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自分の頭で考える生活設計。
1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ
発見したばかりの Q&A
記事を取り上げて、
コメントしています。
STOP WAR! STOP PUTIN!
Q
2022.2に引き渡しを受けた注文住宅
についての質問です。
子供部屋2部屋の湿気が異常です。
除湿機を回し、
エアコンも除湿にしていましたが、
朝には湿度90%は当たり前でついに
湿度計も壊れました。
※そんな ひどい状態なら、まず一番に
「雨漏り」を疑うべきです。
昨年は調べながらあれこれ試しているうちに
秋になり、
今年は子供の部屋に置いていた家具も
カビてしまったため工務店の方に見て
もらいました。
下がお風呂という事でお風呂の天井の中を
見てもらいましたが異常なし。
※原因は「下」ではありません。
原因は「上」にあります。
こまめに換気をしてみてください、
との事でした。
※こまめに換気しなければ
常に異常な家って、おかしいでしょ。
工務店、実はうすうす気づいていた
のかもしれません。
「雨漏りかも?」
でも、原因を突き止めるのが怖い。
あまり改善は見られませんでしたが
秋になり湿度も落ち着いてきたと思った矢先、
娘の部屋の入り口がこのような状態に
なっていたことに本日気づきました。
すぐに工務店に連絡しましたが、
「屋根もガルバリウムの一枚もので
雨漏りするにしては場所がおかしい。
今まで見た事の無い事例だ。
鳥が石を持ってきて落として破損して
しまったとかならありえるけど、、、」
との事でした。
※わけの分からないことを言って
います。
色の変わっている部分は乾いている
ところもあれば、
若干湿っているような所もあります。
数日前に大雨ほどでは無いですが
雨は降りました。
娘の部屋は2階建ての2階にあり、
家の中心部になります。
窓際や外壁側はカビはなく、
隣り合ってる娘の部屋同士の壁上、
廊下側に向けて出ています。
2階にあるトイレ、廊下、寝室は
見た限り全く問題ありません。
屋根の業者と都合を合わせて見にきて
くださるそうですが、原因が分かるかどうか、、、
と言われており不安です。
情報が分かりにくいかも知れませんが、
もしこのような状況をご存知の方がおられたら
と思い質問させていただきました。
よろしくお願い致します。
※わずかでも「雨漏り」が疑われる
ような質問をする場合は、
「屋根形状」も説明するといいです。
最近 デザイン的にもてはやされている
「片流れ屋根」や「軒ゼロ住宅」は、
実は「雨漏り発生住宅」の1位・2位です。
※質問のような極端な湿度やひどい室内状況なら、
当然に「雨漏り」が疑われます。
工務店自身も うすうす分かっているから、
怖くて 天井裏を開けて見ることが
できないでいる という事だと思います。
構造と雨漏りは10年保証の対象なので、
しっかり「天井裏のグダグダ状態」を
見て、雨漏りであることを確認して、
無償で直してもらいましょう。
A
片流れ屋根でしょうか?
多分片流れの水上からの屋根と壁の間からの
雨漏りだと思います。
屋根裏には断熱材が敷き詰められており
実際に雨漏りしている場所から
断熱材を伝いその部分に落ちて来ているだけで
天井裏の断熱材は雨でボトボトだと思います。
どうせその部分の壁と天井の石膏ボードは
駄目なので来た時に割ってめくって貰いましょう。
裏はカビで凄い事になっていると思います。
工務店は壁の中の現状が分かってしまうので
捲りたががらないと思いますが…。
実際の雨漏りの場所と垂れてきてる場所は違う
ので足場を組まないと分かりにくいです。
Q
ありがとうございます。
屋根は片流れです。
緩やかですが、
娘の部屋側に向かって屋根が下がっています。
工務店も保険には入っているので、
施工不良であれば保険で対応可能、
ただし鳥が、、、、とか外部からの影響の場合は
火災保険等で対応してもらうことになる、
と言われました。
※「鳥が・・・」 とぼけた工務店です。
雨漏りであることは分かっている
くせに、往生際が悪いです。
まだ原因を確認してないので仮の話では
ありますが。。
ご回答の内容を見て、すごく嫌な予感がして
います。確かにありえるな、、と。
保険で直すにしてもこれから何十年、、、
不安しかありません。
※今後、破風と野地板の間から
雨水が浸入しないよう、
具体的な対策を確認した上で、
適切な処理をしてもらいましょう。
この可能性も含めて立会い、確認してもらいます。
ありがとうございます。
※以下は、過去にメール顧問会員と
プラン打ち合わせをした際の記事です。
参考にどうぞ。
Aさんの マイホームの希望。
※これを見て びっくりしてしまって、
もう一度意思確認してからでないと
「たたき台プラン」の作成はできないなと思い、
一旦、プラン作りは止めました。
以下の事実があります。認識してください。
●「構造・雨漏りに関する保険事故の
93%が雨漏りで、7%が構造です。」
●「雨漏りが発生した屋根形状の
76%が、片流れ屋根です。」
雨漏り・結露・湿気の滞留は、
木造住宅にとって非常に大きな問題です。
気密・断熱や耐震などについては、
熱く語る建築業者が多いんですが、
雨漏り・結露に関する「通気」について
一生懸命説明する建築業者は、
あまり見かけません。
「通気」を無視してデザインに走って、
屋根や壁面の木材が ボロボロになって
入居後に大変な思いはしたくないものです。
下の過去記事を参考に呼んでみてください。
読んでみて理解した上で、それでもなお、
「片流れ屋根の外観」で計画したいと
いうことであれば、言ってください。
『住宅デザインが呼ぶ雨漏り』
※建築業者向けの月刊誌の記事です。(H13年)
雨漏りを呼ぶデザインで・・
・外装材・化粧材
・軒のないケラバ
・片流れ屋根
・ふかし壁
・一体型バルコニー
同じく・・
・手すりの取り合い
・外付けバルコニー
![]()
同じく・・
・片流れ屋根
・軒のないケラバ
・屋根の切り欠き
※こちらも、建築業者向けの月刊紙の記事です。
築後3年程度のマイホームに雨漏りが発生、
現場を調査に行ったところ、原因が判明。
※普通の雨では 雨漏りは発生しなかったようですが、
台風の際に風と共に横から吹き上げられた雨水が、
野地板を通じて屋根裏に侵入したようです。

※切妻や寄棟などの 普通の屋根であれば、
このように 木部(野地板)が露出することは
ありませんが・・。
まあ、片流れ屋根であっても、この部分をきちんと
処理していれば、雨漏りは無かったでしょうが。
片流れ屋根、雨漏り住宅の第一位!だべ。
・・っと。
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1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ
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