銀行 金利0.3%上乗せ・45才以下(日本経済新聞 05年8月21日)住宅ローンと医療保険を合体した商品が、登場します。どのような内容でしょうか?新型住宅ローンの発売は、10月から。医療保障への関心の高まりに対応する商品。借り手の選択肢を広げて、住宅融資の拡大を狙う。「三大疾病保障100%型」融資金利は通常型店頭金利に0.3%上乗せした水準。借入れ時年齢が満45才以下であること。用途:住宅・宅地の購入資金、増改築、住替え、 住宅ローンの借換え。通常の民間医療保険に加入できない人は不可。元々民間の住宅ローンには、原則加入する団体信用保険があります。死亡や高度障害の際には、以後の返済が免除に。今回の新型住宅ローンは、そこまでいかなくても、3大疾病で長期入院で、就労が難しくなった場合をケアしようというもの。検討する場合は、以下を考えてみましょう。○3大疾病に「何」で備えるか? ・民間の保険で備える。 ・公的保険(健康保険)と貯蓄で備える。 後者であれば、この商品は検討不要。○ローンとの抱き合わせが、得かどうか? ・抱き合わせの場合の0.3%というコスト。 ・ローンと保険、別個の場合のコスト。 コスト=保険料○使える住宅ローンの条件 基本的には全期間固定金利が、ベストだが、 紙面では変動金利の説明しかない。 低金利時に、変動金利の住宅ローン選択 はあり得ない!
2005/08/21
私は今日の投稿記事で、12月からの保険商品の銀行窓販・追加解禁について、昨今の超低金利の下では、購入は慎重に考えたほうがいい、・・・と注意を喚起する文章を書きました。方や、金融機関の人は、同じことに触れてこれから、銀行窓販によって保険販売が伸びるだろう、銀行に依存する割合も増して行くだろう、・・と期待を込めた文章を書いていました。私は、一般消費者の心配をしています。金融機関の人は、業界の心配をしています。立ち位置によって、全く違う発想が生まれます。残念ながら、後者が圧倒的に多数です。 1:99 ぐらいのイメージです。特にファイナンシャル・プランナーの世界では。FPで同じポジションの人はいません。(少なくとも同じ県内では)だから、貴重。だから、希少価値がある。買う側で、情報発信をする はぐれFP事務所を貫きます。
2005/08/20
顧問会員のTさんから電話がありました。Tさん「今、ある方と土地のことで相談 しているんですが、まだ貸し借りに なるのか、売り買いになるのかまでは 決まっていませんが・・・。」Tさんが顧問会員になったのは、社員研修がきっかけでした。Tさんの勤務先のライフプラン研修で、私が講師、Tさんは聴講者でした。研修内容の内、相続について個人的に相談したいということで顧問会員になりました。相続手続きが最大の関心事でしたが、資産を精査した結果、手続きまでは不要ということに。・・・それが分かっただけでも、すっきり満足していただいていました。Tさん「ただ、お互いに素人なもんですから、 確認しておくべきこと、手続きして おくべきこと、知らずにトラブルに なったりしないよう・・にしたいので いろいろ教えてください。 ただ、こちら側に片寄ったアドバイス といった印象を、相手に与えたく ないんですけれども・・・。」もちろん、慎重に対応しますということでお受けしました。あくまでもFP事務所ですので、一般の不動産屋さんのような業務は、通常行っていませんが、宅建業登録はしています。今回のように、顧問会員の依頼があった場合に、いわゆる宅建業を行います。住宅・不動産・相続は、もともと得意分野です。
2005/08/20
警戒警報! 注意してください。12月から銀行窓販(マドハンと読みます)での保険商品が増えるのに対応し、各生命保険会社が個人マネーの取込みを強化しています。これまでは、銀行に主導権を奪われるのではないか・・・と積極的に手がけていませんでしたが、追加解禁をきっかけに、攻勢を強めようとしています。各生命保険会社が、銀行を舞台にした競争が過熱しそうです。追加解禁の対象になるのは、 ●一時払い養老保険 ●終身保険これらは、利率固定の長期商品です。何度でも言います。私たちは今、史上まれな超低金利の環境の中にいます。 ★低金利時に、固定金利・長期商品の選択は、損! (最低の利率で私はがまんします・・という契約) 今回追加解禁になる商品は、高金利時に買いましょう。 ★低金利時のオススメは、 ☆変動金利商品(個人向け国債など) ☆固定金利・短期商品(普通預金、1年定期預金など) これらの商品で待機し、金利上昇時に固定金利・ 長期商品を購入し、高金利を長期固定します。だから、もし12月も今の低金利のままだったら、顔なじみの銀行の人に奨められても、安易に応じてはいけません。敵は上手なセールストークを用意して迫ってきます。注意してください。警戒警報!12月からの追加解禁に対応を表明している生命保険会社 %は昨年度の銀行依存率 日本 1.7% T&Dフィナンシャル 41.0% 三井 8.1% 富国 13.6% アリコジャパン 55.1% 東京海上日動あんしん 36.3%
2005/08/20
電話がありました。20数年ぶりに聞く声でした。住宅会社の営業で、血気盛んなころに契約・建築していただいたお客さん、Oさんの奥さんからでした。ひとしきり、近況の会話をした後、当時の土地購入時のいきさつについて教えて、ということでした。???20数年間、家庭の中がいろいろあった。ここに来て、またいやな事が起きているのでその関係の人に判定してもらったら、この土地を買った時に何かイザコザが無かったか、と言われ、電話してみた・・・ということでした。その当時の私は、純粋無垢な営業マンでした。当時の会社トップに、あの地域で宅地が出てきたらすぐ契約できるお客さんがいますから、ぜひ、土地をなんとかお願いします。と常々話していて、「おい、出てきたぞ。」の声にすぐ反応して、Oさん宅に飛んでいって紹介・案内・打ち合わせ・契約! ・・・という事でしかなく、今、聞かれても何も分かりません・・・。「ところで、今何をしているの?」「ファイナンシャル・プランナー事務所です。」「ふぁいなん? ぷら? ・・・?」名前を説明するのに、ひとしきり・・・。仕事の内容を説明するのに、ふたしきり・・・。私の仕事は、なんて認知度が低いんだ!
2005/08/19
アシスタントの佐々木さん(3級FP技能士)に、シミュレーションの作成を、やってもらっています。マイホーム取得と、その後のシミュレーションセミナー用の資料準備30代後半の会社員の家族:妻・子ども2人住宅ローンは銀行のワナにはまって、3年固定金利1%(30年返済)4年目以降金利は、現実的に3.50%の設定。キャッシュフロー表とグラフを作成。貯蓄残高の推移を見ます。とりあえず、ラフに作成した結果、トータルで4,000万円弱が不足に!ここから先の手法「金融機関」老後資金についても今からしっかり考えて準備しましょう。⇒資産運用・投資を奨める。パッケージ商品の販売で、手数料収入を稼ぎたい。「はぐれFP事務所」老後資金についても今からしっかり考えて準備しましょう。⇒家計の徹底見直しを奨める。生命保険・車の費用・教育資金・夫婦の働き方・繰上げ返済等々。家計の見直しの良い点だれでも、すぐ始められる。(投資は事前の勉強が必要)だれでも、確実に成果が得られる。(投資は市場しだい)
2005/08/19
昨日の夕方、アシスタントが帰宅後、初めてのお客さんが、ヌーッと入ってきました。40代後半の男性。事務所前の看板にはFP関連の文字が・・・。「暮らしの相談 貯蓄 保険 教育資金 住宅 ローン 不動産 相続 etc 」男性「あの、支援とか、やってもらえるんですか?」FP 「あ、はい。」その男性は、父を亡くした時に病院の医療過誤を追求して弁護士を立てて争い敗れた話、相続手続き・権利調整でたいへんな思いをした話、交通事故で追突されたが保険加入している車だったから良かったという話、等々・・延々と。結局、何か自分の身にめんどうな事が起こった時に、相談ができてその相手と折衝してくれる人を望んでいる・・・という事のようです。トラブル請負業? 示談屋? ケンカ買います?FP事務所はそういうことは、もちろんやりません。私の事務所は、顧問料12,000円/年です。こんな低料金で、そんな大活躍はもちろんできません。FPは、消費者の家計の健全性を診断し、ゆとりある暮らしを創る、生涯設計のアドバイザーです。FP「ご希望のような趣旨の事は、お受けしていません。 説明したようなFP業務で良ければ、どうぞ。 これでお試し相談(30分無料)は終わりです。」男性「わかりました。お名刺下さい。次に来るときは 12,000円持って来ればいいんですね。」また、おいでになるような雰囲気でした。注)私の事務所の業務の中に「対外折衝」がありますが、 これは人的トラブルを想定したものではありません。 ●実際に行った対外折衝の具体例 国道の一部に顧問会員の所有地が残っていた。 10数年前の国のミス:国土交通省に折衝して、 国から顧問会員へ現金を交付することで解決。 ●実際に行った対外折衝の具体例 顧問会員のマイホーム取得支援で、複数の住宅会社 に見積り依頼 入札(競合)で価格圧縮等々。
2005/08/19
変額個人年金保険!年金原資110%保証!銀行が販売しています。加入者が支払う一時払い保険料を、100%ではなく、110%も保証します。「今の超低金利時に、これはいい!」と、飛びついている人が多いんですね。結論から言います。 お止めなさい!この保証には、条件がついています。・20年以上の据置き期間(7年未満の中途解約はペナルティ)・年金で受取る(一括受取りは対象外)・手数料 2%台後半(高っ!)確実に見込める増額分の「10%」これは、据置き20年で、1年当りでは「0.5%」になります。⇒ネット預金や個人向け国債より劣ります。運用がうまくいって、年金原資の大幅な上乗せが?・・・ありえません。保険会社の立場で考えましょう。運用が不調の際は、保険会社の負担になりますから、それを避けるために、まちがいなく110%分を確保できる運用をするしかありません。長期債券を多く組み込む⇒株式の組み入れは少量にさらに株式の半分は、市場平均連動積極運用部分の比率はかなり小さくなる。⇒積極運用部分が好調でも、全体に与える効果が小さい。⇒年金原資の大幅な上乗せは、期待できません。このようなパッケージ商品は、だいたい消費者にコストとリスクを背負わせるものが多い!豪華で立派な広告を見て錯覚するな!これから定年退職する人たちが、特に狙われています。身内や知り合いに、あぶなそうな人がいたら、教えてあげてください。
2005/08/18
宅配「こんにちはー!黒ネコ○○です!」FP「・・・。」宅配「あのー、黒ネコ○○ですが・・・」FP「・・・。」(何しに来た・・という顔)FPは怒っていました。5日ほど前、宅配便でCDと本が届きました。夜になってから開けてみると、中身が全部しっかりと、水浸しになっていました。 (怒!)翌日、電話しました。「それは、メール便です。メール便には 補償はついていないんですよ。」 (怒!)翌々日、電話がありました。「送り主さんの方から同じ物を送って もらうことになりました。(お盆明け?) 今回の物と引換えになりますので、 電話をしてから、お届けしますので ご準備をお願いします。」 昨日、私の不在の所に、モノが届きました。 事前の電話はありませんでした。 (怒!)今日、電話がありました。「あのー、前回のモノを回収することになって いるんですが・・・」 (怒!)1回で済むことを・・・。お宅の会社はどうなってんの?レベル 低すぎない?
2005/08/18
住宅ローンの選択は、一生を左右します。ほんとうに、よくよく考えたいものです。住宅ローンに関する各銀行の行動パターン各銀行は、常に自前の住宅ローンをお客さんに奨めます。●「融資残高」という業績を上げるため。できれば、変動金利のローンをお客さんに奨めます。●銀行のリスクをゼロに押さえるため。固定金利のローンでも、固定期間の短いものをお客さんに奨めます。●銀行のリスクを低く押さえるため。そのためのセールストークをしっかり準備しています。素人である一般消費者を納得させるのは、それほど難しいことではありません。時には住宅会社といっしょになって奨めます。「利益相反関係」と言って、「売る方の利益は、買う方の不利益」になります。ファイナンシャル・プランナーの立場からは、全期間固定金利の住宅ローンがお奨めです。史上最低金利の今、その低金利を全期間固定した方が有利に決まっています。各銀行が店の奥にしまって売りに出さないものが、消費者にとって最良の住宅ローンです。民間と住宅金融公庫が提携した「フラット35」です。各銀行が店の奥にしまって売りに出さないものの、具体的な融資実行金利(平成17年8月)を示します。・・・岩手県の場合 カッコ内は融資手数料 みずほ銀行 2.60% (31,500円) 岩手銀行 3.21% (52,500円) 東北銀行 2.81% (52,500円) 北日本銀行 2.81% (52,500円) 盛岡信用金庫2.61% (48,510円)銀行が扱う「フラット35」は全国的に同様のレベルだと思われます。昨今、新規参入してきている住宅ローン専門会社の中には、2%台前半というものもあります。住宅ローンは、専門会社から借りる人が増え、銀行は手続き窓口になる。・・・そんな時代が来るかもしれません。
2005/08/18
日経新聞 05年8月17日保険金 「特約」で支払い漏れ6損保公表 見舞金や代車費何をやっているんですかねー。生保に続いて、今度は損保です。東京海上日動 損保ジャパン 三井住友海上あいおい損保 日本興亜 スミセイ損保の6社。大手ではニッセイ同和損保も近く公表予定。2月には富士火災があった。自動車保険「臨時費用特約」被害者への見舞いを補償「代車費用特約」修理期間中の代車を手配「修理時諸費用特約」修理期間中の諸費用傷害保険「退院一時金特約」退院時に補償 等々未払い金額は1件当り、1万~数万円が多い保険の開発競争で補償内容が複雑化して、システムなどインフラ整備が追いつかなかった。・・・と言っていますが、そうじゃないでしょ。売る時だけ一生懸命な、営業や会社の姿勢に問題があるんじゃないですか?何かあった時のために保険加入するわけですから、その大事な時に、精力を注いでもらわないと。全体で5万件を越すそうです。思い当たることがある人は、すぐ照会しましょう!生保は、意図的に保険金を払わない、損保は、うっかりして保険金を払わない。モラルもレベルも低すぎるぞ、日本の保険会社!
2005/08/17
広告記事 日経8月17日住宅ローンの選択は、一生涯を左右します。広告掲載された住宅ローンを眺めてみましょう。「変動で攻めるか、超長期で守るか。」○○バンクの住宅ローン金利優遇キャンペーン年0.7%優遇□優遇後金利 変動金利 1.067% 固定金利(15年) 2.480% 固定金利(20年超全期間)2.897%□保証料・団体信用生命保険料は無料□取扱い手数料 42,000円□繰上げ返済は、10,000円から可能。(要:所定の手数料)□来店不要(申込みから契約まですべてインターネットから)×この広告は、タイトルで変動金利か長期固定金利か の選択を迫っています。(企業姿勢を疑います) ●今は史上まれにみる超低金利が、長期間続いています。 これから金利が下がる余地はありません。 従って変動金利の選択は、あり得ません。 銀行は変動を選択してもらったほうが嬉しい。 (リスクを背負わなくて済むから)×超長期の金利レベル ●2.897%は、他の住宅ローンよりちょっと高め 全期間固定金利のレベルは、低いもので2%台前半。 各住宅ローンを比較してみたい。○保証料が無料 ●これは「丸」です。 保証料の金額は、ローンの額に比例して大きなものに。×繰上げ返済に手数料がかかる ●無料で繰上げ返済できるものもある。住宅ローンは、住宅会社や他人まかせにせず、しっかり比較検討しましょう。リスクを背負うのは、自分自身です。
2005/08/17
うちの事務所のお盆休みは8月13日~17日です。が、いろいろとデスクワークがあり、シャッターを降ろしたまま、作業をしていました。そこに電話が・・・相手 「あのー、ハローページで見たんですが、 保険の見直しとか、やってますか?」FP 「はい、やっております。」相手 「今、保険会社からプランを3種類提示 されているんですが、どう選んだらいいのか、 あるいは、全く別の選択があるのか、 相談したいんですが。」FP 「はい、よろしいですよ。」相手 「あの、システムとか料金は・・・?」FP 「30分まで無料です。それを越えて本格的にという ことであれば、年間顧問料12,000円です。保険に 限らず、家計と資産に関する総合相談ができます。」相手 「あの、料金を払ってもいいから、保険の販売を しない中立の立場のアドバイスが欲しいんですが・・。」FP 「はい、保険や金融商品の販売は、していません。 それから、立場は中立ではありません。」相手 「???」FP 「中立ではなく、完全に相談者の側に立ちます。 相談者といっしょになって、保険会社や 銀行・住宅会社などと、けんかをしています。」相手 「?・・・妻と相談して、また連絡します。」で、終わってしまいました。「けんかをしています」のフレーズで引いてしまった?言葉使いは、たいせつにしなければ、いけませんね。【中立】 たとえば、保険で中立ってどういうことでしょう。保険屋さんも儲かり、消費者も有益な保険を選ぶこと?こんなことは、ありえません。「利益相反関係」といって、売る方が儲かれば、買う方は損をします。保険販売代理店がよく言う、「中立の立場で保険選び」というのも変なフレーズです。複数の保険会社の商品から、お客様に最適なモノを選んであげるから、「中立」だと言っています。代理店に相談すれば、選ぶのは「保険」に限定されますので、消費者の選択肢が狭められます。保障が必要な場合、将来のための貯蓄が必要な場合、彼らは当然のように「保険商品のみ」でアドバイスします。保険を契約・保全することで、彼らの生活が成り立っているからです。これは、消費者利益とは相反することで、保険も、保険以外のことも含めた、すべての選択肢が提示されなければ、「中立」のアドバイスとは言えないと考えます。 【料金】年間顧問料 12,000円 たとえば保険の見直しだけでも、将来に渡るであろう 損失数百万円分を、回避できるのだからタダ同然です。 さらに住宅・教育・老後・不動産・相続等々 総合的に相談・計画・支援しています。お試し相談 0円(30分・1回のみ) お見合いの30分ですね。 相談者「この男に相談してもだいじょうぶかな?」 FP 「この人の相談、受けようか、どうしようか?」 完全に相談者の利益を最優先して相談・支援をしますので、 公序良俗に反するような依頼は、お断りすることも・・。
2005/08/17
金融機関に関する苦情、ありませんか?強引な金融商品の販売や、不当な保険金不払い、等々不満の声を受け付けるところがあります。電話・FAX・電子メールで受け付けます。金融庁「金融サービス利用者相談室」 電話 03-5251-6811 FAX 03-3506-669910人の相談員が、平日の10:00~16:00、電話対応。メールやFAXは、24時間受付け。 1 預金・融資等に関する相談 2 投資商品・証券市場制度等に関する相談 3 保険商品・保険制度等に関する相談寄せられた意見は業界団体などに取り次ぎ、苦情の内容によっては、その後の検査や監督に反映させる場合もあります。金融機関とのトラブルは、当事者どうしでゴチャゴチャやるよりも、敵の頭の上から攻めた方が、効果が得やすいと思います。積極的に利用しましょう。私たちの税金で存在する機関ですから。
2005/08/16
ムダに加入している生命保険を整理するために、死亡保障について考えます。契約当初の設定 夫:会社員38才 (平均給与月額35万円) 手取り収入40万円/月 生活費33万円/月 妻:専業主婦36才(時折バイト) 子8才・6才 貯蓄残高:700万円(貯蓄80万円/年)この家族で死亡保障が必要なのは、夫だけです。妻や子どもに死亡保障をかけるのはムダ。その分の保険料は、貯蓄にまわそう。契約当初と10年経過後の、必要額を比較します。1必要になるお金 当初契約時 10年後・家族の生活資金(末子独立まで) 4,704万円 1,764万円・妻の生活資金(末子独立後、妻死亡まで)7,140万円 7,140万円・子どもの教育費(進学予定・希望に応じて)1,000万円 1,000万円・子どもの援助資金(結婚資金など) 400万円 400万円・整理資金 (葬儀費用など) 200万円 200万円・負債 0万円 0万円・その他 0万円 0万円 小計 1億3,444万円 1億504万円2手当てが可能なお金・遺族年金等(遺族年金と妻の老齢年金) 7,116万円 5,266万円・妻の収入 (妻の労働収入) 2,880万円 1,440万円・その他収入(不動産収入など) 0万円 0万円・死亡退職金(勤務先から支給) 300万円 600万円・個人年金 (妻の既加入個人年金) 0万円 0万円・預貯金 (現在の預貯金等残高) 700万円 1,500万円・その他 0万円 0万円 小計 1億996万円 8,806万円必要保障額 2,448万円 1,698万円このように必要保障額は、時間の経過とともに、減っていきます。場合によっては、ゼロになります。契約当初は、約2,500万円だったのが、10年経過後は、約1,700万円になっています。保険屋さんのペースに振りまわされないように。家族ごとに状況が異なりますので、それぞれの計算が必要です。計算方法が分からない人は、「死亡保障の必要額って、どう計算するの?」を参照してください。それでも分からない人は、気軽に質問してください。
2005/08/16
特にボーナスのシーズンに多くなる、各銀行の金利優遇キャンペーン。定期預金に特別金利を適用 優遇金利 1%! (3ケ月 50万円以上で) 普通の定期3ケ月ものは、金利0.02%だから、 めちゃくちゃ有利!・・・なんて、すなおに 喜ぶと、銀行の思うつぼ。 チビちゃんどうしを、比べっこしてはダメ。 優遇期間は3ケ月で、以後は自動継続で 通常金利が適用される。 仮に1年預ける場合、 最初の3ケ月間 1%÷12ケ月×3ケ月=0.25% 残りの9ケ月間 0.02%÷12ケ月×9ケ月=0.015% 1年間の実質金利 0.25+0.015=0.265% この程度の金利は、ネット定期などと同レベルだし、 個人向け国債の方が、圧倒的に有利。 「見せかけ」に、踊らされてはいけません。いっしょに投資信託・外貨預金を購入すると、さらに金利優遇。 1%の優遇金利が、さらに有利な2%・3%に! (投資信託等の割合が一定以上の場合) おお、こっちならまちがいなく、お徳! なんて舞い上がって、銀行員を喜ばせてはいけません。 投資信託等の割合が増すということは、定期預金の 割合が減る、ということ。 銀行から見れば、金利が上がっても、払う利息額は増えません。 逆に、販売手数料や両替え手数料が、確実に入ります。 買う側は、利息の額は増えない上に、リスクまで 背負わされます。 何の実効性もありません。 「見せかけ」に、踊らされてはいけません。「銀行がちょっと損をしながらも、消費者にサービスをする」 なんていうことは、あり得ない!! ・・・という正しい認識を持ちましょう。 私たち消費者に「錯覚を与えて、投資信託や外貨預金を販売する ための手法」・・・と冷ややかに、無視してあげましょう。
2005/08/16
○○銀行の広告(日経8/15)すぐにお返事! すぐにご融資!○○銀行 カードローン誕生!カードローンでこの金利 年8.0%~12.0%ゆとりの限度額 300万円までお電話やインターネットなどでカンタンにお申込みできます。最短、ローン契約機で即日カード発行 即日ご融資OK!金利が低いことを、自慢しているようです。各銀行が、こんなことをやっています。あきれます。やりきれない思いになります。日本の銀行に、「良心」は無いのか?「消費者ローンよりやすくていい?」そんなことを言っていては、だめです。金利と貯蓄の話 「お金を2倍にするのに、何年かかる?」 金利 7.2%の時(実際にあった) 10年で2倍になります。 金利 0.03%の時(現在の金利レベル) 2倍になるのに、2,400年を要します。 すさまじい差、ですよね。 金利と借金の関係も、この裏返しです。「10%前後の金利の借金なんて、とんでもない!」という、正常な感覚を持ちましょう。
2005/08/15
ムダに加入している生命保険を整理するために、死亡保障について考えます。今までの計算過程のまとめ。設定 夫:会社員38才 平均給与月額35万円 妻:専業主婦36才 子8才・6才 貯蓄:700万円この家族で死亡保障が必要なのは、夫だけです。妻や子どもに死亡保障をかけるのはムダ。その分の保険料は、貯蓄にまわそう。1必要になるお金 ・家族の生活資金 (末子独立まで) 4,704万円 ・妻の生活資金 (末子独立後、妻死亡まで) 7,140万円 ・子どもの教育費 (進学予定・希望に応じて) 1,000万円 ・子どもの援助資金(結婚資金など) 400万円 ・整理資金 (葬儀費用など) 200万円 ・負債 0万円 ・その他 0万円 小計 1億3,444万円2手当てが可能なお金 ・遺族年金など (遺族年金と妻の老齢年金) 7,116万円 ・妻の収入 (妻の労働収入) 2,880万円 ・その他収入 (不動産収入など) 0万円 ・死亡退職金 (勤務先から支給) 300万円 ・個人年金 (妻の既加入個人年金) 0万円 ・預貯金 (現在の預貯金等残高) 700万円 ・その他 0万円 小計 1億 996万円必要保障額 2,448万円結論 夫の死亡保障必要額は、2,400万円。注意! この金額は、今現在の必要額! 来年、再来年と少なくなり、5年、10年後は 大きく減ります。 理由:1の家族の生活費・妻の生活費の期間が、 どんどん短くなるから、その金額は減っていく。そういう事実を伝えずに、「今度保険料が上がります」などと伝える、保険会社のアホバカ・トークを真に受けて、「どうしたら・・・。」なんて悩むことはないですよ。保障額を減らせばいいだけです。よくわからない方は、(1)~(5)を参照してください。自分で必要額が計算できるようになっています。それでも分からない方は、質問してください。あ、心配なく。こんなことでお金は取りません。
2005/08/15
右のポケットに一生懸命、毎日100円玉をためて、左のポケットの穴から、毎日500円玉がポロポロと。セツヤク、セツヤク、・・・。目標、年間30万円!涙ぐましい努力で、食費や水道光熱費に徹底的にメスを入れて・・・。日々の生活の節約から、貯蓄を!たいへん好ましいことですが、ぜひ、他の部分もケアしてみたいですね。人生の三大資金というと、「住宅資金」「教育資金」「老後資金」ですが、二大費用というのがあって、(私だけが言っている)「車の費用」「保険の使用」車の費用 一家族で2,000万円強? 車種や買換えスパンによっては、大きな金額に。 3,000万円、4,000万円なんていうケースも。保険の費用 生命保険だけでも、一家族の生涯払込み保険料は、 平均2,400万円強。(もったいない) 年間払込み保険料 40数万円~50数万円。この二大費用をしっかり見直すことで、生涯で、数百万円~一千数百万円の違いが発生します。将来に渡る計画を考えておかないと、100円玉を、節約で貯めながら、500円玉を、太っ腹に捨てまくる!事実に気付かずに、損をすることに・・・。
2005/08/15
保険屋さんのアホバカ・トーク(2)保険見直し無料相談で・・・相談者 Sさん 30代半ば 専業主婦 一児の母 夫:会社員 Sさんの実家の父母の保険に ついての相談Sさん 保険会社の人が、言ってました。 「人は年を取るほど、亡くなる確立が 高くなります。だから、お年寄りほど、 しっかりと死亡保障の備えが必要です。」 そう言われれば、なるほど・・・と、 思うんですが、うちの両親の場合は いくらの保険に入っておけば いいんでしょうか?FP武田 ご両親は、現役ですか? ご両親は、だれかに仕送りをしていますか? 経済的な支援をしている相手がいますか?Sさん ふたりとも年金をもらっています。 私たちはそれぞれ独立しています。 もう両親のスネをかじっている人はいません。FP武田 ご両親の資産は?Sさん お金は、どれぐらいあるか分かりませんが、 資産といえるものは、自宅だけです。FP武田 その家は、だれが・・・。Sさん 兄が継ぐことで、全員了解しています。FP武田 お答えします。 ご両親に死亡保障はいりません。 保険料分を貯蓄するなり、温泉に行くなり、 ご両親に有効な使い方を考えましょう。今回のアホバカ・トーク 「死ぬ確立が高い=死亡保障が必要」正しくは、 「遺された人が経済的に困る=死亡保障が必要」アホバカ・トークに、「なるほど・・」なんて感心しては、いけません。 敵は保険を売りたいだけ、成績を上げたいだけです。賢い消費者になりましょう。
2005/08/14
保険屋さんのアホバカ・トーク(1)相談者 Hさん 70代前半 昨年夫が死亡 自身の生活費のため、節約が必要。 2人の娘さんはそれぞれ嫁いでいる。夫が死亡して間もなく、夫加入の保険会社の人が訪れて、死亡保険金の支払い手続きをしました。その時に、Hさん自身が保険に加入していないことを聞いて、「これからのいろいろな不安に備えるために、 保険に加入しておきましょう。」・・と、死亡保障、医療保障などてんこ盛りにして、保険料毎月5万円強の契約をしてしまいました。Hさんは、これからの生活費を考えれば、1円でもムダにできない状況です。 ・Hさんに、死亡保障は不要です。 ・医療保障については、70才以上であるHさんは、 1ケ月入院した場合の負担は、4万円ほどです。 3ケ月入院しても、12万円ほどです。 保険料を払い続けて、貯蓄を減らすより、 入院時は貯蓄で対応したほうが、お徳です。私のアドバイスで、すぐ解約しました。私のところに相談にいらっしゃった時には、すでに半年ほど経過していましたので、30万円ほど捨ててしまったことになります。30万円は、半年以上の入院費用に相当します。アホバカ・トークを通り越して、犯罪に近いものを感じます。法律に抵触する悪質商法は、マスコミ等にたたかれますが、法律に抵触しない、このような商行為は野放しで、保険会社のモラルの低さに、いきどおりを感じます。
2005/08/13
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