( 承前 )
歴史館と言うか「ラーメン屋さん」と言うかは人それぞれに任せるとして、そこから4~500m程行くと左に入る道がある。米澤街道である。
さらに800mほど進むと、左手に「小谷山城跡」という案内表示板。城跡まで700mとある。山道を上ってみることに。九十九折りの坂道、カサカサと落葉を踏みつつ上って行く。上り坂の所為か思ったよりも遠い。
詳しくは下の説明板をクリック、拡大画面でお読み戴くとして、小谷山城は天正13年(1585年)伊達政宗の築城とのこと。米澤街道を東側から見下ろす位置にあり、西側の戸山城とで、監視をしていたのでもあるか。
程なく山頂に到着。何も無い。「城」ではなく「城跡」であるのだから、それで何の不思議も無いのであるが、肩すかしを喰らった気がしないでもない。
早々に、山を下る。上りには気付かなかったが大きな茸が其処此処にある。ソフトタイプのサルノコシカケ?サルノソファーですな。
幹に生々しい傷跡のある木。熊が引っ掻いたものか。そう言えば「熊出没注意」の表示があったような(笑)。
熊との遭遇もなく県道に無事帰還。
そして、トリカブト。何かと珍しいものに遭遇する銀輪散歩だ。
やがて県道64号線は県道2号線とぶつかる。右折して2号線へと入る。ここからは桧原湖の東岸を走ることとなる。琵琶湖で言えば、湖西を走破し、湖東の長浜か彦根辺りまで来たことになるか。
桧原編「珍島物語」ですな。
湖が割れるのよ 道ができるのよ
岸と島とが つながるの
こちら桧原から あちら珍島まで
湖の神様 カムサハムニダ
(唄 桧原よしみ 作詞・作曲 中磐梯三郎)
遠くを船が行く。やがて美しい縞模様が湖面に現出する。
沖つ
辺
を 白き船行く 寄す波の
織りなす
縞
に
楫
の
音
も絶え (偐家持)
楫の音も絶え、静寂が戻った処で、続きは明日に。( つづく )
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