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『 ネット記事を読む 』
※消費者の視点。
「お金がもらいにくい保険」
ほど検討に値する
2015/6/1
保険コンサルタントの後田亨さんのお話。
「1日だけの入院でも5万円もらえる保険
というのは意味がないと思いませんか?
例えば、1カ月以上入院して、
お金のことが段々心配になってきた後、
100日分でも200日分でもお金が出る、
そういうのが本当の保険じゃないですか?」
※その通り。
「独身なので、死んだ時にお金が払われる
保険は必要ありません。
入院も数週間くらいで済むなら、
そんなに怖くありません。
でも、病気やけがで職場復帰できない
状態が何カ月も続いたりすると
大変なことになるんじゃないかと想像します。
※自然な感情です。
仕事を休んでいる間の生活費が
支払われる保険はないのですか?」
保険相談にいらした30代から40代の
会社員の方々に言われたことです。
主に入院に備える「医療保険」に関心があり、
「どの会社の保険が“買い”なのか」
を知りたいという方が少なくない中、
※洗脳されたおバカさんばかりです。
珍しい意見です。
発生する確率は低くても、
実際に起こってしまったらかなり困ったことに
なる事態に備える
保険は、検討に値する。
※その通り。
しかし、正しい視点だと思います。
短期入院のように、発生頻度が高くても
経済的負担が小さいと思われる事態に
保険で対応しようとは考えず、
発生する確率は低くてもかなり困ったことに
なりそうなケースへの備えを検討されている
からです。
「短期間や少額の保障はいらない」
と考えているのがポイント
だと思います。
※その通り。
最初の方は、30日間以内の入院は
入院給付金の支払い対象にならない代わりに、
31日目からは長期間の給付が約束されている
保険があれば、比較的安い保険料で
加入できるのではないかと考えているわけです。
実は、同じようなコンセプトで販売されている
保険があります。
楽天生命の「ロング」という医療保険は、
60日以内の入院は給付対象にならず、
61日目から最長1095日間の給付
があります。
楽天生命の資料によると、
入院した人の約7割が20日未満で退院し、
60日超入院する人は8.5%
だそうです。
相対的に 長期の入院のみを対象にするほうが、
安い保険料で手厚い保障を備えた保険に
なりやすい
はずです。
※そういうことです。
病気やけがで長期にわたって職場復帰できず、
その間、給与が支払われない事態を憂慮
されている方も多いでしょう。
会社員や公務員の場合、健康保険や共済組合に
「傷病手当金」
という制度があります。
欠勤4日目から1年6カ月間、平均日給の
3分の2に相当する額が支給されるのです。
自営業者にはこのような休業補償はありません。
会社員でも1年半を超えるような 長期の
休業補償を持ちたい場合は、
日立キャピタル損害保険の「リビングエール」や
ライフネット生命の「就業不能保険」があります。
いずれも、病気やけがをしてから、
給付金の支払いが始まるまでの期間を長めに
設定
している点に特徴があります。
「リビングエール」は、
60日、90日、120日、180日、365日から選択可能、
「就業不能保険」は180日です。
「180日や365日超も働けない可能性は
ほとんど想像できないので、
もっと役に立ちそうな保険はないのか」
と感じる人もいるようです。
お気持ちはわかる気がします。
しかし、繰り返しになりますが、役に立つ機会は
多くなくていいのです。
「お金がもらいにくい保険」は悪くないのです。
短期入院や短期休業などのように発生頻度が高い
事態に、保険は向かないからです。
「誰もが10万円当たる宝くじ」
が販売されるとしたら、
その販売価格は10万円超になるはずだ
ということを想像してみてほしいのです。
安い料金で手厚い保障が得られるのは、
頻発しない事態を対象にした場合
です。
それが 重大事態であれば、保険での備えは
検討に値します。
ただし、60日を超える入院や
半年を超える就業不能状態に備える保険は、
具体的な給付額がイメージしづらいのが難点です。
「65日で退院したら給付期間は5日分なので、
短期入院に備える保険と変わらない」
と考える人もいるかもしれません。
商品価値を判断するには、
手数料率の開示などとあわせて、
給付見込みに関する情報も開示してくれること
を求めたいと思います。
※生命保険の本は買うな、
保険の専門家の話は聞くな、
・・と いつも言っていますが・・
さらに、
『保険加入=お金を失うこと』
であり、
『できるだけ保険に加入しない』
ことを、生活設計の大前提にしたい。
・・と いつも言っていますが・・
今回のお話には賛成します。
いつも以下のように言っていました。
お金を失うことを覚悟の上で、
加入せざるを得ないかもしれない
保険は、以下の3つのみ。
1 火災保険
2 自動車保険
3 収入保障保険(死亡保障)
ある事態が起こったら貯蓄では
対応できない、
家計が破たんしてしまうかもしれない、
そんな事態に備える場合だけ、
しぶしぶ保険に加入しよう。
と していましたが、
「長期の休業補償」
についても、
特に自営業の方の場合は、
加入を検討してもいいかと思います。

長期間働けなくなったら ・・っと。
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