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夫が何も保険に入っていないのも
心配です。
どのようなものに加入すれば
いいでしょうか。
・・おバカさんです。
(そういう発想をすること自体が)
『 ネット記事を読む 』
※消費者の視点。
52歳会社員。
ローンを5本抱え
老後資金づくりに不安
2015年7月30日
FPの深野康彦さんという人が
アドバイスしています。
■相談者
Nさん(仮名)
女性/団体職員/52歳
埼玉県/持ち家一戸建て
■家族構成
夫(41歳/会社員)
■相談内容
マンションと家の住宅ローンと、
奨学金の返済をしていますが、そろそろ
老後の資金作りを考えたいと思っています。
※マンションを所有してはいけない。
また、
現在空き家になっているマンションの
維持をこれからどうしたらよいかと、
悩んでいるところ。
※悩むことはない。
時間がたつほどコストがかかる。
最初から所有しなければよかった。
夫が
何も保険に入っていないのも心配です。
※そのように感じること自体・・
業界に洗脳されている・・ということ。
どのようなものに加入すればいいでしょうか。
※加入しない方がいい。
『保険加入=お金を失うこと!』
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)ボーナスの使いみち
貯蓄60万円、旅行15万円、自動車ローン6万円、
生活費の補てん約30万円
※車を借金で買ってはいけない。
(2)マンションと一戸建ての住宅ローンについて
・一戸建て(自宅)
平成17年購入、返済額12万円、
35年返済10年固定(今年見直し)、
ローン残高2670万円(ローン名義/夫)
・マンション
平成11年購入、返済額3万円、
25年返済・変動金利、
他にマンション管理費1万7000円
※一戸建て住宅を取得する時点で
マンションを売るべきだった。
(3)所有しているマンションについて
現在、7年ほど空き家のまま。
その前は3年間、家賃5万円で人に貸していた。
5階建ての5階。エレベーターなし。
※ !
駅からバスまたは自転車で10分。
現在、売値は購入時の半分。
※先へ行くほど安くなる。
買う人がいる内に売りたい。
(4)「保険料1万2000円」の内訳を
以下の例をご参考に教えてください。
・妻/医療保険(保険期間終身・終身払い、
入院7000円、先進医療特約)
=毎月の保険料6700円
・妻/がん保険(保険期間終身・終身払い)
=毎月の保険料3300円
・妻/傷害保険=保険料2000円
※生活設計的には・・
すべて加入しない方がいい。
(5)クルマのローンについて
毎月2万円/ボーナスで年間6万円返済、
借入額200万円、金利1.5%、完済は平成36年9月
※車は現金で買おう。
(6)奨学金について
・大学編入時/借入額280万円
(平成23年より返済・金利1.3%)
=月返済額 1万9000円
・大学専攻科/借入額150万円
(返済23年より返済・金利1.5%)
=月返済額 1万2000円
ともに終了返済年齢63歳
※のんびり老後までかけて
返済していてはいけない。
(7)貯蓄について
基本的には年間120万円ほど貯まっている
とのこと。
今後の支出としては自宅外壁工事と
自費診療による治療で200万円ほどを予定。
■FP深野康彦からの3つのアドバイス
アドバイス1 十分な家計管理で、支出内容の把握を
アドバイス2 「借り入れ体質」から脱却しよう
アドバイス3 マンションは売却して身軽に
アドバイス1
十分な家計管理で、支出内容の把握を
相談者であるNさんの家計を拝見すると、
月間の収入が56万円に対して支出は約40万円
ですから、毎月16万円貯蓄できることになります。
ボーナスからは60万円貯蓄しているとのことですから、
計算上は252万円貯蓄できていることになります。
しかし、ご本人のコメントは
「年間120万円くらい貯蓄できていると思う」
とのこと。
金額として、倍以上の差があります。
まずはここを精査すべきでしょう。
おそらく、本人が意識していない支出
(=家計データに含まれていない支出)
がまだあると考えられます。
貯蓄ペースが高いのに貯蓄残高がそれに
比例して高くないのも、そこが原因かもしれません。
面倒でも、毎月何にどれだけ支出したのか、
そして年間ではどのくらいの支出額になるか。
それをしっかり認識することから着手してください。
老後資金づくりを始めたいとのことですが、
まずは足元の家計管理を十分に行わなければ、
それに向けたマネープランが
確実性の低いものになってしまいます。
まずは支出の現状を把握してみてください。
※ OK。
アドバイス2
「借り入れ体質」から脱却しよう
もうひとつ、Nさんの家計で気になる点があります。
それは、借り入れが多いということ。
住宅ローンが2本、
奨学金が2本、
そして自動車ローンが1本。
これで計5本です。
世帯年収は手取りで800万円。
家計にはかなり余裕があるはずです。
だからこそ、複数のローンを抱えても十分
貯蓄できるわけですが、
怖いのは安易にローンを組んでしまう、
いわば「借り入れ体質」になること。
ローンの支払いは固定費です。
何かしらの理由で収入が落ち込んでも、
その支払い額は変わりません。
将来的に家計を大いに圧迫し、
老後資金を取り崩すとこにもなりかねません。
そこで提案ですが、自動車ローンは
繰上返済で完済してしまってはどうでしょう。
※当然のこと。
本気で貯めれば、1~2年後にも可能なはず。
得をする支払い利息はそう高くありませんが、
ローンを1本減らす意味は大きいと思います。
アドバイス3
マンションは売却して身軽に
悩まれているマンションについてですが、
すでに7年間、住むことも人に貸すこともなく、
つまりは空き家状態。
しかし、その間も住宅ローンと管理費が発生し、
固定資産税も発生する。
トータルの年間コストは60万円を超えます。
しかも、
物件そのものは年々老朽化しているわけです。
※徐々に金食い虫になっていく。
所有していてはいけない。
今後、そのマンションを使う予定がないのなら、
売却すべきだと思います。
※当たり前。
売値は購入時の半分とのこと。
それも仕方がないことです。
仮に売値がローン残高を下回ったら、
不足分は今の貯蓄から捻出してもいい。
※当然。
意味もなく所有するより、なるべく早く売却して、
固定支出=住宅コストを軽減する方がずっと賢明です。
また、家計管理がしっかりして、
貯蓄ペースがさらに上がれば、
奨学金の繰上返済も無理ではありません。
その結果、一時的に手元の資金は減りますが、
ローンが減っていくことに比例して
家計はより貯めやすい状態になります。
※それが、生活設計。
そうすれば、おのずと老後資金も貯まっていくはず。
収入があるうちに、身軽になることがとても大事です。
※マンションを売却することから、
すべてがうまく回りだす。
最後にご主人の保険ですが、大きい保障は
必要ありません。
※大きい保障も小さい保障も不要。
業界人の言い回しに
惑わされないように・・。
共働きでお子さんがいないということは、
経済的に支える家族がいないということ。
掛け金2000円程度の共済か、
あるいは単体の医療保険で
入院5000円の医療保障を確保すれば十分でしょう。
※そんなことをしてはいけない。
『保険料=失うお金!』
だから、保険業界が成り立つ。
できるだけ多くの人が、
死ぬまで保険料を払ってくれれば、
保険業界は生涯安心・・です。
業界人の話に惑わされないように・・。
保険料として払うお金があったら、
何かおいしいものでも食べた方がマシ。

医療保険に入ってはいけない ・・っと。
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