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2015/08/06
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カテゴリ: 食・栄養
人間の腸内にいる数百種、千兆個の多種・多様な細菌のバランスを保つことが、健康維持に重要な役割を果たすと言われています。この細菌の塊は腸内細菌叢または腸内フローラと呼ばれ、最近の研究で肥満やアレルギー、皮膚疾患、脳、神経系疾患にも影響を与えることが分かってきたそうです。
最近の研究では、 運動が腸内細菌によい影響を与えている ことが分かったそうです。 


日本人の腸の老化は深刻な状態 だそうです。

腸細菌の研究で知られる酪農学園大学の辨野教授が実施した「腸年齢と健康に関する調査」によると、実年齢20代の平均腸年齢は45.7歳、実年齢30代の平均腸年齢は51.3歳、40代の平均腸年齢は54.2歳。日本人の腸の老化は予想以上に深刻で、整腸力が落ちていることが明らかだそうです。
この調査では、腸年齢の若い人ほど脳機能の衰えが少なく、老化もゆっくりと進むことが判明。腸年齢の若い人は、肌の悩みが少なく、健康状態や体力、気持ちの持ち方、外見も若い。腸を若々しく保てば保つほど、何歳になっても病気に罹りにくい健康体を維持できる。腸年齢の若さを保つことは、健康長寿に欠かせないそうです。

あなたの「腸」は何歳?

私は23問中チェックは2つでした。
チェックが4個以下の人:腸年齢=実年齢,腸年齢は若くてバッチリ合格!





日本は平均寿命こそ世界一ですが、2014年厚生労働白書によると 健康管理は「何もしない」派が46% もいるそうで、日本人の平均健康管理費用は月間わずか3000円だそうです。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る 日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位 です。

健康意識調査2015.jpg

世界23カ国の健康意識調査 で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の 健康オンチ国 で、野菜も食べていません。
一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べない そうで、主要国で日本だけが減っています。さらに 「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足 という残念な現実も浮き彫りになっています。

主要国野菜供給量.jpg

日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。
また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と慢性的なカルシウム不足や抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味するとさらによくなりそうです。

75年の食事一番ヘルシー河北130314.jpg

和食が世界文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。
そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。

アメリカからパン食を餌付けされた

日本人は米国に餌付けされた.jpg

食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。

新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。

**************************** 【以下転載】 ****************************

私たちの腸内には全身の細胞よりもはるかに多い数の細菌がすみ、増殖を繰り返している。「腸内細菌叢(そう)」と呼ぶ、この集まりが下痢や便秘などの便通異常だけでなく、全身の健康状態や病気にまで関係することが最近の研究で明らかになってきた。病気の人に健康な人の腸内細菌を移植する治療法も登場し、注目されている。



この数年、健康な人の細菌を患者に移植して、腸炎を治そうという試みが注目されている。きっかけは2013年に米国医学雑誌に発表された、オランダの研究チームの論文だ。

抗菌剤の長期使用で細菌バランスを崩しひどい下痢になる「クロストリジウム・ディフィシル菌感染腸炎」の患者に、健康な人の腸内細菌を注入する「腸内細菌移植療法(FMT)」を実施したところ、9割以上が治ったという。従来の薬による治療法では3割程度の治癒率だった。


■国内で臨床試験

腸内細菌1.jpg

日本でも臨床試験が始まっている。順天堂大学消化器内科では、14年6月から20歳以上の潰瘍性大腸炎の患者を対象に実施している。大腸の粘膜がただれて潰瘍ができる炎症性の腸の難病で、下痢や血便、発熱などが続く。責任者の石川大助教は、「30人に実施し、7割程度の治療効果を確認した。トラブルや副作用もない」と手応えを感じている。

同科では移植をする前に、患者にまず3種類の抗菌剤を2週間服用してもらい、腸内の悪い細菌環境をリセットする。「移植単独よりも、この抗菌剤を飲むのを組み合わせた方が、効果的に腸内細菌叢を改善できることが分かった」(石川助教)

移植する細菌のもとは、患者の家族から提供される便。提供者は血液検査や便検査を受け、感染症や寄生虫などの問題がないことを確かめておく。提供された便を生理食塩水で溶かして、フィルターで粗いカスをこすなどの処理をし、大腸内視鏡を使って患者の盲腸周辺に注入する。

便は生きた腸内細菌の集まりだ。抗菌剤で除菌をすると腸内からはいったん、悪い菌だけでなく、良い菌もほとんどいなくなる。その後に健康な人の膨大な数の腸内細菌が注入されると、腸内環境が大きく変わる。


■免疫に影響も

腸内細菌2.jpg

腸内細菌が変わると、免疫の働きにも影響が及ぶという。「抗菌剤の服用によって腸内細菌数が大幅に減少したところに、数兆個もの細菌が一気に入り込む。この劇的な変化が、潰瘍性大腸炎の原因とみられる、異常な免疫の働きを改善する可能性がある」と石川助教はみている。

下痢で1日13回ほどトイレに駆け込んでいた患者が、移植を受けて2カ月後には病状が落ち着き、排便回数が同1、2回に減ったという例もある。一方で効果が無い人がいるのも事実だが、「今後はさらに50人ほどに実施して、効果やメカニズムを調べる」(石川助教)。なお、同様の研究は現在、慶応義塾大学、滋賀医科大学でも実施している。

慶応大学先端生命科学研究所の福田真嗣特任准教授は、「腸内細菌叢は、腸管の細胞と共に複雑な腸内生態系を作り、免疫系や神経系、ホルモン産生などにも関わる。もはや一つの“臓器”」と話す。

腸内細菌叢のバランスの乱れは大腸炎や大腸がんなどの腸の病気にとどまらず、肥満やアレルギー、肝臓がん、糖尿病、動脈硬化症などにかかわることがわかってきた。細菌叢を良いバランスにすることが病気予防につながる。普段から腸によい食事を心がけることが大切だ。

乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、ヨーグルトや発酵食品などに多い。一方、腸内で善玉菌のエサになる食品にはオリゴ糖や食物繊維がある。特に水溶性食物繊維を分解して作られる成分が注目されている。

「いろいろ試し、自分の腸と相性の良いものを見つけるといい。最初の数日間は腸内細菌叢が変わる途中段階なので、お腹がゴロゴロすることもあるが、続けるうちに安定する。1週間は続けてみてほしい」と福田特任准教授。排便の回数や形、臭いなどの状態が良い方向に変化したら、腸内環境がよくなった証拠だという。


■便の色や臭いで環境チェック

腸内環境の良しあしを普段から把握するには、便の状態をよく見ることだ。「定期的に排便があり、色が黄色っぽく、形がバナナ状なら、よい腸内環境と思っていい」と福田特任准教授。

臭いが強いから腸内環境が悪いとは必ずしも言えない。例えば腸内細菌が作り出す酪酸という物質は、ギンナンと同じ臭い成分だ。「酪酸は過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞を増やし、アレルギーや大腸炎を起きにくくする」(同准教授)

腸内細菌は食物繊維を分解して酪酸や酢酸、プロピオン酸などを作り、これらが健康に貢献する。ただし、卵が腐ったような臭いは悪玉菌による腐敗臭。注意したい。

(出典:日本経済新聞)





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最終更新日  2015/08/06 08:25:04 AM
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