2005.12.28
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本当に久しぶりに
映画館で映画を観てきました。


せっかくの大スクリーンと音響なのだから
その恩恵を楽しめる映画を…
と考え、いくつか候補が挙がった中で
選んだのは 男たちの大和 YAMATO 。


戦争 をテーマにした
内容の重い作品であることは分かっていましたが、
臨場感があふれ、迫力におされる映画館にあって
そのテーマは、ただ "重い" 以上の
重みを持って私にせまりました。


戦争中の何よりの悲劇は
数え切れない尊い命がその純粋さ故に
散っていったこと
。


お国を守るため。
愛しい人の住む 祖国を守るため。
一緒に戦う 仲間達のため。

死を前に震える足 を
動かしたのは
そんな純粋な心。


そして待つ人も。

ただただ 無事を祈り 、
我が身を裂かれる思いで愛しい人を見送り… 。



この映画にも、もちろん
戦争でもたらされた悲劇が
大切に描かれています。

しかし、何よりすごかったのは
戦闘シーンでした。


大和の最期の戦いのシーンは
地獄 とは
こういう事かも知れないと
思わせる壮絶さで
私は言葉を失いました。


そして、言葉を失ったそのシーンに、
できるだけ多くの人に
映画館へ足を運んでもらいたいとも思いました。

もし、TVの画面でこのシーンを見ていたなら
多くの命が失われていく酷さを感じこそすれ、
そこを地獄とまでは感じられなかっただろうと思うから。


覚悟を決め、死に向かう姿は
時に潔く、憧れる若い人もいるかも知れない。

けれど、命を失うその瞬間、
戦いの場は 泣きたくなるほどの地獄 。

戦争とは地獄なのだと 、
二度と繰り返してはならないのだと
映画を観た多くの人に感じてもらいたい、
そう思いました。



平和の世に生きる私たちは
時々 思い出さなくてはいけない。

今こうして、
当たり前のように
愛しい人が生きている幸せを。

その幸せをなげうって
散っていった命があったことを。

今の私たちが暮らす平和は
決して当たり前ではなく、
その多くの犠牲を礎に成り立っているのだと。




戦後60年を過ぎ
戦争は遠い過去のことになっていきます。

また、そうでなくては
ならないと思います。

戦争は遠い過去になってもいい。
けれど、その悲劇を憂い、
平和の世の有り難さを感謝する
その気持ちが
色褪せることがないように
。

ただ、そう願います。



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Last updated  2005.12.29 18:15:51
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