2006.09.25
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師の著作、主にエッセイなどをよく読んでいます。

内容などあまり気にせず、図書館なども利用しながら
出会った本にとりあえず手を伸ばしているのでテーマはいろいろですが、
とはいえ、ひとりの人のエッセイなので
内容的には考え方に一貫性があって
そこ(師の考え方)にこそ惹かれているようです。


さて、今日この記事を書こうと思ったのは
最近読んだ師の著作の中で
心に残った一節を どこか身近に残しておきたいと思ったから。

その一説は『 愛の倫理 』という本の中にありました。

この著作自体は、【女性としての幸せとはなんぞや?】というテーマを中心に
時代的な女性への抑圧、女性が陥りがちな心理状況、悲しみ、怒り、
女性としての業などについて、師が自身の経験を織り交ぜながら
考え方を展開させているという内容になっています。

しかも、正確には師が出家する前の作品を
新装版として出版したものなので、
時代背景的には今から40年近く前の著作になります。

その辺りは、好みもありますし
中には嫌悪感を示す方もいらっしゃるでしょうから
この記事は「この著作がいいですよー」とお奨めするものではありません^^;



さて、ではその一節を…。



人間は無関心なもののためには悩まないし、腹も立てない。
あらゆる錯覚をはぎとった上で、夫を、恋人を、友人を愛し始める時から、
人は本当の生きる苦しみを味わうだろう。
幸福とは、その苦しみに裏打ちされた傷だらけの愛を
自分の孤独の中にしっかり握りしめることではないだろうか。






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Last updated  2006.09.25 21:58:22
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