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今日も岩手はいい天気です!(きのうほどではないけど)あちこちに声をかけていた座談会。今日が初めての実施です。久しぶりに走る高速道路は快適です。夏のなごりの雲が青い空にプカプカ浮いて、遠くにかすむ山なみ、周囲は稲刈り真っ盛りの黄金の田んぼ・・・のどかだな~。首都高などと比べて車も少なく、車間距離もゆった~り、カーブもゆる~い、快適です。ふと目を閉じると、すとんとそのまま眠っ・・・・・ウワッ、目は閉じない。目は閉じない。事務所がある盛岡からは高速を利用して1時間・・と思っていたのは勝手な勘違いでした。もう少しかかって、遅刻してしまいました。(・・・初回なのに)主宰者宅で主婦5人がテーブルを囲んでいるところに私が加わりました。主催者(主婦)は40才。FPの武田「みなさん同級生ですか?」全員が「とんでもない!」という顔、顔、顔。(・・・どういうふうに、とんでもないのか?)セミナーの講師とは、どうも・・勝手がちがいます。テーマは「生命保険の徹底整理」 「見直し」ではなく、「徹底整理」です。 見直しをして新たな保険に加入させられる のではなく、徹底的な整理整頓の方法です。 1基本的な保険の考え方 2死亡保障 3医療保障 4介護保障 5貯蓄と保険FPの武田「みなさんと同世代の家族の年間保険料平均は 約54万円です。」参加者のお一人「えーっ、そんなものなんですか?」奨められるままに加入をくり返し、かなり保険料を払っているようです。みなさん今まで、保険会社や郵便局の話(売る側の話)しか聞いたことがなかったようで、私の話はまったく初めて聞く、新鮮な内容だったようです。参加者のお一人「さっそく、解約?」・・・目からウロコは落ちたかな?最後に手作りケーキとコーヒーを皆でいただきました。本日の決算入金:資料代 500円×5人=2,500円出金:高速往復代 3,100円 :ガソリン代 ???いただき物(主宰者宅より) :米、タマネギほか野菜多数・・・と、そういう問題ではありません。これからも「座談会」を数多くこなしたいですネ。
2005/09/30
銀行窓口のセールストーク 「今一番の人気商品です。」 「皆さま、こちらをお選びになります。」 「毎月、お小遣いが受取れてお得です。」 「かかる手数料は4ヶ月ほどで取り返せます。」毎月分配型投資信託の、販売の場面ですね。多くの方々が購入しています。年金の上乗せ分として分配金を受取れるのが人気で、年配の方々が多いようです。「預金しておくよりマシ。」ということのようです。ただ、商品性を理解しないまま購入している人もかなり、おられます。 「1,000万円預けたら、750万円になった。」銀行 「リスクについては充分に説明した。」購入者 「毎月高分配金がもらえるとしか聞いていない。」などということが現実に起きています。もちろん元本保証の商品ではない、ということを認識していなければなりません。投資信託の中身が何であるか、価格が変動する要因は何か、基準価格の推移は、購入のタイミングはどうか、使うお金は自分の中でどういう位置づけのモノか、等々しっかり検討して判断しなければなりません。最近は若い人まで、この毎月分配型に興味を示していますが、その損得については、単純な話で、ちょくちょく分配をもらっていては、資産は増えません。若い人が将来に向かって資産形成を考える場合の対象商品にはなりえません。分配をもらわずに再投資した方が資産は増やせます。 (複利運用効果)複利と単利、ちょっと勉強してみましょう。
2005/09/30
今日の岩手・盛岡は、雲ひとつない快晴!!これで3日連続の秋晴れです。アウトドア派のFPの武田としては、仕事をしているのがもったいない日々です。お昼前に、不動産デベロッパーのAさんが訪れました。 顧問会員のHさんの旧宅の土地建物を売却する 作業をやってもらっています。 更地の方が売りやすいので、建物は解体します。 建物内の必要なモノの搬出がやっと終わって、 解体工事にかかっているところです。 以前のように重機でバリバリ壊すことができない ので、日数がかかっています。 10月に入って完了・・・のようです。お茶を飲みながら話していましたが、時間がたち・・・FPの佐々木 「・・・どうぞ。」 コーヒーを持ってきました。FPの武田 (・・・あ、・・12時過ぎてる・・・。)Aさん 佐々木さんに向かって、 「あ、どうもすいません。ひょっとして、もう少し 待っていたら、ランチが出ますか?」FPの佐々木 (・・・ム・・。)FPの武田 「絶対!! 出ません!!」Aさん 「・・そうですよね。あははは!」FPの武田 「・・・あははは!」 (佐々木さん、ごめん) FPの佐々木さんは、12:00~13:00が休憩時間です。今日は、12:20~13:20になってしまいました。盛岡駅周辺にお買い物に行ったようです。
2005/09/29
「こんな値上げが許されるのか!」40代の裁判所職員は、目を丸くしたそうです。彼が朝、自宅近くのガソリンスタンドの看板を見ると、1ガロン2ドル台半ばでした。ところがその日の夕方に通ると、3ドルに書き換えられていました。なんと2割アップです。実は・・・アメリカでの話ですが・・。原油高の影響をもろに受けたアメリカも、たいへんなことになっています。 化学大手:ダウ・ケミカル 15日、ポリエチレンなど化学製品の1割前後 の値上げを決断。「もはや企業努力の限界」 鋼材大手:AKスチール 19日、ステンレス鋼の価格を1割引上げ。 消費者物価:8月の上昇率は、前年同月比3.6% (最近4年間で最も高い)インフレへの圧力が強まっています。そうなれば、米連邦準備理事会(FRB)は、インフレを抑えるために政策金利を上げ続けざるを得ません。そうなれば、アメリカの景気は予想以上に減速?お隣の中国もたいへんなことになっています。企業業績が悪化し、工業関連の企業の内赤字企業の赤字額は1~8月に、前年同期に比べて53%も増えています。アメリカへの輸出依存度が高い中国経済ですが、そのアメリカがおかしくなると、影響が大きいですね。ひるがえって私たちの日本経済、ようやく踊り場を抜けたと言われていますが、アメリカと中国の景気が順調に推移している、ということが前提です。その前提が狂えば・・・。私たちの家計と無縁ではありません。将来設計を考える上で、しっかり注視していきたいですね。
2005/09/29
民間サラリーマンの去年1年間の給料は51,000円も減ったのに、所得税は増えてしまいました。給料は、7年連続のダウンです。 民間企業に勤める人が、2004年1年間に受取った 1人当たりの平均給与は、439万円(前年比▲5.1万円) 男性 541万円(▲3万円) 女性 274万円(▲1万円) 給与が減る一方、所得税額は増えました。 なぜ? 配偶者控除の上乗せ分が廃止になったため。 勤務した人の数 4,453万人(▲13万人) 男性 2,752万人(▲51万人) 女性 1,701万人(+38万人) 国税庁の発表です。 調査は約21,000社で働く正社員やパートなど 約285,000人の数値を基に推計。これから先、給料が下げ止まったとしても、所得税はきびしい方向に向かうと思われます。各種所得控除(所得が無かったことにしてあげるよ)が、減らされたり、廃止されたり・・・。結局、手取りが減ることになります。ぜひ、将来設計の認識を持ちましょう。そのために、所得税のこと、社会保障のことなど私たちの国の制度に関心を持ちましょう。
2005/09/29
ファイナンシャル・プランナー事務所の夕方。FPの佐々木 「できました!」FPの武田 「お!さすが、仕上がりがきれい!」FPの佐々木 「それじゃ、お先に失礼します。」FPの武田 「はあい、ごくろうさんでした。」あさっての座談会で使う「生命保険の徹底整理」の小冊子(約20ページ)6部、完成させて佐々木FPは帰宅しました。さすがに、きれいな仕上がり具合です。FPの武田 「ん?」サブタイトルがちょっと変! 「保険会社が教えない、保証の知識」・・・?●ほしょう 「保証」:私、元本保証でなきゃ絶対イヤ!という時の 「ほしょう」がこれ。身元保証、連帯保証。 「補償」:損害を償うのがこの「ほしょう」 損失を補償、災害補償など。 「保障」:権利・自由・安全・生活、を守る。 生命保険の「ほしょう」はこれ。FPの武田 ひとりでつぶやく。 「おいおい、頼むよ。佐々木FP・・・。」ひごろ、銀行や保険会社をガンガン批判しているんだから、つまらないことで上げ足を取られたくない・・ぞ。佐々木FP:4才の子持ちの主婦FP(33才)です。 頼むよ。がんばって!
2005/09/28
銀行の窓口で売ることができる保険商品の種類が12月から増えます。 注意、しましょう。銀行員でも売りやすいように、加入手続きや商品内容が分かりやすいモノを、各保険会社が準備しているようです。一時払い終身保険や養老保険ですね。例を上げます。○住友生命保険:中高年を対象に 通院中の人が入れる一時払い終身保険 がんや肝硬変以外で「過去2年以内に 入院・手術歴がない」○東京海上あんしん生命保険 告知不要の一時払い終身保険 加入後一定期間は死亡保険金額は 払込み保険料と同額。○損害保険ジャパン 通常の傷害保険は、性別・職業など 属性によって保険料に差がつくが、属性に かかわらず保険料一本化の積立て傷害保険などですが、なかなかいい!?いままでにないし、内容もいい!?自分も加入できるかもしれない?保険には、みんなが加入するもの・・という固定観念は捨てましょう。民間保険を検討する前に、加入中の官制保険の内容をしっかり確認しましょう。(健康保険のことです)健康保険の実力は非常にすばらしいですよ。 ★このブログの「生命保険」参照健康保険と自分の貯蓄で間に合ってしまう人がけっこう多いですよ。そういう人は、保険料を払ったつもりで、貯蓄にまわしましょう。「銀行が奨めるのなら」・・という人任せはいけません。自分で考え、自分で判断しましょう。
2005/09/28
今日の夕方、座談会の依頼電話が入りました。 9月30日(金)13:30~14:30事務所のある盛岡からは、車で1時間ぐらいの距離の市です。(高速利用で)参加者は40才前後の主婦たち4人or5人です。鉛筆・消しゴム・電卓を持参してもらいます。基本的にボランティアですが、オリジナル・テキスト(カラー20ページ)の実費500円/人ををいただきます。 高速代・ガソリン代分が赤字・・です。 よく事務所がもっているなあ。 相談がある方は、早めにどうぞ。 まだ事務所があるうちに・・・。 商品販売をしないFP事務所もけっこうキツイ!テーマは「生命保険の徹底整理」 「見直し」ではなく、「徹底整理」です。 見直しをして新たな保険に加入させられる のではなく、徹底的な整理整頓の方法です。 正しい知識を身に付けて、家計を大幅に 改善しましょう。 保険はできるだけ加入しない、保険でしか 対応できない部分だけ利用する。 それだけで将来設計は、かなりいい方向に!主婦のみなさんの目にまったりと張り付いている、やっかいなウロコを、きれいにさっぱりと落としてあげましょう!使用前・使用後のはっきりとした1時間にします。
2005/09/27
来月3日から郵便局で初のリスク商品販売が!3社3商品の投資信託の販売が始まります。投資信託は、高利回りが狙える代わりに、元本割れのリスクが伴ないます。さらに、購入時・保有中に手数料というコストがかかります。これは預貯金には無いものです。気をつけてください。説明を受けて、自分でも勉強をして納得でき、自分の意思で買う・・・のであればOKです。なんだかよく分からないけど、郵便局が奨めるのなら間違いないだろう・・という人は買うのはやめましょう。(あなたは不向きです)元本割れのショックに耐えられません。元本保証の無いリスク金融商品を郵便局で扱うのは初めてです。 厳密に言えば、初めてではありません。 すでに確定拠出年金で数年前から郵便局が 販売窓口になっています。PR不足で ほとんどの人が知らないだけです。 FPの武田も6ヶ所の郵便局でそれぞれ 数回のセミナー講師をしました。9月中旬に都内で開かれた郵政公社の講習会。投信会社から招かれた講師のアドバイス。「元本割れのリスクを必ず説明するように。」「リスクの説明は大事。 でも強調し過ぎると売れない。 販売することが目的ですから。」・・・当然、販売側は収益を上げるのが目的で、法に触れないようにはしますが、できるだけ販売額を伸ばそうとします。買ってもらえば、リスク無しで手数料収入が確実に稼げますから。ただ、資産運用を検討するのであれば、まず生活設計(将来設計)がなければなりません。老後まで見すえて十分な準備ができている人が、不要な資産運用を奨められたりしています。分からなければ、買ってはいけません。そうですよね。何だか分からないモノに出費するのはおかしいですよね、金融商品でも、それ以外でも。
2005/09/27
・・・新聞記事なんですけど。(9月26日の日経)これまで私も何度か投稿してきました「保険金不払い問題」に関したアンケート調査がネット上で行われたようです。●クエスチョン「将来、生保や損保に保険金支払いを拒否される のではないかという不安はありますか?」○アンサー ・不安がある:66.4% ・不安はない:32.8%●クエスチョン「なぜ不安?」○アンサー(複数回答) ・保険会社内部の支払い基準がよくわからない:68% ・保険の契約内容を完全に理解していない:55% ・保険会社は支払い時には対応が不親切になる:51% ・保険会社は自社の収益確保を優先している:48% 調査方法 調査会社マクロミル 9月12日・13日 インターネットで 保険加入の全国1,032人(20才代以上) 「保険金不払い」 生保:明治安田生命だけで1,000件。他の生保も調査中。 意図的に支払いを抑えたと批判を浴びています。 損保:業界全体、過去3年間で15万件、50億円超。 うっかりミスでは済まされない、お粗末な話です。契約内容を十分理解しないまま、加入している人が多い(特に若い層)のも問題ですね。分からないモノに数万円・数十万円と払っているわけですから。ほかの買い物だったら、こんなこと絶対しませんよね。虫メガネが無いと読めないような保険契約書も問題ですが。分かりやすいモノを作ろうという意思はないようですね。
2005/09/26
消費者物価指数って、聞いたことあると思いますが、いよいよ前の年に比べて上昇しそうです。物価が上がっていきそう・・・ということです。その原因は? ・景気か少しずつ良くなってきた 政府・日銀の景気の「踊り場脱却宣言」 ・デフレの悪循環から抜け出せそうに 企業のリストラ・給与引き下げ・ 消費意欲萎縮などから脱出? 現金給与総額も5ヶ月連続増に 少なくとも賃下げの心配が薄れてきた・・で、その景気回復の目安が「物価」です。消費者物価指数が経済の「体温計」?モノやサービスの値段を指数にして、総務省が毎月発表しています。物価下落の特殊な要因も除かれて行く10月からはいよいよ・・・というところに、原油高騰でまず電気料金が上がります。物価上昇そのものが、私たちの生活に直接打撃を与えますが、そのほかの面でも影響が出てきそうです。消費者物価指数が安定的に0%以上になれば、日本銀行が政策金利を上げる可能性があります。それが私たちの生活にどう関係するかというと、 ・銀行の預金金利が上がります。 ・住宅ローン金利が上がります。 ・その他、私たちが日常係わる金利が上がります。ということです。このような変化を想定して、家計の見直しやしっかりした将来設計をしたいですね。
2005/09/25
公的年金の不安、史上まれな超低金利、投資・資産運用への関心が高まっています。・・・が、だれもが必要でしょうか?だれもが、投資をしてお金を増やさなければ、幸せになれないでしょうか?だれもが、運用をしなければ豊かな老後を過ごせないでしょうか? このような発言にはかなり勇気がいります。 FPの教科書には無い・・・だからはぐれFP。「貯蓄から投資へ」貯蓄を奨励していた国が、今は「投資へ」を国の政策にしています。一般消費者や学生などに対する金融経済教育の必要性が叫ばれ、関係各省庁や業界団体、NPOなどによる企画・セミナーなどが盛んに行われています。金融知識を身につけて、自立的な意思決定能力を高めてもらおう・・という趣旨で、もちろん必要な事です。主催者の立場により、動機・内容には若干のちがいがあるようですが・・・。岩手県のある地方銀行でも、新たに女性だけで編成された支店が発足しました。定期的に、女性のみをターゲットにした投資・運用のセミナーを開催しています。立ち上げ時点で支店長になった女性(証券会社出身)が、1ヶ月で辞めました。私の事務所でお聞きした、彼女が辞めた理由。「私は、本当に相談者の側に立った、資産運用をお奨め したかった。だけど、銀行の方針はちがった。 金融商品の売上げ(預かり資産)残高を追求、 そこから得られる手数料収入をいくら稼げるか。 銀行が考えているのは、そこだけだった。」当然です。銀行も株式会社です。利益を追求しています。説明を受ける時、私たち消費者はそのことを念頭に、割り引いて考える必要があります。金融資産運用の前にまず、生活設計を考えましょう。(生活設計のやりかたは、おいおい投稿します)運用には向き・不向きがあります。私の印象では、後者が圧倒的に多いと考えます。これから先、ほぼ本人が考えるような生活が送れる、そのような人が運用で頭を悩ます必要はありません。十分に貯蓄がある人が、満期を境に新しい金融商品を奨められることがよくあります。(特に高齢者)本人もですが、周りの人も注意してあげましょう。
2005/09/24
この12月から、金融機関の店頭に新しい品物が並びます。 (注意してください!)保険が、銀行窓口で販売できるようになります。 ・一時払い終身保険 ・一時払い養老保険「なじみの銀行が奨めるのなら・・・」これまでの投資信託なども、その商品性を理解しないまま、買っている人がけっこういますよ。銀行と同じく、信用金庫も12月から保険販売を始めます。 国内大手の生命保険会社4社が販売提携しました。 ・日本生命保険 ・住友生命保険 ・明治安田生命保険 ・富国生命保険 (保険金を払わずに問題になった会社も入ってますネ) 全国信用金庫協会を通して全国の300超の信金に 優先的に供給していくようです。・・・で、注意してください!今回販売開始される保険は、長期の金融商品です。そして、今は史上まれな超低金利です。低金利時に長期の金融商品を買うのは損ですよ。(カテゴリ「貯蓄」で、「金利と貯蓄」の記事参照)
2005/09/23
借金が3ヶ月で11万円増えちゃいました。 (たいしたことないんじゃ?)いえ、元がちょっと大きいもんですから・・。 (・・・だから、いくらなの?)増えた分合わせて、623万円になっちゃいました。 (へー、けっこうたいへんだね。しっかりね。)それで、これ1人分なんです。4人家族だと、約2,500万円の借金になります。 (・・・はあー? 何言ってんの?)人ごとではありません。「国の借金」のお話です。赤ちゃんも623万円、寝たきりのおじいちゃんも623万円。・・・一人分とは、こういうことです。 財務省が22日発表(6月末時点) 国の借金795兆円 過去最高を更新! (ピンとこない?) 税金収入が年42兆円ですから、家庭に置き換えれば 「年収420万円で、8,000万円の借金を抱えた家計」 ということです。(ありえない・・ですよネ)そうすると、家計破綻を防ぐためにどうするか・・というと、節約して出費を抑えましょう、なんとかして収入を増やしましょう・・・ということになります。 1 出費を抑える:歳出削減 2 収入を増やす:増税 (順番は1、2、の順にして欲しいですが)当然の流れとして、私たちの負担は増え、受ける給付は減ることになります。私たち個別の家計も、日常の節約だけでなく、将来に渡る生活設計をしっかり考えたいですネ。 ライフプランニングの中で、 1 出費を抑える:保険料・車の費用など 2 収入を増やす:働き方・貯蓄見直し・スキルアップなど
2005/09/23
健康保険料の計算基準が変わりそうです。 え!? 健康保険も負担増?・・・負担増になりますが、対象は高給取りだけのようです。 (よかった?)会社員の健康保険料は、月給に応じて段階分けされて、料率をかけて算出されています。 現在は98,000円~980,000円の39段階です。 月給が98万円をいくらオーバーしても、負担の 割合は98万円程度の人と同じです。新たに4~5段階を設けて、月収120万円程度まで上限を引き上げるようです。(厚生労働省の方針)高所得サラリーマンに負担増を求める内容です。私たち一般消費者には関係ない話ですね。(よかった?)ちなみに、自営業者らが入る国民健康保険は?こちらは現在上限53万円になっていますが、「引き上げるべきだ。」という意見がでているようです。まだ、意見が出ているという段階です。こちら、上限を引き上げられて影響が出そうな人は、弁護士さん、お医者さん、土地を売った地主さん、・・・等々の皆さんになりますね。 私たち一般消費者には関係ない話ですね。 (やっぱり、よかった?)
2005/09/22
個人年金保険に関するトラブル相談件数が年々増えています!国民生活センターの発表です。 PIO-NETによる相談件数 (全国消費生活情報ネットワーク・システム)銀行窓口販売だけの数字です。(証券窓口販売は毎年5件前後) 平成14年度 25件 平成15年度 93件 平成16年度 146件相談者の年代:50代以上が88%平均契約金額:770万円販売形態:銀行窓口契約が59.8%、訪問販売契約が39.8%「銀行と定期預金の契約をしたと思っていたら、 保険会社と個人年金保険を契約していた。」・・・などの相談もあったようです。上記は顧客の「適合性」を見極めずに販売したケース。「金融商品販売法」では、「適合性の原則」という 取引きルールを規定する原則があります。 ○広義:業者は利用者の知識・経験、財産力、投資目的 に適合した形で勧誘(あるいは販売)を行わなければ ならない。 ○狭義:ある特定の利用者に対しては、どんなに説明を 尽くしても一定の商品の販売・勧誘を行ってはならない。イギリスでは80才以上の高齢者には、リスクのある金融商品の販売は禁止されています。日本の銀行でも、高齢なお客様に販売した株式投信の元本割れをめぐって、相続人と銀行間でトラブルが絶えないことから、リスク商品の販売対象者は70才までとする銀行もあるようです。12月からはさらに、一時払い終身保険、一時払い養老保険が銀行窓口で販売可能になります。私たち消費者自身も勉強が必要です。身内や知合いに高齢者がいる場合は、見守ってあげる必要がありますね。
2005/09/22
コンビニに行って、お金を下ろす。コンビニに行って、預金する。コンビニに行って、金融商品を買う。コンビニが、銀行の代理店になりそうです。銀行法という法律があって、下の規定があります。 1 銀行代理店は銀行の全額出資子会社とする 2 代理店以外の業務の兼業は禁止これから始まる特別国会に改正案が提出されます。改正案はこれらの規制を取り払おうというものです。もともと金融界や流通業界が法改正を求めていました。銀行にとっては、支店の無い地域でも販売網を広げることができますから、願ってもないことです。私たち消費者も、利便性が増す?コンビニのお兄さん、おねえさん、せっかく、やっとマニュアルを覚えたのに、また勉強かよー・・・ってな事に?いや、まちがいがあってはいけないので、専門の人を置くことに? ・・・それはそれでコストがかかるし・・・。私が心配することではないんですが。
2005/09/21
今年の全国各地の土地の値段(基準地価)を国土交通省が発表しました。東京23区の商業地・住宅地の土地の値段が、バブル崩壊依頼15年ぶりに上昇に転じました。それも都心部に集中していた上昇地点が近郊に広がっています。4年前からの小泉首相による土地政策の転換によるところが大きいと考えられます。 地方の公共事業を抑えて、都市の再開発を促進しました。 建物ののべ面積の制限を緩和しました。 ⇒その結果、高層ビル建設ラッシュになりました。 (当然、土地の値段は上がります)同時に、金融面での支えもありました。 不動産の証券化(不動産投資信託など)で、 不動産に投資しやすい環境ができてきました。 不動産投資信託(REIT)の時価総額は2兆5,000億円 にもなっています。 超低金利で、何かないか投資対象を探しているところに、 不動産が投資対象として魅力になりました。 年金資金なども不動産投資に参入してきました。 ただし投資マネーは当然収益性をを重視しますから、 収益を生まない地方の地価は下落を続けています。 大都市の収益性の高い物件にお金が集まります。 したがって、土地の値段上昇の広がりには限界があると 思われます。今後このままずっと反転せずに残される 地点がかなりの数になると思われます。さらに、不安要因もあります。2007年~2010年にかけて、 団塊の世代が大量に定年退職します。 ⇒オフィスビルが大量に余ってきます。 ⇒古いビルや地方には、しわ寄せが来ます。地方の現状は? 我が岩手県では、下げ幅がこれまでで最大になりました。 商業地は12年連続で、住宅地は5年連続で下落しました。自身の生活設計を考える上で、特に、これからマイホーム取得を検討する人、不動産の活用を考える人、相続を設計せざるを得ない立場の人などは、このような背景や流れをつかんでおきたいですね。
2005/09/21
アシスタントの佐々木FPにやってもらっています。暮らしの座談会の3つのテーマ、それぞれの小冊子の最終仕上げ作業です。細部の作業はひととおり終わりましたが、あとは「老後資金の準備」の表紙の絵です。「生命保険の徹底整理」の表紙は、4人家族の顔、「マイホームと生涯設計」の表紙は、住宅の絵、「老後資金の準備」の表紙の絵だけが未定でした。佐々木FPのアイディアで、40代or50代の夫婦が老後の夢を思い描いている絵・・ということで、夫婦の顔の上に、旅客機とエッフェル塔を!「よし!それで行こう。」任せました。出先から戻ってみると、佐々木FP 難しい顔で画面と格闘しています。ストレスがたまっている雰囲気。覗いてみると、旅客機はそれらしいものができていましたが、塔がありません。ただの・・・三角です。FPの佐々木「エッフェル塔って、どうなっていましたっけ?」FPの武田「その三角、横に広げてピラミッドにしたら?」FPの佐々木「フランスやめてエジプトに行きますか!」実にいいかげんなものです。資料はエクセルで作成しています。なかなか大変です。オートシェイプを駆使して、いろいろな絵を描きます。結局、私がやることに・・・。
2005/09/20
土地を買うと、税金がかかります。 (登記の有無は関係ありません)「不動産取得税」を県に納めることになります。その後、一定の要件を満たしてマイホームを建築し、登記をすれば、「不動産取得税」の全部又は一部が返してもらえます。要件を満たしたので、還付申請の手続き書類等を電話で確認してみました。FPの武田「還付申請書は、住所氏名以外は書かなくても いいんですよね?」振興局税務部(若い女性)「あ、はい、住所氏名が書かさっていれば、いいです。」 (オイオイ、お嬢さん、若い割りに方言入ってるヨ)FPの武田「必要書類は還付申請書と建物謄本でいいんでしたっけ?」振興局税務部(若い女性)「・・あと、納税した時の領収証の写しです。」FPの武田「分かりました。あと、今申請すると実際に税金が 還付されるのは、いつになりますか?」振興局税務部(若い女性)「2ヶ月半ぐらい先になります。」FPの武田「・・・・・。」 2ヵ月半先って、ほとんど年末?!「1ヶ月かかります。」って言われても、お役所仕事だなーという感想を漏らそうと思っていましたが、コメントのしようがありませんでした。
2005/09/20
汚い絵で申しわけありませんが、これで金利と貯蓄の 関係を説明します。(私のセミナー用のページです) たて軸が金利の高低、よこ軸が時間の流れです。老後に備えた貯蓄も徐々にしていこう・・ということで、よく検討されるのが個人年金保険・・です。受取る金額があらかじめ決まっている定額タイプを見てみましょう。ex, 10年確定年金(N生命) 男性 40才加入60才払込み 60才から年額60万円(受取り総額600万円) 同じ内容でも加入時期によって、大きな差が出ます。 2005年契約・・・今年です。(図の3の時期です) 月払い保険料 22,452円 総払込保険料 5,388,480円 538万円払って、600万円を受取ります。OK!・・ですか? 1990年契約・・・15年前です。(図の1の時期です) 月払い保険料 13,848円 総払込保険料 3,323,520円 332万円払って、600万円を受取ります。なんと、同じ600万円を受取るために払う保険料が、200万円もちがいます。長期間に渡る金融商品を契約するタイミングは慎重に!低金利の今、長期の金融商品を契約するのは損です。短期のモノ(普通預金・1年定期など)で待機して、金利がある程度上昇したところで、長期の金融商品を契約、その高金利を固定しましょう。史上まれな超低金利で固定しては、明らかに損です。
2005/09/20
高齢者の人口が、初めて2割台に達してしまいました! 総務省が「敬老の日」にちなんで発表しました。 15日現在の高齢者推計人口 (カッコ内は総人口に占める割合) 65才以上の高齢者は過去最高の2,556万人に。(20.0%) 75才以上の高齢者は過去最高の1,155万人に。( 9.0%)高齢化が一段と進みました。 5人に1人が65才以上です。 10人に1人が75才以上です。外国と比較してみると(65才以上の人口割合) 日本 20.0% イタリア 19.2% ドイツ 18.0% アメリカ 12.4%年金を始めとする社会保障制度、たいへん難しいですが安心できるしくみ作りが求められます。さらには私たち自身が、老後のあり方・生き方を考えた上で、将来設計を考慮した「今」を形成していくことも必要だと考えます。
2005/09/19
年金が子どもを虐待しています!びっくりする表現ですネ。実際、事実なんですが・・・。 今日の日経「けいざい解読」 編集委員の大林尚さんの表現です。何を言っているかというと、年金の世代間の不公平を問題にしているんです。今回の衆院選で自民党は年金政策の論争を避けましたが、民主党は年金一元化を唱え、職業や働き方の違いによる不公平の是正を訴えました。ところが最大の不公平の問題は、世代間のモノなんですね。生涯を通じた負担と受益 ●1943年以前生まれ 4,800万円受取り超 ●これから生まれる世代 4,500万円負担超不公平のスケールがまるでちがいます。年金が子どもを虐待しています!・・となります。選挙権のないこどもたちが・・・。なかなか難しい、働き方の違いによる不公平の是正、公務員共済と厚生年金の統合、などのん気に構えていないでさっさと片付けて、子どもを虐待から守らなければ・・・ということです。本当に安心できる制度設計が求められます。みんなが既得権益を主張していたら、待ち受けているのは制度破綻です。超党派の早急な取り組みが必要です。納得できるモノであれば、痛みを分かち合いたい・・・ですね。
2005/09/18
電気料金が決まるしくみ。「燃料費調整制度」っていうのがあって、自動的に料金が決まるしくみになっています。燃料費:原油、液化天然ガス(LNG)燃料費調整制度:この燃料費の変化を 自動的に料金に反映する制度ex, 7~9月の燃料費 ⇒ 1~3月の電気料金・・・ということで、10月からの値上げはすでに決まっていますが、さらに、このところの記録的な原油高騰で、来年1~3月の電気料金も値上げする可能性が高い!!・・・ようです。冬に向かいます。負けるな! 節約生活者!
2005/09/17
こんなのが、載っていました。今日の広告です。(日経)○○○○銀行円定期預金 満期日繰上特約付定期預金 元本保証 預金保険対象新登場! 4年満期特約付10年満期 年 1.25%(大きーい字) 4年後の利息が楽しみです。 [1.000万円をお預け入れの場合] 4年後 40万円(大きい字)のお受取利息(税引き後) (以下極小文字で) 本定期預金には、当行の判断により、満期日を 当初満期日(10年)から繰上満期日(4年)に 繰り上げることができる特約(満期日繰上特約) が付いています。 お預け入れは300万円以上1円単位です。 中途解約はできません。 例外的に中途解約に応じる場合、お受取金額が お預け入れ時の払込み金額を下回ることがあります。 市場環境等によりお取扱いを中止する場合があります。「投資」や「リスク」を嫌い、「元本保証」をこよなく愛す、よく銀行に出入りしている消費者をターゲットにしています。元本保証だし、金利はちょっといいし、なんか「特約付き」ってのもお得な感じだし、いいんじゃない?・・・と、思いますか?特約は私たちにとってお得なのではありません。銀行にとってお得な特約です。本来は10年間の定期預金なんだけど、4年後の時点でさらに6年間その利息を払っていくことが、有利かどうか銀行が判断します。不利だと判断したら、やめてしまうことができるわけです。私たち消費者は、銀行の成すがまま・・ということに。今の超低金利時に長期間 預けることが得かどうか?利息がちょっといい?・・長い歴史の中では低レベルです。その辺の考え方は、《みんな「金利」で勘ちがいしてるヨ》(前回の投稿記事)を参照してください。
2005/09/17
私がセミナーで使っているテキスト(エクセルで作成) のページの一部をデジカメ撮影しました。(汚な!) テキストはA4版20ページのきれいな!小冊子です。みんな「金利」で勘ちがいしてるヨ!今回の話は、「リスク」とか「投資」とかは絶対にイヤ!という人向けのものです。「元本保証」でなきゃ!という人向けです。そういう人たちが、けっこう間違った選択をして損をしています。・・・ので訴えたいんです。貯蓄のお話をする時は、いつも下の絵で説明しています。世の中の金利が高い時、低い時、どのような選択をしたらいいか? ・・・を説明します。■1・2の時期は金利が高いです。 この時期は、期間の長い金融商品の契約が得です。 高い金利を長期間、固定できますから。 ex,5年・10年定期預金、学資保険、子ども保険、 養老保険、個人年金保険などなどです。■3・4・5の時期は金利が低いです。 この時期は、期間の短い金融商品の契約が得です。 金利が上がったら、すぐ乗り換えられますから。 もうひとつこの時期は、変動金利商品の契約が得です。 現在低金利でも、金利上昇に連動しますから。 ex,期間の短いもの:普通預金、1年定期預金 変動金利商品:個人向け国債などなどです。さあ!それで、今は? 史上稀に見る超低金利です! 今は3あるいは、3から4の ポジションです。 3・4の時期に買っては損なものを、今買っている人が多い! 利息がさっぱり付かないからと、ちょっぴりよけい付くものを 選んで、超低金利時代の利息でなが~い期間、がまんする事に。 金融機関に乗せられて、損な選択をしてはいけません。
2005/09/17

唯一、目の前に現れた山車。の組の人(女)「こんにちわー!申しわけありません!ご寄付お願いしまーす。」FPの佐々木(女)「山車はここ通るんですか?」(昨日・一昨日、通らないのに お金だけ取られている)の組の人(女)「あ、もうすぐ通りますよ!」FPの佐々木(女)「どうしますか?」(私のほうを見る。・・おいおい、すぐ払って、聞かなくてもいいから)FPの佐々木(女)「はい、どうぞ。」の組の人(女)「ありがとうございまーす!」いよいよ太鼓・お囃子が近づいてくる。FPの佐々木さん、お尻が軽くなって、ぴく!ぴく!と、立ちそうになったり、座りなおしたり。(・・・もう!たまらない!)外へ飛び出していきました。寄付をさんざん繰り返して、やっと一台が目の前に登場!
2005/09/16

盛岡は秋祭りです。 先日書き込みいただいた方が、「貯蓄方法をさんざん迷ったあげく、元本保証の変額年金保険を選んだ。」・・・ということでしたので、再度掲載します。変額個人年金保険!年金原資110%保証!銀行が販売しています。加入者が支払う一時払い保険料を、100%ではなく、110%も保証します。「今の超低金利時に、これはいい!」と、飛びついている人が多いんですね。結論から言います。 お止めなさい!この保証には、条件がついています。・20年以上の据置き期間(7年未満の中途解約はペナルティ)・年金で受取る(一括受取りは対象外)・手数料 2%台後半(高っ!)確実に見込める増額分の「10%」これは、据置き20年で、1年当りでは「0.5%」になります。⇒ネット預金や個人向け国債より劣ります。運用がうまくいって、年金原資の大幅な上乗せが?・・・ありえません。保険会社の立場で考えましょう。運用が不調の際は、保険会社の負担になりますから、それを避けるために、まちがいなく110%分を確保できる運用をするしかありません。長期債券を多く組み込む⇒株式の組み入れは少量にさらに株式の半分は、市場平均連動積極運用部分の比率はかなり小さくなる。⇒積極運用部分が好調でも、全体に与える効果が小さい。⇒年金原資の大幅な上乗せは、期待できません。このようなパッケージ商品は、だいたい消費者に大きなコストを背負わせるものが多い!豪華で立派な広告を見て錯覚しないように。
2005/09/16

事務所前の歩道の花です。 家計の金融資産が、去年に比べて増えたそうです。調査開始以来の最高額だそうです。 日銀 15日発表 6月末の資金循環統計(速報)景気回復で個人所得の増加を反映?そんな実感なんてない!という人も、けっこういるのでは?でも、6月末の日本全体は下記のようになったようです。家計の金融資産残高は前年比、0.7%増 個人向け国債など 52.0%増 投資信託 18.8%増 外貨預金 マイナス 株式 マイナス リスク資産が全体に占める割合 9.6% (0.4ポイント上昇) 現金を含む預貯金 0.7%減 (内、定期性預金 3.4%減) 郵貯残高 ピーク時比 2割減
2005/09/16
盛岡は9月14日~16日、秋祭りです。きのうは雨で、参加者がかわいそうでしたが、一転、今日はさわやかな秋晴れ!です。今、盛岡では八幡神社のお祭りで、街中を8台の山車(ダシ)が練り歩いています。かわいい子どもたちが、縦に並んで山車を引きます。太鼓の音、お囃子の声があちこちから響いてきます。道路は通行止めやら大渋滞でたいへんです。ドドーン!ドドーン!「ヤーレヤレヤレ!」「ヤーレヤレヤレ!」音がかすかに聞こえてくると、はっぴ鉢巻姿の人たちが、先回りで寄付を集めて歩きます。断ったりするわけには、もちろんいきません。ひとり来るごとに、出費1,000円也!日ごろ節約に努める、貧乏FP事務所からむしり取っていきます。文房具で1円単位で節約していても、本日の寄付金合計5,000円也!明日もまた?お祭りの時だけは、事務所を1階に構えるんじゃなかったと後悔しています。
2005/09/15
午後3時ごろ突然、顧問会員のNさんが来所しました。 Nさん:女性 82才 盛岡から電車で30分 ぐらいの距離の市にお住まいです。 東京出身で、嫁入りしたころは田舎には存在しない 大変な美人だったので、「女優さんだ。」と汚い 子どもたちが後からついてきて困ったそうです。 ほぼ事務所開設以来の顧問会員です。金融資産・ 不動産の運用、保険の整理、相続設計などで 係わってきています。 昨年は、ご次男の土地購入・マイホーム建築、 ご本人のアパート建築をお手伝いしました。Nさん「こんにちわー。」FPの武田「うわっ、あ、こんにちわー。」FPの佐々木「あらーっ、こんにちわー。」突然の訪問で、一同びっくり・・・です。Nさん「今日は盛岡のお祭りだから・・見にきたの。」 今、盛岡では八幡神社のお祭りで、街中を8台の 山車(ダシ)が練り歩いています。 太鼓の音、お囃子の声があちこちから響いてきます。 そして、さわやかな秋晴れ!です。Nさんの顧問会員期間が9月までなので、更新にいらっしゃいました。10月から来年9月までの1年分の顧問料をいただきました。(12,000円)さらに、ご長男の案件も相談。いつも突然の訪問ですが、どういうわけか私が不在ということがありません。悪運の強いババア(?)です。私はNさんに先生と呼ばれたかと思うと、次の瞬間にはジジイと呼ばれたりしています。チーズやクロワッサンや大量のビール券など、たくさんのおみやげをいただきました。いつもありがとうございます。 (佐々木FPと山分けです)
2005/09/15
夜、トレーニング・ジムに通っています。私のパターンは、まずトレッドミルで走りこんで、十分に身体を暖めます。顔面を汗がつたうようになるまで、が目安ですね。走りも、スムーズな走りにこだわります。ドッタドタと大きな音をたて、身体を揺さぶる・・なんていうのは、いただけません。十分に身体が暖まったら、メインのウエイト・トレに入ります。マシンはあまり使わず、ダンベルでほとんどのメニューをこなします。若いころは曜日ごとに、パーツを決めて徹底的に追い込んでいましたが、今はトータル・ワークアウトという感じです。汗が流れ続けるよう、インターバルはできるだけ短く、息が上がった状態のまま、1時間ぐらい続けます。周囲の視線を感じながら、ランニングハイと同様の状態にまでなります。最後のストレッチ中は、なんとも言えない爽快感です。シャワーを浴びて、ジムの更衣室。税理士のIさん「武田さん、建築士さんに知り合いはいますか?」FPの武田「ああ、いますよ。」税理士のIさん「この間知り合った人なんですが、丸投げをしない やりかた・・ということ言ってましたんで、武田 さんと合うんじゃないかと思って・・よかったら 紹介しましょうか?」FPの武田「おう、おもしろそうですね。」税理士のIさん「FPでこういう人がいるっていうことも話したん ですよ。今度電話させましょうか?」FPの武田「いいですね。会ってみたいですね。歓迎します。」丸投げはしない。(業者を紹介するとか、専門外だからとか)相談者の問題・懸案が解決するまで、係わることを信条としています。同じ考えでやれる人とは組んでやりたいと思います。
2005/09/15
定期預金って、分かりますよネ。はい、期間が決められた預金です。その定期預金のあるタイプのモノが人気だそうですが、私たち消費者が飛びついていいものかどうか・・・考えてみましょう。「新型定期預金」と言われているようです。 満期までの長さを銀行側が決める代わり、 利息は年1%前後と高めに設定されています。●「満期」は複数表示されています。 ex, 「4年か8年」「5年か10年」などです。●「満期」を決めるのは銀行です。 預け入れから一定期間後に、銀行が満期を 決めます。(ex, 4年目、5年目に)●「利息」は通常の定期預金より高めです。 預金者に満期の決定権が無い見返りです。去年の春、新生銀行がこの「新型定期預金」を始めて、この5月からは第二弾の商品を展開し、残高は8,000億円に迫るとみられています。通常の定期預金ではわずかな利息しか得られない現状から、新型預金を選ぶ個人が増えているようです。これがきっかけで、他行にも導入期運が高まり、なかでも地方銀行の積極的な取り組みが目立ってきています。メリット ■通常の定期預金より利息が高いです。デメリット ■金利が上昇しても当初の金利で、銀行が決める 満期まで預けなければならなりません。 ■中途解約で元本割れもありえます。 満期前に急にお金が必要になっても原則解約不可。 中途解約に伴なう費用がかさみ、運用収益が 実質マイナスになる恐れもあります。判断基準:これからの金利をどう予測するか? ★この低金利が8年、10年と続くと思う人は、買い。 ★この低金利はそう続かず、いずれ上昇と思う人は、 やめたほうがいいです。ちなみにFPの武田は、後者です。昨今の経済環境を考えれば、そろそろ金利は上昇に向かう・・と思っています。そのような状況で、1%前後程度の金利で8年間や10年間、塩漬けにしておくのは、もったいないと考えます。
2005/09/14
Kさん宅からは、車で1時間以上かかります。今日はわざわざ休みをとって来てくれました。40才代のKさんとは今まで数回ヒアリングし、その他資料を郵送やFAXで送ってもらっていました。できあがったキャッシュフロー表とグラフ、付属資料を今日初めて見せて、問題点を話し合いました。(資料作成は全てアシスタントの佐々木FP※)キャッシュフローグラフでは、Kさん60才代半ばで貯蓄が底をつきます。マイホーム計画どころではありません。(大部分の人がこうなります:Kさんの名誉のため)問題点の話し合い ○膨大な毎月の生活費(生活費を把握していない) ○膨大な保険料の支払い(無計画な保険加入)このへんを抑えてしっかり見直しをすることで、家計改善をすることはそんなに難しくはありません。Kさん宅は兼業農家で、ご両親と同居しています。4人が勤めていますので、収入は多めです。家計見直しではこのご両親との意見調整がちょっとした難関になりそうです。保険に加入するのはあたりまえ、保険は入っておけば貯蓄になる、つきあいも大切、・・・いろいろ見直しが必要な「慣習」「考え方」が存在します。老後の貯蓄残高をプラスで推移させることはもちろん、マイホーム建築を無理なく実現することも可能なんですが・・・。※佐々木FP 3級FP技能士 33才(夫:会社員 姫:幼稚園)
2005/09/14
コツコツと節約をがんばっている家計に、いよいよ増税の直撃が現実味を帯びてきました。自民党の圧勝で郵政民営化法案が成立すれば、次は行財政改革ということで、国の財政健全化に向けて歳出削減に加え、税収を増やそうという流れになります。私たちの家計から見れば、税負担増に!第一弾 定率減税(99年導入)が廃止へ 所得税と個人住民税を最大29万円軽減している 定率減税を、 06年から 半減 07年から 廃止(することが濃厚) 廃止でどれぐらい負担増になるか? (専業主婦とこども2人の世帯の場合) 年収500万円の世帯 36,000円/年 年収700万円の世帯 82,000円/年第二弾 消費税率の引上げ 「任期中は上げない」小泉首相の退任を待って、 来年末に引き上げ幅や時期を決定するシナリオ? 仮に消費税率が10%になった場合の負担増は? (推計) 年収500万円の世帯 120,000円/年 年収700万円の世帯 160,000円/年その他、所得控除の見直しなども行われそうです。「所得から引き算していいですよ。」といった項目が金額が減ったり、廃止されたりしていく傾向にあります。 ⇒ つまり、増税です。家計防衛、しっかり!
2005/09/14
住宅ローンの説明会・・といっても銀行主催のモノではないんです。住宅ローン専門機関のモノです。「全宅住宅ローン」といって、住宅金融公庫がローン証券を買い取る「フラット35」を、全国の宅建業者が10月から取扱いを始めるための説明会です。全期間固定金利ローンです。参加者は当然、不動産屋さん、建築屋さん、といったところです。このような業界が10月から住宅ローン手続きの窓口になります。私のところは、これらの業種ではなく、FP事務所ですが、顧問会員のニーズに対応するため、宅建業登録はしてありますので、今回の参加対象者になりました。「住宅ローンの相談は、銀行で」という常識がくつがえる状況ができつつあります。この全宅ローン以外にも、専門機関が次々とできてきています。ローンの選択、一般的には 低金利時:全期間固定金利ローン 高金利時:変動金利ローンです。そして今は、史上稀な超低金利です。説明会や研修で人の話を聞く時は、私はいつも最前列の真ん中を陣取ります。貴重な時間をつぶすのですから、できるだけしっかり吸収して帰ろう・・・と思うからです。質問もしやすいし。(実際1本してきました)2部構成で、前半は住宅金融公庫の人、後半は全宅の人で1級FP技能士(女性)でした。美人FPさんは、分かりやすく、いかにも素人向けの説明をしていました。私も1級FP技能士で、時々セミナーをやってます。美人FPさんの話し方・声・しぐさ・間などをボーっと眺めていました。 (ホラ、ガンバレッ・・・と言う感じで)
2005/09/13
あいかわらず各銀行が、消費者の生活設計を無視した住宅ローンの分捕り合戦を展開しています。注意しましょう!今日の日本経済新聞の掲載広告より。 ○○信託銀行 9月も、引き続き、この金利! 住宅ローン夢の金利キャンペーン 固定金利3年型/団体信用生命保険付 キャンペーン金利 年0.78% 例えば、お借り換えにより当初3年間で 約103万円おトクなケースも! ・・と、2.55%から0.78%への借り替えを試算して 見せています。 (太字のところが非常に大きい活字になっています)これを見て、あるいは説明を受けて、フラフラっと契約をしてしまう人が、けっこう多いんですね。おトクに見せるのはカンタンなことなんですが・・。 非常に小さい文字で書かれています。 ○4年目以降の金利のご選択(変動・固定)や金利情勢 等によっては、完済までの総返済額の比較において 有利にならない場合があります。 ○借り換えに際しては保障会社への保証料(例示の場合 654,287円)その他手数料が必要となります。小さい文字の中に、消費者の重要情報が書かれています。しっかり確認しましょう!銀行はできるだけリスクを抑えて、利益をあげようとします。 銀行にとってリスクの小さい住宅ローンを順番にあげると、 1 変動金利 2 短期間の固定金利 3 長期間の固定金利 4 全期間固定金利 だから銀行は、変動金利か短期の固定金利で貸したがります。消費者にとってリスクの小さい(生活設計が成り立つ)住宅ローンの順番は、銀行の場合の裏返しです。これも、売る側と買う側の「利益相反関係」です。安易に目先のおいしい情報に食いつくと、将来たいへんなことになるかもしれません。何が起こっても、「自己責任」ということに。
2005/09/12
来年から保険会社それぞれに、通信簿が付けられそうです。銀行はすでに実施されています。今度は生命保険会社、損害保険会社が対象になります。どうして?保険業界では保険金不払いなどの問題が相次いでいるから、お客さんを保護するためです。検査をして通信簿を付けるのは、金融庁です。経営内容を、ABCDの4段階評価するようです。検査項目は、 1 経営陣の責任分担や不正の相互チェックなど ガバナンス(内部統制) 2 保険の勧誘や保険金支払い、顧客情報の管理など 業務の適切性 3 保険商品ごとに経理が区分されているか、 支払いに備えた責任準備金の積立ては十分かなど 財務の健全性検査官の行政マニュアルも大幅に見直すそうです。 特に深刻な問題になっている保険金の不払いについて、 どんな事例が不正にあたるかを細かく列挙するようです。もっと、早くからやればよかったのにねエ。ただ、この通信簿、それぞれの会社にだけ伝え、公表はしないそうです。 ・・・残念! ですね。
2005/09/11
スネッかじりのチビスケには、死亡保障なんていらないのに!知らずに加入しているケースが多いですよ。「その人」が亡くなった時に、遺された人たちが経済的に困る・・と言う場合の「その人」にかけるのが死亡保険です。チビスケが死んでしまうと、思いっきり悲しいけど、遺された人々が経済的に困ることはありません。・・・だから、チビスケの死亡保障を確保する必要は無いし、そのための保険料がもったいないですヨ。涙ぐましい努力で100円・200円と節約しても、知らないうちに保険料で消えてなくなりますよ。今日も顧問会員Kさんの事例で見てみましょう。 (Kさん、度々すみません) 長男のT君 5才 養老保険 100万円 学資保険 50万円 生存保険金付 育英年金付学資保険 300万円 合計450万円の死亡保障です。5才の子どもに。 因みに、満期保険金450万円と生存保険金60万円の 合計510万円に対し、払込み保険料総額は567万円です。 貯蓄としては、大きく元本割れです。 元本割れの理由は、保障コストがかかるからです。貯蓄を検討するのであれば、保障と切り離して考えましょう。
2005/09/10
午後、事務所に飛込み訪問の人が・・・。盛岡まちづくり(株)専門相談員のHさん。第3セクターで、市の補助金の話でした。昨今盛岡市も、郊外大型店の出店で市中心部が空洞化してきており、新規に借り店舗で開業する人に、改装等の費用に市が補助金を出す、というもので、その普及活動でした。私が開業した4年前は、県にも市にも確認しましたがそのような制度はありませんでした。今の人は、恵まれてますね。このHさん、実は行き当たりばったりに来たのではなく、私を訪ねてきたのでした。「暮らしの相談センター」で毎月私が行ったセミナーに、Hさんは2~3回参加していたとのことでした。ここで、見かけた人はすべて利用・・ということで、例の「暮らしの座談会」のチラシを見せながら説明。すると、意外な反応が。Hさん、マスコミにパイプがある・・ということで、「さっそく地方新聞の記者に直接紹介します。」・・・まだ、座談会は1回もやってないんですが・・、そんなことは、かまっていられません。露出度が増せばいいんです。どうにでもなります。しっかり仲良くなって、お別れしました。
2005/09/09
子どものための貯蓄・・と言ったら連想するのは?一般的には「学資保険」「こども保険」なかには、「養老保険」なんていう人も。ところが、これらは元本割れで損をしているんですが、不思議なことに、だれも気にしないで継続しているのは、どういうことでしょう?金融商品を検討する時は「元本保証でなきゃイヤ!」と言っている、同じ人が。顧問会員のKさんの家族の例で見てみましょう。 Kさんは長女Hちゃん9才のために、下記の貯蓄をしています。JA共済 こども共済 H8年契約(H26年満期) 満期保険金 85万円 払込み保険料総額 104万円郵便局 学資保険 H8年契約(H26年満期) 満期保険金 300万円 払込み保険料総額 312万円 郵便局 養老保険 H13年契約(H23年満期) 満期保険金 100万円 払込み保険料総額 104万円 合計 満期保険金 485万円 払込み保険料総額 520万円保障内容合計 死亡600万円(1,000万円) 入院4,500円/日 この状態を元本割れ・・といいます。普通に短期間の預貯金を、くり返したほうがマシです。今の超低金利時に、上記のような長期間の契約をするのは損だということを、ぜひ理解してください。・・・でも、保障がついているから・・・ですか?死亡保障:のこされた遺族が経済的に困る「人」にかけます。 スネッかじりには不要です。その分の保険料がムダ。医療保障:本当に必要でしょうか? 必要だとしても、別個に確保したほうが安上がりです。貯蓄は貯蓄、保障は保障、シンプルに分けて考えましょう。顧問会員Kさん家族の家計、これからしっかり見直しにかかります。
2005/09/09
午前中、外出しようとしたら、2軒隣の不動産屋さんの前に、車が到着しました。降りてきたのは、土地家屋調査士のOさん。ちょうどいい、頼んじゃえ!FPの武田 「どうも!」調査士のOさん 「あ、どうも!」ちょっとだけだからと、そちらの用事を後回しにさせて、ウチの事務所に引っ張り込んで、「座談会」の説明を。「暮らしの座談会」 料金:資料代500円/人(約20ページの小冊子) 親しい仲間の集まりに、ファイナンシャル・ プランナーが加わって、充実の1時間 (筆記用具と電卓を用意してネ) テーマ1 生命保険の徹底整理 (保険販売無し) 生命保険会社が教えない保障の知識 テーマ2 マイホームと生涯設計 (建築請負い無し) 建てた人も、これからの人も考えておきたいFPの武田 「だれか紹介して。」調査士のOさん 「いいですね。私お願いしたいです。私たち夫婦でも いいですか?」FPの武田 「・・・、座談会だから、できれば複数 少なくても 3~4人からやりたいんだけど。」なんとか協力してもらえる雰囲気に・・・。
2005/09/09
ガソリンが1リットル130円台になりました。私たちの家計におおいに響きます。コスモ系石油スタンドの話 8月は需要期にもかかわらず、ガソリン満タンの 注文が減った。2千~3千円の給油が多くなった。地域による価格差の理由は、セルフ式スタンドの割合? 最も安い滋賀県 9%弱 最も高い鹿児島県 3%強 ウチのアシスタントの佐々木さんのダンナは、いつも セルフを利用しているそうです。 先日給油しようと したら、給油機の上にお札3,000円が置かれてあった そうで、「ラッキー!」とありがたく無料で済ました そうです。 (うらやましいですネ) 価格の半分は税金(?)って知ってました? 石油元売会社が中東などから原油を輸入:石油税・関税 石油元売会社が原油を精製して卸す:ガソリン税 スタンドで販売 :消費税 小売価格の約半分は税金です。 (取りやすいところから取っています)私は若いころから、日産のローレルを代々愛車にしています。 給油のたびに「ハイオク満タン」と言っていましたが、ついに8月から「レギュラー満タン」と言ってしまいました。 (ちょっと惨めですネ)アクセルを踏み込んでも、以前のようにスーッとスムーズに加速しません。 (ちょっと惨めですネ)
2005/09/08
今日の午前中は、不動産会社のAさんが来所しました。顧問会員のHさんの土地売却、一部終了して私の事務所に仲介手数料を支払いに・・・。Hさんの他の案件の打ち合わせ等をしていました。そこに見知らぬ車が、事務所の中を覗きながら敷地に侵入してきました。降りてきたのは、20代後半ぐらいの女性です。 「アーッ! やっぱりAさんだ! 停まっているのは Aさんの車じゃ・・と思ったらやっぱり!」元気がいい。Aさんの紹介で名刺交換。このお嬢さんも不動産屋さんで、Nさん。AさんとNさんは、他の不動産売却で共同作業中です。お客さんのアパート案内を終えて帰る途中だったそうです。 「Aさん、なんか保険に加入するところですか?」ウチは保険販売代理店と思われたようです。ファイナンシャル・プランナーと言えば、保険屋さん。今の日本人の認識は、だいたいこうなっています。保険屋さんのピーアール効果のタマモノです。いい加減にしてください。保険や金融商品を売らない、安心して相談できるFPも、世の中には存在するんです。・・・と、叫びたくもなります。もちろん、Aさん、Nさんに「座談会」の協力をお願いしました。
2005/09/08
実は、レストランとかの話・・ではないんです。きのうに続いて膨らむ医療費、懸念される医療制度・・の話です。生活習慣病について○服薬などの指導を受けたことがありますか?○生活指導計画書をもらったことがありますか?生活習慣病患者が診療所で毎月服薬などの指導を受け、生活指導計画書を三ヶ月に一度もらうと、医師の診療報酬に月一万円程度の「生活習慣病指導管理料」が算定されるそうです。1,000人分だと年間1億2,000万円になります。大手企業の20以上の健康保険組合の協同調査によれば、 6割は計画書を受取っていない。 3割は指導を受けた覚えがない。 患者が窓口でもらう領収書にあるのは総額だけ。 「食べていないメニューの代金を払うようなものだ。」内訳を示す診療報酬明細書(レセプト)は後日、 健康保険組合が受取ります。どこまでが不正請求かは分かりませんが、効率的なチェックが難しい健保組合が多いようです。今なお月1億枚を超す紙のレセプトを一枚ずつ点検する非効率な作業を続けています。 食べていないものの代金を払わせられて、医療費が膨らむ原因にされちゃ、たまりませんよね。
2005/09/08
膨らむ医療費、懸念される医療制度。・・と言われていますが、クスリ代について・・ちょっと覗いてみると。川崎市の聖マリアンナ医科大学病院。 昨年度の薬剤費を3億円削減! 後発薬の本格導入で。 (患者の自己負担も削減) ※後発薬:特許が切れた先発薬と同じ成分 で価格が大幅に安い。「後発薬、ありますか?」 薬局に安い後発薬を求める人が増えている そうですが、日本ではまだまだ少数です。 利権を確保したい供給側は、あまり普及して ほしくないですよね。 私たちは、いくらでも安く済ませたいですよね。 ここにも「利益相反関係」が存在します。 ※後発薬シェア(03年数量ベース) 日本:16% 医師に銘柄指定権 米英:50%強 患者と薬剤師で決定 仮に後発薬シェアが米英並みになれば、患者負担 を含め年6兆円を超す薬剤費を1兆円削減できる そうです。 怒ろう! 消費者!
2005/09/07
今日は1級建築士のSさんに、事務所に来てもらいました。お願いがあるから・・と呼んでおきました。例の「座談会」チラシを見せて、「こんなことをやろうとしているから、 思い当たる人に奨めてみて。」「暮らしの座談会」 料金:資料代500円/人(約20ページの小冊子) 親しい仲間の集まりに、ファイナンシャル・ プランナーが加わって、充実の1時間 (筆記用具と電卓を用意してネ) テーマ1 生命保険の徹底整理 (保険販売無し) 生命保険会社が教えない保障の知識 テーマ2 マイホームと生涯設計 (建築請負い無し) 建てた人も、これからの人も考えておきたい思い当たる人は、少なそう・・・。(残念)全く別の、不動産売却がからんだ話が出てきそう。・・ひょうたんからコマ・・かもしれない。今日のチラシ配り:100枚 5階建ての県営アパートでした。 なんと!エレベーター無し! 5階まで往復10本! よく、5階に住んで日常生活しているな~。 体力的にはどうってことないですが、ネクタイ姿で 汗だくになるのが気持ち悪~い・・です。午後から台風14号の影響が出そうだったので、午前中に済ませました。 ふう~。(お疲れ!)
2005/09/07
FP事務所ですから、いろいろな方のご相談を受けます。ライフプランニング(生活設計)をするにあたって、現在の家族・資産・収支の状況と、これからのご希望をうかがった上で、将来に渡って貯蓄残高がどのように推移していくか・・を、表とグラフでお見せします。問題点を発見するための、現状でのシミュレーションです。これがやれないと、問題点の発見もできないし、その対策を練る段階に入っていけません。ところが、あるんです。困ったケースが。現在の収支の状況(収入はいくらで、支出がいくら)が分からない家族が、現実にあります。どういう家族かというと、キャッシュフローが大きい家族に時々見られます。一般に比べて収入が大きいケース。相談を受けたケースでは、お医者さん。(全てのお医者さんがそうだとは言いません)それから、家族の働き手が多く高収入を得ているが、家計を仕切る人がいないケース。(3~4馬力)このようなケースでは、収入は把握できますが、一ヶ月の生活費はだれも分からない・・ということに。このままでは、プランニングしようがありませんから、強引な手法ですが、 年間手取額-年間貯蓄額=年間生活費と、やって次の作業に入ります。もちろん、このままでいいわけはありません。出費の内容や金額を把握していない、ということはだいたいどこかで大きく損をしています。月単位の生活費が分からない人は、生涯で千万単位の損をすることもあります。家計簿を付ける・・まではいかなくても、一ヶ月の生活費は知っておきましょう。
2005/09/07
昨日の夜、7:30pmごろのことでした。事務所のシャッターを半分降ろしてデスクワークをしていました。コンコン、コンコン、ガラスを軽くたたく音が。そちらを見ると、女性がこちらに向かってしきりに頭を下げています。何か相談があって、訪問してきたのかな・・・。鍵を開けて迎え入れると、見たことのない30代後半ぐらいの女性でした。女性 「すみません、この近くに住んでいる者ですが、 家の鍵を忘れてきてしまって、家に入ることが できません。ちょっと電話を貸していただけますか?」FPの武田 「ああ、よろしいですよ。お困りでしょう。どうぞ。」 (・・・ケイタイ・・持っていないのかな?)事務所の奥に入ってきて、アシスタントの佐々木さんの電話を使ってもらいました。 (ご主人にでも、かけるのかな・・・?)お礼を言ったあと、話始めました。女性 「◎△^★-#”!□*¥$Σσ?<&!~」 (れ、日本人じゃないのか? 中国語でも韓国語 でもないし、まして英語でもない・・・ゾ)女性 「ありがとうございました。」 (しっかりした日本語だ・・よな?外観も日本人だし)・・・どういうことだったんでしょう?●第一説:そのまんま。本当に困っていた。●第二説:複数の外国人による強盗団? 女性が先に入って内部の状況を確認し、外で 待機している男どもに連絡、一せい突入!? さっきのわけ分からない言葉は、 「だめだ、金目のものは何にもない。」で、 だれも突入してこなかったのか? あるいは、 「ここにいるやつ、ちょっと強そう。中止!」 だったのか。●第三説:今日は下見、後日事務所荒らし。 女性が数分の内に、進入経路やセキュリティ状況や 貴重なモノが入っていそうな家具をチェック、 後日、スムーズに侵入・犯行。今朝、アシスタントの佐々木さんに、 「電話、なにか異常ない?盗聴器とか付いてない?」実は去年、裏口のガラスを割られて、事務所を荒らされています。警察の鑑識が来て、半日以上仕事になりませんでした。その時の犯人は捕まっていません。FP事務所だから、相談に来る人は歓迎なんですが・・。
2005/09/06
思い当たる人は いませんか?損害保険各社が進めている保険金の支払い漏れ調査で、損害保険ジャパンが正式発表しました。過去3年分で 件数 27,296件 金額 9億1,700万円詳しくは (件数) ●自動車 25,709 事故見舞金 18,000 搭乗者障害時保険金 2,829 修理工場搬入費の補償 1,443 代車費用の補償 1,167 修理時諸費用の補償 959 ●火災保険 549 一部損傷時見舞金 432 全損時見舞金 111 ●障害保険 465 ●その他 573 合計 27,296件1件当たりの平均は、3.3万円だそうです。こうした漏れは、意図的なものではなく、システムチェック機能が不十分だった・・と説明しています。
2005/09/06
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