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「日本の保険を変えたい!」
という楽天生命に望みたいことは
3つあります。
まずは、さらなる低価格の実現です。
残念ながら、
今回の新商品の保険料には
大きなインパクトは感じられません
でした。
表2で挙げた団体保険なども
意識してほしいところです。
※消費者の希望とすれば
確かにそうですが、
難しい ・・のでは?
次に透明性の向上です。
具体的には保険料の内訳と
「保険金支払い見込み」
を公表することを期待しています。
保険料は、確率と諸経費で決まる
はずだからです。
※その通りですね。
数字はあくまで仮定ですが、
「40歳男性が10年間、
2000万円の死亡保障を付ける際、
保険金支払いに要する料金は
保険料の80%、残り20%は
会社の利益も含む諸経費に充てられます。
保険金が支払われる確率は3%です」
といった情報を消費者に提供
できるようになれば理想的です。
※理想的・・です。
保険業界全体がそのように
なるべき・・です。
自分でそうするとは思えないので、
国が主導するべきではあります。
楽天グループには楽天証券もあります。
例えば投資信託では、
契約に要する各種の手数料率や
運用実績が開示されているわけですから、
保険でやれない理由はないはずです。
保険金支払い実績は
商品発売後の経過年数によって
変わるはずですから、
まずは
「見込み」の発生率が公表されれば、
消費者が商品を選ぶ際の一助に
なると思います。
最後に、
あえて「売れ筋」でない商品に
注力してほしいと思います。
例えば楽天生命の医療保険は
一生涯の保障がある終身タイプです。
※医療保険に入ってはいけない。
確実に損をする。
終身の医療保険なんてもちろん、
とんでもない。
しかし特に若年層などには、
10年など一定期間の保障を
安く付けられる定期タイプの方が
ふさわしいはずです。
※一定期間であっても、
医療保険には加入しない方がいい。
生活設計の観点からは、
保険料分を貯蓄した方がいい。
(当たり前)
商品単価が低くなりすぎる場合は
「年払い」のみの扱いにする手も
あるでしょう。
※年払い分のお金は、
貯蓄した方がいい。
これらは
保険会社として高い収益率を重視
するなら、やらない方がいいことばかり
なのかもしれません。
※彼らからしたら・・
やらない方がいいことばかり
・・ですね。
しかし情報開示が進まないまま
高額な商品が流通している現状こそ
※本当に・・ひどい現状です。
不可解なのだという認識が、
新たに市場を切り開く新興勢には
求められると思います。
楽天生命が掲げる「熱い気持ち」が
どう具体的な形になって表れてくるのか、
今後を楽しみにしています。
※期待・・できるかなぁ・・。
かなり、
消費者サイドに立った見解で
好感を持てますが、
やはり「生命保険業界の人」・・です。
保険業界に、色々期待をしています。
日常的に生活設計を業務とする
FPの立場では・・
「生命保険業界はこんなもの」
という認識しか持てません。
「織り込み済みで生活設計しましょう。」
・・ということです。
生活設計する上では、
(できるだけ)
「生命保険には加入しない。」
が、基本スタンスです。
で・・文中に登場した(表1)(表2)を
グラフにしてみたのが、以下です。
定期保険の保険料比較 月額:円
(男性・2,000万円・10年)
日本生命のバカ高さが際立ちます。
これは大手生保すべてに
当てはまります。
生涯を通じて延々とお金をたれ流します。
(もったいない・・)
楽天はオリックスと並んで、
(グリーンの線)
日生よりははるかに安いですが、
まだ・・その下がいます。
タバコを吸わない「健康体割引」がある
(黄色の線)
保険会社は、ネット生保より安い。
(当たり前)
それよりもさらに安いのが・・
「団体保険」です。
(ピンクの線)
保険屋の社員がよく加入しています。
お客へのお奨め商品ではなく、
団体保険に・・。
ふざけるなっ!
・・って、怒った方がいいですよ。 (^^ゞ
ということで・・上記のグラフは
あくまで保険料比較のために
掲載しましたが、この
「定期保険」に加入してはいけません。
定期保険は四角形の保障です。
実際の死亡保障で必要なのは、
三角形の保障・・です。
なので、
「定期保険」は合理的ではなく、
無駄にお金を払います。
(失います)
三角形の「収入保障保険」であれば、
合理的に加入できます。
保険料が最も少なくて済みます。
(失うお金が少なくて済む)
生活設計する上では、
(できるだけ)
「生命保険には加入しない!」
が、基本スタンスです。
生命保険が必要(かもしれない)なのは、
大黒柱の死亡保障のみ!・・です。
(夫婦とも不要な場合もかなりある)
加入する場合も、
四角形の生命保険よりも、
三角形の生命保険が合理的です。
必要な加入期間も・・せいぜい、
10年とか15年とか・・です。
60歳はもちろん・・50歳までだって、
必要な人はほとんどいません。
生命保険を早めに卒業するほど、
生活設計しやすくなります。
未来が明るくなります。
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