やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2012/08/04
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テーマ: 登山の記録(815)
カテゴリ: 登山
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お花畑を詰めたら、人がいた。あそこが山頂のようだ。長いような短いようなルートであった。

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11:27 龍王岳山頂。西から雲が湧いてきた。心地よい風が吹き抜けると、アサギマダラが後立方面に向けて舞い去っていった。山頂には数名。記念撮影を頼む時は、無惨な構図で撮られていないかモニターで逐一チェックしないと、後悔することになる。これも撮り直してもらったもの。

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立山カルデラの縁および鍋の底がよく見渡せた。当初考えていたルートは、室堂から鬼岳や獅子岳付近まで歩いてみようというものであった。しかし単なる縦走だし登山道の往復はつまらない。心躍る計画にならなかったので、龍王岳のI峰東面フランケに着目したのだ。アドレナリン分泌しまくりだったねー。

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11:41 下山。このまま浄土山経由で室堂に向かっても、かなり時間を持て余すことになる。何かもうひと頑張りしたい。取り敢えず龍王岳の南面(登攀ルート多数)をこの目で見たことがなかったので行ってみることにした。

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11:57 鬼岳とのコル手前の南面下部の斜面にて昼食とする。ここに陣取ったのは、この岩壁は無理としてもあわよくばルンゼを伝って山頂に立てないかなと思ったため。熟慮の末、突っ込むのはやめた。登攀したら集合時間までに間に合わなくなるだろうし、落石も多そうだ。

ここで昼食をとろうとしたのだが、ザックの中をまさぐってもどうしても出てこない。おにぎりを落としたようだ。登攀前にヘルメットを取り出した際に落とした可能性が高い。がっくり来たが、非常食のベビースターをバリバリ食べてエネルギーを補給した。

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12:16 鬼岳との鞍部。おにぎりを探しに、ここから雪渓を下り東面フランケに戻ることにした。南面全体の観察もできるし。

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アイゼンもピッケルもないが、登山靴のエッジを雪面に蹴り込みながら斜面をトラバース気味に下っていく。南面のルンゼは雪で埋まっているうえに割れているから入ることはできないな。落石の乾いた音が響く。

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Last updated  2012/08/29 10:33:12 PM


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