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「WEDGE」の4月号。巻頭特集は「就活が日本をダメにする――不満続出するリクルートのビジネスモデル」大学生のインターンシップを採用しているので何か人事ではなく、雑誌の内容を見ました。「人気企業ランキング上位50社にまとめてエントリー」「今しかエントリーできない企業もあるので、気になる企業はまとめてエントリー」就職ナビサイトにはエントリーを煽る表現が並ぶ。学生が大量にエントリーしたところで、企業の採用数は変わらない。何十社と連続して落とされることで、学生は社会に出る前に自信を喪失する。企業も大量に落とす作業が必要となり、選考そのものに時間をかけることができなくなる。学生も企業も大学も疲弊する就活の実態。自分たちが大学生の時は分厚い企業情報本が届きエントリーも手書きだったため、きちんと提出できるのはせいぜい10社程度・・。今考えれば非効率なんですが、この記事を読むと、逆に効率良かったんじゃないのなんて思う面も。あくまでも就職ナビは手段のひとつと認識して活用できれば問題無いと思うのですが、50社エントリーするのが目的、内定とるのが目的、就職するのが目的、そんな風になっていくと何をやりたいのか、自分に何が出来るのかなんてコトは考えられなくなってしまうような気がします。どれが手段で、何が目的か。見極める力が問われている気がします。
Apr 25, 2014
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「凡事徹底」というテーマで前橋育英高等学校野球部荒井監督とイエローハット創業者、鍵山さんが対談しています。「凡事徹底」というものは決してすぐに形に現れるものじゃない。世間一般の人たちはすぐに目に見える結果を求めるから、そういったことを支持する人は少ない。非難、批判の対象になる。そうすると、たいていの人はやり方を変えてしまう。私は荒井監督が全国制覇したことよりも、長年に渡って方針を変えず凡事徹底を貫かれたところに頭が下がりました。荒井監督はその意味をこう伝えています。「本物とは中身の濃い平凡なことを積み重ねること」「凡事を徹底するということは、僅差な事柄に気づく。 この僅差を積み重ねると、大きな力になる。」今回の雑誌「致知」のテーマは焦点を定めて生きるというものでした。虫めがねに太陽の光を一点に集中させて固定していると焦げ目の点ができ、かすかな煙を上げて広がり、紙がにわかに燃えだす。焦点をふらつかせては、こうはならない。単純な遊びですが、この現象は人生のあり方を示唆している。世の中にいろんな情報があり、手段があるからこそ、焦点を定めるというコトが大切なんだと思います。
Apr 7, 2014
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