2004.12.28
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いよいよ お正月!
という感じがします。

確かに お正月を予感させるもののはずで
門松を飾るのは 年末28日までに
というのが 良いそうです。

29日になると「苦(九)立て」
31日になると「一夜飾り」として
嫌われるのだそうです。
(じゃあ ぎりぎりの人は30日ならokなのかな?^^;
 でも本来は12月13日(正月事始め)頃飾るのがホントだそうです。)


さて、その門松ですが
本来お正月というのは、年のはじめにあたって、
一年間家を守ってくれる歳神さま〈お正月さま〉を迎える行事
門松は歳神さまの依代であり、
神さまが降りてくる目印と考えられていましたのだそうです。


ところで、みなさんは
どんな門松を飾ってらっしゃいますか?

うちは たいした家ではないので
毎年 ホームセンター等で買ってきた
略式の門松です^^;


いわゆる本式は
三本の竹を中心に松と梅の枝をあしらって組み合わせ
下をむしろで包み、輪飾りをかけるのだそうです。

松はいつも緑であることが喜ばれ、
竹はスクスク伸びるので めでたく
梅に春を喜ぶ気持ちを込める(いわゆる 松竹梅 )のだそうですが
こんな 本式の門松を見る機会は
最近ぐっと減ってしまったような気がします。



その 門松ですが
取り外すのは一般的には七日が多く、
小正月にとんど焼き、さいど焼きとして、
松飾りを焼きます。

とんど焼きは 無病息災を願う火祭り

小正月の15日、
門松やしめ飾り、書き初め等を焼き、
書き初めの灰が高く舞い上がれば習字が上達し、
その火で焼いた餅を食べれば、
年中の病が取り除かれるのだそうです。




現代の生活では
畏怖すべきものに 手を合わせる機会も減ってしまい
人間だけに この世での存在価値があるような…
おごりのような 寂しい錯覚さえ感じるときがあります。


今年は 天災の多かった年。


神様に 手を合わせることで
災いが減るかどうかは分かりませんが、
自分が絶対ではないという謙虚な気持ちや
恵みに感謝する気持ち、
大きな力(神様)の前で 背を正す気持ちが
大切なのではないかな?


と、神様を迎えるというお正月を前にして
ふと 思った私です。







見上げた空は新潟へ続いています
※ 新潟県中越地震 発生から 67日

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Last updated  2004.12.29 01:12:02
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