ラテンな駐在妻日記

11．カナディアン号終着駅バンクーバーへ

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Jun 5, 2005

プエブラからの帰り、チョルーラの遺跡へ寄りました。

チョルーラ Cholula は、プエブラ西１０ｋｍにある街です。
プエブラの歴史地区と共に、世界文化遺産に登録されています。

アステカ時代、最大１０万の人口を誇った大都市でしたが、
１６世紀のスペインの侵略によって破壊され、
多くの人々が虐殺された悲劇の街です。
今でも、街の下にはその残骸が眠っているそうです。

ここには、エジプトのピラミッドの２倍にも及ぶ
世界最大級のピラミッドがあったことが確認されていますが、

今、その丘に埋もれたピラミッドの一部が見学できるようになっています。

↑チョルーラの遺跡

まず、道側のチケット売り場で３３ペソの入場券を買うと、
そのまま地下道へと入ります。
かつての調査用の地下道だそうです。
現在公開されている地下道から、上へ下へと縦横無尽に道と階段が走り、
さながら、洞窟迷路にいるようで、ちょっとおもしろい空間です。
それに、暑いさなか、地下道は天然冷房でとても涼しく快適なのです。

地下道を出ると、丘の上に建つ神殿へ向う道と、ピラミッドを回る道に
分かれます。
私たちは、ピラミッドのほうへ。

歩いてまわるのはなかなか大変で、木陰で休み休み進みます。

途中、大きな石碑が建っている場所があり、
その前で子供が盛んに手をたたいていました。
単に反響を楽しんでいるだけかと思っていたら、
その前で手をたたくと、頭上から鳥の声が降りてくる、という仕組みが

帰ってから「地球の～」にその仕組みが書いてあることを発見。
やっぱりガイドブックは行く前に熟読しておくべきですネ。反省。

ピラミッドの大階段を上って街を一望すると、
視野の中だけで４つも素朴な教会が見えました。
大階段の上は、ホント何もないのですが、景色と風が気持ちよいですよ。

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