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今日・・発見した Q & A 記事を取り上げて、
コメントしています。
Q
個人年金と確定拠出年金(iDECO)の違いが
ネット見ていてもよくわかりません。
メリット、デメリットを教えて下さい。
また、運用するのはどちらが得なのでしょうか?
教えて下さい。
A
・個人年金
昔はこれしかなかったし個人年金にも終身があったので、
昔だとこれがファーストチョイス。
今は10年・15年確定しか契約できないから、
年金といいつつ老後に貰える貯金。
デメリットは個人年金保険控除がいくらかけてもMAX4万円。
所得税20%の人だと個人年金4万円の還付額はたった8千円
※所得税は10%の人が多いので、
そちらで見てあげたい。
・iDeCo
iDeCoの投資信託や定期積金を自分で選択。
投資信託は運用で儲かればプラスだが、損をすればマイナス。
ただし老後資金なので
極端なハイリスクハイリターンの投資信託はない。
定期積金も選択可能。ただし手数料がかかるので実質はマイナス。
iDeCoのメリットはむしろ節税。
iDeCoは全額控除なので個人年金の4万円とは比較にならない
ほどお得。
たとえば月額2万3千円だと年27万6千円の掛け金だが、
それがまるまる控除されるので、
例えば所得税率20%の人だと、5万5200円が節税できる。
※所得税は10%の人が多いので、
そちらで見てあげたい。
よってiDeCoで手数料取られようが、
運用益がマイナスだろうが、結果的にお得。
A
個人年金
メリット 掛け金を自分で選べる、10年は生命保険控除、
それ以降は個人年金保険控除(生命保険と分けられる)
デメリット 掛け金と支給額は会社によって違うので
吟味しましょう
確定拠出年金
メリット 全額(上限あり)控除、
60歳時年金か退職金かを選択できる
デメリット 運用なので損する可能性あり。
直近のニュース(H30.11.12)では6割が元本割れとのこと。
※そのようです。
どれが損か得かが分かるのならば、
金融トレーダーになって数十億稼げますよ。
※何やら・・わけのわからないことを
言っています。
※老後資金貯蓄、どっちがお得?
のようなことを考える前に・・
我が家の家計は、そのような
「目的別貯蓄」
をやるような余裕が
あるのか? しっかり確認したい。
キャッシュフローが潤沢な人なら
問題は無いが、
たいした収入もない人が、
毎月一定額を持っていかれると、
(固定支出が多ければ多いほど)
お金の融通性を失うことになり、
何かあった場合に対応できなかったり、
マイホーム取得や車購入などで
余分な借金をすることになります。
個人年金やiDECOの期待収益より、
借金の利息がはるかに大きい
ので、
(だから金融が成り立っている)
家計にとっては全く好ましくない。
なので、たいした収入の無い人は、
「目的別貯蓄」などで、お金の
融通性を損ねてしまってはいけない。
「常識」は業界が作っている。
洗脳されたままではいけない。
「目的別貯蓄」をするのではなく、
我が家の生涯の「貯蓄総額の推移」
(融通の利くお金の総額の推移)
を確認しながら、人生を計画したい。
それが、生活設計です。
我が家のキャッシュフロー表を
作成してみましょう。
キャッシュフロー表の実物は
会員の日々の記事に登場しています。
マネをして自分で作ってみよう。
「目的別貯蓄」は、やめておくべ。
・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて18年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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